その日、巴はいつものように苺大福片手に桜田家を訪れた。 
チャイムを二、三回ならした後しばらくして中から一人の少年が出てくる。 
桜田ジュン、桜田家の長男にして引きこもりであり、そして巴が密かに恋い焦がれる相手でもあった。 
「柏葉か……姉ちゃんや呪い人形達は今いないぞ……」 
ドールズ達は草笛家にお邪魔していてのりは買い物に出かけていってしまった。 
「苺大福届けに来ただけだから……」 
巴は桜田家に入れなかったことを内心残念に思いながらジュンに苺大福を差し出す。そしてきびすを返して桜田家を後にしようとした……ときジュンが口を開いた。 
「ふーん、まああがって、お茶位はだすよ」 
「えっ、じゃあお茶だけ……」 
ジュンの予期せぬ誘いに巴は心躍ったがそこは素っ気なそうにかえす。所謂ツンデレ、難しいお年頃である。 
「お茶、何がいい?」 
ところ変わってジュンの部屋、ジュンが巴にお茶について訊く。 
「えっと……緑茶かな」 
「緑茶ね……あったかな?」 
ジュンは階下へと消えていき部屋には巴だけとなった。 
小さな頃はよくジュン、のり、巴で遊んだ部屋……巴の眼はふとジュンのベッドを捉えた。 
毎晩……いや引きこもりの彼なら1日の大半を過ごしているであろうベッド。そのシーツはジュンの汗やらの匂いを大量に吸い込んでいることは明白である。 
「ちょっとだけなら……」 
巴は誘惑に勝てず、ジュンのベッドに寝ころんだ。途端鼻腔いっぱいに汗っぽい匂いがする。 
「桜田君の匂い……」 
普通であれば嫌悪感を抱くであろう匂いもそこは愛しい人のもの、巴はどんどん興奮してきた。 
「まだ戻ってこないよね?」 
巴はそっとパンツの中に手を伸ばす。 
「あっ………」 
途端に体中を巡る快感、巴の理性を吹き飛ばすには十分な量であった。 
「はぁ……ん…桜田君…ぅぐ……あふ……やん……あん…」 
すでに巴の理性は吹き飛び、いつもの清楚な姿はなく、ただこの体の火照りともどかしさを取り除こうと躍起に手を動かす淫乱な女の子であった。 
「あっ……桜田君……そこは……駄目……あぁん……駄目……乳首弱いのに……」 
(桜田君…変わったな……) 
巴は行為に励みながらふと思った。 
確かにジュンは変わっていた。以前の彼なら玄関すら開けはしなかっただろう。しかし今は家に招き入れてお茶まで出してくれる。 
(でも変われたのはあの人形達のおかげ……それに私は全然変われてない) 
そのことを巴は妬ましくも思った。そしてその雑念をふりほどくかのように一心不乱に右手を動かす。 
「はうっ!…桜田くぅん、激しいよぉ!」 
巴の興奮のボルテージは徐々に上がりその激しさも増していった。ここがジュンの部屋であるということも忘れて…… 
「あぁ!桜田君…桜田くぅん!」 
巴の快感がMAXに達しようとしたその時、ジュンが入ってきた。 
「柏葉ぁ、緑茶はなかったからほうじ茶でい…い…?」 
ジュンは言葉を言い切る前に巴を見て硬直してしまい思わず持っていたお盆を落としてしまった。 
一方の巴も見られたというショックで放心状態となっていた。 
―――――――――――――――――――――――――
しばらく二人は見つめあっていたがやがて巴は我に返り、恥ずかしさに駆られ床においた荷物に手を伸ばすと 
「あの、桜田君……ごめんなさい」 
といって逃げ出そうとした。がしかしジュンは巴の腕を掴むと引きこもりとは思えない力で抱き寄せ、巴を後ろから抱くような形となって拘束した。 
「あ……あの、桜田君?」 
予想だにしなかったジュンの行動に巴は動揺を隠せない。 
「柏葉……一人で中途半端にやっても満足できないだろ?」 
「な……何いってるの?桜田君」 
「だから二人で気持ち良くなろう?」 
「ど…どういうこと?言ってる意味がわからないよ」 
もちろん巴はジュンの言わんとすることがおおよそ理解出来ている。が、巴はジュンにそこまでHな女の子だと思われたくは無かった。もう遅いというのに……… 
「どういうことって……こういうことさ」 
ジュンは巴をベッドに押し倒すと巴の唇を己の唇で塞いだ。そして割って入るように巴の口内に舌を侵入させる。 
巴もさっきまで一人耽っていたせいか抵抗することなく積極的に舌を絡ませる。 
柔らかい舌触り、どこか甘い感じのする味覚、どちらも離すまいときつく抱き合っていた。 
誰もいない桜田家、淫らな水音だけが聞こえる。 
やがてその水音もやみ、部屋には口から銀の糸を垂らしたジュンがいた。無論もう一端は巴の口へと延びている。 
「柏葉が…欲しい」 
「私も桜田君と……」 
再び唇を重ねる。 
ジュンは巴の秘所へと手を持っていく。そこは既にに濡れていた。 
「キスだけでこんなに濡れるなんて柏葉はえっちなんだねぇ」 
「いや……あ……それはさっき一人でしてたから……やん…」 
「ふーん、でも人のベッドで自慰しちゃうんだから結局変態さんだよねぇ」 
「あっ……あふ……あん……そんな…言わない…で…」 
「でも事実だし」 
「桜田君のいぢわる……やぁ……」 
「今いぢわるって言ったな?」 
ジュンはからかうように手の動きを早めた。 
「や……いや……やめ…」 
「仰るとおりいぢわるですよ」 
「ひゃん…やめ…あっあ……ああぁぁーーーーァッ!」 
一際高い声を出して巴は果ててしまった。 
ジュンはまだ放心状態の巴のブラウスに手をかけると丁寧にボタンを外していく。 
「やっ……桜田……君……?」 
上着を剥ぎ取られた巴の上半身には残すところブラだけになり、そして年齢相応の未発達な双丘の登頂は既に硬くなっていた。 
「巴の乳首、ビンビンにたってるね、ブラの上からだってわかるよ?」 
「や……何でそんなことばかり言うの?」 
「それは柏葉がかわいいからさ」 
そういいながらジュンはブラをずらすと乳首を軽く弾く。 
「やあぁーーーっ!」 
すると巴はまるで電流でもはしったかのように激しく反応した。 
「なるほど、柏葉は乳首が弱いのか……」 
「やめ……桜田君……まさか……」 
「そのまさかさ」 
ジュンは巴に飛びかかると口で右の乳首を、右手で左の乳首を愛撫し始めた。 
「やっ……やめ!…ひゃう!……あふ!」 
相当弱いのか先ほどにまして乱れていく巴。そしてジュンも清楚な娘である彼女を自分の手で乱していくこの行為に背徳心や満足感を感じその動きは激しさをましてゆく。 
「はう…かわいいよ、柏葉。いつにましてかわいいよ」 
「やっ!……ぅぐ!……も……もう駄目ぇーーーぇっ!」 
痙攣を起こしながら巴は二度目の絶頂を迎えた。 
―――――――――――――――――――――――――
度重なる行為のためかぐったりしている巴。 
「はぁ…はぁ…柏葉、ゴメン。調子に乗りすぎた。」 
ジュンはそういうと巴の隣に寝ころがり巴の頬にキスをして耳元で囁く。 
「柏葉…いや巴ちゃん…好きだ…小さな頃から……結婚したいくらい……」 
「さく…ジュン君…私もよ…小さな頃からジュン君が好き。お嫁さんになってもいいくらい……」 
「だから一年前…再会出来たとき…すごく嬉しかった……でも僕のことを忘れられたか心配で声がかけれなかった。」 
「ううん、私は一度も忘れはしなかったわ。だからずっと声かけてくれなかったから寂しくて……」 
巴の瞳からひと雫の涙が流れる。 
「ゴメン、巴ちゃん。寂しい思いなんてさせて……でも……いや、だからこそもう離れたくない」 
「ジュン君……入れていいよ。二度と離れないように私を繋げて…」 
「わかった。これまでの寂しい思い、吹き飛ばしてみせる」 
「お願いジュン君…お願い」 
巴の意思を確認するとジュンは己の先ばしりでてかっている肉棒を巴の女の子の部分にあてがった。 
「いくよ、巴ちゃん」 
「来て、ジュン君」 
ジュンは正常位で分身を巴の中へゆっくりと沈めていった。 
「くっ……痛っ…」 
自らの肉体を突き破って侵入してくる異物に痛みを感じる巴。 
「巴ちゃん!大丈夫!?」 
「だ…大丈夫だから続けて」 
失神しそうな痛みに耐え、健気に振る舞う巴。 
「わかった……」 
そして遂にジュンの結合端子はすべて巴の中に入り、巴も痛みよりも快感のほうが勝ってきた。 
「く……凄い締め付け……動くよ巴ちゃん」 
「いいよ…動いて、ジュン君をもっとあそこで感じさせて」 
その言葉を聞くとやがてジュンは徐々に徐々にスピードをあげながら腰を動かし始めた。 
「あっ……やっ…奥に当たってる……気持ちいいよぉ……おち○ちん気持ちいいよぉ!……イっちゃう!巴のおま○こイッちゃうよぉ!」 
段階があがっていくごとに巴は強く激しく乱れていく。 
「ジュン君!巴のおま○こ壊れるくらいにかき回して!」 
「く……巴ちゃん、もう限界……」 
「出してぇ!中に出してぇ!ジュン君のせーし!」 
「うわっ!」 
ひときわキツく締まったと思うとジュンは耐えきれず巴の中へと己の精を放出した。 
よほど気持ちよかったのかその量はハンパなく結合部からも漏れだしていた。 
「中でびゅるびゅるいってる……ジュン君のせーし…」 
後始末を済ませリビングのソファーで二人並んでテレビを見ていた。 
「しかし巴があんなに淫乱だなんて思わなかったよ」 
「言わないでよジュン君……私だって好きであんなのじゃないんだから」 
いつものクールな巴に戻って返答する。 
「でも変われたと思う」 
「え?淫乱に?」 
「違うわ。私、ジュン君みたいに変わるのは無理だと思ってた。でも本当は、簡単なことだった。」 
少しずつ力のこもる巴。 
「ありのままの自分をさらけ出せばいいの。だから自分の本心を伝えられて本当に変われたって思ってる」 
「そうか、よくわからないけど僕もうれしいよ」 
「ありがとう」 
「巴……」 
「何?」 
「キスしていい?」 
「みんなが突然帰ってきたらどうするの?緑のドレスの娘とかきっとまくし立てるよ?」 
「かまわないさ。見せつければいい」 
そして二人は口づけを交わす。ただ唇が触れ合うだけのキス、しかし彼らには素晴らしいキスに違いなかった。 
「二人とも仲良しさんねぇ。お姉ちゃん妬けちゃうわ」 
「ね…姉ちゃん!?いつ帰ってきたの?!」 
「キスしてる最中によ。そうだ、パパとママに報告しないと」 
「やめてくれ…」 
END 




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