蒼星石が桜田家に泊った翌朝の事、目を覚まし鞄から出た蒼星石は何か違和感を感じた。 
「あれ・・・何か可笑しい・・・。」 
何かが変わってる。良くは分からないが歩く時にその違和感が顕著に現れる。 
まるで股間に何かがくっ付いているような、その様な違和感を感じてしまう。 
「え・・・これは・・・。」 
股間に手を伸ばした時、今まで感じた事の無い不思議な感触を感じた。 
何か不思議な膨らみが股間にくっ付いている。なにかフニャフニャした柔らかい何かが 
股間にぶら下がっている。誰かのイタズラだろうか・・・ 
「これは・・・ってうわぁぁぁ!!」 
慌ててズボンとパンツを下ろして己の股間を直に見た時、蒼星石は驚いて思わず尻餅を付いてしまった。 
二つの柔らかい大きな玉袋とウィンナーを思わせる肉筒。なんとまあ蒼星石の股間には 
立派な男性器がぶら下げられていたのである。 
「これってまさか・・・オチンチン? 何で・・・。僕は男の子の格好してるけど女の子なんだよ・・・。」 
蒼星石は蒼ざめ、焦った。男性器は男性の象徴にして男性の証。何故このような物が 
いつの間にか自分の股間にぶら下げられているのかは分からないが、男性器が生えてしまった以上 
蒼星石は女ではなく男となってしまい、同時にアリスゲームの資格を失う事にも繋がっていた。 
「そんな・・・僕・・・本当に男の子になっちゃったの・・・? こんなの皆にばれたら 
大変じゃないか・・・。とにかく隠し通さないと・・・。」 
蒼星石は慌てて両手を男性器に覆い被せた。するとどうだろう。自分の手が男性器に触れた瞬間、 
男性器はムクムクと大きく膨らみ、固く長く勃起してしまったではないか。 
「わぁ! 大きい! 何でこんな事になるの!? こんなに大きかったら隠せないじゃないか!」 
蒼星石は大きく勃起した男性器を慌てて隠そうとするが、男性器を握り締めた時、 
今まで感じた事の無い快感に襲われた。 
「え? 何・・・おの感触・・・あ・・・。」 
知らず知らずの内に右手で男性器をキュッと握り締めていた。それだけなのに凄く気持ち良い。 
「何で・・・なんでこんなに気持ち良いの・・・?」 
今度は握り締めた男性器を押して引くのピストン運動。男性器を覆う皮と男性器本体が 
こすれてさらなる快感が蒼星石を包み込んだ。 
「アッ! 凄ッ! 何でこんなに気持ち良いの!?」 
初めて経験する男性の自慰行為に快感を感じた蒼星石は手が止まらなくなってしまった。 
そのまま男性器を握り締めれるピストン運動はスピードを上げ、その度に蒼星石は 
なんともいえぬ快感を感じピクピクと痙攣していた。と、その時である。 
男性器からさらに不思議な感触が蒼星石を襲った。 

「え!? 何!? ああああ!!」 
男性器の内側が凄くくすぐったい。まるで何かにくすぐられている様だ。 
そう、出るのだ。射精が近いのである。男性器の睾丸に溜められた精子が発射される前兆なのである。 
「ああああ! 何なのこれぇぇぇぇ!!」 
初めて経験する男性の自慰行為によって蒼星石は絶頂に達した瞬間だった。 
トイレに行く為に部屋から出ていたジュンが部屋に戻って来た。そしてドアを開いた時だった。 
「あああああああああああ!!」 
                どびゅっ  びちゃぁぁ・・・ 
「え・・・。」 
ジュンの顔面が真っ白に染まった。蒼星石の自慰行為の果てに男性器から発射された濃い精子が 
ジュンの顔面に命中していたのだった。その時の二人の表情と言ったら無かった。 
無理も無い。ジュンが部屋から戻った直後に顔射を食らってしまうし、眼前には下半身裸で 
M字開脚した蒼星石の姿。おまけに股間には自分のそれよりも巨大な男性器が聳え立っているではないか。 
そして蒼星石はその決定的瞬間をまじまじと見られ、こちらも開いた口が塞がらなかった。 
「あ・・・ジュン君・・・。」 
「た・・・助けて真紅・・・僕・・・掘られる・・・蒼星石に・・・お尻・・・掘られる・・・。」 
「掘られる!?」 
まるでこの世の終わりを見てしまったかのような恐怖に打ち震えた顔となったジュンは 
部屋から走り去り、物凄い勢いで階段を駆け下りていった。 
「助けてぇぇぇ!! 真紅ぅ! 蒼星石に掘られるぅ!」 
「あっ! 待って! ジュン君待って!」 
蒼星石も後を追ったが、それが騒動の始まりだった。何故なら慌ててズボンとパンツを 
穿くのも忘れてジュンを追い駆けてしまったからである。 

一階に下りたジュンは慌てて真紅のもとへ駆け寄った。 
「助けて・・・助けて真紅! 蒼星石が・・・蒼星石が・・・。」 
「蒼星石がどうしたと言うの? まったく煩い下僕ね・・・。」 
真紅は煩いとばかりにツインテールでジュンを叩き倒そうとした。が・・・叩けなかった。 
何故なら彼女も見てしまったからである。恐ろしい光景を。 
「ジュン君待って! これにはワケがあるんだ!」 
「キャァァァァァ!!」 
部屋中に真紅の絶叫が響き渡った。無理も無い。突然下半身裸の蒼星石が走ってくるのだから。 
しかも高々と勃起した男性器が走る時の振動によって激しく上下左右に揺さぶられ、 
蒼星石の下腹や脚にビッタンビッタンと音がする程激しく当てられていた。 
「キャァァァァ!! 蒼星石にオチンチンが生えたのだわぁぁぁぁ!!」 
「うわぁぁぁぁ!! 助けてぇぇぇ!! お尻掘られるぅぅぅぅ!!」 
「待ってぇぇぇ!! 僕の話を聞いてぇぇぇ!!」 

――――――――――――――――――――
何とか場を落ち着かせた後、ジュンの部屋で薔薇乙女会議が行われた。 
議題は勿論「蒼星石の股間に突然オチンチン生えちゃった問題」である。 
だが、会議に蒼星石は出席していなかった。股間に男性器が生え、しかも 
下半身裸の状態で男性器をビッタンビッタンと音を立てて下腹や脚に当たる程 
激しく振り回しながら走ると言う光景を見られてしまったショックで 
鏡の部屋に閉じこもってふてくされてしまったからである。 
「じゃあ蒼星石は最初からチンポが生えていたワケでは無いんだな?」 
「当たり前ですぅ。蒼星石は男の子の格好をしてるし、しぐさも男臭いですが 
れっきとした薔薇乙女第四ドール。立派な女の子ですぅ。蒼星石と一番長く付き合ってる 
この翠星石が言っているのですから間違い無いですぅ。」 
翠星石は蒼星石を弁護していたが、では何故このような事になったのか・・・ 
「じゃあ一体何故今日になって蒼星石にオチンチンが生えてしまったのかしら・・・。」 
「ちょっと待てよ・・・なんかそれっぽい事例があったような・・・。」 
ジュンは立ち上がり、机の上のパソコンを立ち上げると共にネットでなにやら調べ始めた。 
「ジュン、どうしたの?」 
「あった! 見ろよ。極稀に自然に女性が男性に性転換してしまう事例があるらしい。」 
「え・・・。」 
「生物の中では成長に従って性別が変化するというのもいるけど・・・ 
まさか蒼星石にもそれと同じ事が起こったんじゃ・・・。」 
「何を言ってるですぅ! 蒼星石はドールですよ! 突然性別が変わるなんて事があるわけ無いですぅ!」 
「じゃああのチンポはどう説明するんだ? おまけに僕のより大きかったし。」 
「う・・・。」 
かつて無い難問に皆は黙り込んでしまった。と、その時だった。 
『ギャァァァァァァァァァァァ!!』 
突然鏡の部屋から蒼星石の絶叫が響き渡り、皆は慌てて耳を塞いだ。 
「一体何があったですぅ!?」 
「この声は蒼星石の声だわ!」 
「とにかく行ってみよう!」 
皆が鏡の部屋へ向かった時、そこでは股間を押さえてのた打ち回る蒼星石の姿が会った。 
「ああああ!! うがぁぁぁ!! ううう!!」 
蒼星石の足元には庭師の鋏と・・・なんとあの大きな男性器が転がっていた。 
蒼星石は庭師の鋏を使って自分で男性器を根元から切り落していたのである。 
あくまでドールの男性器なので出血はしていなかったが、(なら精子は何なんだ? と言う突っ込みは拒否) 
その痛みは想像を絶するもので、物凄い形相でのた打ち回る蒼星石の姿を見て 
ジュンも思わず己の股間を両手で覆い隠した。 
「蒼星石! 大丈夫ですぅ!?」 
「ま・・・まさか・・・こんなに痛いなんて・・・男の子の気持ちが分かった気がするよ・・・。 
でも・・・でも・・・これで僕はオチンチンとさよならが出来た。これ僕も乙女に戻・・・ってえええ!?」 
皆は愕然とした。なんと切り落した断面から新たな男性器が生えてくるではないか。 
「うそ・・・じゃあ僕はもうこれから本当に男の子のドールとして生きなきゃならないの? 
そんなのやだよ・・・うわぁぁぁぁぁぁん!!」 
ショックで蒼星石は泣き出してしまった。まさに男泣きである。 

蒼星石男性化現象に関して、これ以上どうにもならないので薔薇乙女会議は解散となった。 
そして真紅達は一階でくんくん視聴会を始め、ジュンも復学の為の勉強をする為に図書館へ行った。 
蒼星石はと言うとジュンの部屋で泣き崩れており、翠星石が一生懸命慰めていた。 
「うっ・・・うっ・・・僕・・・本当に男の子になっちゃったよ・・・。薔薇乙女じゃ無くなっちゃったよ・・・。」 
「そんな事無いですぅ・・・。オチンチンがあったって蒼星石はお父様が作った立派な薔薇乙女ですぅ・・・。」 
翠星石は優しく蒼星石の背中を摩った。 
「ありがとう・・・やっぱり翠星石は優しいね・・・。」 
「そんな事無いですぅ・・・。でも蒼星石が心配なのは確かですよ・・・。」 
蒼星石と翠星石は仲の良いドールである。だが、この時蒼星石の心に新たな感情が芽生えた。 
身体的のみならず精神的にも男性化が進んでいたのだ。その影響は忽ちの内に現れた。 
蒼星石の心の中での翠星石への感情が同じ好きでもライクと言う意味での好きから 
ラブと言う意味での好きへと変化していったのである。そして蒼星石は翠星石をベッドに押し倒していた。 
「キャッ! 蒼星石! 突然何をするですぅ!?」 
「翠星石・・・好きだよ・・・。」 
「そりゃ翠星石だって蒼星石は大好きですよ・・・だから離すですぅ!」 
しかし蒼星石は離さなかった。それどころか翠星石を抑える力はますます強くなるではないか。 
「ちょっと! 痛いですぅ! そんなに強く抑えないでですぅ!」 
「翠星石・・・僕は・・・僕は君を幸せにしてみせる!」 
「え・・・幸せに・・・? ってキャァ!」 
翠星石は思わず目を背けた。蒼星石はズボンとパンツを下ろし、股間にぶら下がる男性器と言う名の怪物を 
翠星石の眼前に見せ付けていたからである。 
「翠星石! 僕は・・・僕は・・・君を幸せに・・・。」 
「ヒィ! やめるですぅ! 何をするですぅ!」 
蒼星石は抵抗する翠星石のスカートに手を突っ込み、パンティーを下ろすと共に太股を掴み、M字に広げた。 
そして小さな裂け目に男性器と言う名の怪物を捻じ込んだ。 
「痛ぁ!」 
「ああ・・・翠星石の中・・・凄くあったかい・・・。」 
「痛い痛い痛い痛いですぅ!」 
部屋中に翠星石の悲鳴が響き渡った。身体的な痛みだけではない。大好きな蒼星石に 
理不尽に犯されると言う精神的な痛みが翠星石の心に大きな打撃を与えていた。 
「うっうっ・・・そんなそんな・・・蒼星石酷いですぅ・・・。翠星石の初めての相手はジュンと決めていたですのに・・・。」 
その時だった。泣き言を言う翠星石を蒼星石が物凄い形相で睨み付けた。 
「ヒィ!」 
「翠星石・・・僕の事が好きって言ってたのは嘘だったのかい? 僕よりあんなヒキコモリの方が好きなのかい?」 
「そんな事無いですぅ・・・アア! だって蒼星石は女の子で・・・アッ! ジュンは男の子ですぅ・・・アア!」 
「でもね、僕はもう男の子なんだ。君の中に入ってるオチンチンがその証さ・・・。」 
蒼星石は物凄い勢いで腰を動かし始めた。 
「君の本心をその身を持って教えてもらうよ!」 
「嫌ぁぁぁ! 苦しいですぅ! 痛いですぅ!」 
激しいピストン運動の果てに翠星石は気絶した。そして真っ白な精子で一杯になった膣から 
蒼星石は精子を出し終えて萎えた男性器をゆっくりと引き抜いた。 
「ふぅ・・・。これで本当に翠星石は僕の物だね・・・。」 
そうして気絶して倒れている翠星石のお腹を優しく摩った時だった。真紅がドアを開けて入って来たのである。 
「ちょっと騒がしいのだわ。もう少し静かにしてちょうだ・・・。」 
真紅は硬直した。無理も無い。股間から真っ白な液体を溢れ出しながら気絶した翠星石と 
巨大な男性器を丸出しにした蒼星石がいたのだから・・・。だが、蒼星石が真紅を見た瞬間、 
萎えていたはずの男性器が元気を取り戻し、勢い良く勃起したではないか。 
それに伴い蒼星石の精神にもムラムラした衝動が沸きあがって来た。 
「真紅! 僕は君を幸せにしてみせる!」 
「え!? え!? え!? ッキャァァァァァァ!!」 
蒼星石に飛びかかられた真紅は悲鳴を上げるしかなかった・・・ 

――――――――――――――――――――
「ただいまー。」 
ジュンは帰宅した後、普通に二階に上がり自室のドアを開けた。だが、そこで彼は地獄を見る事になる。 
「真紅真紅! 僕は君を幸せにしてみせるよ!」 
「嫌ぁぁぁ! 初めての相手はジュンと決めていたのにぃぃ!」 
「君も翠星石と同じ事を言うんだね! あんなヒキコモリなんかより僕の方が上だと言う事を教えてあげるよ。」 
「な・・・なんじゃこりゃぁぁぁぁ!!」 
ジュンは衝撃のあまり手に持っていた荷物を床に落とした。無理も無い。自室では 
股間から白い液体を垂れ流しながら気絶している翠星石、真紅をベッドに押し倒して 
股間に聳える男性器を使って犯しに犯しまくっている蒼星石と言うアリスゲームなど比較にならぬ 
修羅場、いや地獄が繰り広げられていたからである。 
「ジュン! ジュン! 助けて! 助けてぇぇぇ!」 
「真紅!」 
ジュンが帰って来た事に気付いた真紅はジュンの顔を見つめながら必死に助けを求めた。 
その時の真紅はジュンを下僕と従わせる主ではなく、恐怖に打ち震え助けを求める弱々しい少女のようだった。 
「と・・・とにかく蒼星石! 真紅を離せ!」 
ジュンはそう言うが、蒼星石は構わず腰を動かして真紅を突き続けていた。 
「嫌ぁぁぁ! ジュン! ジュン!」 
「くそ・・・ど・・・どうすれば・・・。」 
ジュンは躊躇した。蒼星石には庭師の鋏と言う強力な凶器を持っている。下手に仕掛ければ 
逆に痛い目にあわされるのは必至だ。だがその時、M字開脚された状態で仰向けにされている 
真紅に覆い被さる形で男性器を突きまくっている蒼星石の小さなお尻の割れ目の奥に 
ピンク色に輝く小さな菊門の姿をジュンは確認した。 
「え・・・あれは・・・って言うか人形のくせに尻の穴があるってどういう事だよ・・・。 
あいつら別にトイレに行くわけじゃないのに・・・。」 
蒼星石の尻に菊門が存在する件について、ジュンは二つの仮説を立てた。 
一つ目の仮説は、薔薇乙女を作ったローゼンは何でもかんでもきっちりと再現しなければ気が済まない程の 
完璧主義者で、だから尻の奥に菊門を作ったと言う説。だが、これなら飯を食った分排泄も 
行われるはずである。周知の通りドールズは飯は食うが排泄はしない。真紅などトイレも 
知らなかった程だからこの説の可能性は低いだろう。 
そして二つ目の説・・・これにジュンは賭けてみる事にした。 
「蒼星石! お前のケツがガラ開きだぞぉ!」 
「え!?」 
ジュンはズボンとパンツを下ろし、己の男性器を晒した。忽ちの内に勃起していくそれを 
上下に揺らしながら蒼星石の小さな尻に手を伸ばし、人差し指をかるく菊門に差し込んだ。 
「アッ!」 
「どうやら入れるのは慣れていても入れられるのは苦手だったようだな蒼星石・・・。」 
ジュンに指を菊門に差し込まれた瞬間蒼星石は硬直し、真紅を突く腰も止まった。 
「蒼星石・・・真紅の下僕としてお前に制裁を加えてやる!」 
「え!? あ! ダメだよジュン君! ダメェェ!」 
菊門から指を引き抜いた後、今度はジュンの男性器の先端部が蒼星石のピンク色に輝く菊門に押し付けられた。 
「な・・・何をするのジュン君!?」 
「何もアソコにチンポ押し込む事だけがセックスじゃない! 
世の中には尻の穴を使ったアナルセックスもある事を僕が教えてやる!」 
「ア! ダメだよぉ! そんなの僕のお尻には入らないよぉ!」 
蒼星石は叫ぶが、ジュンの男性器は蒼星石の閉じられた菊門を伸ばし広げながら奥へと押し込まれていった。 

「アア! そんな・・・入ってる!? ダメダメダメ・・・あぁぁぁぁぁ!!」 
部屋中に蒼星石の悲鳴が響き渡った。ジュンの男性器の全てが蒼星石の菊門の中に押し込まれていたからである。 
「嫌ぁぁ! 痛いよ・・・やめてよジュン君・・・アア! 僕・・・痔になっちゃうよぉ・・・。」 
「うわぁ! 凄いしまりだぁ! やっぱり僕の思った通りだ! トイレに行かないはずのお前達に 
尻の穴がある理由・・・それは最初からアナルセックスで僕達を楽しませる為だったんだぁぁぁ!」 
「そ・・・そんな・・・違うよ・・・アア! お父様は・・・そんな事・・・しないよ!」 
「けどそのお父様ってのも男ならあながちあり得ない事でも無いと思うんだ。」 
「そ・・・そんな事は・・・アア!」 
蒼星石必死に反論しようとした時、無情にもジュンは菊門の中の男性器を動かした。 
一度引き抜いては再び突く。そのたびに蒼星石はピクンピクンと反応した。 
「どうだ!? どうだ蒼星石!?」 
「ア! アア! アアア!」 
ジュンが突けば突く程蒼星石も反応して腰を動かしていく。だが、それは未だ蒼星石と繋がっている 
真紅を突く事にも繋がっていた。 
「アッ! ジュン! ジュン! 止めて! アア!」 
真紅の哀願はジュンの耳に届かなかった。既に蒼星石に激しく突かれて体力を失っていて声が 
小さかった事もあるのだが、今のジュンは蒼星石の尻を突く事に一生懸命になっていた事が最大の理由だった。 
そして突き続ける内に蒼星石の心境に新たな変化が起こりつつあった。 
「アッ! 凄い! 凄いよジュン君! ジュン君のオチンチン凄いよ! もっと突いて・・・僕をもっと突いてぇ!」 
「やめてぇ! ジュン・・・やめてぇ! せめて私から蒼星石を離してぇ!」 
なんと蒼星石はジュンの菊門突きに感じてしまっていた。そしてジュンの突きに合わせて激しく腰を動かし、 
それに伴って己の男性器も真紅の女性器の中で激しいピストン運動が行われていた。 
真紅は蒼星石に犯され、真紅を犯している蒼星石はジュンに菊門を犯された。まさにセックスの食物連鎖である。 
「ア! やめて! ジュンも蒼星石も・・・あ・・・あ・・・い・・・いく・・・イク・・・イクゥゥゥゥゥ!!」 
「ジュン君凄いよ! アッ! イッちゃうよ! 僕イッちゃうよ!」 
「ああイけ! 思い切りイッてしまえ!」 
「ああああああああああああ!!」 
こうして三人同時に絶頂に達し、真紅の中に蒼星石の精子が、蒼星石の菊門の中にジュンの精子がぶちまけられた。 

皆が目を覚ました時、不思議な事に蒼星石の股間の男性器は姿を消していた。 
とりあえず蒼星石は女性に戻ってめでたしめでたし・・・とは言い難かった。 
男性器が生えて気が動転していたからとは言え、蒼星石に理不尽に犯された翠星石と真紅は 
幸い妊娠はしなかったものの、ショックでしばらくの間鞄に潜り込んで出て来る事は無かったし、 
蒼星石もジュンに菊門を犯されたせいでそっちに目覚めてしまい、今日もジュンは大変だと言う。 
だが、物語はこれで終わらなかった。 

話の場は有栖川病院に移る。 
「ねぇ水銀燈。股間が妙に膨らんでる気がするけどそれはどうしたの!?」 
「え!? ってキャァ! 何でオチンチン生えてるのよぉ! これじゃあアリスになれないわぁ!」 
「凄いわ! 水銀燈あなた実は男の子だったのねぇ! 凄いわ凄いわ! 水銀燈のそれ 
私の大切な所に入れてぇ! 私をあなたと一つにしてぇ!」 
「何言ってるのよめぐ・・・ってあああああああ!!」 
                     おしまい 

これでこのお話はおしまい。 

蒼が自分でチンポ切り落した件に関して、 
蒼は女性として生まれたので男の苦しみが分からなかったとか 
突然チンポが生えてしまって気が動転して冷静な判断が出来なかったとか 
そういう方向で考えてて頂戴 

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