「な…何してんだよ…真紅…!」
「…見てわからないのかしら?服を脱いでいるのだわ」
とある理由で家に居ついてしまった呪いの人形。
人形の癖に初対面の人間である僕をいきなり下僕にしたり、
妙に紅茶に拘ったりと変な奴?だが今回のは特に意味不明だ。
「だ、だからなんで僕の目の前で脱ぐんだよ!!」
当然の疑問。この人形、真紅は僕の部屋に入って来るなりいきなり服を脱ぎだした。
真っ赤な衣服の下から真っ白な肌と下着を晒す。
しかし顔は少しばかり赤らんでいる。
「げ…下僕の体調管理も主人の務め……なのだわ」
真紅はそう言いながらベットに座るジュンの前に、床に座る。
そして手を伸ばす。
「!!なっ……何考えてんだっ…止めっ……くうっ…っ…」
ズボンのファスナーを下ろすと彼の息子が勢いよく飛び出した。
真紅はそれを優しく両手で握る。
真紅が何故この行為に至ったか。答えは簡単だ。
たまたまジュンのオナニーを見てしまったからである。
年頃の男の子だ。それはしょうがないことなのだ。だが、
「主人である真紅を差し置いて一人気持ちよくなるのはどういうことかしら?」
真紅はその小さな手でジュンのモノをシゴきだす。
最初はゆっくり。徐々に早く。時には力加減を変えて。
その絶妙な手さばきにジュンの限界はすぐ来てしまった。
「うわあぁっ……真…くうっ!!」
ジュンは真紅目掛けて精を放った。一人でやるより何倍にも感じる充足感。
「う……ゴメン真紅…」
我にかえったジュンは自分ので汚してしまった真紅を申し訳なさそうに見やる。
真紅は無言で立ち上がった。
「今回だけよ。次からはあなたが私を気持ちよくして頂戴」
そういうとペロリと頬についたジュンの精を舐めとった。