みなさん、感想どうもです! 
勝手にローゼン第3期……考えてます。 
先の小説は3期への伏線と言うことで……… 
3期はこんな感じに↓↓↓↓(エロなしです) 

そして…………ある日 
 翠星石が私を鏡の部屋へと呼んだ。 
 彼女の目には深い哀しみと……決意が篭もっていた。 

「真紅………私と……アリスゲームをするです……」 
「えっ?!」 

 私は耳を疑った。 
 姉妹の中でも争い事が一番嫌いな彼女がアリスゲームを挑んだことに……… 

「翠星石は……真紅や金糸雀が大好きです……蒼星石、もちろん雛苺も……そして、お父様………」 

「……お父様の為……」 

「でも、翠星石は……お父様じゃなく……ジュンの為に……アリスになるです」 
  
「え!!……ジュン、のため?!」 
 私は彼女の発言に再び驚かされた。 

「私はドールです……ネジを巻かれればこの体が朽ちるまでいつまででも生きていられるです。でも、ジュンはそうではないです……」 
 彼女はうつむいて涙をこらえていた。 

「私は……ジュンと限られた時間を共に過ごして、ジュンと限られた時間を共に愛し合って……時が来れば寿命を迎え、共に永遠の眠りにつくです……同じ『人間』という存在で……」 

 その時、私は確信した……翠星石の中ではもはやジュンはお父様よりも遙かに大きな存在であるということに…… 

「わたしは……人間として、ジュンとの愛を形に残したいですぅ………」 
  
 彼女は私たちを作って頂いたお父様ではなく、桜田ジュンという一人の人間の為にその宿命を果たそうとしていた…… 

  
 薔薇乙女達の戦いの戯曲……アリスゲーム『第3楽章』 
 指揮者なき混沌の調べを奏で、彼女等は宿命の舞台で謳う。 
 お互いの愛を賭したセレナーデを今宵、nのフィールドで…… 

  
Rozen Maiden 
−Nachtmusik− 
                   〈ナハトムジーク〉 

「お父様を、裏切るの?……翠星石」「翠星石には……ジュンの愛だけでいいです……真紅」 

鏡の破片……映るは桜田ジュン。 
映し、覘くはウサギの道化。 

「観客が舞台に上がるのは見苦しいですよ、桜田ジュン…………」 

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