「全ーったく、いつまでもそんな映画にかじりついてねーで! 
 この翠星石の愛のこもりまくったお菓子をお前にも喰わせてやるですぅ!ありがたぁーく食いやがれデスぅ!」 
 翠星石が、ずっとがなり立てている。だが紅茶を嗜む真紅の横で、ジュンはずっと映画に夢中だ。はじめて見る映画だ。 

「うるさいぞ、性悪人形!今、いいとこなんだ。邪魔するな。」 
 ジュンは静かにそう応えた。 
  
 ー今、映画の主人公は大ピンチだ。暗殺の恐れのあるとして、護衛に付いていた女が、実は敵のボスと繋がっていた。 
 で、マンマと裏切られて捕らえられた。しかも変な処刑道具の椅子にくくりつけられているー 

 「(それにしてもほんとキレイな人だな。ひどい女だけど。)」 
 ジュンはハラハラしながらもそんな事を思っていた。 
 それはそうと、さっきからずっとうるさい。口だけではなく、もう手も足も出てきた。ポカポカと蹴りやら拳やら、もう暴風のようだ。 
 翠星石は、真紅の「うるさいわ静かにして頂戴」にも意を介さない。 

「このォ!翠星石の愛のこもりまくったお菓子をォ!食わしてヤルッて言ってんだからァ!喰いやがれデスぅ!」 
 ジュンは我関せずとばかりに無視する事にした、映画もあと30分からしてある。翠星石もそれだけの時間の間、飽きもせずポカポカやりもしないだろう。別にとりたてて痛くもない。 
 その通り、しばらくすると、ぜいぜいと息をきらして捨てゼリフをキメて去っていった。ちなみにそれは「このぉ・・あとで後悔しても知らねーデスからな!くぉのチビチビ!」だった。 

 映画は終わった。主人公のヒーローは助けにきた協力者を失ったが彼に助けられた。女は主人公が射殺した。敵のボスと対峙し、そして勝った。世界の平和も守られた。ヒーローによって。 
 ジュンはそのすべてを見終えると、テーブルへと向った。お茶と、翠星石の言う『翠星石の愛のこもりまくったお菓子』を頂くために。それにさっき無視をきめ込んだのは悪いと思ったの  だ。 
 ちゃんと謝って、ありがたく食べようと思う。ジュンと共に映画にかじりついていた真紅もそれに続いた。 

――――――――――――――――――――

「あれ!?お菓子なんて全然・・・無いぞ・・?」 
 ジュンは皿の上にお菓子の乗っていた痕跡の残るの絵皿をのぞき、呟いた。 

「ごめんジュンくん・・全部食べ・・ちゃったんだ・・」 

 蒼星石がとても申し訳なさそうに言った。 
 ジュンは『別にいい』とフォローを入れたが、そうフォローしきる前に雛苺に泣きつかれた。 

「グス・・そうなのよジュン!みーんな翠星石が食べちゃったのよ!ヒナのうにゅーもみーんなぁ!」 

 雛苺はグスグスとぐずって、しゃくり上げている。 
 用意しておいた、すべての茶菓子を食べた。 
 そのうえ、雛苺の主食(ある意味)の苺大福にまで手を出したらしい。 

 するとそこへ髪を乱し、口元どころかドレスの前側を食べカスだらけに汚した翠星石が現れた。 
 もう、得意満面の顔つきでだ。だがゼイゼイ言っている。食べ過ぎたのだろう。 

「フッフッフッフッフッフッフゲプッ・・・・どうですかぁチビ人間!ゲプウ・・ 
 お前のようなチビに喰わせるお菓子なんてねーという事デスよぉ。オホホホホホホホホホホっゲプ。 
 どおデスぅ、チビ人間。『後悔させてやる』って言ったデスよねぇ・・ゲプ 
 お前が映画の女にうつつを抜かして鼻の下のばしてる間に、お前の喰うモンは 
 この翠星石がぜーんぶ処分しといてやったデスぅ。イーヒッヒッヒッヒ・・・ゲプ」 

「コラーお前フザケてんじゃないぞぉ!それにボクは鼻の下のばしてなんかなぁーい!」 

 ジュンは顔を薄く上気させて反論した。 

「はあ・・あぁあ」 

 蒼星石は完全に呆れ返った。 
 雛苺はさっきからずっとグスグスとでぐずっている。 
 と、そこへ真紅がスタスタと翠星石へと近づいていった。 

「何、何でするデスか!真紅・・・・・」 

 真紅はジュンをたしなめる時のように、翠星石を殴りつけた。 
 翠星石は驚きとまどっている! 
 その時は全てが凍りついた様だった。 
 何せ、うにゅーを奪われた雛苺まで静かに泣き止んだのだから。 

「あなたの報復の対象はジュンなのでしょ・・なら、どうしてこんな事をして、雛苺まで泣かせたりするの・・」 
  
 真紅はそう言い放った。正論である。言い返す余地などどこにも無かった。そして非難が彼女に集中する。 

「そうだよ。翠星石!君は僕たちに謝るべきだよ。特に雛苺にはね・・」 

「うにゅーを盗るなんて、ひどいのぉー最低ぇなのぉー!翠星石なんて嫌いなの!どっかいけなのぉおー!」 

 今、翠星石は追いつめられている。限りなく劣勢に立たされている。 
 もうボロボロと、今にも泣き出しそうだ。 
 かつて雛苺をいちごケーキでハメた時と逆の状況に追いやられた。 

「翠星石、さっきは無視したりしてゴメン。それは悪かったよ。ゴメン」 

 ジュンは純粋にそう思って謝った。一切の打算は無かったが 
 そんな事は無意味どころか事態を悪化させた。 
 翠星石の感情を逆撫でする結果となった。 

「フッザケタ事抜かしてんじゃネーぞクルァ!チビ人間!・・」 

 翠星石はジュンを覆うように飛びかかった。もう『ですぅ』も抜け落ちている。 
 完全に逆鱗に触れる形となった。 
 直ちに真紅と蒼星石に引き離されたが翠星石は収まらない。 
 そのままリビングから泣きながら走って立ち去った。 
 リビングは刹那、静寂に包まれ、緊張が解除された。 

「ジュン・・・」 

 真紅はへたり込んだままのジュンにこう告げた。 

「ちゃんと謝ってきなさい。元はと言えばあなただって悪いのよ。」 
  

――――――――――――――――――――

「ちゃんと謝ってきなさい。元はと言えばあなただって悪いのよ。」 
  
 そんな事いわれなくとも分かっている。だが今はヤバい。(何されるか分かったものでは無い) 
 だからしばらく放っておこう。だがそれもヤバい。(その間、何をするか分かったものでは無い) 

「どちらにせよ、ヤバい事には変わらないな」 

 そんなこんなで、結局すぐに謝りにいく事に決めた。 
 苦労性な蒼星石は謝りに行くジュンの無事を案じるかのような視線を送った。 

 ジュンは意を決して、翠星石を探しに出た。といっても、かなり簡単に見つかった。 
 ジュンの部屋に置かれた鞄の中にいて、出て来ようとはしなかったが。 
  
「(きっと泣いてる所を見られたくないんだろう)」 
 そんなふうに思うと、ジュンは悪い事をしたと、罪悪感を喚起せざるを得なかった。 

 ーカチャー 
  
 ジュンが居ることを知って知らずか、鞄が開き、翠星石が姿を現した。 
 赤い。顔も目も赤く腫らせている。泣いていたあとが見える。 
 その顔は無表情にも見えなくないが、強い怒気がたゆたっていた。 
 オマケにスィドリームを従え、如雨露まで持っている。完全武装のフル装備だ。 

「(何をする気だよ・・・性悪人形)。」ガクガクブルブル 

 ジュンは身構えた。警戒するためではない。受け止めるためだ。 
 如雨露でぶっ叩かれる位の覚悟なら、もう済んでいる。 
 が、翠星石はジュンを気にもせず部屋から出て行こうとした。 
 ジュンはすかさず声をかけた。 

「おい待てよ!性悪人形・・・ 
 いや翠星石・・・・・さっきはゴメン・・お前が作ったお菓子すぐに食べなくて・・ 
 今度また作ってよ!今度はちゃんと食べるから・」 
  
 だがそんなことは気休めにもならなかったらしい。 
 振り返った翠星石は如雨露を力一杯、ジュンの頬に叩き付けた。 
 ジュンは血ヘドを吐いて倒れた。 
 直ぐさま上体を起こしたジュンは翠星石の表情に言葉を失った。 

 泣いている。怒っているような寂しいような、顔をビショビショに濡らしている。 
 ヒクヒクとしゃくりあげながら翠星石は口を開いた。 

「そんなに・・・・そんなに翠星石じゃ嫌なんデスか・・・ 
 いつもいっつも!真紅とばっかリイチャイチャして・・・ 
 ・・おばか苺とだって・・いっつも・・・図書館行くときも、あの剣道オンナ(巴)にベッタリデスぅ・・・ 
 ジュンは・・・・最近ちっとも翠星石になんて構ってくんねーデスゥ・・ 
 そんなの・・・そんなのは全然平気のへーざデスけど・・・・・ 
 翠星石の作ったお菓子まで喰いやがらねぇーで・・・・・お前は・・・酷いデスぅ 
 映画の女に鼻の下のばしやがるなんて・・・翠星石がいるのに・・・ムカつくデスぅ・・・」 

 ジュンは言葉もなかった。ただこんなにも翠星石を傷つけていた(らしい)ことを恥じた。 
 だがここへは『謝りに』来たのだ。ジュンはなんとか乾いた口を開いた。 

「ゴメン・・・翠星石。そんなにお前を傷つけていたなんて・・・ホントにゴメン。」 
 ジュンは泣き崩れた翠星石をなんとか、なだめようとした。ジュンは必死に声をかけ続けた。 
 翠星石は徐々にしゃくりあげるのが納まり、それど同時にみるみる正気も取り戻した。 
 だがそれがジュンにとってはヤバい事になった。 

「スィドリーム!」 
 翠星石は如雨露に水を満たした。それをジュンの周りにまき散らした。 
 すると太い豆の木のようなツルがジュンを捕まえ椅子へと拘束した。 

「フッフッフッフッフッフッフッフ・・・・・・」 
 翠星石の美しいオッドアイが妖しく輝いた。 

「なっ!何をするんだー!翠星石!この性悪人形ォ!」 

「この翠星石をジャケンにしやがった罰ですぅ・・・♥ 
 おめーなんかが、さっきあやまったぐらいじゃぁチビ人間!お前の罪は消えネーんデスよぉ♥」 
  
 ジュンはすっかり忘れていた。翠星石は他人をハメるためには涙ぐらいは見せられることを。 
 鞄の中で悲しくて泣いていたのは本当だ。出てきて泣いてみせたのはもうこの時のためだった。 
 翠星石らしいと言えば翠星石らしい。 

「お前はこれから翠星石にお仕置きされるですよ。」 

――――――――――――――――――――

「ふざけてんじゃないぞー翠星石!はやく離せー!」 
 ジュンはひと通り抵抗を試みるが、翠星石は椅子に拘束したジュンに腰掛ける。 

「いやですぅー。離さないですぅー。手負いの獣に不用心に近づいたお前が悪いんですよぉ 
 あっ!すすッ翠星石はお前みたいな獣じゃないですよッ!! 
 全ーく翠星石をジャケンするなんて、いい度胸してるですねぇー。 
 お前は肝っ玉までチビサイズだっていうのに・・・・」 

 さっきまで消沈していたのに、もう完全に復活している。 
 翠星石はその細い腕をのばした。そしてジュンの顔を不吉な笑みを浮かべながら撫まわす。 
 まるでさっきまで見ていた映画のワンシーンのように。 
 悪役の女優が捕らえた主人公をもてあそぶシーンのそれと同じように。 
 (実はジュンが鼻の下のばしていたシーンでもある) 

「おい・・何する気だよ・・・・・・・・この性悪人形め!・・・このクサレ呪い人形ォ!!」 
 本当に怖くなった。ジュンは翠星石の撫でる腕と視線から逃れようと首を振った。 
 再度なんとかして抵抗を試みるが椅子にきつく縛り付けられている。 
 せいぜい、減らず口をたたくのが関の山だった。 
 すると翠星石はジュンを締め上げるツルをさらに強く固いものにした。 

「ああぁ・・・・」 
 ジュンは低く、消え入るような悲鳴を上げた。肩や足がガタガタと震えるのが分かる。 
 翠星石の腕とサラサラの長い髪がワサワサとジュンの顔と肩を撫でる。 
 この感触にジュンは不覚にもゾクゾクするのを感じた。 

 翠星石がささやく。 
「チビ人間・・・お前はこのシーンでいちばん鼻のしたのばしてたですぅ。 
 翠星石にこうされて嬉しいですかぁ? 
 もう仕方ねえヤローですぅ。あの映画みたいにキっキスもしてやるです。」 

「う・・・・うウ・・・ウァあ・・うハアぁ」 
 ジュンは翠星石に口付けをされた。幼い頃、のりにされた少しだけ触れるような薄いものではない。 
 それと同時に翠星石はそこらじゅうに手を伸ばしてジュンの無抵抗な体をいじくり回した。 
 ジュンは呻いた。うまく息が出来ない。 
 オマケに翠星石のさする手に過敏に反応していた。ブルブルと体を振るわせている。 
 口唇を離れた翠星石を前にしてジュンは大きく息を切らしてしまった 

 もちろん翠星石はジュンの状態を見逃しはしなかった。 
 顔を両手で撫でながら、なぶるようにささやきかける。 
「ふふふ・・キスひとつでイっちまいそうですぅ・・ 
 あんなに毎日剣道オンナとイチャついてるのにキスもしたことねーですなんて 
 やっぱお前の肝っ玉はやっぱりプチサイズですぅ。もしかしてはじめてだったりですかぁ」 

 翠星石の言葉でジュンを攻める。 
 だがジュンにはもう減らず口を大声で叫ぶようなことは出来なかった。 
「ハアハア・・うるさい性悪人形・・・ハアハア・・ひゃあ!」 
  
 翠星石の手がジュンの首に触れた。 
 さっき撫でまわされたことで随分と敏感になってしまったらしい。 

「ププっ!ほんの少しイジられただけで、すっかりその気になったですかチビ人間。 
 所で翠星石のお尻に何か固いものがあるですぅ。コイツは一体なんなんですか」 

 翠星石は悪戯っぽく笑うと膝から降りてジュンの股間をまさぐった。 
 ジュンは過敏に反応する。体をブルブルと震わせた。 
 そんなジュンを締め上げたまま翠星石はジュンのズボンを下げ始めた。 
「やっやめろぉ!!・・・翠星石!」 
「ははぁー見られるのがイヤですかぁ。お前のアソコが粗珍なのですね。でも見ちゃうのですぅ♥」 
  
 ジュンのモノが白日の下に露にされた。それはギンギンに極限まで膨らむほどのモノだった。 
「ああー!、やっぱり租珍ですぅ。おまけに毛の生え方までお前の心の木そっくりですぅ 
 全ッーたく!恥を知りやがれ!ですぅ」 
  
 翠星石はジュンの未熟なモノをもてあそび始めた。 
 翠星石の掴むジュンのモノは相対的に巨大なものに見えた。細い指がジュンのモノを這い回る。 
 ジュンは恥ずかしさに顔を真っ赤に染めた。 
  
「チビ人間、お前の租珍、翠星石が触ったらもっと元気になったですぅ」 
 さらに勃起したせいで剥がれた包皮がさらに食い込み痛む。 
 だがそれが殊更ジュンのモノを過敏にした。  

 懲罰や拷問にレイプが有効なのは、身体に致命傷を与える事なく多大なダメージを与えられるから 
 と何かで読んだことがあった。ジュンは、その記述の正確さと 
 『羞恥の苦しみがどれほど残酷か』、それを身をもって知ることになった。 

「もう、やっやめてよ翠星石・・・・もうやめて・・・ああんあう」 

 ジュンは弱々しく懇願する。だが翠星石は攻め手を休めることはしなかった。 
 もうジュンのモノの露出した切っ先が、分泌液が溢れかえっていた。 

「わぁ!先っぽネバネバですぅ! 
 チビ人間!さっきまでの元気はどこいったですかぁ。 
 翠星石に租珍イジられてよろこんでるですから、もう抵抗は出来ないですかぁ」 

「よぉっよろこんでなんか・・・・っぁぁ・・!」 
 ジュンは涙声になり、もう減らず口すら叩くは出来なくなっていた 

「イーッヒッヒッヒッヒッヒ・・じゃあこうしてやるですぅ。どこまで耐えられるかな?ですぅ」 

 翠星石はジュンの熱くなったモノの先端に小さな舌を這わせだした。 
 指だけの説きよりより一層強いの電流が襲う。 

「もう許して・・翠星石・・あああ、ううっくううぅ・・・翠星石ボクが悪かった!・・・ボクが・・ 
 だからもうヤメて・・もうゆ許してぇ」 
 翠星石はジュンのモノの特に敏感な箇所を舌でくすぐっていた。軽くし吸い上げもする。 

「・・翠星石・・あああ、ううっくううぅ・・・もうヤメてよ・・もう・・ 
 もうなんか・・ダメだよ・・・ああああ!」 

 ここにきて翠星石はジュンには残酷なことを言い出した。 
「コラっチビ人間!射精(出す)んじゃないですぅ!イクんじゃねぇ?ですよぉ? 
 そんなことしたら絶ぇ?対、一生お前を許してやらんですぅ」 
  
「翠星石ィ・・・ももっも、もうやめてよぉ・・もうダメ・・・」 
 ジュンは涙声で訴えた。ジュンの顔はもう涙でグショグショに濡れていた。 
 そうすると急に手が止まった限界のごく近くでだ。すると椅子が倒された。 
「いたぁ・・・何をするんだ・・ああうう!」 

 翠星石はジュンのギンギンに勃ったモノを踏みつけた。 
 小さな靴に踏みつけられた衝撃が激しく伝わってくる。 
 さらに翠星石は被いかぶさるように、ジュンの視界に入った。 
 そのときジュンが見た光景は、ジュンを限界へと導くには十二分に足るものだった。 

 翠星石が華麗な服だけではなくキャミソールとドロワーズをはたけさせて 
 ジュンを見下ろしている。とどめの一撃なのだろう。 
 人形の少女とはとても思えぬ綺麗な乳房と朝露に濡れたように湿った秘所があらわになっている。 
 ジュンの網膜に淫らな姿の翠星石が焼き付いた。この状態のジュンにはまたとない動揺と衝撃だった。 

「はううアアああ!でる!射精(出)ちゃうウ!!っはあああ!」 
「うっうわ!顔にかかったですぅ・・きっ汚ねえですこっちにはまき散らすんじゃねないですぅ」 
  
 ジュンは達した。 
 極限まで追いつめられたジュンはモノの鈴孔をビュクビュクと脈打たせて 
 かなりの量の精液を周囲そこらかしこにまき散らした。いくらか翠星石にもかかった。 

「うっうわ!顔にかかったですぅ・・きっ汚ねえですこっちにはまき散らすんじゃねないですぅ」 

――――――――――――――――――――

椅子からの拘束を解除され、モノを勃てたままグッタリと 
 その場に仰向けに横になるジュンを前に、翠星石が大仰に、のたまった。 

「どーですか!思い知れですぅ?! 
 お前にジャケンにされてどんだけ翠星石が悲しくて淋しかったか・・・・・わわかったですか?・・ 
 べべベベっ別にお前なんか甲斐性なしの租珍人間に、ほほほほっ惚れてるなんて事はねーですけど! 
 他の連中をチヤホヤしておいて翠星石だけを除け者にするなんて・・・・・・・絶対許さんですぅ! 
 とにかく翠星石を傷つけたお前の罪は重いっツウことですぅ・・・・・・・・思い知ったですかぁ! 
 ・・・・・・・・・オラァー!聞いてるですかぁ!チビ人間!なんとか言えですぅー!この租珍!」 

 だがジュンにはそれを聞いて応えるだけの余裕などなかった。 
 ついさっきまでずっと追い立てれて限界以上に息を切らしてしまった。 
 オマケに倒されたときだろうか、唾液が気管に侵入したため大きく咳き込んだでいる。 
 かなり苦しいはずだ。 
  
「??・・・・だっだいじょうぶですか?チビ人間・・・落ち着くですぅ!!・・・・・・」 
  
 大きく息を切らし、咳き込み悶えるジュンを前にして、さすがに翠星石も心配になった。 
 バタバタと大げさに腕を振ると、翠星石はジュンをなだめようとの顔をやさしく撫でる。 
  
「じゅじゅじゅ・・・落ち着くですぅ・・・・泣いてちゃダメすぅ・・・・・・・・・・・・・・・・ 
 おっお前なんかに涙は!・・・・なっ泣き顔は似合わねーですぅ・・・・・・・・・・・・・・・・ 
 翠星石ぐらいカワイイ女の子じゃないと・・・とにかく落ち着くですぅ!・・・・・・・・・・・・」 

 優しくなだめようとしたが、いつもの口の悪い物言いになってしまった。 
 それはそうと、なかなか収まらないジュンに、途中からもう翠星石は泣きだしそうだった。 

 翠星石はジュンを落ち着かせようして、肩を付けて横になるジュンを 
 自からも横になってジュンの顔を自分の露出した胸に当てて抱きしめた。 
 そして翠星石は自分の小振りな膨らみの頂点をジュンの口に含ませる。 
 何かをしゃぶることは精神を安定させるのに有効であることを翠星石は知っていた。 

 それとともに翠星石はジュンに優しく話しかける。 
 が、やっぱり口の悪い物言いになってしまう。だがこればっかりはしょうがない。 

「もう平気ですよジュン・・・安心するですぅ・・・翠星石が付いててやるよですぅ・・・ 
 グスっ・・・・・あう・・ジュン・・・・・・・ジュンっひひどい事したなですぅ・・・ 
 ・・・・・・・・・・翠星石はジュンのこと許すですぅ・・・・・・・・・だから・・・ 
 すす翠星石はジュンがっ・・・・だ・・・・・・・・大好きですぅ・・だから・・・・・ 
 おっぱいだって吸わしてやってるですよ・・・・・おとなしく吸いやがれですぅ・・・・」 
   
 その効果は翠星石の予想以上に、あった。 
 咳き込むのは落ち着きだし、いまだ動悸はひどいが、息も穏やかに戻ってきた。 
 ジュンは翠星石の乳房の頂点を含んだまま、もがきもせず、おとなしくなった。 
 安心したのか目をつむり、しばらくは求めるように翠星石の乳房に吸いついたままだ。 

「さっきから・・・・おっぱい・・・・おっぱいばっかりですぅ・・・・・チビ人間・・・ 
 そんなに翠星石のおっぱいが好きですか・・・そんなに吸ったって・・・何にも出ないですよ・・」 
 翠星石はジュンが指を這わせ、噛み、舌を動かし、吸い上げ、むしゃぶりつくたびに体を振るわせた。 
 体を赤く染め、秘所をほころばせ、多量の密液を垂れ流してフローリングに水たまりを作っている。 

「・・・・翠星石・・・・!」 

 呼吸も整い、動機もほとんど正常に戻ったジュンは青ざめた。 
 自分の下には服をはたけて乳房と秘所をビチョビチョに濡らして、隠れていた襞もクリトリスもさらした 
 淫らな姿で仰向けに横たわる翠星石がいる。 

 ジュンの記憶には、翠星石にぶん殴られ、椅子に拘束され、モノを租珍とか言われイジくり回されて 
 呼吸困難になりながら、無理やりイカされて、その後は必死に呼びかける声を聞きながら 
 柔らかな小さなものを、口にくわえて苦しさから解放されるまでが焼き付いている。 
 もの凄い永い時間のような感じていたが、それ以外はマトモに覚えていない。 
  
 ジュンが混乱していると、自分の体の下から翠星石が怒鳴る。 
「こらチビ人間!やっといくらか元気になったですか!! 
 全っーたく・・・・・・・チビを元気にしてやるのはホント世話が焼けるですぅ!!・・・・・・・」 
  
 あいからわず口が悪い物言いだ。でも顔を真っ赤に染めている。 

「翠星石のお仕置きがあんなに効くなんて・・・・さすがの翠星石もちっとですけどビビったですよ。 
 ぜんぜん元気が無くなっちまったですから・・ 
 ったったく恥を知れですぅ!あのくらいで泣いたり、へばったりすんじゃねーですぅ!」 

「・・・・うるさいな!」 

 ジュンも顔を真っ赤に染めて言った。 
 あらわになったモノをしまい、服を整えようとしているジュンに翠星石が言う。 
 そして何か企んでる顔で聞いてくる。 

「ちょっと待つですよ!チビチビ!こんなことして放っとく気なのですかぁ! 
 所でチビチビ、お前にはあり得ねーですけど、あの剣道オンナとはもうヤッたですかぁああ?っププ!」 

「ッヤッヤッてなぁーい!まだキスもしてないんだぞ!」 

 ジュンは顔を真っ赤にして言い返す。また墓穴を掘った。 

「何だですぅ、キスもまだですか・・・ 
 しょうがねぇ租珍甲斐性なしのチビ人間ヤローですぅ・・ハアー」 

 好き勝手言うと翠星石は立っているジュンに飛びかかり、ベットに押し倒した。 
 ジュンを下に組敷いて言う。 

「しかたねーですぅ・・じゃあお前のくせー租珍の筆おろしは翠星石がしてやるですよぉ 
 チビ人間の捨てらんねー童貞は翠星石が貰ってやるですぅ。 
 感謝しやがれですよ、翠星石のおまた、気持ちよよすぎて死ぬなよ!ですぅ」 

 翠星石はジュンの萎えたモノの裏側をなぞる。 
「こっちの元気もなくなっちまったですかぁ・・元気に起っきさせるついでに綺麗にしてやるですぅ。」 
「オオオオイ!翠星石ィイイイイ・・・・・・・!」 

 翠星石にのモノをなで、くすぐり、もみしだき、やさしくイジリ倒す。 
 ジュンは腰が浮くほどの刺激を受けた。だが椅子に拘束されていた時のような嫌悪感は無かった。 
 モノは翠星石に触られると、あっという間に勃ち上がった。 
 さっきいじった時に翠星石はジュンの敏感な箇所をだいたい覚えてしまったらしい。 

「この租珍、翠星石のお口には熱いしデカ過ぎですぅ・・・・ 
 ほら起っきしてきたですよー。元気出たですねえ、いい子いい子ですぅ、租珍♥」 
 ジュンの勃ったモノの先端を翠星石がなでなでする。 

 言っている事が、なんだか何かが矛盾しているがジュンの股間に立派に起立したモノがそびえ勃っている。 
 恍惚としたジュンを前に、ジュンの股間の上に翠星石が足を大きく開いて腰掛けた。 
 濡れて輝く秘所が中まで丸見えになる。 
 ジュンはその光景に釘付けになった。ふとももと、丸いお尻の感触も伝わってくる。胸が高まるのが分かる。 
 モノもそれまで以上に痛むほどに勃ち、熱く硬いものになっている。 

「ほらジュン・・・・翠星石のおまた、いっぱい、おっぱいおしゃぶりされたですから     
 もうこんなにグショグショのトロトロですよ・・・」 
 翠星石はジュンの指先を、濡れて襞の裏返った秘所に忍び込ませた。 
 そこは熱く、ジュンが触れると、うごめきジュンを引きずり込むように動いき、さらに熱い密液を漏らした。 
 翠星石もジュンのモノに優しく触れる。 

「ふにゅう・・・・・・・チビ人間の租珍、濡れてて熱々ですぅ。 
 はやく翠星石の中にはいりたいですか・・・・・・もう、いい子にしてなきゃ挿れてやらんですよ・・・・ 
 ・・・・・・・・・・・チビの童貞もらってやるですから感謝しろですぅ・・・・」 

「おい・・・・挿るわけ(うっぐ)」 

「お黙りですぅ!うるさいですから、チビの大好きな翠星石のおっぱいでもおしゃぶりしてろですぅ!!!」 
 ジュンが心配して言おうとすると、翠星石が自分の乳房の頂点を無理やり口に含ませた。 
 そして腰をおろしジュンの起立したモノを包み込み、征服しようとすた。 

「あああ・・・・ひゃあああうう・・・・・こんな粗珍楽勝・・ですぅ・・・・ああああいー・・・・・」 
「翠星石ィいいい・・・・・あああああ・・・・・・・・うううううう・・・・・・・・ああああ・・・」 

 熱い障壁がジュンのモノを襲った。なにか激しい障害を突き破るような感じだ。 

 どんなに租珍呼ばわりしようが、翠星石の体からいくと、ヌルヌルに濡れていてたにせよ、さすがに大きい。 
 小さな穴でも、かなり濡れているから比較的スムーズに入ってくるが、ジュンも翠星石もきつかった。 
 ジュンは翠星石とつながっている部分に目を落としたがその光景には目を疑った。 
 翠星石のそこは限界まで広がってジュンをくわえている。 
 それでも翠星石は腰を動かしてジュンのモノを飲み込まんとする。 
 翠星石の小振りな乳房がプルプルと悩ましく揺れた。 

 ジュンは迫りくる障壁に包まれ、ビュクビュクと蠢く感覚に、えも言えぬ快楽を感じ始めた。 
 翠星石の腰に手を当てて下から突き上げるような動きを始めていた。 

「ううう・・・ああううう・・翠星石、大丈夫か!あああもう・・・奥になにか当ってるっぞ・・・」 
 ジュンは先端にもビュクビュクと蠢くものにあたるのを感じた。 

「平気ですぅ・・お前の租珍なんか平気のへいざぁ・・・あ・・ですぅ・・・・あああいいいい・・・ 
 ジュン・・・ジュン・・・・気持ちいいですかぁああああ・・・ひゃああ」 

 翠星石の十分に濡れていたそこは動くたびにジュンを捕まえて離さない。 
 オマケに翠星石が体を振らすものだから、さらに刺激が増大する。 
 翠星石の小振りな乳房は赤く染めがり、乳首もピンと勃ち上がっている。 
 ジュンはたまらず乳房にもにしゃぶりついた。 

「・・・租珍!いい子にしてたご褒美ですぅ!いっぱい気持ちよくしてあげるですぅ・・・ 
 翠星石のおまたたっぷり味わうですよ・・・ハア・・ひゃん・・ひん・・・ひゃあああん 
 気持ちいいですかぁ・・・初めてが翠星石で・・・・嬉しいですかアン・・・ジュンは・・・ 
 嬉しいに決まってるですけど・・・ 
 もうほんとにジュンは翠星石のおっぱい好きなんでねぇそんなに強く吸ったら   
 ・・・・乳首がとれるですぅはあ・・・あ・・ああ・・ 
 きゃっ・・ジュンなにするですか!?」 

 ジュンは翠星石を押し倒した。もう快楽をむさぼる事しか考えられなくなってしまった。 
 乳房をほおばり、スッポンのように吸い付いてむさぼった。 
 先端が見えるほど抜いて、また突き立てるように腰を動かした。 
 腰が砕けてしまいそうになるほど、翠星石の秘所が裏返るほど激しく動いた。 
 しかも限界が近づいてくるのに合わせ、さらに加速して突き立てるのを速く動かしてしまっていた。 

「あああジュン! 
 早すぎです!そんなにしたら!ひゃああおおおおかしくなってしまうですぅっひゃあああ 
 あっあっあっあううん!・・・はう!ふぁああん! 
 そんに吸ったておっぱいは出ないですよぉあああああ!!あん!ひゃあああん!! 
 ジュン!租珍が・・・オマンコの奥にあたってるですぅ!ジュン!・・・ジュン! 
 ひゃあアあんアアあん!!もう・・・・・ジュン!ああんひゃああうん!! 
 あ・あ・あ・あ・あ・あ・あ・あ・あああ・あ・あ・あ・ああああああん!!!! 
 そこだめですぅ・・・そんなにしたらぁ・・・もうこわれるですぅっははああああんんああんあー」 

「翠星石!!!!イクよ!・・・もう出る!・・・出ちゃう!!」 
 限界が近づいてきた。さっきイった時以上に精神が真っ白にあなりそうな感触だ。 

「あ・あ・あ・あ・あ・あ・あ・あ・あああ・あ・あ・あ・ああああああん!!!!いいいですよ 
 あああ・・翠星石の中に出すですぅ・・・ジュンのならいくらでもこいですぅ・・・・ 
 はあん・・・あん・・・ひゃああ・・・!」 

「もうイっちゃう!出す出すよ!っはあああー!!」 
「ああああああああ!熱いですぅ・・・何かが凄い勢いで登ってきて!おまたの奥が熱くなってるですぅ! 
 はあああああ!!あん!ひゃあああん!!アアアアああ!」 

 ジュンは達した。翠星石の体をキツく抱きしめながら、さっきはまき散らした精子も 
 今度は翠星石の中に全て出した。 
 同時に翠星石の内部も激しく蠢きジュンのモノを締め上げる。 
 そのまま二人はしばらくのあいだ、繋がったままで動かずにいた。 

「ふにゅ・・・どくですぅ重いです・・・・・・・・・どきやがれですぅ!このチビ人間! 
 ああ・・・腰が痛いですぅ・・」 
  
 翠星石はジュンに話しかけた。だが正確にはジュンの股間にある軽く萎えたモノにだった。 

「租珍、おまえはトンデモナイ暴れん坊さんですねぇ・・・ 
 翠星石はぶっ壊れるとかと思ったですよ・・・全ーたく、今度は優しくしないと 
 翠星石のおまたには二度と入れてやらんですからね!わかったですか!」 

 ジュンはなりきって答えてみた。それも、くんくんで真紅をつる時につかった裏声で。 
「わかったよぉ・・・翠星石ィいい」 

 すると翠星石は優しく答えた。 
「・・・・・・・わかったですか・・ふふん・・・ 
 いい子いい子ですぅ租珍♥・・ご褒美にキレイにしてあげるですぅ」 

 翠星石はモノを優しくナデナデすると汚れたジュンのモノを舌できれいにし始めた。  
 さらに翠星石はジュン(のモノ)に話しかける。 

「でも翠星石以外に入りたくなっても入っちゃダメですぅ!そんな事したら、チョキンですよ! 
 チョキンされたくなかったら翠星石のおまただけにするですぅ?。 
 あっ!おっぱい吸うのもお前の好きな翠星石のおっぱいだけにするですよ!」 

                     ENDE 
終わりです 
作文の成績は結構よかった筈だか全然だめだ。(U。U)ツンデレ無随 
(↑でも先生に文章が無駄に長いと指摘された。しかも直って無いどころかパワーアップしてるのが分かった・・・) 
全部読んでくれた人 
自分にはその人の方が、GJ! 
出来れば感想ヨロシク。 

次のネタ(だいぶ考えてある):前々スレでおねーちゃんネタがあったけど、いいっすかね。やって。 

 戯れ言と思う方はスルー/質問と思う方はレスってくり 

・ツンデレ好きって、気位の高い女が好きなのか?それとも素直じゃない女がすきなの? 
・ジュンと真紅が見ていた映画が分かったひといる? 
・ローゼントロこの前全部見たけど槐ってマガイモンな上に俗物なんだね。 悪役として期待してたのに。 

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