時間はすでに午前零時をまわっている。ジュンは数学の方式と睨みあっていた。
「・・・はぁ、」
「疲れてるのならもう寝たら」
左を振り向くとベッドに腰掛けた真紅が本を静かに読んでいる。
「おまえももう寝ろよ。ていうかなんで起きてるんだよ、翠星石はとっくに寝てるのに」
真紅は少し間をおき答えた。
「ジュンにちょっとききたいことがあるのだわ」
「なんだよ?」
「ジュンはもう陰毛ははえてるのかしら?」
ドス!
ジュンは椅子にもたれかかっていたがそのまま後頭部から落下してしまった。受け身もとれず床に直撃してしまった後頭部をジュンは必死におさえて転げ回った。
「おぐぐぐぐぐ、、、、、な、何だって!?」
「だからジュンはもう陰毛は生えてるのかときいているのだわ」
「な、何いきなりいってるんだよおまえ!?」
「この本によると一般男子はジュンの年ぐらいから陰毛が生えて精子が作られると書いているのだわ」
「おまえいったい何みてんd・・・・」
『新しい保健体育』本の表紙にはそうかかれていた。
「おまえそれ僕の教科書じゃないか・・・」
「ちょっと興味があって読んでみたの。それでどうなの?」
「・・え?」
「生えてるの?生えてないの?」
ジュンはズキズキしてる後頭部をさすりながら目を泳がした。
「え、ええと…」
「どうなの!?」
いつのまにか顔前にまでせまった真紅にジュンはうろたえながらもこたえた。
「は、生えてるよ。まだ完全じゃないと思うけど・・・」
「そう、じゃあジュンにはもう精子ができてるということね」
「た、多分・・」
「見せてちょうだい」
「はぁ!?」
ジュンは狼狽した。確かに陰毛は申し訳程度に生えてはいたが精子などだしたことないし出し方もわからない。というかなぜこの人形はいきなりこんなことをいいだしたのか意味不明だった。
「な、何言ってるんだよおまえ!」
「いいから見せてちょうだい。これは命令なのだわ」「そんなことできるわけないだろ!だいたい出し方なんか知るもんか!」
「そう・・・でも大丈夫なのだわ。この真紅が手伝ってあげるから」
そういうと真紅はおもむろにジュンの股間に手をのばした。
「うわ!ちょ、ちょっと待て!やめろよ!」
「うるさいわね。少しおとなしくなさい」
真紅は薔薇の花弁を手のひらからだすとジュンをベッドに拘束した。そしてズボンのチャックを下ろしペニスを無理に引っ張りだした。
「痛!」
「本当に生えてるのだわ。でもジュンが言ったとおりまだ完全じゃなさそうだけど」
「やめろよ!もういいだろ!」
顔を真っ赤にして怒るジュンをよそに真紅はジュンのペニスにやさしく触れた。
「うわ!」
「さてと、どうしたらでるのかしら?おそらく刺激を与えればいいと思うけど」「う、、そ、それ以上触るなよ!」
ジュンはこれ以上ない羞恥にさらされた。自分より小さい人形に拘束されるばかりかあろうことか自分の秘所地を弄ばれているのだから。だがその意志に反するようにジュンのペニスは血を集めだんだんと固さをおびていった。
「ジュン!あなたのか、固くなっていくのだわ。あ!」
そして勃起の最高潮に達し真紅の目の前でいままで皮を被っていたジュンのペニスはその亀頭をあらわにした。
「うぅ・・・」
情けない。ジュンは真紅に触られただけで勃起してしまった自分を嘆いた。
「なるほど、この皮はこすれるようにできているのね。」
「うわ!!!」
真紅は両手でしっかりジュンのペニスを握り上下にこすりはじめた。
「ちょ、し、真紅!や、やめ!うわぁ!」
「どうジュン?確かその本には射精するときに快感をともなうと書いてあったけど実はもう気持ちいいのかしら?」
真紅のいうことはあたっていた。その小さな両手でペニスをこすられるたびにジュンの脳髄に快感というなの電気が走る。
「そ、そんな、こと、ない・・・!」
「そうなの?もっと刺激が必要なのだわ。じゃあこれはどうかしら」
そういうと真紅はジュンの亀頭を丁寧に舐めはじめた。そしてペニスをこするスピードを一気に早めた。
「うわぁ!!!あ、あ、あ、し、しん、しんくぅ!!や、やめ」
「はふぅ、感じてるのねジュン。もうでるのかしら?」
いいながらも手と舌を休めない真紅にジュンは歯をガチガチならしながら耐えるしかなかった。が、それも時間の問題。ジュンはゾクゾクする何かが到達しそうなのを感じた。必死におさえようとするがそれは強制的にジュンの神経を走るのだった。
「もうすぐね、後一押しなのだわ。はぐぅ」
「!!!」
真紅はその小さな口で亀頭を完全に頬張った。そしてさらにこするスピードをあげた。
シュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッ!!
「はぁ!あ、くぁ!!う!!うわ!くわぁ!!!も、もう!耐え、られない!!」
「ジュン!」
真紅は小さな口のさらに小さな舌でジュンの尿道を抉った。それが止めだった。
「!!!!!うわあぁぁぁぁぁ!!!!」
ビュルル!!!!!
そしてそれはやってきた。ジュンの全神経を快感が駆け巡りジュンのペニスは人生初の射精を敢行した。
「!!ん、んく!!」
射精の勢いをすさまじく亀頭をくわえていた真紅の口内を汚し喉の奥へと濃厚な精液を流し込んでいく。
ビュル!ビュ!ビュルル!
「かはぁ!!」
耐え切れなくなった真紅はペニスを口から離す。自由になったペニスはさらに真紅の顔を肌をドレスを精液で汚していく。真紅は目をつむりそれに耐えた。まるでなんらかの儀式の生け贄のように。
そして射精がおわり真紅は精子でドロドロになった瞼を開けた。ジュンのペニスはドクッドクッと波打ちながらゆっくりとしぼんでいく。そしてジュン自身もピクピクと痙攣しながらぐったりとしていた。
「すごかったわジュン。でもおかげでドレスがビショビショになってしまったのだわ。明日洗っておくのよ」
真紅はドレスを脱ぎ終え下着すがたになった体をティッシュでふくとジュンのほうに手の平をむけて薔薇の拘束をといた。
「お休みなさい、ジュン」
真紅は振り返り鞄に戻ろうとした。が、それは許されなかった。
「ジュ、ジュン?」
ジュンの左手が鞄に戻ろうとする真紅の右手を掴んでいたからだ。それもすさまじい力で。
「離して頂戴。痛いのだわ、きゃ!!」
ジュンは真紅を無理矢理ベッドに押し倒し真紅の両腕をものすごい力で仰向けに押さえ付けた。
「ジュン!?………!!!」
暗い部屋に浮かんだジュンのその表情からは少年のあどけなさは消えていた。あるのはどす黒い怒りの表情だった・・・・。
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「よくも…よくも僕を凌辱してくれたな」
ジュンはキレていた。自分のペニスを弄び醜態をさらされたことに。ジュンの脳裏にはあの時学校で感じたこれ以上ない羞恥、に似たようなものが浮かび上がっていた。
「別に凌辱などしてないのだわ。ちょっと興味があっただけ。離して頂戴。もう寝るのだかr」
「うるさい!!!!!」
「な………」
「許さないぞ・・・僕を玩具にしたこと、絶対に許すもんか」
あまりのジュンの剣幕に真紅はたじろいだ。ジュンの表情は鬼のような形相をしていたのだ。真紅は本能的に危機を感じた。
「離しなさいジュン!ホーリエ!!」
真紅がそう叫ぶと人工精霊が鞄のなかから飛び出した。そして主人の危機を感じたホーリエはジュンに向って一直線に突撃する。
バシィ!!
が、それはかなわなかった。ジュンは指輪に力をこめベッドに赤い壁を張ったのである。ホーリエは力を失い床へ落下した。
「な!?」
驚愕する真紅をみてジュンは口元をゆるませた。
「僕にだってこれぐらいはできるようになったって忘れたのか?」
「そ、そんな…」
ジュンの手にさらに力が入る。
「おまえは今は何もできやしない僕のただの人形なんだよ!」
真紅は恐怖を感じた。一番身近のものに、下僕のはずの少年に今自分がなすすべがない。そのことに純粋に恐怖した。
「……おまえ、興味があるっていっていたよな」
「そ、そうよ。下僕の、ミーディアムの成長を確かめるのは主人の勤めでもあるのだわ」
「ふーん、そうか…」
真紅の答えをききジュンはしばし考えこういった。
「なら僕も今興味がわいた」
「え・・・?」
「おまえとセックスをしてみたい」
ジュンの表情が怒りから狂笑にかわった瞬間であった。
「な、何をいってるのかしら。そんなことできるわけないのだわ」
「なんでだよ?」
「あなたは人間で私は人形なのよ。正気を疑うのだわ!」
真紅のセリフはジュンの怒りにさらに油をそそいでしまった。
ジュンは乱暴に真紅の下半身に右手を突っ込んだ。そしてみつけてしまった。少女の禁断の場所を。
「あ!!な、何するのジュン!」
「ちゃんとあるじゃないか。そりゃそうだよな、おまえたちは曲がりなりにも女の子につくられてあるんだし」
中指でジュンは真紅の性器をかき回す。そのたびに真紅は悲鳴ともいえる喘ぎを繰り返す。
クチュクチュクチュクチュ
「や!いや!や、やめ、なさいジュン!!はぁ、あぁ!」
「な、なんだよこれ……はは、あはははは!!真紅!おまえなんかもれてるじゃないか!……そうか、これでペニスの滑りをよくするんだな……くくく」
「はぁはぁはぁはぁ……そんな、こと!な、ないの、だわ!はうぅん!」
真紅が自分の指で感じてることは無知なジュンにもわかった。形勢逆転、だがジュンはこれでおわらせる気なで微塵もなかった。さっきまで力を失っていたペニスも今はギンギンに勃起している。ジュンはさらに乱暴にかき回した。
「いやあぁぁ!!お、お願い、ジュン!も、もうやめて!!」
ジュンの指がとまった。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ………」
「そうだよな、多分もういいよな。こんなに濡れてるんだし」
「!?」
いうがはやいがジュンは真紅の下着を力ずくで引き裂いた。そして無理に真紅のまたを広げた。
「す、すごい・・・。これが女の、アソコなんだ……」
真紅のヴァギナは濡れに濡れベッドのシーツに大きな染みを広げていた。そしてその小さな小さなヴァギナにジュンはペニスの亀頭をあてがった。
「真紅、いれるからな」
「だ、ダメなのだわ!!それだけは許して!!ジュン!!くぁ!!」
ジュンは右手で真紅の首を締めあげた。
「……うるさい、静かにしてろ」
ジュンは目を細め真紅を睨む。真紅はあまりの恐怖にぼろぼろ涙を流しガクガクと震えた。そしてジュンはゆっくりと少女の奥地に入りこもうとした。
「ジュ、ジュン…。お願いやめて。絶対に入らないのだわ…」
「確かにキツいけど・・ぐ!か、構うもんか!!!」
ブチッ!ブチブチブチッ!!!!
「きゃあああぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
そしてジュンは真紅を貫いた。真紅の割れ目は悲惨に大きくわれてしまった。
体中を痙攣させて反り返る真紅をよそにジュンはさらに奥へ奥へと差し込んでいく。そのたびに真紅もいっそう体を反りかえしていった。
「か…が……あ、あ、」
「はぁはぁはぁ、一番奥まで入ったぞ真紅!!」
真紅にもうあらがう力はなかった。涙とよだれを垂れ流し目は焦点があわない。しかし貫かれる感触と激痛は否が応にも感じざるをえなかった。
「真紅、動くからな!」
ジュンは痙攣する真紅を抱き締めながら腰をめちゃくちゃに動かし傷ついた割れ目をこれでもかとピストン運動を開始した。
「はぁ!はぁ!はぁ!し、真紅!真紅真紅真紅真紅!!!!」
少年はがむしゃらに快感を貪った。真紅の締め付けは想像以上に少年を快楽へと導いたのだ。
ジュブジュブジュブジュブジュブジュブ!!
暗い部屋に合体の音が反響する。真紅は眼を見開き涙を流しジュンのなすがままにされている。貫かれるたびに球体間接が悲しくカチャカチャと響いた。
「あ……かは…ジュ…ジュン…」
「はぁはぁはぁはぁ!!真紅!また、またイきそうなんだ!!!」
真紅の腰がくだけるぐらいジュンはさらにペニスでかき回す。未熟な少年の限界は近かった。
ジュブジュブジュブジュクジュクジュクジュク!!!!
「真紅!!!!イク!いっちゃうんだ!!うわぁぁぁ!!!!」
「ジュン………あああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
ビュルーーーー!!!!
ジュンは人生二度目の射精を真紅のなかにぶちまけた。真紅を壊れるぐらい強く強く抱き締めながら。
真紅はさらに痙攣を強めジュンの腕のなかでピクピクと跳ねていた。
ビュクッビュクッビュクッ
長い射精がおわりジュンはゆっくりとペニスを引き抜いた。真紅のヴァギナからドロドロと濃い精液があふれだす。ジュンは汗をぬぐい真紅の顔をのぞいた。真紅の表情からは生気が全く失せていた。
「真紅………」
怒りと狂気でジュンがしてしまったこと。それはまぎれもない強姦であった。そして残ったものは自殺してしまいそうな後悔の念だけだった。ジュンは大切なものをこの手で壊してしまった。無理矢理引き裂いた割れ目からはまだ自分の精液があふれてる。ジュンの目から涙があふれた。
「泣いてるのジュン……」
「!?」
真紅はゆっくり起き上がり虚ろな目でジュンを見つめた。
「真紅……う、う」
ぽろぽろと涙を流すジュンに真紅はやさしくキスをした。
「真紅・・・?」
「恐かったのねジュン。あなたの恐怖私にも感じたわ。ごめんなさいジュン。でも、これでおあいこなのだわ。私も本当に恐かったのだから」
「…僕のこと嫌いになったか?」
くびを横に振り真紅は微笑んだ。
「私はあなたのお人形。幸せなお人形なのだわ」
ジュンもほほ笑みやさしく真紅を抱き締めた。
「ジュン」
「ん?」
「私のアソコはジュンの形になってしまったのだから責任はとってもらうのだわ」
「え……」
「わかったのかしら?」
「………はい」
ジュンの災難はまだまだ続きそうである。
以上です。かなりだるくなってしまった。スマソ