ふと思った。ドールズが人間になったらどうなるのだろうと。
・真紅
JUMとはつかず離れずの関係。人間化したため「抱っこして頂戴」
「抱いて頂戴」と気軽に言えなくなってしまい、そのことにちょっぴり
ストレスが溜まっている。何気に甘えんぼで、たびたびJUMのベッドに
潜りこんでは添い寝状態になることが多い。
・雛苺
トゥモエの家で養われている。剣道を習い始め、道場のマスコットとして
人気が高い。かけ声は「あいとー!」JUMを兄のように思っていたが、
最近は真紅と連れ立つJUMを見ると、胸の奥がキュンと切なくなる。
・翠星石
説明不要。逃げろJUM! 君の貞操が現在進行形でジャンプ大ピンチだ!
「二人の恋路を邪魔する奴は、馬に蹴られて死んじまうがいいですぅ!!」
性格と言動はともかく、これほど家庭的で献身的な異性は滅多にいまい。
とりあえず、一人でいると時々背筋が寒くなるJUMであった。
・蒼星石
人間化した結果、おじじの家で庭師兼看護士を務めることとなった。
頭のデキは非常に賢いので、ドールズの中では一番人間社会に溶けこんで
いる。週に二回の割合で、翠星石のハードアタックに耐えかねたJUMが
逃げこんだりもする。その際は、親身になって相談に乗っているようだ。
しかしJUMは知らない。
「ジュン君…。僕だって、こう見えても女の子なんだよ…?」
許されない想いと知りながら、切なげな吐息を漏らす彼女。
標準よりもささやかな胸を、蒼星石は今日もひそかに痛めている。
・金糸雀
人間化した結果、みっちゃんのアシスタントとして同居生活に入った。
努力家ではあった(空回りが多かっただけ)ので、意外にうまくいっている
らしい。夜になると、みっちゃんに責め抜かれちゃう毎日。
まったくもって、股間と股間がまさちゅーせっ(ry
・銀様
健康になっためぐの家に居候している。気位の高さとクールな顔立ちを
活用し、モデルとして活躍中。
外面は孤高の美少女だが、家に入ればめぐに全身を隈無く愛されてしまう
弱さを見せる。銀様はタチ(いじめっこ)と見せかけて、実のところは
ネコ(いぢめられっこ)だったのだ。
気持ちいい場所を開発され、はしたない欲望を悉く暴かれ、恥ずかしい瞬間を
最後まで観察されてしまう…そんな可愛い銀様を、めぐは絶賛独占中である。
「駄目よ水銀燈、まだ満足していないんでしょう? ふふっ、こないだの
水銀燈、最高に可愛かったわ。お漏らししちゃうくらい感じてくれて…」
「め、めぐのいじわる…。あれは、別に気持ちよかったわけじゃ…」
「うそつき」
「ふあぁっ!? い、いじわるっ!! 指を曲げて、天井をこすっちゃ、ひああぁっ!?」
口の端からよだれの糸を引きながら、大きくのけぞった瞬間。
――ぷしゃあぁぁぁぁ…。
体内の敏感なスポットを巧みに責められて、あえなく黄金色の放物線を描いてしまう、
エッチで可愛い銀様だった…。
以上、妄想終了。きらきーは想像つかない…。