梅岡に脅され、陵辱を受けたのりは放心状態からようやく脱け出すと、 
部屋の浴室で体を洗った。梅岡のザーメンで汚された顔とメガネを洗い、 
汗と梅岡の唾液で汚れた身体を洗い流す。 
「・・・こんなにいっぱい・・・・」 
のりは膣内の梅岡の精液をかき出していく。あまりの精液の多さと粘り気に 
のりの指はベトベトになった。 
「・・・ジュン君・・お姉ちゃん・・汚れちゃった・・・・」 
シャワーを下向きにして精液まみれになった膣内と太ももを洗い流し、ボディソープを 
タオルにつけ、ゴシゴシとまるで皮が破れるくらい強く擦りつけた。 
「・・・ダメ・・きれいにならないわ・・・もう・・・」 
身体が真っ赤になるまで擦り、シャワーで流す。強く擦ったところがヒリヒリと 
痛むがのりは心の方の痛みが強かった。 
浴室から出て、着替えると人目を憚るようにラブホテルを後にした。 
歩くたびにヒビ割れた心が痛くなる。だがのりは泣けなかった。大事な弟を 
守るため、そしてあの家にできる笑顔と笑い声をなくさないため・・・ 
(・・もう家に着くわね。いつもの笑顔でいなくちゃ) 

「ただいま〜」 
中に入る前に深呼吸をして、のりは帰宅の挨拶をした。 
「あ、のりなの〜、のり〜、遅い〜」 
雛苺が元気に駆け出してのりを出迎える。弾けるような可愛い笑顔がのりには痛かった。 
「ごめんね。遅くなって、はい、これおみやげよ」 
のりは鞄から雛苺の大好物の苺大福を取り出して、雛苺に手渡した。 
「うわ〜、うにゅ〜だ〜。のり、ありがとなの〜」 
雛苺は喜んでのりにお礼を言うと、手渡された苺大福を持って駆け出していった。 
のりは雛苺に続いて居間へと入り、そこにいた真紅と翠星石にも挨拶した。 
「どうしたですぅ。ずいぶん遅い帰りだったですけどぉ」 
「そうね、普段ならもっと早く帰ってくるのに」 
のりの帰りが遅かったことにみんな不審に思っているようだった。それを察してか、 
のりは慌てて話題をすり替える。 
「あ、ごめんね〜、すぐにお夕飯の仕度するから〜」 
そう言って台所に入り料理の準備をする。気を紛らわせ、真紅たちに疑念を抱かれない 
ように歌まで歌って、事実が伝わらないようにした。 

「うわ〜、今日はすごいの〜。W花丸ハンバーグなの〜」 
雛苺はもう嬉しさでいっぱいだった。夢にまで見たあのW花丸ハンバーグが 
目の前でかかってこいとばかりに並んでいる。 
「いったいどうしたですぅ。今日は何かお祝いでもあったですかぁ」 
あの皮肉屋の翠星石までもが、この夕食に胸をときめかせていた。 
「・・・いったい何なんだ」 
ジュンも何の記念日かと頭をフル回転させているが、当然のことながら 
解答は出て来なかった。 
そんな雰囲気の中、一人真紅だけは静かに状況を考えているようだった。 
だが口にしたのは別のことだった。 
「まあ、今日が何の記念日かお祝いか分からないけど、とにかく頂きましょう」 
「「「いただきま〜す」」」 
その声でいつも通りの賑やかな夕食が始まった。翠星石がジュンや雛苺にいろいろ 
ちょっかいを出し、ジュンと雛苺がそれに応戦するというワンパターンが繰り返される。 
かなりボリュームのあったW花丸ハンバーグは瞬く間になくなっていった。 
夕食も終わると、ジュンは自分の部屋に真紅、雛苺、翠星石は居間で寛いでいた。 

深夜 
人形たちも寝静まり、桜田家に静寂が訪れる。 
ジュンもここ最近は夜遅くなっていたので、今夜はもう眠っていた。 
“ガチャ、ギィィィ” 
ゆっくりとドアが開き、ジュンの部屋にのりが入ってくる。のりはグッスリと 
眠っているジュンの寝顔をまじまじと見つめていた。 
「・・・ジュン君」 
呼んでも目を覚まさない。よほど疲れているのだろうか、とのりはジュンの 
身体のことを心配した。そしてのりはジュンの顔に近づき言った。 
「ジュン君、お姉ちゃんの身体をきれいにして・・・」 
のりはパジャマを脱いで全裸になると、眠っているジュンのパジャマを静かに 
脱がしていく。 
「・・ジュン君の裸、見るのなんて久しぶりだよね・・・・」 
のり同様に全裸となるジュン、のりはジュンにゆっくりと近づき抱き寄せた。 
「・・・ジュン君、好きよ」 
のりはジュンの唇に自分の唇を重ね合わせる。舌を伸ばしてジュンの口内を 
舐め回し、唾液をすする。 
「・・・おいしい・ジュンのお口・・おいしい・・・」 
口の端から零れる唾液まで一滴残らず舐め取った。 
「ジュン君のオチンチン見せて」 
のりはジュンの下半身に手を伸ばす。まだ皮を被ってはいるが、立派に勃起した 
チンポだった。のりは優しくジュンのチンポをさする。 
「・・・うぅ・・くぅ・・・うぅ・・」 
ジュンの寝息の中に吐息が混じる。のりは自分の拙い愛撫で感じてくれるジュンが 
たまらなく愛おしくなった。 

「今度は口でしてあげるね」 
のりはジュンのチンポにキスするとパクッと咥え込んだ。 
“クチュ、クチュ、クチュ、チュウゥゥゥゥゥ” 
大事なものを扱うかのように丹念にねっとりと舐め回す。ジュンの吐息は 
のりが舐め、吸い出すごとに荒くなり、身体がうねっていった。 
「・・うぅ・・ぐぅ・・くぅ・・はぁはぁ・・あぁっ!」 
下半身から湧き上がる快楽にジュンは目を覚ます。 
「?!な、な、な!」 
薄暗がりの中、ジュンの視界に入ってきたものは、ジュンのチンポを咥え込む 
姉の姿だった。 
「な!うっ!うあああ!」 
声を掛けようとしたジュンだったが、その前に絶頂が先に来た。 
“ドビュッ!ドビュ!ドビュ!ドビュ!ドビュ!” 
ジュンのチンポが大きく爆ぜ、のりの口の中に白濁液が注ぎ込まれる。 
(ジュン君、ジュン君の精液、これできれいにしなきゃ) 
「ん゛ん〜、んん、んぶぅ、んぐ、ゴク、ゴク、ゴク、ゴク」 
のりはジュンの精液を受け止めると、舌を転がし、ゆっくりと味わいながら 
美味しそうに飲み干していった。 
「・・・はぁはぁ・はぁはぁ・・・・」 
最後の一滴まで搾り取られたジュンは息を切らしたかのように荒い息を吐いた。 
のりはそんなジュンに悲しげに微笑みかけた。 
「な、なんなんだよ。いきなり・・」 
イカされてしまったせいなのか、詰問するジュンの声は弱かった。 
「ジュン君?」 
「な、何だよ」 
「美味しい、ジュン君の精液、きれいで美味しい」 
「お、おい、何言って・・・」 
悲しげに微笑む姉の表情にジュンは言葉が繋げなかった。 
(知らなくていいの、ジュン君はいつものままで) 
自分が汚された事実を知られたくない。だが汚れた身体ではいたくない。 
のりが見つけた解決法はこれしかなかった。 

「ねえ、ジュン君、気持ちよかった?」 
いきなりの質問にジュンは返答に詰まった。だがのりは有無を言わせずに 
さらにジュンのチンポを擦りだす。 
「うわ!ちょっと、やめ・・・・」 
気持ちよいのか、ジュンのチンポが勢いを取り戻す。思春期のありあまった性欲の 
象徴はさっき以上にそそり立った。 
「ジュン君、こんなになって。今度は私のアソコにジュン君のミルクごちそうしてね」 
のりは自分の膣を拡げて、ジュンのチンポを迎え入れる。 
“ズブゥ” 
開けてはならない禁断の扉をのりは解放し、ジュンはその花園へと入っていく。 
のりの膣内のヒダヒダがジュンのチンポに絡みつく。 
「うあぁ!ね、姉ちゃん!す、すごい!」 
「ジュン君!はぁぁ!いい!ジュン君!ジュン君!」 
いつの間にか、ジュンはのりのおっぱいに手を伸ばして揉みまくる。のりは身体を 
ジュンに寄せ、自分の胸をジュンの眼前に押し付ける。 
“チュウ、チュウ、クチュウ、チュウ、チュウ” 
ジュンはのりの乳首にしゃぶりつき、出ないはずの母乳を求めて吸いまくる。 
「はぁぁ!ジュン君!もっと!もっと吸って!」 
のりも自分で自分の胸を揉んで、ジュンを煽っていった。 
「うぅ!射精る!射精る!姉ちゃん!」 
(出して!膣内に!膣内にいっぱい出して!わたしの体内を浄化して!) 
“ドビュ!ドビュ!ドピュ!ドピュ!ドピュ!” 
のりの膣内がジュンの精液で満たされるごとに、のりの心も洗われ、満たされていった。 
「あん、もったいない」 
膣内から溢れてくる精液を掬っては舐め取っていくのり。 
(もうジュン君はわたしのモノ、わたしたちは2人で1人、どんなに汚されても 
ジュン君がいればわたしはいいの、だからジュン君、わたしを愛して・・・) 
終わりのない黒い螺旋律が回る。狂狂と回る。 

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以上です。 
この続きは、まだ全然考えてないのでかなり先のことになりそうです。 

自分で書いてて梅岡殺そうかと思った。羨ましすぎて・・・ 

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