某スレのコメントに触発されてやっつけ書き。
「ジュン・・・」
明かりを消した僕の部屋の中に、真紅の小さく恥ずかしそうな声だけが聞こえる。
「また痛いの?真紅・・・」
これで幾夜になるんだろう、真紅が僕にその行為を頼むのは。
真紅の整った美しく幼い顔が、軽い苦痛に変わっているのを見る度・・・
これもミーディアムの責任だと自分の心をごまかして、連日真紅の苦痛を取り除いてあげている。
今夜もその痛みを取り除いてあげる為、僕は真紅をそっと抱き上げベッドに座らせた。
翠星石のトランクに目を向けながら、彼女が起きる様子が無い事を確かめる。
・・・地震が起きても目を覚ます様子は無いみたいだな。でも、僕達の声は自然と小声になる。
(い、いい事ジュン・・・何度も言うようだけど、私は決して望んであなたに頼んでいるのではないのよ・・・)
頬を赤く染めた真紅がヘッドドレスを取り、ブラッディレッドの西洋服をはだけながらそう僕に言ってくる。
(判ってるよ・・・そんなこと)
少し苦笑いしながら僕は真紅の前にかがみ、純白のキャミソールに目を向ける。
(やっぱり濡れてるね・・・)
(言わ、言わなくていいのだわ一々・・・)
僕の言葉に真紅が赤い顔に叱咤の表情を浮かべてそう言ってくる。
キャミソールが覆う、うっすら膨らんだ胸の先ははっきりと判るくらいに尖り、その部分の生地に滲みが出来ていた。
最初に身体の異変に気付いたのは真紅自身であり、僕だった。
いつもの様に『 ジュン、抱っこして頂戴 』とせがんできた時、妙に真紅が苦しそうだった。
まさか、また止まったりしないだろうなと思いながら抱き上げた時、
たまたま・・・本当にたまたま、真紅の胸に手が当たったんだ。
その瞬間 『 痛ッ!? 』 と言う真紅の声と、じわっと濡れる感触が手に伝わってきたと思ったら、
僕の手と、真紅の服の胸元が濡れていて・・・
真紅は僕をひっぱたくのも忘れ、僕も真紅に謝るのも忘れ、お互いに濡れた服と手を見交わしたんだ。
原因の一端は何かは判らない。
もしかするとアリスゲームで蒼星石と雛苺の精神を失った事が原因なのかもしれない。
でも何だかやっぱり判らない・・・仕方ないじゃないか。
(ジュン・・・お、お願いするわ・・・)
真紅の恥ずかしそうな言葉に、僕の思考は引き戻された。
西洋服とキャミソールを口元までたくし上げて、懇願するような視線を僕に向ける真紅。
充血したように小さな乳輪が赤く膨らみ、硬く尖った赤い乳首の先からは、
透明に近い乳白色の液体が滴り落ちていた。
何回見てもドキドキする・・・少ししか膨らんでいない胸に滴る液体が、こんなにエロティックだったなんて・・・
昼間のそっけないツンとした態度とは裏腹に、夜の真紅は抱きしめたい程に可愛い。
(お願いって? 何を?言ってみてよ、真紅自身がさ)
最近の僕は、夜にはその態度を少し変える事が出来る。何故って?真紅がそれを許してくれるからさ・・・
(最近のジュンは・・・意地悪だわ・・・)
(でも言ってくれないと、わからないよ真紅? それとも自分で絞る?)
(・・・本当に意地悪ね・・・私の家来なのに・・・自分で上手く絞れないのを知っているくせに・・・)
(さぁ、言って・・・真紅。そうしないと、どんどん痛くなるよ?)
(・・・・って ちょうだ・・・)
(・・・聞こえないよ、し ん く ?)
たくし上げた服を掴んだ真紅の手がフルフル震えている。
真っ赤な顔をした真紅は僕を責めるように睨むけれど、その痛痒さに我慢が出来なくなってきているのか、
すぐに泣きそうな顔に変わり、
(私のむ、胸を 吸 っ・・・吸って! 絞って頂戴! ジュンお願い! もぅ もう痛くて切なくて我慢できないの!
これ っ・・・これ以上我慢させないで、お願いだわジュン!)
その蒼い瞳に涙を滲ませだした。
(良く言えたね、辛かっただろ・・・真紅)
僕は指で涙をぬぐってあげ、そのまま真紅の小さな胸に顔を埋め、
舌を乳輪に押し付けながら乳首を含み、唇で乳輪全体を吸った。
「んふぅっ!んああん!」
真紅が思わず声を出す。
(だ、ダメだよ真紅・・・翠星石が起きるかもしれないだろ!?)
(・・・ ・・・き、気持ちよかったのだもの・・・)
可愛い・・・
たくし上げた服に真っ赤な顔を隠して、甘えるようにそう言ってくるのはやっぱりずるい。
ツンデレってこういう事を言うんだろうか?
そう思いながら僕は真紅の胸から溢れる謎の液体を吸い、
いつもの様に、もう片方の胸の乳輪を、親指、人差し指、中指の三本でこねるように揉んだ。
その度に、乳輪に押されるように尖った赤い乳首は、白い液体を噴水の様に撒き散らし、僕の頬を濡らす。
僕の喉を通る乳白色の液体は甘く、牛乳に蜂蜜を混ぜて薄〜くしたような味だった。
(んっ・・・・ああ っ ジュン、ジュン・・・気持ちいいわ・・・もっと、もっと吸っていいのよ・・・)
真紅が僕の頭を優しく撫でてくれ、自分の胸にうずめる様に、両手で抱え込む様にしてくれる。
この行為の度に・・・僕は暖かい何かに心を包まれてしまう。
この暖かい何かは・・・僕が赤ん坊だった時の思い出だろうか?
僕は真紅に母性を求めているとでも言うんだろうか?
僕は自分をマザコンだと思ってもいないし、シスコンでもない・・・なのに・・・何でこんなに安らぐんだろう。
やっぱりこれって・・・真紅の母乳だから? 心のどこかで真紅に甘えたいと思ってるから? ま、まさかな・・・
これが生きたドールとの異常な行為だって言うのは解っているけど、
もっとその先の行為を望んでもおかしくないんじゃないかと思うかもしれないけど、今の僕はこれで十分幸せだった。
「・・・おいしい? ジュン・・・?」
「・・・う ・・・うん 真紅」
僕と真紅、お互いが擬似的な何かを求めた結果・・・こんな事になったのかも知れない。
蒼星石と雛苺に罰が当たりそうだけど、今はこの関係を続けて行きたい。
続けられる間は。
・・・あれ? なんかもう一つ二つ三つ・・・忘れてる様な気が・・・
二人が聖母(性惚)ごっこに溺れている後ろでは、完全に気配を消したトランクの一つが薄〜〜〜く開き・・・
(◇ ◇)ピキューン!! と爛々と輝く二つの妖光が睨みを効かせていた。
(◇ ◇).。o○(おのれぇー真紅ぅ! ・・・自分の身体で更にジュンを餌付けするとは・・・やりやがるです)
(◇ ◇).。o○(姉妹一の暴力娘では飽き足らず、私のミーディアムでもあるジュンを独り占めする気ですか・・・)
(◇ ◇).。o○(そうはさせないですよ、お前だけが甘〜い液体出せると思ったら大間違いですよ)
(◇ ◇).。o○(見てやがれです・・・末っ子だけにいい思いさせてやるもんですか♪)
濃緑色のドレスのスカートが覆う自分の股間に手を伸ばし、その指先にツヤッと光る液体をぺろりと舐めた翠星石は
(◇ ◇).。o○(この甘〜〜い翠星石の愛液に、真紅の母乳程度が太刀打ち出来る訳ねぇですからねぇ)
(◇ ◇).。o○(まぁ、もう暫くは遊ばせてやるですから精々餌付けに頑張るですよ、真紅ぅ〜♪イ〜ッヒッヒッヒ♥)
そう心の中で言い放ち、そぉ〜〜っとトランクを閉めるのであった。
その言葉通り、後日ジュンの餌付けを真紅から奪い取った翠星石と、
翠星石に餌付けされたジュンの話は、今回とはまた別の話である。
で、窓の外では覗き魔が居たと言うのも、二人(プラス一人)は知らない話である。
(・・・浅ましいわね、翠星石も真紅も・・・まぁ私には、めぐがいるから関係ないけどぉ〜〜♪)
(今夜もめぐの乳酸菌、頂きよぉーーー♥ さ、早く帰ろ〜っと ウフ♪)
・・・病人とのイチャイチャも程々に。
そしてこことは違うマンションの一室では
「やっぱりわたしにはカナが居ればそれでいいのよぉぉぉおおーーーーー♥!!!!」
「キャーーー!!♥その愛情はあまりにもまさちゅーせっちゅーかしらーーーーーー!!!!!」
行過ぎた愛情が繰り広げられていたのは、また別の話である。
(ねぇ〜〜・・・ヒナ達いつになったらもどれるのぉ・・・?)
(こ、ここは我慢だよ雛苺・・・ジュン君を信じないと・・・)
(ヒナ・・・言いたいことがあるのよね・・・)
(僕もさ、雛苺・・・)
『 ジュン(君)のバカーーーーーーーーーーーーーーー!! 真紅の母乳で窒息しちゃえーーー!! 』
「ぶふっ!?ごふっごふっ!!!ぐぐるぢ・・・」
「ジュ ジュジュ ジュンッ?!」
いきなり真紅の母乳の出が良くなって、本当に窒息しそうになりましたとさw
【 おはり 】