朝の桜田家。賑やかな声がこだまする。 

「おばか苺っ!翠星石の苺大福をよくも〜」 
「ふーんっ!雛の苺大福取ろうとしたくせに!!」 
「そ、それはですね〜・・・・・た、助けてくださいですぅ真紅〜!!!」 
「・・・」 
「無視ですかぁ!?」 
いや、真紅は無視したのではない。本に夢中になっているのだ。題名はレディーのたしなみ。 
数分間押し黙っていた真紅だが、本を閉じて翠星石に近寄ってくる。 
「ど、どうしましたかぁ?真紅・・・。」 
「翠星石。失礼。」 
「きゃっ!な、何するですかぁ!?」 
翠星石が驚くのも当たり前。真紅は翠星石の胸を掴んだのだ。そして自分と比べてみる。 

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

「ま、負けているのだわ!?」 
どう見ても同じサイズだが何か違いがあるのだろう。真紅はしばらく黙り込む。 
「し、真紅、元気出すですぅ!ほら、雛苺は・・・・。」 
「ふぁっ!何するのー!!!」 
翠星石は真紅と雛苺の胸を強引につかむと、比べる・・・。 

(ぐ・・・これは・・・雛苺も真紅もいい勝負ですぅ・・・) 
「や、やりましたね真紅!勝ってますよ!」 
翠星石は嘘をついた。本当は二人ともいい勝負・・・。 
「ふ・・・慰めは要らないのだわ翠星石・・・。本当は違うのでしょう?」 
「ぅ・・・えっとおー・・・」 
「こうなったら・・・あの手を使って・・・」 
「あの手・・・ですかぁ?」「どんな手なのぉー?」 
「二人とも、くるのよ。」 
真紅の行き着く先は、庭先だった・・・・。 

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すいません、小説は初めて書きました・・・。 
皆様の反応で続いたり続かなかったりするかも・・・。 
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「庭先なんかに来てどうしたですぅ?真紅」 
「わかったのぉ!皆でお外に出て遊ぶのぉ〜!」 
「きぃ〜!真紅は胸が無くて悩んでるんですぅ!遊ぶなんてする訳ねーですぅ!・・・あ。」 
「翠星石・・・口を慎みなさい・・・」 
胸が無くて悩んでる・・・その事実は本当だが改めて言われると悲しい・・・ 
「ご、ごめんなさいですぅ・・・」 
背中から見るからに悲しいオーラを出している真紅に、翠星石は誤る事しか出来なかった・・・。 

そのころ庭先では・・・ 
「む〜・・・真紅達は何を話しているのかしら〜・・?」 
高い木に見える一つ影。 
「でもここで落ちたら見つかっちゃうのかしら〜・・・ピチカート!ちゃんと話の内容を聞くかしら!」 
その名は金糸雀。ローゼンメイデン第2ドール。 
「う〜・・・仕方ないかしら〜・・・レッツ・待機かしら〜!」 
どうやら様子見に入ったようだ・・・そのころ真紅達は・・・ 

「まぁまぁ真紅ちゃん達、どうしたのぉ?」 
のりが入ってきた。洗濯物でも取り込みに来たのだろう。 
「あ、のりぃ〜!」 
「どうしたですぅ?こんな所で・・・。」 
「えっとね・・・?」 
先ほどから真紅はのりの胸を直視している。 
「どうしたの?真紅ちゃん?」 
「えっとねぇ〜真紅はお胸さんが無・・むぐっ!」 
「それ以上言うなですぅ・・・」 
翠星石は必死に雛苺の口をふさいで止める。 
「むぐ、んぅ〜!!!」ジタバタと暴れる雛苺。 
「と、所で真紅は何で庭先に?」 
「あ、あぁ・・・そうね・・・それは・・・」 
木の上を指差し一言。 
「出てきなさい。金糸雀!」 

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また一旦区切りです・・・。 
すいません(汗 
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「!!金糸雀が居るですぅ!?」 
「・・・ええ・・・私には解っていたのだわ・・・」 
「真紅凄いの〜!」 
「まぁまぁ・・・金糸雀ちゃん?」 
「さぁ!姿を現しなさい!」 

・・・・・・・・・・・・ 

「・・・やばいかしら〜・・・見つかっちゃったかしら?」 
木に隠れている金糸雀。今は真紅達を見る事もなく木に隠れている。 
「でもでも、今はすんなり出てきて戦うほうがいいかしら・・・?」 
「・・・」 
「行くかしら、ピチカート。」 

ガサガサと音を立てて降りる金糸雀。その先に居るのはー・・・ 
「・・・あら・・?」 

「・・・」 
「・・・」 
「・・・」 
「・・・」 

何と、真紅達は金糸雀のいた木ではなく、まるっきり反対の木を見ていたのだ。 
これには金糸雀も驚いた。 
「あら・・・?そっちに居たですぅ?」 
やっと気づいた翠星石が言う。 
「うゆ?かなりあなのー!」 
「まぁvこんにちはぁ〜v」 
続いて雛苺とのりも気付く。反応しないのは、真紅一人。 
「えっとぉ〜真紅ぅ?気にする事無いですぅ〜?ま、間違いは誰にも・・・」 
「あははっ!真紅間違えたの〜!お馬鹿さんなのぉ〜」 
必死の翠星石のフォローも、雛苺の声で台無しだ。 
「こ、このおバカ苺!!!」 
翠星石は雛苺の口を再び塞ぐ。 
「んぐ〜っ!むぅ〜!」 
「えっと、私の予想ですとねぇ〜・・・」 
「金糸雀、こっちきやがれですぅ」 
すっかり放心状態の金糸雀を呼ぶと、胸を掴む。 
「な、何するかしらぁ〜!」 
「第二ドールの金糸雀と比べたかったんですぅ?」 
「えぇ・・・・・・・・・そうよ・・・・・・・・・」 
やけに暗い真紅と五月蝿い金糸雀の胸を比べる。 
(・・・はっきり言ってどう違いがあるですぅ・・・?さっぱりワカンネーですぅ。でもどちらかと言うと・・・) 
何も言えない翠星石に、真紅が口を開いた・・・ 
「金糸雀にも負けてるのね・・・?」 
「ぅ・・・そうですぅ・・・ち、ちょーっとですよ?」 
開き真実を言った・・・言ってしまった翠星石に、真紅は肩を落とした。 
「はぁ・・・のり、何かいい方法は無いのだわ・・?」 
「そう?えっとぉ・・・」 
耳打ちをするのりに、真紅の顔は真っ赤になる。 
「なっ・・・!本当なのだわ!?」 
「ええ♪そうよぅv」 
「・・・」 
考えこむ真紅に、翠星石はあることに気づく。 
「あっ!このちび苺離すの忘れてたですぅ!!!」 
「ん〜っ!ぷはぁっ!!!は〜、は〜・・・」 
離された翠星石の手に、雛苺は文句さえも言えなかった・・・。 

「・・・翠星石、雛苺、来なさい。」 
「ですですぅ?」 
「は〜・・・は〜・・・苦しいのぉ〜」 
「ま〜っ!何時まで大げさに苦しがってるですぅ!」 
「翠星石のせいなの!!!」 
「二人とも、行くわよ!」 
「は、はいですぅ!」 
「解ったのぉ!」 
急いで真紅の後に付いていく二人。そのころ・・・ 

「みんなカナの事忘れてるかしらぁ〜!」 
「まぁ、まだ居たのぅ?真紅ちゃん達と遊んできたらぁ?」 
「・・・え?」 
「人数多い方が楽しいわよう♪」 
「そ、そこまで言うなら・・・しかたないかしら〜!」 
「うふふv」 
走る金糸雀の楽しそうに見ているのりだった・・・ 

一方真紅達の方はジュンの部屋に来ていた。 
「ジュンの部屋なんかに来て、どうしたですぅ?」 
「皆で遊ぶの〜?」 
「・・・違うわ・・・もっと大切な事よ・・・」 
「大切な事ですぅ?」 
「・・・翠星石、雛苺、覚悟はいい?」 
「はぁ・・?まぁいいんじゃないですぅ?」 
「いいのぉ〜!」 
閉ざされたドア、ステッキで開けた先に・・・ 

ジュンは・・・・居なかった。 

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すいません、一旦区切りです。 
無駄な文があったり間違いあるかもですが、 
目を通していただけると幸いです。 
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「うゆ・・・?ジュン居ないの〜?」 
「真紅〜、どうするですぅ?」 
「はぁ・・・役に立たない家来ね・・・」 
「それはそうと、翠星石。」 
「何ですぅ?」 
「ジュンが居ないなら仕方ないわ。あなたがしなさい。」 
「何をするですぅ・・・?」「うゆ〜?雛はどうするの〜?」 
「え・・・?そうね・・・」 
雛苺の声によって真紅の判断は変わった。 
「・・・雛苺、これを着なさい。」 
「うい〜、わかったの〜!」 

数分後・・・ 

「真紅ぅ〜この服変なの〜・・」 
「いいから着なさい。」 
「ぅぅ〜・・・」 
別室で着替えている雛苺と真紅。どんな服なのか密かに楽しみにしている翠星石。 
「一体どんな服ですかねぇ・・・」 
「待たせたわ。」 
「あ、やっと着替え・・・」 
真紅の服装を見て驚いた翠星石。そのオッドアイの向こうには・・・ 
胸元が大きく開いたメイド服の、真紅と雛苺が立っていた。 

「な・・・」 
パクパクと口をあけて目を白黒させている翠星石。 
「何ですかその服は!大体そんな服どこで・・・!!!」 
「ジュンの通販グッズなのだわ。」 
「ぅ〜・・・寒いの〜・・・」 
「・・・」 
ジュンの趣味とセンスに心惑わせる翠星石だが、今はそれどころではない。 
何故、真紅がこのような服を着ているのかだ。 
「ど、どうして・・・今着ているのですか・・・?」 
「決まっているわ・・・わかるでしょう?」 
「さぁ・・・来なさい雛苺。」 
「う、うい〜・・・」 
すっかり場外の雛苺に話しかけ、呼び寄せる真紅。 
「これからなのだわ。手伝ってくれるでしょう?翠星石・・・。」 
「・・・」 
翠星石は、ただ押し黙っているだけだった・・・。 

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すいません、またまた区切りです・・・。 
今週中には仕上げます。 
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「さぁ・・・どうしたの翠星石・・・?」 
「ぅ・・・です・・・。」 
差し出された真紅の手。翠星石はその手を・・・ 

ぺちんっ! 

軽く、叩いた。 

「痛いわ・・・翠星石。」 
そして、あざ笑うかのように軽く微笑む真紅。 
翠星石は、その真紅の笑みに恐怖を覚えた。 
「に、逃げるですよっ!雛苺!」 
「う、うい〜・・・?」 
強引に雛苺の手を掴むと、逃げ出す翠星石と雛苺。 
ゆっくりと後を追う真紅・・・。 
「鬼ごっこは嫌いなのだわ・・・ゆっくりと追い詰めて・・・私のために働いてもらうわ」 

「し、真紅どうしちゃったのぉ〜?」 
「くっ・・・!!!」 
部屋中を走り回る二人。足音が響く。 
「真紅は、何らかの方法で自分の胸を大きくしようとしてるですぅ!」 
「そして、雛苺や金糸雀にまで負けてしまっているですっ!」 
「にまでってどういう意味なの〜」 
「聞いたとおりですぅ!」 
「でも、真紅の性格の変わりようはおかしいです!原因があるとすれば・・・」 
リビングへ向かう翠星石。一冊の本が視界に入る。 
「これです・・・」 
真紅の読んでいた本。これがすべての始まり・・・。 
ゆっくりと本を開けたその時・・・ 

カチャ・・・。 

扉が開く。翠星石と雛苺の真後ろで・・・。 
胸が五月蝿い。ドクドクと音が聞こえるほどに。 
真紅が・・・私たちを見つけ、入ってきた・・・・。 
そして、その音に気を奪われ、忘れていた本を見る。 
瞳に見えるもの・・・それは・・・ 

真っ黒い 一枚の羽だった・・・。 

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あ〜・・・ちょっと展開早かったかな〜と思ってしまうにゃこです。 
微妙ですがえっちな展開に行こうとはしてますがね〜・・・ 
どんな展開でも出来そうな気はしますが・・・ 
上手く書けるかは別として・・・。 
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「この羽は・・・」 
「う、うゆ・・水銀・・・」 
「水銀燈」 
雛苺より早く、真紅がその名を呼ぶ。そう、水銀燈・・・。 
その本の中に挟まれていた、真っ黒い羽。 
とすればこの事の起こりは・・・ 
「出てきやがれですぅ!水銀燈!!!」 

「:::あらぁ・・・もう見つかっちゃたぁ・・・?」 
辺りが暗くなる。そしてその暗闇に見える白い・・・青白い肌。 
「この野郎!何て真似しやがるですぅ!」 
「真紅をいじめちゃ駄目なのぉー!」 
「うふふ・・・威勢のいい事ねぇ・・・」 
「す、水銀燈なんか怖くねーよですぅ!!!」 
「いいわぁ・・・真紅も雛苺も翠星石もたっぷり遊んであげるぅ・・・」 
パチンッと指を鳴らす水銀燈。真紅の目に生気が蘇る。 
「わ、私は何を・・・この格好・・・水銀燈!?」 
今まで操られて何も知らない真紅。おまけに胸元の開いたメイド服もつけている。 
こんな状況で何をすればいいかわからない・・・ 
「真紅!元に戻ったですぅ!?」 
「え〜ん、真紅ぅ〜!!」 
真紅に駆け寄る二人。 
「うふふ・・・それとぉ・・・」 
扉に手をかざし、羽を叩きつける水銀燈。 
「あなたも遊んであげるぅ・・・出てきなさぁい・・・金糸雀!」 

扉の影を水銀燈は指差す。その向こうに・・・ 
金糸雀が・・・居た。 
「す、水銀燈・・・久しぶり・・・かしらぁ・・・?」 
「おひさしぶりぃ・・・クスクス・・・」 
おずおずと出てくる金糸雀。 
「金糸雀・・・どうしてここに居るですぅ・・・?」 
「かなりあなの〜、どうして居るのぉ?」 
(ぅ・・・庭先で出会った件を忘れてるかしら〜?ひどいかしら・・・) 
「ぐ、偶然かしら・・・クスン・・・」 
「さぁて・・・役者もそろったわぁ・・・」 
「・・・!!!」 
全員が息をのむ。そして・・・ 
「いくわよぉ・・・そぉれ!!!!!!」 
翼が襲い掛かる。 
真紅は花びらで。雛苺は苺わだちで。翠星石は如雨露で。金糸雀はヴァイオリンで 
攻撃する。 

そして・・・ 

「もうお終い・・・?つまんなぁい・・・」 
全員捕まった。あっけなく、簡単に・・・ 
「うふふ・・・ねぇ、真紅ぅ、夢を叶えてあげましょうかぁ・・・?」 
「何のこと・・・私には夢なんてないのだわ・・・」 
「あの、のりと言う人間に聞いた方法で・・・胸を大きくしてあげましょうか・・・?」 
「水銀燈・・・!」 
「おきなさぁい・・・雛苺・・・」 
気を失っていた雛苺を軽く叩く。 
「ぅ・・・なの・・・」 
「これからパーティの始まりよぉ・・・うふふふ・・・」 

「ん・・・んぅ・・・はぁ・・・」 
「うふふ・・・真紅の胸小さいわぁ・・・・」 
「う、うるさいのだわっ・・・!あぅっ!」 
「し、真紅ぅ・・・?」 
「雛苺ぉ・・・あなたは大人しく命令に従えばいいのよぉ・・・うふふ」 
「ぅ・・・うぃなのぉ・・・真紅ぅ・・・こっち向いてなのぉ・・・」 
「何・・・んっ!」 
熱い、熱烈なディープキスを始めた雛苺。舌の動きがぎこちない。 
「んっ、んっ、んぅ〜っ・・・」 
「んぐ・・・ふぅ・・・ん・・・」 
ぴちゃぴちゃと音を立ててディープキスを交わす二人。 
そして、真紅の胸をまさぐる様に揉む水銀燈。 
「真紅ぅ・・・感じてるのぉ・・・?」 
「感じてなんかっ・・・んっ!はぁっ・・・んぁ・・・」 
とっさの真紅の言葉も、雛苺のキスで塞がれる。 
「感じてるわよぉ・・・ほらこんなに乳首立ってるぅ・・・」 
軽く乳首を弾く水銀燈。それだけで真紅は背骨が折れるほど仰け反った。 
「きゃぅっ!・・・はぁ・・・はぁ・・・」 
「恥ずかしいわねぇ・・・ローゼンメイデンとあろうものが・・・」 
「もぅ・・・やめ・・・ふむっ!ん〜っ」 
雛苺の口付けでやはり言葉が出せない真紅。そろそろ限界・・・。 
「真紅ぅ・・・はやくイっちゃいなさぁい・・・・!壊してあげるわぁ!」 

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そろそろえっちな展開行かねばと思い書きましたが・・・ 
う〜ん・・・(汗) 
とりあえずまだ続きます・・・ 
途中で書き込んでしまい焦った・・・ 

とりあえずまだ続きます・・・が 
今はここで休憩です。 

↑です。慌てて書き込めなかった・・・。 
夜中にまた書きます。 
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「うぅ・・・ふむぅ・・・んんー!」 
雛苺により声を出せない真紅。これも、彼女水銀燈の考えの内。 
「ふふふ・・・もうすぐ・・・もうすぐね・・・」 
「んー!んぐー!!!んっ・・・!」 
胸を触るスピードを上げる水銀燈。真紅もおもしろいほど反応する。 
「んっ、んっ、んぅ〜っ」 
「ふふ・・・可愛いわぁ・・・真紅ぅ・・・」 
「雛苺ぉ・・・どいていいわよぉ・・・」 
「ん?・・・ぷはっ!わ、わかったのぉ〜・・・」 
渋々どいた雛苺。そして水銀燈は真紅の口を塞ぐ。 
「ん・・・真紅・・・」 
「す、水銀燈・・・んぅ・・・」 
「んっ、くぅ・・・ふむ・・・」 
水銀燈は真紅の胸を触る手をさらに早く真紅の胸に擦り付ける。 
「んっ!んぐっ・・・!!!」 
「ん・・・真紅、もう駄目ね・・・」 
「水銀燈・・・もう、もう・・・私・・・」 
絶頂が近づく。もう止まらない・・・。 

「ひっ・・・ひあぁぁああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!」 

真紅は、これまでにない快感を得て、絶頂にいった・・・。 
その時、水銀燈の中の何かが変わった気がした。 
真紅の顔、表情、声・・・。 

それは、水銀燈が、初めて真紅のすべてを愛しいと思った瞬間だった・・・。 

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すいません、また一旦区切りです。 
明日か明後日らへんには仕上げたいです。 
初めてエッチな展開書いたよ・・・ 
ちょっと解りにくいととことかあるかも・・・。 
まぁ目を通してやってくださいな。 
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「・・・」 
水銀燈は放心していた。 
真紅を一瞬でも愛しいと思った事に後悔やら気づきやら色々感じていた。 
「真紅ぅ・・・?」 
「す、水銀燈〜?どうしたのぉ?」 
雛苺の声で我に返る水銀燈。冷静さを取り戻す。 
「ふ、ふふふ・・・真紅ぅ・・・もう壊れちゃったぁ・・・?」 
真紅は、気を失って倒れているだけだが、水銀燈は彼女をあえて攻撃しなかった。 

「・・・・」(おい金糸雀!水銀燈のこんちくしょーのせいで真紅変になってるじゃねーですか!) 
「・・・・」(そんなのしらないかしら〜べ、別に倒れた真紅を後で倒そうとしてなんかしてないかしら〜) 
「・・・・」(お前〜翠星石はそんな事聞いてねーですぅ!ていうかそんな事させねーですぅ!) 
「・・・・」(あ〜っ!この金糸雀の作戦を言ってしまったかしら!迂闊だったかしら〜) 
「・・・・」(きぃ〜っ!お前ちっとも役に立たねーですぅ!このバカナリア!) 
「・・・・」(バ、バカナリアなんて・・・この翠星石の毒舌ばかばかなのかしら〜!) 
「・・・・」 
「・・・・」 
「もう辛抱ならんですっ!勝負ですぅっ!金糸雀!」 
「望む所かしら!覚悟するかしら!翠星石!」 
小声で話していた二人。だが・・・ 
「新しい玩具、みーつけたぁ・・・ふふふ・・・」 

あっけなく、水銀燈の標的が見つかった。 

「・・・す、水銀燈・・・?」 
「・・・かしら・・・?」 
二人の動きが止まる。水銀燈はゆっくりと、確実に近づいてくる。 
「ふふふ・・・起きてたのねぇ翠星石、金糸雀・・・」 
「こ、こんちくしょーっ!もうヤケクソですぅ!てぃやー!!!」 
「スィドリーム!!!早く如雨露を出しやがれですぅ!!!」 
「こっ、こっちも負けないかしらっ!ピチカート!」 
「第二楽章 追撃のカノン!!!」 
蔦と音が水銀燈に襲い掛かる。 
「ふふふ・・・美味しいものは、ゆっくり食べてこそ美味しいの・・・」 
「焦っちゃ駄目ぇ・・・・うふふふ・・・」 

数分後・・・ 

また、二人とも負けた。意外と互角だったが・・・。 
「さぁて・・・美味しく頂くわぁ・・・雛苺、あなたは金糸雀をたべちゃいなさぁい・・・」 
「ぅ・・・うゆ・・・?金糸雀を・・・?」 
いつの間にか奴隷になっている雛苺。渋々金糸雀に近寄る。 
水銀燈も若干のこの行為が楽しくなっているみたいだ・・・。 

「いただきまぁす・・・うふふ・・・」 

水銀燈の口が、顔が、全身が、翠星石に近づいた。 

「ぅ・・・ですぅ・・・」 
翠星石は、水銀燈の顔をじっと見る。 
青白い肌、つやつやの唇、冷たい目、あまり変わらない表情。 
すべてが綺麗で、すべてが怖かった。 
「さぁて・・・まずは真紅みたいな服にお着替えねぇ・・・」 
クスクスと笑いながら楽しそうに服を脱がす水銀燈。 
「や、やめろですぅ!」 
「嫌ぁ・・・やめてあげなぁい・・・」 
水銀燈は、翠星石をまるで魂の無い人形のように扱った。 

「ん・・・かなりあー、大人しくするのぉ〜」 
「む、無理かしらっ!くすぐった・・・ひゃんっ!うあぁ・・・駄目かしらぁ・・・」 
「だって、だってぇ〜こうしたら気持ちいいって・・・嫌ならかなりあがするのぉ〜」 
「ひぐっ、はぅぅ・・・わ、私がやるわけ・・・はぅんっ!」 
雛苺は、金糸雀の秘部を触っていた。どうしてそんな事知っているのかと言うと、色々あるわけで・・・」 
「あ、お汁がいっぱいでてるのぉ、かなりあー気持ちいいのぉ?」 
「そ、そんな訳・・・ぅあっ・・・あぁっ・・・」 
内心気持ちいいはずなのだが、金糸雀は黙っていた。 

「んっ・・・雛苺っ、もう・・・駄目かしらぁ・・・んぅっ」 
「あ、待って〜なのぉ〜」 
雛苺は秘部を触っている手を退けると、自分の秘部を金糸雀の秘部にくっつけた。 
「ひゃぁっ!ぅああ・・・すごいかしらぁ・・・・」 
「ふぁっ!へ、変な感じなのぉ・・・かなりあ・・・んっ」 
雛苺は、金糸雀の秘部に自分の秘部を擦り付ける。激しく、時には弱く。 
「ひっ、雛苺、あっ、あっ、んぅ・・・んっ」 
金糸雀は、雛苺に熱烈なディープキスを始めた。雛苺もそれをうけいれた。 
「んっ、んぅ・・・かな・・りぁぁ・・」 
「んん・・・ひ、雛・・・苺ぉ・・・んぅぅ・・・気持ちいい・・・かしらぁ・・・」 
チュブチュブと音を立てるアソコ。腰振りが激しくなり、抱き合う二人。 
「んぅ・・・んぁ・・・ひな・・・苺ぉ・・・も、もうだめぇ・・・かしらぁ・・・」 
「かなりあぁ・・・ひなもっ、ひなも一緒にぃ・・・ふぁ・・・」 

「ふあああああぁぁぁ・・・・!!!!」 

二人とも、似たような声を出し、達した。そして、同時に来る快感と共に意識は闇にのまれた・・・。 

「あらぁ・・・二人とも気絶しちゃったぁ・・・どうしましょうか?翠星石・・・」 
「むぐ〜っ!んん〜っ!」 
翠星石はセーラー服というやつに、目隠しとガムテープで口を塞がれていた。 
「あなたはマゾっぽいからぁ・・・変わったことしてあげるわぁ・・・」 
水銀燈は、冷たく微笑んだ。 

----
こんにちは・・・。 
何か変な感じがするなぁ・・・ 
まぁちょっとペースが遅いかも。 
翠星石はSMプレイで行きたいけど・・・。 
まぁあちちょっとで終わりですから勘弁してください(汗 
休憩します・・・。 
----

「んっ・・・・!!!んむぅ・・・・」 
「苦しい?苦しいわよねぇ翠星石ぃ・・・うふふ・・・」 
「ん〜っ!んぐ〜っ!」 
翠星石は、口を塞いでいるガムテープが邪魔でしょうがない。 
喋れない・・・。しんどい・・・。おまけに文句も、反抗する事も許されない。 
「さぁて・・・こんなに大人しい翠星石にぃ・・・ご褒美上げるぅ・・・」 
口を塞がれたら喋れないのは解っているのにわざとご褒美と言って袋を漁る水銀燈。 
「ん〜!んん〜っ!」 
翠星石は水銀燈の出したものに恐怖を覚えた。 

それは、トゲが鋭く生えているバイブと、鞭だった・・・。 

「翠星石かわいぃ・・・クスクス・・・」 
「むぅ〜!んぐ〜!!!」 
優しく翠星石の髪を撫でる水銀燈。 
「うふふ・・・地獄へ行ってらっしゃぁい・・・翠星石・・・」 
「ん〜っ!ん〜っ!」 
必死に抵抗する翠星石。しかし水銀燈は強引に翠星石の中へ・・・ 
バイブを、突っ込んだ。 

「・・・・・!!!!!!」 
翠星石は一瞬目を、目隠しの布の中で見開いた。 
「ふふふ・・・痛い?翠星石ぃ・・・」 
「んっ!!!!んぅ〜っ!!!!!!!」 
翠星石が動くほど、バイブは無理やり奥へ入っていく。 
中に入ったバイブは、トゲが中を傷つける。 
翠星石は、まさに生き地獄と相応しい状況の中に居た。 
しかも、目隠しの影響で恐怖と痛みは増していく。 
「〜〜〜〜っ!!!!」 
翠星石は、静かに涙を流す。 
痛い。痛い。痛い。痛い・・・・・・・・・・。 
「可哀想・・・翠星石・・・ふふふ・・・」 
「でもぉ・・・すぐ気持ちよくなってくるわぁ・・・。安心してぇ・・・」 
水銀燈は、翠星石のおでこに軽くキスをする。 
翠星石の僅かに塞がっていない鼻に、水銀燈の甘い香りが感じられた・・・。 

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こんにちは・・・いつの間にかこんなに伸びてた・・・ОTL 
SMは甘すぎたかも・・・? 
加減難しい・・・。 
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「ん〜〜っ!!!」 
「翠星石・・・可愛いわぁ・・・」 
スルスルと口を覆っていた物を取る水銀燈。 
「うぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」 
途端に荒い呼吸を繰り返す翠星石。それを見た水銀燈はにやりと笑う。 
「ふふ・・・苦しかったぁ・・・?」 
「あ、あたりまえですぅ・・・はぁ、はぁ・・・」 
根元まで入ったバイブを、水銀燈は翠星石の秘部から抜く。 
「う・・・あぁ・・・」 
途端に声を荒げる翠星石。水銀燈は何かを感じ取る。 
「あらぁ・・・?感じちゃったのぉ?翠星石・・・」 
「そ、そんな事っ・・・・!!!」 
「驚いたわぁ・・・あなたが・・・そんな娘だった何て・・・」 
水銀燈の中で、何かが弾ける。 
姉妹の中で、人見知りで、人間嫌いで、勇気何か無かった彼女が。 
双子の蒼星石無しで、生きている。蒼星石のローザミスティカも奪ってやったのに。 
ここまで傷つけても、犯されても、まだ、姉の私に反抗する。 
私には・・・ここまでの勇気が・・・ 

ゆっくりと、鞭を取る水銀燈。 
「そ、それ・・・」 
「翠星石ぃ・・・私決めたぁ・・・」 
「・・・あ・・・やめ・・・あぁ・・・」 
「あなたを・・・ジャンクにしてあげるぅ!!!」 
「い・・・嫌ああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 
水銀燈は、静かに腕を上げ・・・その鞭を力の限り、翠星石に叩き付けた・・・ 

はずだった・・・。 

「何・・・で・・・」 
「・・・?」 
受身の態勢を取っていた翠星石。鞭が、打ちつけられるはずの鞭が、 

美しい、赤い花びらのカーテンで、止められていた・・・。 

「あ・・・し、真紅ですぅ・・・?」 
涙で顔をぐしゃぐしゃにしながら、真紅に抱きつく水銀燈。 
「翠星石・・・もう大丈夫よ・・・。」 
優しく翠星石を抱きしめ、手をかざす真紅。 
途端に翠星石の秘部から痛みが消え去る。 
そして、雛苺や金糸雀の服も元に戻る・・・。 
「水銀燈!ちょっとおいたが過ぎたわね・・・」 
「真紅・・・どうして・・・」 
混乱状態の水銀燈。真紅はきっぱりと言い放つ。 

「たしかに、私は胸が無いのだわ。」 

・・・・・ 
「はっ・・・おばかさぁん・・・自分で言うこと無いじゃなぁい・・・」 
「し、真紅・・・何を言ってるですぅ・・・?いかれたですかぁ・・・?」 
「うるさいのだわ。翠星石。」 
「で、何が言いたいのぉ・・・お馬鹿真紅ぅ・・・」 
「そうね・・・でも、胸が小さくても・・・」 
パチンっと指を鳴らす真紅。水銀燈の後ろから伸びる物体と、耳に響く音。 
「・・・・・っ!!!」 
その操り主は、雛苺と金糸雀。 
「でも、アリスゲームを終わらせようとする気持ちは、誰よりも大きいのよっ!!!」 
花びらで水銀燈を包む真紅。そこに一撃の平手打ち。 
パシっと言う音が、部屋に響いた。 
「ぅ・・・真紅ぅぅ・・・!!!」 
「これが、私達の力・・・いい事、アリスゲームは、必ず終わらせる。私の手で・・・」 
「くだらない・・・」 
ぶちぶちっと言う音が、部屋中に響く。 
「私達が求められるのは、ただ完璧な少女。アリスのみ・・・」 
羽は、やがて大きくなり、蔦もろとも破裂する・・・。 
「結局は、皆居なくなるの。残るのはお父様だけ・・・」 
「・・・それまでの思い出は無くなりはしないのだわ。」 
「・・・っ!!!」 
よろめく水銀燈。さすがに体力が尽きたのだろう。ゆっくりと窓に近づく。 
「こ、このやろっ!待ちやがれですぅ!!」 
「いいの、翠星石。」 
「真紅ぅ・・・でも・・・」 
「また・・・来るわぁ・・・」 
真紅は、水銀燈の心の変わりを、ただ、願いながら、水銀燈を見送った・・・。 

<エピローグ> 

その後帰ってきたジュン。 
その時の部屋の大惨事を見て即真紅達に片付けを要求した。 
渋々片付け、晩御飯を食べるのだが・・・(金糸雀も一緒に) 
「なぁ、一体何があったんだ?」 
「え?」 
「だーかーらーこの部屋で何があったんだ?」 
「・・・」 
あっという間に赤くなる真紅達。 
(あーんな事言えるかですぅ。まぁ真紅のおかげで痛みは消えましたけどぉー) 
(うゆ〜かなりあとぴとってなったの楽しかったのー♪) 
(ま、まさかカナがあんなはしたない事をしてしまう何て予想外だったかしらー・・・) 
(・・・あんな所触られて達してしまう何て・・・) 
「・・・?」 
ジュンはその状況を見つめる事しか出来なかった・・・。 

「ねぇ水銀燈。今日は機嫌いいわね・・・」 
「そんな事あるわけ無いじゃなぁい・・・お馬鹿さぁん・・・」 
「ふふっ、どうだか・・・」 
「・・・ふんっ・・・」 

こうして、今日の事は深く、ドールズの胸に刻み込まれた・・・。 
水銀燈の心の変化も、時がたてば、きっと・・・・ 

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え〜こんにちは。一応お終いです。 
とことんいじめるのも考えてはいたんですが・・・ 
まぁあえてこっちで。 
鬼畜はやっぱ警告しておけばよかったと今更反省ОTL 
まぁこの作品にコメくださった皆様、ありがとうございました。 

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