>>302-306と同一世界のものです。その内繋がる予定です。今回も携帯故にミスは御容赦くださいm(_ _)m 

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今日は日曜、人形たちは姉ちゃんと外に遊びに行った。 
なんでも人形好きな友達に見せてあげようと言うことらしい 
「ったく…大丈夫なのかよ…あいつら…」 
でも久しぶりに一人になれたので 
通販やらこんな時でしか見れないようなサイトなどを見ていた訳だった 

──ピンポーン 
来客だ。 
「……………居留守居留守……」 
出るつもりはなかったが窓から少し覗く 
柏葉だ 
しかも目があった。お辞儀までされた 
「…何でわかるんだよ……」 
まぁどうせ雛苺はいないから帰ってもらうか… 
仕方ないので玄関を開ける 
「こんにちは」 
「あぁ…うん。で、なにか?」 
いつも柏葉が来ると飛びついてくるはずの雛苺がいなかったからか 
柏葉は少し首を玄関から少し中を覗く 
「あ、雛苺は……」 
「今は姉ちゃんとみんな出かけたから僕一人」 
「そう、じゃあ、お邪魔しちゃったわね」 
「えっ…お邪魔って…べ、別に僕は何も…」 
焦って否定したが、不思議そうな顔をされた。 
深読みした僕が馬鹿だった 
「どれくらいで帰ってくるかわかる?」 
「もうすぐ帰ってくると思うけど…」 

「………あの…もし、お邪魔じゃなかったら、待たせてもらっても、いい?」 

そう言われて断る勇気のある僕ではなかった 
柏葉を部屋に上げる 
「お邪魔します」 
とりあえずお茶を淹れる 
しかしこんなに美味しいシチュエーションはないなと考えてしまう 
柏葉はそんなことを考えて入ってきたんだろうか?まぁ多分考えてないだろう 
「………はぁ…」 
「どうしたの?」 
「──っ、な、なんでもない!」 
突然真後ろに立って声をかけるのはやめてほしいと思う 
「私、やろうか?」 
「いいよ!座ってて!」 
「………?」 
やたらと焦る僕に首を傾げた 

お茶を持っていくと柏葉はDVDの棚を眺めていた 
「なんか見る?」 
お茶を差し出しながら声をかける 
「えっと、じゃあこれ見ていい?」 
一つのDVDを指さす 
「それ真紅のやつだけど…まぁいいか」 
案の定くんくんだった 
あの犬の人形劇は中学生の少女も魅了するのか 
まぁ「エイリアン2」を指差していたら雄叫びと共に叩き割わらなくてはならなかったので良かったとしよう 
まぁ中身の詳細は言わなくても男子諸君ならわかって貰えるだろう 
DVDをセットし、再生 
柏葉と二人並んでDVDを見ることになるとは思わなかった 
今姉ちゃんが帰ってきたら絶対「二人とも仲良しね〜子供の頃みたい。お姉ちゃん嬉しくなっちゃうわ♪」とか言われるんだろう 
本編が始まった。 
「私、こう言うの見るの久しぶり」 
「そうなんだ…」 
………… 
沈黙 
「父がテレビとか嫌いだからあまり見れないの」 
「そうなんだ…」 
………………… 
沈黙 
「この番組、雛苺が面白いから見てみればって言ってたから」 
「……そうなんだ…」 
…………………………… 
沈黙 
自分の会話スキルのなさに落胆する、もう少し話を広げれないのか。 
頑張れ僕、思い切って話を切り出してみる 
「か、柏葉今日休みなのになんで制服なんだ?」「…え?…………部活が…あったから」 
柏葉が疲れたように答える 
────そういや、もう止めたいって言ってたんだ 
地雷を踏んだと気付く 
────なんか、より一層気まずく…… 
部屋にはくんくんの華麗な推理によって導き出された犯人『メイドの羊めーめー』が推理物お決まりの独白をしていた 
「くんくん…私は……もう疲れてしまいました…」 
柏葉が僕の肩に頭をのせて寄りかかる 
ん?なんだこれは?なんで僕が寄りかかられてるんだ? 
「めーめー…どうしてだい?君はいつもまじめですばらしい人格者だったじゃないか!どうしてこんなことを…」 
「……お屋敷でご主人様に仕えて……家に帰ってもお父様やお母様に気を使って……もう疲れてしまったの……ご主人様にもう私はこの仕事辞めたいと言ったの…それなのに…」バチッ 

テレビの電源が切れる、何故だ??柏葉がリモコンで操作したからだ 
じゃあ何で柏葉は電源を切ったんだ??それはまったくもって謎だった 

「……………私も……ちょっと…最近……つかれた…休憩…」 
まるで眠るように僕の体に腕を回して抱きついてくる柏葉 
「えっ!?な、何?きゅ、休憩!?……」 
そんなことをされてはたまったもんじゃない 
少し前までエロサイトを巡回してたんだぞこっちは! 
「ちょ!ちょっと柏葉っ!!」 
僕の下半身を見る柏葉。うわバレた。 
「…あ、……桜田君…………」 
目を丸くして頬を赤くする柏葉、 
なんだこれ?ドッキリか?実は姉ちゃんとか翠星石辺りが仕掛けたんじゃないだろうな? 
しかしカメラっぽい物はどこにもなかった 
そしてなぜか柏葉は上目遣いでこっちを見る 
「……あの………桜田君………その…私と……し…したい…?」 
「………──っええぇッ!!?」 
やっぱりオカシい!こんなことアリエないだろ! 
ドッキリじゃないなら柏葉はきっとストレスによる一時的な心神喪失かなにかになったんじゃないか!? 
大体ぼくはまだ朝起きて歯磨きしてないし、パンツだって姉ちゃんの買ってきた変な奴だし、そんなことしたことないからぜんぜんわかんないし、ひにんとかそういうのもわかんないしでもなんでとつぜんそんなことを─あぁっいがいにだいたんなこねっともえっ! 
「あ、ご…ごめんなさい!わ、私っなに突然変なこと言って…」 
「いやっ!いや僕、柏葉と、その、し…したい……」 
「もっもういいの!ホントにごめんなさい!気にしないで…」 
ここまできたら流石に引き下がれなかった 
柏葉の肩を持ち床に倒す 
「──きゃっ」 
「…………柏葉と……したい」 
「…うん……私も……したい」 

唇を触れあわせる 
ファーストキスだった、柏葉はもしかしたら違うかもしれないけど。 
そして二度目、次は柏葉の舌が蠢き、咥内に入ってくる 
「……ぁぅ」 
情けない声を出してしまった 
さらにキスをする 
「柏葉……脱がして、いい?」 
「…いいよ。じゃあ私も……」 
互いの服を脱がす。と、突然思い出したように 
「あっ…あの……私部活やった後だから……匂いが……やっぱり私…」 
「そんなこと……ないよ…」 
下着姿となった柏葉の胸に顔を埋める 
柏葉の汗と、和室のような匂いが混ざりあった匂い 
むしろ妖艶な感じがした 
そのまま胸を愛撫する 
「あっ……桜田くん…」 
下着を剥ぐ、あまり大きくはないが綺麗な胸だ 
胸を見るのなんて小学生の時に姉ちゃんと風呂に入ったとき以来だろう 
「柏葉、…」 

柏葉の体は余分な脂肪がなく、意外に細かった。 
───こんなに華奢な体で、あんなにいつも頑張ってて……… 
「………桜田、君?」 
気付けば抱きしめていた 
柏葉はすごいと思った 
そして無理をしてるんだろうと思った、 
出来るならば守りたい、と思った 
「柏葉は頑張りすぎなんだよ……」 
「大丈夫………桜田君とかみんながいれば……大丈夫、私…きっと大丈夫だから…」 
「………柏葉…」 
幼なじみの二人、昔は僕らを絡める物はなにもなかった。 
だけどもう二人は雁字搦め 
でも、今だけは、今日この瞬間だけでも……… 

柏葉の秘部に触れる 
「んっ!…ぁ……」 
「…もう……こんなに…」 
既にそこは蜜が溢れていた 
小さな突起に軽く触れる 
「─っああっ……そ…こはぁ…」 
少し強く摘む 
「───っいっっはあぁあ!…はぁん……」 
部屋には汗と愛液の混じった匂いが充満してきていた 
「ここが…イイの?」 
突起を中心に全体を愛撫 
「っあぁああぁ……あ…ふ…い……桜田君っ、きて…い…いよ、…もう私……」 
「……うん」 
自分のモノを取り出し柏葉の秘部にあてがい力を入れる 
「─────っ!!」 
柏葉の顔が苦悶に歪む 
躊躇して、力を弱める 
これ以上踏み込むのはきっと無理だ 
柏葉が僕の手を握った 
「お願い……大丈夫だから」 
「……わかった」 
一気に力を入れる 
「────っあ!くぅ!」 
僕のモノが柏葉に全部は入った 
「……入ったよ、柏葉」柏葉から処女の血が流れる 

「うん……桜田君………動いていいよ、ゆっくり…」 
柏葉はなんとか微笑みをつくり言う 
しかしもう僕の我慢は限界に達していた。 
真紅たちが来てから一度もシてないのだ 
「ごめんっ柏葉!」 
返答を待たずに腰を激しく動かす 
「─いっ─いった─いっ──だ、駄目ぇ!そ、んなに動い、たらぁ!!」 
「あぁっ!柏葉の中、すごい熱いっ!」 
「あぁだめ─だめぇ──あっ─あはっ!──あ、─ふ、─ふああぁっ!」 
「あぁっ!僕、もう…」「あぁだめぇ!ジュン君私もう、ふぁ─おかしく、なっちゃうよぉ!!」 
「もう、とめられないぃ!!巴ちゃんっ!出るっ!!」 
「い、いよぉ!ジュン君のなら、中にぃあああぁあぁぁっ!あぁっ!くるぅ!きちゃうぅ!!」 
「もう出るっっ!……うっあぁ…」 
「あああっ!入ってくるぅ!熱いのがぁっ!ふあああああああっ!!!!」 

「…………はぁはぁ……」 
「あぅ…はぁ…はぁ」 
「…ふぅ………状況を描写するのを忘れてた……」 
柏葉が疲弊の中で不思議そうな顔をして首を傾げ、こっちを見た 
「いや……こっちの話………あ!と……柏葉、大丈夫?そ、その僕……」 
「……大丈夫…ちょっと吃驚したけど……」 
とりあえず微笑んでくれたので良かった 
男は狼とか言う言葉を思い出した 
いや理性が保てなかったと言うかなんと言うか…… 
何だか急に気恥ずかしくなって服を着たが柏葉はまだそのまま横になっていた 
柏葉の秘部から僕の精液が流れ出している 
冷静になってから見るとすごい場面だ……「エイリアン2」リアルな場面は映っていなかっただろう 
見ていたのに気付かれたのだろうか、少し恥ずかしそうに体を隠しながら起き上がる柏葉 
「シャワー貸してもらってもいい?」 
「あぁ…タオル適当に使っていいから」 
ありがとうと言って風呂場に向かっていった 

はぁ……それにしてもこんなことになるとは… 
僕にもそれなりに甲斐性があったらしい 
暫くの間、テレビをつける、なにやらくんくん特集のような番組がやっていた。 
そして気付く、姉ちゃんは3時には帰ると言っていた。 
今の時刻、2:40。 
ヤバい、アイツらが帰ってきて柏葉がシャワーなんて浴びてたら絶対オカシいじゃないか 
急いで脱衣場から呼ぶ 
「柏葉っ!ヤバい!後20分ぐらいで姉ちゃんたち帰ってくる!」 
「えっ!じゃあもう出るね」 
一応脱衣場から退場しておく 
まだ帰ってくる気配はなかったので多分何とかなるだろう… 
脱衣場のまえで座りこむふぅ…やれやれ… 
「なにがやれやれなのかしら」 
となりに赤い影、薔薇の花びらが舞っている 

無表情の真紅が現れた 
コマンド? 
土下座 
開き直り 
隠し通す 
取り敢えず驚いてみる 
「し、真紅!?な、なにしてるんだよ!?」 
「今日はテレビでくんくんの特集がやってるのだわ、だから一足先に帰ってきたのよ」 
「えっ!?」 
そう言えばさっきそんなのがやってたような……「い、いつから帰ってた?」 
「あなたたちの行為が始まったころよ」 
ヤバい、完全に切れてる 
「真紅……ごめん」 
素直に謝ってみた 
真紅の無表情が融け、頬を膨らませてぽこぽことなぐりかかってきた 
「不潔不潔不潔不潔不潔なのだわっ!私のっ…私の下僕なんだからっ!勝手にそんなことしないで頂戴っ!」 
「…いた、いた…悪かったよ、ごめん」 
無言でなぐり続ける真紅 
「……いたちょっと、いたい…やめ……」 
まだなぐりつづける真紅、あれ、泣いてる? 
「いたっ…ほ、ホントにごめんって、な、泣くなよ真紅」 
「ぐす、うぅ…私、こんなやくばかり……ひぐ」可哀想なキャラになっていた 
そして後ろでは柏葉が風呂場からでれずに裸で立往生していた 
「はぁ……当分出れそうにないわね、ここ……」 

このとき、ぼくらはこの後遭遇する出来事を予測していはなかった 

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一遍に投下してみました 
今回はあんまり確認してないので致命的なミスがあるかもしれません…; 
読んで貰えれば幸いです 
感想、ミスの指摘(改行ミスは許してください;)、アドバイスなどありましたらすごく参考になるのでどんどん言ってほしいです。 

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