水銀燈、以前は冷酷で残忍な性格であった彼女は柿崎メグとの出会いによって心のなかの氷が少しづつ融け始めていた…。
もはや仇敵・真紅達と戦う意志すら無くなり始めていた…。
『ねぇ…聞いてるの?水銀燈ってば』
水銀燈はメグの声で意識を取り戻した、メグは少し困惑した表情で水銀燈を見つめていた。
『ごめんなさぁい…』
水銀燈が罰が悪そうに軽く言った、どうやらメグは水銀燈に対して添い寝してくれる様に頼んでいたのだ。
『もう!!それで?一緒に寝てくれるの?』
メグが水銀燈をじっと見つめて聞いた、水銀燈は軽く首を横に振った。
『大事な用事があるから…また今度ね』
水銀燈がメグの頭を軽く撫でて言った、メグは少しプーッと膨れてみせたが機嫌を良くしたのか水銀燈に詰め寄った。
『じゃあ…おやすみのキスをして?』
メグが人差し指を軽く唇にあてて言った、水銀燈は軽くため息を付くとゆっくりとメグの唇に自分の唇を当てた。
『それじゃあ…行ってくるわ』
水銀燈が唇を離して窓から飛び立って行った、目的地はジュンの家であった……。
to be continue
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はぁ…やっぱり他の職人さんにはかなわないや…
今度続きをうpします