「じゃあ、まず…服、脱いでくれ…」初めて言う言葉に僕も戸惑う。
こんな真昼間に。真紅も雛苺も、彼女の姉の翠星石も、いつここにくるか分からない。彼女もそう考えたのか、
「え…だけど…」理由を言いかけた言葉を遮る。
「だけど脱がなきゃ、確認できないじゃないか。」
もっともな僕の言葉に蒼星石はうん…と小さくうなずき、おずおずとトレードマークの帽子をソファの横に置いた。
続いて瑠璃のケープ、黒のコルセット…白のシャツ…というように、ゆっくりとその小さな身体から衣服を解放してやる。
几帳面な性格らしく、コルセットの紐は丁寧に外し、ボタンもゆっくりとぷちんぷちんと音を出し外す。
一枚一枚きちんとたたみ、そしてそれをたたみ終えるたびにちらちらと僕の方に目をやるのが彼女らしい。
球体間接が露わになるシュミーズとズロース姿になった蒼星石は、もはや少年の面影など微塵も無く、
理想の少女”アリス”を目指して創られたと言われても納得するほど可憐だった。
「……」蒼星石はこれも?という目で、無言で僕に尋ねた。僕は見つめ返す事によってその答えを与える。
これから先の世界を、僕はまだ知らない。
青い刺繍の入った下着を脱ぐと、蒼星石は創られたままの姿になる。恐らく”お父様”しか見た事の無いその聖域を目にした事に、
僕は人形と自らの胸の高鳴りを感じずにいられなかった。
…この聖域に深く深く入り込んで……そこに咲く花を手当たりしだい毟り取って、
そして…穢してしまいたい衝動に駆られる。
蒼星石は何も聞かず、どうすれば良いの?という目でこちらを見てくる。その目はほんのりと潤み…そして頬には薄紅が挿しているかのような色に染まっている。
「こっちに来て……そうもっとこっち…」そう言って空ろな蒼星石を誘導する。だが、『膝の上』という言葉によって、
彼女の歩みは止まる。
「え…?」
「だって、近くに来ないと分からないじゃないか…さぁ…」
本当は、照れているという事は、そういう事なのだ。
だが僕は告げない。
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たくさんのコメントありがとうございます。励みになります。
とりあえず第二弾。
自己満足な出来になっているのはここまでなんで…
何しろ次からは未知の領域なんで、表現が全然分からん…
今もリアルで書いていますが、正直うざいほど長くなると思います。
もしよろしければ、引き続きオナニーショウをお楽しみください。