流れをぶった切って投下する。
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『ヒナ、下克上する』
「はー♪ふー♪ふーん♪なのー♪」
ヒナは今、読書中なの。ジュンのご本を読んで知的なレディになるのよ!
「すごいのー、ためになるのー」
ジュンのご本は絵付きでとってもわかりやすいのよ。でも、ジュンたらいつもご本をベッドの下に隠してるの。ちょっとイジワル。でも…
「何してるですか〜おちび苺?……ん?いいモン持ってんじゃねーですか」
「あ〜!!」
翠星石はもっとイジワルなの。ヒナのマポロを取ったの〜。
このマポロは昨日のりがお手伝いしたご褒美にくれたのよ。楽しみにしてたのに……
「チビチビにしてはいい物もってるですぅ。折角だから翠星石がもらってやるです〜♪」
「ひどいの〜!!返して!!ヒナの取っておきなんだから〜〜。あーーッ!!」
――ざらざらざら…
ひどい…ひどいのよ。翠星石ったらヒナのマポロを一口でみんな食べちゃったの。
この前もヒナの苺取ったし、ヒナのほっぺを抓ったし……
「んぐ…おいしかったですぅ〜♪せもてもの情けに空き箱は置いてってやるですよ。あ・ば・よ、です〜」
「…………ひどい」
いつも、いつもヒナにイジワルして…も〜ヒナも許さないの!!
こうなったら、ジュンのご本で勉強した方法で翠星石をこらしめるんだから!!『げこくじょー』よ!!
「もー許さないのーーー!!!」
ヒナは力いっぱい翠星石に体当たりして、翠星石を押し倒すの。
――べちっ!
「きゃうっ!何しやがるですかーッ」
翠星石はヒナの下でばたばた暴れるの。日ごろの勉強の成果を見せ付けて大人しくさせるのよ!
「うと…いいから大人しくするのよ」
――ちゅ
「〜〜〜〜っ!!」
まずは『ちゅー』なの。うるさい翠星石の口を黙らせてやるのよ。
でも、これだけじゃないんだから……
「…あむ…はむ……ん、ん」
こうやって翠星石のベロを軽く噛んだり、ベロで翠星石のベロをつっついたりすると効果てきめんなのよ。
『どんなタカビー女もこのテクニックでイチコロ』なの〜。
「……ぷわー」
「はぁはぁ……な、何するですかぁ…」
翠星石はヒナのテクニックですっかり大人しくなったわ。真っ赤な顔でぷるぷる震えてるの。
でも、まだまだこれからなんだから。
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…調子乗ってすみません、実はまだ書き終えていませんorz
続きはまた明日ということでどうかご勘弁を。