書きあがりました・・・なんかすごく長くなってしまった気が否めないですが、大目に見てください。 
では投下します。 

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〜前回のあらすじ〜 
僕の名前は桜田ジュン。今僕の家には3体の人形が住んでいる。しかし僕がこの前外出したときに偶然出会った水銀燈と肌を重ねてしまい、そのときに僕は水銀燈の本当の姿を見た気がした・・・ 
そこで僕は水銀燈を家に連れて帰ることにした。その日の夜は真紅達を説得するのにはすごい時間を費やした。 
しかし、そのかいあってか水銀燈は無事皆と打ち解けた・・・と思っていた。 

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僕がいつものようにネットサーフィンしている後ろでは、水銀燈と雛苺が楽しそうに遊んでいた。 
水銀燈が家に来て一週間。水銀燈は翠星石と雛苺とはもうすっかり仲良くなったみたいだ(特に翠星石とは仲が良い。) 
多分僕との関係をお互い知っているのだろう・・・ 
以前は毎晩求めてきた翠星石が急に僕が水銀燈とした次の日に求めてくるようになった。順番ということだろうか? 
しかし男は僕一人だけなので最近腰が痛い。一度マッサージしてもらう必要があるな。 
「はぁ・・・」 
僕は深くため息をついた・・・何故なら悩み事はそれだけではないからだ。僕が水銀燈を連れてきてしまったからなのか、真紅がふてくされて鞄からでてこないのである。 
「どうしたら真紅の機嫌は治るんだ?」 
誰も答えをくれないだろうが、呟かずにはいられなかった・・・ 
と、そこに姉ちゃんがきっかけを運んできた。 
「ジュンくん・・・あたし達これからお買物行ってくるから、真紅ちゃんのことお願いね?」 
「ん・・・皆で行くのか?」 
「そぅ・・・だからぁ拗ねてる真紅のことお願いねぇ?ジュン・・・」 
そういう水銀燈の顔は、本当は自分がここに残り、僕といちゃいちゃしたいと思っているに違いなかった・・・翠星石も考えは同じみたいだ・・・んと、まぁ・・・ごめんなさい。 
「わかったよ。真紅のことは僕に任せておけ・・・ゆっくり楽しんでこいよ。」 
あっ・・・二人の顔がすごい険しくなってる。こりゃ今夜はたっぷり搾り取られるな・・・ 

皆が出掛けてから一時間後・・・真紅はいまだに鞄に籠もっている。 
「なぁ・・・いい加減に出てこいよ・・・」 
それでも真紅から反応はない・・・ 

ぷちんっ 

僕の頭の何かがキレた気がした。 
僕はずんずん鞄に近づいていき、無理矢理鞄をこじ開けた。 
「うおおおぉぉりゃあぁ!!」 
ばくんっ!!という音と伴に鞄が開き、その中には真紅が丸くなりながら泣いていた・・・ 
「え・・・?」 
な、なんで真紅は泣いているんだ?そんなに水銀燈と暮らすのが嫌なのか? 
「そんなことで泣いてはいないのよ・・・」 
「うっ!お前また僕の心を読んで・・・ん?じゃあこの一週間なんで塞ぎ込んでいたんだ?」 
「そ、それは・・・」 
途端に真紅は俯いてしまった。 
「僕はお前の力になりたいだ・・・お前が落ち込んでたら僕も悲しいんだよ」 
僕は本心を伝えた・・・ 
「それは本当かしら・・・」 
「な、なんで疑うんだよ!?僕は本当にお前を心配して・・・」 
「でもどうせジュンは私を愛してはいないのだわ!!」 
「は?それはどういう・・・」 
「水銀燈が来た日、二人だけでちゃんと話したわ・・・私達とはもう戦わないということ・・・」 
「なんだ・・・それならいいじゃんか」 
「でもそのあと水銀燈は私にこう言ったのよ!?」 

〜回想〜 

「まぁそれなら私もあなたと仲良くやっていけそうだわ・・・よろしくね水銀燈」 
「ふふっ・・・こちらこそお願いねぇ?真紅・・・」 
話し合いが終わり、真紅は客間から出ようとドアの方に歩いていった・・・ 
「ねぇ真紅ぅあなたはジュンのことを愛してるぅ?」 
突然声をかけられ、しかもジュンの名前がでてきてさらに戸惑う真紅。しかし水銀燈はそんな真紅を気にせず話し続けた。 
「私はジュンのことを愛してるわ。私にやさしく接してくれた人間は彼が初めてだから・・・」 
水銀燈は目を瞑り、両手を胸の前で合わせた。 
「今日ね?ジュンとは森であったんだけど、私とジュンはそこで愛し合ったのよ?簡単に言うと体を重ねたの・・・何回も何回も時間を忘れてね。ジュンは私のことをとても愛してくれているのね・・・」 
水銀燈は誇らしげに真紅に向かってこう言った・・・ 
「数回しかジュンと会ってない私を抱いてくれたのにいつも一緒にいる真紅はジュンに抱かれたことはないのかしらぁ?」 
真紅はまるで『ストップ』を受けてしまったかのようにその場から動くことができなかった・・・ 
「わ、わたしは・・・」 
「んふふ・・・どうやら翠星石もジュンに抱かれたことがあるみたいねぇ?」 
「!!!?」 
その言葉がトドメの一撃だった・・・真紅は一目散に部屋からでて自分の鞄の中に滑り込んだ。 
それからずっと真紅は声を殺して泣き続けた・・・ 

〜回想終了〜 

「そんなことが・・・じゃあなんで早く言ってくれないんだよ!?」 
「ジュンが私を愛していないのは本当じゃない!!」 
「そ、そんなこと・・・」 
「じゃあ何で翠星石とのことを私に黙っていたのかしら!?」 
「そ、それは・・・」 
「私のことは愛してなくても、翠星石のことは愛しているんでしょ?あと水銀燈も・・・」 
ダメだ・・・返す言葉が見つからない・・・真紅がこんなに辛い思いをしてるのは誰のせいだ!?水銀燈のせいか!?違うだろ・・・僕のせいだ。 
多分今の真紅にはどんな言葉を言っても意味はないだろう・・・ならば、行動で示すしかない。 
「・・・・・・」 
僕は無言で真紅を優しく抱き締めた。 
「ジュン・・・?」 
「辛い思いをさしてごめん・・・でも僕は・・・僕は真紅を愛してるから!!」 
「えっ・・・」 
「確かに関係をもったのは二人の方が先かも知れないけど・・・真紅のことも愛しているから・・・」 
真紅の涙を舐めとり、そのままキスをした・・・ 
そしてどちらからともなく唇を離した。 
「僕はお前達みんな同じように愛してる。皆それぞれいいところがあるだろ?僕はそこが好きだから・・・だから真紅のことも翠星石も水銀燈も雛苺も愛してるに決まってるだろ?」 
「ジュ・・・ジュン・・・ごめんなさい・・・」 
真紅はまた泣きだしてしまった。でも今度は悲しみではないだろう・・・ 
「ようやく心は一つになったよな?じゃあ次は・・・身体も一つになろう・・・」 

僕は真紅をだっこして、ベットまで運んでいった。 
「ジュン・・・私・・・」 
「大丈夫・・・僕にまかせて・・・」 
僕は無言で真紅のドレスを脱がしていく・・・ふと真紅の顔を見るとすごい形相で僕を睨んでいた。 
「な、なんだよ・・・」 
「なんだかジュン経験豊富って感じがするわ・・・」 
「わ、悪かったな・・・」 
「別に怒ってないわよ・・・ただいつものジュンとは別人のようだわ・・・」 
「そ、そうかな・・・」 
それはもう僕は夜の勉強だけは東大を目指している受験生並に真面目だからな・・・ 
そんなやりとりをしつつ・・・胸に手を伸ばした 
「あたしの胸・・・水銀燈に比べて小さいでしょう?」 
「でも綺麗だよ・・・」 
触るか触っていないか分からないくらいの力で触れていると・・・ 
「ふっ・・・はぁ・・・」 
どうやら少しずつ感じているな?いつもならもっと胸を弄ぶのだけど、いつもとは違うアプローチをしてみるか。僕は真紅の華奢な足を持ち上げ、足の指をしゃぶり始めた。 
「あぁっ!!ジュ、ジュン・・・なにを!?」 
「らにをって・・・みてのとおりらよ」 
僕は指をしゃぶりながら真紅に話した。 
「ふあぁ・・・口を動かさないでぇ!!」 
指を口から離すと真紅は肩で息をしていた 
「もしかしてイッちゃったのかな?真紅さん?」 
真紅はかあぁと頬を赤く染めた。どうやら性感体は一人一人違うみたいだな・・・真紅は足の指で、水銀燈は胸、翠星石は・・・確か耳とか自分で言ってたな。 

「そろそろ次に進むけど・・・いいかな?」 
静かに頷く真紅・・・どうやらもう我慢できないらしい・・・ 
「じゃあ・・・いれるからな?」 
「まっ、待って!」 
寸前で真紅が抗議の声を出した。 
「やっぱり嫌なのか?」 
「そうじゃないわよ・・・ただ、私がジュンを・・・その・・・」 
あぁ・・・なるほど、そういうことか・・・ 
「・・・おっけ〜じゃあ任せるよ」 
僕は仰向けに寝転んで真紅に全てを任せることにした。 
そして真紅は僕のムスコとの二者面談を始めた・・・ 
しばらく動きがないので顔をあげて真紅を伺ってみた・・・どうやら気絶しているらしい。 
「真紅!!僕は早くしてほしいんだけどな!?」 
びくんっ!!とを体を揺すり、気絶から目覚めた真紅は僕のムスコをやさしく握り締めた。 
「ジュンのこれ・・・すごく大きくて、とても熱いよ」 
その刹那僕は不思議な快感に驚いた。なんと真紅が僕のムスコをアイスキャンデーのようにぺろぺろと舐め始めていたのだ。 
「し、真紅・・・なにを!!」 
「んぷ・・・ジュンにも気持ち良くなってほしくて・・・」 
じゅぷじゅぷという淫らな音が部屋に響き渡る・・・やばい・・・このままだともうでちゃいそうだ!! 
「もういいわね・・・」 
寸前で止まった行為に戸惑いを感じつつも、真紅は自分の秘所に僕のムスコを擦り付けた。 
「んっ!はぁ・・・すれていい・・・」 
そして深呼吸をして一気に腰を降ろした。 
「んああぁぁぁっ!!」 
挿入だけで真紅はもうイッてしまったようだ・・・ 
「はぁ・・・はぁ・・・ふふっ・・・今私とジュンは繋がっているわ。これだけで私はもう満足よ・・・」 
でも・・・と真紅は続けてこう言った。 
「私はもっと気持ち良くなりたいし、ジュンにも気持ち良くなってほしいから・・・」 
真紅は腰の動きを開始し、ただひたすらの行為の結果で得られる快感に酔い痴れてるみたいだった・・・ 
いつもと違う真紅に興奮し、尚且つさっきの延長線上で僕のムスコも限界に近づいてきた・・・。 
「し、真紅っ!!もぅでちゃうよ!!」 
「いいわよ・・・ジュン、遠慮しないでたくさんだしてぇ!!」 
どぴゅっどぴゅっ!! 

毎日しているくせになんでこんなにでるんだろうかと思うくらいに射精するムスコに僕は少し自己嫌悪した・・・ 

それから三十分後、皆が買い物から帰ってきた。 
「まぁ・・・真紅ちゃん!!もう大丈夫なの?」 
「えぇ・・・ノリ、それに皆・・・心配掛けてごめんなさい・・・」 
真紅にしては珍しく、素直に頭を下げた。 
「ジュンくんもたくさん心配してたんだよぅ?」 
図星を言われて僕は照れ臭くなった。 
「う、うるさいっ!!まったく・・・折角最近は静かな生活を送っていたのに・・・また元通りかよっ!!」 
などと僕は毒づきながら自分の部屋に戻り、パソコンの前に座って呟いた・・・ 
「またうるさくなるけど・・・それもまたいいよな」 
不安がすべて消え、僕の顔は笑顔でいっぱいだった。 
〜同時刻・桜田家一階〜 
「ありがとう水銀燈・・・あなたの言ったとおりだったわ」 
「そうでしょぅ?やっぱりジュンは愛してくれたでしょ?」 
「まったく・・・人の苦労も知らないで・・・なんでもっと早く行動してくれないのかしら」 
「奥手な所がジュンのいいところだからねぇ」 
「これからは夜には私も混ぜてもらうわよ?」 
「ふふっ・・・当たり前じゃなぁい。でも、ジュンは渡さないわ」 
「それはこちらの台詞よ・・・」 
「ダメですぅ!!ジュンは翠星石のものですぅ!!」 

僕にはまさか今回のことが仕組まれたことで、さらに一階でこんな会話が行なわれていることなんて知る由もなかった・・・ 

vs真紅偏・完 

to be continued 

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今回はここまでです。今回も水銀燈メインを予想していた人達いたらごめんなさい・・・_| ̄|○ 
とりあえず僕の頭にある大まかな流れだけは先に書いてしまおうと思います。 
明日もまた載せられるよう頑張りますので、おねがいします。ではまた・・・ 

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