夜。
皆が寝静まり、音がないはずの部屋に、淫靡な音が響く。
「あふっ…あっ!あぁ…気持ちいいですぅ…」
一人遊びの虜となってしまった翠星石は、あれから毎晩火照る体を持て余していた。
「………………………ったく。寝れないだろ……」
その横のベッドで、あれから毎晩行われる翠星石の行為のせいで、寝不足気味の純が、一人グチる。
「…はぁ。」
ごろり、と寝返りをしてさっさと寝ようとした純。
そのとき、横に置いてあったミニカーに体が当たり、ガシャンと音が響く。
(あ、やばっ…)
「……起きているですか?チビ人間。」
返事などできるはずがなく、掛け布団の中で純は固まってしまう。
「……………♪」
とすとすとす
足音がベッドに近づいてくる。
「寝ているですかぁ?チビ人間。」
声からは、イタズラをする時に発する雰囲気が滲んでいる。
布団に手が掛かり、ばさっ、と一気に剥がされる。
「やっぱり起きてやがりましたか、チビ人間のくせに。」
「……お、お前が、変なことを毎晩してるから寝れないんだよ…」
ばれてしまったらしょうがない。と、言い訳をする純。
そんな純を見て、ニヤニヤとする翠星石。
「な、なんだよ…ニヤニヤして…」
するするとこちらに近づきながら、翠星石は言う。
「チビ人間は、翠星石のしてるとこ想像して、興奮してたわけですかぁ。」
純の、膨らんでいた下腹部を触りながら服を脱ぎ始めた。
「…お、おい!なにしてるんだよ!やめ…んぐっ。」
ウルサいとばかりに、純の唇を自分の唇でふさぐ翠星石。
「むっ…ふぅ、ちゅ…はぁ……静かにするですぅ。真紅たちが起きるですぅ。」
「あふっ、むぅ……チビのくせして、ナニだけはデカいですぅ…」
純の息子を舐めあげる翠星石。
「くっ…に、人形がなんで…あっ、こんなこと知ってんだよ…」
つうっ、と裏筋を舐めあげ、今度は自分の小さな口に含み出す。
「ちゅぷっ……ちゅっ、ちゅぱっ…うむぅ…」
翠星石の口には少しサイズが大きすぎるが、それでも翠星石は舐め続ける。
「くあっ!ちょっ、ちょっとまて!で、でる…!」
そんな純の声を聞いてか、翠星石の愛撫はさらに熱を帯びる。
カリの部分を丁寧に舐め、尿道を舌で刺激する。
「も…だめだ…っ!で、でる!」
びくん、と純のが震え、白く白濁した液が翠星石の顔を汚す。
どくっ、どくっ、どくっ
「…こんなに出しやがって、とんだペド野郎ですぅ。」
顔に付いた精液を拭い、口に運ぶ翠星石。
「…お前から誘ってきたんだぞ…」
もはや、言い訳にも力がない純だった。
「ほら、チビ人間。下の口も使わせてやるですぅ。」
見ると、先ほどまでの愛撫で興奮したのか、翠星石のそこは既に濡れていた。
「さっさと奉仕するですぅ!」
純は、もうどうにでもなれといった体で、翠星石の秘裂に顔を近づけた。
「…んっ、そ、そこですぅ。ちゃんと舐めるですぅ。」
左手で秘裂を広げ、肉ひだを舐め、右指でクリをいじる。
「ちょっ!あぁん!…やさしく、あっ!ひあぁ!」
翠星石の秘部からは、とめどなく愛汁があふれ出す。
純は、それをすべてすいつくすように舌を盛んに動かす。
「ひぃっ!も、もうらめですぅ!ひ、いっちゃうですぅ!」
体を反らせ、翠星石が絶頂へとたどり着く寸前、純は愛撫をやめた。
「はぁ、はぁ、…な、なんでですぅ…も、もうちょっとで……あぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
純は、素早く翠星石の下の口に自分のを挿入していた。
挿入した時の刺激で、翠星石は絶頂を迎えた。
「くっ…やっぱし…キツいな…」
翠星石の中は、ギチギチと純のを締め付けてくる。
少しずつ、動き始める純。
「あぁ!まだ、翠星石は、イったばっか…ひゃっ!あぁん!」
ぐちゅ、ぴちゃ、ぱしゅ、ぐちゅ
卑猥な音と、翠星石の喘ぎが重なって、純は興奮し、動きが速くなる。
「やぁっ!はげし、あぁん!ま、また、ひぅっ!イっちゃうぅ!」
「くぁぁ!翠星石のが締め付けて、も、もう、イっちゃいそうだ」
翠星石の細い腰を掴み、激しく腰を振る。
二人の絶頂は近かった。
「ら、らめぇ!す、翠星石、またイっちゃうですぅ!」
「あ、で、でる!だ、だすぞ!翠星石!」
びくん、と体が震え、純の分身たちが翠星石の膣内を駆け回る。
どぷっ、どぷっ、どぷっ、どぷっ、どぷっ
ぬぷっ、という音とともに純の性器が翠星石の性器から抜かれる。
ごぽっ
くたっとした翠星石の股のあいだから、入りきらなかった精液がこぼれ落ちていた。
「…壊れるかとおもったですぅ…」
じとっ、と翠星石は純を睨みつける。
「わ、悪かったな。」
少しやりすぎたか。反省する純。
そんな純をみながら、少し照れながら翠星石は言った。
「ま、チビ人間にしてはなかなか良かったですぅ。またしてやるですぅ。」
純の受難はまだまだ続く。
〜fin〜