朝いつものようにジュンはベットから起き、一階に行くと 
翠星石と雛苺がなにやら喧嘩している 
(どうせ翠星石が雛苺に何かしたんだろうな…) 
「うるさいー!!」 
ジュンが怒鳴ってみても騒ぎは治まらない 
大きく溜め息をつきジュンは二階の自室に行った 
毎日この騒ぎでジュンはストレスが溜っていた 
そして、唯一の趣味の通販がジュンの安らぎの地だった 
ジュンがパソコンを起動させようとした、その時 
…ガチャ 
ジュンは部屋の扉が開く音で振り返ると、そこにはストレスの原因の一つがいた… 

ジュンの目線の先には、うつ向いて立っている翠星石がいた 
「な、なんだよ!?」 
ジュンは何も言わずに立っている翠星石に、何故か動揺してしまっていた 
「服を治せですぅ!!」 
「はぁ!?」 

ジュンは翠星石から話を聞くと 
雛苺のショートケーキの苺を翠星石が食べたことで喧嘩になり、その時に翠星石の服が破れたらしい 
「おまえが悪いんじゃねーか!!」 
ジュンが突っ込むと 
「違うですぅ!! あいつを見てるとムカツクからやったですぅ!!」 
全く言い訳になっていない言い訳を平然と言う翠星石にジュンも呆れてしまった 
「もう…どうでもいいからこっちに来い、治してやるから」 
そう言いジュンは引き出しから裁縫道具を出した… 

ジュンは翠星石を抱き上げベットに座り、自分の膝の上に翠星石を乗せた 
確に背中の部分が大きく破れている、何かにひっかけたのだろう 
ジュンは針に糸を通して縫い始めた 
縫ってる間はずっと、破れた服から見える翠星石の背中を眺めていた 
「あ、あんまジロジロ見るなですぅ…」 
翠星石は顔を赤くして小さな声で言った 
(いつもこれぐらい、おとなしければ可愛いのに…) 
ジュンは頭の中でそんな事を思いながら作業を進めて行った… 
しかしジュンはある異変に気付いた 
「あっ…んっ…」 
ジュンの指が翠星石の背中に触れる度に、翠星石が小さな声をあげていた 
ジュンはそれに気付き、翠星石の背中の真ん中を下から上へ指で撫でた 
「ひゃぁ!!」 
翠星石は大きな声をあげて背中を伸ばして硬直した 
「…プッ」 
その反応に思わずジュンは笑ってしまった 
翠星石は顔を真っ赤にして 
「な、何をするのですぅ! マジメにやりやがれですぅ!」 
とジュンに怒った… 

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「悪い悪いマジメにやるからジッとしとけ」 
ジュンが笑いながら謝ると、翠星石は口を尖らせて 
「フンッ!」 
と首を横に振った 
「そんなに怒んなよ」 
ジュンがもう一度謝っても、翠星石はジュンのことを無視した 
ジュンは溜め息を漏らしながらも、また翠星石の服に糸を通し始めた 
「んっ…っ〜」 
指が触れる度に翠星石はがまんできずに、また声を漏らし始めた 
「ちょ…そんなに変な声出すなよ! 集中できないだろ!」 
「チ…チビ人間が背中を…その…触るなですぅ!」 
「なんだおまえ? くすぐったいのか?」 
そうジュンが言うと、翠星石は顔を赤くして 
「悪いかですぅ! 背中は弱いんですぅ!!」 
翠星石は開き直ってジュンにキレ始めた 
しかしジュンは日頃から翠星石に馬鹿にされているので少し頭の中で 
(こいつ背中が弱いのか…日頃の恨みだ少しイタズラしてやる!) 
ジュンがニヤリと笑った顔に翠星石は気付いていなかった… 

ジュンは翠星石の背中を優しくゆっくりと指でなで始めた 
「きゃっ!!」 
あまりの大声で翠星石自身もビックリして自分の口を手で抑えた 
しかしジュンは翠星石の背中を上から下へ、下から上へとなで続けている 
「やっ…やめろですぅ! この…ひゃっ!」 
ジュンはニヤニヤと笑いながらその行為を続けている時にある事に気が付いた 
(なんだこの穴?) 
ジュンはそう思い、背中の中心にある穴に触れた 
「やっ…そこは…触るなですぅ…」 
ジュンが触れた穴は、ゼンマイを入れる穴だった 
ジュンは裁縫道工の入ってる箱から綿棒を取りだし、その穴に入れてみた 
「やっ! だめですぅ! あっ…いゃぁ…」 
ジュンは翠星石の出す甘い声にいつのまにか興奮していた 
ジュンは穴に入れた綿棒を速く強く出し入れしてみた 
「あっ! やっ…やめろ…ですぅ!」 
翠星石は息を荒くしてジュンに言ったが、ジュンの暴走は止まらない… 

ジュンは翠星石の破れた服の部分から服の中に、翠星石の体を抑えていたもう一方の手を入れた 
「なっ…何をしやがるですぅ!? 離しやがれですぅ!!」 
翠星石は体をモジモジと動かして抵抗するが、その抵抗も虚しく、翠星石の緑色の服は奇妙に動きだした 
「ちょ…どこ触ってるですぅ! やっ…んっ…」 
翠星石の服の中ではジュンの手がやらしく胸の周りを動きまわり、更に背中のゼンマイの穴を綿棒で激しく突いている 
「やっ! だめですぅ! はぁ…んっ…あっ!」 
ジュンは気が狂ったように、翠星石の穴を強く深く綿棒で突き、服の中の手は下半身にへと移動して行った 
「いやっ! やめろですぅ! おかしくなるですぅ!」 
翠星石は目に涙を浮かべ、口からはだらしなく唾液を垂らし、息を荒くしている 
「あっ! だっ…もう…はっ! んっ…やっ…あっ…あー!!」 
そう叫ぶと翠星石はジュンの膝の上からベットへと倒れた… 

数分後… 
翠星石が目覚めると、一人でまだジュンのベットの上にいた 
気が付くと背中の部分は治っていた 
翠星石は数分前までのジュンとの行為を思い出した 
いつもの翠星石なら怒るだろうが、翠星石は顔を赤くして自分の服をギュッと握った 
「な…何を私は考えているんですぅ!」 
翠星石はベットから降り、ジュンの部屋から出ると、階段から上ってくるジュンと目が合った 
「あっ…」 
翠星石は目をそらし、また顔を赤くしてうつ向いた 
(何で私が恥ずかしがらなきゃいけないですぅ!) 
ジュンはそんな翠星石の反応を見て笑いながら 
「さっきまであんなに大声を出して喜んでいたのに、なんだ急に恥ずかしくなったか?」 
「だ、黙れですぅ! チビ人間が変態ってのを真紅に言ってやるですぅ!」 
翠星石は顔を真っ赤にして怒鳴ったが、ジュンは笑いながら 
「じゃあ…おまえが変態人形ってのも言ってやろうかな〜」 
「なっ!」 
そう言われ翠星石は何も言えなくなってしまった 
ジュンはニヤニヤと笑いながら 
(よし! この性悪人形の弱味を握ったぞ!) 
こうしてジュンは、翠星石をイジメルという新しい趣味を見付けたのだった… 

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おまけ 

ジュンに弱味を握られた翠星石は、頭の中真っ白な状態で一階に降りた 
しかし、真紅の一言で翠星石の動きが止まった 
「ねぇ…上でジュンと何してたの? えらく楽しそうだったけど?」 
「えっ! な、な、何もするわけないですぅ! あんなチビ人間と…」 
顔を赤くする翠星石に真紅は大きく溜め息をついてテレビをつけ、くんくんを見始めた 
「何してたの?」 
雛苺が不思議そうに翠星石に聞いた 
「何もしてないですぅ!!」 
「でもスゴイ大きな声が聞えたよ?」 
「…え?」 
「 『きゃー!!』 ってスゴイ大きな声がして、真紅もスゴイびっくりしてたよ!」 
「え、えー!!」 
翠星石は慌てて真紅を見るが、明らかに真紅からは殺気に似たオーラが出てた 
「いや、違うですぅ! あのチビ人間が…」翠星石が真紅に言い訳しようとした、その時… 
「うるさいぞ!」 
ジュンが翠星石の真後ろに立って叫んだ 
「なっ…チビ!」 
翠星石はジュンの声にビックリして飛び上がった… 

ジュンの声に反応して真紅はジュンを見ると冷たく 
「うるさいわ、くんくんが聞こえないわ。」 
と言い放った 
ジュンはいつものように顔をムッとさせ 
「人形の癖に生意気な奴だな!」 
「あら? その翠星石も人形よ。」 
「はぁ? 何言ってんだ?」 
「さっきまで翠星石と仲良く部屋で遊んでいたのに、よく言えるわね、そんな台詞。」 
「…なっ!」 
「いつも仲が悪いのに… あんなに仲がいいとは思わなかったわ。」 
真紅はそう言い終えると、紅茶を一口飲み、おもいっきりティーカップをテーブルに置いた 
ガッシャ!! 
「ひっ!」 
「ひっ!」 
ジュンと翠星石はその音に驚き、ジュンの部屋へと逃げた 
「こ、怖かった〜 真紅のやつ完全に怒ってるな」 
「チビ人間のせいで私まで怒られたですぅ!」 
「はぁ? 人のせいにするなよ! おまえがあんなに声だすからだろ!」 
「その声を出さしたのはチビ人間ですぅ! ……はっ!」 
翠星石は自分の言ったことに気付くと顔を赤くした 
「ふ〜ん… 俺のせいなんだ〜」 
「………」 
翠星石はただ顔を赤くし、モジモジするだけで何も答えない 
そしてジュンはニヤリと笑った… 

ジュンはニヤニヤ笑いなが翠星石を抱き上げた 
「やっ!」 
翠星石はビックリして声を出したが、ジュンは翠星石をベットに押し倒した 
「きゃっ! 乱暴するなですぅ!」 
「静かにしろ!」 
そう言いジュンは翠星石の口を口で塞いだ 
「んっ! っ、っん〜! ん、んっ! ぷはぁ! はぁ…はぁ…」 
ジュンが口を離すと翠星石は息を荒くしてジュンを見ているが、焦点が合っていない 
ジュンはそんな翠星石の体を服の上から撫で回し始めた 
「やっ…駄目ですぅ…声が…うっ…」 
翠星石は顔を横にして、ベットのシーツを手で引っ張り、そのシーツで口を抑え声が漏れないように頑張っていた 
ジュンはそんな翠星石を見て、自分の目の前にある翠星石の耳に口を近付けた 
…チュ 
「ひゃっ!」 
翠星石は驚いて固まってしまった 
「そんなに大声だすな!ばれるだろ!」 
そう言うとジュンは翠星石の耳の穴に舌を入れて舐め始めた 
…くちゅ…ぴちゃ… 
「ひっ! ふぁ…んっ…はぁん!」 
耳元で鳴り響くやらしい音に、翠星石は頭が真っ白になってしまった… 

しだいに翠星石は声を大きくして 
「やっ! 変になるですぅ! 止めてですぅ! あっ…あっ、やっああ――!!」 
翠星石はぐったりとしてジュンを見て小さな声でポツリと言った 
「…真紅達には、絶対に秘密ですぅ…だから…また…その…しろですぅ…」 
ジュンは翠星石の思わぬ発言に笑ってしまった 
そして翠星石は恥ずかしく、顔を赤くして小さく笑っていた… 

その頃、一階階段前… 
真紅は上を眺め腕組をして二人が降りてくるのを待っているのを、二人はまだ知らなかった 
そしてこの後二人は地獄を味わうのだった… 

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何が何だか…もう…ダメダメだぁ… 

「おまけ」ってか、「駄作」みたいに仕上がってしまいました… 

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その後… 

その後ジュンはベッドから立ち上がり、部屋を出ようとしたら 
「だっ…し……ですぅ」 
「ん?」 
「だっこしてほしいですぅ…」 
翠星石は顔を赤くしてジュンを見上げた 
ジュンは翠星石に近付くと、翠星石を抱き上げた 
「真紅はいいですぅ」 
「どうして?」 
「だって…いつもジュンに抱き上げられて…いつもジュンの近くにいるですぅ…」 
「俺は真紅も大切だけど、翠星石はもっと大切だから」 
「ばっ…ばか!! 恥ずかしぃですぅ…」 
翠星石はそう言うとジュンの首に抱きついた 
ジュンはそのままドアを開けて階段を降りようとしたら… 
「あらジュン…ずいぶん仲がよろしいこと」 
階段下にいる真紅がジュン達を見上げて行った 
「い、いや、そのこれは!!」 
「これは?」 
「これは…こ、このチビ人間が私を部屋から追い出しやがったですぅ!!」 
「追い出すには、えらく大切に追い出されたのね翠星石」 
「い、いや…さっ、さっさっと離しやがれですぅ!! ジュ…チビ人間!!」 
「う、うるさい!! 翠…性悪人形!!」 
そう言いジュンは翠星石を離した… 

「………」 
「………」 
「………」 
階段は沈黙に包まれ、重苦しい空気が流れ始めた 
「あっ!! そうだ!! お、俺姉ちゃんにおつかい頼まれていたんだ!!」 
「え!!」 
「い、いやー…姉ちゃんが学校から帰ってくる前に行かないと」 
「ちょ、ちょっと!!」 
「あっ!! 時間が!! じゃ、じゃあ行って来るから!!」 
「まっ、まってですぅ!! そんなぁ…」 
翠星石はガクリと肩を落として階段を降りようとしたが 
「し、真紅!!」 
真紅は翠星石をずっと見てる…いや、睨んでる 
「ど、どうしたですぅ?」 
「…翠星石」 
「な、なんですぅ?」 
「ちょっと…降りてきなさい」 
「は、はい…ですぅ…」 
真紅は翠星石を大きな鏡がある、薄暗い物置みたいな部屋に連れて行った 
「…翠星石、正直に言いなさい」 
「は、はい!?」 
「さっきジュンと部屋で何していたの?」 
「な、なんのことか、まったく解らないですぅ」 
「…そう」 
「そうですぅ!!」 
「じゃあ…解らしてあげる」 
「へ…?」 
そして翠星石の地獄は始まる… 

「翠星石…私は知らないふりをしていただけよ」 
「え…」 
「正直に言えば許してあげたのに…お仕置きね」 
「し、真紅?」 
「部屋にある私の鞄の中にいたホーリエが、すべて私に教えてくれたわ」 
「そ、そんな…」 
翠星石の顔は真っ青になり、指が震えていた 
「私の下僕なのにマスターであるジュンに手を出すなんて…」 
「ジュンは…私のマスターでもあるですぅ!!」 
「あなた達…その子を抑えて」 
そう真紅が言うと、部屋の中にあった人形達が動きだし、翠星石を捕まえた 
「やっ!! 離せですぅ」 
「まったく…うるさいわね…私が調教してあげるわ」 

真紅の目は完全にキレていた… 

人形に抑えられた翠星石に真紅は近付き、翠星石の服を脱がし始めた 
「なっ、なにするですぅ!!」 
「黙っていなさい」 
真紅は翠星石の服を脱がし終えると、部屋の奥から何かを持って来た 
「これ何かわかる?」 
「め、綿棒」 
「そう…あなたの大好きな綿棒よ」 
そう言うと真紅は一体の人形に渡しこう言った 
「私は今からくんくんを見るから、帰って来るまであの娘のゼンマイの穴をそれで突き続けなさい」 
「え…」 
「じゃあ翠星石…そういうことだから」 
「い…いや!! まってですぅ!!」 
「これは罰よ」 
真紅はそう言い捨てると、部屋から出ていった 
そして翠星石の後ろからは、綿棒を持った人形が近付いて来ていた… 
「い、いや…来ないで…いや、やだ…やめて…いや、いや―――!!」 

真紅はリビングでくんくんを見ながら呟いた 
「あの娘…30分ももつかしら? フフフ…」 
真紅は笑いながらテレビを見ていた… 

30分後… 

くんくんを見終った真紅はあることに気付いた 
「あらいけない、翠星石のことをすっかり忘れていたわ」 
真紅は物置部屋のドアを開いた… 
そこには両足を膝まつき、両手だけ人形達に抑えられ、後ろでは一体の人形に綿棒でゼンマイの穴を突かれていた翠星石がいた 
「し、真紅…もう…だめぇですぅ…」 
焦点が合わないうるんだ瞳で真紅に言った 
「ぶざまね…何その汚い格好?」 
「ふぇ?」 
真紅が言う通り、今の翠星石は裸で、目からは涙を流し、口からは唾液を垂らし、息は不規則に荒かった 
「とても見れたものじゃなくってよ」 
「も、もう…あっ、あ!!」 
翠星石は叫ぶと首をガクッと落とした 
「これで何回目かしら?」 
真紅はクスッと笑いながら翠星石に聞いた 
「はぁ、はぁ…じゅ、じゅう…はぁ、わ、わからないですぅ…はぁ…」 

もう翠星石は壊れ始めていた… 

「翠星石…」 
「………はぃ…」 
「もっとしてほしい?」 
「…ぃゃ……ジュン…」 
翠星石は光の失った目で言った 
「くっ!! この!!」 
ドン!! 
「キャッ!!」 
「そんなにジュンが好きなの!?」 
「……はぃ…大好きですぅ…」 
頭が真っ白な翠星石は、真紅に本当のことしか言わなかった 
しかしそれは真紅を怒らすだけだった… 
「そう…まだ足りないみたいね」 
真紅は押し倒された翠星石に近付くと、翠星石の下半身に手を触れた 
「ひゃ!」 
「まだ元気ね…調教しがいがあるわ」 
真紅の手は、奥へ奥へと進んで行った 
「やっ!! あっ!!」 
「どうしたの翠星石? ジュンにされたんでしょ? こんなこと…」 
真紅は指を動かし始めた 
「ひゃ!! だめ!! そんなとこ…あっ! あっ!」 
「どうしたの? やっぱりここも?」 
真紅は空いている片手で、翠星石の胸の突起物をつまんだ 
「っ! ふっ! はぁ!! あ―!! もう…やめてですぅ!!」 

しかし今の翠星石に真紅に抵抗するだけの力は無かった… 

裸の翠星石に覆い被さる真紅は、翠星石の耳元で言った 
「ホーリエから聞いたわ…ここも弱いらしいわね」 
真紅は翠星石の耳に息を吹きかけた 
「んっ!!」 
翠星石は必死に我慢しているが、真紅は翠星石の耳に舌を入れ舐め始めた 
「ひゃっ!! やめてですぅ!」 
ぴちゃ…くちゅ… 
薄暗い部屋にやらしい音が響きわたる 
「だ、だめ…やっ…あっ、あっ!! っ!! ん…っん!! あっ、いく―!!」 
ガタッ 
翠星石は叫び終えると気を失った… 

…ガチャ 
「おかえりなさい…ジュン」 
「た…ただいま…翠星石は?」 
「そんなに翠星石のことが大切なの?」 
「そ、そんなこと…でも一応契約を交した仲だから…」 
「私より?」 
「ど、どっちも大切だよ!」 
「…そう」 
真紅は階段を昇りジュンの部屋に向かった 
「お、おい! 翠星石は!?」 
「さぁ…自分で探しなさい」 
「なっ!」 
真紅はジュンの部屋に入り、自分の鞄を開けた 
そして真紅はまだ夜の9時ではないのに、鞄に入り鞄を閉めた 
「…なんでよ…私はあの娘なんかより先に契約したのに…」 
「…私のほうが他のドール達より…ジュンといる時間が長いはずなのに…どうして…」 
誰もいないジュンの部屋で、小さな泣き声が小さく響いていた… 

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ジュンは二階の自分の部屋に入って行く真紅を見て不思議に思った 
「なんだよ? おかしな奴」 
「おーい! 翠星石ー! 何処だー!?」 
………… 
「おかしいなぁ…何処に行ったんだ? せっかくアイツの好きなお菓子買ってきたのに…」 
…ガチャ… 
「ん? す、翠星石!?」 
ジュンが音のするほうを見ると、フラフラと倒れそうな翠星石が歩いて来た 
「お、おい!! だ、大丈夫か!?」 
「…ふゅ…大丈夫…で…すぅ…」 
ドサッ!! 
「翠星石!!」 
ジュンが急いで駆け寄ると翠星石はうっすらと目を開けた 
「わ…わたしは大丈夫ですぅ…それより…真紅を…」 
「真紅がどうした!?」 
ジュンがそう聞くと、翠星石はジュンが出かけてからの出来事をジュンに説明した 
「そ、そんな…真紅が…」 
「真紅は…きっと寂しいんですぅ…真紅の所にさっさと行きやがれですぅ…」 
「わ、わかった!!」 
ジュンはそう言うと急いで自室に走った 
「…世話が妬けるですぅ…チビ人間は…」 
翠星石は笑いながら言ったが、その顔はだんだん暗くなっていき 
「でも…ジュンは…やっぱり真紅のほうが…うっ、うっ……」 
翠星石は一人泣きながらまた薄暗い物置部屋に戻った… 

「おい、真紅入るぞ」 
…ガチャ 
そこには真紅はいなかった、しかし一つだけ閉まりきった鞄があった 
「おい!! 真紅!!」 
「………」 
「…くっ!! 開けるぞ!?」 
「…勝手に開けないで、私の鞄にも触らないで」 
「なんだと!! こいつ!!」 
ガチャ!! 
ジュンは怒って勢いよく鞄を開けた 
しかし…鞄の中を見てジュンの怒りは一気に冷めた 
「うっ…うっ…なっ…何で勝手に開けてるの…開けないでって…言ったのに…うっ…」 
目を真っ赤にして真紅はジュンを怒った 
「…ごめん…」 
「…うっ…っ…うっ、うっ、あーん!!」 
遂に泣きだしてしまった真紅に、ジュンはただオドオドしていた 
「…な、なんでなの?」 
「え?」 
「なんで私じゃなくて…翠星石なんかと!?」 
「…それは…」 
「ねぇ!! なんでなの!? なんで…なんで…」 
真紅はジュンの頬を叩いたが、いつものとは違い弱々しかった… 
ジュンは翠星石とのことの始まりを説明した… 
「…酷い…」 
「…ごめん…俺がしっかりしてないから…オマエを悲しまして…」 
「…私は一番ジュンと長い間いるから、ドール達の中では一番ジュンを理解していたと思ってたわ…」 
「………」 
「…ジュンも私のこと一番理解してくれると…なのに…うっ…」 
「…知ってたよ…」 
「…え…?」 
真紅の涙が止まった… 

「知ってたよ!! そんなこと!!」 
「じゃあ…なんで?」 
「そんなのオマエに…嫌われたくないからに決まってるだろ!!」 
「え…」 
「いつも意地張って、オマエのことを馬鹿にするけど…それはオマエに俺を見てほしかったんだよ!!」 
「…………」 
「オマエに見てほしいから、裁縫の練習もした、紅茶のことだってネットで調べた…けど…」 
「…けど?」 
「けど…オマエが見ているのは、俺なんかは理解できない難しい本、テレビに出てくるくんくん、それと大好きな紅茶…」 
「…………」 
「俺を…見てくれ…少しでいい…」 
「…ごめんなさい…私のほうが気付いていなかったようね」 
「べ、別に謝るなよ!!」 
「いえ…悪いのは私よ…一人で空回りして、翠星石にも酷いことをしてしまったわ…」 
「…真紅」 
ジュンは真紅を鞄から抱き上げた 
「あっ…」 
そしてジュンは真紅を抱きながらベットに座った… 
「ふふふ…」 
「な、何がおかしいんだよ?」 
「ジュン…翠星石にしたことを教えてくれるの?」 
「…う、うん…」 
「ジュンはまだ『マスター』じゃなくてまだ私の『下僕』ね」 
「っ!! こいつ!!」 
ドサッ!! 
「キャッ!!」 
ジュンは真紅をベットに押し倒した 
「…やさしくしなさいよ…」 
「わ、わかってるよ!! そんなこと…」 
「ふふふ…やっぱりまだ『下僕』ね。 ジュンくん。」 
「こっ、こいつ!!」 

そんな光景を部屋の扉の隙間から見つめる、黒い陰がいることに二人は気付かなかった… 

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残り少ないから本番書けねーよ…orz 
次のスレで書くか…orz 

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