水銀×真紅
「あ…ん……、すい…ぎ……んっ」
nのフィールド中にピチャピチャと水音がひびく。
「うふふ……、真紅ぅ、もうビチョビチョよぉ」
妖艷に微笑んだ水銀灯が真紅の秘所から顔を離す。その唇から真紅の密壷まで、一筋の糸がキラキラと光っている。
「そんな……」
頬を紅く染めた真紅が、うつ向いたまま呟く。
「ウフフ………、可愛いわぁ真紅。食べちゃいたいわぁ」
そう言いながら真紅の秘所を指でまさぐる。
「んっ…………、あぁあっ……」
汁を掻き出すように動く水銀灯の指が、真紅の矯声を聞くたびにさらに激しく動く。
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続きは後でうpしまふ
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「ぁ……ああっ」
ビクンと真紅の体が跳ねる。彼女には既に限界が近づいていた。
事の発端は現在から遡ること数時間前。
nのフィールド、水銀灯の領域では、真紅と水銀灯が交戦していた。
「真紅ぅぅ、もういいでしょぉ?」
羽ばたいた水銀灯の羽から、炎が飛び出す。真紅は、それを身を翻し紙一重でよける。
だが、次の瞬間羽で腕を縛られてしまった。流石の真紅も背後にまでは気がまわらなかったのだ。
「くっ」
力づくで自由を得ようとするが、黒羽の強烈な締め付けがそれを許さない。
「可愛いわぁ。可愛いわ真紅」
歩みよった水銀灯が妖しく微笑みながら真紅の頬をなでた。
そして、急に寂しげな顔をする。
「!?」
水銀灯のいつもと違う態度に、怪訝な顔をする。
いつもなら。そう、いつもならもう殺されていてもおかしくないはずだ。