雛苺×ジュン 投下します。
ジャンル:全く普通
登場人物:ジュン・雛苺・真紅・翠星石・のり
備考:勝手な設定が多数あります。真紅・翠星石・ジュンの登場は後編からです。
----
雛苺×ジュン 前編
ある日の夕方……
「あら、ヒナちゃん?その格好…どうしたの?」
夕食を作ろうと台所に降りてきたのりは、丈違いのエプロンを着て
真剣な顔をしている雛苺を見つけて言った。
「あっ、のり!!今日はね、ヒナがだ―い好きなジュンの為にお夕食つくるのよっ!
だからのりは部屋で待っててちょうだいなの!!」
そう、雛苺はジュンの為に一人で夕食を作ろうとしていたのだ。自分の体の倍程ある
のりのエプロンを着て、その周りにはボウルだのカップだのが転がっている。
「え、でもヒナちゃん…一人じゃ危ないわよぅ?コンロも使うんでしょう…見ていちゃだめ?」
のりは椅子に登らなければガス台に背が届かない雛苺を心配して訊いた。
ところが…
「めーなのっ!ヒナ一人で作るんだからっ!!」
そういってのりをドアまで押し戻そうとした。
「わ、わかったわ。でも危なくなったらすぐに呼んでちょうだいね。」
のりは観念してそう言うと自分の部屋に戻った。
「よーし!始めるのよっ!!」
のりに書いてもらった花丸ハンバーグの作り方を広げてひとしきりガッツポーズをとると
雛苺の夕食計画は始まった。椅子を使って冷蔵庫からひき肉や野菜をとりだして……
「たまねぎ…人参…ミキサーにかける…ミキサーって何なのよ…?」
いきなり躓く雛苺だが、紙の隅にミキサーの絵が書いてあることに気づいた。
戸棚の中を探してみると、
「これっ!あったのーっ、……でもなんか中に包丁(!?)が付いてる…ここに野菜をいれるの…?」
とりあえずコンセントをつないでスイッチを触ってみると……
グイイイイイイイィィィィィーンッ!!!
中の「包丁」がものすごい勢いで回転した。
「キャーっ!!野菜さんが潰れちゃうのぉぉぉっ!!かわいそうなのぉぉぉっ!!!」
おぞましい想像をした雛苺はぞっとして叫んだ。しかしだからといってここでやめる訳にはいかない。
雛苺は目を瞑ると、野菜をミキサーの中に入れ蓋をした。そして、
「ごめんなさいなのーーっ!!!」
グイイイィィィィーン……
叫びながらスイッチを押した。ところがその時、
ベシャッ!!!!
ちゃんと押さえていなかったので、蓋が開いて中の野菜が飛び散った。
「キャーッ!野菜さんが怒ったのーっ!」
雛苺はびっくり仰天したものの、もう一度野菜を詰め込んで、両手で蓋を押さえながら
スイッチを押した。
グイイイィィィィ……。
どうやら今度は上手くいったように思われたが……
「あっ…んふっ」
突然体に走った衝撃に雛苺は思わず声をあげた。
ちょうど雛苺の股間がミキサーの角にあたっていたのだ。
いままで経験したことの無い感覚に、雛苺はしばらく恍惚状態になっていた。
「も…も一度やってみるの……」
やっと我に返った雛苺は自分の身に何が起こったのか確かめるべく、さっきと同じように
ミキサーを押さえてスイッチを押した。
………
しかし、さっきのような衝撃は来ない。そこで、まだ弱く疼いている股間を
思い切ミキサーに押し付けてみた。
「ふあぁ……ああっ!!…あう……っ」
一回目とは比べ物にならないほどの衝撃が体を駆け抜けた。コツを掴んだ雛苺は
更にそれを続ける。
「ああんっ……んっ…ふ……ひゃ…あっ!!…っ」
『何だかよく分からない感覚』は、すでに快感となっていた。
今まではただ押し付けるだけだった体を今度は自分で上下させてみたりと、更に快感を追い求める。
「んんっ…ヒナっ……あっあっ…おかしく……なっちゃうよぅ……ふあっ…んああっ!!」
目を潤ませ、幼い声で喘ぎながら、自分を絶頂へと導いていく。
「ふああっ!!………んんっ…ん…ああっ……いっちゃうの〜っ!…あうううぅぅっ!!」
半開きの口から涎を流しながら、びくっびくっと痙攣して雛苺は達した。
………
ひとしきり痙攣したあとも、全ての力が抜けたように床に転がって荒い呼吸をしながら
絶頂の余韻を感じていた。
やっと立てるようになったとき、恐ろしい事に気がついた。
「ぶわぁぁぁぁぁぁーん!!お野菜がぐちゃぐちゃなのーーっ」
みじん切りにするはずの野菜がもはやペースト状になっていた。
----
なんかメチャメチャ&ダラダラになってしまいました。
こんなやつの後編なんか作っていいんだろうかなんて思ったりして…。
----
「・・・・・・・・・・・・」
ジュン、翠星石、真紅は、目の前の夕食を見て悶絶していた。
「まぁまぁ……ヒナちゃんも頑張ったんだし…。おいしく頂きましょう…ね?」
今にも泣きそうな雛苺を見たのりが明るく言った。しかし、皆の反応は・・・・・
「これ・・・・・食っても大丈夫なんだろうなぁ…?」
「まったく何やってるですかチビチビ苺は!翠星石ならこんなの目を瞑ってても出来るですぅ〜」
「ジャンクフードね……私の家来なら料理くらいちゃんと出来る様になさい…雛苺」
ひどい悪評である。
雛苺は花丸ハンバーグを作った………つもりなのだが、ジュン達の
目の前に置かれているのは、野菜がちゃんとまざっていない、ダマになったハンバーグ。
そしてその上に乗っているのは……………………ヒトデ?
のりが作ったものとは似ても似つかないものだったのだ。
こうしていても仕方が無いと判断した皆は黙々と食べ始める。のりと雛苺以外は、口を開けば
苦情の言葉が飛び出しそうだったので、一切口をきかなかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
葬式のようなどんよりした夕食の後、皆はそれぞれ自分の生活に戻ったが、雛苺は
夕食の事を謝ろうとジュンの所へ向かっていた。
「ジュン……」
「ん……?」
独り言を言いながらパソコンに向かっているジュンに恐る恐る話し掛ける。
「ごめんね……お料理…失敗しちゃって………」
「気にすんなよ…。別に……不味くなかった」
ジュンが怒ってないと分かった雛苺の顔がぱーっと明るくなる。
「ねぇジュン!お詫びにね、ヒナの秘密、ジュンだけに教えてあげるの!!」
なんだよ と言って振り返ったジュンが見たのは、パンツの中に手を入れて股間をいじっている
雛苺の姿だった。
----
これは拙い……すいません。
なんか最近イメージが湧かなくて困ってます。
(まだこの戯れ事は続きます)