>>503
僕が図書館から帰ると、真紅がブランデーを一瓶空けていた。
しかも、紅茶の中にブレンドするという荒業。
「うわ、酒くっさー!何やってんだ真紅、昼間っから酔っ払って」
「紅茶にブランデーって絶妙の味らわ〜」
とか言いながら、暑かったのだろう、上着を脱いで下着姿で得々と僕に『民主主義』を語るのだ。
「いい事ユリアン…私の事は不敗の魔術師、若しくは提督って呼びなさい」
「誰がユリアンだよ、ていうか誰だよ、ユリアンって!あーあ、こんなに部屋を散らかして…」
「身の回りの事はユリアンに一任!そもそも人類の歴史の中で…」

「こんにちはージュン君、一体これは何の騒ぎだい?」
「蒼星石、聞いてくれよ、真紅が酔っ払っちゃって大変なんだよ」
僕は蒼星石の助けに期待した。でも蒼星石を見た真紅は何故か彼女に襲いかかった。
ポカポカポカ!
「キー!ヘテロクロミア!ヘテロクロミア!!」
「ちょっと真紅、止めてよ、ヘテロクロミアって、僕が何したって言うんだい!!」
「カイザーの手先、ロイエンタールめっ!あんたなんかメルカッツのオジジに犯やられえばいいんだわ!」
こうして、僕と蒼星石は、真紅の自由,平等、博愛の講釈を、
彼女が眠るまで延々と聴かされる羽目になったんだ。
酔っ払い相手は疲れるなァ…。

桜田家の歴史がまた1ぺえじ。

赤提灯的生活ってのが良くわからん。

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