間を持たせておきますね。ショートネタで。
○草野球のアリスをめざせ!ローゼンメイデンズ●
ジュンちょっと聞いてちょうだい。
「なんだよ?」
突然だけど野球チームをつくることにしたわ。
(…ほんと突然だな)
ポジションだけど、当然この真紅がピッチャーなのだわ。
外野は空を飛べるから水銀燈ひとりでいいわ。
それでよろしくて? 水銀燈。
すると紅茶のカップの中からニュルニュルと水銀燈が出てきた。
ランプの精かお前は。
「いいわよぅ、でもお礼はいただくわよぅ。真紅のロー、アタッ」
真紅がいつも読んでる分厚い本で殴り、水銀燈がカップに
戻った瞬間、一気に紅茶を飲み干した。
ふぅ、外野は決定したわね。
ヒナとカナは適当に遊ばせるわ。
ファーストは翠星石に心の樹でグローブをつくらせれば大丈夫ね。
ジュンはキャッチャーをお願い。
「僕がキャッチャー?」
怪訝そうに聞き返すと
「一番殴られなれているのだわ」
…殺そうかと思った。
あと感じんなのはショートね。
ここは見た目がスポーツ万能そうな蒼星石に任せるわ。
それでジュン、もう一つお願いがあるの。
大至急、野球のルールを教えてちょうだい。
「知らんで言うとったんかーーーーーーー!」