ものごっつアホで一発ネタなSSを投稿いたしますです
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 ある日曜、朝7時30分。
「日曜だからって、怠惰ね」
 のりはまだ寝ている。
「部活で疲れてるんだから寝かせとけ」
 そして珍しくこんな時間に起きているジュン。
「ジュン、朝ごはんを作りなさい」
「僕が作れるわけないだろ」
「まったく、本当、使えない家来なんだから」
「お前だって人の事言えないだろっ!!」
 生活能力が極めて危険な二人である。
「暇ならテレビでも見てろ。今ならお前向けのがやってるぞ」
「そう」
 テレビをつける。

『特捜戦隊 デカレンジャー』

 …………………………
「ジュン」
「あ? お前向けだろ」
「フンッ!」
「げはぁっ!?」
「……私のこと、何だと思ってるのかしら?」
「……いや、どう考えてもお前向き、がはぁっ!!」
「まったく……」
 でも、視聴する真紅。

『ハイヌーン・ドッグファイト』

「……」
 つまらなそうに見ている真紅。

『ふ……ざっと百体か……勘を取り戻すには丁度良い』

「……」
 いつの間にか姿勢を正している真紅。

『緊急変身(エマージェンシー)!! デカ・マスターッ!!』

「……」
 頬を紅潮させ、身を乗り出している真紅。

『百鬼夜行をぶった斬るっ!! 地獄の番犬っ!!』

『デカ・マスターッ!!』

「……」
 もはや声も無く見蕩れる真紅。

『俺の心(ハート)に燃える火は、悪人どもには地獄の業火』

『燃やし尽くすぜ、平和のためにっ!!』

『これにて一件コンプリート。
 悪がいるから、俺は斬るっ!!』

 …………………………
 視聴、終わり。
「最近の特撮ってのはすげえんだな」
「……」
「まあ、何で犬なんだって突込み、げほぉっ!?」
「ジュン」
「な、何すん……」
「デカマスター様の事を悪く言ったら、ぶった斬ってコンプリートするわよ」

(……メチャクチャはまってんじゃん)

「ああっ、でも私にはくんくんが……でも、デカマスター様……。
 ああ……私はなんて罪深い人形なの……」
 身悶える真紅。
 駄目人形へ一直線の真紅。

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こんなアホネタ書いてごめんなさい。<m(__)m>
けど真紅って、腐女子属性がありそうに思えてならなかったり。
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 450 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/03/06(月) 20:53:52 ID:ciK76QK7
 >>420が面白かったので、勝手に続きを書いてみました。

 ドタドタドタ…階段を駆け上る音が聞こえ、勢い良くジュンの部屋の扉が開いた。
 そこに居たのは意外にも真紅だった。
 「珍しいな、そんなに慌ててどうしたんだ」
 「ジュン!物置で見つけたけど、このクンクン似のビデオは一体何!?」
 それは一昔間のアニメビデオで、宮○駿の名探偵ホー○ズだった。

 リビングでうっとりとビデオに見入る真紅。
 「続き、無いの?」
 「ああ…確かレンタル屋で扱っていたような…」
 「すぐに全話借りてきなさい!1時間で、というか、1分で!早く!!」
 その形相に圧倒されるかの如く、レンタル屋に走るジュン。
 しかし、急いでいたジュンがなけなしのお小遣いで借りたのは、
 ホ○ムズではなくてモ○タナだった。
 間違って借りたビデオを回しつつ、手でステッキをパシパシさせながらジュンを睨む真紅。
 「ジュン…事情を説明してもらえるかしら…?」
 「え〜あの…いま少しの時間と予算を頂ければ…」
 逃げ腰のジュンに、真紅の怒りが爆発した。


 「弁 解 は 罪 悪 と 知 る の だ わ !!」
 相変わらず、直球勝負の真紅だった。

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