少女が二人歩いていた
今日はクリスマス
二人の目的はケーキである
『はじめてのおつかい』

「ジングルデ〜ス♪ジングルデ〜ス♪鈴が〜なる〜♪」
「違うよ翠星石。ジングルベルだよ」
「し、知っているです。
それくらい常識です。 そんなことより、どうして翠星石達がケーキを買いに行かなければならないんですか!?納得いかねーです」
「まぁまぁ、ケーキも買ったことだし早く帰ってパーティーをしようよ」
「帰ったらみてるですよ人間。それと雛苺にはケーキの苺をぬいといてやるです。イーヒッヒッ」
「またそういうことを…」

そんなこんなで家の近くの公園にさしかかったとき
ガサガサ
「ひっ、そっ蒼星石今あそこで何か動いたです」
「え?どこ?全然気付かなかったけど…」
「あそこですぅ」
翠星石は公園の茂を指差した。
「…?何もいないよ。気のせいじゃないかな?」
「本当にいたです。私を信じないですか?」
「そういうわけじゃ《ガサガサ」
「ひーっ」
翠星石はとっさに蒼星石の後ろに隠れた
「ほ、ほら見るです。やっぱり何かいるんです」
「誰かいるの?出ておいで」
「止めるです蒼星石」
「もしかして怖いの?翠星石」

「そ、そんなわけないです。そこにいる奴!とっとと出て来るです」
翠星石は意地をはって前にでる
「デスゥ?」
出てきたのは人間でも犬でも猫でもなく、翠星石にそっくりな生き物。
「な、なんですかこいつは!翠星石と似たような格好してるです」
「デスゥ?」
「くくく来るなです」
「デスデスゥ」
「いやーーーー。こうなったら、スイトリーム。これでもくらいやがれです」
「ちょっと待って!ダメだよ、そんなことしたら」
攻撃しようとした寸前、蒼星石はなんとか止めることに成功した
「はなすです、こいつ生かしちゃおけねぇです」

「落ち着いて僕の話を聞いて。僕思うんだけどこのこもしかして7体目のドールじゃないかな?」
「こんなへんなのがローゼンメイデン?」
「ムシャムシャ ス?デスゥ」
二人して薔薇水晶?を見る「まさか道で葉っぱを食べてる奴がローゼンメイデンな訳ないです」
「いや、でも」
「でもも、デーモンも閣下もないです」
「じゃあとりあえず連れて帰ってみようよ」
「しゃあねえですね。ほら着いてくるです」
「デスデス」

「ただいまです」
「ただいま」
「あっ!翠星石と蒼星石が帰ってきたの。お帰りなの」
「翠星石ちゃん、蒼星石ちゃんお帰りなさい。ケーキ買えたかしら?」
雛苺とのりの温かい出向かにあったがやはりあの二人は出てこなかった
「当然ですぅ。翠星石にできないことはないです」
「デス」
合わせるように薔薇水晶?がしゃべる
「あら?お友達?いらっしゃい」
「始めましてなの。雛は雛苺って言うの。あなたは?」
「デッデスデスゥ」
「うぃ?」
「馬鹿なことやってないで来るです。 真紅〜ちょっと来るです」

「全く騒がしいわね。何かしら?」
めんどくさそうに出てきた真紅。
「このこを見てほしいです。」
薔薇水晶?を前にだす
「デ〜スゥ〜」
「このこがどうかしたの?」
不思議そうな顔をする真紅「もしかしてこのこローゼンメイデンじゃないかと思って…」
真紅は不機嫌な顔付きになる
「蒼星石、あなた姉妹かどうかも分からないの?全く呆れたものだわ。これじゃ雛苺のほうがまだましだわ」
「ガーン」
「うぃ?蒼星石暗い顔してどうしたの?クリスマスなんだから楽しまなけゃだめの。ほら、笑って」
「え!?あっ、うん」

「全く想像しいわね。早くこのこ返してらっしゃい。あ、のり紅茶をいれてきて。1分以内ね」
「えー!?真紅ちゃん1分以内って」
「早くしなさい。全く役立たずね」
「ごめんなさーい」
のりはせこせこと紅茶をいれにいった
「あなたたちもケーキを食べるから早く用事を済ませてきなさい。いいわね」
「だから翠星石は違うって言ったです」
翠星石はぶつぶつ言いながら、蒼星石はトボトボ偽薔薇水晶を連れて行った。

―台所―
「あら?ケーキぐちゃぐちゃ。翠星石ちゃん達こけちゃったのかしら?」
「全くほんとに役立たずだわ」


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とりあえず投稿したものの、自分でも分かる駄作になってしまったので、無視するなり読み流してもらうと幸いです

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