765 名前:レ プ ◆utWEud8dUs [sage] 投稿日:2005/12/20(火) 17:33:52 ID:StGvw6kJ BE:13236473-
http://www.geocities.jp/rucuk1395/html/pict5/zissou1.jpg こいつに愛着湧くようなSS希望
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>>765 レプ氏殿へ、これでもクラエーーー
天下の大実装、デスゥーンを祖父に持つ三代目、デスゥーン3世。
力強いが涙もろい、辛いものはちょっと苦手。
でも、3日前にゴミ捨て場から拾ってきた相棒、
石川ごわんくと、次元大ギン燈をお供に、
今日もじっちゃんみたいな超一流の大実装になるぜ!と右手を振り上げます。
OPテーマ『デスゥン・ザ・サードー!デスゥーー!』
〜CM〜
年末ジャンボ実装くじ、まもなく販売終了!
賞金総額2円
〜CM終わり〜
ある時、実装石御用達の本「デスゥスタイル」を読んでいた、
デスゥーン3世。その二つのきらきら輝く眼はある一点を見つめていました。
「雪に閉ざされた絶壁の牢獄、幽閉されたうるわしの姫君」
望遠レンズでかすかに捉えられた姫の美しい横顔は、
デスゥーン3世の心をズキュンと捉えて離しません。
「デ、デスゥ、デデスゥ、スゥ」
興奮交じりで、実装語通訳者でもなにを言っているか分かりません。
でも、どうやらこの姫をたすけに行こうと言うのです。
ごわんくと大ギン燈もしぶしぶ付き合います。
飼い主についていかないとおまんまくいっぱぐれちゃいますからね。
〜CM〜
ナツョナルです。古い年式の初期型実装を探しています。
万が一の場合、死亡事故につながる可能性がありますデスゥ。
〜CM終わり〜
困難に次ぐ困難!謎に次ぐ謎!
寒さに強い大ギン燈はともかく、ごわんくは
「さむいのだわ!さむいのだわ!」を連発にして役に立ちません。
もちろん犬だから、斬鉄剣なんてものは使えませんよ。
仕方ないので、途中からクール宅急便で目的地に送っておくことにしました。
これで鮮度が落ちる心配もありません。
何人もの悪魔の死者をばったばったとなぎ倒し、
ついに3人(約一名郵送)は、目的地に到着したのです。
いよいよ、うるわしの姫君との対面です。
ギィィ、重々しい牢獄の扉が開きます。
「ああ、ついにこの日が来たのかしら、夢にまでみた外の明るい世界、なんとお礼をいったらいいのかしら!」
緑色の髪にそれと対象的な美しい黄色と橙色のドレス。彼女はあの写真でみた何倍も、
そりゃーきれいなお姫様でした。
姫は軽く会釈すると3人の下にやってきます。その瞳はこれから向かう未来へのきぼうに満ち溢れています。
もちろん、デスゥーン3世の瞳もね。
ガキン!地面にナイフがつき立てられます。
どっから取り出したのか、ナイフとフォークをもって姫に飛び掛るデスゥーン3世!
間一髪のところでよける姫君をよそに、デスゥーン3世はどこまでもどこまでも彼女のことを追いかけます。
「いったい、これはどういうことかしらーー!!」
何週か部屋をぐるぐる回っているときに、デスゥーン3世のふところから、あの「デスゥスタイル」が落ちました。
その表紙にはこうかかれています。
「☆グルメ特集☆!あなたの舌を満足させる珍味、絶味をご紹介!」