薔薇「ふふふ、真紅、素直にローザミスティカを渡しなさい。 それで私はアリスになれるわ。」
真紅「みんなの仇を・・・。」
翠星『パワーが違いすぎるんですぅ、ねぇ真紅。 そんな時あなたならどうしてたです?』
真紅「! 翠星石、みんな・・・わかったわ、私の体みんなに貸してあげるわ。」
蒼星『そう、それでいいんだよ真紅。』
水銀『だめよ!神聖なアリスゲームを汚すのはお父様の意思に反するゎ!』
真紅「まだそんな事言うのね、水銀燈。」
翠星『さっさとそこをどくです、水銀燈』
金糸『あんたみたいな人には分からないのかしら』
雛苺『今わ真紅に任せようよ』
水銀『嫌よ! お父様の意思は!!』
真紅「薔薇水晶は今日という時には生きていてはいけないドールなの、分かって頂戴、水銀燈。」
水銀『いやよ、アリスゲームは!』
蒼星『なんでそうやって頭だけで考えて、そんなんじゃ疲れるばかりだよ。 水銀燈』
水銀『だって、そうしないとあたし』
蒼星『真紅が見ているものを見てごらん』
薔薇「真紅が・・・どうしたのかしら。 私の知らない装備でも内蔵されているの?」
真紅「あなたには分からないでしょうね、アリスゲームを遊びにしている薔薇水晶には。この私を通して出る力が。」
薔薇「体を通して出る力? そんなもので、お父様の意思は倒せないわ。」
真紅「何ですって!」
金糸『真紅にはそれが出来るものを持ってるのかしら』
翠星『チビ人間とやらの愛ってやつですぅ』
薔薇「ツンデレの声・・・」
真紅「まだ、抵抗するのなら!! はあああ!!!」
薔薇「! 腕が・・・動け、球体関節・・・どうして動かない・・・。 ああぁぁぁぁ!!!」
真紅「ここからいなくなりなさい!」
薔薇「私だけが、死ぬ訳がない・・・あなたの心も連れて行くゎ・・・真紅。」
真紅「薔薇水晶、た、倒せたのね。 ?光が、広がっていく・・・。」
JUM「真紅? 生きているんだろ、返事をしてくれ真紅。」
真紅「え? ・・・大きな光がついたり消えたりしてる・・・ふふふ大きいわ、蝋燭かしら? いえ、違うわ、蝋燭はもっと、ポウっと灯ってるものね・・・。」
JUM「・・・真紅。 お姉ちゃん!真紅が・・・。」
Rozen Maiden -FIN-

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