[Daisan Bunmei]
第一話 婆羅乙女
いれますか? いれませんか?(公○党に)
ある日、一枚の手紙が届いた。
[おめでとうございます。桜田様!!!貴方は9757521人目の幸運な仏教徒です!!]
「チェックをしたら返信用封筒に入れ貴方の住民票と印鑑を同封の上ポストに投函して下さい
人工御仏法利江が学会より貴方の手紙を回収しに参ります(注:決してポストの中身を覗かないで下さい!)by聖○新聞社」
『あぁ、これは久々に大物の予感・・・楽しませてくれそうな』
ジュンくーーーーーーーーーーん!!(どたどた)
のり「ま・・またへんな荷物が届いてぇぇー、今日はもう9個目なのぅ!ジュンくん・・もうやめて・・・
怪しいツボやら白装束やらZの刻印の入ってる聖剣やら尊氏様のビデオやら毒入りカレーやら・・・
欲しい物があるならお姉ちゃんが買ってあげるから・・・」
『やなこった、僕の唯一の楽しみを他人にとやかく言われたくないね。』
***
のり「ジュンくん、ジュンくーん!新聞を取りにいったら玄関の前にコレが置いてあって・・・これもジュン君の通販?」
ジュンは玄関に降りていった。すると玄関には200万円くらいしそうな立派な仏壇が置いてあった。
おそるおそる仏壇を開けてみると中には一体の人形が入っていた。
『こんな人形僕が買うもんか・・なんだよまったく・・・ん?これは・・・経典?』
(いいよな・・・ちょっとくらいなら読み上げてみても・・・)
南妙包蓮下狂南妙包蓮下狂・・・
キリキリキリキリキリ・・・・・
『うわっ、動いた!?』
「私の名は尊紅、第三文明の第5ドール、そしてジュンおまえはこれよりごほんどうさまの下僕となる」
『し・・・しもべだぁ!?こいつ!あぁん?何かが左手の・・・腕・・・じゅ、数珠ぅ!?』
「ねぇ人間・・・残念だけどおまえはここで死ぬわ」
「それが嫌なら誓いなさい(入会なさい)、私のソーカミスティカを譲ると」
次回、第2話 「蓮苺」
※この物語はフィクションです。実在する人物、団体、学会とは関係ありません。
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