あんたの全部が妬ましくて

作品集: 最新 投稿日時: 2009/01/10 22:56:58 更新日時: 2009/01/10 22:56:58 評価: 9/10 POINT: 65 Rate: 1.64
最近、地上では雪が降りはじめたらしい
そこらの妖怪が騒いでいた

………極めてどうでもいい

そう呟きながら私は今日も仕事場に向かった。
仕事と言っても、こんな地下深くを通る奴なんて1日1人居るか居ないかだ

基本、ちょっと小高い座れる場所でぼーっとしていれば一日が終わる。
その時間が好きな訳でも無かったが、人々の喧騒の中に比べれば苦痛ではない

だからこうして一日を過ごす。

その至って平穏な日常を壊す奴も居る


「どうもー!文々。新聞の取材に来ましたー!」


…来た…

「何度目よ…帰って」
「いやいや、今度の新聞、地下の妖怪特集を完成させなきゃいけませんから」

そんな特集完成させる必要はあるのか、意味が判らない

よいしょ
と言いながら文は私の横に腰を降ろす

「発行部数伸ばすためですよ」

心の中で思ってただけのつもりだったが
声が漏れていたのか、ばっちり回答が返ってきた。本当に妬ましい

「じゃ、取材開始しますね」
「はぁ…嫌なんだけれど」
「いいじゃないですか別に」

こいつは都合が悪くなるといっつもこの一点張りだ
嫌だと言ってるのに

確かに取材自体は全く当たり障りの無いものだから答えにくい訳では無かったが
そもそも人と会話したくないのだ

そんな気もしらず、俯くこちらを顔を覗きながらニコニコと質問を続ける文
…妬ましい

「………それにしても…パルスィさんって可愛いですよね?」
「な、はぁ?」

そんな思案をしている最中に突如言われた発言に
思わず声を裏返して聞き返してしまった。

「いや、だから、可愛いですよねって、肌綺麗だし金髪もサラサラそうだし…」

そう言って私の髪を手で梳き始める
そこまで来てようやく私は自分が何を言われたのかを理解する

「バカ!止めて、触らないで!」
「勿体ないですよねー、もっと笑ってれば全然可愛いでしょうに」
「ほ、ほっといてよ!あんたみたいにニヤニヤニヤニヤ出来る訳ないじゃない…」
「ふーん…まぁいっか、じゃあ旧都に行ってきますので、失礼しまーす。」

「大体あんた、可愛い可愛いって絶対みんなに言って…え?」

顔を上げた時にはもう文の姿は見えなかった

「なんなのよ…」

気持ち悪い
こんなんだから人付き合いは嫌なのに…
今日は帰って寝よう
あぁ妬ましい妬ましい…

モヤモヤした頭でそんな事を考えながらその日私は帰路についたのだった



しかし、次の日から
この天狗は必ず髪を梳きながら私に取材するようになっていた
抗議しようにも、やはり適当に窘められ

「…なんなのよ本当に…」
「いいしゃないですか、別に」

またこのやりとりだ、抵抗するのも面倒臭いからやっぱりこのままにしていたが…
結局相手のペースに呑まれてる気がする。妬ましい…

「耳とかも特徴的ですよね。」

そして何の脈略もなくそう言って髪を梳いていた手で私の耳をくすぐる

「ぁ、ちょっと!?ま、まっ…何やって……」
「あ、ピクピクしてる、あははっ、可愛いですね」

「あぁ…ちょっ、やめ…」

幾ら抗議の声をあげどもこの天狗にやめるつもりはないようで

「ぁあ…あ、あんた、いい加減に…」
「ふふふ、もうこんな時間ですか、大天狗様に叱られるので帰りますねー」

「え?ぁ、ちょ…」

…またも行ってしまった。

やっぱりなんなんだあの天狗は
気持ち悪い、妬ましい

……しかし、どうもこの取材の時間が楽しみになっている気がする
…いや
あの天狗のバカさ加減に当てられただけだ…そんな訳がない…

ここ数日ずっとしているやり取りを頭の中でして
もやもやした気持ちを抱えながらも
今日もただ帰路につき、また明日仕事に向かう

最近ずっとこうだ、本当にあの天狗め

「どうも!文々。新聞です」
「…また?」
「そう言う割りに…ですね。なんか良い事あったんですか?」

「…?どういう事よ。」
「んー、心なしか嬉しそうですよ?」

何故か解らないが、顔が綻んでいたようだ

「…そんな訳…」

「あ、耳がピクピク動いてる。凄いですね何か」

必死に取り繕うようにするが、完全に手玉に取られている。あぁ…妬ましい

「と…とりあえず、今日は聞きたい事があるんだけど」
「おぉ、パルスィさんから取材の申し込みとは珍しいですね、なんでもどうぞ」

なんとか話題を変え、今日こそは聞かなければいけない事を聞く。
可愛い可愛い言われるのは悪い気分じゃない。実際顔にまで出てしまっているようだ。
が、相手がこの天狗である。多分会う人会う人全員に可愛いと言ってるのだろう。
こんな嘘八百天狗の言葉に一々浮かれてたらいつかバカを見るんだろう

…それは嫌だった
そうなる前にこの天狗との縁を切りたかった
…やっぱり私は、人の気持ちなんか解らないから、人付き合いなんかしたくなかった

「どうせあんたなんか取材相手全員に可愛い可愛い言ってるんでしょ!?そうやって人を弄ぶんなら早く帰ってよ!」

言い切った…これでもうこの天狗はあっさり帰る筈だ

「くく…ふふふふふ…」

しかし私の予想に反し不敵に笑い始める文
なんか怖い

笑い声に気を取られてるうちに、文の顔がドンドン近付いてくるのに気付くのが遅れ
ドンドン近付い来て…

「…ぇ?」

呟いた次の瞬間には文の顔との距離がゼロになっていた

「ん、ちゅ、んむっ…ちゅ…」
「ふ…ん、んー!」

腕を頭と背中に回され
啄むようなキスを何度も何度もされて
それを長い間してようやく開放された

「ふふ、ただの取材先の相手にキスまで出来ると思いますか?パルスィさ…あれ?」
「ぁ…あぁ………ぅぅ」

私は地面にへたり込んでいた、周りは何も見えなかった、多分顔も真っ赤にしていたと思う。
何せキスなんて…初めてで

「あやや…えーと、何か凄い罪悪感……誤解無いように、これだけ言っておきますけど、私はパルスィさんが好きです。どうしようもなく可愛いと思ってます。いつも俯いてる顔だって、その綺麗な肌だって、髪だって耳だって全部、からかったら必ず焦るのも全部可愛いと思います。以上!」
「あ、それと、突飛な話で申し訳無いんですが、パルスィさんにその気があるなら、地上でデートしませんか?どこでも案内しますよ?では、失礼します」

そして文はいつものようにそのまま飛び去って行った

うっすら残る意識の中、告白されたのは解った
が、全くそんな気がしない
本当にムードもへったくれもない馬鹿天狗だ

そんな事を考えながらも暫く私はその場から動けないでいた



後日
地上は晴れていた

「…なんで私は此処に居るんだろう…」

自分で自分をよくわからない
そう呟くも時既に遅し

「あっ、いたいたっ♪」

嬉しそうに文が猛スピードで飛んで来た

「…なんで場所も時間も決めてないのに私が居るのがわかったのよ」
「パルスィさんの臭いがしましたから」
「……」

事もなげに語る文
背中に悪寒が走ったのは言うまでもない
せめて匂いにして欲しいものだ、臭いじゃ何か汚い

「で、デートに応じてくれたんですよね?どこいきます?」

デート、その単語を持ち出された瞬間私から余裕がなくなる
先日のキスが思い起こされた

「え…いや、その…デートっていうか…ぃや…えーと…」
「どこいきますかー?」

文が催促する
実際そんな口調じゃないがそう聞こえてしまう

「えっと…ゆ、雪!」
「雪?」
「そうよ、雪!」

正直雪なんて見たい訳じゃなかった、でも地上に何があるかなんか知らないし
でもこの空気は打破したかった。

よって唯一地上の事で知っていた雪が強制的に選ばれた次第だ

「ん、雪ですねー、かしこまりました。じゃ、掴まってて下さいねー」
「へ?」

言うが早いか、文は私を抱き抱え
そのまま空に飛び立った

「ちょ、ちょ、高い!怖い!」
「あはは、ごめんなさい、少し我慢してくださいね」

そう言うと文は右手を私の頭に回し、自分の胸に私の顔を押し付け落ち着かせようとする

宙ぶらりんになっていた足も文が絡めて、不格好ながらも安定した

……あったかい

冬のこの時期、このスピードで飛ぶと有り得ないぐらい寒いのだが…
私の頭にはそんな言葉が浮かんでいた。悔しいが

「着きましたよー」
「…寒い」
「確かに寒いですけど離れて下さい」
「…やだ」

着く頃にはもう離れたく無くなっていた
実際、文の胸に不格好にしがみついている姿は、まさに駄々をこねる子供のそれであっただろうが。
でも離れたくない、そんな気持ちだった

「ちょっと嬉しいですけど…とりあえず離れて下さーい」

文に無理矢理剥がされ、少々不機嫌になりながらも前を見る
その瞬間
私の頭から驚きと感動以外の感情は奪われてしまった

「……………」

辺り一面の白
川すら白く凍てつき
太陽すら白く輝き
その太陽の光を反射した雪は、更に白さを増していた。
ただ、透き通る空の青と穢れの無い白の世界。

地下に住み処を構えてから嫉妬や憎悪、嫌悪と言った感情しか抱いてこなかった自分が矮小に思えて仕方が無かった

「白いわ…」

率直な感想を言った。
これ以外何も言えなかった。

「パルスィさんの肌みたいですねー」

またこいつはこんな場所で平気でそういう事を言う

「あんたの心みたいね」

ならばと今回は言い返してやる。

「お?それはどういう事ですか?」
「私は常に誰かを妬んで、そんな穢れた心しか持ってないから、あんたみたいな純粋に人と接する事が出来る人間が妬ましかったのよ」

雪が気持ちを素直にさせるのか、いや、ただ普段言われ続けてる事への小さな対抗意識か、そんな事を口走ってから

…酷く後悔した、恥ずかしい

「ふふ、あはははは」
「な…何よ」

文は楽しそうに笑う

「あは、こんな純粋なパルスィさんのどこに穢れた心なんかあるんですか?妬ましいなぁ…うりうり」
「は、は、はにひへ…あ、ふぁえあはい」

うりうりと言いながら私の頬っぺたをつねる文
なんでこんな事されたか全く解らなかったが、とにかく痛い

「あはは、無理矢理喋ろうとしてる辺りも可愛いですよ。妬ましいです」

妬ましいは私の専売特許じゃないのか、妬ましい
そして痛い

「い、いふぁい…」
「…強すぎました。ごめんなさい」

ようやく開放された

「あとですねー、私に純粋な心というのも間違いの一つです。」

言いながら文は後ろから私に抱き着いてきた


…あったかい、やっぱり


そんな事を考えたのもつかの間か

「私なんか取材の最中ずっとパルスィさんにセクハラしたいなぁ、とか、下心丸出しでずっと考えてましたから、ほらほら」

そう言い放つと突如服の上から乱暴に私の胸を揉み始めた。

「え、ちょ、まっ…ぁっ」
「うんうん、見た目通り中々小振りで…でも綺麗な形してますね、可愛い」

1番気にしている所を突かれた
頭から湯気が出るんじゃないかと思う程恥ずかしい

「か、解説しないで!」

抗議の声を上げて、気付く
ずっと自分の背中に押し付けられている、普通の女性と比べても割と大きな部類に入る胸に
本当に理不尽だ、この世界は

「………はぁ…妬ましいわ…ひぅ!?」

ネガティブな思想に浸っているといきなり服の上から乳首を摘まれる。

「はは、いい声上げますね、可愛い可愛い」

更に私の服に手をかけ、脱がそうとしているのがわかる。

「ん、はぁ…ぁ…ちょっと…いきなり、こんなこと…」

予想だにしない展開に戸惑い、行為の中止を訴えかけるが

「ぇー、恋人同士なんだし、いいんじゃないですか?」

恋人?認めた覚えは無い、勝手に話を進めるな

「ちょ、ん、いつから恋人になんかなったのよ!!」
遂に手を払いのけ声を荒げる



「えっと……ダメ…ですか?」

すると突如寂しそうな顔をする文

私にとっては、断るチャンスであった、が

……気づいてしまった今、こんな顔をされて断る事は到底無理だった。
私の嫉妬はただの憧憬であるようだ…本当に悔しいが

「………気付いたわ、あんたの全部、笑顔も、明るさも、たまに見せる真摯さも、全部が妬ましくて、妬ましくて…でも、いつしか私は、私が持ってない物を全部持ってるあんたに、依存しきってた。…私はあんたを好きなんだと思…ひゃ!?」
「えへへ、じゃあ、頂きますっ」

いきなり笑顔に戻る文

…騙された
この狡猾な天狗相手に真面目になってしまった自分が馬鹿だったのか

とにかく、油断してる中、勢いよく後ろから押され、雪の上に倒れ
自然と四つん這いの体勢になって、その上に文が覆いかぶさる形になった。

「ちょ、手、冷たい!」
「んー、ごめんなさい、ちょっと我慢してくださいね」

…どうやら止めるつもりなんてないらしい
本当に強引な奴で

でも、その狡猾さ、強引さも私に無いもので
それを嫉妬し、羨望し、惹かれてしまった以上
その強引さに振り回される事を私は望んでしまった事になる訳で

向こうが振り回してくれるのだから、私は身を委ねてしまっていいのかもしれない

「…好きにしちゃってもいいですか?」

そう聞くまでの間に、文は完全に私の上半身の服を脱がしていた。
本当にため息しか出ない

「…はぁ…いいわよ」

そうして、これから文が与えてくるであろう刺激に耐えようと目を閉じる。
しかし攻撃は予想外の場所から来た

「ぁあ…な、何してんのよ」
「ん?綺麗な髪だなぁって、ちゅ…」

うなじを這いずる、ざらざらとした感覚に思わず背筋を震わせる。
文が私の髪を嘗め、啜り、うなじに吸い付くたび
体の奥から気持ち悪い熱さがこみ上げて来る。

「うぁぁあ…やめて…」
「好きにしていい、って言っちゃいましたから、キャンセルは聞き入れませんよ?」

まだ舌が蠢いている中、手も胸の方まで伸びてくる
そのまま胸を揉みしだく

「ん…ぅう…ぁ…」

その愛撫は文の快活で豪快な性格と全く違い
ねっとりと執拗に絡め取るようなもので
何か物足りないと感じさせる焦らされ方をしながらも確実に私の性感は昂っていく

「ぁ…んぅ…」
「ふふ…なんか物足りなさそうですねぇ?」

髪を嘗めるのに飽きたのか、耳元に口を近づけながらそんな事を囁く
そういう風な愛撫をしているのにそんな事を聞くのだからタチが悪い

「ぃ!?」
「んー、やっぱりピクピクいってますね、耳、感じやすいんですか?」

そんな事を考えちょっと油断してる隙に突然
耳の先っぽに吸い付かれ、全身にゾクゾクした感覚が走る
不甲斐ないが耳だけは自然と動いてしまうように出来ているらしい

「ぅ…くぅ…耳は…やめ…」
「言う度にピクッってしてて…やっぱり可愛いですね、そんな事言われても虐めたくなるだけですね」

ふーっと、息を吹きかけられ、甘噛みされ
その度情けなく全身を震わせ、声をあげてしまう

「はは、いい感じですね。こっちはどうですか?」

一定のペースで続けられていた胸への愛撫が突然強くなる。

「ふぅぅぁ…んぁあ…」

自分でも意識しない内に切なそうな声が自分から上がっている事に気づく
文の手が徐々に胸の中心の蕾に近づく

「…欲しいですか?」

やっぱりわかってるのに聞いてくる。

「…に…じゃない」
「はい?」
「欲しいに決まってるじゃない!」

こんな状態で拒否出来る訳なんてないのに

「じゃ、遠慮なく」

言った瞬間に、私の完全に隆起していた乳首が摘み上げられ、捻られた

「ひっ!い、いたっ…」

「パルスィさんの体が跳ねるのが分かって面白いですねーこの体勢。今本当にビ
クンッってなってましたよ?」

「だ、だから解説しないで!」

これは本当に職業病なのか、私に解りやすく説明しなくてもいいと思う

ただ、そんな軽口を叩きながら、私は内心焦っていた。
先程から感じ始めていた下腹部の湿り気を悟られないようにしながらも
足をモジモジと擦り合わす動きだけは止められないでいた。

「んふふー、そんなに腰振ってどうかしましたか?全部解りますよ?」

心の中まで全部悟られていたようだ…
文は一旦私の後ろに膝立ちになるとスカートを完全に捲くり上げ、私の下着をス
ルスルと下ろしていく

「おぉ、凄いトロトロで、太腿まで滴ってますよ?解ります?」
「だ、だから解説!ひぅ!?」

何度目かの抗議を口に出した瞬間、内腿を撫で上げられる。
それだけで意識が飛びそうになる程、私は敏感になっていた。

来る…
と次の快楽に堪えるため、歯を食いしばり目を瞑ったが

「そういえば、キスまだでしたね、しましょうよ」

声に気付き、目を開けると、横で文が私と一緒に四つん這いになって無邪気なニ
コニコとした笑顔を私に向けていた。
快楽に耐えようとしていたこっちの気持ちを知る由もなく、そのまま顔を近づけ
てくる。

「ん、ちゅ…んぅ」
「んくぅ、んむ…」

結局私も首を伸ばしキスを受け入れる
文の健康的な柔らかい唇の感覚がよく伝わってきた。
暫くそうしてると、文の方から舌を絡めて来た。

呼吸が少し苦しくなるが受け止める。
純白の空間に舌と舌が絡み合って生じる水音が響き、その事が私を更に昂らせ
手も膝も足も雪に触れ、冷たい筈なのに、体は内から込み上げる熱さだけを感じ
取って
更に愛液がとめどなく分泌され、秘所から流れ続けてるのに

文はキスをしながらただ私の耳を弄っていて…
気付けば下着を脱がされて以降全く秘所に触れられていない

こいつは相当な耳フェチか放置プレイ大好き天狗なのかと疑念すら抱いた時


「ひゃい!!?」

突然秘所に感じたざらざらとした感触に思わず目を見開き
キスの最中、自分でも自覚出来る程素っ頓狂な声を上げてしまった

キスを中断し後ろを振り向こうとするが、再び文が私に覆いかぶさり視界を塞が
れる

「うんぅ、あんた、んぁ…何、何して…」

私の秘所で這いずり回るソレは優しくクリトリスを撫で回し
ソレ本来のざらざらした感触も合わさり、くすぐったいような、切ない快楽を私
に送り込む

「いやね、私、一度やってみたかったんですよ。」

また笑顔で答える文
下から覗き込むと、私の秘所で蠢いていたのは、文の体格不相応に大きな翼だっ


「パルスィさんのアソコ、ばっくり開いてますね、満足して頂けて幸いです。」

あの羽だけでそんなに判るのか

「んぁあ!ぁ、い、いきなり…」

心地よくなってきた羽での愛撫の中、ぼんやりそんな事を考えていると羽が容赦
なく中に入り込んで来た

「ん、パルスィさん、締め付け凄いです。」

「ぁあ、ふぁ…深いよ…」

ズプリと侵入を続ける羽だったが突然全ての動きを止めた
昂っていた体の熱が少しだけ下がっていく
徐に文は口を開く

「…処女膜…いいですか?」

正直に文なら良いと、そう思えた

「…はぁ…どうせ『別にいいじゃないですか』で済ませるつもりなんでしょ?」

「はは、ご名答♪」

少しは躊躇いを見せて欲しかったが

「っ!!」

次の瞬間、膣内に激痛が走り、愛液以外の液体が滴ったのが感じられた。
でもそれすら心地よく、羽が子宮口まで達した辺りで…再び動きが全て止まる

突然の行為に訝しみ、後ろを振り向こうとした時
菊の門と言われる場所にも、ざらざらした羽が宛がわれたのに気づいた

「え、嘘!?な、何やって…」
「ご覧の通りです。お尻振って暴れてないで力抜いてくださいよー」

きゅっと堅く閉じられた穴を無理矢理開こうと捻じ込むように動く羽の感触に思わず体をよじる

「いっ…あ…ぁあん、む、無理…」
「頑張って力抜いてくださいね、せー、のー、でっ!」
「ぇ?い、あ、んぁあああ!!」

両手で乳首を摘まれ、少し体が弛緩した瞬間を狙って一気に羽が侵入してくる
ズプズプと羽が奥まで入ってくるのが感じられるだけで
最早その他の意識なんて無いに等しかった

「ふふ、パルスィさんのアナル…凄い…痛いぐらいの締め付けですね」
「はぁ…はぁ…んぁ…」

「準備いいですか?パルスィさん」
「…う、うん」

残る意識で必死に答えた瞬間
両穴の奥まで差し込まれた羽が一気に動き始める
膣では右翼が激しく奥まで入れては引き抜いての運動を繰り返し
後ろの穴では左翼が襞の一枚一枚まで丹念に犯しつくしていく
両方の胸を手で揉まれ、口は耳を丹念に嘗めている

「あぁっ、んぅ、これ、あっ!すごっ…ひぃぁあ!」
「まだっ、激しくしますよっ!」

ただでさえ激しかった動きが更に激しさを増し
痛い程乳首を抓られ、グリグリと子宮が突かれるまで深く羽を挿入される

「あ゛ぁあっ!!!ダメ!ダメッ!おかしく、おがしぐなるぅぅぅぅぅうぅう!!!」

全身全てを犯され、自分の中から全てがが溶けて混ざっていくような感覚に襲われる

「死ぬ゛っ!全身、んぁああ!グチャグチャにされてイっちゃう!!!」
「イっちゃって下さい、私の手でおかしくなっちゃって下さい!」

文が乳首を抓りあげ、耳の先端をくわえ、両の羽が子宮を強く圧迫する

「ひぃ、あっ、ああ、んぁ、ふぁああああああ!!」






私の意識は雪の白へと帰した







「ん、うぁあ」
「あ、おはようございます。パルスィさん」

目が覚めるとベットの上で文に抱かれていた

「えっと…ここは?」
「私の部屋です。いやぁ…びっくりしましたよ。準備いいですか?とは聞きまし
たけど、まさかおしっこ漏らしてまで盛大にイくなんて、しかも気絶しちゃうし」

寝ぼけ頭に地獄鴉以上と思われる威力の核弾頭をぶっ放され
私は顔を真っ赤に染める。
失禁までしていたなんて…

「とにかく、や ら な い か?です。パルスィさんがあんな早々にイっちゃうか
ら私何も満足してないですよ?…まぁ、あんなに可愛いパルスィさん見れたので問題はないですけど」

「そ…それはあんたがあんなに激しく……………ばか……」

「ぷはぁ…これは威力高い、鼻血出そうです。無自覚でそういう扇情的な動作をするパルスィさん
が妬ましいです。」

「……そんな事を平然と言えるあんたが妬ましいわ」
「ま、それほどでもないです。」

最大限の嫌味を言ってやったのにコイツは…

「嫌味が通じないあんたが妬ましいわ…」

「うーん…私そういう事に鈍感で…ちゃんと感じ取れるパルスィさんが妬ましい
です。」

ことごとく言い返される


「あんたのその呑気な所とかも妬ましいわ」

「パルスィさんの普段クールな感じ、妬ましいです」

「あんたの綺麗な黒髪が妬ましいわ」

「パルスィさんの金髪が私は妬ましいです。」

……

「あんたの常に見せる笑顔が…」
「パルスィさんのたまに見せる笑顔が…」

……

「…なんでハモるのよ…」

「あはは、なんかいいじゃないですか。とりあえず、これからどうしますか?」

これからどうするか…

とりあえず、この温かさから、今は抜けたくなかった





「……しばらくこのまま…」

文の腕に包まり埋まり
今まで感じた事の無い心地よさに抱かれながら、私は睡魔に身を委ねた
テーマ雪…
超大作が並ぶような気がします。
なのでスッキリ読める。ただ甘甘ネチョネチョ、ストレートな作品を目指してみました。

カプ自体も
パルスィ受けで何か書きたいなぁ
あやややの羽…ネチョ書けそうだなぁ
と言う二つの別個の発想から無理矢理出来上がったものです。

そういった、ただ書きたい物を書いただけのSSですので
ストーリー性もテーマとの関連性も薄めとなっております
申し訳ないです。

自分でパルスィ受けを書いてみると、どうしてもツンデレ風味になってしまいます。私の発想力不足の為す所なのですが

まぁ、このパルスィ、中盤以降ヘタレてましたが

ツンヘタ…?
うん、ツンヘタ


とりあえず、最終的にバカップルにまでなってくツンヘタパルスィの様子と
あややの羽ネチョいよあややの羽
っていう事だけ伝えられば悔いなんてないです。
イージーシューター
作品情報
作品集:
最新
投稿日時:
2009/01/10 22:56:58
更新日時:
2009/01/10 22:56:58
評価:
9/10
POINT:
65
Rate:
1.64
1. 7 にゃは♪ ■2009/01/11 00:45:12
なかなかの良作だと思いました(あと私としては読みやすかったです

羽ですか…(うむ。新しい
2. 7 名前が無い程度の能力 ■2009/01/11 11:17:32
エロさも甘さも感じられて良かった。パルスィ可愛いよパルスィ

ただネチョ以外が全体的に早足な気がしたのでこの点数で
3. 7 you. ■2009/01/13 00:28:55
文パル……アリだ!
羽プレイも斬新だったし、すげえよかったです。
4. 9 てんと ■2009/01/17 12:46:05
とてもいいあやぱるでした!
この組み合わせ、好きなのになかなか無いのが悲しいです…
このラブエンドが妬ましいです!
5. 7 名前が無い程度の能力 ■2009/01/19 23:32:53
珍しい組み合わせですね〜
パルスィの可愛さに参りました。
6. 6 名前が無い程度の能力 ■2009/01/21 01:29:23
文×パルスィというものを新鮮な感じで読ませてもらいました。今までのイメージと違い楽しかったです。
7. 9 名無し魂 ■2009/01/23 19:55:27
いつも人を妬んでばかりで経験のないパルスィに
野外プレイ+羽根プレイ+処女喪失+アナル開通
なんてさせる文まじおにちく。純愛に見えたけど激しいぞこいつは…!
…甘い話かと思ったらネチョが濃くてびっくりしました。とてもよかったです。

恋が実るかどうかなんて、出会うかどうかと、あとほんの少しのきっかけですよ(私の恩師談)
「ほんの少しのきっかけ」は
> 「どうせあんたなんか取材相手全員に可愛い可愛い言ってるんでしょ!?そうやって人を弄ぶんなら早く帰ってよ!」
なんですよ。さすが妬みの姫。
8. 5 グランドトライン ■2009/01/23 21:35:43
なんていうか、ほんとにパルパルしいわ!
こんな感じ。(どんな感じだよ!)

文のテンポの良い台詞回しは読んでいて楽しかったです。
そして、そんな彼女に振り回されるパルスィがとても可愛かったです。

羽を使っての愛撫はなかなか画期的な発想でした。
反面、ちょっとイメージがしづらかったです。

なんかパルスィは振り回されてばかりいるような気がする。
でも、パルスィいじりがみんな好きだから仕方ないよね。妬むほど可愛いし。
9. 8 泥田んぼ ■2009/01/23 23:49:23
ツンヘタ最高
いいねツンヘタ! さいっしょっからこうしとくんd(ry
10. フリーレス イージーシューター ■2009/01/25 22:21:04
コメ返し
こんな数のコメント返すの初めてなのでテンション上がりきってます
このような作品を評価して頂き本当にありがとうございますm(__)m

>>にゃは♪様
 大作対策に読みやすさを重視してみました
 羽は鳥キャラの特権です。これを機にもっと増えないかな

>>2様
 エロくて甘い、SS書きにとって最高の褒め言葉です。
 スッキリさせようと思った結果、早足になってしまったのかもしれません。反省点ですね

>>you様
 あざーす!もっとこの組み合わせ増えよう。増えよう

>>てんと様
 ラヴエンドしか思い浮かびませんでした
 だってパルスィだもん
 幸せなパルスィが妬ましい妬ましい

>>5様
 奇抜さ重視なのです。
 パルスィ可愛いよパルスィ

>>6様
 新鮮、うん、もっと早く出ててもおかしくない組み合わせだと思うんですけどねぇ

>>名無し魂様
 甘い中にある文のエロス。熱いエロス!
 感じ取ってくれてありがとうです

 きっかけですかぁ、そこまで考えてませんでしたが
 うん、自然とこういう形になってる妬み姫は流石

>>グランドトライン様
 パルパルすぃよ!
 テンポ良く読んで頂いたのは狙い通りでござんす。ニヤリ
 羽に関しては…課題が残りましたね、日々精進したいと思います。

>>泥田んぼ様
 ツンヘタ!ツンヘタ!
 ツンヘタは世界に平和をもたらすよ!
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