注意事項です。 このお話は、LLR様のリクエストを基にしています。 このお話は本編(オクトメイジ)とは殆ど…というか全く関係ない特殊設定を使ったお話です。 時代は、原作後期(大体サイトとルイズがお互いの気持ちに気付いた頃)です。 そこに、オクトメイジのリーゼロッテが割り込んでいる感じです。 そのため、ルイズとサイトは原作設定ですが リーゼロッテのみオクトメイジ設定となっております。 私から言えることはこれだけです。 細かいことは良いんだよッ! 読むんじゃない、感じるんだっ! では、どうぞ。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− お互いの気持ちを確かめ、互いに好きあっていると思っていたルイ姉さまとサイトさん。 でも、二人の関係は私達の考えとは少し違ったようで… 「ごめん、俺は…ルイズの気持ちに応える事は出来ないんだ」 「どうして、どうしてよっ! 誰を…誰を私より好きになったの。教えて…」 誰もがルイ姉さまとサイトさんが結婚すると思っていたけど、サイトさんが断ってしまった。 俯くサイトさんに、ルイ姉さまの沈痛な表情が私の心に辛く圧し掛かるけれど、男女の仲だけは私には如何することも出来ない。 「俺が…俺が好きなのは…」 決意に満ちた瞳…不覚にも、私はその瞳に胸を高鳴らせていた。 ウェールズ様が死に、ワルド様も居なくなり…私の愛した人たちが居なくなったこの世界で 私の支えになってくれたサイトさん。そのサイトさんの瞳が私を見て… …え? 見て…って、何で見てるの!? 「俺が好きなのは、リーゼロッテなんだっ!」 大きくはっきりとした声。一瞬、何を言ったのか分からなかった。 私だけではない。周りの…キュルケやタバサやテファ、それにパパ様お母様にお姉さまたち。 全員の時が止まったのかと思うほどに。 「え…えぇぇぇっ!?」 その時を動かしたのは、私の叫ぶ声だった。 −−−−−−−−−− ゼロの使い魔中期連載SS「オクトメイジ」異伝 感想コメント100ヒット記念SS「これも一つの愛のカタチ」 −−−−−−−−−− 豪奢な結婚式…と言う言葉が小さく感じてしまうほどの豪華絢爛な結婚式。 まさかロマリア大聖堂でやる事になるとは思いもよらなかったわけで… 巨大なパイプオルガンの音楽が、まるで全身を突き抜けるように響いている。 緊張しきった私の身体は思うように動いてくれず、何度となく躓(つまづ)きそうになってしまうけれど サイトさんの方は緊張した様子もなく、いつもの真っ直ぐな瞳で私の隣を歩いていた。 「ダーリーン!格好良いわよ〜!」 「馬子にも衣装」 「妹に負けたサイト取られた…あぁもうっ!怒って良いのか恨んで良いのか祝福しなくちゃならないのか分からないじゃない!…そういえば、義理とはいえサイトは私の弟になるって事よね。…フフフ。見てなさい」 一歩、一歩と真っ赤な絨毯の上を歩く度に、両側の席から祝福の言葉が雨となって私達に降り注いでくる。 時折祝福とは取れないような言葉が聞こえるような気がするけど、気にしない方が良いだろう。 ルイ姉さまの横を通る時に、サイトさんの顔が一瞬引きつったような気もするけど… 「私、エイジス32世…ヴィットーリオ・セレヴァレが詔(みことのり)を唱えさせて頂く…」 「ふぇぇ…」 この人って教皇様…だよね? 恐らくウェールズ様と同じ位の年だろうか。凄く若い。 こんな年で教皇様になられるなんて、凄いと思う。それに、結構格好良いかも… 「は…ははは…あまり見つめられると、やり難いな」 「あ、す…すみません…教皇さま…」 苦笑しながら窘(たしな)められて気付いた…凄い見詰めてしまったらしい。 とっさに謝罪したけれど、顔が熱い… 気恥ずかしくなってサイトさんの方を見たけれど…なんか落ち込んでいた。 『どうせ俺なんて…』とか言って落ち込んでいる時のサイトさんって、何か凄く可愛い。 よくルイ姉さまが『この犬ぅっ!』ってサイトさんのことを言っていた意味が分かる気がする。 本当に、子犬のような雰囲気なのだ。今なら犬耳と尻尾も見えそうな… 「…ラ・ヴァリエール公爵四女 リーゼロッテ・ベルワース・エ・リッタ・デル・ラ・ヴァリエール」 「はっはいぃっ!!」 「ぷっ…くくっ…」 考え事をしている時にいきなり名前を呼ばれて、思わず大声で答えてしまった。 サイトさんなんて、フォローしてくれると思っていたのに噴出して笑ってるし… 既に離婚の危機ですよ。まだ結婚してないけど。 「…こほん。ラ・ヴァリエール公爵四女 リーゼロッテ・ベルワース・エ・リッタ・デル・ラ・ヴァリエール。汝は始祖ブリミルの名に於いて、この者を敬い、愛し…そして、夫とする事を誓いますか?」 「…はい、誓います」 少しだけ待った。時間にしたら1・2秒位だけれど。最後の『待ち』だ。 でも、その間に割り込んでくる言葉は無かった。 逡巡する必要は無い。 私は…サイトさんの… 妻に、なる。 「よろしい。では、誓いの口付けを…」 「「はい…」」 今初めて…私とサイトさんの声が重なった。 交わることの無かった…無いと思っていたサイトさんと私の道が、今しっかりと重なり繋がった瞬間であり 「むぅ…」 「ど、どうしたの?」 嬉しくて、恥ずかしくて…顔が熱くて仕方ないのに… サイトさんは平然としている。それが少しだけ悔しい。 「なんでもないですよーだ」 なんとかこの爽やかフェイスを崩してやりたい。そう思った私の頭に一瞬の閃きが起きていた。 「…じゃ、いくよ…ん…んむっ!?…んむむーっ!!!」 「ん〜…っちゅ…ちゅる…んっ…ちゅ…」 サイトさんはルイ姉さまとの契約の時がファーストキスだと言っていた。 そして、ルイ姉さまと好き合っている時のキスは…重ねるだけのもの。 つまり、こういうディープなやつは全くの未経験という事だ。 これは予想以上の効果を出したようで… 「っぷは!…ちょ、ちょっとリーゼロッ…んむーっ!?」 「んっ…逃がさないですよ?…んっ…ちゅ…ちゅるっ…んちゅ…ちゅっ…」 驚いたサイトさんは物の見事に尻餅を付き、私はそれに倒れこむように続いた。 もちろん、唇は殆ど離さずに。 「だ、だからこれ以上はヤバ…むぐっ…」 「っちゅ…んふふ〜…んっ…っちゅ…ちゅる…」 ウェディングドレス舐めたらダメですよ、サイトさん。 童貞なサイトさんにはこのキスは刺激が強すぎたようで、もうおちんちんが堅くなってきている。 手はサイトさんの頭を固定するのに使っていますから、足で気持ちよくしてあげますね。 大丈夫ですよ。私は『身体を支えるために脚を使う』のであって『気持ち良くさせるために使う』わけではないですから。 「ちゅ…ちゅるるっ…っはぁ…皆の前で…ちゅ…射精(イ)っちゃえ…はぁ…んちゅ…ちゅる…」 「っ!?…や、やめ…んむ…っ!…っ!?…んんっ!!」 よほど興奮していたのだろう。膝で裏スジの方を押し上げて、先端辺りを『ぐりぐりっ』て刺激してあげただけで 身体を震わせながら、ズボンの中で『びくびくっ』て…いっぱい射精してる… 「ご、ごめんなさい、サイトさん。感極まって飛びついてしまいました…」 「はぁっ…はふ…」 キスから離れるまで…時間にしたら10秒と無かっただろう。 私は何事も無かったかのように、サイトさんが射精を始めた瞬間を見極めて離れたから… 「さ、ささささっ…さいっ…こ…このバカ犬ぅっ!! なんでキスしただけでこんなにしてるのよっ! ど、どどっ…どうせいつもみたいに、すっ…スケベな事考えていたんでしょっ!!」 「あ、ルイ姉さま…今踏んだら…」 「は、はふぅっ!?」 最前列…しかも私達から一番近い位置に居たルイ姉さまですら、私が射精させた事に気付かないわけだ。 でもサイトさんってば、射精している間にルイ姉さまに股間なんて踏まれたら凄い気持ち良かったみたいで 多分、二回目の射精をしているみたい…顔が凄い恍惚な感じになって、身体が『びくびく』震えているし… ルイ姉さまも流石に靴ごしとはいえ、サイトさんが射精している事に気付いたようで 顔を赤くしながらも、少しだけ足を動かして…流石にそれは他の人も気付きますよ? 「ルイ姉さま、ルイ姉さまっ!」 「…はっ!? き、きゃぁぁっ!!」 どうやら意識が戻り顔を真っ赤にさせながら、自分の席に戻って行ったけれど今更『きゃあ』は無いと思う。 教皇様は…流石に私が原因だと気付いたのだろう。私の方を向きながら苦笑していた。 「義理の姉になる人に踏まれて気持ち良くなるようなダメ夫は引き摺ってでも連れて行きましょうか。タオ…出てきて」 「ほいほい。あー…足でえぇか」 教皇様に一礼した後、少し大降りに振り向き 私はタオを従えてゆっくりと歩き始めた。 その際に『流石はラ・ヴァリエールのお嬢様だ…』等という声が聞こえたけれど、非常に心外というもの。 気の強いラ・ヴァリエール家の中でも私は『天使』と呼ばれるほどに優しいというのに… 「ごっ! がっ! い、痛っ! 痛いっ!? は、離して! 自分で歩くよっ!」 「まぁまぁ、遠慮せぇへんでも…なっはっは!」 流石に聖堂入り口にある階段を降りる時に思い切り頭を階段に打ち付ければ意識が戻ったようで 必死にタオの引っ張る手を離そうとしているけれど、タオは気にした様子も無く容赦なく引っ張り続けている。 流石に階段を降りきった後には離したようだけれど。 「な、なんでこんな酷いこ…」 「…ルイ姉さまに踏まれて射精したのは誰ですか?」 まだグチグチと文句を言ってくるサイトさんに止めの一撃を加える。 男が細かいことを気にするのはダメダメですよ? さぁ、その言葉で後ろの方等に居た方達…特に女性陣が思いっきり引いていた。 それはもう、『すざざざぁっ!!』という滑り音を盛大に鳴らしながら。 うん、良い感じに嫌ってくれたようですね。 妻としては結構心配だったから。ちょうど良い。 何せ、可愛い娘から美人な女性まで相当数の人が来ていたのだ。 ルイ姉さまとサイトさんの掛け合いを見ていて私は分かっている。 この人、押しに弱いって。 美人…特に巨乳の人に迫られたら、絶対浮気するって。 キュルケやタバサ達の顔が思いっきり引きつっているからもう大丈夫だろう。 ルイ姉さまだけが、頬を赤くしながらクネクネしているのが気になるけれど… 「ま、私は貴方様がどんな人でも…この聖堂で誓ったように、愛し続けますから。それで十分でしょう?」 「うっ…ま、まぁ…リーゼロッテに嫌われたら辛すぎるよ。俺はリーゼロッテのことが好きなんだし」 全く…この天然スケコマシは… 頬が赤くなるのを隠すように、少し力を入れて引っ張って起こしてあげる。 あぁ…時価数万エキューはするタキシードがボロボロになってしまっていた。確か、土のスクウェア四人がかりで固定化した筈なのに… 聖堂には、魔法を無効化する特殊な魔法でもかけられているのだろうか。 「へへっ…やっぱ可愛いな。リーゼロッテが俺のお嫁さんかぁ…」 「フンだ。浮気なんてしたら鉄板に三行半刻んで、抱いたまま海にダイブして貰いますから…」 本当にこの笑顔は卑怯だ。きっとルイ姉さまや他の女性達もこの笑顔に打ち落とされたんだ。 ほら、思いっきり引いて生ごみを見るような顔していた女性陣がもう普通の顔しているし… 「この世界でもブーケトスはするんだろう?」 「えぇ…なげます…よっ…きゃぁっ!?」 ブーケトス。結婚した新婦のブーケを受け取った者が次の結婚式を上げる…なんていうジンクスのある恒例のイベントなわけだが… 忘れていた…来ている人の殆どがメイジだということに。 「遅い。ウィンド・ブレイク」 「ほーっほっほっほ! 次に結婚するのはこの私よぉっ!ウル・カーノ・ジエーラ・ティール・ギョーフ!!」 「こらぁっ! 燃やそうとしてそうするの…よっ! 虚無を舐めるなぁっ!!」 「あぅっ!…み、右ですか?…左ですかっ?…こ、このブーケ取ったら…さ、サイトさんのお妾さんにして貰えるって、本当ですよねっ」 空中に舞うブーケを我がモノにせんがために、数多の魔法が飛び交って… 一発でも直撃すれば欠片も残りそうにないのに、良い感じに掠(かす)るだけで ブーケ自体は殆ど原形をとどめたままというのが凄い。 タバサの風が舞い、キュルケの炎が舐め、ルイ姉さまの爆発が良い感じに吹き飛ばし、ギーシュのゴーレムが吹き飛ばされ…あ、ギーシュも吹き飛ばされてる… そして良い感じに女の子…あの子はケティっていう名前だったはず…の上に落ちて…キスしてる。 モンモランシーは…ブーケに夢中で気付いてないかな。良いのかな?手…回してるけど… それに何かメイドさん?…たしかシエスタとかいう名前だったと思うけれど…がブーケの真下辺りで右往左往している。 本当に、阿鼻叫喚と言った感じだろうか。 「ははっ…凄いなぁ…ブーケが全然傷ついてないのが本当に凄いよ…」 「本当ですねぇ…」 完全に蚊帳の外になった私達は、階段に座りながら肩を寄せ合い、笑い合った。 これが…皆が勝ち取った日常なのだと。 「なぁ…キスして良い? 普通のやつ」 「もう、一々聞かなくて良いですよ。夫婦なんですから…ね?…んっ…」 皆の叫び声を聞きながら、私達は…夫婦になって初めてのキスをしていた… 「…で、なんですか、これは」 「うーん…昼間の仕返し?」 ここはラ・ヴァリエール邸宅…つまり私の実家の一室。 私とサイトさんの夫婦生活のために、態々パパ様が3部屋ぶち抜いて作った部屋である。 本当はルイ姉さまとサイトさんのために作ったらしいけれど…それは今更というものか。 そこにあるダブルキングサイズの巨大なベッドの上に私が横たわり、サイトさんを見上げている。 初夜…といえば聞こえが良いだろう。だけど、流石に… 「シャワーも浴びさせず、ウェディング姿のままでエッチしたいなんて…まったく童貞さんはこれだから…」 「ど、どどっ…童貞とかいうなよっ! 男は結構傷つくんだぞ!」 気にせずとも今夜童貞でなくなるというのに…そんなに童貞といわれるのが嫌なのだろうか。 「私だって処女ですよ。それにお互い捧げ合うのですから、細かいことを気にしない方が良いです」 「…え?…えぇっ!? し、処女!?」 非常に不本意な驚き方ですね。 これでも私は、女の子とエッチする事はあっても殿方とエッチしたことは無いのに。 因みに、ルイ姉さまにオ○ニーを教えたのは私なのだが、それをサイトさんに言うとオカズに使いそうなのでやめておこう。 「で、でもさ…あの手際は…」 「未経験でも練習くらいは出来ますよ?」 それに私は『元男』だから。とはいえ、『前の世界』…恐らくはサイトさんの生活していた世界に酷似した世界での話しだけれど。 だから、男が感じる場所なんて大体分かるのだ。 「うぐ…じゃあ無理じゃないか…」 「…何がですか?」 私が経験豊富だと…間違っては居ないけど…処女ではないと思っていたのだろう。 それで、何かをさせようと…自分の股間を見てますね。 「あぁ、フェラチオでもさせる気でしたか?」 「っ!?お、おおっ…女の子がさらっと…そんな言葉言うなよっ!」 何を幻想抱いているのでしょうか。私がその幻想ぶちこわして上げたくなりますね。 「なるほどなるほど…道理でズタボロのみすぼらしい格好で覆い被さったというわけですね。『お前が射精させたんだろ、その口で全部掃除しろ』とでも言いたかったのですか?」 「うぐ…ごめんなさい…」 …あらら。謝るとは思いませんでした。負け犬根性が付いてますね。 これもルイ姉さまの『躾け』の賜物という事なのでしょうか。でも、不本意ですね。私が鞭を振るってサイトさんを調教…もとい…躾けるとでも思っているのでしょうか。 「サイトさん、貴方は私の何ですか?」 「お、夫です…」 放っておいたら正座して土下座してしまいそうな雰囲気ですね。 これではいけない、そう思った私が取った行動が至極簡単なもの。 教えてあげるだけ。優しく。 「妻とは夫の劣情を受け止めるのも大事な事なのですよ? それを我慢されたら…それこそ浮気の原因とでもなるでしょう。ほら、言ってください。貴方のしたい事を…」 「い、良いの?…実は枕の下に鞭とか隠してて『なんて事を言うのよ、この馬鹿犬っ!』とか言わないよね?」 もしかして、髪の色が同じだし…たれ目つり目の差はあれど、ルイ姉さまと結構顔が似ているから そういう事を私もすると思っているのだろうか… うーむ…ルイ姉さまの使い魔暦が長いですからねぇ… 「もう、サイトさんが好きなのはルイ姉さまですか私なんですかっ!」 「そんなの、リーゼロッテに決まってるじゃないか…そうだよな…幾らルイズやカリーヌさんやエレオノールさんがキツい性格しているからって、リズまでそんなわけないよなっ!」 あ、今ドアの辺りで『ガタッ』て音がした。恐らく聞いてるのだろう。主にルイ姉さま辺りが… 行き遅…ゲフンゲフン…一番上のエレ姉様も居そうな感じがする。 明日生きていれば良いけど…私でも骨折くらいは治せるし、大丈夫…かな? 「じ、じゃあ…」 「30点」 いきなりズボンを脱ごうとするなんて、なんて勿体無いことをしようとするのですか、この馬鹿犬…じゃない、サイトさんは。 30点といわれたのがショックだったようで、少し泣きそうな顔をしているのが本当に可愛い。 やっぱりサイトさんってマゾの素質でもあるのだろうか。 「いきなり脱いで如何するんですか。そのまま私の顔に股間を押し付けるくらいはしてください」 「こ、こう?」 下ろしかけたファスナーを戻し、恐る恐るといった感じで私の顔に股間を押し付けてくる。 覆い被さっているのだから、自然と体重も掛けられるわけで… その所為で、モノの数秒とかからずに私の呼吸いっぱいに…先ほど出したであろう生臭い精液の匂いがしてくる。 「お前の悪戯でこうなったんだ、ちゃんと綺麗にするんだ…ぞ?」 「私の機嫌を伺いすぎですが、言葉は良いですよ。あ、お掃除フェラで射精なんてしたら噛みますから…我慢してくださいね、童貞の早漏さん?」 あ、少し『びくっ』ておちんちんが震えた。 どうやら『童貞』とか『早漏』とか…言葉攻めに弱いらしい。 「では、はじめますね…んっ…ん〜…」 「く、口で…AVとかでも滅多に見ないぞそれ…が、我慢だ…」 さてさて、ではもっと興奮を煽ってあげましょうか。 私は犬歯でファスナーの引き手を噛み、ゆっくりと引き下ろしていく… もう大きくなってますよ。本当に大丈夫なのか心配になってくる。 「きゃっ…びっくりしました…すんすん…うわぁ…皮被って…凄いイカ臭ぁい…」 「ほ、本気でへこみそう…でも、興奮してるんだよな…うわ最低だよ、俺って…」 7割位下げただろうか。大きくなっていたからだろう。窮屈になったズボンの中からおちんちんが勢いよく飛び出してきていた。 本当に突然のことで、避ける間も無く『ぺちっ』と私の頬に当たった生暖かく柔らかい感触と きっと亀頭周りは全く洗ってないのだろう皮の被ったおちんちんの臭いが…私の身体を興奮させ、お腹の奥が『ずくんっ』と熱く疼いてくる。 それにおちんちんの周りに付いている生乾きの精液が、なんとも言えない凄まじい臭いをしていて… 「はぁ…ぁ…ん…ちゅ…ちゅっ…ん…っ!?」 「っ!!…っは…はぁ…あぁっ! ご、ごめん!!」 誘われるように竿を…本当に竿だけを下で軽く舐めただけなのに…先端から『びゅるるっ』て… 興奮しすぎですね… 「全く…この包茎さんで短小さんなだけでなくド早漏さんなサイトさんは救いようが無いです」 「し、仕方ないだろう! 可愛いリズが俺の嫁になってくれただけでも結構一杯一杯なのに、その可愛い顔で俺のチ○コ舐められたら…我慢なんて…出来るわけ、ないだろ…」 あ、泣いちゃいました。泣かせる気は無かったのですが… まさか私でそこまで興奮してくれるとは思いもよらなかったわけで。 だって、サイトさんは無類の巨乳好きなのだし… 「ん…ちゅ…ぁ…んっ…っちゅ…んぅっ!?…ん…く、咥えただけで出さないで下さい。全く…こんな短小包茎で早漏なおちんちんを愛してくれる女性なんて、私位ですよ。私の事を愛しているというなら、少しは我慢するか…んっ…ちゅっ…ちゅるっ…」 舌を皮と亀頭の隙間に差し込めば、舌先に『ぬるっ』とした何かが当たる。 この人本当に掃除してない… 「ん…ぅ…濃いぃ…はぁ…私が満足するまで射精し続けてもがんばる事です」 「そ、そっちかなぁ…」 普通に考えれば我慢する方が楽な筈なのだけれど、どうやら我慢する方が諦めたらしい。 「あ、あのさ…あれ…見て良い?」 「一々恥ずかしい人ですね…聞かないで下さい…もう…ん…でも、こっちは…ちゅ…止めませんよ」 身体を反対にしておちんちんは私の口の方のままに、サイトさんは私のあそこに顔を埋めた。 何か引っ張られたり、時々触れられて身体が『びくっ』と震えてしまう。 凄い恥ずかしいけれど、どうやら乱暴に触ったりはしないようで少し安心できた。 「すげぇ…ピンク色して綺麗だ…」 「どこの誰かさんみたいに、お嫁さんに恥垢の掃除させる人とは違いますから。本当に…今度から毎日しゃぶって綺麗にしないと、このまま入れられたら病気とかかかってしまいますよ…っ!…もう、しゃぶられてるのを想像したんですか? また出して…出すなら口に出してください。顔や髪に付いたら取れ難いんですから…って、身体起こして顔を見ようとしないで下さいっ!」 まったく…本当にスケベですね。 私が顔をタオルで拭いて、再び咥え始めるまで『じぃ』っとこっちを見続けられて…凄く恥ずかしいというのに。 「あ、塗れてきた…」 「い、一々説明しなくて良いですからっ!…全く…ん…んっ…んふ…ちゅ…ちゅる…」 ちぃ姉さまみたいに的確な舐め方でもなく、ルイ姉さまのような執拗な舐め方でもなく まるで壊れ物でも扱うように、優しく舌を這わせられる感覚は初めてで 凄く気持ち良いわけではないけれど、私の身体を火照らせるには十分だった。 「んっ…んんっ…はぁっ…も、もう良い…もう良いですからぁっ…」 「え? やっぱもう終わり?…ごめん、下手で…」 違う。下手なのは分かりきった話。そうではなく、あまりにも優しく舐めすぎで焦らしに焦らされ身体が疼いて仕方ないのだ。 そんな事がサイトさんに分かるはずも無く…つまり、言わないといけないのですか… 「…さい…」 「…え?ご、ごめん…聞こえなかった…」 あせった顔を見ると、どうやら本当に聞こえなかったらしい。 全く…妻に恥ずかしい思いさせるなんて…後で見てなさいよ… 「サイトさんの指より細くて短いおちんちんでも良いですから、入れてくださいって言ったんですっ!」 「それ…本気でヘコむよ…流石に指よりはあると思うけど…」 完全に勃起した大きさは知らないですが、今でも14サント位はあるので本当に短小…という程短いわけではない。 ただ、そう言った方がサイトさんが喜んでるみたいで… ほら、顔は泣きそうなのにおちんちんがもっと大きくなって…亀頭が見えてる… 「泣きますよ。本気で泣きますよ…疼いて仕方ないというのに…」 「お、俺が泣きたいよっ! …って、どこだよ…さっき近くで見たのに…ぜんっ…ぜん…よっと…ここか?…くそっ…」 さっきからおしっこの穴に入れようとしたりお尻に入れようとしたりと…本当に、焦らしてるとしか思えないような絶妙な動きをしてくる。 気持ち良いけど、足りない。…もどかしくて、辛い。 「ここ、ここですっ…思いっきり…突き入れて…くださっ…ん…んんっ…」 「ここ? 開いてないけど…わ、入って…きつ…」 男性経験は無いものの、指を入れた経験…いやいや、指を入れられた経験なら両手で数えても足りない位あるので もしかしたら緩いかな? とか思ったのだけれど、案外締まっていたらしい。 というか、何か…入れるたびに…大きくなってるような… 「ご、ごめん…もう…出そう…なんだけど…」 「だ、出しちゃだめですっ…せ、せめて…おくっ…まで…んっく…おっき…よぉ…」 あ、思わず言ってしまった…だってさっきまで10サント台前半しかなかったのに 今は恐らく20サントを軽く越えていると思う。何せ、亀頭を埋めるだけで膣が限界まで広がるような感覚が来ているのだから。 う…サイトさんが『にやにや』してる… 「なんだよ、俺のは指より細いんだろ。ごめんなーみじかくて。もう根元まで入ってるからさー」 「い、意地悪しないで…下さい…だんなさまぁ…だんなさまを愛する…つまの…ちっちゃな…お、お○○こを…だんなさまの…太くて…大きな…おちんちんで…いっぱいにしてください…私の処女を…だんなさまに…捧げさせてくださぁ…ん…んんっ!…ちゅ…」 弱みを見せるとすぐに付け上がるのは分かっていたのに、結局言わせられた… でないとここで終わらせられてしまいそうで… でも、サイトさんはやっぱり優しくて 私を強く抱きしめながら、私にキスをしてきた。 そして、ゆっくり…ゆっくりと…膣(なか)に…膣奥(おく)に… 「あっ…ぁ…あぁっ…びくびくってぇ…なにっ…すご…これぇ…え?…さいと…さん…?」 「ごめん…リズが可愛すぎて…我慢なんて出来るわけっ…ないんだよっ…その分っ…数でっ…頑張るからさっ!」 まだ途中だったはずだ。なのに、突然おちんちんが震えたかと思ったら、膣内に射精してきたのだ。 でも、サイトさんの言葉通りにサイトさんはそのまま腰を押し付けてきて… 「ここが…一番奥…かな…よっ…んっ…うん、入らないな…」 「ん…んぁっ!…ゆ、揺らさないで…くださっ…いっ…いぃっ!!」 十分に火照った身体は、いつも以上に感じてしまうようで ほんの少し動かされただけで、頭の中『ずんっ』て響いてきて… 「ごめん…っ!…っく…はぁ…」 「んきゅうっ!!…かふっ…はっ…はっ…はぁっ…」 やっぱり膣奥で射精(だ)されると凄く気持ちが良い。 でも、物足りない… 「動いて…ください…いっぱい…気持ち良くしてください…だんなさまぁ…」 「うぐ…か、可愛い…あぁっ! やってやるっ! やってやるよっ!!」 小さい頃から、私は無意識に魅了の魔法を使って周りを魅了している…なんて言われていたけれど、それでもサイトさんに効いた事は一度も無かった。 でも、効いてなかったのではなくて…我慢していただけなのではないか…なんて、今更ながら思ってしまう。 だって… 「はぁっ…はぁっ…リズ…リズぅっ!…またっ…出るぅっ!!」 「良い…ですっ…だんなさまぁ…きもちっ…あぁっ!…膣奥(なか)で『びゅびゅっ』てぇ…」 こんなにも私の虜になってくれているから… 「ふぁ…あぁ…んっ…んぅ〜…はふ…んむ?」 『ん…ちゅ…ちゅぷ…んちゅ…』 「はぁ…はぁ…ぁ…はぁ…」 いつの間に寝ていたのだろうか。カーテンの隙間から朝日が零れている。 サイトさんは寝ているようで、その寝顔はとても可愛い…というより、苦しそう? それに、何か水音が… 「ルイ姉さま?」 『っ!? …うそ、もう起きたの…どど、どうっ…どっ…』 なんとなく、感でルイ姉さまと呼んだのだけれど…どうやら本当にルイ姉さまらしい。 布団の中に潜り込んで、恐らくサイトさんのおちんちんを咥えているのが…である。 「んしょ…わっ!」 「きゃぁっ!?…り、りりっ…りりりっ!!」 どもり過ぎです、ルイ姉さま。 私は素早く布団にもぐり、ルイ姉さまの手を…サイトさんのおちんちんを握ってない方の手を握ったら よほど驚いたのだろう。軽く飛び上がりながら、こちらを向いていた。 でも手にはしっかりと、サイトさんのおちんちんを握っているようで しかも、動かしているのか『にちゃにちゃ』と水音がしている。 「そうですよねぇ…好きですもんねぇ…」 「うぅ…ご、ごめんなさ…」 謝る必要は無いのに。それに、謝ってもその動かしている手をせめて止めなければ謝罪しているようには見えないのですが… そうです。どうせ似ているのですし… そう考えた私の顔は、少し怖かったのだろうか。ルイ姉さまは普段見せないような、まるで小さな子供の様に涙を浮かべて『いやいや』と首を振っている。 「大丈夫ですよ。むしろルイ姉さまとしては嬉しいはずですよ」 「…え?」 『ん…んぅ…』 どうやらサイトさんも起きてきたようだ。布団の中だから少しくぐもって聞こえるけれど、恐らく間違いないだろう。 「私のタイミングに合わせて入れるんです。大丈夫ですよ、バレたりしませんから。それとも…誰とも知らぬ男に初めてを捧げますか?」 「うぅ…わ、わかったわよ…ひゃっ!? さ、触らなくても…凄く…ぬ、濡れてるから…」 うん、良い感じに毎日自分でしてくれていたようだ。 『ん…リズ…?』 「昨夜のことを思い出したら…またしたくなったんです…入れますね…ほら、ルイ姉さま」 「う、うん…ん…んんっ!!…っはぁ…くぅっ!!」 サイトさんが起きたのを見計らってサイトさんに一言。でないと、布団を剥ぎ取ってしまうかもしれないから。 剥ぎ取るのは、まだ早いのだ。 『くっ…キツいな…』 「ど、どうしよう…キツいって…気持ち良くないのかしら…」 「お互いの顔見えないからってオドオドしすぎですよ、ルイ姉さま。大丈夫です。キツい方が気持ちが良いんです。ですから、いつもの気概で居れば良いんですよ。まぁ、好きな人とエッチしてて、そんな仮面被っていられるとも思いませんけど」 優しくルイ姉さまの背中を撫で、『ゆっくり動いて』と促す。 初めてだし、私みたいに頻繁にエッチなことをしていたわけではないルイ姉さまは恐らくかなり痛いはずだし。 …痛いはずなんだけど。 「はぁ…はぁ…ん…ぁ…はふ…ん…んん…」 「痛いのを我慢しているというより、気持ち良くて声が出そうになるのを我慢している感じですね…痛くないなら、もっと激しくしても良いですよ…っと、そうだ。サイトさーん、横のテーブルにある錠剤、取ってもらえます?」 『ん…っく…あ、これか?…うぐっ!…き、急に締め付けるのはナシにしてくれよ…また出そうになるじゃないか…』 おや、もう一回射精しているらしい。 サイトさんの手から錠剤を受け取り、そのままルイ姉さまのお口へ… これは、パパ様から頂いた錠剤で…確か『滅茶苦茶妊娠しやすくなる薬』らしい。 最低一回は早く作って欲しいらしく、これを飲みなさいと貰ったのを残しておいたのだ。 だって、この錠剤…飲むと無駄に気持ち良くなっちゃうから…一回で終わらせるのが勿体無くて… 『うっく…な、なんだっ!…突然…『にゅる』って…っく…き、気持ち良い…』 「ん…はぁ…んっ…んぁ…んっく…はふ…きゃふ…にゃ…んにゅっ…」 「ありゃりゃ…ルイ姉さまには効果覿面(てきめん)ですね。もうエッチの事しか考えられないぃって顔してます。ほら、ルイ姉さま…サイトさんが気持ち良いって言ってくれてますよ。もっと『ぐちゅぐちゅ』音が鳴るくらい激しく腰を振っちゃって下さい」 私の声が聞こえたのか聞こえてないのか良く分からないけれど、もう声も我慢する余裕もないらしく 半開きの口から涎を垂らしながら一心不乱に腰を振っていた。 そろそろ…良いかな。 「んにゃっ…んにゅぅっ!…んぁっ…ひゃうっ…はぁっ…んんっ…あぁんっ!!」 『ん…なんか…ルイズの声が聞こえる気が…』 「なんですかー?好きな人とエッチしているのにそんな事言うのですかぁ?」 私はゆっくりとヘッドから這い出て、そっと反対側に回る。 もうベッドは…新しいはずなのに…『ギシッ!ギシッ!』と凄い音を立ててゆれていた。 ルイ姉さま頑張ってるなぁ… 「気持ち良いですか、サイトさん?」 「あぁ…凄く気持ち良いよ…リズぅっ!?…え?…じゃ、い、今入れてるのって!!」 なんとなく気付いたのだろう。やはりこれが、主人と使い魔ということなのかもしれない。 私は勢い良く布団を剥いだ。そして響き渡るルイ姉さまの絶叫… 「はぁ…あぁっ!…しゃいとぉ…しゅきっ…しゅきぃっ!!」 「る、るるっ…ルイズっ!?」 「あ…あれ?」 上がったのは絶叫ではなく、嬌声でした。 どうやら良い感じに頭が溶けてしまったらしく、まともな思考が無くなっているようだ。 むぅ…まぁ、これはこれで。 「サイトさん、私達は夫婦です。でも、それでルイ姉さまとサイトさんの主従が切れるわけではありません。ですから、ルイ姉さまが身体を求めたら、今回の様にちゃんと答えてあげてくださいね? あ、私は妻ですから、二人が真っ最中の時でも割り込みますよ。当然です。あ、ルイ姉さま…何回絶頂(イ)きました?何回出してもらえました?」 「んっ…んんっ!!…〜〜〜〜〜っっっ!!!…ろ、ろっがいめぇ…しゃいとはぁ…もう、10回以上出してくれてるぅ…んっ…また…出てるぅ…」 本当は一回のエッチだけは許してあげようとか思っていた。 好き合った同士なのだし、妊娠くらいはとも思った。 でも、ルイ姉さまがここまで思考が溶けてしまうほどサイトさんの事が好きなのだとは思っていなかった。 だから、こうしようと思ったのだ。 「い、良いのかよ…俺ばっかり特している気がするんだけど…」 「普通、女二人を毎日本気で相手するのは大概の男性は嫌がるものなのですが…流石はガンダールヴといった所なのでしょうか…良いんですよ。私もルイ姉さまも…サイトさんの事が好きなんですから」 「うんっ…うんっ!…さいとぉ…すきぃ…すきぃっ…ぁ…また…絶頂(イ)…ぁ…んっ…〜〜〜〜〜〜っっっ!!!」 うん、ルイ姉さまは完全にエッチの虜になってますね。 これで、公然とルイ姉さまともエッチ出来ますし…ルイ姉さま相手なら嫉妬しなくて良いかな… ま、冷静になった時に暴れそうだけど… 「ま、そういうわけです。これからルイ姉さま共々よろしくお願いしますね。だ・ん・な・さ・まっ!…そうそう、ルイ姉さまが終わったら…次は私ですよ?」 「だんなしゃまぁ…しゃいとはわらひのだんにゃしゃまなのぉ…しゅき…しゅきぃ…」 次の日、顔を真っ赤にしたルイ姉さまが家で暴れて、サイトさんに…瀕死の重傷を負わせたり…あ、いろいろな意味で、ですよ。 それから暫くして、通い妻が増えたり妾さんが来たりしたけれど… 概ね平和な夫婦生活が私達の間に流れていくのでした。 「し、幸せじゃねぇ…不幸だぁ…がくっ…」 「10人も抱えるからですよ。自業自得です。あ、今日もエッチしますから、ね?」 あとがき 初めてのこっちでのあとがきです。夢璃杏でござります。 いや〜…流石にまた感想の方に書くわけにも行かず… エロいのが良いっ!らしいので、大分濃厚にしたつもりです。 お陰でネジが5・6本飛んだルイズさんが割り込んできましたがっ! 長かった…A4用紙にして17ページ、文字数にしておよそ1万3千です。400字詰め原稿用紙で43枚位でしょうか? 多いですねぇ…多すぎた…設定を書くのに大分手間取りました。 いきなり初夜から始めようかなとも思ったのですが、折角ですので結婚式のドタバタまで書かせて貰いましたよっ。 大丈夫かなぁ…という不安を残しつつ…次は…16話…かな?…にて、お会いしませう…