「ふぁぁっ!…やぁん…ひゅご…ひゅごいよぉ…」 えぇ…と、皆さまに悲しいお知らせがあります。 「あっ…あぁっ!!…ゆびっ…ゆびぃっ…とまんなっ…とまんないよぉっ!!」 もう14歳になったのに、身長が112サントから全然伸びません。 その112サントすら、8歳の時に到達した身長であって もうルイ姉さまと30サント位差がついてしまいました… 「こん…こんっ…な…クリっ…はぁんっ…ひもっ…ひもち良すぎてっ…ぇ…」 折角トライアングルになったのに。 「わらひっ…はじっ…初めてっ…だよぉ…んぁぁっ!!…ゃ…ま、また絶頂(イ)っちゃ…クリトリっ…いじいじしてるだけで…いっ…ぁ…」 …… さっきから何をアンアン叫んでいるんだとお思いの方もいらっしゃるでしょう。 別に身長が伸びないから現実逃避だとか、もう誰も相手してくれず一人エッチするしかないとか そんな悲しい理由でしているわけではないのです。 …そう とうとう、『アレ』を生やす時が来たんですよ! 「はぁっ…いっ…絶頂(イ)くっ…絶頂くっ…んぁぁっ…だめっ…りゃめぇっ!!…ぁ…ぁ…んっ…〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ!!!!………かはっ!…あぁっ!!」 まぁものの見事に失敗して、小豆より小さかったクリトリスが大豆より大きい位にまで肥大化するわ 数倍にまで感度が上がるわ、そのお陰で今朝からクリトリスを弄るだけで7回目の絶頂を迎えるわで… 「こんにゃの…こんにゃのりゃめにゃのにぃ…ひもち良すぎっ…てぇ…クセにっ…なっちゃ…何度でも…気持ちよく…んやぁっ!…なりたくなっちゃ…んぅっ!!」 何か、コレはコレで良いんじゃないか…なんて思い出してる俺もいるわけで… 7回絶頂を迎えたのに、まだ終わらず貪欲に8回目の快楽を求めてしまって… って、それじゃダメだろ!? −−−−−−−−−− ゼロの使い魔中期連載SS「オクトメイジ」 第四話「アレと姉妹とダイヤモンド −和姦?強姦?末娘はムリヤリがお好きっ−」 −−−−−−−−−− そうそう、真昼間からこんなアンアン言ってて住人は入ってこないのかと懸念する人もいるだろう。 だが案外大丈夫なのだ。 何せパパ様とお母様は用事で家を空けがちだし、一番上のエレ姉様は研究で忙しいのか滅多に帰ってこない。 ルイ姉さまは俺と顔を合わせない間にどうやらトリスティンのお姫様と仲良くなってそっちと遊び呆けているし ちぃ姉さまも… あれ? ちぃ姉さま…あれ?原因不明の病気で家から殆ど出られないちぃ姉さまが、どこかに出かけるはずもなく かといえって、エレ姉様の様にマッド…もとい、研究大好きで日がな一日篭るわけでもない。 ってことは… 「あらあら、こぉんなにプックリ可愛いお豆さんなのに、『ぐちゅぐちゅ』聞こえちゃうほど激しく擦っちゃって…また絶頂(イ)っちゃいそうなのね…ほら、今度は『きゅっ』て…摘んじゃうっ!」 「はきゅぅぅぅんっっっっ!!!!」 え?何時の間にちぃ姉様が俺の股の間に顔を埋めてるんだ? っていうか、もしかして…俺って、自慰してるつもりでさっきからちぃ姉さまに絶頂かされてた!? 「ちっ…ちぃ…ねえひゃまっ…ぁっ…しょれっ…しょれぇっ!…ちゅねちゅねひにゃがらっ…ぐりぐりぃっ…したりゃ…いきゅの…とまんっ…にゃっ…んっ…〜〜〜〜〜〜〜っっっ!!!!」 「あらあら、摘みながら『くりくりっ』てこねるのがそんなのに良いのね。だったら、私のお口で『ちゅっちゅ』しながら舌で『コロコロ』しちゃったら…どうなっちゃうのかしらね」 それから連続で3回絶頂かされて、ちぃ姉さまはさらに嬉しくなる…じゃない!…恐ろしくなることを言ってくる。 確かに俺は気持ち良いのが好き。 でもさ、好き勝手に絶頂かされるのって男としてどうよ?って思うわけで。 そのために生やそうとしたのになぁ… 「ぷっくり大きくなって、真っ赤に充血したリスのお豆さん…お姉ちゃんが…食べちゃうっ!…はぁ…ん…ちゅっ…ちゅるるるっっ!!」 「はひゅぅぅっ!!…しょれひゅごっ!…しゅごしゅぎだよぉっ!!」 とりあえず、今日はいいや。今日はちぃ姉さまに一杯気持ち良くして貰おう。 そう思っていた矢先の変化だった。 「…?…あらあら?…あらあら〜?」 「はふ…はぇ?…ち…ちぃ…姉…しゃま…?」 情け容赦ない舌技で俺を攻めていたちぃ姉さまが突然止めたのだ。 別に焦らしたりしてるわけでもないだろう。快感的に、中途半端になるわけでもなく どちらかといえば、快楽で蕩(とろ)けきった思考が少しずつ回り始める位だから。 どうもちぃ姉さまは俺の股間を『じぃっ』と見ているようなのだが…一体何がどう…っ!! 「はきゅんっ!!」 「ねぇねぇっ!…リズのお豆さんが、おちんちんさんになっちゃった!」 そうやって遠慮なしに握らないで、結構敏感なんだから! …って、そうじゃなくて! 生えた?今頃? もしかして、失敗していたわけじゃなくて本当は成功していて それは体内に収納されてて、『ちゅるるっ!』て吸われたから出てきた!? …としか思えない状況だった。 まぁ本当の成功とは言えないだろうけれど。 俺の股間から生えた『アレ』をちぃ姉さまと共に見つめてしまう。 大きさ的には15,6サントだろうか。 『元の世界』の成人男性にすれば普通サイズだけど。『この世界』の成人男性の平均25サントだから、結構小さめか。 だが、俺は成人してないどころか、男ですらない。 俺の身長112サントだから、身長の1割以上の大きさの『アレ』が生えたという事になるわけだ。 とは言え、見た目は『アレ』とは言い難いかもしれない。 何せ形こそ『アレ』に見えなくは無いが、ピンク色しているのは先端だけでなく全部。 っだからだろうか、軽く握られただけで腰を持っていかれそうな位の快感が走ったのは。 「きゃんっ!…い、今『びくっ』て動いた…すっごぉい。ねね、これ…『今日の成果』だよね?お姉ちゃんね、前からリズがおちんちんさん生やそう!って、してるの知ってたのよ」 「え…えぇっ!?」 試しに少し動かしてみたのだが、どうやら『アレ』と同じような動きは出来るらしい。 にしても、何時の間に気付かれたのだろうか。 『ニコニコ』と重大発言をぶっ放して下さいましたちぃ姉さまは、ほんの少し真面目な顔をして一言 しかしその言葉は俺の予想を大きく外れて、『ごめんなさい』だった。 「な、なんで謝るのですか?」 「んー、だって…リズが男の子じゃなく女の子が好きになっちゃったのは間違いなくお姉ちゃんの所為だし…だから…」 …真面目な顔が続いたのは10秒くらいでした。 ちぃ姉さまは『んふふ〜』と意味有り気な含み笑いをしながら、私に覆い被さるようにゆっくりと這い上がってくる。 ごめんなさい、嫌な予感しかしません。 「お姉ちゃんがぁ…リズの…私の可愛い可愛いだぁい好きなリズの童貞…もらっちゃう!」 「や、やっぱりぃっ!!」 生えたからには、誰かとセックスしたいと思ってはいたのだが 如何(いかん)せん得る快感が強すぎるのだ。握られるだけで甘い声が上がってしまうのだから 膣壁で全体を扱(しご)かれたらどんな快感が待っているか想像が付かないため、怖さが先に立ってしまいどうしても躊躇してしまう。 でも悲しいかな。期待している自分もいるわけで。 「もしかして、他に童貞あげたい娘が居るのかな?ルイズ?お姉様?それともお母様かしら?…でもだぁめっ…リズのおちんちんさんの童貞はぁ…おねえちゃんが貰っちゃうのでしたぁっ!」 「ふっ…にっ…ぁ…キツ…って、ちぃ姉さまだって処女でしょ!そんな簡単に散らっ…にゃあ!…はいっちゃ…入ってる…ちぃ姉さまのあそこに私のが入って…んぁぁっ!!」 余程興奮しているのかちぃ姉さまは、覆い被さったまま『アレ』に手を沿え腰を下ろしてきたのだ。しかも、破瓜の痛みすら感じていないかのように、ちぃ姉さまの顔には色濃い悦楽の色が出ている。 「あっ…ぁ…これが…リズの…おちんちんさんっ!…まだ…奥まで…んんっ…」 「やめっ…ちぃ姉さま!…やぁっ!…つよっ!…強いよぉっ!…わたっ…私、絶頂(イ)っちゃ…絶頂っちゃ…んぅっ!」 『トロトロ』と愛液を滴らせたちぃ姉さまの膣壁は、手や口とは比べ物にならない程の快感を 逃げることすら出来ない私に容赦なく浴びせてくる。 ゆっくり、じわじわと入れている分、ちぃ姉さまの膣内の形が『アレ』を通して俺に伝わってくるから 興奮が止まらず、一瞬でも気を抜けば絶頂し… 「えいっ!」 「かっ…ぁ…んっ…〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ!!!!」 何を考えたのか…あ、いや…恐らく必死に俺が絶頂するのを我慢しているのに気付いたのだろう。 突然ちぃ姉さまは一気に腰を下ろし、根元まで咥え込んだのだ。 一気に全部が扱かれて、まるで頭を鈍器で殴られたような強烈な快感に 俺は訳も分からず絶頂に持っていかれ 「んぁぁっ!…膣内(なか)っ…膣奥(おく)っ…でっ…出てりゅぅっ!…」 「ひゃぁんっ!…リズの…リズのおちんちんさんが…びゅびゅってぇ!…これっ…これぇせぇし?…リズのおちんちんさんミルクぅなのぉ?」 何だろうこの感覚。 確かに『元の世界』でも女性を抱いたことはあったのだが、今の様に子宮が吸い付くのは初めてだった。 いや、吸い付くだけじゃない 「ちぃっ…ちぃ姉さまっ…そんっ…そんっな…『ちゅるちゅるっ』て吸われたら…またっ…出ちゃうっ…しぇぇえき出しながら…また出しちゃうぅっ!!」 「んんっ!!…また『びゅっ』て出たぁ…良いよぉ…リズが…出したいだけ…お姉ちゃんの子宮に…溢(あふ)れる位にぃっ!!」 まるで口の様に『もぐもぐ』と動いて何度も何度も射精を促(うなが)してくるのだ。 ちぃ姉さまも完全に足腰に力が入らなくなったのか、『ぐったり』と俺に身体を預けてしまい お陰で俺は動くことすら出来ず、ただただちぃ姉さまへの膣内射精(なかだし)の快感に翻弄されるしかなかった… 「はぅ…はぅぅ…」 「はふぅ…気持ち良かったぁ…んっ…お腹が…リズのおちんちんさんミルクで『たぷたぷ』言ってるぅ…」 …あれ? そういえば、不妊の封印で子宮口は閉じられていたはずなのに… 何で子宮内に射精出来たのだろう。 「ちぃ姉さま、いつのまに『封印』解いたのですか?」 「ん〜?解いてないよぉ…きっと、お姉ちゃんとリズの愛が封印に作用して、リズのおちんちんさんミルクを受け入れちゃったんだよ」 余程気持ち良かったのかちぃ姉さまは、『にへへぇ〜』と普段の5割り増しの笑みを浮かべながらそう答える。 『そんなバカな』なんて思うが、確かに俺の精液らしきものがちぃ姉さまの子宮内に注がれたのは確かなんだし… 「ん…あぁ…わ…すごぉ…『とぷとぷっ』て…ん…リズのおちんちんさんミルクが逆流してくるぅ…」 「うわぁ…すご…って、あっ!」 それから暫くして、力が入るようになったのかちぃ姉さまは起き上がり あそこを広げて逆流してくるのを見せてくれたのだが…俺は気付いてしまった… 「ひっじょーに申し上げにくい事がございまして…」 「ん…なぁに?…今更『産んじゃダメ』って言っても遅いからね?」 そう言ってくれるのはありがたいのだけど ちぃ姉さまのあそこから逆流してくる大量の泡だった白い液体… 「多分、私が出したの精液じゃなくて…愛液…みたいです…」 「えー! じゃ、じゃあ…私…妊娠しないのぉ〜!?」 えぇ、愛液で妊娠するなら同性愛者が泣いて喜ぶことでしょう。 どうやらさっきから大量に射精していたのは愛液だったようだ… 通りで何度も何度も射精する上に、量が多いと思った。 ちぃ姉さまは凄い悲しそうな顔をしたのだが、それも一瞬のこと。 『仕方ないわね』といつものにこやかな顔を浮かべたのだ。 ただ、『精液を射精』できるようになったら一番に孕ませて欲しいという約束をさせられたが。 通りで封印関係なく子宮に注がれるわけだ… 封印されていてもしっかり『月のお客様』が着ていたから、100%全部防いでいるわけじゃないというのは分かってはいたのだけど。 やっぱり失敗だったか… 恐らく、トライアングルはで形だけ造るので精一杯なのだろう。 ともなれば、望みはスクウェアか… 「さ、これでちぃお姉ちゃんとえっちはおしまぁ〜い。後は、ドアの向こうに居るエッチなルイズとしてねっ」 「・・・へ?」 ルイ姉さま居たんだ!? そういえば、今ドアの向こうで『ガタガタッ!』と言う音と、走り去る音が聞こえた気が… 「あの娘ももう少し自分の感情を表に出せれば良いのにね…お姉ちゃんがルイズを気持ちよくしてる時なんて、『ちぃ姉さま!』じゃなくて『リズ好きぃ!』だもんね。お姉ちゃんちょっと寂しかったなぁ」 「そう…なんだ…」 4歳の時にエッチな事をして以来、徹底して避けられていた気がしてたけど… もしかして、単に恥ずかしかっただけなのかな… 10年間ずっと… 「あらあら…ほら、リズ…ルイズったら、こんな水溜りになるくらいえっちなお汁を床に作っちゃうくらい、寂しい寂しい一人エッチしてたんだよ?好かれてるリズなら、私の大好きなリズなら何をすればいいか…分かるよね?」 「ん…ルイ姉さまの所に行く、ね」 ちぃ姉さまがドアを開けると、遠目から見てもはっきりと分かるくらいに絨毯の色が変わっているのが分かる。 ルイ姉さまが俺たちのエッチをオカズに… 俺は力強くちぃ姉さまに頷くと、急いで身なりを整えてルイ姉さまの部屋へと向かった。 ちぃ姉さまの横を通り過ぎる時、一瞬表情が翳(かげ)ったのが気になったが… 「ルイ姉さま!」 「来たわね、リズ」 勢いよくルイ姉さまのドアを開けると、待ち兼ねたとばかりに不敵な笑みを浮かべたルイ姉さまが こちらを見つめていた。 「リズ…私の可愛いリズ…貴方はここに来た意味が分かっているのかしら」 「私は…ルイ姉さまの様に頭が良くありませんから、わか…っ!?」 ゆっくりとルイ姉さまが近づく。 そう思った瞬間、俺はルイ姉さまに抱きとめられていた。 頭一つ高いルイ姉さまの笑みが少しだけ怖い。 この笑みを俺は知っている。 これは 発情しきった笑み 「あぁ、なんて可哀相なの、私のリズ。貴方は今から私に犯されるの。何度も、何度も…ずっと…ずっとね。そして私は、貴方を快楽で溺れさせて…私だけのものにするの」 「そんなことしなくても、私はルイ姉さまの事…好きですよ」 何時の間に連れて行かれたのだろう。 後ろに押され床に倒れると思った俺の身体は、背中に感じる柔らかい布の感触に、そこがベッドだと 覆い被さるルイ姉さまを見つめながらそう思った。 「あぁ、リズ…ねぇ…私の可哀相なリズ。貴方は知らない。何も知らない。私がどれだけ貴方に焦がれているか。毎日毎夜貴方の事を思って自分で慰めているか。私が…ちぃ姉さまたちに何度も犯されて『ぐしょぐしょ』に濡らした貴方のショーツを咥え、何度も絶頂を迎えているかを知らない」 狂気に近いルイ姉さまの瞳の色。でもごめんなさい。好きなのは分かりませんでしたけど… 隣の部屋で『りずぅ…りじゅぅっ…私っ…吸ってるぅ!…貴方の下着っ!…はんっ…じゅるるっ…はぁっ…リズの下着をオカズにオナニーしちゃってるぅっ!』等と叫ばれては、気付くなという方が無理なのだ。 お返しにと、そのオナニーで『ぐちゃぐちゃ』に濡れたルイ姉さまの下着を咥えて俺もオナニーしたのだが… 確かに普段より興奮した気がする。何か、いけないことをしている…背徳的な感じで。 でも『ごめんなさい殆ど知ってます』なんて言える訳もなく、一瞬目をそらした俺に 『軽蔑したでしょ、でももう遅いの』等と勝手に雰囲気を作ってルイ姉さまが呟き続けている。 本当にこのお姉さまは、人の話を聞かないというか 勝手に妄想して暴走するというか ちぃ姉さまも言ってたけど、感情を表に出すのが徹底して下手というか… そういえば、エレ姉様も感情を出すのが下手だったなぁ… 変態化(通称ドエロモード)すれば物凄い饒舌(じょうぜつ)になるのだけど。 そのお陰か所為なのか、未だに彼氏が出来たという噂は聞かない。 もう確か26なのに… 「怖くて声も出ない? 大丈夫よ。すぐにでも気持ち言い事で一杯にしてあげる。私の事しか考えられないよう…っ!?…って、何するのよ!」 「何する…ううん、何考えてるのよと言いたいのは私の方です。頭の回転は速いくせに、妄想が暴走している私の可哀相なルイ姉さま」 どこかの悲劇のヒロインでも演じているのだろうかと、だんだん仰々(ぎょうぎょう)しくなるルイ姉さまを逆に組み敷き俺は、上になってから勝ち誇った笑みを浮かべた。 普通に考えれば、身長30サント差のある姉を組み敷けるはずはないのだが 自重に自虐に妄想に暴走を重ねた今のルイ姉さまなら意外と簡単だった。 「ルイ姉さま…私の可愛いルイ姉さま。残念ながら私はルイ姉さまのものにはなりません。ルイ姉さまが、私のものに…ううん、私の『女』になるのですよ」 「あっ…あぁ…うん…して…リズの…リズの女にしてぇっ!!」 あぁ…あの高慢チキだったルイ姉さまが…私に哀願してる… 何かコレだけでも凄い快感…身体が『ふるふるっ』と震えてしまう… ルイ姉さまの顔も涙で濡れてはいるけれど、下はそんな比じゃない。 ほら、簡単に指が二本も根元まで… …指が二本根元まで? 一瞬、ブイサインをしているちぃ姉さまが頭に浮かんだけれど… そういえば、俺を犯すときも…最近根元まで指を入れていたような… き、気にしないで置こう! だって、ルイ姉さまも『指じゃいやなのぉっ』て哀願しているし。 「あっ…きっ…きたぁっ…太くて…おっき…のが…リズの…リズのおちんちんがぁっ」 「あっ…く…せまっ…でも、それ…凄い…良い…かもっ」 初めての一突きに『はぁはぁ』と息を荒げていたルイ姉さまが、俺の表情を見た瞬間『にやっ』と笑みを浮かべた。 「ねぇリズ…ちぃ姉さまと…どっちが気持ち良い?」 「えぇ!?」 もしかして、と思ってドアの方向を見ると… やっぱり居た。ちぃ姉さまがにこやかな顔をこちらに向け、俺の視線に気付いたのか 手をひらひらとこちらに向かって振っている。 まさに、前門の虎後門の狼である。 「ど、どっちもかなぁ…なんっ…あぐっ!?」 「くっ…やっぱ根元までは入らないわね…身体はちっこいクセにっ…んく…ココだけは一人前なんだからっ」 どっち付かずな回答が気に入らなかったのだろう。 ルイ姉さまは突然俺の腰に脚を絡め、俺のを一気に入れようとしたのだが 如何せんルイ姉さまの膣は浅すぎる。 3/4ほど埋まったところで止まってしまい、それからどんなに入れようとしても入るようなことは無かった。 というか、子宮…押し上げてるんですけど… お陰で『なんで入らないのよ』とか、強気な言葉を吐いていたルイ姉さまも 「はぁっ…はにゅっ…んにゅっ…うぅ…ひゃいっ…き…気持ち…良いのは後で…良いにゃからぁ…」 どうもこのクセというか体質はうち(ラ・ヴァリエール家)のものらしい。 気持ちよくなると、簡単に呂律(ろれつ)が悪くなってしまうのだ。 俺自身が言う時は凄く恥ずかしいだけなのだが… 「ルイ姉さま…凄く可愛い…」 「ばっ…ばかぁっ…いみゃ…そんな…こと…いっへぇ!?…りゃめっ…しょんにゃっ…ぐりぐりぃっ!」 そう、顔を真っ赤に火照らせて『うにゃんにゃ』言っているルイ姉さまのなんと可愛いことか! 足を絡ませられている分入り口や感じやすい部分を擦ってあげることは出来ないが その分子宮口を重点的に苛めてあげることが出来る。 「んにゃっ…んにゅっ…だめっ…りゃめぇっ!」 「何がダメなんですか…んくっ…こんな…『きゅんきゅん』締め付けて…きもっ…気持ち良さそうな…顔してるのに…」 もう頭も熔け切っているはずなのに、頻(しき)り『ダメダメ』と言って来る。 何か引っかかりを感じ、腰を止めないままにルイ姉さまに聞くと… それは、衝撃的な話だった。 あ、そこまではないかな? 「りゃって…んく…ふぅ…だって…わらし…私っ…半年後に家を出て…トリス…んんっ!…トリスティン魔法学院に通うのよ…リズに…会えなくなっちゃうのよ…絶対…ぜった…いぃっ!!…寂しくして…泣いちゃう…んっ…だからぁっ!!」 「そ…か…」 そう、ルイ姉さまは今年で15になる。15になれば魔法学院に通って、世界に通じる魔法を正しく習得することが出来るのだ。 魔法の使えないルイ姉さまは、その分座学については他に引けを取らない程の知識を持ってる。 だから、学院に行けば…もしかしたらちゃんと魔法が使えるようになるのでは…そういう思いが… 「だかりゃ…それっ…ぐりぐりりゃめっ…りゃめぇっ!…ぁ…も…とまんな…」 「あ、ごめんなさいルイ姉さま…今…絶頂(イ)かせ…ん…ぁ…私も…出そ…」 『りゃから絶頂かせるにゃぁぁっ!』と叫びながら絶頂し、全身を『がくがく』震わせているルイ姉さまはとても可愛く… あ、止めろって意味だったのかぁ…なんてまるで他人事の様に考えながら、ルイ姉さまに直接子宮内射精(ナカダシ)をしていた。 精液じゃないのが残念だけど、ね。 あれから数ヶ月 俺はとある事で走り回っていた。 ルイ姉さまの本当の気持ちを知った今では、ただルイ姉さまを送り出すという訳にはいかなくなったから。 だから、錬金でアクセサリーを作ってあげようと思ったのだ。 しかし、トライアングルといっても『水水土』の俺では原子配列を変えることは出来ないし、幾つかの元素を組み合わせることも出来ない。 単一元素で、なおかつその辺りに無い良いアクセサリーを送りたいと思うのは贅沢なのだろうか。 そして、ルイ姉さまがあと二ヶ月で魔法学院へ行くという時期に…やっと決まったのだ。 単一の元素で構成され、練成そのものは特上級に難しいものの公爵の娘として恥ずかしくない程度のアクセサリー それは ダイヤモンドのネックレスだった。 流石にネックレス自体はパパ様にねだらせて貰ったが、ダイヤモンドは本当に一から精製する事になる。 それでさらに忙しくなり、俺の顔を見るたびに咲いた花の様に笑みを浮かべるルイ姉さまを 半ば無視する形で動かなくてはならなくなっていた。 だからだろうか… 『うぁぁぁん…リズのばかぁぁぁっ…嫌いになっちゃやだぁっ!…リズに嫌われたら生きていけないよぉ…』 等と言うルイ姉さまの泣き声を壁越しに毎晩聞かされることになっていた。 ごめんなさい、ルイ姉さま。もう少しの辛抱です。 「ルイ姉さま…気に入ってくれるかな…」 …そうして、二ヶ月かけて生成した小さな小さなダイヤモンド。 今の俺の力ではコレが精一杯だった。 恐らく1カラットすら無いだろう。しかも、何度も重ねて被せて造ったのでダイヤモンドらしからぬ 複雑怪奇とも言っても過言ではない不可思議な輝きをもってしまっていた。 でも、精一杯作ったルイ姉さまへのプレゼント。 スクウェアになった暁には、もっと良い奴を渡しますから…そう文をしたためて。 いけない、もう馬車が来ている。 俺は急いでネックレスにダイヤモンドを通して… あっ 入れ物忘れた。 って、もう間に合わなくなる! 多急ぎで階段を降り、バランスを崩しそうになりながら玄関へと全速力で走っていく。 大きな家の造りがここで裏目に出るとは… ま、俺が生まれる前から建ってたからどうしようもないのだけれど。 「はぁっ…はぁっ…る…ルイ姉さま!」 「リズ!?」 今から旅立つ(という程でもないが)という顔とは思えない、涙で濡れたルイ姉さまの顔は 俺を視界に入れた瞬間、物凄く驚いていたようだった。 「な…なんでっ…わ…わたっ…てっきり…嫌われっ…ひぐっ…」 「ルイ姉さまにプレゼントしたくて…ずっと、掛かりきりだったんですよ。…これ、付けてあげますね」 『りじゅぅ〜』と涙やら鼻水やら…あぁ…汚いので顔を引っ付けないで下さい…なんて空気の読めない事を言えるわけも無く 『うぁぁんっ』と、もう15になっているはずのルイ姉さまの大声の泣き声を聞きながら、俺は前からネックレスを付けてあげた。 「あまり出来の良い物ではないですけど…」 「ううんっ…うれしっ…うれしいよぉ、りじゅぅ…」 泣き声で今一わからないけれど、どうやら喜んでくれたみたいだった。 二ヶ月もかけた甲斐があるというもの。 俺は嬉しくなり、ルイ姉さまを優しく抱きしめ ルイ姉さまはそのまま馬車に乗り込み始めて… あれ? 「あ、あの…ルイ姉さま?これでは私も馬車に乗ってしまいますが」 「大丈夫よ。一緒に行きましょっ!」 いやいや、俺は来年だから!? 何とか踏みとどまろうとするのだが、そこは身長差30サント。 あっさりと俺を抱きかかえたルイ姉さまはそのまま、馬車の足掛けに足を… 今起こった事を話すぜ。 瞬間移動とか超能力とかそんなチャチなもんじゃねぇ もっと恐ろしいもの…恐ろしい魔法を見てしまったぜ… 「フレイムボール!」 「ジャベリン!」 「エアハンマー!」 どこかで聞きなれた3つの声が聞こえた瞬間だった。 巨大な炎が俺とルイ姉さまの隣をとおり過ぎた瞬間、一瞬で馬車は火達磨になり その後に来た氷の槍で、今度は一瞬で氷付けになり そして氷像と化した馬車が、見えない巨大な空気の槌で粉々に砕けてしまったのだ。 「あわ、あわわわわ…」 「こ、ここっ…殺す気かぁっ!!!!」 ルイ姉さまに抱えられたまま、本気の魔法というモノを目の前にして完全に竦(すく)んでしまった俺とは正反対に ルイ姉さまは物凄い形相で後ろを振り返り、杖を持った3人の女性…つまりエレ姉様、ちぃ姉さま…そしてお母様に叫んでいた。 「ダメよルイズ。私の愛(いとお)しいリズはお姉ちゃんとずーっとこの家で暮らすのだから」 「ま、まぁずっとは別として…勝手に連れて行ったらダメでしょう?」 「へぇ…母に対してそんな口のききかたがまだ出来たなんて…久しぶりに、叩かれたい?」 三者三様の答え。というか、いい訳染みた事をエレ姉様は言ってるみたいだが この人…半分ルイ姉さまに当てる気があったのではないだろうか。 何せ、ルイ姉さまの自慢の髪の毛が一房ほど炭化しているのだから。 怒ってるルイ姉さまは気付いていないみたいだけど。 因みに、ちぃ姉さまとお母様はしっかり外していた。 …単にコントロールが悪かっただけだよね、そう信じてますよ、エレ姉様? 私を下ろし、『こンのぉっ!!!』と叫びながら突っ込んでいくものの、モノの1秒で返り討ちにあってるルイ姉さまの吹っ飛ぶ姿を見ながら 「来年は、私かぁ…」 と、小さく呟くのだった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− オリジナル魔法 クリエイト・『アレ』(属性:土水水) 要するに女性の身体に男性器を作り出す魔法。 同化させるためにクリトリスをベースとするため実物の数倍の快感がある。 射精の絶頂を感じるが、完成版とは違い出るのは精液に酷似(似せられた)した愛液である 使用時に詠唱は必要なく、生やせたい所に意識を集中させ、魔法を発動させれば良い。 使う時は、口でクリトリスを吸い、引き伸ばすようにして作り出すため、一人ではクリトリスを肥大化させるだけで終わってしまう。 欠点としては、連続使用した場合解除しないと消えなくなってしまうこと(収納は可能)。