らんま1/2のすばらしき小説希望 その3


1 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/07/30(土) 16:35:13 ID:bvFPdCOH

◆過去スレ◆
らんま1/2 のすばらしき小説木棒
  ../../bbspink-pie_eroparo/1010/1010935250.html
らんま1/2のすばらしき小説希望 その2  
  ../../bbspink-sakura03_eroparo/1084/1084587975.html
◆関連スレ◆
【めっ】 らんま1/2 その19 【byかすみ】 [懐かし漫画板]
  ../../comic6_rcomic/1117/1117105388.html#901#tag981
らんま1/2 その15  僕の熊八  [懐かしアニメ板]
  ../../anime_ranime/1118/1118045685.html
らんま1/2総合スレ その7  [半角二次元板]
  ../../bbspink-sakura03_ascii2d/1115/1115194115.html
らんま1/2のムースについて語るスレ   [アニメキャラ個別板]
  ../../anime_anichara2/1121/1121514733.html
【エロイ体】女らんまってどうよ【むっちり】  [アニメキャラ個別板]
  ../../anime_anichara2/1103/1103553448.html
黒バラの小太刀はエロイ   [アニメキャラ個別板]
  ../../anime_anichara2/1121/1121345911.html


2 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/07/30(土) 17:10:59 ID:cxZmnM5D

オイが2GETばい。


3 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/07/30(土) 17:28:59 ID:VlOMzGPm

1乙


4 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/07/30(土) 22:05:57 ID:ebKk+EHL

1乙。
懐かし漫画はすでに新スレ立ってるよ。

【除草ですよ】らんま1/2 その20【奥さん】
../../comic6_rcomic/1122/1122636975.html


5 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/07/31(日) 00:52:10 ID:0CNctBmm

>>1
乙カレー



6 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/07/31(日) 15:32:26 ID:z5eCyega

>>1
乙華麗

>>4
ご親切に、どーも


7 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/01(月) 11:33:48 ID:t0JkTtpa

即死防止


8 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/01(月) 16:53:43 ID:KMqVaHCv

sosi


9 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/02(火) 00:06:25 ID:fXK2tLnV

 


10 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/02(火) 08:23:28 ID:wKwS9naQ

 


11 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/02(火) 23:27:48 ID:x9SpH7t4

age


12 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/03(水) 00:27:36 ID:xTTFfx4D

死ぬなっ!


13 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/03(水) 16:20:14 ID:xT8z0oGt

ってか死にそう><

保守plzzzzzzzzzzzzzzz


14 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/03(水) 20:08:55 ID:nN3dQHSe

プロテス


15 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/03(水) 23:47:43 ID:wHuBCj2m

死ぬな〜おじいちゃん!!


16 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/04(木) 18:36:01 ID:PblOgGHx

わたし保守するね


17 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/04(木) 21:03:38 ID:o9hucKbF

おらも保守するだ!


18 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/04(木) 21:29:45 ID:exxZsuof

>>17
ムース乙


19 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/04(木) 23:35:44 ID:J6/V1Pjl

>>16
その前にシャンプー乙


20 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/05(金) 00:31:17 ID:Z59B5+Iv

あいやー!埋まらないアルよ!


21 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/05(金) 01:38:51 ID:q3pKINrt

前スレも埋めにいくだ!


22 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/05(金) 03:32:29 ID:Al/9zsHX

ぱほー


23 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/05(金) 17:04:17 ID:XV9xdoHY

あれから5年。もう5年も経つのだ。
呪泉郷で最愛の許婚を失ってしまってから。
自分のせいで許婚の命を、周りの人間の大切な家族を奪ってしまってから。


あの時、何も考える事なんてできなかった。
ただ彼女の名前を叫び、泣き喚く。まるで幼い子供のように。
いつもなら人前で涙を見せるなんて事はしない。
いつもならどんなに辛くたって耐える。
いつもならば。

でも今は、その冷えた身体を抱きしめ、人前で泣き喚く。
周りの人間はただその光景を見ていた。
張り上げた声が響く。涙が自分の頬を伝い、彼女の頬に落ちる。
ノドが潰れてしまうかもしれないくらいに声を張り上げても、自分の耳には入ってこない。
もうどれくらい泣いているのだろう?何時間も泣いているのだろうか?
それとも数分しかないていないのだろうか?
だが、徐々に「あかね、あかね」と叫ぶ自分の声が聞こえてくるのが分かった。


24 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/05(金) 17:13:18 ID:XV9xdoHY

・・・続き考えずに書いてしまった。。
↑は無いと思ってくれ。。



25 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/05(金) 17:31:31 ID:XV9xdoHY

みんな出かけていった。家族も、そして乱馬も。
部屋に残されたのはあたし一人。


「次、みんな出かけた日・・・・キスだけじゃ終わらせねえかんな?」

あの日あたしはそれを承諾した。
もうキスだけなんかじゃ我慢できなくなっているから。
あたしも乱馬も、2人ともそう思うなんてなんだか不思議な気持ちだった。
そして今日、誰もいない。昨日からそれは知っていた。もちろん乱馬も。
でもそれを知っているのに、「大事な用事がある」と言って家を出て行った。
2人きりになりたくないから?それとも約束を忘れているの?
そんなはずは無い。あの乱馬が、彼にとってはこんなにおいしい約束を忘れるわけが。
だけどその約束を交わした日から、ろくにキスすらしていないのだ。
前ならほんの少し、少し呼吸をしようとするそのタイミングまで奪おうとする。そんな事をしていたのに。


ちょい疲れますた。本日ここまで。



26 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/05(金) 21:05:50 ID:rdwT8uRh

>>25タン ありがと。待ってます。
>>23の続きも読みたい。これは大人らんあなの?それともアカネは別の人を見つけるの?


27 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/05(金) 23:54:15 ID:/JLsv3DW

>>23
胸が痛い。

>>25
萌え


28 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/06(土) 01:51:38 ID:WPSJpAP1

シャンプーとムースがすき


29 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/06(土) 07:05:39 ID:rXYKlciv

>>23の続きが個人的に非常に読んでみたい。


30 名前: 23こと名無しさん@ピンキー 2005/08/06(土) 08:04:19 ID:NpBnw32z

23の方が人気あるな・・・・
んじゃ23の続き書きます。

>>28
これが終わったらムシャやります。


31 名前: 23こと名無しさん@ピンキー 2005/08/06(土) 08:26:46 ID:NpBnw32z

そして、今一人でここに生きていた。
この5年、ただ生きているだけだ。
もしあの許婚、あかねが生きていたら今ごろどんな生活を送っていたのだろうか?
きっと幸せだったに違いない。
だがもうあかねはこの世にいないのだ。キスだってまともにしたことは無かった。
自分がもっと素直になっていれば。もっとあかねのことを大切にしていれば。
・・・きっとどこか頼っていた。あかねの優しさに。
それも全て自分の非力さにあるのだ。あかねを守れるくらい強ければ。そしたらこんな事にはならなかった。
何も言わず天道家を出て、がむしゃらに走って。
でもこの5年、片時だってあかねの事を忘れた事は無かった。
だがそれは現実から逃げているだけに過ぎないのだ。
毎晩見る夢にはあの時の嫌な光景が出てくる。泣き喚く自分と、その自分が彼女を力一杯抱きしめている、あの嫌な光景が。


疲りた・・・・。これからちょっち旅行に行くので次来るのは月曜になります。。
旅行中必死に続き考えてくるのでご了承を(´∀`)
>>26オトナ乱あ。というかまあもう乱馬クンは21歳ですね(*´∀`*)
だがあかねちゃんは・・・・まだそこまで決めてない(´д`;)
いっつも即席でかいてますからね〜。なんかご意見有りましたら書き込んでおいて下さい。
ちなみに>>25の続き書いてほしい方がいましたらこれの後に書きます。
ムシャはその後になってしまいますが(´д`;)
それではまた〜♪





32 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/06(土) 08:33:12 ID:+k6dsLuX

>>31さん
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
あかねタン死んじゃったの?実は生きてるって展開だといいなぁ。
21歳らんま、大学生?フリーター?

自分は>>25の続きも読みたいです。21才版終わったらお願いします。 


33 名前: 23こと名無しさん@ピンキー 2005/08/06(土) 08:36:35 ID:NpBnw32z

わかりますた。それでは月曜日の朝6:00にきますw


34 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/06(土) 20:45:47 ID:oP0CgNgS

>>23も>>25も(・∀・)イイ!!

支援


35 名前: 恋の釣竿1 2005/08/07(日) 20:32:02 ID:EJeXbdTD

らんま×良牙小説投下。
漫画の恋の釣竿……のオリジナルストーリーです。原作完全無視。
苦手な方はスルーでよろしく。

<恋の釣竿アナザーストーリー>
「はあ……。どうしてこんなことになってしまったんだ」
深夜。
響良牙は、山奥に張ったテントの中で頭を抱えていた。
最初は愛しのあかねを釣り上げるつもりだったのに。
いや、そもそも人の気持ちをこんな道具で操ろうなどと考えること自体が間違いだったのだ。
邪な考えの罰なのか、最大のライバルである乱馬を釣り上げてしまう羽目になるとは……。
恋の釣竿の説明書には、釣り上げたときの胸のアザが立派な鯉になると恋の成就だと笑えない冗談が書かれていた。
昨日確認した時点で、らんまの胸の鯉は既に稚魚に成長していたはず。
力ずくでらんまを言い負かそうも、男に戻られればボコボコにされる始末。
らんまにはいろいろとちょっかいを出され、あかねにもあらぬ誤解をされ、この山奥に逃げ込んだ良牙は自嘲気味に笑うしかない。
「ふっ、我ながら情けねえ。気が重いぜ……」
魂の抜けそうな溜息を吐いたとき、
「りょ〜うがっ♪」
「ぬおっ!」
背後から突然抱きつかれて、良牙は前のめりになってしまった。



36 名前: 恋の釣竿2 2005/08/07(日) 20:34:10 ID:EJeXbdTD

「らん、ま……?」
「へっへー、ようやく見つけたぜ」
 むにむに、と強調するように押し付けられる柔らかな胸の感触。
「う、わあああああっ!」
 反射的、というか拒絶反応を見せるように良牙はらんまを振りほどき、一目散にテントのすみに逃れた。
「ど、どど、どうしてこんな人里離れた山奥に!」
「ここ、学校だぜ? ほんっとにお前は方向音痴だなー」
 悪態を吐くらんまの目の輝きは、ひどく優しい。
「そんなことはどうでもいい! き、貴様、ここへなにしに来た!」
「……ナニ、だよ」
 らんまの言葉に、良牙の口がひくつく。
 良牙が反論にこぎつける余裕を持つ前に、らんまが薄地のシャツを脱いだ。
「な。しよ?」
 ごくり、と良牙の喉が鳴った。
 あかねより幾分大きく実っている美しい二つの果実は、良牙の男としての理性を惑わせる。さしずめこれは、禁断の果実を蛇に勧められたアダムの気分だ。
「もうおれ、我慢できない」
「ば、馬鹿なことを言うな! 俺が貴様となんかできるわけがなかろうが!」
「どうしてだ?」
「簡単なことだ! らんま、貴様は俺のライバルで……そ、それ以前の大問題は、貴様が男だからだ!」
「今は、女なのに?」
 そうだ。今は可愛らしい女の子でもお湯をかぶれば男に戻る。



37 名前: 恋の釣竿3 2005/08/07(日) 20:37:32 ID:EJeXbdTD

 sage忘れすまんこって。で、続きです。

こいつが元から女ならば……過去何度、そう思ったろう。
「だから、絶対貴様となんて――」
「んふふー」
 一瞬目を離した隙に、らんまは良牙の懐にもぐりこみ、再び抱きついていた。
「って、なにをしている!」
「良牙ってさー、逞しい身体してるよなー。おれ、どうしてもっと早くお前の魅力に気付かなかったのかな」
 ぞくぞくっ、と良牙に鳥肌が立つ。
「それに、おれがこうなったのもお前のせいなんだぜ? 良牙のこと考えるだけで、おれ……」
(ま、まずい)
 上目遣いのらんまの瞳が潤み、息遣いが荒くなり、ほのかに香るらんまの匂い。今やらんまは、完全に「女」と化している。
(このままでは俺の理性が、持たん!)
 外面上は女。らんまの変装に、幾度となくたぶらかされた経験もある。
 そう、らんまを、女として見ることは可能なのだ。
(あかねさんっ! 俺に、俺に悪の誘惑を断ち切る鋼の意思を!)
「良牙……ん」
 らんまの唇が迫ってくる。ゆっくりと。確実に。
(いや、しかしあかねさんは俺の気持ちには中々気付いてくれん。ならいっそ……いや駄目だ! いやしかし……)
 自問自答を続けるうちに、良牙の中にドス黒い感情が芽生えてくる。
(……これは、練習だ。俺がいつか、あかねさんとするための練習。らんまは、その練習素材だ。ちょっとやそっと乱暴にしたって構わんだろう)
 今こそ、散々おちょくられた仕返しもできる。
「んむっ!」
 もう少しで触れそうだったらんまの唇を、良牙は強引に奪いにいった。



38 名前: 恋の釣竿4 2005/08/07(日) 21:19:33 ID:EJeXbdTD

「あ、や……」
 馬乗りになった良牙が、裸にしたらんまの全身を丹念に舐めてゆく。柄にもなく緊張しているのか少し汗ばんでいて、味はしょっぱい。
 唾液の糸を引きながら、らんまの顔を見つめる。
「はっ、まるで女みたいだな。これがかつての俺のライバルの姿とは、みっともない。なあ、らんまよ」
「だ、だっておれ、今は女」
「よく言うぜ。貴様は普通の男に戻りたいんだろうが」
 当然だろう。良牙もらんまも、その想いは何よりも強い。
 僅かな沈黙の後、らんまが口を開いた。
「……良牙が、女のほうがいいっていうなら、女が、いい」
「……」
(はっ! い、いかんいかん! 俺としたことが、らんまを)
 迂闊にも、可愛い、と思ってしまった。
 その感情を誤魔化そうとするように、良牙はらんまへの強引な愛撫を再開する。
「ん……いたっ」
 先端を尖らせたピンク色の乳首を噛み、下半身の秘部を探る。柔らかなソコへの愛撫は、意識せずとも壊れものを扱うような手つきになっていた。
「ん」
らんまが、しなやかな身体をよじる。
(ここまできたら、とことんやってやる。らんまが二度と俺に逆らわんように)
 やがて、らんまの身体は小刻みに揺れ始め、
「――ふ、ふふっ、ぷはははっ」
 シチュエーションにそぐわぬ、大笑い。
 これには良牙も愛撫の手を止め、目を丸くしてぽかんとらんまを眺める。
 らんまの次の台詞は、良牙の自信を打ち砕くには十分の破壊力を持つものだった。
「へったくそ」


本日の投下は終了です。また後日。


39 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/07(日) 22:48:32 ID:RUaIKFWP

超GJ!!!


40 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/07(日) 23:05:49 ID:XOLu8SXY

GJ


41 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/08(月) 01:41:43 ID:Ga4B0JII

kitai


42 名前: 23こと名無しさん 2005/08/08(月) 06:22:51 ID:YGUVyMMy

「・・・あかね・・・」
空を見て口にした。
俺はあれからこの言葉以外に何を口にした?
毎日必ず口づさんでいる。そして今日も。

テントを張っている所の近くに湧き出ている泉に向かった。バケツに水を汲みそれをかぶる。
今まであった厚い胸板が消え、ふっくらとした見るからにやわらかそうな胸が現れた。男の姿から女の姿に変わる。
そしてそれから何回もバケツに水を汲んでかぶる作業を繰り返す。何回も、何回も、繰り返す。
泣きそうになった時こうするのだ。涙を隠すために。
人のいない山奥なのに、涙が止むまでずっと。何時間もこうしているのだ。
きっと
あかねは俺の事を恨んでいるに違いない。あいつがもう生きられないのは守ってやれなかった俺のせいなんだから。


オハヨウ御座います。本日は仕事で忙しいのでもう出勤です(´д`;)
火、水、金は休みなんで結構話が進むかと。。
それと今書いてるのが21歳乱あで、>>25の方はフツーの乱あです。
>>25の方読みたい方いるらしいので書きます。それでは明日また。


43 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/08(月) 07:00:15 ID:lh7USmoO

>>42 GJ!
あかね、どうなってるの?


44 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/08(月) 16:15:10 ID:wIMBoO4g

>>42
セツネー!!!!


45 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/08(月) 22:59:44 ID:PKjSIf8P

>>35-38
超GJ!


46 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/08(月) 23:43:47 ID:a03gzZcs

>>35-38
恋の釣竿編大好き!
良×ら大好き!
超GJ!


47 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/09(火) 01:12:45 ID:Ibknyujo

>「……良牙が、女のほうがいいっていうなら、女が、いい」

恋の釣り竿ネタは、この一言に尽きるね


48 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/09(火) 09:54:10 ID:Hp6h3XXO

恋の釣り竿の洗脳かよ


49 名前: 23こと名無しさん 2005/08/09(火) 11:29:15 ID:nzcLqrQD

どもです。
今日は休みのはずだったんですが急に仕事入りますた。。
会社に泊り込みなんで来れるのは明日です(´д`;)
なんか「こうしてほしい!」って希望がありましたら書いといて下さい。
なるべくそれを取り込みながら書きます。
なかなか進まずスミマセン(´д`;)それでは。


50 名前: 恋の釣竿5 2005/08/09(火) 20:31:33 ID:F2t0h/7B

 恋の釣竿の続き投下します。これでラスト。少し長めになってしまいました。


「んふ……む……ちゅっ……ぷは……っ。へへっ、どうだ……? 気持ちいいか? 良牙……」
 形勢逆転。
 今度はらんまが良牙を裸にさせて馬乗りになっている。
 ぺちゃ、ぴちゃ、と淫らな音を響かせながらの、巧みな舌使い。
 ただの欲望の権化である、そそり立つ肉棒も嫌がりもせず、むしろ恍惚とした表情で、舐めている。
 らんまの一言ですっかり自信が喪失してしまった良牙は、らんまにされるがまま。いわゆる、マグロというやつだ。
 言葉も喋れなくなるように感じさせようとしたのに、逆に感じさせられている。
(響良牙、一生の不覚……っ!)
 恋の釣竿の効力で操られているとはいえ、悔しいことに、凄く、気持ちいい。
 なぜ、らんまは全てにおいて自分より上にいくのか。昔からそうだった。らんまと自分を比べて、どれだけ惨めな気分を味わったことだろう。
 そんな気持ちが今になって良牙に蘇ってきて、理不尽な怒りがこみ上げてくる。
「らんま」
「ん? ……わっ!」
 乱暴にらんまを押し倒した。
「あ……っ。良牙」
 恋する乙女のようにほんのりと頬を染めているが。今度は、愛撫などという面倒な前置きをするつもりはない。
 元よりそんなもの、らんまなどに必要なかったのだ。
 指を膣口に浅く挿入する。



51 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/09(火) 20:35:18 ID:F2t0h/7B

うわ、最悪onz
貼り付けようとして、消してしまった。

続き、遅くなるかもです。


52 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/09(火) 20:56:01 ID:B8YmGm7r

>>49
あかねは生きていて欲しいナー。何とか生き返らせて下さい。

>>50
GJ!リョウガ攻めだけど、らんまは終始受け身なの?
らんまは、バイ?それともゲイ?


53 名前: 恋の釣竿6 2005/08/09(火) 21:27:27 ID:F2t0h/7B

うおお、やっと書けたorz
>52
とりあえず、最後までどうぞ。


「ひゃっ」
「俺がヘタクソだとか言った割には、随分濡れてるじゃないか。ええ?」
「そ、それは……っ。りょうが、だか、ら……っ」
 そのまま指をまさぐると、快感に声を裏返らせながら、絶え絶えに答える。
 既にらんまは透明な液を溢れさせ、自らの太腿の内側を濡らしていた。
 良牙は指を抜くと、膨張しきったペニスを掴み、らんまの秘部に密着させた。
 多少の動揺が、らんまの震えから良牙に伝わった。
「わ、わ、はは……。や、やっぱ、熱い、な……」
「らんま、これは貴様が望んだことだ。痛くても、どうなっても知らんぞ」
 さすがに、良牙も我慢の限界にきている。
「わ、わかって――っ!」
 らんまが言い終わる前に、良牙が一気に進入した。
「か……は……っ」
 突然の強烈な衝撃に、らんまは口をぱくぱくとさせ、焦点の合っていない瞳で宙を仰いでいる。
(ぐ……! き、きつい)
 これが初めて味わう、女の味。
 らんまの細い腰を掴むと、自分の腰を進ませてゆく。
「あっ、あっ、ああ……っ、んう……あああああああっ!」
 途中、膜のようなものを破ったような気がしたが、今の良牙にそれを確かめる余裕はなかった。
「は、ははは。熱くて、ヌルヌルして、最高だ……!」
 ただ、貪欲に快感を貪る。



54 名前: 恋の釣竿7 2005/08/09(火) 21:28:54 ID:F2t0h/7B

「りょ、りょうがぁ……」
 対するらんまは苦痛に顔を歪ませ、それを紛らわせたいのか、キスをせがんできた。
 そんなものはお構いなしに、良牙は己の欲望のためだけに必死に腰を振る。
「あっ、あっ、あっ、い、いたっ、いたいっ」
 ばちばちと良牙の目の前で飛び散る火花。これが、交わりの快楽。セックスの快楽。
 柔らかい膣を出入りする肉棒。破瓜の鮮血と愛液にまみれて、ぐちゃぐちゃと音を立てている。
 快感に埋もれながら、一心不乱に腰を前後に振ることは忘れずに良牙はらんまの胸の鯉のアザをぼんやりと眺める。
 もう少しで、鯉は完全に成長するだろう。
 そうなれば、一生らんまとの行為に及べる。例えあかねさんにフラれようが、一生この快感が……。
 不意に、らんまが良牙の背中に手を回した。
 痛みを堪えながら、瞳に涙をためて。せつなそうに、愛しそうに良牙の耳元でかすかに囁く。
「……好き」
「な、に?」
「好き……大好き」
 良牙の動きが、止まった。
 欲望に支配されていた体に、冷静な判断力が戻る。
一気に血の気が引いた。



55 名前: 恋の釣竿8 2005/08/09(火) 21:31:46 ID:F2t0h/7B

 らんまは、本気で自分に恋をしているのだ。それが、道具でもたらされた感情だとしても。
 その感情を、自分は弄んだ。
 人として、最低なことをしてしまったのではないか。人として、やってはいけないことをやってしまったのではないか。
 今になって、罪悪感が良牙を襲う。
(俺は……俺は、なんということを……)
「……りょうが?」
「……すまん、らんま。俺が、どうかしていた」
 糸の切れた人形のように静まり返った良牙がボソボソと呟き、体を起こしてらんまから肉棒を引き抜こうとした。
 だが、らんまの両脚が良牙の腰に絡みつき、それを阻止する。
「ダメだっ」
「もう……止めよう」
「ダメだっ! イヤだっ! 途中で止めるなんて、そんなの絶対ダメだ! いや、だ……! い、や……」
 震えながら、か細い声を絞り出して。
「う……っ、ひ……っく」
 らんまは、泣いていた。
「おれのこと、嫌いなのか?」
「あ……、いや、そういうわけじゃないが」
「やっぱり、あかねじゃないと駄目なのか? おれじゃ、無理?」
「う、ぐ……」
 反則だ。やはり、女のらんまは反則に可愛い。
(よ、よく考えるんだ、響良牙。こいつは元が男だぞ)
 しかし、もうヤッてしまった。事前ではなく、事後。男のケジメとしては、責任を取らねばならないのでは?
 プラス思考で考えると、お湯をかぶらなければずっと女のまま。デメリットといえば、一緒にお風呂に入れないことぐらい。
 それ以外は家事も得意だし、可愛いし、言うことはない。「男」さえ、捨ててくれるなら。
「む、無理じゃ、ない、かも」



56 名前: 恋の釣竿9 2005/08/09(火) 21:34:22 ID:F2t0h/7B

「……ほんとか?」
 心底安堵したような、心から嬉しそうな健気な笑顔。見方を変えてしまえば、それがどうしようもなく愛らしく見える。
 萎えかけていた良牙の肉棒に力が戻り、膨張が再開する。
「あ……、りょうがの、また大きくなってきたぁ……っ」
「ら、らんまっ!」
(あかねさん! 優柔不断な俺を許してくれええええ!)
 らんまに覆いかぶさると、挿入も再開。
「あはっ♪」
「らんま! 俺も、お前のことが……!」
「う、うん……!」
 きゅぅっ、とらんまの膣が締まる。
 危うく射精しそうになるのを我慢しながら、良牙がらんまの髪を撫で、胸を甘噛みする。
 たったそれだけのことで、最初の無機質の愛撫の何倍の快感をらんまは得ていた。
「あ……だんだん、気持ちよく、なって、き……た」
「らんま! らんま!」
「はっ、はっ、はっ、い、いいっ、か、感じるっ」
 互いを貪り合うように求め合う男と女。
――やがて、呆気なく良牙が先に果ててしまった。
 初体験にしては、よく頑張ったほうだろう。らんまは多少物足りなさそうな顔をしながらも、自分の上に重なるようにして果てている良牙の頭を撫でた。
「……次は、ちゃんとイかせてくれよ」

「う……」
 目の前が真っ暗だ。
 良牙は、今の状況を把握しようと辺りを手探りする。
 むにゅ。
「!」
 柔らかな感触に飛び起きると、その手はらんまの胸に触れていた。慌ててその手も退かせ、状況把握。どうやら、女の胸に挟まって眠るという男の夢を叶えてしまっていたらしい。
 らんまは、ぐっすりと眠っている。
(そうか、俺は本当にらんまと……)
 もう、後戻りはできない。まあ今更する気も起こらないが。ふと、テントに無造作に転がっていたリュックの中からはみ出している「恋の釣竿」が視線に入った。
「全てはこいつが始まり、か」
 恋の釣竿を取り上げて、その下に敷かれていた説明書を見やる。
「む?」
 広げると今まで見落としていた箇所に、小さな箇条書きがあった。
「恋の釣竿……解除方法?」

 ……。



57 名前: 恋の釣竿10(ラスト) 2005/08/09(火) 21:36:23 ID:F2t0h/7B

「ねー、乱馬。あんた、昨日どこいってたのよ」
 乱馬と学校への道程を並んで歩きながら、あかねが問いかける。
「さあ? 俺もよく覚えてねえんだよなー」
 らんまが気付いたとき、そこは夜明け前の学校だった。女の姿だったのだが、寝ぼけた……というのが妥当な判断だろうか。ただ、股間に妙な感じがあったような……。
 と、
「ぶわっ!」
 後ろから、何者かに水をかけられた。
「らんま!」
 バケツを持って佇んでいたのは、良牙だ。
「てめえ、良牙! なにしやがる!」
「あ、良牙くん、おはよー」
「おはようございます。あかねさん」
 あかねとの挨拶は手短に済ませ、良牙はスタスタとらんまに近寄り、その手をぎゅっと握った。
「……おい、なんの真似だ。離せよ」
「好きだ」
 ぴしっ、とその場が凍りついた。
「て、てめえ、何の冗談を」
「冗談ではない。好きだ、らんま。俺と付き合っ――」
 次の瞬間、良牙はらんまの拳で吹っ飛ばされていた。
「な、なに言ってやがる。あの変態野郎……」
 ぜえぜえ、と肩で呼吸をしながら鳥肌を立たせるらんま。
 一方のあかねは、軽蔑の眼差し。
「あ、あんたたち、いつからそんな仲に」
「おれは知らねえっ!」
(らんま! 俺は絶対に今の貴様を振り向かせて見せる! 絶対にだ!)
「は〜はっはっは! 俺は諦めんぞ! らんま〜〜〜〜〜っ!」
 弧を描いて綺麗な星になる良牙の笑い声は、長く、長く響いていた。

                          おわり



58 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/09(火) 21:43:00 ID:fzCNxJD/

>>恋の釣竿
ネ申GJ!リアルタイムでハァハァさせてもらったよ。
らんまで次回作きぼん!!


59 名前: 恋の釣竿(後書き 2005/08/09(火) 21:46:06 ID:F2t0h/7B

以上。いやはや、長くなり申し訳ありませんでした。
レスくれた皆様ありがとうございます。
一度消えて急いで書き上げたのでろくな推敲もしとらんです。
>23さんみたいに、またここに投下してくれる職人さんをひっそりとお待ちしてます。

駄文失礼しました。
では、また。


60 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/09(火) 21:51:53 ID:vSa7HX3a

>>59
いやあー文章うまいですね
リアルタイムで楽しませてもらいました


61 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/09(火) 22:23:06 ID:luLwAKB4

>>59
GJ!!良かった!
恋の釣竿はヤると解除されるって事だよね?
一晩限りの契り(*´Д`*)ハアハア


62 名前: 恋の釣竿(後書き 2005/08/09(火) 22:46:15 ID:F2t0h/7B

>>61
原作では、恋の釣竿の効果を解除するには、もう一度恋の釣竿で胸の鯉を釣ることです。
その設定は本作でもあります(原作は、説明書には書いてありませんが)。
良牙はらんまの偽りの感情がイヤで、自分から恋の釣竿を使ってらんまの胸の鯉を釣りました。

どうせ本気になるなら、道具に頼らず(ry
ってわけです。
描写不足ですみませんでした。

>58
ハァハァ、してくれてありがとうございます。
次……ですか。今回は思いつきで書いたようなものなので、また思いつけば書きたいと思います。
>60
楽しんでいただけたようで、うれしいです。

あと、エロ少なめでごめんなさいorz


63 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/09(火) 23:00:33 ID:Ibknyujo

いやー堪能しました(;´Д`)
1つだけ気になったんだけど、良牙はらんまの中で、生でイったのかな?


64 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/09(火) 23:47:20 ID:F2t0h/7B

>>63
一応、中田氏しちゃいました。
その描写も前書いた文にはしていたのですが、一回消して書いたものを見直すと省いた部分が多い多い。
次に投下するようなことがあればきちんとしたものを投下します。
では。


65 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/09(火) 23:55:16 ID:Ibknyujo

>>64
thx!
満足です(;´Д`) ハアハァ


66 名前: 23こと名無しさん 2005/08/10(水) 09:45:42 ID:494Zcr2Q

テントに戻ってあらかじめ用意しておいたお湯をかぶった。
今度はさっきとは反対に女から男の姿へと変わる。本来の姿に。
そんな時だった。
「乱馬くん・・・」
慌てて声のした方を見る。
「あ・・・・・」
そこにはあかねの父、天道早雲と自分の父と母、早乙女玄馬、のどか、そしてコロン。
「乱馬くん、立派に成長したねぇ」
「おじさん・・・・」
近づいてくるおじさんに俺は一歩、一歩と後ずさりした。
5年も経ち、なんで俺のところに来たんだろうか?今俺はおじさん達に合わせる顔なんて無い。
実際今もどんな顔をしたらいいんだ?
後ずさりする俺におじさんは、優しく「こっちに来たまえ。」と微笑みかけてくれた。
そんな風にされてはもう逃げるような行為はできない。俺はおじさんの方へゆっくりと歩いた。
「乱馬くん、君に渡したいものがあるんだ。」
「・・・・・。」
なんて答えればいい?前のように「なんですか?」などと気軽に話せるわけが無い。
でもおじさんはそんな俺を前にずっと笑っている。優しい顔で。
そしておじさんが取り出したのはなんかの香だ。綺麗なピンク色をしている。
「乱馬くん、あかねに会って・・・・会って気持ちの整理をつけてきたまえ・・・。」
「え・・・・」
あかねに会う?どういう事だ?もう死んでしまった人間に会えるわけがないのに。
「乱馬くん、よく聞いてくれ。それはただの香ではなく、コロンさんに作っていただいた特殊な香だ。もっと早く君に渡したかったんだが、作るのに4年。
君を探すのに1年かかってしまってな・・・・」
「・・・この香を俺に渡すために・・・・こんな山奥に・・・・?」
「ああ。君があかねに会いたいと心から願えば、きっと会えるはず。一緒にいられる時間は24時間。丸1日だ。」
俺は渡された香を見た。優しい香りがする。なんだかあかねの香りに似ている気がする。
「乱馬くん・・・自分を責めないでくれ・・・・」
「おじさん・・・・でも、あかねは俺のせいで・・・・」
「・・・乱馬、あかねちゃんはあなたのことを死なせたくなかったから自分を犠牲にしてまであなたを守ったんじゃないの?」
「乱馬よ、あかねくんは・・・あかねくんは今のお前を見たらきっと悲しむぞ・・・・」
今まで黙っていたおやじとおふくろが口を開いた。ものすごく悲しそうな顔をして。


一旦ROMります。久しぶりに話が進みましたね・・・・
>>52さん、スンません。生き返らせるのは・・・無理だ。非力な俺には出来ない・・・・・。
>>64さん、萌えw良らも結構いけるもんですなwまたの爆撃をお待ちしております(´∀`)



67 名前: 23こと名無しさん 2005/08/10(水) 10:20:31 ID:494Zcr2Q

今続きを書いている最中ですが眠くてしょーがないので寝ます。
夕方あたりにはきますんで。



68 名前: 23こと名無しさん 2005/08/10(水) 16:52:53 ID:494Zcr2Q

「おやじ、おふくろ・・・・・」
「乱馬・・・・あかねちゃんに会って、きちんと気持ちの整理するのよ。いつまでも引きずっていたら、あかねちゃんが可愛そうよ?」
「・・・。」

その後コロンから詳しい説明を聞いた。
香の効き目がある24時間の間は、生きた状態のあかねに会える・・・と。
テントに戻って早速その香を使った。優しい香りがテントの中一杯に広がる。
知らず知らずの内に深い眠りへと落ちた。その優しい香りと共に。


「・・・・ん・・・どこだ・・・・・ここ?」
目が覚める。ここにはさっきのあの香りは無かった。
でも・・・・・
「乱・・馬・・・?」
「あか・・・ね・・・・?」
香りは無かったが、あかねが居た。
あの日俺が着せた俺のチャイナ服を着たあかねが。
あの日よりも服の丈が少し短くなっている。背が伸びたのであろう。
顔立ちも大人っぽくなった。だが俺を見るあの瞳は変わっていない。
真っ暗な世界の中、俺とあかね、2人きりだ。

「乱馬・・・カッコ良くなったね・・・・・」
そういって微笑んでる。おじさんといい、あかねといい。
あかねがもう生きられないのは俺のせいなのに。なんでそうやって優しく微笑みかけてくれるんだろうか?
俺は恨まれて当然なのに。なのにどうして?
「・・・恨んで・・・ないのか・・・?」
「え?」驚いた顔をしてこっちを見た。
「・・・お前がもう生きられないのは、守ってやれなかった俺のせいなんだぞ!?お前が俺とかかわってなければお前は生きていられたのに、恨んでないなんて言うのか!?」
無意識に怒鳴ってしまった。そんな必要もないのに。もっとやさしく言えばいいのに。こんな不器用な自分が嫌だ。
そんな俺にあかねはゆっくりと近寄ってきた。切なそうな、悲しそうな・・・そんな顔をして・・・・。


次からエロ突入します。(たぶん)
明日は仕事なんで朝30分ぐらいしか時間取れませんが。。(´д`;)
最終的には泣けるエロスにしたいんですが、無理っすね・・・・
俺にそんな力は・・・・非力です。
でもまあやっとエロが出て来るんで、今まで読んでてくれた方、有難う御座います!!
本題のエロ突入です(´∀`)それでは〜。



69 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/10(水) 18:13:40 ID:gBRhFY2J

・黒薔薇の小太刀に拉致られ媚薬盛られた女乱馬が、風林館高校の蒼い雷に突き突き突き〜っ!される話
・良牙の爆砕点穴を大切なところに喰らってイカされる女乱馬
・右京をお好み焼き屋の鉄板の上でおいしくいただく話(猟奇的な意味ではなくてエロという意味)
どれか需要ありますか?


70 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/10(水) 18:35:43 ID:FJn9oNYk

>>69
右京をおねがいします


71 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/10(水) 19:05:28 ID:sC2rJSnm

蒼い雷に突きまくって欲しいです −人ー


72 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/10(水) 19:22:55 ID:9zaPRMEw

>>69
右京をお好み焼き屋の鉄板の上でおいしくいただく話
あかねとやる前の練習台とか……
具体的に乱馬も良牙もまずは右京から試食するとか……


73 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/10(水) 19:25:12 ID:DwcigEMa

レギュラーもいいけど
ハーブとかキーマとかも好きな奴はいないん?


74 名前: 69 2005/08/10(水) 19:40:50 ID:bIb0my7E

レスありがとうございます。蒼い雷話と右京話を書き始めます。


75 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/10(水) 20:13:20 ID:GSPoNlrd

>>69
期待してます!
蒼い雷をw


76 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/10(水) 21:18:34 ID:yAsbwMVd

>>68さん
ありがと。あかねタン…らんま庇って死んじゃったの?
二人の最初で最後のエロ、楽しみにしてマス。


77 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/11(木) 18:16:33 ID:4nYcSKyl

良牙イラネ!


78 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/11(木) 19:43:10 ID:m2ONwksH

お前がイラネ


79 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/11(木) 20:23:45 ID:L7m3w98J

#http://ranmahentai.ranma.ws/fanfiction/AFG/Ranma/ranakan-tta-1.jpg


80 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/11(木) 22:04:09 ID:5NsP1Xvq

>>59さん
恋の釣り竿さいこー(・∀・*)
らんま可愛いし良牙も好きになっちゃうのが(*ノノ)たまりません♪
次回作も是非書いて頂きたいです、ヨロシクお願いしますよヽ(゚∀゚)ノ

>>68さん
切ないわぁぁ。・゚・(ノД`)・゚・。
乱馬の雰囲気がよく出ていて素晴らしいヽ(・∀・)ノ
この後のエチーも期待してますw

>>69さん
期待してますよー!がんばって下さいね!
個人的には爆砕点穴とかも読んでみたかったり…w


81 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/12(金) 01:46:43 ID:tw+LX9aH

>>79
フフン


82 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/12(金) 01:49:16 ID:65KLykR8

>>68
現状で十分泣ける(ノД`)


83 名前: 23こと名無しさん 2005/08/12(金) 06:36:38 ID:sl9jkax4

「乱馬・・・・」
そう言ってあかねは優しく、でも強く、俺を抱きしめた。
あかねの香りは落ち着くけど、興奮をもたらす。
「乱馬・・・そんなに自分を・・・責めないで・・・・」
悲しいといわんばかりの顔をして言った。
「でも・・・・」
「あれから5年・・・辛く、苦しく生きてきたの?
あたし今の乱馬見てたら・・・悲しい・・・・」
おやじの言った事を思い出した。「きっと悲しむぞ」と。
「悲しい・・・か・・・・」
俺は一体なにをしているのだろうか?死んでしまった人間までもを悲しませる生き方を
5年間もしてきたなんて。もう生きる希望さえをも奪った奴をまだ悲しませるなんて。
「ねえ乱馬、生きるなら幸せに生きて・・・あたしの分も・・・・」
そう言ってあかねはつま先で少し背伸びをするとそっと、何も言わずにその柔らかい唇を俺の唇に重ねた。


次はもうエロです。
いったん朝飯食ってきます。




84 名前: 23こと名無しさん 2005/08/12(金) 10:11:08 ID:sl9jkax4

今日も眠い・・・・
話進むだろうか・・・・・
まってて下さってる方・・・・スマソ。。




85 名前: 23こと名無しさん 2005/08/12(金) 12:28:48 ID:sl9jkax4

俺はそれに答えるように力強くあかねを抱きしめた。
そして舌をあかねの口に入れ、口の中を掻き回すように、いやらしく動かした。
暖かい。死んでしまっている人間にもう一度、24時間だけ生きた状態に戻すというのは本当らしい。
途中「んっ」と言う小さい声と、ピチャピチャと唾液の混ざり合う音が洩れる。
唇を離すと、つうっと混ざり合った唾液が糸を引いた。
あかねは頬を赤らめながらも俺をぎゅっと抱きしめた。俺自身ももう我慢の限界へときていた。
ゆっくりとあかねを押し倒す。あかねはそっと目を閉じた。
思わずごくりと喉がなる。俺は何も言わず、ゆっくりとあかねが着ているチャイナ服のボタンに手をかけた。
だが興奮しているせいか、上手くボタンが外せない。
そんな俺を見てか、あかねは小さく「自分でやる」と呟いた。
さっきまでとは違い、俯いて顔を見せようとはしなかった。
ボタンが全部外れる。少し身体が強張っているあかねの頭をそっと撫でて、キス。
「なるべく、優しくするから・・・・・」
あかねの目を見て言った。でも実際どこまで理性を保てるか分かったもんじゃない。
もう心臓ははちきれそうな位にバクバクいっている。
でもあかねはそんな俺に「ありがとう」と小さな声で言った。
「あっ・・・あかねっ!!」
俺は自分の唇をあかねの首筋ひ持っていった。チュッチュといやらしい音を立てながら感じる部分を必死に探した。
「あっ・・・いやあぁ・・・」「ここ・・・気持ちいいのか?」「そっ・・・んなこと聞かないで・・・・」
そこに俺のキスマークをつけた。その際あかねの顔が少し鈍る。
「痛かったか?」「少し・・・」「でもこうしねぇと俺のものだって分かんないだろ?」
首筋から唇を離すとすでにあかねの吐息は荒く、身をよじっていた。
身体の中心へと目を戻すと、鎖骨が見える。そしてその下には女のふくらみが。


なんか思うように科研・・・・
こんなので許してくだせえ・・・
やっぱし非力な俺。まだまだSEXは続く。。


86 名前: 23こと名無しさん 2005/08/12(金) 14:52:14 ID:sl9jkax4

今日はこれ以上すすまんかも・・・・・(´д`;)


87 名前: 23こと名無しさん 2005/08/12(金) 16:28:30 ID:sl9jkax4

>>85は失敗(´д`;)
無い事に。。




88 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/12(金) 21:09:37 ID:To01iPzS

>>85 
GJ! あかねが大人だなー。


89 名前: 23こと名無しさん 2005/08/13(土) 06:12:35 ID:Nx0q5Zwn

>>88

有難う。・゚・(ノД‘)・゚・。
でも今日は仕事なんで話進むだろーか・・・・


90 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/13(土) 10:22:15 ID:Eq0YJ1xd

>>89
23さん、がんばってくださいね。


91 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/13(土) 15:40:02 ID:M1rixWZI

>>89
らんまよりあかねの方が精神年齢高そうだね。
連載当時もそうだけど、らんまは永遠の少年っぽいw
あかねが終始リードした方がいいかも。


92 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/13(土) 20:25:17 ID:LK7BScUB

あかねはリードするタイプじゃないと思うからそのままでいいと思う。
本人はその気なくさり気に可愛いこと言って(または行動して)
乱馬をその気にするタイプじゃないの?原作の限りではね。


93 名前: 23 2005/08/14(日) 06:12:36 ID:GsIFPiIB

今日は田舎へ墓参りなんで向こうに泊まってきます。
あっちはPCないんで・・・・ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 アワワ
私的に好きなのは嫌がるあかねを無理矢理乱馬が押し倒してそのままやっていくうちに
あかねも気を許す・・・・みたいなのなんですが
これじゃそーもいきませんな・・・・・・・・・・(´д`;)
なんかアドバイスあったら書き込んでおいて下さい(´∀`)スランプです。。。
それでは、火曜日に書きに来ます。火曜日は1日中かいてこの話を終わらせる予定なんで。それでは〜


94 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/14(日) 17:12:24 ID:5UYYsvEB

>>93さん 
 ガンガッテ。
嫌がるあかねx押しの強い乱馬いいけど、いざとなると、乱馬ってヘ
タレでなかった?特に後期はウジウジ。攻めの乱馬って難しそう。
でも時間限定なら、火事場の力業で何とかするかも。
人間ギリギリで思いがけない能力発揮するから。


95 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/14(日) 19:44:33 ID:/xNpy1kz

飛龍昇天波みたいな?


96 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/15(月) 19:48:00 ID:XLh4mTtl

>>93
らんま、大人な男にしてやって下さい。最後なんで。
アカネたんにたまには優しく。。。(調子狂うか)


97 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/16(火) 01:51:43 ID:fz+wES6v

あかねのいない乱馬、乱馬のいないあかねなんて哀しすぎる。。。


98 名前: 23 2005/08/16(火) 06:13:09 ID:uudiLXJ+

オハヨウ御座います(´∀`)
本日中には完成予定です!!


99 名前: 23 2005/08/16(火) 10:24:47 ID:uudiLXJ+

暖かくて、柔らかい。だが俺はそんなあかねをすぐに突き放した。
自分はこんな事できる立場じゃないから。本当はもっとこうしていたい。
でも、ダメなんだ・・・・
「・・・乱馬?」
「俺、あかねとこんな風にできる立場じゃないから・・・だからダメなんだ!」
「・・・でもね、乱馬。今の私は生きているわ。
あの時の生きているあかね。だから、今は昔のことは忘れてほしいの。
今は、生きてるんだから。だから、もう昔のことは言わないで。今、乱馬が生きたいように、したいように生きて?そう約束して?」
「・・・・・・」
「乱馬!約束して!前みたく笑ってうんって言ってよ!?」
優しい顔から怒った顔、そして今にも泣き出しそうな悲しい顔。
でも今のあかねを泣かせたくはない。これ以上、もう泣かせるわけにはいかない。
ぎこちない笑顔で「わかった」という。5年ぶりに笑った。
あかねはそんな俺を見てにっこりと、優しい笑顔で笑った。
「いい、乱馬?約束よ。もう昔のことで悩んでたら叩くからね。あと、泣くのもだめよ。」
「ああ」
今度は自然に笑えた。そうしたらあかねも笑い返す。
俺が笑えばあかねが笑う。俺が見たかったあの笑顔で。この笑顔だけは、幼いまま。

あかねは床にゆっくりと座った。それにつられて俺も座る。
なんだかあかねを見ていると昔に戻れた気がした。
あかねの肩に手をまわす。それに動じる事もなく俺に肩にこてんと頭を乗せた。
「ねえ乱馬。好きな人、できた?」
いきなりわけのわからん事を言い出した。俺は「はい??」と返す。
「あのね、もしも乱馬にほかの好きな人ができて、私を忘れていくなら別にいいわ。でも頭の片隅でも、どこでもいいから覚えておいてほしいの。ほんの少しでもいいから。あたし、もう人の思い出の中でしか生きられないから・・・・・・お願い・・・・」
笑っている。嘘の顔で。こんな時にまで笑わなくていいのに、こうやって笑うのは俺に心配かけないためだろう。
あかねを抱き上げて、抱きしめた。もう昔のことは言わない。自分が今したい事をする。
「・・・俺、これから誰かを好きなったり、それで結婚したりするつもりはない。きっとできない。俺が本当に好きになったのは、あかねだけだから。」
「乱馬・・・」

唇が重なる。あかねの口の中に強引に自分の舌を入れて、中を掻き回すようにいやらしく動かした。
ピチャピチャと唾液の混ざる音と、あかねの口からもれる小さな声が響く。
離れると口の端からつうっと唾液が糸をひいた。
「・・・俺、身体でもあかねを覚えてたい・・・・・・」
そう呟くと、あかねは頬を赤らめながらも小さく頷く。
そっと横にさせて、服ごしにあかねの胸をつかんだ。
「あっ・・・」声が真っ直ぐ自分の耳にはいる。昔は馬鹿にしていたあかねの胸。今となっては大きくて柔らかくて、それであって弾力もある。大人の男の手でつかんでいるのに被いきれない。
手の平の中心にあたる、なんだかポコッとした突き出でいる所。そこを指でさわると堅くなっているのがわかった。
一旦胸から手を離して、服のボタンへと手をかける。
「あ・・・」
「自分で脱ぐか?」
「乱馬が脱がせて・・・・」
その言い方がなんともいやらしく聞こえた。もう息を荒くしているあかねの服のボタンを1個ずつ外していく。
自分でも不思議なくらい落ち着いて外せた。でも息は荒くなってきて「自分で脱がす」ということに興奮する。
ペニスが硬直していくのが痛いほど分かった。ボタンが全部外れる。
目に映るのは、今まで見た事の無いあかね。抵抗せず、自分に身をゆだねているあかね。
豊満な胸、くびれのあるすらっとした身体。俺は思わずその姿に見とれた。






100 名前: 23 2005/08/16(火) 10:30:12 ID:uudiLXJ+

念のためもう一度書きますが、>>85は無かったということで、抜かして読んでくださいな(´∀`)



101 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/16(火) 16:21:38 ID:2fClc/xK

99さん、あかね、いい子だわ。らんま男になれ。


102 名前: 23 2005/08/16(火) 17:20:09 ID:uudiLXJ+

>>101さん

どもです(´∀`)
本日中に完成予定でしたが無理でした。あはは。
PCに向かって寝てたね、今日1日。うん。
きっと明日には終わらせますんで。。
それと何度も言うが>>85は無かったとゆーことで。一応最後に最初から最後までつなげてうpしたいと思います。結構離れ離れになっちゃったんで。それではまた明日。


103 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/17(水) 00:32:31 ID:2CeGfX9a

あかねも乱馬も愛おしい。。。


104 名前: 23 2005/08/17(水) 06:33:04 ID:RH0ey6II

ごくりと唾を飲み込む。今からこの白き汚れなきあかねを犯すのだ。自分が。
この状況ですら興奮するのに、そんなことまで考えてしまってはもうどーにも止まらなくなる。
「・・・そんなにみないで・・・恥ずかしい・・・・」
顔を真っ赤にしたあかねが言った。その一言で我に返る。
少し目をそらしたあかねの唇に自分の唇を重ねた。下で中を掻き回す。
「んっ・・・・んんっ」
一旦離すと、今度はあかねから唇を重ねてきた。


105 名前: 23 2005/08/17(水) 10:04:01 ID:RH0ey6II

離すとまたつうっと糸を引く。口を耳たぶの裏へ運んで一舐めした。
「あっ・・・」あかねが声を出す。どんなに小さくても耳の中に入ってきて俺の思考を狂わせる。
耳から口を外して、さっき服ごしにさわった豊満な胸へと視線を変えた。
今さえぎるものは何も無い。ふくらみの中心にある淡いピンク色をした乳首はすでに堅く、ピンと立っている。

もう一度唾を飲み込む。右胸にある乳首を下で舐めまわして、左胸を揉んだ。
「やっ・・・あんっ」
ビクンと背中を反らす。その反応がなんとも可愛い。
今度は小刻みに甘噛みしてみる。
「はっ・・・あっ、あっ、乱馬ぁ・・・・」
いやらしい声で自分の名前を呼ぶ。
もうペニスは堅くパンパンになっているのが分かる。
胸への愛撫を止めて、あかねの下半身へと移動した。
「あっ、乱馬、そっちは・・・・」
あかねの陰毛に隠された部分はすでにぐしょぐしょに濡れていて、愛液が太ももを伝っている。
「すごいな、まだこっち触ってないのにぐしょぐしょだ・・・・」
「だって乱馬がエッチなことするから・・・・」
「でもそれに感じてるのは、あかねだろ?」
そう言ってあかねの中に指を入れる。グチュグチュといやらしい音がそこから洩れる。

いやー、わっけわかんねー作品になってきた(´д`;)
これ終わったら>>25やる予定だったけど・・・・すんません。
ほかの変わりにやるんで許して下さい。
んでその後ムシャのをやるんだったかな。
リクエストあったらドゾ。で、>>85は無かったとゆーことで。



106 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/17(水) 13:19:47 ID:Qq1pMlC7

>>105GJ!!


107 名前: 23 2005/08/17(水) 14:48:57 ID:RH0ey6II

>>106
いや、もうほんとにわっけわからん作品に・・・・
なんかエロい場面が煮え切らないんですよ(´д`;)
それなのにGJのお言葉、どもです。・゚・(ノД‘)・゚・。
こりゃ今日も完成しねーなー・・・・・・・・・・・・・・・


108 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/17(水) 20:48:41 ID:XtEYTWsc

>>105さん
あかねタン初々しいですね。
原作の、真之介編の後日談、リクします。
あの後、山から帰って、らんまにスイッチが入ってあかねタンに迫る、とか。


109 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/17(水) 21:05:49 ID:hbrN39hz

バストバトルの例のシーンでのどかさんが寝たままだったら・・・てのもいいなあ。
お互い勘違いしてるのが可愛い。


110 名前: 23 2005/08/18(木) 06:27:38 ID:Cn9rLyB0

>>108さん
初々しいですかw良かったw
ではリクエストに元ズキ乱馬くんにスイッチ入れちゃおうかな(´∀`)
これは無理矢理にできそーで楽しみw

>>109さん
あれは良かった・・・・ww
もうちょっとだったのに・・・・・くそっ(怒
では>>108さんのとどっちにするか少し時間を。。


本日は出勤なんで・・・・(´д`;)
全然話すすマネーナー・・・・・・・・・・・


111 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/18(木) 13:08:19 ID:l6liKsk/

女らんま×なびき、キボンヌ


112 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/18(木) 13:58:26 ID:3eGRiubf

ちょっとおもったんだが35巻で小夏が乱馬の服にキスマークつけたよな
(そのあとうえの姉がおそってきたが)
そのあと乱馬が「むなしい」
っていって、あかねとともに・・・どこいったんだろうな

・・・・・お口直し?


113 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/18(木) 14:43:42 ID:DNOc5T4e

>>112

あの緊迫した(?)状態で余裕ありますなぁ(笑


114 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/19(金) 01:02:16 ID:C2EyB+Dv

すでに二人が素直になっているならありえる。
てかこの二人ってお互い素直になればラブ×2になるだろうねw


115 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/19(金) 03:53:14 ID:C2EyB+Dv

乱馬が死んだ、結婚記念日だった。
私達の結婚記念日、そう早乙女親子が初めて天道家に来た日だった。
お父さん達やお姉ちゃん達が今日は二人きりでいなさいと、色々と準備をしてくれていた。
私も乱馬も照れながらも喜んだ。そして想い出の公園に行く途中だった。
道路に飛び出した子供を助けて向こうにいたお母さんに子供を渡した後、

道路にいた乱馬は車に轢かれた。

私は慌てて乱馬の側に行き安否を確かめた。外傷は特に見当たらなかった。

しかし乱馬は起きなかった。私は救急車を呼びひたすら乱馬の無事を祈った。


116 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/19(金) 03:59:40 ID:C2EyB+Dv

先生が私のもとへ来て何かを告げた。そして私は泣いた、乱馬のまだ温かい身体にしがみついて。

1番信じていて、1番そばにいて、1番愛していた人はあっけなく死んだ。
まだ2年、愛される幸せを知ってからまだ2年しか経っていなかった。
18になった年に私たちは式を挙げた。それからまだ1年しか経っていない。
ねぇ神様乱馬はあなたに何か悪戯でもしたんですか?私が何か気に触ることでもしましたか?
もししたのなら謝ります。だから時間を、せめて1日だけでも戻して…。


117 名前: 23 2005/08/19(金) 06:37:12 ID:EdzQ7YSS

そこを絶妙な動きでこすった。
「あんっ!・・・乱馬・・・あたし・・・」
「イキたいか?」
「あっ、あたし・・・・」
あかねがイキたいのを確認して、指をそこから抜いた。
「乱馬・・・?」
「あかね、まだイっちゃダメだぞ」
そう言ってあかねの中に舌を入れる。
「んあっ・・・イっちゃうよぉ・・・・」
何も答えずにワレメをなぞって、クリトリスを舌先でつついた。
「ああんっ!乱馬・・・ホントにもうっ・・・・」
今度は口に含んで唇で少し動かす。
「乱馬ぁっ・・・・」
あかねがもう限界だと言う声で自分の名前を呼んだ。
でもホントに限界なのは自分の方かもしれない。
ズボンとトランクスを一緒に脱ぎ捨てて、赤く充血した亀頭をあかねへの入り口にこすりつけた。
「うあっ・・・」
中に入れずともそこにこすりつけるだけで大きな性感を得ていた。
でもあかねは少し不安そうな顔をして自分をを見た。
「あっ、あかねっ・・・・入れていいかっ!?」
「うん・・・優しくしてね・・・・」
明らかなに不安そうなその声。ホントは一気に挿入してその中を味わいたい。
でも女は初めてのとき痛いと、聞いた事はあった。

あ〜・・・・これ見てて楽しい方いますかね〜??
なんか・・・・NO━━━(゚д゚;)━━━!!


118 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/19(金) 10:51:31 ID:C2EyB+Dv

>>117ノシ


119 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/19(金) 16:21:44 ID:9/vRKTnE

らんまの小説の倉庫てないの(・ω・`)


120 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/19(金) 16:46:25 ID:p63SAJTZ

処女がイクなんてわかるはずねーだろ。


121 名前: 23 2005/08/19(金) 17:54:08 ID:EdzQ7YSS

徐々にペニスがあかねの中に入っていく。
あかねははじめての痛みに耐えているようだ。
途中うまく入らないところがあった。おそらく処女膜だ。
「あかね、破るぞ。」
顔をあかねに近づけて気を紛わすためにそっとキスする。
その間にあかねの中に思いっきりペニスを差し込んだ。
「うっ・・・」
あかねの口から痛そうな声が洩れる。
離していた唇をもう一度あかねの唇と重ねた。
あかねの頬を涙が伝うのが見えた。
「あかね、全部入ったぞ。」
自分のペニスがあかねの中で脈打っているのがよくわかる。
「乱馬、動いていいよ・・・」
俺を見上げてそう言った。
「でもお前痛いだろ?もう少しこのままで・・・・」
「平気。大丈夫だから・・・・」
あかねの頬を伝っていた涙を手で拭って、もう一度軽くキスした。
「それじゃあ動くぞ・・・・」

<アンケート>

この話が終わったら何をやってほしいかアンケートを取ります。
自分のが何票目か最後( )内に自分の1票と前の人の分をを足した合計の数を書いて下さい。
例:1(1)
多い順に書いていきます。〆切はこの話が終わるまでです(´∀`;)

1:真之介篇の後日後、乱馬にスイッチが入りあかねを襲う
2:バストバトルでのどかが寝たままだったらの乱あ
3:あかねのオナニー
4:変態プレイ(乱馬があかねを縛り上げる)
5:乱馬とあかねが風呂場でバッタリ会い、足を滑らせたあかねが乱馬を
  押し倒すような感じで湯船にバシャン。で、ムフフな関係に。
こんなとこですな。乱あ以外はかけましぇん・・・・

>>120さん
まあ許して下さいな。非力なおいらにはこれが精一杯(´д`;)
それにうん。知識っつーことで丸くおさめてください。。お願いしますだ。



122 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/19(金) 20:28:06 ID:JA5QxzOI

>>121
GJ!自分は1希望。
真之介との過去とやり取りを思い出して嫉妬に
狂ったランマがいいな。
それか、3番。


123 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/19(金) 21:12:34 ID:p63SAJTZ

1きぼん


124 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/19(金) 21:57:15 ID:UMlahLRJ

1(3)キボン


125 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/19(金) 22:51:38 ID:C2EyB+Dv

じゃ俺も1キボン


126 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/20(土) 02:08:45 ID:6UMCBpNz

1か2キボン


127 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/20(土) 17:12:36 ID:YbVkjs6m

あかねの出てこない小説キボン


128 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/20(土) 17:56:21 ID:HUFVco15

1きぼん


129 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/20(土) 18:12:55 ID:hR1old6d

あえて5を希望する


130 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/21(日) 01:14:51 ID:Y3EkIOng

らんまを釣って
止水桶使えば完璧

今は戸籍も男→女に変更できる時代
いっその事良牙と出来ちゃった結婚させてしまえばワラタが・・・

でも釣竿はおもろかった

>>23さんにも頑張ってもらいたいです・・・が
なんか展開がありきたりになってしまっているような
最初の切なさが良かったっす


131 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/21(日) 16:41:42 ID:T/IockWp

2希望
でも121氏が一番描きたいのでいいよ。


132 名前: 23 2005/08/21(日) 17:38:52 ID:uS9urlos

>>130

スマソ(´д`;)
でも非力なおいらいはこれ以上無理ッス。
誰かアンケート投票の集計してくれ(´д`;)
また火曜日から書きます。いや、仕事大杉・・・・


133 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/21(日) 22:54:54 ID:KfeXtVId

>>132
集計

1 6票
5 2票
2 1票
3 1票




134 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/22(月) 11:13:34 ID:etfgeh4n

「乱あ」より「ムシャ」が見たい


135 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/22(月) 15:59:41 ID:wfy6VtFp

らんマが読みたい。
らんまとマッケンローが戯れるやつとか、それを見た三鷹がらんまに言い寄るやつとか。


136 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/23(火) 00:59:28 ID:MvpBQlSx

取り合えずらんまとシャンプーと右京しかいないだろ?
あかねはエロくないからな


137 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/23(火) 03:25:34 ID:gn/TgvEb

>>136
同意。らんまが読みたい。
カップリングはノーマルじゃないのがいい。
ギャグあってもいいけど個人的にはゲロ甘ラブストーリーで
ハッピーエンド求む。自分で書きたいけど文才0なもんでスマソ


138 名前: 前スレ949=950 2005/08/23(火) 05:12:42 ID:Gh/T/2Xn

やっぱり自分じゃ書けなかった。

あかねと帰宅する乱馬にからむシャンプー。
そこへ八宝菜がらんまに媚薬を飲まそうとあらわれ乱馬めがけて水鉄砲。
うっかりシャンプーにかけてしまい乱馬は猫化。
キレた猫シャンプーが八宝菜に襲いかかって二人(匹?)はもつれ合い出て行く。
猫化乱馬は薬を舐めてしまい、
見た目は乱馬、中身は発情期の雄猫!…の出来上がり。
乱馬はあかねを犯そうとするが、部屋に逃げ込まれてしまう。
そこへリンスに八宝菜を任せ駆けつけたシャンプー(人)が現れを彼女を犯す。
更に帰宅したかすみを犯しかけ、
姉を庇いに出てきたあかねを抱いている途中で猫化解除。
葛藤の中シャワーを浴びるが冷めやらぬ躰を恐れ自ら女体化。
リンスのもとを脱走した八宝菜が抱きつかれ愛撫されそうになるも
そこにブチ切れ状態の良牙とムース登場、三人がかりで八宝菜は拘束。
らんまが感謝、安心するも各々の想い人と同じ思いを味わえと二人に強姦されてしまう。
とぼとぼ歩いていると東風先生に保護され
効き目解除のツボを押してもらうも、
かすみとのことに気づいた先生にも陵辱され、自分の罪に苦しむらんま。
ふらふらの所を久能がお持ち帰り、いただき。
もう帰れないと一人佇むらんまの所へあかねがあらわれて許し連れ帰る。

猫乱馬にもっと襲わせることも(右京とか)出来るし、
設定いじって頂いてよいのでどなたか書いてはみませんか?


139 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/23(火) 05:31:16 ID:ePi4Tr+n

パンストXあかねってないんかな?
あかねを人質にとってあの変態が何もしてないとは思えんが


140 名前: 23 2005/08/23(火) 08:40:21 ID:pwVHfmu5

ズチュッ、ズチュッ
今までにないやらしい音が洩れる。
引き締まるあかねの膣の中で脈打つ自分のペニスを動かした。
最初はあかねも痛そうな声をしていたが、しばらく経つとその痛みも和らいだようだ。
「あかねっ!あかねっ!」
「乱馬っ!乱馬!」
自分達が親から与えられた名前を叫ぶ。
「あかね、俺もう・・・・」
「あたしも・・・・」

そして果てた。
ペニスを引き抜く。まだ精液が止まらず、床にピチャッと音を立てて落ちた。
あかねの膣を見ると自分の精液とあかねの愛液が混ざったものがコポコポと溢れででいる。
あかねはハァハァと吐息を洩らして、絶頂後のやらしい姿をさらけ出していた。


ん〜、らんま書いて星ーッツー人多いですね(´д`;)
ってかこの話読んでて面白いひといますかな??
もしいないんなら次の話かきたいなーと・・・・・・・w


141 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/23(火) 09:59:50 ID:7ciRcHmP

あかねがいいよ


142 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/23(火) 12:06:55 ID:H24Za2Mx

あかねうざい


143 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/23(火) 23:21:22 ID:MvpBQlSx

>>50
全部知っている銘柄だが
そんな銘柄持って数日だろ?

長期なら
トヨタ系列企業とか
電機の出遅れ
金融関連、海運



144 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/23(火) 23:22:11 ID:MvpBQlSx

すげぇ誤爆
スマソ




145 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/24(水) 01:04:32 ID:8Zla709H

>>138
半分完成しているようなもんじゃないか
もう一息頑張ってみないか



146 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/24(水) 01:35:25 ID:cViOJcc/

>>142−143
スゲェ板と掛け持ちでつねwwwwwwwwwwww


147 名前: 23 2005/08/24(水) 06:24:35 ID:Sa/JmMaK

>>145
なんかエロが書けない・・・・・
前まではエロ妄想で溢れていたんだけどなァ(´д`;)


148 名前: 23 2005/08/24(水) 09:16:48 ID:Sa/JmMaK

>>147は間違えた。
スマソ。かなりの誤爆・・・・


149 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/24(水) 14:59:59 ID:a2O6T+Vc

>>140
おもしろいよ。乱あ好きだから
つーかせっかく職人さんがいるのに
自分の嗜好に合わないからってみんな文句たらたら・・・


150 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/24(水) 19:23:59 ID:8Ehw+OcV

>>149
禿同。がんばって


151 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/24(水) 22:38:43 ID:Hh21yLGJ

立ちションしているその瞬間に雨に降られたりしたら面白いな
どうなるのか?


152 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/24(水) 23:23:31 ID:csQpM09K

女の時にSEXしててお湯かけられたらどうなるのやら。


153 名前: 23 2005/08/25(木) 06:17:45 ID:w/7ktKeX

ありがとう。・゚・(ノД‘)・゚・。
もう一度頑張ってみるよ!!
でも今日は出勤なんで、これるか分かりませんヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 アワワ
それでは仕事行っています(`-´)>ビシッ


154 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/25(木) 22:02:35 ID:h8w+Yc8a

>>152
それらんま関連スレで数え切れないほど出てきた質問だw


155 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/25(木) 22:54:44 ID:JUuBtXvM

シャンプーに水かけたら締め付けすごそう


156 名前: 23 2005/08/28(日) 05:58:00 ID:W/K+hA2I

まだ呼吸の整のわないあかねを、ゆっくりと抱きしめる。
あかねはそんな俺の胸に顔を埋めた。




あー・・・・もう得ろ部分カットしちまってもいーっすかね??(´д`;)
最近ホント仕事大杉・・・・・・体がもたん・・・・・・・・


157 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/28(日) 06:26:47 ID:xOcNDNjE

エロは辞めていい
エロは適当でストーリーを楽しませてくれよ
よろしこ


158 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/28(日) 20:54:09 ID:QeajjH+c

本人に書く気が無いなら止めてもらって結構だよ。
忙しいなら暇な時にゆっくり書けばいいよ。


159 名前: 23 2005/08/29(月) 06:03:04 ID:RXSph89D

ありがとう。・゚・(ノД‘)・゚・。
んじゃストーリーの方を楽しめるよう頑張ってみます。


160 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/29(月) 09:25:41 ID:X44EOm93

>>159
がんばれ


161 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/29(月) 21:26:22 ID:yuCtv8ir

女らんまが八宝菜にエッチなセクハラされまくる話しとかがいいな・・・
それか、女らんまがクラスの男を誘惑する話とか


162 名前: 八卦乱膏 1 2005/08/30(火) 15:20:14 ID:qqatS8aq

えっと、>161でムラムラきたので書いてみました。
お話上、らんまの性格が変わるので、らんまっぽくないかもしれません。
すみません。

『八卦乱膏』

「スケベジジイ、召し捕ったりー!」
下着の詰まった風呂敷袋を背負ったまま目を回している八宝菜を踏みっ、と
足蹴にして、ブルマ姿のらんまがガッツポーズを取る。
風林館高校の日常茶飯事で今更説明不要だが、「下着ドロボウの八宝菜を捕まえて
欲しい」と、女子達に頼みこまれたのだ。

「毎度毎度同じ手にひっかかりやがって。……ま、俺様の美貌もまんざらじゃねぇ、って
ことだな。はっはっはっは」
腰に手をあて、女王様のようなポーズで大笑いするらんま。
……のは良いが、八宝菜を罠にかけるために半分脱いだまま、の体操服が、たわわな胸の
上でぺろんとまくれ上がり、ピンク色の小粒が笑い声に合わせてふるふると揺れている。
女王様笑いと相まって、端から見るとまるで「恥女女子高校生現る」という風情だった。

「……乳が見えとる、乳が」
「隠せ隠せ」
クラスメートの男子が、ヤレヤレと額を抑えながら嘆息する。
「一応まがりなりにも女の格好をしとるんだ。体裁ぐらい気にせんかい」
そう言いながら、2、3人の男子生徒がはしっと体操服の裾を捕み、らんまの手を抑え、
ブルマの中に上着を詰めていく。
「なんでえお前ら、目なんかつぶりやがって。……ひょっとしてお前らも、俺の
せくしーぽーずに悩殺されたってか?」
「あほ。中身が男と分かってるのに悩殺なんぞされるか。恥と外聞の問題じゃ」
「そうそう。今更お前の色仕掛けにひっかかるなんざ、八宝菜のジジイぐらいのもんだ」
らんまが足蹴にしていた八宝菜は、サッサッとチリトリに掃き込まれ、簀巻にされて、
ダストシュートにポイ、で駆除完了。
「こんな格好でうろつかれたんじゃ、風紀に関わる。我が1年F組の恥だからな」
慣れた調子でてきぱきとらんまの体操服を整えながら、男子生徒が答える。
だが目はしっかりと閉じたまま、らんまの体にもなるべく触らないようにしている様だ。
目を閉じたままでよく作業ができるもんだ、とある意味感心しつつ、
「ほ、ほ、ほう。……そーんなこと言いながら、私のコト、オカズにしてるんじゃ
ないの〜ん?ほれ、ほれ」
オンナノコ〜な声色でシナを作りながら胸を突き出し、正面で作業していた男子の頭に、
たふんとおっぱいを乗っける。
「重い、邪魔だ、どけろ。……よし作業終了。お前も自分で体裁ぐらい整えろよな」

カチン。
らんまの闘争本能?に火が点いた。

「ほ、ほ、ほ、ほお〜。俺様の胸が邪魔だ、と。色気なんか感じない、と。
……上等じゃねぇか。なら本当にオカズにならないかどうか、その目で確かめやがれ!」
言いながらガッシと目の前の生徒の頭を掴むと、そのままボフっと胸の谷間にうずめる。
全身からゴゴゴゴゴ、と闘気が上がり、白煙まで目に見えるようだ。
というか、らんまの足の下、さっき八宝菜が潰れていたあたりから煙が上がっていたり
するのだが、それに気付いた者は居なかった。


163 名前: 八卦乱膏 2 2005/08/30(火) 15:21:09 ID:qqatS8aq

「ほ〜れ、ほ〜れ。ぱふぱふ〜ん♪」
「ほが…ふが……ひゃめれ、ひゃめれ〜」
「遠慮しなくてもイイのよ〜ん。ア・タ・シ・の・お・っ・ぱ・い、た〜っぷり
感じさせてあ・げ・ル♪」
肩を揺らしながらたぷんたぷんとおっぱいを揺らして両頬に擦りつけたり、
二の腕でキュッとおっぱいを締めて顔を挟んだり、クネクネと体を揺らしながら
らんまが男子生徒にサービスを押し売りする。
色気もテクも何も無い、ただの力技で、それがらんまらしいと言えばらんまらしいが。
それでも柔らかな双球に揉みくちゃにされ、男子生徒の股間はムクムクと大きくなった。
「いかん、なんて破廉恥な!」
「おい、やめさせろ!」
周りで見ていた男子生徒が口々に叫ぶが、誰も動こうとはしない。
というか、全員股間を押さえたまま、動けなくなっていたりするのだった。
──らんまを中心に白い煙が薄く渦を巻き、異様な興奮の空間を作りつつあった。

………………
…………
……

「ほら、気持ち、いい、だろ……ん…ん…。ん…ん……」
「ふが…ふが……」
「おっぱいを……こうして…ん…ん……こう…んっ…んっ…んっ……」
「ふーっ……ふーっ」
らんまが男子生徒の頭を両胸ごと抱え込むように抱き、ゆさゆさと上下に揺すって
擦り上げる。同時に、ちょうど男子生徒のお腹のあたりに当たるような格好で跨いだ
ブルマの腰がくね、くね、と蠢き、麻の生地同士が擦れ合うしゅに、しゅに、という
音が秘かに響く。
らんまの動きはいつの間にか、淫靡な、性欲を求める牝の動きになり、息も上がって
いる。体の、どこか奥の「芯」みたいな部分がジン…と熱くなり、なんだか目の前の
男子が欲しくてたまらない……何が欲しいのかは、実は良く分からなかったが。
(俺……変だ。何だこの感じ……っ……気持ち…いい……?んはっ……!)
何故か乳首が尖っていて、触るとビリっとする。
腰の動きが、止められない。こんなランバダみたいな恥ずかしい動き……。腰の、
……というか、いつか鏡で見た自分の割れ目の間にあった、あの豆みたいなのの先端で、
男子のお腹の上に字を描くような、いやらしい動き。擦れが伝わる度に、体の芯が
擦り昂められていくような、やめられない快感……。
「んぁっ……ん…ん…ん…どう……?気持ち……いい……?あっ…あっ……」
「ふーっ……ふーっ……ふーっ……」
「そっか……ふふふ。……ん……ん……ん……」
男の子の息が荒い。いつの間にか、意図せず女の子のような口調になっていることにも
何の疑問を抱けないほど、らんま自身も快感に溺れていた。

「ふーっ……ふーっ……ふーっ……」
「うっ…うっ…うっ…うっ……」
いつの間にか周りの男子生徒達がズボンを脱ぎ、シコシコとペニスを擦っている。
らんまの胸がたゆたゆと揺れる度、ブルマのお尻がくいっと上がる度、食い入るように
その全てを見つめながら、シコシコとせわしなくペニスをしごいている。
「んふふ……みんなもコーフンしてるんだ……あんっ……じゃあもっとサービスしないと
……ね」
そう言いながら、らんまは胸に抱いた男子を押し倒すような形で前のめりになり、
その上で四つん這いになりながら、くんっ、とブルマのお尻を突き出した。
「どう……?よく見える……?」
そしてフリフリとお尻を振りながら、再び、下敷きになっている男子の顔を胸で
揉み転がして見せる。
少しサイズの小さなブルマが、お尻に……そしてあそこに食い込んでいるのが分かる。
さっきまで男子のお腹の上で擦っていた割れ目に、ニュルニュルした何かが
滴っていくのが分かる。男子達の視線が熱い。割れ目の間の……あの……クリトリスが、
男子達の視線で灼かれたみたいに、ジンジン痺れてくる……と思うと、体の芯から
じゅん、とまたニュルニュルが溢れてきて、それだけで………××そうになった……。


164 名前: 八卦乱膏 3 2005/08/30(火) 15:21:51 ID:qqatS8aq

「わたしの……ココ……ほら。こうして……こんなに……トロトロ」
高く突き上げたお尻を、ゆっくり大きくグラインドさせるようにして、下敷きの男子の
太ももに擦りつけていく。そして再びまた、ゆっくり高くお尻を突き出すと、ブルマの
厚い生地ごしに染み出された液が、つーっと透明な糸を引いて双曲線を描く。
じっとりと濡れたブルマはぴったり割れ目に張り付き、らんまのむっちりした女の子の
部分を浮き出させていた。
「はーっ……はーっ…はーっ…はーっ」
「そう……見てるのね?わたしの……お尻とか。この……太ももとか。それに……
ここ……おまんことか」
妖艶に抑揚を付けて喋りながら、お尻に、太ももに指を這わせる。ゆら、ゆらとお尻を
振りながら更に足を開き、腰を突き出すと、自分も、そして男子達も待ちかねていた
部分……女性器に指をかけた。
「んはあぁぁぁぁぁーーーっ!!」
一瞬視界が白くなり、意識が飛ぶ。腰がピク、と跳ねて、体の奥で波がプシ、とはじけた
ような気がした。ブルマごしに、愛液がじゅわっと広がってきて指先を濡らす。
そのままクチュ、クチュと指先を動かして、おまんこの唇の形を軽くなぞっていく。
「……はぁ…はぁ……ちょっと、イっちゃったかな……?」
もう自分が「妖艶な女性」を演じているのか、それとも女そのものになっちゃったのか、
そんなことどうでもよかった。
(だって気持ちいいし。)
らんまは、軽く気持ち良くイっちゃったこと、それを見ながら何人かの男子達が精液を
放ったこと、そして自分の下の男子の股間が触ってもいないのにビクビク脈うって
ジュクジュクになっちゃったこと、などに秘かに満足しつつ、陰唇に這わせた指を
ひらめかせた。

「これで終わりじゃ、ないんだから……」
らんまは鼻にかかった声で誰に聞かせるともなくそう囁くと、今度は両手を使って
陰唇を弄りはじめた。
「んあぁっ!……んっ…んっ…んっ…んっ…おまんこ、気持ち、いい……」
濡れて滑りの良くなったブルマに中指を食い込ませ、強く擦り上げる。
割れ目を擦るタイミングに合わせてもう片方の手でブルマごと陰唇を押し広げ、
押し縮めて、ぱくぱくぬちゅぬちゅとおまんこをくじっていく。
「これ……これ気持ちいいのぉ……あっ…あっ…あっ…おまんこ……おまんこぉ……」
だらしない声を上げながら、下敷きになっている男子の顔に胸を押し当てる。
体操服ごしにくにゅくにゅと顔の上を行ったり来たりする乳首を追いかけて、
男子の唇と舌が、らんまの胸をべちょべちょに汚していく。
男子はもどかしげにズボンを脱ぐと、らんまの下でシコシコとペニスを擦り始めた。
「んっ…んっ…んっ…んっ。いいのっ……君も気持ち良くなってぇ……!
ん…む……ふむ……ちゅ…ちゅ」
おまんこをくじり、おっぱいで男子の顔をもてあそびながら、らんまは首を曲げて
男子の頭にキスの雨を降らせる。思春期の男子特有のニオイを吸い込むと、何故か、
らんまの芯が熱くじゅんと湿っていく。
そんならんまを見ながら、周りを取り囲む男子達も、更に激しく一斉にペニスを
しごき上げていく。
「ああっ……いいっ……いいのぉ……っ……気持ちいいのぉぉ……っ」
ブルマはもうぐっしょりと濡れて、指を押し当てる度にじゅわっと雫が滴り落ちていく。
両手の人差指と中指でクリトリスの周りを抑えるようにグリグリと押し回すと、
新たに滴ってきた愛液と混ざり合い、男子のお腹の上にぱたぱたと雫の花が散り落ちる。
にゅるにゅる、ぐねぐねとした刺激にやがて飽きてきたらんまは、ブルマの生地に
ピっと爪を立てると、カリカリと引っかいた。
「あっ!あくっ!もっと……直接……んっ…んくっ……ね、みんな、見ててぇ……
わたしの……おまんこのところ、もっと良く見ててね……!」
カリ、カリ、カリとブルマの生地に爪を立てるらんま。その新たな刺激に敏感に反応
してしまうのか、ピクっ、ピクっ、と腰を跳ねさせながら、更に強く乱暴に引っかいて
いく。やがてブルマの生地にほころびが出来、そこに強引に指を入れると、らんまは、
「いい……?出るよ…?わたしの、おまんこ……ナマの、おまんこ……っ!」
ビリビリビリとブルマとその下の下着を強引に引き裂いていった。


165 名前: 八卦乱膏 4 2005/08/30(火) 15:22:45 ID:qqatS8aq

(おおおおおおお)
思わず周囲からどよめきが上がる。
らんまのお尻に群がるように集まってきた男子達は、ブルマの避け目から覗くらんまの
女の子の部分をギラギラした目で見つめながら、取り憑かれたようにペニスをしごく。
らんまの女性器はピンク色の肉襞がひらひらとひらめき、白濁した愛液でテラテラと
輝いていた。ふー、ふー、と鼻息の荒い男子達の様子を、らんまは、おまんこに当たる
風として感じていた。
(あ……見られてる……ナマで…こんな近くで……やだ……じゅんってする……)
らんまの奥から、新しく白濁が滴り落ちる。それを指に絡めて、らんまはくちゅくちゅと
激しく複雑に指を動かした。
「あっ!……あっ!……あっ!……あっ!……んくぅぅぅぅ!」
さっきから、もう何度も軽い波が来ている。その度にビクっ、ビクっ、と体を小さく
痙攣させながら、らんまは、快楽に溺れていった。
大陰唇を摘むようになぞる。恥骨を薬指でなぞりながら、クリトリスをトントン叩く。
中の方に中指を入れて前の方の壁をなぞりながら、クリトリスの鞘をブルブル震わせる。
中指と親指でクリトリスの鞘をしごきながら、もう片方の手でクリトリス自身を包皮ごと
優しくこねる。
中に指を三本入れて人差指と薬指で思い切り穴を拡げながら、中指で襞をさわる。
アナルの周りを触れるか触れないかぐらいになでながら、クリトリスとおしっこの穴と
中の方をぐりぐりと弄る。
思いつくままに、気持ちいいやり方を工夫した。
「あっ……あっ……あっ…あぅぅ……あぅぅ〜〜〜〜!」
周りの男子達のニオイ。自分の下の男子のニオイ。さっきの精液のニオイ。
よく分からない何かの甘いニオイ。そういうのが全部混ざり合って、頭がぼぅっとする。
「…あ〜……あ〜…あぁぁ〜あぁ〜〜……あぁぁぁぁ〜〜〜〜!」
もはや赤ん坊のような、おこりのような声を上げながら、らんまは絶頂のさなかに居た。
「いぅぅ〜……いぅ……イぅぅぅぅ〜〜〜!!」
らんまの体がガク、ガクと震え、下でおっぱいにむしゃぶりついていた男子の体に
しがみ付く。腰がビクんビクんと間欠的に高く上がり、両手で拡げられたおまんこから、
ぷしっと絶頂の飛沫が飛び散ると、周りにいた男子達からも、溜まりきった濃い白濁の
ザーメンがらんまに降り注いだ。
「…あ…あ…ぁあぁぁぁぁぁ……」
そのままらんまは腰をブルブルと震わせると、しょ〜っ、とお漏らしして果てた。
らんまのおしっこと、下敷きになっていた男子のザーメンが空中で混ざり合い、
白濁した滴りとなって床に溜まっていく。
「あ…は…ぁ…ぁ…ぁ………」
力の抜けたらんまが、そのままぺたりと男子の上に寝そべる。
絶頂の余波か、らんまの体が、時折ピク、ピクとひくつく。
だらしなく開いたおまんこからは、いまだにしょろしょろとおしっこが溢れていた……。

………………
…………
……


166 名前: 八卦乱膏 5 2005/08/30(火) 15:23:56 ID:qqatS8aq

(挿絵)
#http://cgi25.plala.or.jp/q9wfz3/up/img-box/img20050830151425.jpg

「あぁああぁぁ〜〜! らめぇ〜〜! もうらめぇ〜〜……!」
らんまと男子生徒達の狂宴は、まだ続いていた。
あれから何時間たったのか。
教室でこんなことをしているというのに、何故誰にも咎められないのか。
それは誰にも分からなかったし、何より、誰もそんなことを気にしてはいなかった。
あるのはただ、快楽をむさぼる、それだけ。
らんまの体がある。エロい体がある。それだけ。
らんまは体操服姿のまま、前も、後ろも、何度も何度も貫かれていた。
前も後ろも初めてだったが、不思議と痛みは無かった。
男にヤられている、という不快感すら無かった。
ただ……気持ち良すぎるのが怖い。
気持ち良すぎて、何も考えられなくなって、ちんぽのことしか、あの、たくましくて
白い濃い精液をたくさん出してくれるちんぽのことしか、そう、臭くて、グロテスクで、
男のモノをしゃぶるなんて考えただけでも吐き気がしてたはずなのに、でも、ちんぽ、
しゃぶりたい、ちんぽ、ちんぽ……。
「あぅああああぁあぁ〜!イくぅ……またイくぅぅぅ!!!」
抱き抱えられたまま背中をビンっと海老反りに反らして、らんまは絶頂を迎えた。
前と後ろにじゅぽじゅぽと突き込まれていたペニスから、また大量の白いザーメンが
注ぎ込まれた。
甘い、むわっとしたニオイを吸い込みながら、らんまは幸せに気を失っていった。
(起きたら……また注いでもらえるかな……?
いや……寝てたって……関係ないよね。みんな……エッチだし。
きっと、いっぱい、注がれてるんだろうな。
ふふふっ……ふふっ……ふふっ…………)
らんまの思ったとおり。気を失ってガックリと力の抜けたらんまの体に、また次の
男子達がペニスを挿し込んでいった……。

………………
…………
……

『八卦乱膏』
八宝菜の秘薬。本来は、性欲の減衰した彼の秦の始皇帝が徐福に命じて作らせた強精剤だ
と言われるが、それを八宝菜なりにアレンジしたもの。37℃ぐらいの熱で昇華し、人の汗
などの体液と混じり合うことで、媚薬催淫効果のあるガスとなる。
八宝菜が適当に作っただけあって、効果はかなり怪しい。また、いい加減なレシピの
ため、同じ物はきっと二度と作れない。
ちなみに、ガスだけに周囲にすぐ拡散してしまうが、ガスが微量でも大量の人の汗と
混じることで効果を発揮してしまうため、例えば運動後の若い男女が大量にいるような
状況でガスが発生してしまうと、大変なことになる。もっとも、そんな状況は滅多に無い
……はず?


以上です。長文乱文ご容赦下さい。


167 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/30(火) 18:35:25 ID:W+Zkg/2r

GJ!!!!!!(゚∀゚)神のヨカーン


168 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/31(水) 01:36:07 ID:/Vccak7Z

(゚∀゚)神!(゚∀゚)神!(゚∀゚)神!


169 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/31(水) 19:04:15 ID:nvDqtB2O

━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━

ネ申。


170 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/31(水) 21:08:49 ID:zJolRjnb

GJ神認定です!やはり女らんまはいいですな。挿絵付とは恐れ入りましたッ


171 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/01(木) 02:10:39 ID:I1SMox7l

まあ挿絵なんてケータイからは見れないんだがな
rz


172 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/02(金) 13:04:34 ID:7bzsPjOV

GJ!!(・∀・)イイヨー!!
明るくエロいらんまが好きだ(´∀`)


173 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/02(金) 21:02:07 ID:r+jSv5BR

>>172
正にそれだ!激しく同意>明るくエロいらんまが好きだ


174 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/03(土) 14:08:13 ID:vyeSEJ7O

エロ過ぎw




175 名前: 八卦乱膏 4+0.1 2005/09/03(土) 14:23:53 ID:RTGZzHhV

みなさんレスどうもでした。
男子生徒がらんまをどんな風に思っているのかを描きたかったので、おまけを書いてみました。
>165と>166の間にあたります。
薬のためにらんまの性格や一人称がちょこちょこ変化するので、分かりにくいかもしれません。すみません


その頃──
校庭の木陰で、二人の名も無き男子生徒がジュース片手に休んでいた。
二人とも、らんまのクラスメートである。
目の前を、ブルマ姿の女子達が、ファイト、ファイトとかけ声を上げながら走っていく。
プルンプルンと弾む胸を横目でじーっ、と追いかけながら、二人は紙パックのジュースを
ちゅ〜っ、と吸い込む。
早い話が二人はここでくっちゃべりつつ、「目の保養」をしていたわけだ。

「……あのよー」
「んー?」
「らんまって、エッチな体してるよなー」
「はぁ?いきなり何言ってんだお前」
「いやさぁ、八宝菜のジジイを捕まえる、ってんで、さっきらんまが体操服に
着替えてたじゃん。んでもって、こう……女豹〜、なポーズとか、だっちゅ〜の〜、
なポーズとかしてたわけさ」

と、おかしなポーズを実演して見せながら、男子生徒が話す。

「だっちゅ〜のって……。いや分からなくはないが」
「んだらさぁ、妙〜にエロいっちゅうか、……なんか、毎度毎度らんまの罠に引っ掛かる
八宝菜のジジイの気持ちも、分からんでもないかな〜、って……」
「おい!しっかりしろ!目を覚ませ!アレは外見は女だが、中身はあの乱馬だぞ?」
「そりゃそうなんだが……でも外見は完璧に女なわけじゃん。しかも胸でかいし」
「……まぁ確かに……、クラスの女どもよりもでかいが」

脳裏にらんまのバストとクラスの女生徒達のバストを並べて思い浮かべながら、
そうつぶやく。
校庭を一周して再び目の前を走り過ぎていくブルマの一群と比べても、らんまの胸は
破格だった。

「そうそう。しかもあいつ、俺達の前だと自分が『女』だなんてこれっぽっちも
意識してないじゃん。こないだなんか、ノーブラで抱きついて来やがって」
「いやそりゃ中身が男なんだから、ノーブラも何もあったもんじゃないと思うが……」
「んでもこう、ギュ〜っと背中におっぱい押しつけて来るわけじゃん。
思わず『あててんのか!?』とか思っちゃったよ」
「お前のマンガの読みすぎは置いとくとして……。まぁ確かに、アレは毒だな。うん」
「だろ?……実を言うとその晩、秘蔵のオカズを使いながら、最後に出るっ、て所で
思わずあの胸の感蝕を思い出しながら『使っ』ちゃってさ……」
「…………」
「それがまた気持ち良くてな……。だが、熱が引いて冷静になって……泣いたね、俺は」

くくく、と涙をぬぐう真似をしつつ、頭を振る。
相方の男子生徒はガシ、とその肩を抱き、

「言うな、分かるぞその気持ち!……実はここだけの話、俺も何度か抜いたことがある」
「だろ!?だろ!?若い衝動が無軌道のリビドーなんだから、しょうがないよな!?」
「うん、うん。何を言ってるのかは分からんが、とにかく言いたいことは分かった」
「同士よ!」

だー、っと妙な涙を流しつつ、二人は我が意を得たりとばかりにうなずき、固い握手を
交わす。


176 名前: 八卦乱膏 4+0.2 2005/09/03(土) 14:24:38 ID:RTGZzHhV

「だがしかし、アレは男だ。健全な青少年としては、いつまでもアレをオカズに
していてはいかんのだ!」
「そうだな!だからこそ我々はこうして日々、新しいオカズを探しているわけだ!」

うなずき合いながら、整理運動を始めたブルマ女子達のお尻を、しっかり盗み見て
目に焼き付ける二人。

「ついてはだな、このたび兄貴の部屋から新たなるお宝を発見してきたわけだが」
「おお!わが心の友よ!実は俺も新しい秘宝を」
「ではお互い、二泊三日、って所で」
「等価交換、ってわけですな」

ニヤリ、と笑いながら再び握手を交わすと、二人は教室へと戻って行った。

………………
…………
……

教室に戻ると──
そこでは「異常」な光景が展開していた。

体操服姿で全身に白いドロドロを浴びたらんまが、男子生徒の前にひざまずき、
じゅっぽじゅっぽとフェラチオをしている。周囲に立ち並んだ男子生徒達のペニスを
両手まで使って順番にニチュ、ニチュとしごきながら、頭をぐりゅん、ぐりゅんと
回しつつ、ペニスを頬張っている。喉の奥まで咥え込み、頬をすぼめてじゅじゅじゅっと
濡れた音を響かせながら、恍惚とした表情でペニスをしごきたてるらんま。
その周りで、あぶれた男子生徒達がシコシコと自分のペニスをしごき、時折ピュピュっと
らんまに精液を浴びせていく。

「なん……だ…これ……!?」
「おい、お前ら……!?」

校庭から戻って来た男子生徒二人は、唖然とした様子でその光景を見つめていた。
あまりに現実離れした光景に、しばらくは言葉も無く立ちすくんでいたが、やがて
頼り気なく教室に足を踏み入れると、教室の中でいまだ恍惚と絡み合う「男女」に
声をかけた。

「ん……ん……ん…ん〜っ、ん…ぷはっ……はぁ…はぁ…はぁぁ〜」

喉の奥まで咥え込んでそのまま舌で根本をねぶっていたらんまが、ぬちゅ〜っ、と
ゆっくりペニスを離す。ちゅぷん、と音を立てて先端から唇が離れると、その拍子に
どぴゅどぴゅと精液が溢れ飛んだ。らんまはそれを意にも介さない様子で、そのまま
顎をそらすように頭だけで入り口の二人を振り向いた。吐息の度に、口許からつー、
っと白濁が垂れ落ちていく。

「……はぁ…はぁ……。あら。おかえりなさい」
らんまが妖艶な声で、どこか場違いな挨拶を返す。

「おかえりなさい……っておい!らんま!どうしちゃったんだよこれは!」
「お前ら……何してんだよこんな所で!?うわ……臭……」

二人が顔をしかめながら教室に入ってくる。
開け放たれたままのドアから風が入り、入れ替りに白い澱みがたなびいて行く。
煙は二人の周りでくるりと渦を巻くと、教室の外の方まで漏れ出て行った。
らんまは目を閉じてスン、スンと二人の牡のニオイを嗅ぎ、猫のように伸びをしながら
二人へ体を向ける。


177 名前: 八卦乱膏 4+0.3 2005/09/03(土) 14:25:17 ID:RTGZzHhV

「これ……?これね。そう。気持ちいいことしてたんだー。ふふふっ……」

「気持ちいいって、お前……」
「うわ〜〜、ドロドロじゃねぇか」

らんまが妖艶に笑い、体操服の胸の上に付いた精液を指でなぞる。そのまま上目づかいに
二人を見つめながら、その精液をすくって口許に運ぶ。

「んちゅ…ぬちゅ……ぺちょ……ん〜〜、お…い…しぃ」

ねっちょりと舌を突き出し、精液まみれの指をねぶる。その間も、らんまはチラチラと
上目づかいで二人の顔を見つめ、そのままゆっくりと視線を下にずらしていく。そして
二人の股間を見つめては物欲し気な笑みを浮かべ、制服の下で脈打つ二人分のペニスを
思い描くかのように、恍惚と指をねぶる。
そんならんまの様子に、二人の男子は思わずゴクリとつばを飲み込んだ。
らんまの周りでは、全裸の男子生徒達が同じくらんまの姿を見つめながら、シコシコと
ペニスをしごき立てている。

「こ、こんなの普通じゃないだろう!しっかりしろよ、らんま!」
「そ、そうだ普通じゃないぞ!そんな胸まで透け…て……!」

何だかんだ言いながら、股間を膨らませてそう話しかけて来る男子生徒の
あせり顔を見て、らんまの目にいたずらな光が灯る。

「そう……だな。普通…じゃ…ないかも。だってほら、『俺』の胸……こんなになって」

ちょっとだけいつもの口調に戻りながらそう話しつつ、らんまは両胸を手の平で
持ち上げて見せる。芝居がかった仕草でゆっくりと胸を上げながら、乳首のあたりを
軽く摘み、転がす。唾液と精液と汗で濡れた白い体操服は、ぴっちりとらんまの肌に
張り付き、硬く勃起した乳首が、くっきりとピンク色に透けていた。
男子生徒が前かがみになる。

「ほら……俺の乳首、こんなに硬く尖ってる。んふ…ん……あん……。
……ふふ……ふふふふふっ……知ってるんだぜ…お前、いつも俺の胸見てただろ」

「な……!」

じーっ、と顔を見つめられながらそう告げられた男子生徒が、股間を押さえながら
またゴクリとつばを飲む。その様子をらんまはクスクスと笑いながら、

「俺が抱きついたら、真〜っ赤になって。胸、ぎゅ〜っ、ってあてたら、ムキになって
離れちゃって」

ほんのちょっぴり寂しそうなニュアンスを声に乗せながら、胸を揉んで見せる。

「もっとくっついてても、良かったのに。あれからお前、ますます俺の胸、見てたよな。
……嬉しかったんだぜ。……エッチなポーズ見せると、反応が可愛いかったしな。
クスクスっ」

いたずらに笑いながら、らんまは、片方の手を破れたブルマの股間へと伸ばして行く。
既に精液や愛液やおしっこでにちゅにちゅに蕩けた「女の子」の部分を、わざと音を
立てるようにくちゅくちゅかき回す。
男子生徒は真っ赤になりながらも、らんまから目が離せない様子だった。
そんな姿を可愛いく思いながら、

「俺の胸、好き?背中にあてたの、気持ち良かった?……オカズにしてくれた……?」

らんまは甘えるような声で囁きながら、割れ目に指を這わせる。
男子生徒が泣きそうになりながら、コクコクとうなずいた。


178 名前: 八卦乱膏 4+0.4 2005/09/03(土) 14:26:28 ID:RTGZzHhV

(クスクス……あんなにコーフンしてる……)

悩ましげに体をくねらせ、胸を揉みしだきながら、真っ赤になっている男子生徒の
瞳を見つめて蜜をかき回す。体の芯が、また熱く溶けてきた。

「ん…んぅぅ〜…気持ちいい……」
「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」

らんまに見つめられて目の前でオナニーを始められた生徒は、ぼーっと熱に浮かされた
ような表情で、カチャカチャとペニスを取り出してしごき出した。
もう一方の生徒はどうしていいか分からず、前かがみになりながら、友人とらんまとを
オロオロと見るばかりだった。

「ふふふ……。そっちのキミも…、おチンチンが窮屈そうね」

らんまは今まで見つめていた生徒からふいと瞳をそらすと、もう一方の生徒の瞳を
見つめた。片眉を上げて、いたずらっぽい笑みを浮かべる。

「我慢しなくてもいいのに……」

鼻にかかった声でそう言いながら、らんまは四つん這いになると、猫のような仕草で
男子生徒に近付いて行った。肩を揺らすように一歩一歩、ゆっくりと前足を進める。
見えないしっぽが生えているかのように、ブルマのお尻をキュンと上げながら左右に
フリフリ揺らして歩くと、後ろでセンズリを続けている男子生徒達の視線が、丸見えの
おまんこに集まるのが分かった。それを意識しつつ、オス猫にすり寄るメス猫のように、
目の前の男子生徒に歩み寄って行く。

「キミのおチンチン……こんなに立派……」

らんまは男子生徒の足許にたどり付くと、更に前かがみになってしまった男子生徒の
ズボンの股間に鼻面を突っ込み、スンスンと鼻を鳴らす。そのまま子猫が甘えるように、
スリスリと股間に頬摺りしながら、小さな声で「にゃあ」と鳴いた。
男子生徒は呆けたような顔で、トロンとらんまの恥態を見つめている。
その周りでは、もう一人の男子生徒とほかの男子達が、シコシコと更に激しくペニスを
こすり立てていた。牡と牝と、甘い何かの匂いが、ムンムンと熱気をはらんでいく。

「ん……いま、自由にしてあげる」

らんまは小首を傾げるようにして唇を突き出すと、ズボンのジッパーをジジジジと
口で器用に降ろして行った。そのまま、ブリーフの穴を口でまさぐって行く。
フン、フンと牡のニオイに蒸せるように布をかき分けて行くと、押し込められていた
肉の棒がブルンと飛び出て、らんまの鼻すじに当たった。

「きゃん!」

びゅるびゅるびゅる

熱くてドロドロの白濁が飛び出し、勢い良くらんまの顔にかけられていく。
ペニスが解放された衝撃で、すぐにイってしまったらしい。

「あぷ……あむ…ぁむ…ぁむ……ぷは」

びゅるびゅると浴びせられるザーメンが、らんまの眼窩といいおでこといい、ありと
あらゆる場所を白く汚していく。そのまま顔を垂れ伝わってくる精液を、らんまは
無邪気に口を開けて、あむあむと飲み干していた。


179 名前: 八卦乱膏 4+0.5 2005/09/03(土) 14:27:13 ID:RTGZzHhV

「はぁ……はぁ……はぁ………むちゅ…ぺろ…ぺろ……
……ふふふっ。いっぱい出たね。そんなにコーフンしてたんだぁ〜」

らんまは嬉しそうに囁きながら、ズボンの周りに飛び散った精液をペロペロと
舐め取っていく。

「ん〜〜ちゅ。んむ……ちゅ…ちゅ…ちゅ……ぷは……ぺろ…ぺろ……ぺろ…
すご〜い。まだこんなに元気ぃ」

らんまはビクビクと震えるペニスにしゃぶり付いて、尿道に残ったザーメンを吸い出し、
竿の周りの精液を舐めて、綺麗に後始末をしてあげた。そして未だに元気を失っていない
ペニスに鼻すじを押しあて、嬉しそうにフルフルと頬摺りすると、ペロリっ、と亀頭を
舐め上げる。

「ん…じゃ、こんどは私の番っ」

可愛い声でそう告げると、らんまはころんと仰向けに床に転がった。
両手を胸の前で猫の手にして、大きくMの字に股を広げ、子犬が「降参」のポーズを
するように腰をゆらめかせる。そのまま、鼻にかかったような甘えた声で

「くぅん…くぅん……ね……おねがぁい……キミの…おっきいの……ちょうだぁい…」

そのまま、片手をブルマの破れた股間へと降ろし、くぱぁ……と陰唇を広げながら
おねだりする。はっ、はっ、と鼻息荒く、顔も真っ赤に紅潮させて、らんまは、
潤んだ瞳で男子を見つめた。

「ね……?わたしの……お…まんこに…、キミの……おチンチン………入れて…?
キミのおチンチンで…じゅぽじゅぽしてぇ……っ」

はぁはぁと息を荒げながら、男子生徒が近付いてくる。そしてガバァっ、とらんまに
覆いかぶさると、股間へとペニスを押し当ててきた。

「あん……そう…そのまま……ん…そこ…あっ……も…ちょっと下……そう…そこ…」

男子生徒の下で、らんまは腰を軽く浮かせるようにしてペニスの位置を合わせていく。
ペニスの熱を性器に感じて、らんまの奥からキュンと泉が湧き出し、二人分の性器を
濡らしていく。

「ん……いいよ…来てぇ……!」

にゅぷぷぷぷぷっ

熱くて固い肉の棒が、媚肉を押しのけて入ってくる。
もちろん、らんまは「初めて」だったが、不思議と恐怖感や嫌悪感は無かった。
体も心も、ただただこの肉の棒を渇望して熱く震えていた。

「あく…んんんんんんんーーーーーっ!入っ…て……く…るぅ……!!!」

ムリュ、ムリュ、ムリュとお腹の内側から押し拡げられるような感覚に、らんまの
背筋がぐ、ぐ、ぐ、とのけぞり、足がピーンと伸びていく。破瓜の痛みや出血は
何故か無かった。しかし……圧倒的な充足感に、1cm埋まるごとに小さな絶頂の波が
らんまを襲い、脳までペニスで犯し貫かれているような感覚に陥っていた。

「あうぅぅぅ〜〜あぅぅぅぅ〜あ〜!あ〜!あぁあぁあぁあ〜〜〜〜〜!!」

自分を貫いている男子の体にしがみつき、呆けた声を上げる。
らんまは、今、女になった。


180 名前: 八卦乱膏 4+0.6 2005/09/03(土) 14:28:01 ID:RTGZzHhV

「はぁ……はぁ……はぁ…………ぜんぶ、はいった……?
ふふ…ふふ……ふふふ」

腰を少し回して、結合の深さを確かめてみる。

(「一つになる」って、こういうことなんだ……あは)

妙に嬉しくなりながら、らんまは男子におねだりした。

「ね……動いて……?」

………………
…………
……

「あっ……あっ…あっ……あっ……あっ……あっ……あっ…」

三浅一深──浅く深くのリズムを取りながら、男子生徒が腰を突いてくる。
らんまもそれに合わせて腰を振りながら、微妙に腰を回して当たる角度を変える。
じゅっぽ、じゅっぽという濡れた音と、腰が当たるぱん、ぱんという音が教室に
響きわたる。らんまの大きな胸が二人の間でぶるんぶるんと揺れ、その度に
体操服の胸元が破れんばかりに波うつ。らんまは男子生徒の背中に手を回し、
うっとりした表情で、二人の体の間から見え隠れする結合部を見つめている。
その周りを大勢の男子生徒達が取り囲み、シコシコとペニスをしごいていた。
教室の中はむわっとした性臭で満たされ、開け放たれたままのドアから、白い煙が
外へと漂い出ていた。

「あんっ…あんっ…あんっ…あっ……あんっ…あんっ…あんっ…あっ……
もっと……もっとぉ」

らんまは鼻にかかったあえぎ声を上げ、まるで子供のようにおねだりをする。
男子の体に下からしがみ付くような体勢で繋がっていたらんまが足を「く」の字に曲げ、
ブリッジするような格好で尻を持ち上げる。そのまま男子が両膝をらんまの両ももの
下に挿し入れ、らんまの小柄な体を抱き抱えるようにして持ち上げて、対面座位へ。
そしてらんまは、あぐらをかいた男子の腰に足を巻きつけてしがみ付いたり、両足を
男子の肩の上にかけて二人で繋がっている部分を覗きこんだり、そのまま男子を後ろに
寝そべらせて上で自分で腰を振ったりと、無邪気に色々な体位を試してみた。

「あは……あは……ん…ん…ん…ん…ん……またイきそう……イく………くぅ」

らんまの小さな体がピク、ピク、と震え、小さな絶頂を告げる。らんまは感じ易いのか、
さっきからもう何度も絶頂を迎えている。そのままらんまは男子の体の上に
突っ伏して抱きつくと、はぁはぁと熱い吐息をあげながら、周りでペニスをしごいていた
男子生徒を見つめた。らんまが今繋がっている生徒と一緒に入って来た、あの生徒だ。

「はぁ…はぁ…はぁ……ね、キミ、……キミも一緒に…しよ?
……ほら……後ろに回って……今度は『キミの』を、後ろから、あてて……?ふふっ」

そう言うとらんまは、今だ「繋がった」ままの下半身を、尻だけ、くっと上げて見せる。
そしてブルマの裾から指を入れ、ほころびに爪をひっかけて、お尻用の穴を左右に
破いていく。力を入れる度に、おまんこにもキュッキュッと余計な力が入り、その度に
感じてしまいそうになりながら、それでも何とか穴を開けることができた。


181 名前: 八卦乱膏 4+0.7 2005/09/03(土) 14:29:17 ID:RTGZzHhV

「あ…く…うん……っあ……はぁ…はぁ…はぁ……ほら……ここに……」

もう既にイっちゃいそうになりながら、らんまは、後ろに回った男子生徒に向かって
両手でむにぃと尻肉を拡げて見せる。男子生徒は待ちかねたように、らんまのお尻の
穴にちゅっとキスをすると、いそいそとペニスを当てがった。

「あんんっ……!!!……はぁ…はぁ……もう。エッチなんだから……
!あ……キミの……お尻の穴に当たってる。……ふふっ。すっごく大っきい……」

らんまがモゾモゾと尻を動かす。男子生徒は片手をペニスに添えて狙いを付けると
先走りを濡りたくる。らんまはハァハァと熱い吐息を上げながら、両手でお尻の穴を
拡げて、入りやすいように導いた。そして、男子生徒が一気に腰を埋める。

「!っあああああああああーーーーっ!!!あっ!あっ!あっ!あっ!!!」

いきなり、上下二人がガンガン動き出す。お尻のペニスが奥まで埋まったかと思うと、
おまんこのペニスが引き抜かれる。両方いっぺんに深くまで入ったかと思うと、
片方はそのままぐりぐりと腰を回して中をかき回してくる。

「あぁっ……あっあ…あぅ…あ…は…は…あんっ…あっ…あっ…あっ…あぁあああっ!
あぅ……あぅ…あうぅぅぅ〜〜〜!!!」

らんまは前と後ろのランダムな責めに翻弄されるまま、息も絶え絶えにあえぎまくって
いた。だらしなく開いた口がぱくぱくと酸素を求めるように動く度、涎のしずくが
だらだらと垂れる。ブルマの腰が、激しく動く男子生徒二人の腰の間で、ガクガクと
揺れている。大きくイくタイミングも掴めず、絶えず小さくイき続けになりながら、
らんまはあへ、あへと情けない声を上げた。

「はへ……はへ……はへぇぇぇ〜〜っ……ひ…く……くはぁ……あぇ…あぇ…
あ…へぁ…あ…あ…あ…ああぁあぁあああああ〜〜〜!」

体の奥が、ずくんずくんと熱い。前の穴と後ろの穴をズン、ズンと突かれる度に、
下半身が蕩けるような一体感と、まるで「ソコ」だけ別の生き物になってしまった
かのような制御不能な強烈な快感が、体の芯をかけ抜け、らんまを溶かしていく。
そんならんまの様子に昂奮した男子生徒達が、周りからドピュドピュと精液の雨を
降らせる。


182 名前: 八卦乱膏 4+0.8 2005/09/03(土) 14:31:45 ID:RTGZzHhV

(だめ…だめ……もう……感じすぎて、気持ち良すぎて、怖い……!)

らんまは、イき続けながら、精液で白く染められながら……ひっく、ひっくと
赤ん坊のように嗚咽を漏らしつつ、あえぎ続けていた。

「らめぇ……っく……らめぇ……っく…ひっく……あはぁあぁぁぁぁぁ〜〜!!!」

もはや感じているのか泣いているのか分からない様子のらんまを、大きな快感の波の
予感が襲う。

(あう……来る……大きいのが……来ちゃう……怖い……何か…怖いぃ……!)

子供のように怯えるらんまの頭を、男子生徒が、ぎゅっと抱きしめる。

「あ……」

そのまま頭をナデり、ナデりと撫でられる。男の大きな手に、まるで子供にされるように
頭を撫でられて、らんまは奇妙な安心感が広がるのを感じていた。

「あくっ……あぁ……いぃ…それ……いいよぅ〜〜!あぁ…あっ……あぁあぁ〜〜!」

頭を優しく撫でられながら、おまんことお尻は激しく突き上げられている。
その安心感と快感のギャップに、らんまは今までに無い快感の訪れを感じた。

「あぁ……イく…イくぅ……イくイくィ…………ぅぅぅ〜っ〜〜〜〜〜〜!!!!!」

らんまの腰がガクガクと震え、おまんこの結合部の隙間から、ぷしゃあっ、と飛沫が
飛び散る。下の男子生徒にぎゅーっ!と抱きついて潰された大きな胸の先端から
白いミルクがじゅわ、と染み出て、体操服を秘かに濡らす。頭を撫でられながら
幸せそうにヒク、ヒクとイき続けるらんまの中に、上下の男子生徒の濃い子種が
びゅるびゅると注ぎ込まれ、周囲からビュルビュルと降り注ぐザーメンとともに、
らんまの肉襞を内側から外側から白く塗り潰していった。

(気持ち……いい……もっと…撫でて……入れて欲しいな。ふふ…………)

絶頂の余韻の波に気持ち良く揺られながら、らんまは、周囲に立ち並ぶペニスを
濡れた瞳で見つめていた……。



以上です。おまけの方が長くなっちゃった気も。
そうそう、>166の挿絵に色を塗った物を半角二次元板のらんまスレに貼ったので、興味のある方はどうぞ〜。
それでは、長文乱文失礼しました。


183 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/03(土) 16:31:26 ID:1iIqUIpl

>>182 GJ!!やっぱらんまが一番いいですね


184 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/03(土) 18:02:37 ID:Vq0jrxQ/

>>182
GJ!!向こうのカラーイラストも拝見しましたが、イラスト付SSは
珍しいので楽しめました。らんま最高です!


185 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/03(土) 21:08:31 ID:vyeSEJ7O

変態らんま乙




186 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/06(火) 14:15:40 ID:uakTI7/F

どうせなら破瓜は良牙にさせてあげてほしかった


187 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/10(土) 01:07:03 ID:kiMb2lIw

神様キボン


188 名前: 名無しさん@そうだ選挙に行こう 2005/09/10(土) 18:55:44 ID:jbU65JbO

最高です!!
らんまが自慢のボディを使って、淫乱に誘惑するとこが好きです!!
ありがとう&おつです


189 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/12(月) 00:50:59 ID:Tt/RLeqr

乱×右ってないのか?


190 名前: 23 2005/09/12(月) 05:50:35 ID:0Q9H5C6O

なんかもう俺の居場所無いな・・・orz


191 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/12(月) 05:57:14 ID:HWfvFXGk

>>190
そんなことは無い!
待っているよ


192 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/12(月) 06:46:39 ID:UModLgvV

>>190
誘い受けやめれ。
常に住人から応援されないと書けないようなら、ムリすんな。
作品があるなら漢らしく投下してくれ。それが良かったら感想レスがつくし、
自分好みでなかったらスルー。


193 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/12(月) 18:06:50 ID:QIKPub45

>>190
俺も待ってますよ


194 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/13(火) 01:00:27 ID:rScbJTpk

>>190
期待して待ってるぞ


195 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/13(火) 17:52:02 ID:SVffgk+9

>>130 名無しさん@お腹いっぱい。: sage: 2005/09/12(月) 20:38:16 ID:eID/tFDY
>良牙をあかねの真似でからかうらんまが好き!

これを想像して萌えてしまいました。
こんな良xらが見てみたいです。


196 名前: 190 2005/09/14(水) 15:58:10 ID:KisccB1s

おまいら有難う。・゚・(ノД‘)・゚・。
もう一回頑張ってみるよ!
でも乱あしか無理でござんす(´д`;)
なにか希望の話あればおつくり致します。乱あのみですが。。。。


197 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/14(水) 22:48:17 ID:rHUX8U7K

書きたいものを書げばよろし


198 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/15(木) 09:05:59 ID:ym6Iy8Jh

うむ。待っとるでよ


199 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/15(木) 23:33:27 ID:VxGeMfT4

>>121の1がいいな。


200 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/16(金) 01:24:47 ID:WWZgcvCu

エロらんまが良いね
シャンプーに襲われるらんまとか


201 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/16(金) 06:01:43 ID:uD6mgSWY

何故か家族が皆出掛けることになってしまい、
広い家に数日間、二人っきりで過ごすことになった乱馬とあかね、
というシチュで>>121の5が見たいです。


202 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/16(金) 23:39:03 ID:mxOT0hgF

乱馬くんは変態


203 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/17(土) 00:33:49 ID:CIFSTkum

>>221
そこらへんに転がってるだろ?ゲロ甘のが。


204 名前: 203 2005/09/17(土) 00:34:49 ID:CIFSTkum

すまんアンカーミスった
>>201


205 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/17(土) 12:02:55 ID:CyupyvV1

シャンプーが怪しい媚薬を持ってきたが
女らんまに使ってしまい、しかも自分も薬に当てられ
レズに発展

如何よ?


206 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/17(土) 22:06:44 ID:pEZ8L5iB

らんまが縛られたりとかして、無理矢理犯されるのが見たいな。プライドずたずたにされるといいよ。


207 名前: 190こと変態魂 2005/09/18(日) 06:23:13 ID:ksvF8/op

いろんな意見が出ているので、とりあえず一番最初にリク出してくれた
121の1 真之介篇のその後を書かせていただきます。



208 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/19(月) 23:53:21 ID:BwzitYJH

是非お願いしますだ!


209 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/22(木) 00:24:32 ID:iRANTlN5

まだー?


210 名前: 変態魂 2005/09/22(木) 06:18:05 ID:uSUZ5G/W

209

スマソ。多分明日には書き始めると思うんで・・・・・
最近出張で疲れきってるんで少し休暇を・・・・


211 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/23(金) 09:54:06 ID:/AZau2Ib

 .|: :l: : :  .|: : `ゝ: .゙l│〉: ゙‐ : : ,/`: : : : : : : : : : : :::::::::::::::::::::::::::::::::: ゙l`″   ,,,,,,,-Jミ'"^   .| .|      
|゙゙广''''''''''''''"'''''''''''''''''''¬――ッ゙:、: : : : : : : : : : : : : ,,,,,_::::::::::::::::::::::::::::テー-、,,,,,,i´           | │  : : : :
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| |               l: l゙: : : : : : : : : : : : : : : : : : ::::::::::::::::::::::::::: :,|               | [ ̄ ゙゙゙̄″
| |                 |,,l゙: : : ::: : : : : : : : ::::::::::::::::::::::::::,i、,、:::::::::: :|″           | .|     
| |                  〕: : : : ::::: : ::::::::::.y、,,,,,!“゙'''''―iレヽヽ、:::::: .l゙     _,,,,,--ー¬ア.| : |     
| |                  |,r、: : : :::::: :::x,,,/'゙‐':      '゙i、l゙丿: ::_,lン―'ニ二ニ--ー¬'"^ ‘''''″    
| |               ゙《l,: : :::::::::::::::::v「゙- .,, .、    ゙"|ヽ,,zニア''"゙゙″                
| |                ``-,、、:::::::::::::゙゚゙l,、.゙'",,,,,,,,、  │ ゚《"i、                   
| |                  `゙゙'リ,!、。,,/^,l゙ ./,i´/i、 ,/  .゙ト ‘'ァi、_                 
.| .|                    `'    `,!┴-,|,/,/`   l゙  ゙l .i、゙'‐、_              
.トゞ                        ,-゙  .,/ッ‐゙l, ,‐   |  { `  `''-,_            
                         ,/]  ,/,/ヽ  ,,┴-、 |  .|       \           
                        ,/` ゙ll゙,/゙,/`   `    {  ,!           ゙l、         
                       丿  'レ'゙,/′       {  .|    、    |、         
                      ,/ ,,,i´,/`         |  .|  .! ,/  ,  .゙l         
                        ,/_、,i´/     丿    .|  .|  | ,i´  ,/   .゙l         
                    ,!゙フ゛ヽ.r/     ,i´     ,|,、.7  '|′ 丿    ヽ        
                    |/` .".,lt″     .|    ェ"'''"┤  ゙l.| ./ .,―、、 ゙l,        
                    l ゙l、、`,‐,ト、     |、   .|、‘'  .ヽ  |   .,シー ` │       
             _、.,qwwr← | ゙l `-,,,,iへ,,ヽ-。   ヽ,、  |'″   ゙i、 !,,,-‐"      ゙l       
            ,. r'"r'"   i、''ニテ`-,}rュq,゙l,″`\|、   `゙゙ン'\    .゙‐'゙`ヽ、      广'''―rx、   


212 名前: 209 2005/09/23(金) 17:40:19 ID:GbnqbBFo

>>変態魂さん
あいやーがんばるねわたしたちいつでもおうえんしてるあるよ


213 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/24(土) 23:24:05 ID:dvQMy/4V

九能×女らんまとかないっすかね
書きたいし読みたい


214 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/25(日) 02:43:24 ID:gR2EDmcV

>>213
激同
読みたい


215 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/25(日) 21:54:23 ID:P0S+tUhj

やっぱり最初は嫌がっていたが
女の快感に目覚めてしまい
エロくなるらんまがいいね

自分の体で試した後あかねに試したりと


216 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/25(日) 22:39:48 ID:3ZaoSmkZ

>>213
書きたいなら是非書いてくれ


217 名前: 変態魂 2005/09/27(火) 06:01:24 ID:WGYj5wRz

すんません。
最近小公女セーラを見まくっていて小説忘れてました(´д`;)
今週中にはきっと書き始めます。どうかお許しを・・・・・・・・_| ̄|○ il||l


218 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/27(火) 07:56:31 ID:ZHCZMBEr

途中報告とかいいよ
書けたら投下汁


219 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/27(火) 09:33:06 ID:gYLa30/w

てか何で書く方が腰低くて、
読むほうが偉そうなんだ?


220 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/27(火) 15:08:29 ID:g6Bgb+9n

いちいち鬱陶しいからだろ


221 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/27(火) 20:17:45 ID:X2aes9GOO

あかねなんてそこらに転がってるし右京やシャンプーが見たい。でも良牙とかムースはいらん。


222 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/28(水) 01:06:01 ID:RJ9KRE8M

普通に乱馬あかねのイチャイチャセクースのほうが萌えるけどなぁ。陵辱系はカンベンしてくれ
乱馬あかねエロサイトもあるにはあるけどパイズリしてばっかだったり更新遅かったり…


223 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/28(水) 02:25:52 ID:kAdGcHm4

>>222
スマソ、俺が言いたかったのは乱あ以外を見たいってこと。


224 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/28(水) 02:53:56 ID:q2gFjlXb

たしかに乱馬×あかねは腐る程あるね。たまには乱馬×シャンプーを書くよろし。


225 名前: 変態魂 2005/09/28(水) 06:24:50 ID:+pI4c/2F

なんか結構いろんな意見が出てますね。
>>218さんの言ったように全部ワードかメモ帳で書いてそれが完成したら
投稿します。
なるべく皆さんの意見を取り込むようにしますんで。
ちなみにお気に入りのらんまエロサイトあったら教えてくれ。
それでは。


226 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/28(水) 09:43:38 ID:mHUIQLZ1

そういえばなびきやかすみさんの小説って何故かあんまりみないなー


227 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/28(水) 15:34:25 ID:3yXOO/Sk

>>225
おまいいいヤツだな
(´∀`)σ)Д`)


228 名前: 変態魂 2005/09/28(水) 17:28:24 ID:+pI4c/2F

>>227

でも乱あ以外はお断り。他のカップルはこの乱あ話が終わった後に書きます。


229 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/28(水) 22:30:08 ID:5UQ3k2QU

乱馬×あかねは腐るほどあるじゃん
今更ねぇ


230 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/28(水) 22:39:21 ID:4NU2szo6

普通のファンサイトなら腐るほどあるがエロは腐るほどはないよ。
>>228
首を長くして待ってる。乱あ以外も書けるの?


231 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/28(水) 22:52:39 ID:o3O7PuEU

>>226
前スレにも前々スレにもあったが・・・


232 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/29(木) 00:38:27 ID:QPWS/4m3

乱馬×あかねは好きだが、エロいのがいい。数あるサイトの純愛はもうキャラが違う。
バストバトルでのあのシーンみたいなんが萌える。


233 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/29(木) 02:04:39 ID:zZKvtBET

そ、それじゃ、いいかな?


234 名前: 変態魂 2005/09/29(木) 15:52:18 ID:GPwcLUSN

バストバトルみたいなやつっと・・・・・メモしなければ!


235 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/29(木) 16:21:32 ID:iekUNOHN

つチラ裏


236 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/30(金) 20:57:09 ID:QPPUAmqu

>>226
同人誌なら見かけるけどね


237 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/30(金) 23:13:36 ID:oKBgQ1bo

なびき×乱馬が最萌え
なびき×らんまも可


238 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/01(土) 16:47:32 ID:xpRHUKbX

いっそ、なびき女王様×牝犬らんま だ


239 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/03(月) 03:12:46 ID:dsgn9cBO

乱馬ってトイレであかねを想ってシコシコやってそう。
乱馬「はぁはぁあかね…。あ、あかねぇはぁはぁ。」
トタトタトタ
あかね「ふぁーあ眠れないわ、ホットミルクでも飲もう。」
乱馬「はぁはぁあかね…。」
あかね「ん?トイレで誰かなんか言ってる?」
乱馬「あ、あかねぇはぁはぁ。」
あかね「ちょっと!乱馬大丈夫!!開けるわよ!!」
乱馬「あかね!?ちょちょっと待て!!うっ…」
ドタ、ドピュ、ベタ
あかね「……何これ…ってキャーー!!」


240 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/03(月) 03:29:11 ID:7K8qv1eV

らんシャ派って俺だけか・・・?!


241 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/03(月) 12:17:33 ID:QGXz2y+/

>>240
安心汁!俺も乱×シか乱×右だ。


242 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/03(月) 12:44:43 ID:bc8eJzpB

>>239
良牙は基本的に山でオナってるイメージ。


243 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/04(火) 01:51:01 ID:whObGeUH

結構前に出てた青い雷×らんま待ってるおノシ
作者さんまだ居るのかな?


244 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/04(火) 15:06:58 ID:vnQMO2C2

良×あかね希望


245 名前: 変態魂 2005/10/04(火) 15:57:43 ID:pHpPfYVy

乱あ以外のが多いですね。
なんかそれをある程度混ぜ込むと話の流れ的に
乱馬が修行に行く事になる
     ↓
もちろんあかねもくっついて行く
     ↓
乱馬が行くと知った右京とシャンプーもついて行く
     ↓
山について修行していると良牙が迷子になってでてくる
     ↓
右京とシャンプーがあかねを乱馬から引き離そうと2人で良牙に
あかねからと言って手紙をわたす
     ↓
あかねにも良牙からといって手紙をわたす
     ↓
良×あは少し離れた中に行く
     ↓
その間に右京とシャンプーが乱馬をどっかに連れてって無理矢理やる
     ↓
良牙も手紙にあかねがやりたいと書いてあったので無理矢理やる
     ↓
乱馬とあかねは最初無理矢理でもやっているうちに自分から積極的になる
     ↓
SEXが終わる
     ↓
その夜中やっぱり好きあっている乱あは秘密の密会をしてやる
     ↓
全員が愛しい人とできてハッピーエンド

ってなことになりますな。
ほかになにかご希望おありの方はどぞ。(´∀`)



246 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/05(水) 00:01:09 ID:HQsiHnt6

強引さにちとワロタ


247 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/05(水) 01:23:05 ID:CzWVYRvw

まとめサイト教えてくれ。何故テンプレにないんだ?


248 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/05(水) 08:13:48 ID:PNdu1tfM

粗筋だの馴合いだのはもういいよ


249 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/05(水) 09:20:28 ID:12Bgznfp

>>245ふつー好きな人が犯されたら幸せじゃないぞ…


250 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/05(水) 09:36:11 ID:4lHKaBJz

>>245
途中経過とか、コテでの馴れ合いはお腹いっぱい。
誘い受けのかまってちゃんウザすぎ。


251 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/05(水) 22:44:18 ID:HUwxx4GG

同意。
話しの流とか読みながらみたいし。
書けたら静かに投下して下さい。


252 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/05(水) 22:49:31 ID:7pfzZ/CI

乱馬がなびきの大切にしていた高価な壺を割る

弁償するためのお金がないので「身体で払う」という乱馬

普段、らんまの写真をなびきから買っていたエロ男子校生を天道家へ呼ぶ

らんまのバニー姿や体操服姿でのストリップショー

じょじょにヒートアップでおさわりタイム

こんな話しを誰か書いてくれないかなあ


253 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/06(木) 03:43:04 ID:ZB3SG+Rt

壷ってあんた2chじゃあるまいしw


254 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/06(木) 15:27:02 ID:Wxh3ScBz

「あ、あのよぉ、小太刀。それで、例の写真は……?」
「わたくしの手料理を召し上がってくださるならすぐにでも差し上げますわ。」

早乙女乱馬は九能家に来ていた。
ひょんなことから小太刀と抱き合ってキスしそうになったときの写真を小太刀に撮られ、
写真を同封した脅迫状を送りつけられたため、やむなくはせ参じたのであった。
乱馬が写真のことを持ち出すと、小太刀は自分の手料理を食べたらネガごと
写真を渡しても良いと言い出した。

小太刀は次々と豪華な料理を運び出してきていた。
それは手料理とは思えないほどの豪華さで、一般市民がこの料理を見たらこれが本当に
手料理か?と目を仰天させるに違いない。これだけで一般市民との差は歴然と離れており、
九能家が毎日どのようにして暮らしているかはこの手料理だけでも想像がついてしまう。
なおも料理は運び込まれて来る。
乱馬の目の前に全ての料理が出そろった。豪華で目を見張るほどの大きなテーブル。
目の前には全てが金で作られているナイフやフォーク。
そして、背もたれが必要以上に天井へと伸びている豪華なイス。
全てが”豪華”これ以上の単語が見当たらない程、豪華であった。

「おーっほっほほほほほほほ! ご安心くださいな、乱馬様。毒など入っておりませんわ。
 もちろんしびれ薬などでもございません。ご覧くださいな。この金魚のピラニアちゃんのご様子を。」
そう言うと小太刀はエビフライを一尾、丸い金魚鉢の中にぽとりと落とした。
金魚の「ピラニア」ちゃん、メス9ヶ月はここしばらくろくな餌を与えられていなかったので、
エビフライが投げ込まれるとすぐにそのコロモに食いついた。

「お、おう……。確かに毒じゃないみたいだな。」

金魚はエビフライを完食した後もけろりとしている。
大抵しびれ薬などを仕込まれた小太刀の料理を口にした金魚は、数分も経たずに
しびれて動けなくなる。どうやら本当にしびれ薬や毒は入っていないらしい。


255 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/06(木) 15:27:41 ID:Wxh3ScBz

「く、食ったら本当に写真をくれるんだな?」
「この九能小太刀に二言はございませんわ。愛する殿方に手料理を食していただける、
 これ以上の幸せがありましょうか? わたくしはそれだけで満足いたします。」

小太刀は頬を上気させて柔らかな笑みを浮かべている。
よし、と小さく気合を入れて、乱馬は料理に手をつけ始めた。
口に入れた瞬間にとろけるような豚の角煮、パリパリと歯ごたえの良い春巻、
今まで食べたこともないような美味のエビのマヨネーズ和え……
天道家では到底味わえないような豪華で美味しい料理の数々に乱馬は感動すら覚えた。
(こいつは本当に料理だけは上手いんだよな。あかねとはえらい違いだぜ……。)
なぜかあかねのことを思い出しながらも、乱馬は美味しさにつられ、小太刀の手料理を
一皿ずつ平らげてゆく。
そのうちにふと、妙な気分になってきた。
(なんだ……? 股間が熱い……。)


256 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/06(木) 15:28:37 ID:Wxh3ScBz

「どうなさいました? 乱馬様?」
食事の手を止めた乱馬に、小太刀が声をかける。
「……この料理に何仕込みやがったんだ?」
乱馬の顔全体がうっすらと赤みを帯び、額に汗するのを確認すると、小太刀は魔女のような笑みを浮かべる。
「申し上げましたでしょう? 毒やしびれ薬など入っていないと。」
テーブルの影に隠れているので小太刀には見えないが、乱馬の『それ』は
今まで経験したこともないほどに膨張していた。
「ただ、媚薬を入れてみただけですわ。異性と交わらねば耐え切れないほどの効果のある……」
小太刀の言葉を最後まで聞きもせず、乱馬は部屋を飛び出して行った。


257 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/06(木) 15:29:40 ID:Wxh3ScBz

広い九能家の中を走り回っていると、突然池に出た。
この熱くほてった体を冷ます、そのことしか考えていなかった乱馬は、
迷わず着衣のままその池に飛び込んだ。
当然、その池の中にはワニの「ミドリガメくん」が泳いでいたので、体を冷まし切ることの
できないまま、乱馬は慌てて池から飛び出した。
「はぁ……はぁ……ったく、小太刀のやつ……とんでもねーもの仕込みやがって……。」
女の姿になったので、下腹部に感じていた熱は消えた。
だが、依然として体中に走る熱い疼きは消えてはいなかった。
むしろ、女の姿になったからか、媚薬の効果が更に体中にめぐったのか、
胸の先端を始めとして、様々な体の部分が敏感になっていた。

そっと自分の胸に触れてみると、乳首の辺りが痛いようなかゆいような熱いようなわけのわからない感じになる。
「まずい……こんなところを『あいつ』に見つかったら……」
ひとりごちた瞬間、背中に覚えのある不快な感触があった。
「おお! おさげの女! ぼくに会いに来てくれたのだな?」
小太刀の兄、九能帯刀だった。らんまは後ろからしっかりと抱きすくめられた格好になっている。
(噂をすれば……か。運が悪いぜ、おれも。)
だが、この体勢があまり嫌ではない、とらんまは感じていた。
いつもならここで一発空まで吹っ飛ばしてやるのだが、今はそんな気になれなかった。
むしろもっとこうして抱かれていたい、そんな感じがする。
九能の鼻息を首筋に感じると、思わず甘いため息を漏らしてしまう。
「あぅ……ち……違います……センパイ……。ただ……通りかかっただけで……。」
そうやって言葉で否定するのが精一杯だった。
頬を摺り寄せられても殴る気にもなれず、らんまはただされるがままになっていた。


258 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/06(木) 15:31:37 ID:Wxh3ScBz

とりあえずここまで。続きは後ほど。

初投稿です。
>>69さんのネタを勝手に拝借いたしました。
冒頭いきなり変な文章がありますが、わかる方だけ笑ってくださいw


259 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/06(木) 17:43:33 ID:JUaOcVtt

>>258
帯刀×らんまキタ━━(゚∀゚)━━!!
続き楽しみにしてます


260 名前: 九能×らんま〜その2〜 2005/10/06(木) 17:57:39 ID:Wxh3ScBz

「おさげの女……?」

さすがに鈍感な九能もらんまの様子がいつもと違うことに気付いた。
撫で回しても体を摺り寄せても、らんまは少し身をよじる程度でほとんど抵抗しない。
(ふ……。ぼくの気持ちが伝わったのだな。可愛いやつめ……。)
ならば、と体の位置を入れ替え、向かい合わせになる。
いつ見ても愛らしい……。九能の胸は高鳴る。ここまでじっくりと彼女の顔を見たのは初めてだった。
彼女の小さなあごを指で持ち上げ、おもむろに自らの顔を近づけていく。
と、その瞬間、目の前に火花が飛び散った。

「やーっだ、せんぱーい。キスはだめぇ。」

女の姿になっても、らんまの平手打ちはそこらの女のそれよりはるかに強力だ。
媚薬で妙な気分になっているとはいえ、男である九能と平気でキスができるほど
らんまの理性は飛んでいるわけではなかった。ましてや九能は変態だ。

「ははははは! それでこそおさげの女だ。いつもの元気が戻ったようだな。」

九能は殴られても平然としている。普段に比べれば大した攻撃ではないからだろうか? 
だが、今ので先ほどより少し距離をおいたように感じた。らんまはふっと寂しくなった。

「き……キスはダメですけど……触るだけなら……。」

自分から九能の胸にもたれかかり、片手をそっと握る。
思わぬ積極的な態度に、九能も思わず握られた手を握り返し、空いた方の手で
らんまの腕や肩の辺りをそっと撫でる。

「い、いいのか……? 触るだけなら……?」

らんまは握った方の手を自らの豊満な胸に押し当てた。

「はい……。触って……ください……センパイ……。」

湿った声で囁かれて、九能のスイッチが入った。


261 名前: 九能×らんま〜その2〜 2005/10/06(木) 17:58:28 ID:Wxh3ScBz

「あ……んっ……いい……気持ち良いですっ……センパイ……。」

らんまの中国服の前は開かれ、タンクトップに包まれたたわわな乳房が顔を見せている。
その中に九能は顔を埋め、右はタンクトップの上から、左はタンクトップの下から直接、
両手を使ってしきりに愛撫している。
水に濡れていたので、白いタンクトップはぴったりとらんまの肌に張り付き、
ほのかな桃色の乳首が透けて見えていた。

「も、もっと……触って……! 乳首も触ってほしいですっ……!」

高い塀に囲まれて、隣近所からは全く見えないとはいえ、ここは庭だ。池の側だ。
青天に見下ろされているのも忘れ、若い男女は草の上で激しく乳繰り合っていた。

「ははははは! いいっ! いいぞぉっ、おさげの女! ぼくは興奮してきてしまったぞぉっ!」

先ほどから既に最高潮に興奮しているくせに、今更そんなことを言いつつ、
九能はタンクトップを首まで脱がせた。真っ白な二つの丘がご開帳される。

「美しい……なんと美しい……。お前の胸にはまるで可憐な薔薇のつぼみが乗っているかのようだ……。」

今までなびきの盗撮写真によってらんまの裸自体は見飽きるほどに見てきたが、
これほどまでに近い場所で直接らんまの裸の胸を見るのが初めてだった九能は、
思いつく限りの気障な言葉で褒め称えた。

「あ……あまりじろじろ見ないでください……恥ずかしい……。」

普段全くと言って良いほど裸になることに気を使わないらんまだったが、
さすがにじっくりと舐めるように観察されるのには抵抗を感じた。

「うむ。では触ってみるぞぉ! そーっとだな、そーっと。」

九能は壊れ物に触れるように、そっと乳首や乳首の周りを指でなぞり始めた。


262 名前: 九能×らんま〜その2〜 2005/10/06(木) 17:59:20 ID:Wxh3ScBz

「舐めて……ください……。指じゃ物足りない……。」

くすぐったいだけの指先で乳首をもてあそばれる感覚に、なんだかたまらなくなって、
らんまはためらいながらもおねだりをした。

「ふふ……それでは遠慮なく頂くぞ……。」

口にふくまれたのは初めての体験だった。
最初に感じたのは、快感……ではない。ただ痛いだけの中にかゆさも混じる、そんな感覚だった。
だが、じっくりと乳首の周りの柔らかな部分も一緒に舐められているうちに、
段々胸が熱を帯びてきた。

「あんっ……くふっ……。」

右も左も交互に唇で愛撫され、らんまの胸は唾液で濡れた。
だが、片方に集中して空いている間にそれはすぐに乾いてしまう。
空いていると言っても唇や舌で触れられないだけで、常に一方の手で撫でるように
揉まれているからというのもあるのだが。

「センパイも脱がせてあげる……。」

言いながららんまは九能の剣道着の前を緩める。
そうして現れた九能の裸の胸にらんまは自分の裸の胸を押し当てた。
まだ少し唾液で濡れたままだったので、押し当てられた部分はぴったりとくっついた。

「いいぞ……可愛いぞ……おさげの女……。」

らんまに抱きつかれながら、九能はらんまの首筋に唇を当てる。
最初はそっと、何箇所かをつつくようにキスした後、喉元に強く吸い付く。
らんまは小さく声をあげる。首筋にも性感帯があるなどとは思っていなかったのだ。
吸い付かれた場所には赤い痣ができた。

(これでおさげの女は完全にぼくのものだ……。)

この時点でそう思うのは少々性急なのだが。


263 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/06(木) 18:05:14 ID:Wxh3ScBz

>>259
応援ありがとうございます♪ 
昼間から何エロ書いてるんだ私は……wと思いつつもまた続きを書いてしまいましたw
そしてまだまだねちっこく続いてしまうようです。すみませんw


264 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/06(木) 18:39:19 ID:JUaOcVtt

>>263
早速続きが(*゚∀゚)=3
電波攻め帯刀楽しみにしてます


265 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/06(木) 18:41:41 ID:OpZZsLmw

普通におもしろい!
続き待ってる(・∀・)


266 名前: 九能×らんま〜その3〜 2005/10/06(木) 23:00:35 ID:YVR5iZ0p

らんまは九能に身をゆだねながら、心の中で自分の男の部分が激しく抵抗しているのを感じていた。
(くっ……小太刀の薬になんか負けてる場合じゃねえな……。これじゃさすがに変態だぜ……。)
だが、媚薬の効果は絶大で、少しでも九能から体が離れると途端に体が疼きだすのだ。
まるで九能に触れられていないと体が落ち着かないようだった。
「センパイ……。そろそろお風呂に行きましょぉ……?」
男に戻ればこの体の疼きは治まるかもしれない、そう考えたらんまは提案した。
「ふ、風呂だとぉ!?」
九能の中の火山が爆発する音がした。九能はらんまの両肩を掴み、真剣なまなざしで説得する。
「いかん、いかんぞおさげの女! 一緒に風呂でまぐわうなどと! 
 もっと自分を大切にせねば!」
(そこまで言ってねー……。)
らんまは九能の変態さにいささか呆れながらも、更なる提案をした。
「じゃ、じゃあ、わたしだけ先に入るっていうのはどうですかぁ? 
 わたしぃ、続きはきちんときれいに洗ってからにしたいんですぅ♪」
らんまはわざと甘ったるい声と口調で可愛らしい女を演じる。
勿論、男に戻るので続きをするつもりなどはさらさらない。
「うーむ……。ぼくはお前のその自然のままの姿でも十分なんだが。」
ちょこんと草の上に横座りしているらんまの姿を上から下まで舐めるように眺めながら言った。
「えー、でもぉ……。」
らんまはめくり上げられたタンクトップを下げ、上目遣いで九能を見つめる。
心なしか顔がまだ紅潮しているように見える。
九能は少しの間考えたのち、言った。
「よし、わかった。行って来るが良い。ぼくは外で待っていよう。
 湯殿に案内するからついてくるんだ。」


267 名前: 九能×らんま〜その3〜 2005/10/06(木) 23:01:21 ID:YVR5iZ0p

「やれやれ……。まだ体が変な感じだ……。」
九能と別れ、一人風呂に入ったらんまはすぐにお湯をかぶって男の姿に戻ると、ため息をついた。
まだ体の疼きは取れない。むしろもっと強くなった気がする。
男の姿に戻ったので、例の部分が大きくもなっている。
だが、九能家の広い湯船に浸かると、少しリラックスできたような気がした。
「小太刀からこの媚薬の解毒剤をもらうしかないか……。」
またため息をついた。写真に続いて小太刀から奪わなければならないものが増えたわけだ。
先のことを考えると気が重くなりながらも、乱馬は風呂から上がった。


268 名前: 九能×らんま〜その3〜 2005/10/06(木) 23:02:36 ID:YVR5iZ0p

「まあ!? 湯殿で水音がすると思ったら乱馬様でしたのね!」
 
風呂から出ると、脱衣所には小太刀の姿があった。
九能は「覗いちゃダメ」と言い聞かせて追い払っていたので脱衣所の外にいた。
更に、ちょうど催していたらしく、近くにはいなかった。
顔用タオル一枚を腰に巻いただけという姿の乱馬は戸惑った。
激しくいきりたっている例のものに気付かれては恥ずかしい。
 
「わたくしに会う前に体を清めてくださったのですね……。嬉しいわ……。」
 
幸い、乱馬の顔しか見ていない小太刀には股間のことは気にならないらしい。

「いや、そういうわけじゃ……。あ、あのさ、小太刀、質問があるんだが。」

お祈りをするように胸の前で指をしっかりと組みながら、
小太刀は頬を熟れた林檎のように赤くしている。

「何でしょう? 乱馬様。」
「あの媚薬……解毒剤なんか……」
「ありませんわ。」

乱馬の言葉を最後まで聞かずに小太刀はきっぱりと言い放った。

「あの媚薬は、服用してから一番最初に触れた異性と結ばれるためのもの。
 その相手と交わらない限り、効力は消えませんわ。」

その言葉は乱馬にとっては死刑宣告よりも重くのしかかった。


269 名前: 九能×らんま〜その3〜 2005/10/06(木) 23:04:06 ID:YVR5iZ0p

「え、えーと、もうちょっと詳しく説明してくれ。交わるっていうのは……?」

頭を抱えつつ、乱馬は小太刀に聞きなおす。

「最初に触れた異性と体液と体液を交換するんですわ。つまりせっ……。」
「わかった、みなまで言うな。」

察しの良い乱馬は小太刀の言葉を途中で遮り、考えた。
(つまり……九能とセックスしねーと治まらないわけか……。
 しかも、体液って……ああああああああああっ! 考えたくねええっ!)

「そういうわけで、乱馬様、わたくしが治めて差し上げますわ……。
 わたくしの大事な初めてを乱馬様に捧げるなんて、なんて幸せなこと……!」

小太刀は乱馬の首に手を回し、口付けをせがむような格好になった。
乱馬の相手が既に自分の兄で決定されてしまっていることなど、小太刀は知るよしも無い。

「あ、いや……その……おれは……。」

そのとき、脱衣所の扉が開いた。


270 名前: 九能×らんま〜その3〜 2005/10/06(木) 23:04:43 ID:YVR5iZ0p

「早乙女乱馬! 貴様、我が家の湯殿で何をしている!? おさげの女はどうした!」
九能だった。
「しかも我が妹と何をしようとしていたのだ!? 破廉恥な真似を……おのれ許さんぞ!!」
どこから持ち出したのか、常に隠し持っているのか、九能はいつもの木刀で
乱馬に斬りかかった。
「せ、先輩、やめろって、おれは……!」
「問答無用! 成敗する!」
「お兄様! 乱馬様に何をなさるの!? おやめになって!」
「ええい、離せ、我が変態妹よ!」
乱馬は九能と小太刀が争っている間に脱衣所を逃げ出した。
服を着る暇はなかった。細長いフェイスタオル一枚を腰に巻いたまま一目散に逃げ出した。


271 名前: 九能×らんま〜その3〜 2005/10/06(木) 23:05:45 ID:YVR5iZ0p

一方その頃、響良牙は例のごとく迷っていた。二つの意味で。
一つは勿論道に迷っていたのだが、もう一つは……。
良牙の手には500ミリリットルほどの水の入った瓶がしっかりと握られていた。

(体験版止水桶水……。これを使えばお湯に浸かっても元の姿に戻らない……。しかし……。)

止水桶(チースイトン)とは、以前ジャコウ王朝という中国の武闘集団の末裔が日本に来たとき
持ってきた秘宝だった。この桶で汲んだ水は、姿を留め置く神秘の水。
開水壺という、止水桶と対をなす秘宝で沸かしたお湯をかけないと、その効き目は消えない。
これを使われ、らんまが一時全く男に戻れなくなった時期があった。
その神秘の水の体験版を良牙は手に入れたのだった。
これは使ってから一日だけお湯に浸かっても変身した姿のまま、元の姿に戻れなくなる。
だが、一日経った後お湯に浸かればその効果は消える、というものだった。

(しかし……一体ここはどこなんだ……? まず天道道場にたどりついてから使うべきか……?)

瓶の蓋を開けたまま、良牙は考え込んでいた。ちなみにここは九能の屋敷の一角である。


272 名前: 九能×らんま〜その3〜 2005/10/06(木) 23:12:24 ID:YVR5iZ0p

とりあえず今日はここまでですw
一応その先まで書いてはいるんですが、
もうちょっと推敲してから投稿することにしますね。
ちなみに物凄い大作になってしまいそうです。(文章の質ではなく量がw)
「前戯なげーよ!長すぎるよ!」ってくらい長いです。

>>264>>265
ありがとうございます♪
楽しみな展開になるかはわかりませんけど、とりあえず頑張ります♪


273 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/07(金) 02:16:10 ID:2wKadD6W

>>272
九能×らんま待ってました
文章がすごく読みやすい!
待ってますので、推敲がんがって下さい
大作期待してます


274 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/07(金) 03:21:30 ID:Nfb/Hr1V

マジで面白い。キャラを上手く掴んでるなぁ。
続き期待して待ってますハァハァ


275 名前: 九能×らんま〜その4〜 2005/10/07(金) 09:47:11 ID:vgPvuaGp

「だぁぁぁぁぁっ! ったく九能の野郎……少しは人の話を聞けって……。」
突然横から走って来た乱馬にぶつかられ、良牙は水の入った瓶を上に投げてしまった。
乱馬に吹っ飛ばされ、尻餅をついた良牙が気がつくと、タオルを腰に巻いただけの
裸の女がそこに立っていた。
 
「あーっ! 良牙てめぇ、何しやがる! せっかく男に戻ったのに……。」

体験版止水桶水は見事にらんまに全部かかってしまったのだった。瓶に残りは全く無い。
 
「な、何をーーっ!? お前こそおれの大事な水を……。」
「はぁ? 何言ってやがんだ。ただの水じゃねーか。」
「ただの水じゃねー! それは体験版止水桶の……」
と、言いかけて良牙は口をつぐんだ。

「止桶水……ってまさか……?」
乱馬は数ヶ月前の例の事件を思い出した。あの時はひどい目に遭ったものだ。

「そのまさかだ。ま、効果は一日で切れるがな。」
まだ諦め切れない様子の良牙。らんまの顔を見ようともせず、あさっての方角を向いている。
ときどきちらちらと胸や足の辺りをつい見てしまうのは男のさがだ。

「で、この水でお前は何をしようとしてたんだよ? 
 まさかおれにかけて一日だけ女のままにしとくつもりで……?」
「お前にかけて何が楽しい!? おれはこれでPちゃんに……。」
慌てているせいで良牙はついつい一言が多くなってしまう。
らんまはすぐにその意味を察し、怒り出した。だが、裸でタオル一丁のため、いまいち迫力はない。

「て、てめえまさか……! Pちゃんのままあかねと風呂に入るつもりで……!?」
「う、うるせえ! 貴様こそなんだその姿は! 風呂から出てきてそのままみたいな……。」
「おお! おさげの女! 探したぞ!」
言い争うらんまと良牙の声に、九能の声が重なった。


276 名前: 九能×らんま〜その4〜 2005/10/07(金) 09:48:12 ID:vgPvuaGp

突然現れた九能の存在。
良牙も経験がないとはいえ、16歳の健全な男子。すぐに二人の関係を察した。
何よりらんまの喉元にはくっきりと赤い痣があった。

「わかった。らんま。お前がそのつもりならおれは止めねえ。だがな!」
良牙はらんまの両肩に手を置き、切々と語る。

「おれも混ぜろ。」
一瞬ぽかんした顔をするらんま。そして、すぐさまその意味に気付くと真っ赤になって怒り出した。
「じょ、じょうだんじゃねえっ!」
この刺激的な姿が悪いのかと、らんまは思わず胸を隠した。
「無論、冗談だ。お前のような男女など誰が抱く気になるか。」
「おれは男だ! 男女じゃねえっ!」
涼しい顔で良牙が答える。らんまは真っ赤な顔のまま怒り続ける。
その紅潮した頬は、怒りとは違う意味も持っていたかもしれない。

都合の悪いことは聞こえない耳を持つ九能は、二人の会話を全く意に介さず
らんまの手をとって歩き出した。
「さあ、ゆくぞ。おさげの女。続きをするのだ。」


277 名前: 九能×らんま〜その4〜 2005/10/07(金) 09:49:10 ID:vgPvuaGp

「かわいそうに、おさげの女。すっかり体が冷え切ってしまっているではないか。」

九能はお姫様を抱きかかえるようにらんまを抱き上げ、湯殿に運ぶ。
自分の服を脱ぐ間も器用にらんまの体のどこかを掴み、決して離さなかった。

「もう離さないぞ、ぼくの愛しのマイハニー。ぼくがきれいにからだのすみずみまで洗ってあげよう。」

九能は洗面道具の場所に置いてあったスポンジで、石鹸を泡立てはじめた。
ちなみにこのスポンジは小太刀が特注で作らせたスポンジで、
どんな石鹸でもきめ細かな泡が立つ、女性の肌に優しいスポンジだ。

「いい、いいです、センパイ……。おれ、自分で……。」
「はっはっは! 遠慮はいらんぞ、おさげの女。お前はぼくに身を任せていれば良いのだ。」

十分に泡だった石鹸を、九能はらんまの滑らかな肌に塗りつけはじめた。
らんまはそうやって少し触られるだけでも極上の快感を得るような体になっていたので、
泡を塗りつけられるたびに甘く息を吐いた。
勿論、止水桶の水の力で、お湯をかけられてもらんまは男には戻らない。

「だ、だめぇ……せんぱぁい……おかしくなっちゃう……。」

後ろから抱きすくめられた格好で、らんまはされるがままになる。
一通り泡を塗りつけると、九能は先ほども十分に攻めつくした胸に手を当てた。

「あん……あんっ……! いやっ……ぁぁっ……やめてぇ……。」

乳首を指先でつままれたり、大きく丁寧に乳房を揉まれたりしていると、
先ほどとは比べ物にならないほどの快感の波がらんまを襲う。

(お……おれの理性がもたねーよ……でも、こいつと交わらないとこの体が治まらないし……)

なおも執拗に愛撫を繰り返した後、九能はおもむろにらんまの腰に巻かれたタオルに手をかけた。


278 名前: 九能×らんま〜その4〜 2005/10/07(金) 09:50:09 ID:vgPvuaGp

「さて……それでは見せてもらおうかな。お前の一番大事な秘密の部分を……。」

はっと気付いたときにはもう遅かった。らんまは腰にあったタオルを剥ぎ取られていた。
九能は華奢な肩越しに下腹部を見つめる。そこには大人の証の茂みがあった。

「おお……素晴らしいではないか、おさげの女。」

感嘆の声をあげながら、九能は女の太ももを撫でる。
内側から、外側から、ゆっくりとなぞるように指が動く。
泡が滑って、らんまの体にまた快感の波が寄せてくる。

「お前のここはまだ誰にも触られたことはないのだろうな。光栄に思うぞ、おさげの女。」
「くっ……ふぅん……。」
秘部を指でぽんぽんと優しく叩かれても、らんまはもう体に力が入らない。
だらしなく股を広げ、ただ小さく開いた口元から悦びのため息を発するだけだ。

「きれいにしてやるぞ、おさげの女。」
そうは言っているが、九能はただ自分の触りたい部分を触っているだけなのだ。
既にきれいに洗っているはずの胸も内股も、何度もお湯をかけ、
泡を流してはそのたびに泡を塗りつけ、様々なタッチで撫でる。
らんまの体がぴくっと硬直したり、大きな喘ぎ声を発したときに触れていた場所には、
何度も何度も触れる。
そのしっかりとした体つきのどこから出てくるのだというような、
力任せではない、繊細な触れ方で。

そんなねっとりとした執拗な攻めを受けて、平気でいられるはずがない。
らんまは恍惚の表情で風呂場の天井にある照明を眺め、いつ終わるともしれない
九能の愛撫にひたすら体を預けていた。
その脚と脚の間からは、石鹸の泡とも違う、お湯とも違う液体がとろとろと流れていた。


279 名前: 九能×らんま〜その4〜 2005/10/07(金) 09:52:22 ID:vgPvuaGp

「良かったぞ。おさげの女。お前のその表情が実にたまらない。」

一緒に湯船に浸かり、肩を抱きながら九能は満足していた。
執拗な攻めが終わったことで徐々に意識を取り戻してきたらんまは、
当初の目的を思い出した。
九能にいいようにもてあそばれている場合ではない。
その精をこの身に受けなければ、体中の疼きは消えないのだ。

「く、九能センパイ……あの……早く……早く入れてください……。」
「ん? 何をだ?」
「こ、これです……!」
らんまはためらいなく九能の男の証を掴む。
元々男であるらんまに羞恥はない。ただ、他の男のモノなどつかんだことはなかったが。

「これを……入れてください……もうがまんできない……。」
と、言ってかららんまはあることに気付いた。
九能のそれは、全く硬くも大きくもなっていないのだ。

(こ……こいつ……散々おれに触ってた上に裸も見てるくせに……起たないのか?)

それは柔らかいまま、らんまの手の中でふよふよと湯に揺れていた。
よく見ると、萎んだままの状態でも割と大きいものだった。
ひょっとしたら、硬直すれば乱馬のそれより大きいかもしれない。

(う……やっぱり……痛いのかな……? バット入れられたみたいとか言うし……。)

どこから手に入れた知識やらわからないが、それを思い出すとらんまの心も
萎んでいく気がしてきた。いっそやめてしまおうか……? 

「うむ。まあ、それは寝台の上でだな。ここでは難しい。」
そういうと、九能はらんまを抱えたまま湯船から上がり、大理石の床の上に寝かせた。

「ああ……寝姿も素敵だぞ、おさげの女。」
「ちょ、ちょっとまっ……!」
らんまが抵抗する間もなく、九能はまた、らんまの体に泡を塗りつけ、愛撫を始めた。


280 名前: 九能×らんま〜その4〜 2005/10/07(金) 09:53:10 ID:vgPvuaGp

何十時間とも思われた風呂場での愛撫の時間も終わり、らんまはほっと息をついた。
実際には2、3時間程度の出来事だったのだが、らんまにとっては学校の授業よりも
長く辛い時間だった。もっとも、これまでに体験したこともないほどの快感もあったのだが。
時計は18時を回っており、辺りはすっかり暗くなっていた。
二人は脱衣所で下着をつけないまま浴衣を羽織り、九能の部屋に向かうことになった。
らんまは廊下に出ただけですうっと寒く感じられた。

(はぁ……今日はこのまま九能のとこに泊まっていくか……。あかねに会わせる顔がねえ……。)

そんなことを思いながら九能に付き従い、部屋に足を踏み入れると、そこにはあかねの顔があった。
九能のコレクションのあかねのポスターだった。
半々くらいの割合で、らんまのポスターも貼ってあったが。

「う、うわぁぁぁ!! す、すまん、おさげの女。少し廊下で待っていてくれ。」

九能は慌ててあかねのポスターを仕舞いに行ったらしい。
そんな気を使う必要もないんだがな、と思いつつも、やはりあかねのポスターに見つめられながら
九能と交わるのは抵抗があるので、らんまは大人しく待つことにした。
十数分後、九能は何食わぬ顔で部屋の扉を開けた。

「さて、もういいぞ、おさげの女。天道あかねには悪いが少し隠れていてもらおう。
 まあ、チャンスがあれば3人ででも……。」
「さー、センパイ♪ 続きしましょー、つ・づ・き♪」
九能の身勝手な妄想を遮って、らんまは部屋に飛び込んだ。


281 名前: 九能×らんま〜その4〜 2005/10/07(金) 09:54:40 ID:vgPvuaGp

九能の部屋からは見事にあかねの写真が姿を消していた。
代わりに、らんまの写真が増えたようにも感じる。

(これはこれで落ち着かねーんだけどな……。)

少し自嘲気味に笑うと、らんまは浴衣を脱ぎ捨てた。色気のかけらもない浴衣の脱ぎ方だった。
一糸まとわぬ裸になってベッドに上る。金持ちの九能らしく、とても広いベッドだ。
一人では大き過ぎるだろう。二人でも十分大きい。

「せんぱーい、は・や・くぅ。」

無邪気な誘いに素直に従う九能。こちらは浴衣を着たままベッドの上に。
と、脱ぎ捨てられた浴衣を軽く羽織らせ、浴衣の上から胸を撫でた。

「最初はこの方が感じるだろう……?」

一体どこからそういう知識を得るのやら、九能は初体験にしてはテクニックがあった。
確かに、ざらざらとした浴衣の感触の方が、直接触られるよりも感じ方が良いかもしれない。
また脳天まで痺れるような快楽に溺れさせられるのだろうか? 
らんまが期待のような不安のような複雑な感情からため息をついたときだった。

「うっ……センパイ……重い……。」

気がつくと、らんまは九能にゆっくりと体重をかけられ、ベッドの上にうつぶせに押し倒されていた。
羽織った浴衣の上から、かと思えば直接肌に触れられる。九能の愛撫はバリエーションに富んでいた。

「あっ……うっ……やっ……いやっ……」

背中側の首筋に唇の感触。キスの嵐にらんまは思わず拒絶の声を出してしまう。

「本当に嫌なのかい……? もうやめるかい?」
「はぁん……ごめんなさい……そんなことない……いい……いいですっ……」
耳元で吐息と共に囁かれると、逆らうことはできなかった。

以後、らんまはよほどのことがない限り「いや」と言うことはしないと約束させられた。
あえぎ声は必ず「良い」だ。らんまは心まで侵食されていく気分になった。
体中を隅々愛撫したあと、九能は一息をついた。

「さて……そろそろ褒美をやろう。脚を開いてくれ。」


282 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/07(金) 10:02:01 ID:vgPvuaGp

朝っぱらからまた投稿ですw
貴重な休みに何をしてるんでしょう私w
とりあえず今回はここまででw

>>273
本当ですか!? ありがとうございます。
小説なんか人に見せたことがないので、
読みやすいか不安だったのです。
ご期待に沿えるよう頑張ります〜♪

>>274
実はキャラネタ板でらんまのキャラを演じていたこともあるので……w
そのときに結構研究しましたw 漫画も全巻持ってますw
アニメの方は見ていないものも多いんですけど。

>>275
「止水桶」が一部「止桶水」になってますが、脳内で修正して読んでください……orz


283 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/07(金) 14:08:34 ID:1hs1gV5Z

うほw久能xらんま(・∀・)イイ!!
続き期待!!


284 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/07(金) 15:57:53 ID:vgPvuaGp

「い、いやぁ……。あんまり見つめんといて、乱ちゃん……。うち、恥ずかしいわ……。」
「何言ってんだ、うっちゃん……。綺麗だよ……。」

乱馬は右京の店に来ていた。
開店前の準備をしようとしていた右京は、
乱馬によって、カウンターの鉄板の上に押し倒されていた。

乱馬は手馴れた手つきで右京の服の前を開き、
サラシごしに乳房を撫でている。
段々自分の胸の先端が硬くとがっていくのを右京はしっかりと感じていた。

「乱ちゃん……。うち、店開ける準備せんと……。」
「今日は臨時休業ってことにしろよ、うっちゃん。どうせ準備中の札出しっぱなしなんだしさ。」
「うう……。でもぉ……。ひどいわ乱ちゃん……。神聖な鉄板の上でなんて。」
「おれはお好み焼きよりもうっちゃんが食べたいんだよ。」
「も、もぉ……あほぉ……。」


285 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/07(金) 16:01:44 ID:vgPvuaGp

思いついたので書いちゃってましたw
投稿するつもりは無かったんですけど間違ってついw
リクエストがあればこっちの続きも書こうかと思いますw

>>283
ご期待どうもですw
明日の夕方辺りにまた投稿しようと思います。


286 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/07(金) 19:26:34 ID:6MGZZVyb

らんま×うっちゃん期待!!
エロいうっちゃんが大好きだ


287 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/07(金) 21:07:16 ID:7RC4RB3k

>>285
帯刀×らんまの職人サマかな?
キャラがらしくてすごいイイ(・∀・)

名前欄に『乱馬×右京』とかカプ入れてもらえると助かる


288 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/08(土) 03:05:52 ID:82qjeRZI

うっちゃんキターーーーーー!!!


289 名前: 乱馬×右京 2005/10/08(土) 04:13:40 ID:Bua9cbak

きっかけは些細なことだった。
数日前、乱馬と右京の通う風林館高校では、ミスター&ミス風林館コンテストを開催していた。
事前に立候補者を募り、全生徒による投票によって優勝が決定される。
体育館でファッションショーのように、私服姿で候補者たちがアピールするイベントもあったのだが、
その際の右京の紺のワンピース姿は、男子生徒たちの目を釘付けにした。
それは、シンプルなデザインだったが、右京の美しいボディラインを強調させつつも、
清楚なイメージを与えるワンピースで、右京が壇上に立った途端、男たちがざわついた。
 
「誰だ? あの可愛い子。あんな子うちにいたっけ?」
「ばーか、久遠寺右京だろ? あのお好み焼きの。」
「マジ!? へー。普通の格好すればかなり可愛いんじゃん。」
 
コンテストの結果は、女子の優勝はダントツで天道あかねに決まったのだったが、
次点の右京にもファンクラブができるほど、票が集まっていた。
 
「なんでぇ。今までうっちゃんのこと男みたいな扱い方してたくせに。」
 
自分も再会したときには男だと思っていたくせに、乱馬は憤った。
それと同時に、自分の中にくすぶっていた熱い気持ちに気付いたのだった。
(うっちゃんを他の男になんかとられてたまるか。)
 
それまで乱馬はぼんやりと、あかねのことが好きなのだと思っていた。
男勝りで強気で、不器用でおっちょこちょいで、焼きもち焼きで素直じゃなくて、
でも、怖がりで優しくて、笑顔が可愛いあかね。
あかねのことを奪おうとする男が現れるたび、乱馬は彼らを退けてきた。
 
しかし、それは本当に自分が心からしたかったことだろうか? 
ただ、売られた喧嘩を買っていただけではないのだろうか? 
そして、両家の親を始めとして、あかねと乱馬をくっつけようとする周りの雰囲気に流されて、
ただその気になっていただけではないだろうか? 
もし本当にあかねのことが好きなのだったら、もっと早く、良い仲になっていたのではないだろうか? 


290 名前: 乱馬×右京 2005/10/08(土) 04:15:25 ID:Bua9cbak

その日、朝早くに乱馬は右京の店を訪れた。
 
「いらっしゃーい♪ でも、すいませんねー。まだ準備中で……あ、なんや、乱ちゃんやないの。」
 
営業スマイルから一転、心から嬉しそうな表情を見せる右京。
好きな人の顔を見るだけで、右京は幸せな気持ちになれる。
だが、店をほうきで掃除していた右京は、乱馬が店に入って来た後、
こっそり内側から鍵をかけたのに気付かなかった。
 
「なんやのん? こんな朝早く。まだ鉄板にも火入れてへんから時間かかるで。」
朝食も適当に済ませ、走って来た乱馬は息が上がっている。
「うっちゃん、おれのこと……好きか?」
「なっ……?」
 
突然の問いかけに、右京は一瞬言葉を詰まらせる。
当然ではないか。自分は乱馬に会いたい一心でこの街を訪れ、この街に腰を落ち着けたのだから。
 
「あっ……当たり前やないの……。あほぉ……。なんやねん。急に……。」
「そっか、へへっ。良かった。」
 
耳まで顔を赤く染めた右京を乱馬が優しく抱きしめる。
あまりに驚いたので、右京はほうきを床に落としてしまった。
 
「ら……乱ちゃん……?」
そしてそのまま、乱馬は右京を横に抱き上げ、カウンターの鉄板の上に乗せる。
 
「ら、乱ちゃん!」
 
右京が言った通り、鉄板はまだ温められておらず、ひんやりと冷たい。
 
「つ、つめた……。」
 
鉄板の冷たさに顔をしかめた右京の上に、乱馬が馬乗りになる。
 
「おれのこと……好きなんだよな?」
 
不安げな瞳で乱馬を見上げて、右京は小さくうなずく。
 
「おれも……うっちゃんが欲しいんだ。」
 
着物の帯を解かれ、サラシに巻かれた胸を露わにされた右京は、羞恥に身を固くした。


291 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/08(土) 04:20:03 ID:Bua9cbak

>>286-288
どうもです〜w 書いてみました。
職人サマなんて大したものじゃありませんよぅw
でも、そうです〜。九能×らんまを書いてるのも私ですw

>名前欄に『乱馬×右京』とかカプ入れてもらえると助かる
入れました〜♪ >>284はまだ途中だったんで、投稿するつもりじゃなかったんですw
今度からは気をつけますね〜。


292 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/08(土) 04:24:02 ID:wnHCMpW6

帯脇×らんまも乱馬×右京もイイ!
文章も話も上手くてネ申だなあ


293 名前: 九能×らんま〜その5〜 2005/10/08(土) 15:00:50 ID:Bua9cbak

「あん……っ……は……はいっ……。」
 
(やった……! ついに……ついに解放される……!)
 
らんまは体を起こし、九能と向かい合うと、期待に胸を膨らませ、脚をおずおずと開いた。
しかし、その秘部に与えられたのは待ち望んでいたものではなかった。
 
「あああああああんっ!!」
 
ぬるぬるとした熱い感触に、らんまは体を起こしていることができず、後ろに倒れた。
 
「やっ……やぁっ……センパイ……! だめぇ……そんな……そんなとこ汚い……」
「汚くなどないぞ。お前のここはとってもきれいだ。先程きちんと洗ったのだからな。」
 
九能は秘部にひたすら舌を這わせる。舐めるたびにらんまのそこはとろとろと蜜を垂れ流してゆく。
流れてくる蜜を舌で受け止め、九能は更に舌を這わせる。
ぴちゃぴちゃと卑猥な音が部屋中にこだまする。
 
「嫌なのか……?」
「うっ……くっ……い、嫌ですぅっ……そ、それだけは……やめて……。」
 
たまらずらんまは涙声で懇願する。もう既に快感が苦しみになるほどだった。
だが、まだ気を失うのは許されない。
 
「ふむ。だが、ここを十分ほぐしておかなければ痛いぞ。痛くないのなら我慢しろ。」
「えっ? や、やぁぁんっ! あんっ。あんっ。」
 
嫌だと言えば解放されると思っていたらんまは絶望した。快楽は容赦なくらんまを襲う。
九能は更にらんまの脚の間に顔を埋めた。鼻先が敏感な場所に当たる。


294 名前: 九能×らんま〜その5〜 2005/10/08(土) 15:03:37 ID:Bua9cbak

「はぁ……はぁ……いいぞ……可愛いぞ……おさげの女……。」
「あん……んっ……ひぃっ……せ……せんぱぁい……。」
 
らんまは責め苦を受けている場所から目をそむけた。とても正視できない。
九能は爪をきれいに切った指を、らんまの割れ目に差し入れ始める。
当然初めてのらんまは自分が何をされているのかもよくわからない。
 
「せ……センパイ……なぁに……? それぇ……もしかして……?」
「指だ。……ふむ。これではまだぼくの息子を入れるわけにはいかんな。」
「はんっ……やっ……指じゃいやっ……早く入れて……。」
「馬鹿を申すな。まだこれを入れるには早いぞ。」
 
九能は愛撫の手を休め、らんまの顔の側へ寄り、大きく硬直したそれを見せ付けた。
らんまはその大きさ、太さ、長さに驚いた。赤黒くグロテスクな格好のそれは、
想像していたものよりも遥かに大きく感じられた。
それまで自分以外の男のモノを側で見たことがないからかもしれない。
だが、そんなものを見せ付けられても、早く交わりを済ませたいらんまは覚悟を決めて叫んだ。
 
「んっ……痛くてもいいっ……! 入れて……! 入れてくださいっ……!」
 
九能は快楽によってほてったらんまの体を抱き上げ、その胸に抱きしめると言った。
「愛するお前に痛い思いなどさせたくはないのだ。わかってくれ。ぼくの愛しい人。」
 
(痛いのなんか格闘で慣れてんだっつの……。)
 
らんまは九能の自分に対する愛の深さを痛感した。
だが、それをわかっても嬉しくなどない。やはり自分は男なのだ。
ただ早くこの場から解放され、この全身を包む妙な空気を吹き飛ばしたいという思いしかなかった。
 
「センパイがやらないなら、おれが自分でやる!」
 
らんまは九能の腰の上に馬乗りになると、力ずくで九能のモノを自分の秘部に押し込んだ。


295 名前: 九能×らんま〜その5〜 2005/10/08(土) 15:04:49 ID:Bua9cbak

(うっ……痛っ……体が……股間から引き裂かれそうだ……!)
 
今までに感じたことのないタイプの苦痛に耐えながらも、らんまは腰を徐々に落として行った。
直前に散々指や舌でほぐされていたせいか、思ったよりもすんなりと
らんまの体は九能を飲み込んでいった。
 
「この後……どうしたら……?」
 
完全に九能のそれを飲み込むと、らんまは下にいる九能に問いかけた。
 
「腰を動かすんだ。ゆっくりとでいい。」
「……はい。」
 
言われた通りゆっくり前後や上下に動かしてみるのだが、らんまはそのたびに激痛を感じ、
苦悶の表情を見せる。
その表情に耐え切れず、九能が提案した。
 
「ぼくがやろう。お前は寝ているだけで良い。」
「はい……。」
 
仕方なくらんまは体に結合していたものを引き抜き、仰向けにベッドに横たわった。
そして、脚を広げさせられ、また同じものを体に入れられる。
 
「力を抜くんだ。ぼくを全身で受け入れてくれ。」


296 名前: 九能×らんま〜その5〜 2005/10/08(土) 15:05:29 ID:Bua9cbak

「はいっ……。んっ……。」
 
力を抜くと、先ほどよりもスムーズに硬いものが入ってくる。
らんまの体から出た液が隅々まで行き渡り、ローションの代わりになっているからだ。
意外にも血液は出てはいない。初めてでも出ない女もいる。らんまはそれらしい。
体質でなければ、九能の前戯が十分過ぎるほど十分だったのだろう。
 
「はい……りました? んんっ……。」
「ああ……入ったようだ。では動くぞ……。」
「んっ……。きてぇ……せんぱぁい……。」
 
らんまの甘い声に促され、九能は体を押し進める。
あまりに締め付けがひどく、最初はただ押すだけくらいしかできなかったが、
徐々に漏れ出る液によって出し入れが楽になってきた。
それに伴い、らんまも股間に痛みだけではないものを感じてくる。
 
「いい……いいですっ……センパイ……! もっと動いて……!」
「ぼくもいいぞぉっ……! おさげの女……もっと……もっとお前の声を聞かせてくれ……!」
「あはっ……ああんっ! あんっ! あんっ! あんっ!」
 
半分は痛みをごまかすための演技だったのだが、淫らな自分の声を聴いているうちに、
らんまは段々感じはじめ、心からのあえぎ声が自然と漏れるようになってしまっていた。
九能の方は、演技だろうが本気だろうが関係ない。
ただ可愛らしいその声を聴いているだけで十分に興奮し、一層激しく腰を振るのだった。


297 名前: 九能×らんま〜その5〜 2005/10/08(土) 15:06:21 ID:Bua9cbak

らんまが九能の背中に腕を回す。九能もしっかりと下から肩をつかんでいるので、
二人の胸はぴったりとくっついた。
だが、九能が顔を近づけるとらんまはその可愛らしい顔を横にそむける。
「まだ……口付けはダメなのか?」
「ダメです。」
「そうか……。口付けをすれば痛みも楽になるぞ。」
「嘘ばっかり……。ダメです。」
愛らしくとがらせたその唇は、指でそっとなぞるだけにして、九能は諦めた。
 
 
そろそろ頂点というとき、九能は体を離そうとした。
だが、らんまはぴったりと九能の体にくっつき、離れようとしない。
たまらず九能は尋ねた。
「このまま中に出したらぼくの子をみごもってしまうぞ?」
らんまは荒い息遣いをしながら搾り出すように声をあげる。
「いっ……いいんですぅ! そのまま中に……中に出して……!」
(妊娠……? しねえよなあ? おれは男なんだし……。)
「よしわかった! もしそうなったらぼくは責任をとってお前を嫁にするぞぉっ!」
(そ、それだけは勘弁……。)
らんまのなけなしの理性が呟いた。
「愛している……愛しているぞ……! おさげの女!」
耳元で情熱的に囁かれ、頭がくらくらする。更に耳の中を舐められ、卑猥な音が
鳴り響くと、らんまはいたたまれなくなった。
本当に自分も九能を愛しているのではないかという錯覚に陥る。
「ああっ……センパイ……! いいっ……いいよぉっ……!」
「好きか……? ぼくのことが好きか……?」
「えっ……んっ……そ、その……。」
「そうか……お前はぼくが好きではないのだな……ではやめるとするか……。」
「あんっ……んっ……好きっ……! 好きですぅっ! だからやめないでぇっ!」
らんまはたまらず叫んだ。ここでやめられてしまっては今まで耐えてきた意味がない。
悪魔に魂を売り渡したような気もしたが、絶頂を迎えられるとするなら後悔は無かった。
一方、らんまの「好き」の一言に感極まった九能は、たまらず彼女の体内で果てた。
らんまはどくどくと体の中で何かがはじけるような感覚を放心したまま味わっていた。
(これで……おれの体の変なのもおさまる……。)


298 名前: 九能×らんま〜その5〜 2005/10/08(土) 15:07:32 ID:Bua9cbak

九能が欲望を吐き出して小さくなったものを引き抜き、体を離して隣に横たわる。
気が抜けたような頭で、らんまはそれをなんとなく感じ取っていた。
そして、荒い呼吸がだんだん静まり、体が冷えていくのを感じる頃、
らんまは何かが違うと感じ始めていた。
(お、おさまらない……? なんで……!?)
そう、体の疼きは依然として治まってなどいなかった。
未だ下腹部は熱くほてり、乳首はぴんと立って先端にびりびりとした痛みのような
快感が残っている。
思わず九能の体を求めそうになる自分が悔しい。
(くそっ……足りないっていうのか……? まだ……?)
 
 
それから一晩中二人は絡み合った。
どちらかといえばらんまが積極的に九能の精液をむさぼるような行為だった。
様々な体勢をとり、あらゆる角度から突かれてらんまは悦びの声をあげる。
最初に感じた痛みも徐々に治まり、少々無理な体勢をとっても平気になっていた。
格闘で鍛え上げられた体は力の衰えを知らず、ただひたすら快楽を求める。
九能も九能で、平均的な男たちよりもはるかに耐えている方だったが、
らんまのパワーには勝てず、遂には挿入している最中にベッドに倒れこんだ。
「センパイったら……だらしなぁい……。」
らんまはためらいもなく、幾度と無く精を放ったそれを手に取ると、
その場にうずくまって口に含んだ。
「変な味……。」
しかし、何度も何度も九能と交わりあい、快楽をむさぼりつくしたらんまには
味など関係なかった。器用に舌や唇を使い、九能を愛していく。
やがて、九能は意識が朦朧としながらも、残った精を搾り出すように、
らんまの口や顔に発した。十分満足したという顔で、らんまはそれをすすり舐めた。


299 名前: 九能×らんま〜その5〜 2005/10/08(土) 15:08:26 ID:Bua9cbak

途中、らんまは天道家に電話を入れていた。
 
『らんま!? あんた一体どこにいんのよ?』
 
電話に出たのはあかねだった。少し気まずい思いをしながらも、らんまはつとめて冷静な
ふりを装って答えた。
 
「あ、ああ……。ちょっとなっ……んっ……。今日は夕飯はいらねえって伝えてくれっ……。」
 
らんまは受話器と反対側の耳を舐められ、身をよじった。
体には何もつけていない。同じく何も着ていない九能が、らんまの体を後ろから抱きしめ、
腰やら内股やらを撫でている。
 
『夕ご飯なんてもうとっくに皆食べちゃったわよ! ったく、連絡するの遅いんだから。』
「ああ、悪かった……。修行でっ……あっ……。今日は帰れそうにねーんだ……。」
 
ただならぬ様子のらんまの声に、あかねは心配になって尋ねる。
 
『本当にどこにいるの……? らんま……。明日は帰って来る?』
「ああ、明日には帰るよ……。だから心配しないでくれ。」
 
あかねとの電話を一方的に切り、らんまは九能に向き直ると、
その鍛え上げられた体をぎゅっと抱きしめた。
 
「センパイのいじわる……。電話してる時くらい普通に話させて……。」
「すまんな。お前が可愛すぎるから片時も離したくないのだ。」
 
そうして、九能はらんまを抱き上げると、らんまの頬に口付けながら、またベッドに運んで行った。


300 名前: 九能×らんま〜その5〜 2005/10/08(土) 15:09:15 ID:Bua9cbak

九能が疲れ果てて眠ってしまい、一人きりになってもまだらんまの体は疼いていた。
(くそっ……。このままじゃ眠れねえ。)
らんまは少しでも疼きを抑えたくて、自分で自分の体に触れたり、
九能のほとんど動かない手を敏感な部分に押し当てたりして、様々な方法で
疼きを治めようとしてみたが、あまり効果はなかった。
悶々としたままらんまはただ早く九能が目覚めるのを待った。
 
 
 
朝になって目を覚ました九能はまず、傍らに横たわるらんまを抱き寄せ、
髪を撫で付けては耳元で囁きかける。
「おはよう、おさげの女。ぼくに何かして欲しいことはあるかな?」
ずっと悶々としていてたまらなかったらんまだったが、
一番欲しいことよりまず二番目にして欲しいことから頼み出す。
「胸……触って……。センパイに触ってもらえなくて……熱くて……。」
本当はもう一度激しく交わりたい気持ちだったのだが、
さすがにそれを言うのはためらわれたし、九能だってもうできないだろう。
そっと胸元に導かれた手でそのまま、九能は愛撫を始めた。
「お安い御用だ。どれ……よく見せてみるがいい。」
「あはっ……! ああんんっ!!!」
いきなり乳首を甘噛みされ、らんまはたまらず鳴いた。
乳首から唇が離れると、次はその周りの柔らかい部分に吸い付かれ、
らんまの真っ白だった肌には無数の赤い花びらのような跡がついた。
「すごいっ……! いいっ! ああんっ! せんぱぁい……。」
九能の頭を抱え込みよがるらんま。構わず愛撫を続ける九能。
そうしているうちに、九能はあることを思い出した。
愛しい女の肌を撫でながら切り出す。
「そうだ。まだしていないことがあるぞ。おさげの女。」
「何……?」
「口付けだ。お前の唇を味わいたい。」
らんまは息を呑んで覚悟を決めた。
フェラチオも経験し、精液まですすったのだ。
今更唇を拒んでも拒まなくても大した違いはなかった。
らんまはベッドに横たわったまま、目を閉じ、じっと唇が触れるのを待つ。


301 名前: 九能×らんま〜その5〜 2005/10/08(土) 15:09:54 ID:Bua9cbak

(男の唇も柔らかいんだな……。)
思ったほど嫌なものではなかった。九能の唇は優しく、甘い口付けを与えてくる。
唇を重ね、舌を絡ませ合い、唾液を交換した。
少し冷たく、甘い味のする唾液だった。
先ほどまでらんまの乳房を舐っていたために、九能の唇の周りは唾液で濡れていた。
そんな唇から与えられる口付けは全く嫌ではなかった。
むしろもっと欲しいと望んでしまうような美味しい口付けだった。
 
 
不思議なことにらんまの体が冷めてきた。
今までどんなにしても治まらなかった欲望が、満たされたように消えていくのを
らんまは静かに感じていた。
(あれ……。もしかして、これで終わりなのか……?)
急に寂しくなって、また体が疼きだして来たが、これはもう媚薬の効果ではなかった。
らんまは九能の裸の胸にすりより、上目遣いでねだる。
 
「センパイ……。もう一戦お願いしても良い……?」


302 名前: 九能×らんま〜その5〜 2005/10/08(土) 15:10:35 ID:Bua9cbak

「朝だから、ご近所に響き渡ってはまずい。あまりに声が激しければその口をふさぐぞ。」
「はい……。このイケナイお口をふさいで……。」
 
睡眠をとって、また体力を取り戻してきた九能は、もう一度くらいならできそうだった。
前戯もそこそこに、らんまが脚を開くと、九能は腰を押し進めた。
らんまの体の中には昨夜放った液がまだたくさん貯まっていて、九能のそれを優しく包み込む。
挿入しやすいようにらんまが指先で自分の割れ目を広げている。
そのため、思ったよりも簡単に結合が完成すると、九能は力任せに腰を打ちつけた。
 
「あんっ! あんっ! ああんっ! んぅっ! んっ……! んっ……。」
 
らんまの声が高く、大きくなりすぎたため、九能は約束通りキスで口をふさぐ。
だが、その豊満な胸に愛撫を与え続けることはやめない。腰の動きも止めない。
 
「んんっ……! んっ……。んんんんっ! んっ……。」
 
押さえ込まれて逃げ場を無くした感情は、快楽に歪む表情に出た。
その表情を見下ろしながら、九能は言葉にならないほどの悦びを感じるのだった。
唇で繋がり、お互いの大事な部分で繋がり、二人は本当に一つになった。
やがて九能の腰の動きが一段と速くなると、同時に頂点に達した二人はそのまま果てた。


303 名前: 九能×らんま〜その5〜 2005/10/08(土) 15:11:18 ID:Bua9cbak

「だから、申し上げましたでしょう? 接吻(せっぷん)をすれば元に戻ると。」

小太刀はあっさりと言ってのけた。
そう、乱馬は少々勘違いしていたが、小太刀はただキスをするだけで十分だったのだ。
いささかおかしな言動が多いとはいえ、お嬢様で育った小太刀は、それ以上の男女の交わりなどを
求めるほどにはすれてはいなかった。
冷静になった乱馬には、赤面では済まないことばかりだった。
 
(そうとも知らずおれはあんなことやこんなことまで……あまつさえそんなことまで……。)
 
穴があったら地球の裏側まで掘り進んで埋まってしまいたいくらいの気分だった。
しかし、今更取り消すことなどできない。九能ただ一人にしか昨日の出来事を知られていない
ことだけが救いだった。
 
一旦天道家に戻り、男に戻った乱馬は、まず真っ先に小太刀の元を訪れたのだった。
天道家では、何事があったのか聞きただそうとするあかねの顔は直視できなかったが、
乱馬は通りすがりにそっとあかねの頬にキスをすることでごまかしてきた。
 
「乱馬様……一体どこの馬の骨女の唇でお戻りになってしまったの? 
 その女が憎い、憎憎憎しいですわっ! 見つけたらただではおきませんことよ!」
 
小太刀は乱馬の口付けを受けたと思われる架空の女に向かって歯噛みした。
実際は自分の兄がその相手だったなどとは夢にも思うまい。
 
「い、言えるかっ! そんなこと……。」
 
乱馬の狼狽ぶりを見て、小太刀は勝手な推測を立てる。赤面しても乱馬の男前さは相変わらずだ。
美男子を慌てさせたことで、小太刀の胸にも少し優越感のようなものが浮かぶ。
 
「あら……。では大した女ではなかったのですわね。思い出したくもないようですし。」
「そういうわけでもないんだが……。」
「良いですわ、乱馬様。今度はきちんと逢引の最後に致しましょうね。接吻だけでは寂しいですもの。」
 
小太刀の微笑みに、乱馬は冷や汗を流した。そして、最も聞きたかったことを口にする。
 
「あ、あのよー、それで、例の写真はどうしたんだ?」
 
小太刀は微笑みに陰を曇らせ、いやなことを思い出した、という顔つきになる。
 
「燃やしてしまいましたわ。乱馬様と本当に交わることができますのに、偽りの思い出を
 残していても仕方がありませんもの。」
 
乱馬はそれを聞いて内心ほっとするが、小太刀に抱きつかれて慌てる。
 
「乱馬様、また日を改めて逢引いたしましょう。今度は無粋な薬なんてなしで、
 良い雰囲気の中で乱馬様と接吻を交わしたいですわ。」
「お……おれ……用事思い出したから……帰るわ! じゃあなっ!」
 
器用に小太刀の呪縛から逃れ、乱馬は手を振って逃げた。
 
「はい、またいずれお会いいたしましょう、乱馬様ぁ〜♪」


304 名前: 九能×らんま〜エピローグ〜 2005/10/08(土) 15:12:18 ID:Bua9cbak

家路を急ぎながら、乱馬はつい思い出してしまう。昨日の九能との情事を。
 
(良かった……よなあ……。相手が相手だったけど……。)
 
十分に時間をかけて九能に愛し尽くされた体は、いずれまた疼き出すだろう。
簡単に振り払ってしまえるほどの出来事ではなかった。
またいつあの快感を求めて自分が狂ってしまうのかと考えると、乱馬は気が気ではなかった。
 
 
 
 
 
「乱馬……なんでわたしとするときにいつも女の姿なわけ?」
「だぁって、女の方が気持ち良いんだもぉん♪」
乱馬はあかねと結婚した後も、新婚初夜を除いてほとんど女の姿でセックスしていたのであった。

(終わり)


305 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/08(土) 15:22:22 ID:Bua9cbak

ああああ!! 最後二つを「エピローグ」にするつもりが名前欄間違えた……。
まあいいか。
 
とりあえずこの話はこれで終わりということでw
(続きも考えてはいるんですが書き上がるかわかりませんw)
昨日一昨日とで一気に思いつくまま書き上げたものなので、ひたすら長いですが
気に入ったかたは読んじゃってくださいw
 
>>292
ネ申だなんて(*ノノ)
光栄ですけど、そんなんじゃないです〜。
あんまりおだてると調子に乗って更に色々書いちゃいますよーw
 
ではでは〜。


306 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/08(土) 22:44:05 ID:/WgXkWD7

久能xらんま、GJ!!神様ありがとう!!
久能の愛撫、愛がたっぷりってかんじでなんかいいよなぁ・・・(*´д`*)ハァハァ


307 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/08(土) 23:58:49 ID:ZtHIrfk8

乱右の続きが気になって寝れない。


308 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/09(日) 00:49:16 ID:UPY1Up2p

GJ! 文章力も構成力もかなりのもんだなぁ



309 名前: 乱馬×右京 2005/10/09(日) 01:15:20 ID:OazXv6kU

(>>290より続きです)

白いサラシに包まれ、ずっしりと重い感触の乳房に頬擦りをしながら、乱馬は微妙な力を入れて
円を描くように撫でていく。布越しに指先が乳首に当たると、右京はかすかな声をあげた。
 
「うっちゃんの胸って結構大きいね。何が入ってんの?」
「えっと……ら……乱ちゃんへの愛……?」
 
口にしてしまってから右京はその台詞のあまりの恥ずかしさに湯気が出るほど顔を赤くする。
乱馬は、冗談で投げかけた言葉に返された思わぬ可愛らしい返事に微笑む。
 
「ふーん……。うっちゃん……。可愛い……。」
「い、いやぁ……。あんまり見つめんといて、乱ちゃん……。うち、恥ずかしいわ……。」
 
右京は自分を見つめる乱馬のキラキラした瞳に耐え切れず両手で顔を覆い隠した。
 
「何言ってんだ、うっちゃん……。綺麗だよ……。」
 
そういうと乱馬は、非情にも顔を覆い隠す右京の手を剥がして、赤く染まる頬に唇を寄せた。
 
「本当に可愛いなあ……。うっちゃんは。」
 
右京は、乳房を撫でられながらサラシを徐々に剥かれても、抵抗する力も涌かない
自分の体が信じられない。確かに好きな相手ではあるのだけれど、この状況は確実に
「強姦されかけている」という状況なのに。
だが、右京はそっと、一粒の涙をこぼした。


310 名前: 乱馬×右京 2005/10/09(日) 01:15:55 ID:OazXv6kU

「うっちゃん……? な、なんで泣くんだよ?」
 
声が震える。今流れたのは一粒とはいえ、乱馬は女の涙に弱い。
 
「あんなあ……。うちの心もてあそぶのやめてくれんか? 
 そら、乱ちゃんに抱かれるのは嬉しいことなんやけど……切ないねん。」
 
乱馬は手を止め、右京の弱弱しい言葉に耳を傾ける。
右京は乱馬の顔を見ようともせず、ただ壁の方を見つめてはらはらと涙を流す。
 
「どうせ乱ちゃんはあかねちゃんともこういうことしてるんやろ?」
「してねえよ。こんな……ことはうっちゃんにしかしたことねえ。」
「ウソや! だって……あんな一つ屋根の下で暮らしてて何もないやなんて……。」
 
右京の大きな瞳に、一層大きな涙の粒が生まれた。
 
「乱ちゃんは知らんやろ……? うちが久しぶりに乱ちゃんに逢うたとき、
 既に乱ちゃんにうちとは違う許婚がおったって話聞いたとき……。」
 
泣いている所為で声がかすれる。
 
「うちがどんだけ悲しかったか……! 切なかったか……! 
 そら、乱ちゃんに捨てられたときも悲しかったけど、他の女のとこいくゆうんや
 なかったわけやし、その……。」
「だー! もう、うるせえな。」
 
乱馬は自分の唇でその自分にとって痛い過去を思い出させる音源――右京の口を塞いだ。
いきなりのキスに右京は身を固くする。
 
(ら……乱ちゃん……! 乱ちゃんの唇がうちの唇にっ……!?)
 
生まれて初めてだったのだ。異性と唇を重ねたことなど、ただの一度も無かった。
夢見たことが無いわけではない。クラスの女の子たちが経験したばかりの初デートや
初キスについてきゃあきゃあ語り合っているのを聞いて、羨ましいと思ったことだってある。
 
だが、乱馬はもてる。
怪しげな中国娘にも好かれているし、怪しげな黒薔薇を高笑いで振りまく新体操女にも好かれている。
一番のライバルと思える、らんまのもう一人の許婚のあかねなどは、
乱馬と一つ屋根の下で暮らしているのだ。簡単に上手くいくような恋だとは思っていなかった。
 
それがこんな形で、こんなに突然唇を奪われるなど、予想もしていなかった。
右京は乱馬の少し乾いてかさついた唇を肌で感じながら、目を閉じることもできずぼうっとしていた。


311 名前: 乱馬×右京 2005/10/09(日) 01:19:33 ID:OazXv6kU

沈黙を破ったのは乱馬の声だった。
 
「おれは、うっちゃんに入れたよ。」
「え……?」
 
何のことやら右京には見当もつかない。
 
「ワンピース、可愛かったよ、うっちゃん。」
 
その言葉でやっと先日のコンテストの投票のことだと理解できた。
でも、右京には乱馬のその言葉が信じられなかった。だって……。
 
「乱ちゃん……。あかねちゃんに入れたんちゃうん?」
 
乱馬はまさか、と首を横に振った。
 
「うっちゃんに入れたよ。当然だろ?」
「当然って……。うちてっきり乱ちゃんは……。」
 
乱馬はあかねが好きなのだなんて、単なる思い込みだった。
まさか乱馬が本当は自分を想っていただなんて思いもしていなかった。
でも、右京にそう思い込ませるだけの状況を乱馬は作り出していたのだから仕方が無い。
いつだって乱馬の傍にはあかねがいた。ただそれだけの事実でも、右京には、
乱馬が自分にとって近くて遠い存在なのだと思えていたのだった。
 
「乱ちゃん……。本当にうちのことが……す、好きなん?」
 
消え入りそうな声で右京は尋ねる。
乱馬は右京の不安な瞳には答えもせず、胸を包み込んでいるサラシに手をかける。
右京は焦った。
 
「あかん……、あかんて乱ちゃん、こんなとこで……!」
 
声は抵抗していても、体は動かない。右京ができたのはただ、目を閉じることだけだった。
乱馬はサラシを剥がし、右京の乳房に直接触れ、いとおしそうに撫でてくる。


312 名前: 乱馬×右京 2005/10/09(日) 01:20:53 ID:OazXv6kU

「乱ちゃん……。うち、店開ける準備せんと……はんっ……。」
 
乳首を軽く唇で挟まれ、右京が甘く切ない声をあげる。
 
「今日は臨時休業ってことにしろよ、うっちゃん。どうせ準備中の札出しっぱなしなんだしさ。」
「うう……。でもぉ……。ひどいわ乱ちゃん……。神聖な鉄板の上でなんて。」
「おれはお好み焼きよりもうっちゃんが食べたいんだよ。」
「も、もぉ……あほぉ……。」
 
完全に上半身は裸に剥かれてしまった。
右京は、初めて男の目に自分の肌を晒すことが恥ずかし過ぎて、ぎゅっと強く目を閉じて、
ただ乱馬のなすがままになっていた。
 
「うっちゃん、あのワンピース、まだ持ってるの?」
 
乱馬は肌を愛撫する手を休めずに尋ねる。
初めて触れる女の体。
思っていたよりも柔らかで、そっと大事に扱わないと壊れてしまいそうな気がした。
自分が女になったときに触れてみたときとはまた違う。その何倍も刺激的な感触だ。
緊張で思わず手が震えてしまっているのだが、右京には伝わっているのだろうか? 
 
「う……うん……。うちの部屋にあるけど……。」
「着てみて欲しいな。おれだけのために着てみてよ。」
 
乱馬は裸の胸を抱きしめ、頬擦りしながらせがむ。
別に拒む理由は右京にはなかった。
 
「え、ええよ。ほ、ほな、放して。」


313 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/09(日) 01:28:56 ID:OazXv6kU

例によって続きはまた後日です。
連休中は仕事で忙しいので、あまり書き進められないかもしれません。
 
>>307
私もなぜか眠れなかったので、続きを書いてみました。
九能×らんまのときよりエロ度は低めですがすみませんw
その代わり言葉攻めを増やしてみた感じですw
 
我ながら>>309の辺りとか笑っちゃいますw
 
>>306 >>308
お世辞でもそう言っていただけると嬉しいです。
ほとんど思いつくままを書きなぐったという感じなのですがw

九能の愛撫は愛がこもってるのかな?w 
私としてはひたすら変態性を見せ付けるだけって感じで書いてましたw

では、眠れるかどうかわかりませんが、寝ます♪ 


314 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/09(日) 03:54:20 ID:beeIHLiO

>>313
こういう九能×らんま読みたかった
GJ!

文章も然る事ながらキャラを掴んでるってのが1番だなぁ
基本的に九能は惚れてる相手には優しいだろうし
また九能×らんま読みたいです(´д`*)


315 名前: 良牙×右京 2005/10/09(日) 04:21:45 ID:OazXv6kU

「このへたくそ! こんなん痛いだけやん!」
 
ばちーんと良い音が響いた。ショーツ一枚しか身につけていない右京が、
腕で胸を隠すようにして横座りしている。
 
「お前のその張り手もかなりおれには痛かったんだけどな……。右京。」
 
同じくパンツ一丁の良牙が頬を押さえて痛みを堪えている。
意外にも流行に敏感な良牙は、ボクサーブリーフをはいていた。
 
「男がうだうだゆーとる場合か? もっとしっかりせえな。ほんまに。」
 
 
 
そこはお好み焼き屋「うっちゃん」の二階の一室だった。
偶然道に迷って店の前をうろついていた良牙を、右京は部屋に引き入れたのだった。
目的は、「セックスの練習」。
 
良牙は最近できたばかりの彼女、雲竜あかりとの何度目かのデートに向かうところだった。
当然、約束の期日はすっかり過ぎているのに、未だ待ち合わせ場所にたどり着けないでいたのだが、
良牙は今度のデートでもう一歩進んだ段階に進もうと考えていた。
そんな良牙に、右京は提案した。
 
「あんた、どうせ初めてでへたくそやろ? うちが練習台になったる。」
 
最初は良牙は拒んだのだった。
 
「ば、ばか言うな! おれは初めてはあかりちゃんかあかねさんに捧げると決めて……。」
 
右京はちっちっちと舌打ちしながら指を振った。
 
「男があんまりにもへたくそやと女は幻滅するで。やった途端ふられてもええんか? 
 想像してみ? 上手くできんかったときのことを。」
 
そう言われた良牙の脳裏にあかりの声が響く。
 
『良牙さま……。ごめんなさい。あかりは良牙さまみたいに下手な方とはもうお付き合いできません。』
 
「だああああああっ!! あ、あかりちゃん、待ってくれ、あかりちゃーん!!」
 
想像してみただけで苦痛だった。屈辱だった。
良牙はやむなく右京の誘いに応じた。
 
「安心せえ。キスはせえへん。最後までもやらん。ただ前戯だけやってみるだけや。」


316 名前: 良牙×右京 2005/10/09(日) 04:22:44 ID:OazXv6kU

良牙は手元に落ちていた男性雑誌の最新号を拾い上げた。
その雑誌はどちらかと言うとファッション関係の記事が多いのだが、たまにセックスに
関しての特集記事などを載せていたりする。
 
「えーと、『最初は後ろから抱きかかえるような姿勢が楽かもしれません。彼女の
 胸を後ろからそっと揉んであげ』……。」
 
雑誌をじっくり読もうとしていた良牙に、右京の声が飛んだ。
 
「そんなんほうっとき! 本ばっか読んだって上手くはならんよ! 
 ここに本物の女がおるやん? 実践あるのみやで!?」
 
良牙は不服そうな顔をしながらも、雑誌を捨て、右京の背後に回り、その体を抱きかかえた。
今度は先ほどのようにいきなり乳房をつかんで握ったりなどせず、胸全体をそっと
撫でるだけにする。
 
「う、うん……。そ、そうや。優しくな、優しく。」
 
良牙は胸だけではなく、下の方にも手を伸ばしてみる。
一方の手で胸を撫で、一方の手では腰を撫でてみたり、太ももに触れてみたりする。
段々感じがつかめてきた良牙は、指で乳首の周りに円を描くようになぞったり、
手の平全体で脚や腹の辺りを撫でたりしながら、右京の首筋にそっと唇を当ててみる。
 
「あ……んっ……。くっ……。はぁっ……。」
「感じてきたみたいだな。」
「うっ……か、感じてなんかおらんよ……。はぁん……。」
 
強がりを言ってみても、声が出てしまうのは抑えきれない。
息を荒くし始めた右京の姿に、良牙も段々興奮してきた。


317 名前: 良牙×右京 2005/10/09(日) 04:23:50 ID:OazXv6kU

「嘘つけ。我慢すんなよ。」
 
そう言うと良牙は右京の耳元にふうっと息を吹きかけた。
右京の体に緊張が走る。
 
「あ……あかんて……そんなんしたらうち……。あんっ……。」
「何が悪いんだ?」
「へ、変になりそうや……。体が熱くなってきよった……。」
 
良牙は確かに右京の体が熱を帯びて来るのを感じていた。
触り心地の良い、きめ細やかな肌だ。触れているだけで心が落ち着く。
あかりやあかねの肌もこんな感じだろうか? 良牙の脳裏にふとそんな考えがよぎったが、
今はそんなの関係なかった。ただ目の前にいるこの女を激しく鳴かせてみたい。
 
「ちょ、ちょお、何すんねん?」
 
良牙は体の向きを変え、そっと右京を横たわらせると、自分はその腰の上あたりにまたがった。
そして、少し大きめの二つの乳房の間に顔をうずめ、横から揉みほぐしはじめる。
 
「練習だろ?」
「そ、そうやけど……。」
「なら、これが感じるか感じないかだけ教えてくれよ。」
「わ。わかった……。」
 
胸の先端に濡れるような熱を感じた。右京は、恥ずかしさに目をそらし、じっと良牙が
舌で自分の体を蹂躙していく感触に耐えている。
 
「う……ふん……。はぁっ……。あんっ……。」
「感じるか?」
「う……うん……少しは……。」
「本当か? 強がるなよ。」
「あっ……はぁぁぁんっ! う、うそや……めっちゃ感じる……めっちゃ気持ち良い……。」
 
良牙が乳首を強く吸ったのだ。その快感にたまらず右京は叫んだのだった。
そして良牙の愛撫は休むことなく続き、右京のあえぐ声も途切れることがない。


318 名前: 良牙×右京 2005/10/09(日) 04:24:40 ID:OazXv6kU

「なあ……右京……。なんでお前おれと……?」
「はぁっ……はぁっ……さ、最初はめっちゃ痛いし、ほとんど感じないって聞いたんやもん……。」
 
右京は、絶え間なく与えられる快楽に顔を歪ませ、熱い息を吐き続ける。
 
「乱ちゃんにうちが痛いだなんっ……て……あんっ! 顔……見せたない……はあんっ!!」
 
良牙はそんな右京の顔を眺めながら、胸の奥から湧き上がってくる何とも言えない感情に気付く。
それは乱馬への嫉妬心だった。そんなことのためだけに、右京は好きでもない自分なんかに
体を開いたのだろうか? そんな些細なことのために……。
 
「乱馬だって……おれとこんなことした女となんて嬉しくねーんじゃねえか?」
「せ……せやかて……もう後戻りでけへん……やってしまったもんはやってしまったもん……。」
「そうだな。もう始めちまったんだから、続けるしかねえよな。」
 
良牙は体を起こし、右京の脇に座った。
そして、横から右京を抱き上げ、自分のひざの上に乗せた。
 
「ちょ……ちょお! どこ触っとんねん! 良牙!」
 
右京が声をあげても、良牙は手を休めない。
体を支えている方の手では乳房を包み、もう一方の手ではショーツの上から右京の最も大事な部分に
触れていた。
 
「練習だろ? ここの触り方も教えてくれよ。」
「あ……うん……。」
 
練習を口実にされては、右京も拒みようが無かった。
触られたその部分は、ショーツの中で少し湿り気をもっていた。


319 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/09(日) 04:35:48 ID:OazXv6kU

一旦寝ようとしたのですが眠れなかったんで、
続きではなくそのとき思いついたネタを書いてみましたw
私ばっかり書いてますがすみません〜

それに、関西出身じゃないんで変な関西弁かも〜w
違和感あったらすみません。

>>314
ありがとうございます。
九能×らんまは処女作というのもあって、一番凄かったかもしれませんw
自分で読み返してみても本当にねちっこいしw
でも、九能×らんま以外のカップルも書いてみたいネタが多いんですよね。
とりあえず、シャンプー×らんま(女)とか、らんま(女)×あかねとかの百合系を先に……w
あ、あと一応書き始めたものは終わらせないとなので、右京受けネタ2つも完成させますね♪
(どんだけ時間がかかるやらw)


320 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/09(日) 08:54:28 ID:biGSnlyK

九能×らんまGJGJGJ!
先輩の変態っぷり最高です。百合モノ(特にシャンプー×らんま)も楽しみにしてます。


321 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/09(日) 15:14:49 ID:lpVi+/M0

らんま関係いいよな〜
ノーマルでも百合でもおいしい


322 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/09(日) 22:00:54 ID:2LsTkGt9

今このスレには神が宿っている
ペース早い良作だし文句無しに面白い…
シャンプーのエロが少なくて物足りなかったので
シャンプー×らんま(女)も楽しみにまってます!
今は右京の2作にハァハァ


323 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/10(月) 04:08:09 ID:75UKRJ8w

思いついたまま書いてこんなにクオリティ高いのがすごいな


324 名前: 乱馬×右京 2005/10/10(月) 18:44:34 ID:c0+sirSZ

(>>313から続きです)

お好み焼き屋の二階の部屋。
乱馬に頼まれた通りにワンピースに身を包んだ右京には、少し思うところがあった。
 
(ど、どないしよ……。きれいなぱんつに穿き替えて置いた方がええよな、ここは。)
 
心を決めると、右京はワンピースの下からピンクのショーツを脱いだ。
別に大して汚れているわけではないが、なんとなく、新しいショーツで待っていたい。
 
「うーっちゃん! まだ?」
 
乱馬が着替えが途中でも構わないといった様子で、無神経に部屋の扉を開けた。
脱いだばかりのショーツを手に握っていた右京はびくっと肩を縮めた。
新しいショーツはまだ穿いていない。
 
「ま、まだや! 乱ちゃん、着替え中に入って来るやなんて……。」
 
脚の間をすり抜けるささやかな風がなんだか気持ち悪い。
右京は手に握っていたショーツを背中の後ろに隠し、乱馬の方を振り向く。
 
「なーんだ。全部着てんじゃん、うっちゃん。わざと早く開けたのに。」
「ひ、ひどいわぁ……乱ちゃん。うちが良いて言うまで待っててんか……。」
「わ。やっぱ可愛いじゃん、うっちゃん。」
 
乱馬が右京の傍に近づいてくる。
咄嗟に右京は握っていたものを、近くにたたんでおいてあった自分の服の中に隠した。
幸いなことに乱馬はそのことに気づかない様子で、右京に近づくと、その体を優しく抱きしめた。


325 名前: 乱馬×右京 2005/10/10(月) 18:45:25 ID:c0+sirSZ

「うっちゃん、こんな服も持ってたんだ。」
「う、うん……。この間、街で見かけて買うてん。なんか、着てみたいって思て……。」
 
濃紺のワンピースは、肩が大きく見えるデザインで、その周りを白くて大きな襟が縁取っていた。
素材は合成繊維だが、絹のような手触りだ。乱馬はその手触りを楽しんでくる。
右京はじっと触られるがままになっている。だが、内心はスカートの下が気になって仕方が無い。
布越しに触れながら、乱馬はあることに気づく。
 
「うっちゃん……何ブラジャーなんかつけてんの? せっかく脱がせたのに。」
「せ、せやかて……裸のまんま着るわけには……。」
「良いけどね。うっちゃんのブラジャーなんて貴重だし。」
 
それはワンピースと揃えて買った、ワイン色のTシャツ用のブラジャーだ。
普段サラシを巻いていて、滅多にブラジャーをつけたことのない右京は、
後ろ手にホックを留めることなど苦手だったので、前で留めるタイプのものを選んでいた。
 
「それにおれが脱がせるし……。」
「乱ちゃんのあほぉ……。」
 
ただ触られているだけで、体中に熱が走るのを感じる。
当然だ。誰よりも好きな相手に触られているのだから。
体をまさぐる乱馬の手が、スカートの方に伸びる。
そして、その布を徐々にたぐりよせ、右京の白い太ももを露わにさせる。
 
「ちょ、ちょお、待ってんか、乱ちゃん。」
「ん? 何?」
「あ、え、えっと……。」
「良いじゃん、触るくらい。」
 
白い太ももを撫でながら、乱馬は右京の頬にキスをしてくる。
右京は下着をつけていない部分を気にしつつも、角度を変えて乱馬の唇に唇を寄せる。


326 名前: 乱馬×右京 2005/10/10(月) 18:46:08 ID:c0+sirSZ

「あかん……?」
 
答えは感触で返された。熱く湿った感触が、右京の唇を蹂躙する。
どちらともなく舌が口の中に差し入れられる。まるで格闘するかのようにお互いの舌は絡み合う。
乱馬は右京を抱きながらその背中に手を回し、器用な手つきでチャックを下げる。
 
「可愛いよ、うっちゃん……。」
 
ワイン色のブラジャーが顔を見せる。買ったばかりでほとんどつけたことのないブラジャーだ。
Tシャツなど、体にフィットする服を着るときに線が見えないようにするためのデザインなので、
レースはなく、つるりとした表面になっている。
そのつるつるとした触感をほどほどに楽しむと、乱馬は迷わずフロントホックに手をかける。
体を触っている間に、後ろにホックがないのは確認済みなのだ。
 
(な、なんやねん乱ちゃん……やけに詳しいやん……。)
 
その知識はどこで手に入れたかというのは恐ろしいので聞かないことにして、
右京はひたすら乱馬の愛撫に身を任せる。
 
「うっちゃんはなんでおれのことが好きなんだ?」
「そんなの……わかれへん。うちは子供の頃からずっと乱ちゃんのことが好きやったんやで?
 今更理由なんて聞かれてもうまいこと言葉にならんわ。」
 
そう言いながら右京は思い出す。
小さい頃に初めて乱馬と会ったときのこと。毎日のお好み焼きを賭けた攻防戦のこと。
楽しく遊んだこと。裏切られて逃げられて、それでも心のどこかで好きだったこと。
再会して、自分が女だとわかってもらえたとき、何度も可愛いと言ってもらったこと。
 
「乱ちゃんは?」
「おれはねー……。」
 
乱馬の手が右京の腰に下がり、そして更にその下へとおりていく。
 
「可愛いから、かな。今、ぱんつ穿いてない?」
 
右京はスカート越しに直接撫でられる臀部への刺激に身を固くし、
あまりの恥ずかしさの頂点に、火が出そうなほど顔を赤くした。


327 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/10(月) 18:54:27 ID:c0+sirSZ

や、やっと書けました……。
らんまキャラって割と漢字が簡単で良いなあと思ったりしてw
 
>>320-323
え、えー、こんなに褒められてばかりだと、そろそろ煽られたり罵倒されたりするんじゃないかと
内心冷や冷やな今日この頃なわけですがw 
素直にうれしいです。ありがとうございます。
 
他に色々しなきゃいけないことも多いので、最初のようなペースというわけには行きませんが、
続きはできるだけ早めに投下していこうと思います〜。


328 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/10(月) 19:09:09 ID:c0+sirSZ

ああっ。>>313から続きじゃなかった……。>>312でした。
読みやすくしたつもりが紛らわしくってごめんなさい。

ちなみに、言うまでも無いですが、乱馬と右京の話と、良牙と右京の話は
時系列的に繋がってないものと考えてください。
(どっちも右京が処女なんでw)


329 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/10(月) 20:59:45 ID:hiqGVE9S

気にするなかれ。体調に気をつけ頑張って下され。


330 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/10(月) 21:00:09 ID:zH9OZ7k0

煽りようもなくGJですよ!
でも感想や支援には作品で応えていただければお気持ちは伝わります。
頑張れ〜


331 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/12(水) 19:14:37 ID:kIdBqtRL

期待あげ


332 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/12(水) 19:49:03 ID:98V2c7I3

亀ですが、久能×らんまGJ!!
キャラがらしくて良かったです。他の作品も楽しみにしてます(*゚∀゚)=3


333 名前: 乱馬×右京 2005/10/13(木) 22:29:08 ID:pKpzA6j1

(>>326より続きです)

「うっちゃんって意外と淫乱ー。いつもノーパンなの?」
「ち、ちゃう! こ、これは乱ちゃんが……。」
「あ、おれのために準備してたんだ。用意が良いね。」
「ち、ちゃう……。」
 
とてもではないが顔など見られるはずもない。右京は顔を背け、ただただ体を強張らせている。
 
「なーに目そらしてんの。」
 
乱馬はそんな右京を仰向けに押し倒し、その首筋に顔をうずめる。
左手がスカートの中に入り込んで、右京が焦る。
思わず体を持ち上げ抵抗しようとすると、唇にまた唇が重ねられる。
 
「うっちゃん……。ここのことなんて呼ぶか知ってる?」
 
差し入れられた手はすぐに脚と脚のちょうど真ん中に到達し、そこを執拗に撫でる。
くちゅくちゅとかすかな水音が聞こえてくる。
右京は赤面しながらも、乱馬が指でなぞっているその場所の名前を口にした。
 
「おめこ……やろ?」
「へ? あ……あれ?」
 
期待していた単語と違う単語が出てきたので乱馬は思わず手を止めてしまう。
右京はそのことは気にも留めず、心なしか声を震わせている。
 
「なんやのん! 乱ちゃん。女の口からこないなエロエロな言葉言わして!」
「あ、はは。そっか、うっちゃんは関西出身だもんな……。」
 
改めて自分と右京の育ちの違いを感じた。
乱馬が通っていた男子校では別の名前が広く通用していた。
だから、右京の口にした単語は自分ではちっとも恥ずかしいようには思えず、
むしろなんだか可愛らしいような感じさえしてしまう。
だが、ここで男の側がその言葉を卑猥に感じるかは問題ではない。
女が卑猥な言葉だと感じて口にしているかどうかが重要なのだ。
右京はそんな言葉を言わされたことに対して、恥じらい、乱馬に対するちょっとした怒り
そんなものを感じている。それで十分だ。


334 名前: 乱馬×右京 2005/10/13(木) 22:30:02 ID:pKpzA6j1

「でも、うっちゃん……よく知ってたね……。」
「う、うち、男子校にいたんやもん……。聞いたことくらいは……。」
「ふーん。でもさ、意味まで調べてるんでしょ?」
「せ、せやかて知らないことは聞いとかな……。」
「でも、エロ関係の言葉だってことくらいは気づいてたんだよね……?」
「そ……そんなん……わからへん……。」
「そうなんでしょ……?」
 
乱馬はわざと耳元でそうやって言葉で右京を追い詰めているのだった。
耳元に、首筋に、温かい息を感じ、右京は体を振るわせる。
触れている秘部からは、次から次へと温かい液が流れ出てくる。
 
「ら、乱ちゃんのあほぉ……もうやめてや……。うち恥ずかしくて……。」
「はは……かわいい……うっちゃん……。」
「あっ……ら、乱ちゃん……!」
 
乱馬は右京の胸の谷間に顔をうずめていた。
ホックは既にはずれ、乳房を覆っていた部分はもうそこにはない。
ブラジャーは肩にその紐を引っ掛けているだけだ。
 
「乱ちゃん……! ああんっ……はぁっ……。」
 
右京の声が一段と艶かしさを増し、高くなる。
乱馬は今度は無言でひたすら右京の体を舌や指を使って愛していく。
右京の体がその与えられるばかりの快感に耐え切れなくなった頃、乱馬は尋ねた。
 
「ねえ、そろそろいい?」
 
右京が無言でうなずくのを確認すると、乱馬はなにがしかを懐から取り出した。
 
「安心してよ。うっちゃん。おれ、ちゃんと用意してきたから。」
 
乱馬は服を着たまま、局部だけを露出させ、その取り出したものを装着しようとした。


335 名前: 乱馬×右京 2005/10/13(木) 22:30:53 ID:pKpzA6j1

だが、思ったより手間取り、上手くいかない。
 
「も、もう、何してんねん! 乱ちゃん。」
 
体にまとっていた熱を時間と共に冷やしてしまった右京が怒鳴りつける。
先ほどまでと立場が一変してしまったようだ。
乱馬は余計に焦ってしまい、上手くそれを装着することができない。
 
「あ、あれ? おかしいな……。」
 
半裸の右京が傍に寄り、その場所を覗き込む。
乱馬は慌てて隠そうとするが、右京は問答無用でその手を振り払い、見つめる。
 
「もう、貸して。うちがやったる。」
 
そう言って、乱馬の手からコンドームを取り上げる。
初めて見る男の一物。しかも、その男は自分のずっと恋焦がれていた相手。
右京は戸惑いを覚えないわけではないが、それよりもむしろ愛しさが勝ってしまう。
 
(は、入るんやろか……? こんなん……。うちの体の中に……?)
 
(でも……乱ちゃんのやもん……なんや可愛い……。)
 
気がつけば右京は、そこに口付けをしていた。そして、いかにも愛しいと言った表情で
そこを撫でられれば、乱馬も興奮してしまう。
軽く撫でていただけなのに大きくなってきたそれに驚きつつも、右京はコンドームを
かぶせてみる。くるくると巻かれていたゴムの膜をほどくように広げていく。
ただそれだけされるだけでも、乱馬の男の部分には激しく火がついた。
 
「乱ちゃん……。うち……乱ちゃんとひとつに……。」
 
「なりたい」なんて最後まで言わなくても、乱馬にはわかっていた。
優しげな瞳で右京を見つめ、その体を抱きしめる。
 
「いいよ。ひとつになろう。うっちゃん……。」


336 名前: 乱馬×右京 2005/10/13(木) 22:31:34 ID:pKpzA6j1

ことが終わった後、乱馬は右京の体を軽く抱き、壁にもたれかかっていた。
右京の長い髪の手触りを楽しみつつ、ぼそりと呟く。
 
「おれ、お好み焼き屋やりたいな。」
 
右京ははっとして乱馬を見上げる。
それはひょっとして、遠回しのプロポーズというものだろうか? 
 
「うっちゃんと。」
 
笑顔が向けられる。優しい笑顔。右京の大好きな笑顔だった。
 
「うちも……。乱ちゃんとお好み焼き屋一緒にやるの、夢やってん。」
 
顔を赤くして右京も微笑みかける。だが、瞳はそらさない。
じっと見つめあい、微笑みあった。
 
「けどな、乱ちゃん。乱ちゃんは板前姿より女の姿で看板娘やってくれる方が店が儲かりそうやね。」
 
一瞬冷たい空気が流れ、それまでの甘いムードが吹き飛ばされた。
しかし、右京に体をぴったりと寄せ付けられ、頬にキスを受けると、乱馬もまた
優しい雰囲気に戻り、髪を撫で始めた。
 
(乱ちゃんの板さん姿を他の女なんかに見せられるかい……。)
 
 
「お好み焼き屋うっちゃん」はその日一日中臨時休業の札を出していた。
                                                  (終)


337 名前: シャンプー×らんま 2005/10/13(木) 22:33:46 ID:pKpzA6j1

(次のは人によってはあんまり見たくないタイプのネタかもしれないので、
 ちょっとでも嫌悪感があったらすぐに読むのをやめてください。)


出前のどんぶりを回収してきた帰り、シャンプーはらんまに出会った。
なぜか雨も降っていないのに女の姿のまま、らんまは元気の無い様子で
学校からの帰り道を急いでいた。
 
「あいやー! らんま、ここで会えるなんて運命的ね。」
「しゃ、シャンプー……。よぉ。」
「どうしたか? 元気ないな。」
「ちょ……ちょっと、腹がいてえんだよ……。」
 
見れば、らんまは腹部を押さえて苦しげな表情をしている。
シャンプーは当然心配する。
 
「あいやー! 拾い食いでもしたのか? それともあかねの手料理でも食ったか?」
 
拾い食いと同等に扱われるあかねの手料理は気の毒だが、事実、味と破壊力の面において
同等なのだから仕方が無い。
 
「あ、あんなまずいもん食うわけねーだろ! つーか、別に腹を壊したとかいうわけじゃねーんだ……。」
「わかた。猫飯店に来るよろしね。ひいばあちゃんによく効く薬もらうね。」
「……ばばあの薬は怪しそうだからいらねえんだけど。」
「そうか? でも、とにかく来るよろし。」
 
シャンプーはらんまを自転車の後ろに乗せると、猫飯店への道を軽快に走り出した。


338 名前: シャンプー×らんま 2005/10/13(木) 22:34:35 ID:pKpzA6j1

「ふむ。婿殿は月経のようじゃな。病気ではないようじゃ。」
「な、なんだって?」
 
おばばが言った。二人が猫飯店に着き、事情を話すと、
おばばはらんまの周囲の匂いを嗅ぎ分け、瞬時にそう判断した。
 
「月のものね。中国では月経というね。女なら当然よ。気にすることない。」
「んなこたわかっとる。日本語でも同じだ。でも、おれそんなの……。」
 
らんまは戸惑った。まさか男である自分でもそんなものが来るとは……。確かに半分女ではあるが。
一応性教育の授業で聞いてはいたが、自分にはまったく関係のないものと思って
真面目に聞くようなことはしていなかった。
 
「今までこんなの無かったし、何かの間違いじゃねーのか?」
「きっと来るのが遅かっただけね。」
「大体、そんなの小学校だか中学校だかの頃に来るもんじゃねーのか?」
「来るのが遅い娘もおるぞ。個人差があるでな。」
「で、でも……。」
「安心するね、らんま。病気でないぞ。むしろおめでたね。」
「めでたくねー!」
 
考えてみれば、何か股の間に気色悪い感触があった。
何かが漏れているような、そんな感じもする。これが……月経? 
 
「シャンプー、婿殿を風呂に案内してやれ。婿殿は服を汚しているやもしれんでな。」
「了解ね。らんま、ついてくるよろし。」
「え、い、いいよ、おれこのまま帰るから……。」
「遠慮いらないね。さ、早く。」
 
シャンプーに無理やり手を引かれ、らんまは風呂に案内された。
店に見えない方角に、その風呂場はあった。
脱衣所まで案内すると、シャンプーは言った。
 
「じゃ、着替え用意してくるから待ってるね。今の服は私が洗濯してやるね。」
「い、いいよ。そこまでしてもらわなくても……。」
「遠慮いらないね。私とらんまの仲よ。血のついた服の洗い方知ってるか?」
「い、いや……あんまり……。」
「それなら、私に任せるね。らんまは風呂入ってるよろし。」
 
そして取り残されたらんまはとりあえず服を脱ぎ、風呂に向かう。
はいていたトランクスが何か血のようなものに濡れていたことに気づき、
らんまの背筋にすーっと冷たいものが走った。
 
(まさか……マジで? 面倒なことになったな……。)


339 名前: シャンプー×らんま 2005/10/13(木) 22:35:35 ID:pKpzA6j1

風呂場から悲鳴が聞こえたのはその直後だった。
 
「ど、どうしたね? らんま。」
 
別の部屋で着替えを探していたシャンプーは、そこを散らかしたまま慌ててらんまの元へと走る。
そして、ためらいもせず風呂場の扉を開くと、そこにいたらんまの姿に驚いた。
 
「あいやー! これは一大事ある。ばあちゃん、ばあちゃん!!」
 
呼ばれたおばばが駆けつける。らんまは湯船につかりながら、呆然としている。
 
「ど、どうしたんじゃ? シャンプー。」
「らんまが男に戻らないね! 大変なことになた。」
 
見ると、確かに湯気の立つ湯船の中に浸かっているのに、らんまは女の姿を保ったままだ。
シャンプーは服を着たまま風呂場に入ると、らんまの傍に寄った。
その浸かっているお湯に手を入れても、シャンプーは姿を変えない。水なら猫になるはずだ。
 
「ど、どういうことね? 確かにこれはお湯ね。なぜ男に戻らないね?」
「わ、わかんねーよ……。おれだって……。」
 
その様子を見ていたおばばは、シャンプーを呼び寄せ、二言三言何かをそっとささやくと、
風呂場から出て行った。
シャンプーはらんまの方に向き直る。
 
「ひいばあちゃん、ちょっと調べてくる言ってるね。仕方ない、少し待つね。」
 
そう言って、シャンプーも風呂から出て行く。
らんまは何か見捨てられたような気がして寂しくなったが、、数分後、服を全部脱いだ姿で、
シャンプーは戻ってきた。
 
「ちょ、しゃ、シャンプー! な、なんのつもりで……。」
「決まってるね。私、らんまの背中流すね。」
「で、でも、そんなの自分でやるって……。」
「遠慮いらないね。私たち今は女同士ね。」
 
シャンプーは湯船かららんまを引き上げると、自分の裸の胸に抱いた。
 
「だから……何しても平気ある……。」
 
豊かな胸が豊かな胸で押し潰される。らんまは赤面したまま、動けなくなっていた。


340 名前: シャンプー×らんま 2005/10/13(木) 22:36:41 ID:pKpzA6j1

「この飴玉、ひいばあちゃんにもらったね。甘いもの食べると痛みも楽になるぞ。」
 
シャンプーはセロファンに包まれた丸い飴の玉を見せる。
らんまはいやな予感がして、それを拒否した。
 
「い、いらねえ……。何が入ってるんだ、それ。」
「安心するね。これ、別に何でもないぞ。」
 
そう言って、シャンプーはその飴を自分の口に入れる。
 
「ただの普通の飴玉ね。甘くて美味いぞ。」
 
時折、舌に乗せてらんまの方に見せながら、シャンプーは飴を舐めている。
 
「だから、ほら、食べてみるね。」
 
シャンプーはらんまの体を抱き寄せると、その小さな唇に、自分の唇を近づけた。
らんまは抗うこともできず、その口付けを受ける。
そして、飴の玉はころんとらんまの口の中に入ってきた。
 
「んっ……。」
 
確かに甘い。味は普通のしょうゆ飴のような味がした。
だが、だんだん舐めているうちにらんまは変な気分になってきた。
 
「な、なんだ……これ……?」
 
口の中の飴が熱く感じられてくる。なめているうちに、自分の体はどんどん熱を
増してくるようだ。
飴はすぐに溶けてしまい、その形状がなくなると、らんまは体中に電流が走るかのように
熱いものが駆け抜けていくのを感じた。
 
「ちょっと興奮剤とかいうのが混ざってるらしいが、まあ気にすることないね。」
「こ、興奮剤……?」
「中国で熟年夫婦の間で人気の飴ね。怪しげな行商人が売り歩いているが、別に毒ではないね。」
 
そういうシャンプーの肌も先ほどよりほんのり赤みを増している。
艶かしい手つきで素肌に触れてくるシャンプーに、らんまは抵抗することができない。
むしろ、自分からもシャンプーの肌に触れている。
 
「よろしね。らんま、私が女の体のこと、色々教えてやるね。」

(小狼くん……)
 
サクラは皿洗いをしながら、昨晩のことを思い出していた。
小狼と黒鋼のコンビが鬼児狩りという職業を始めてから数日経つが、最近毎日と言って良いくらい、
小狼は傷を負って帰って来る。
 
(また……私の羽根を探して……怪我しちゃってるのかな……?)


341 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/13(木) 22:41:34 ID:pKpzA6j1

ああああああっ……他スレ用のネタが最後に混ざってしまいました……。
最後の5行辺りだけ無視してください。
続きはまた後日。


342 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/13(木) 23:27:34 ID:2QwijGiP

ワロスwイキナリシャオロンが出てくるとはおもわなかったよw
まぁ気にせずがんばって下さいw


343 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/14(金) 00:04:49 ID:UO/CdfD0

キタ―――(・∀・)―――!!


344 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/14(金) 00:11:03 ID:MUv8wk8N

混ざってるw コレはコレで面白い展開だは


345 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/14(金) 00:41:04 ID:67vHHaUt

苦悩とらんま
GJ!!
普通におもろい

欄間右京はまた後日読みます


346 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/14(金) 00:44:21 ID:67vHHaUt

しゃんぷーらんまも読んだ
天才だな


347 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/14(金) 00:53:22 ID:1pvlcxWZ

いろいろ書けるってほんとすごいですね


348 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/14(金) 00:59:04 ID:67vHHaUt

正直言ってネ申!!
まさに俺の理想とする内容だった

3本とも


349 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/14(金) 01:21:16 ID:pS//1kID

キャラをよくつかめてるのがイイ(・∀・)!!


350 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/14(金) 02:55:39 ID:x94I6//D

2ちゃんの神様ありがとう・・・ 。* ゚ + 。・゚・。・ヽ(*´∀`)ノ


351 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/14(金) 13:29:25 ID:fA+ELwlz

途中でシャオラン来てびびったw


352 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/14(金) 21:00:33 ID:FRdJ/d85

小狼ワロタww
てかマジで神だな!
ファンになったよ。
シャンプー×らんまの続きもテカテカしながら待ってます。


353 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/14(金) 21:08:35 ID:XJG5+K+g

良スレ発見!
ここには神がいるね
本当すごいよ


354 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/15(土) 02:27:10 ID:g7UYGzez

めちゃ文章がうまいし、ストーリーもおもしろいです!!
今後も期待してまぁす〜


355 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/17(月) 08:05:01 ID:OIrQtaLp

そろそろageますね


356 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/17(月) 23:10:12 ID:feNlUMyl

天才だ!1000世紀に1人の天才だ!


357 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/20(木) 09:11:42 ID:VvB+e/iS

待ちくたびれた…
神様マダー?


358 名前: 341 2005/10/20(木) 23:33:02 ID:JiQ4LRcm

ごめんなさい〜。
風邪で寝込んじゃって2、3日書かないでいたら書き方忘れちゃいまして……。
ちょっとリハビリ中です。すぐには仕上がらないかもです。

他の職人さんの投下お待ちしてます。


359 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/21(金) 02:39:29 ID:2CIVcCfn

おだいじに〜


360 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/21(金) 08:49:04 ID:W7LgPie+

>>340
ちゃんと素直にらんまが女相手してるのでGJ!


361 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/29(土) 08:11:59 ID:6dHY8M+t

保守


362 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/29(土) 21:20:01 ID:GGuDXr+u

#http://www88.sakura.ne.jp/~eros/flash/flash/ranma00.swf

絵がうまいからスキコレ


363 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/30(日) 22:14:10 ID:IGnkVuba

過去スレ二つを保存してる人いる?
見たくても見れない


364 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/10/31(月) 10:36:14 ID:0dIq2HvL

>>362
GJ!
楽しませてモラタ


365 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/01(火) 13:54:44 ID:cEuiTLmD

>>362
ハゲワロタ


366 名前: 良乱 2005/11/02(水) 03:55:52 ID:FdLUIyEJ

日が暮れ、空が茜色に染まる頃。
夕餉の香りが立ち込める天道家の台所には、かすみとあかねの姿があった。
あかね本人は食事の支度を手伝うつもりなのか、
世話しなく包丁を振るい、歪な形をした野菜が皿に盛り付けられる。
かすみにとっては邪魔以外に何者でも無かったが、仕方無いといった表情で手伝うあかねを軽く嗜める。

全ての食卓が居間へ運ばれ、家族全員が集まった頃合、
乱馬一人だけ見当たらないのにあかねは訝しげに顔を歪めた。

「…おっかしいなぁ…、おじさま、乱馬知りません?」

「ぱお〜ぱおお〜〜〜」

玄馬に問うもパンダの姿なので真っ当な返答さえ、否、会話すら出来ない。
マーカーペンでボードに何か書こうとしていたが、あかねは無視しなびきに聞いた。

「乱馬君ならさっきお風呂場に行く姿を見たわよ」

なびきが口を割った直後、天を貫くような女の悲鳴が響いた。
らんまの声だ。
あかねは一目散に風呂場に走り、湯気で曇っているガラス戸を乱暴に開ける。
そこには女の姿のまま、湯舟に浸かるらんまの姿があった。

「ら、らんま!?あんたどーしたの!?」

血相を変えて驚くあかねの声色に、らんまは身体を小さく震わせあかねの方を向いた。

「………お湯に浸かったのに…男に戻らねー…」

今にも泣き出しそうな表情で訴えるらんま。


367 名前: 良乱 2005/11/02(水) 03:56:53 ID:FdLUIyEJ

けたたましく廊下を走る音が聞こえ、
後を追って駆け付けた早雲と玄馬は、そのらんまの姿に目を丸くする。
早雲は涙をハンカチで拭うと、洗面器で湯を掬いらんまの頭からそっと流してやった。

「うう……らんま君…可哀想に…安心していいよ、家からお嫁に――」

「やめんか!」

あらぬ事を言う早雲の言葉を遮り、らんまは拳を震わせながら叫んだ。

「そういえば…前にもこんな事あったわね」

あかねの言葉に以前の悪夢が蘇る。
そう、中国から来訪したハーブとかいう麝香王朝の末裔、
その時は姿を留めておく桶水止を浴びせられ、男の姿に戻れなかった。
だが今はどうだろう、桶水止の水も浴びてなければ、とっくに利き目も切れている筈。
らんまは訳が分からず、ただ頭を項垂れるだけだった。

「兎に角、猫飯店にでも行ってみたら?おばあさんなら何か知ってるかもよ」

頭を抱え込むらんまを見兼ねて、あかねは敢えてシャンプーの処へ行くよう促した。
智恵が豊富な彼女な何か知っているだろう、唯一の頼みの綱だ。
覗き込むあかねの顔がやたら心に染み、らんまは小さく頷いた。


368 名前: 良乱 2005/11/02(水) 03:58:14 ID:FdLUIyEJ

「あいやー、らんま私に逢いに来てくれたあるな!」

猫飯店に入るや否や、シャンプーは歓喜の表情で瞳を輝かせ、
ゴロゴロと猫のようにらんまの胸元へ飛び付く。
そんな様子に、あかねは怒気を帯びた瞳でらんまをきっと睨み付けた。
その冷たい目線に身を縮こませ、軽くシャンプーをあしらうらんま。

「ばあさんに話しがあんだよ」

言うや否や、奥からコロンが現れた。
早速、らんまは湯に浸かっても男に戻れない旨を話し始める。
コロンは静かに相槌を打つと、ちょっと来いと言って奥の部屋にらんまだけを招き入れた。

シャンプーも驚いた様子でらんまの話を聞いていたようだが、
何か解決の策があるようで二人は不思議そうに顔を見合わせる。

暫らくすると、らんまの悲鳴ともつかぬ可笑しな声が聞こえ、二人は慌てて奥の部屋に走った。

「来るな!!絶対に来るんじゃねー!!」

刹那、叫ぶらんまの声に脚が竦み、二人は立ち止まる。
どのくらい経っただろう、
コロンと共に戻って来たらんまは頬を僅かに紅潮させ身体をもじもじと捩じらせている。

「…何だったの?可笑しな声したけど…」

尋ねるも、らんまは依然と身体を捩じらせ、恥辱に満ちた表情で口を割ろうとしない。
今まで見た事も無いらんまの異様とも言える表情に疑惑を覚えるあかね。

「婿殿は――」

「あああああ!!」

変わりにコロンが口を割ろうとするが、それをらんまが遮った。

こんな事、絶対あかねに言えねぇ……。
思い返すだけで虫唾が走る。


369 名前: 良乱 2005/11/02(水) 04:00:05 ID:FdLUIyEJ

それは、今日の出来事――まだ太陽が照り付ける白昼に悲劇は起こった。
朝、天気予報では雨マークなんて一つも無かったのに夏特有の通り雨に打たれ、
傘を持ち合わせていなかったらんまは勿論女になった。

すぐに雨は止み、瞬く間に雲間から覗く太陽に苛立ちさえ覚えながら家路までの道を歩いていると
背筋に悪寒が走り擦り返ると案の定、悩ましげな顔で立つ九能の姿があった。
いつものように「おぉ、逢いたかったぞ、おさげの女〜〜」と言ってらんまの懐へ飛び付く九能。

そのまま、蹴りを入れて天高く突き飛ばしてやれば良かったものの、
真剣な面持ちで話しがある、と九能が言い出すので
らんまは仕方なく引かれる腕を払う事が出来ずにに九能家に脚を踏み入れた。

案内された九能の部屋は、不必要な家具など無く綺麗に整頓され、埃一つ無い。
壁際に懸かる自分のでかいポスターに目がいくも、素知らぬ振りをしてらんまは畳に腰を降ろした。

「んで?用って何だよ」

「まぁ、そう急かすで無い。まずは茶でも飲んで落ち着くのだ」

差し出された冷緑茶は乾いた喉に心地よく流れ込み、火照った身体を少しだけ冷ましてくれた。

「どうでもいいけど…俺急いでんだよ、早くしてくんねーか?」

なかなか本題に入ろうとしない九能に苛立ちが募り、らんまは乱暴に口を割る。

刹那、急速に身体の自由が奪われていくのが分かった。
手足が思うように動かず、持っていた湯飲みが畳に転がると同時に視界がぐらぐらと歪む。

――茶に何か入ってた?


370 名前: 良乱 2005/11/02(水) 04:01:38 ID:FdLUIyEJ

「ははっ…どうやら効果覿面のようだな、我が妹が作った痺れ薬は」

「……っ…九能…どうゆうつもりだ……」

「……天道あかねとあさげの女、どちらに愛を捧げるか迷った。
だが!僕は決めたのだ。おさげの女だけを愛すると」

相変わらず鳥肌が立つような言葉を投げかけて来る九能に、らんまは少しなが恐怖心を覚える。
九能の瞳は炎が滾るようにギラ付き、気持ち悪いのには変わりないが、
何処かいつもと違う九能を垣間見た気がした。

言う事を聞かない身体を尻目に九能はせっせと寝床の準備をしている。

本気でやばい、と思った。
でも、身体が動かない――意識がはっきりしているだけに酷く嫌悪を感じる。

「さぁ、おさげの女…」

九能はらんまの華奢な身体を軽々と抱き上げ、そのまま布団の上に組み敷いた。

「やっ…離せ…!やめろ・・・!」

僅かに指先が動く程度で、とてもじゃないが逃げ出すなんて出来やし無い。
鼻先が触れ合うくらいに九能の顔が間近に迫り、吐き気さえ伴う感覚を必死で抑えるのがやっとだった。

「はぁ・・・ん」

九能の唇が触れたと思ったら、すかさず舌が乱入し小さい口腔内を犯され、
ねっとりとした唾液と九能の体温が嫌でも伝わる。

げぇ・・・吐きそう・・・・・・・。

執拗に長い口付に眩暈を起こしそうになるも、
混じり合った唾液が首筋に伝うのが分かり、更なる吐き気を誘う。

息を切らし、瞳をギラ付かせる九能は盛りの付いた雄犬さながらだ。


371 名前: 良乱 2005/11/02(水) 04:03:57 ID:FdLUIyEJ

九能の長い指が胸元に掛かるのと同時に左右に開かれ、
下着も付けていないらんまの豊満な胸が露になる。
その双丘に指を滑らしきつく揉みしだくと、痛みを伴う悲鳴を上げ身体を仰け反らせるらんま。

「いいぞ、おさげの女・・・もっと喜ぶのだ」

「痛いんだよ・・・!馬鹿やろう!」

何を勘違いしているのか、九能は更に力を込め、
片方の手でらんまの胸を揉み、空いている方の手で胸の先端にある小さな突起を指先で弄ぶ。

「あぁっ・・・・・・ぁん・・・」

自分の口から喘ぎのような声が漏れた事にはっとするらんまだが、
襲う快楽に声を押し殺す事は出来ず、
今の現状とは裏腹に僅かながら感じている自分に腹が立つ。

そんならんまを諭してか、九能は彼女の僅かに尖った突起を口に含むと舌で転がし先端で刺激した。

更に艶を増す甘い女の声に九能の欲は駆り立てられるばかりで、
らんまの悲痛な表情も手伝ってか
増長する想いを止められなくて、愛撫していた指先を下腹部へと移動させる。
彼女の身に纏っている衣服をさっと剥ぎ取ると、色気の無いトランクスが目に付く。
だが其れさえも愛しく思える程、九能はらんまに溺れていた。

下着も剥ぎ取るとらんまの、
おそらく今まで誰も触れた事が無いであろう綺麗な桜色をした秘所が露になる。
それは部屋の中とは言え、白昼のもと鮮明に九能の瞳に映し出された。
指先で割れ目をなぞると僅かに濡れており、九能の指先に妖艶に光る液体が絡み付く。

「・・・身体は正直だな・・・見ろ、おさげの女・・・もうこんなに濡れているではないか」

「ち、違う!・・・頼む、頼むからやめてくれ!」

恥辱に顔を歪め懇願するるらんま。
だがその願いも虚しく、九能の指はゆっくりと体内に侵入する。

「ああぁ・・・!痛いっ・・・!」

初めての感覚と味わった事の無い痛みが広がる。
指が奥に進むにつれ、痛みは増すだけだった。


372 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/02(水) 04:07:30 ID:FdLUIyEJ

神がいるスレで無謀ながら投下します。
下手な文章で読みにくいとは思いますが。
ぱっと浮かんだ話しなので矛盾など多かも知れません。
あと、誤字多と思います、中国語とか。
良牙とらんまですが、少し九能も絡んでますね。
続き読みたい人いたら投下します。


373 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/02(水) 19:12:22 ID:ujKA0For

>>372
誘い受けウザイ


374 名前: 341 2005/11/02(水) 22:43:44 ID:jYgLHZNn

>>372
えええええ……そこで終わりなんて。
続き希望です。


375 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/02(水) 22:45:55 ID:bWkcKuE5

>>372
らんま(*´Д`*)ハァハァ
続き期待しております〜。


376 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/02(水) 23:07:58 ID:FdLUIyEJ

>>373
すいません、誘い受けのつもりじゃなかったんですが
このスレどんなSSが好みか良くわかんなかったもんで。

>374-375
ありがとう。時間ある時また投下しますね。


377 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/03(木) 02:12:29 ID:LiDUFH/x

>>376キャラがらしくってイイです!!
続きキボン


378 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/03(木) 10:11:56 ID:nx+HhZeN

先輩エロイな(*´Д`)
続き希望。
どんなSSでも多分需要あるから大丈夫だ。


379 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/03(木) 20:42:17 ID:s59NsTeG

らんま×右京甘々もっと希望!!

あと良牙×らんま続き希望!!


380 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/04(金) 00:59:35 ID:FKDrb/PK

>>372
普通にわくわくして読んだ。
続き見たいよー
投下してよー


381 名前: 良乱 2005/11/04(金) 01:34:05 ID:0kTCSDPF

指を2本、3本と増やされ、淫らな水音を立てながら体内を弄られる。
痛みが広がる中、おかしな今まで味わった事の無いような
快楽とも呼べる感覚が生まれるのをらんまは必死に堪えた。
そんならんまの様子に九能は気色悪い笑みを漏らし、意地悪く指を激しく動かす。

「絶えるでない、身体に良く無いぞ」

「…っ…絶えてねーよ……!!」

らんまの心情とは裏腹に身体は真逆の反応を示しているらしく、
九能の指に滴る液は量を増すばかりだ。

「強情な奴め」

九能は言うや否や、秘所の少し上部にあるらんまの小さな蕾を指で摘み、愛撫し始める。

「ひゃあぁぁっ……!」

一番敏感な部分を予告も無しに弄ばれ、らんまは高い声を出し身体を捩った。

「あぁっ…ひゃ…ぁっ…ん」

女のような甘い声に自分の耳を疑うも、
体内を弄られるよりももっと激しい痺れるような快感に、疼く身体を堪える事は出来ない。

「いい声で鳴くでは無いか」

九能は満足げに微笑みながらも、らんまの秘所を愛撫し続けた。
きっと九能を睨み付けるが、それ以上の抵抗は皆無であって、そんな自分が酷く情けない。

男の俺が何でこんな女みたいな目に逢わされなきゃなんねーんだよ。

今すぐ蹴り倒して顔面に拳をぶち込みたい所だが、痺れ薬の所為で身体の自由を奪われている。
情けなさと屈辱感が込み上げ、目尻に薄っすらと涙を浮かべるらんま。

「……なんて可愛い奴め、泣くほど嬉しいのだな」

「アホか…!嬉しい訳ねーだろ!!状況見ろよ!嫌がってんだよ!」

相変わらず自分の都合の良い解釈しかし無い九能の耳には、
反する都合の悪い言葉は耳に入らないらしく
馬鹿みたいに頬を染め、照れたようにらんまを抱き締めた。

気色悪いを通り越して…もう、言葉も見つかんねー…。


382 名前: 良乱 2005/11/04(金) 01:36:47 ID:0kTCSDPF

一人で満足した九能は、らんまを抱く腕を自分の袴へとやった。
あっという間に腰紐を解くと、張り詰めた九能の自身が露になる。

そのさまはグロテスクと言っても過言では無く、
男のものなんて見慣れているらんまでも背筋が凍るぐらいだった。
これが今から自分の体内に入るなんて考えるだけで鳥肌が立つ。

「さぁ、あさげの女、やっと一つになれるのだぞ」

「おまえいい加減にしろよ!!やめろって言ってんだろーが!!」

何度拒絶しても暖簾に腕押しだ。
らんまは思いついたように咄嗟に甘い声で女のように可愛く振舞った。

「せんぱぁい……怖いから止めてくださぁい…」

潤んだ瞳で訴えかけるが、やはり逆効果だったらしく。

「怖くはないぞ、おさげの女。気持ちいいだけだ」

と言って既にらんまの秘所には、ちきれんばかりの自身を宛がう九能。
刹那、激しい痛みと共に異物感が体内奥深く貫いた。

「ああぁぁっ…!!いやっ…!痛いっ!!」

あまりの痛みに意識が飛びそうになるも、必死にそれを保とうと僅かに動く指先でシーツに爪を立てる。

「あぁっ…!!」

情けない事に上擦る声でしか言葉を発せず、虚しく部屋にこだまするだけだった。
九能はゆっくりと腰を動かし、肌を打ち付けるようにらんまの体内に自身を突き立てる。
繋がった箇所からは混ざり合った体液とらんまの血が厭らしくも艶かしく滴り落ち、シーツに染みを作った。

「いいぞ、いいぞ、おさげの女」

鼻息を荒げながら興奮する九能の姿に酷く嫌悪を抱いてしまう。
故に、自分も女を抱くときはこんな気持ち悪い姿なのであろうか。

擦れあう粘膜の音がやけに鼓膜を刺激し、
吐き気と頭痛、眩暈さえ覚える中、
押し寄せる痛みに身体が持たず、らんまの意識はそこで途絶えた。


383 名前: 良乱 2005/11/04(金) 01:39:55 ID:0kTCSDPF

目覚めた時、一番に目に入ったのは木目が浮かぶ高い天井で、
覚醒するかのように一気に身を起こすも九能の姿は何処にもなかった。

薬の効果はとうに切れたようで、なんら違和感も無く動く手足。
何も纏っていない自分の姿を見て先程の光景が脳裏に鮮明に映し出された。
あの九能の姿、顔、どれを取っても身の毛がよだつ。
同時に陵辱された事に怒りが込み上げ、拳を震わせながららんまは重い腰を上げた。

「てっ…」

その瞬間鈍い痛みが腰に響く。
らんまは仕方なく腰を支え、
さっと衣服を纏うと気だるい身体を引き摺りながら部屋を後にした。

脚を進める度に股間に妙な違和感を覚える。
何かが体内から伝っている気持ちの悪い感触に耐え切れず、
衣服に手を入れ太腿辺りを指で拭った。

「げぇっ…!なんじゃこれ!?」

見れば、白濁色をした液体が指にこびり付いているでは無いか。
もう、頭がどうにかなりそうで、怒りよりも恥辱の方が遥かに大きく、
何故か九能と顔を合わすのが嫌で、らんまは逃げるように広すぎる九能の屋敷から走り去った。

天道家に着くと怪しまれないように平然を装い、女の姿でいるのに酷く嫌悪を感じ風呂に向かった。
でも、湯に浸かっても何故か女の姿のままで――猫飯店に脚を運ぶ羽目になるのだが。


384 名前: 良乱 2005/11/04(金) 01:43:41 ID:0kTCSDPF

先程コロンに奥の部屋へ案内された時の事。
いきなり服を脱げとコロンに言われ、らんまは呆気に取られた。

「は?何寝惚けた事言ってやがんでぇ、ばばあ」

木杖が後頭部へ入るや否や、コロンは「早くせんか」と言ってらんまを睨み付けた。
言われた通り仕方なく衣服を脱ぐと、まだ纏っている下着さえも脱げと言われ、
嫌な予感がするもらんまはのろのろと下着を脱ぎ、肌を余す事無く曝け出した。

「うむ。まあ察しが付くが……横になれ」

勿論嫌なのには変わり無いが、コロンの威圧かかった言葉に逆らう術も無く、
らんまは言われるがまま全裸で横になり、その様子をコロンは鋭い視線で眺める。

「な、何なんだよっ…!」

言った刹那、コロンの皺がれた腕がらんまの元へ伸び、閉じていた太腿を左右に開かれた。
そして、それと同じような指がらんまの秘所をなぞり、体内へ軽く侵入する。

「ひゃあああぁぁあ!!」

先程あかねとシャンプーが可笑しいと思ったのはこの時の声だろう。

「い、いきなり何すんだよ!!気持ち悪い事してんじゃねー!」

「婿殿…おぬし、さては男と交わったな?身体が悲鳴を上げとる」

「な、な、なっ……」

図星を付かれたようで、らんまはバツの悪い顔をし僅かに頬を紅潮させながら言葉を詰らせる。
らんまの表情を汲み取ってか、コロンは平坦に話し続けた。


385 名前: 良乱 2005/11/04(金) 01:45:38 ID:0kTCSDPF

「所詮まがいモノの女体。形、姿はおろか、中身まで本物の女体に変わりないが元は男の身体。
無理に男と交わった事で身体が拒絶反応を起こしとるのじゃ。
湯を浴びても男に戻らなかったのはその名残がある為じゃな」

「何だよそれ、訳わかんねー…、どうしやいいんだ?」

「うむ、もう一度男と交わったら免疫が付いて、たちまち男に戻ろう」

コロンの有り得ない言葉にらんまは大きく目を開き言葉を失う。

何言ってんだ……。んな馬鹿みたいな話し誰が信じるってんだよ。

「そう驚くでない、ここに文献がある。良く読んでみい」

何処から持って来たのか、コロンは古びた本をらんまの目の前に置いた。
開いたページには難しい漢字ばかり並んでおり、日本語では無く中国語で書かれているのが分かる。
読めないらんまを諭して、コロンが変わりに読み上げた。

「じゅせんきょうで呪いの泉に落ちし物、
誤って紛いの姿で他者との交わりを持ってした時、再び交われば本来の形に戻る――」

…………。

「こんなすちゃらかな掟があってたまるかー!!」

「やむを得ん、男に戻りたくばもう一度交じわるしかない。嫌なら一生女のままでおるが良いわ」

「…っ…くそっ」

再び九能と身体を重ねるなんて死んだ方がましなんじゃねーか?
あぁ!!思い出しただけで吐き気が。

「ばあさん…それって他の奴でも問題ねーのかな?…やっぱその、あの…」

らんまは指をもじもじさせ、小さい声で言いにくそうに言葉を吐いた。

「そこまでは書いて無いから特に問題なかろう。だが念を入れるなら同じ男の方が良いかもな」

どもるらんまを遮って、さっくりと言い放つコロンの言葉に
地獄へ落とされたような感覚を覚え、らんまは肩を重く下げた。

衣服を身に纏い、あかね達の元へ戻る。
妙な気分と重い気分が交差する中――今に至る。


386 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/04(金) 01:47:16 ID:0kTCSDPF

思ったより長くなりそうです、すいません。
続きはまた後日投下しますね。


387 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/05(土) 01:07:50 ID:qi7xX8mP

GJってどういう意味?


388 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/05(土) 02:43:32 ID:BKGpIDdE

1.グリーン・ジャンボ
2.グレート・ジェイデッカー
3.ごっつい・ジュニア
4.グット・ジョブ
5.モバイルノートパソコン「LaVie G タイプJ」
6.ガオガイガー
・・・・のどれか(笑)


389 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/05(土) 09:17:57 ID:f+QnJfKC

>>386
GJ!楽しみにしてる!


390 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/05(土) 16:51:11 ID:32WCfHWx

>>388
どれでもないじゃんw
おまいさん、ベッドのことをベット
ドッグのことをドックって言っちゃうだろ


391 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/05(土) 16:58:11 ID:fHQBrLdP

ビックカ○ラみたいなもんだな。


392 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/05(土) 17:45:47 ID:J/GC59Wb

>>386
GJ!!
えろいな。最高。
このあと良牙がどう絡んでくるか期待。


393 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/05(土) 17:48:30 ID:A65bMPZ1

>>386
(*´Д`)ハァハァ


394 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/05(土) 18:04:38 ID:32WCfHWx

>>391
ビックはビッグの間違いじゃなく
ちゃんと意味を持ってつけられてるよ


395 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/07(月) 00:25:28 ID:XP0EzRXd

>>140
の続きってまだだっけ?


396 名前: 良乱 2005/11/07(月) 01:23:19 ID:40Ydlnqg

あかねとシャンプーはしつこいくらい勘繰って来たけれど、
何とか話を上手く反らし、あの悪夢のような出来事を話さずに事を終えた。

帰りの際、コロンはこっそりとらんまだけを呼び止め、ポケットの中に小瓶を差し入れた。
親指サイズの小さな瓶の中には薄いピンク色の液体が入っており、
香水かとも思ったがどうやら違うらしい。

「辛くなったらこれを自分に吹きかけると良い」

それだけ言ってコロンは踵を返すと奥の部屋へと去って行った。

俺自身に使って何か効果あんのか…?
小瓶の中の液体が何かは解らぬが、九能との行為を避ける事は皆無であり、
らんまは暗い表情で重い脚を引き摺りながら帰りの路地を歩いた。

「ねぇ、本当に何でもなかったの?」
「あぁ、、暫らくしたら男に戻るってよ」

尚も理由を聞きたがるあかねを軽くあしらうも、
尋常では無い心境の変化が顔に出ているのだろう。
心無しか重い空気が漂うのは気の所為だろうか、あかねの顔を直視する事が出来ず、
並んで歩いている事にすら引け目を感じて、らんまは思い出したように言葉を吐き出した。

「…俺、ちょっと用事あるから先に帰っててくれ」

あかねの返答も聞かず、らんは暗闇の中にさっそうと消えて行った。
ちょっと待ちなさいよ!と怒気を帯びたあかねの声が聞こえた気がするが振り返らず走り続けた。

息が上がる程全力で逃げるようにしてあかねの元から走り去り、
気が付いたら九能家の方向へと向かっている事に気が付いた。
男に戻る為なら仕方無いと割り切るしか無いのだろうか、
目の前の角を右折すれば九能の家は目の前だというのに脚が動かない。

少し考えてからでも遅くは無い、否、考えても結果は同じだろうが、
成るべくなら九能との行為を避けたかったらんまは、来た道をとぼとぼと歩きいつもの空き地へと向かった。


397 名前: 良乱 2005/11/07(月) 01:25:44 ID:40Ydlnqg

「なんでぇ、誰かいんじゃねーか」

空地に着くと先客がいるようで、小さなテントが目に入り、
らんまは不審な面持ちでテントから離れた空地の隅に腰を降ろした。
蒸し暑い夜空のもと、重い溜め息ばかりが漏れる。

未だ昼間の行為の残骸が残っているようで、下半身は鈍い痛みと言いようの無い気だるさに覆われていた。

「…らんまじゃないか」

ふと背後から聞き覚えのある声がし、振り返るとそこには良牙の姿があった。

「なんだよ、あのテントお前のだったのか?」
「あぁ…あかねさんに土産を渡そうと思ったんだけどな、どうやら道を間違えてしまったようだ。
でも貴様がここにいるって事は…天道道場は近いのか?」
「……すぐそこだよ」

どうせいつもの迷子だろっと軽く溜め息を吐くらんまだが、その瞬間脳裏にある考えがよぎった。
先程のコロンの言葉を思い返えすが、別に他の男でも問題ないという素振りだった。
勿論男に戻る可能性が高いのは九能であるが、僅かな可能性がある限り九能とは避けたい。
無論、良牙であっても嫌な事には変わりは無いのだが、九能と比べるとなると話は別だ。
覚悟を決めたかのようにらんまは重い口を開いた。

「……あのよ…変な頼みごとするけど…勘違いすんなよ…あ、あの…えっと…」
「なんだよ」
「……抱いて」

顔を赤らめ、蚊の鳴くような小さな声で言うらんま。
だがはっきりと聞き取れた。
良牙は一瞬呆気に取られた顔で目を見張るが、
すぐに怒気が込み上げて来たのか握られた拳が震え、怒気を帯びた空気が広がるような気がした。


398 名前: 良乱 2005/11/07(月) 01:27:45 ID:40Ydlnqg

「ぁ……違う、勘違いすんなっ…これにはわけが――」
「アホか!らんま!お前!人をからかうのもいい加減にしろ!!」

らんまの言葉を遮って、良牙の罵声が飛んだ。

「いくら俺でもお前みたいな男女と――!!」
「だからー違うっての!話しを聞けよ!!これには深〜い、海よりも深いわけがあるんだよっ!」
「うるさい!!お前の言葉なんて聞きたくも無いわ!
人をからかいやがって!もてない俺を蔑みやがって!!」

話しを聞こうともせず、いつものように怒りに狂う良牙に腹が立ち、
らんまは先程コロンに貰った香水のような液体を、良牙の頭から顔に向けて振りかけた。
怪しい薬を自分に使うのが嫌だったという理由も一理あるが。

「…っ…くせっ!なんだよこれ!?」

その液体は見た目のまま、香水のような甘い香りがし、二人の鼻腔を酷く突いた。
良牙には頭から降りかかり、むしろ良牙から匂いを発しているようなものだ。
どんな品かは解らないが暫らくすると効果が出て来るだろう、
未だ怒りの熱が冷めやらぬ良牙はブツブツと文句を言いながらテントの中へ戻って行った。

どのくらい経っただろうか、良牙の馬鹿みたいにでかい声が耳に響き、
少しうとうとしていたらんまははっと目を見開いた。

「らんま!!お前何かけやがった!!」


399 名前: 良乱 2005/11/07(月) 01:29:28 ID:40Ydlnqg

何やら尋常では無い様子の良牙だが、その表情は声とはうって変わって意外なものだった。
僅かに紅潮した頬と、虚ろな瞳、暑いのか薄っすらと汗が滲んでいた。

「……どうかしたのか…?様子おかしいぜ」

言うも香水の効果だと目に取るように分かる。
媚薬のようなもんだったのか……?とりあえず、自分にかけなくて良かったぜ……。

「くそっ…何か身体が変だ…頭がクラクラして…」

言った刹那、良牙の瞳に睨まれ、そのまま腕をきつく捕まれたと思ったら
引き摺るようにテントに連れ込まれた。

「ちょっ…!良牙!おいっ…!」
「……らんま…さっき言ってた事…忘れて無いだろうな…」

気付くと、狭いテントの中で組敷かれているではないか。
確かに自分から申し出た事ではあるが、良牙の瞳は尋常では無い。
飢えた獣のように鋭くギラ付き、覗く彼の八重歯がより一層恐ろしさを引き立てている。

媚薬には変わり無いが…何か違う…男に使ってはいけない物だったのか!?

混乱するらんま、今から予想される行為は無理強いの気がしてならない。
再び痛い目を見るかと思うと気が遠くなるのと同時に、
昼間の酷く苦痛だった交わりを思い出さずにはいられなかった。


400 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/07(月) 04:09:27 ID:QwmC0aPQ

オモシロス。つーかエロス


401 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/07(月) 10:52:49 ID:TswjooI8

イイヨイイヨー(*゚∀゚)=3ハァハァ
昼からワクテカ


402 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/07(月) 18:17:44 ID:XP0EzRXd

ドキドキ
ハヤクハヤク!


403 名前: 良牙×右京 2005/11/07(月) 21:15:34 ID:Xrs5rWTr

(>>318より続き)
 
「どんな感じなんだ?」
「べ、別に何も……恥ずかしいは恥ずかしいんやけど、何も感じひん……。」
「ここは?」
「う、うーん。別に……。」
「じゃ、ここは?」
「な、何も……。」
 
良牙はショーツの上から色んな触り方をしてみるが、まるで効果が無い。
右京の中ではなんだかじれったいようなほっとしたような複雑な感情が入り混じる。
 
「そういうものなのか?」
「そういうもんなんかもしれへん……。慣れてこないと感じひんのかも……。」
「そうか。」
 
良牙はやむなくそこに触れるのをやめ、胸の方に手を伸ばす。
それで解放されると思っていた右京は焦ってしまう。
 
「りょ、良牙!」
「何だよ?」
「も、もうええんちゃう? あんた上手くなってきたわ。だ、だから……。」
「いや、まだだろ。右京はまだそんなに感じてないんだろ?」
「か、感じてるって。十分や……。」
「まだ濡れてないんだろ?」
「そ、そんなことないて。はぁんっ……。」
 
横抱きにされた状態で胸をまさぐられ、一方で脚に触れられる。
吐息が甘く切なく漏れ出るのを止められない。
そして、自分のその淫らな声が脳内で更に自らの感情を昂ぶらせることに右京は気付いていた。
肌を通じて、鼓膜を通じて、体全体に押し寄せる官能の波に溺れないように、
必死に自我を保とうとする右京だったが、良牙の愛撫は容赦なく襲い掛かってくる。


404 名前: 良牙×右京 2005/11/07(月) 21:16:59 ID:Xrs5rWTr

「かわいいな。」
 
唐突に耳元で囁かれ、右京はぴくっと身を縮めた。
 
「お前がこんなにかわいい女だったなんて知らなかったぜ。」
「あ、あほぉ……。そんなん、あんたに言われたって……。んっ……。はぁっ……。」
 
精一杯の虚勢だった。
たとえ好きな相手でなくても、男からそんな褒め言葉を受ければ、女として嬉しくないはずがない。
だが、嬉しい気持ちを認めてしまえば、もう引き返せないような気がしてならなかった。
 
「そうか。でも、何度でも言ってやるぜ。お前はかわいいよ。すごくかわいい。」
 
良牙は手を休めることなく、優しく語り掛けてくる。
その手の動きはゆっくりとしたものになってきている。
だが、右京の呼吸も、鼓動も、それに逆行するかのようにその速度を増していた。
身体全体が熱を帯び、その上を滑る良牙の指先の感覚に、
肌が悦びの声をあげているように感じられる。
心の中では、耳元で囁かれた言葉を反芻してしまう。
 
(かわいいて……ほんまなんやろか……? ほんまにそう思ってんの……?)
 
良牙が嘘をつけない性格であることはわかっていたが、どうしても疑い深くなってしまう。
それまでお互い、男と女を意識したことなど無かった。
二人にはそれぞれに別の片思いの相手がいたわけで、そういう感情が生まれる状況には無かった。
お互いの利害が一致するため、手を組んで策を弄したこともあった。
同性同士の友情に近いようなものはあっても、お互い異性として考えるような対象ではなかった。
なかったはず……だったのだが……。
 
「ちょ……ちょおっ……! まっ……!!」


405 名前: 良牙×右京 2005/11/07(月) 21:18:15 ID:Xrs5rWTr

胸部からまっすぐに滑り下りた良牙の指先が、そのショーツの中に入り込むのを感じ、
さすがに右京が抵抗の声を上げた。
だが、当然のように良牙はそのまま指を進める。
茂みに覆われたその部分に、初めて触れられる感覚に、
得体の知れない恐怖と、とてつもない羞恥心が入り混じる。
加えて、ほのかな期待と柔らかな快感が体中を覆い尽くしている。
 
「か、かんにんして……そこは……そこだけはあかんて……。」
 
甘い息を吐きながらも、右京は必死に抵抗するが、良牙の手は止まらない。
茂みをかきわけ、柔らかい肌をたどり、濡れる粘膜を捜索する指先の感覚。
右京はなけなしの理性で必死に気を張っていたが、それを崩そうとするかのように、
良牙も執拗に迫ってくる。
右京は今更ながら、良牙に男の恐ろしさを感じていた。
 
「も、もう……ええやろ? こ、これ以上はあかんやん……、な?」
 
そう言って、右京が愛撫していた良牙の手を自分の身から剥がそうとしたときだった。
良牙は右京を畳の上に仰向けに押し倒すと、唯一右京の身体を覆っていた一枚の布を
右京が気付くより早く取り去ってしまっていた。
 
「男が途中で止まれると思うなよ。最初に誘ったのはお前の方なんだからな。」
 
右京はひっ……と小さく息を呑んだ。
男勝りで大抵の男には喧嘩負けしたことのない右京も、
良牙に本気で襲われては拒みきれるはずもない。
右京は身体をしっかりと逃げられないように押さえつけられた。
あまりのことに混乱して、何が何だかわからないままだった右京が気がつけば、
良牙も既に下着を着けていないようだった。
怯えた瞳で見上げても、良牙の心には届かない。
普段であれば、女相手にこのように手荒な真似をできるような男ではないのだが、
一度火がついてしまった以上、良牙はただ雌を求める雄に成り下がってしまっていた。
そんな良牙の猛々しくそそり立ったの男の象徴が、右京を一気に貫いた。


406 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/07(月) 21:21:29 ID:Xrs5rWTr

気がつけば一ヶ月も前でしたね。
すみません。
しかも、まだ完成してないんですが、できたところまで♪


407 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/07(月) 22:29:15 ID:DT1qzZAZ

キタァァァ(゚∀゚)ァ( ゚∀)ァ( ゚)ァ( )ァ(` )ハァ(Д`)ハァ(;´Д`)ハァハァ


408 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/08(火) 01:10:19 ID:HmNgNvQh

(;´Д`)ハァハァ
続き読みたい


409 名前: 良乱 2005/11/09(水) 00:42:35 ID:aVKS7Oyo

経験も無く、性の知識に乏しい良牙は欲だけが走る。
服の上かららんまの身体を弄り、その音と良牙の荒い吐息だけが狭いテント内に響いた。
衣服の上からでも分かる良牙の僅かに膨張した自身は彼が身体を動かすたびに
らんまの太腿に擦れ、硬くなったそれを嫌でも感じずにはいられなかった。

尚も良牙の瞳は、微かに炎が滾るかのように鋭く妖しい。
危険を感じずにはいられなかったらんまは、咄嗟にポケットに手をやり先程の香水を取り出した。

こんな事なら自分に使っときゃあ良かったぜ・・・・・・・・・。

軽く後悔するも、今更どうする事も出来ない。
せめて自分にもかけて・・・・・・と思うが、その小瓶の中身を見て血の気が引く。
元から量の少なかった液体は、先程良牙にかけてしまった事で物の見事に空っぽになっていた。

げぇぇ!?まじか!?・・・くそっ・・・単純馬鹿良牙なんかに使うんじゃ無かった・・・・・・。

「なんだよ」

様子のおかしいらんまに気付いたのか
良牙の低い声がすると同時に小瓶を握っていた手をきつく掴まれた。

「ふぅん・・・これがさっきの変な香水か・・・。こいつの所為で今俺の身体はおかしいんだよな?
・・・・・・・・・責任取って貰うぜ。お前なんかとやるなんて嫌だが・・・そうも言ってられん」

どうやら良牙の身体は限界のようだ。
天地がひっくり返っても吐かないような言葉をさらりと言うと、らんまの肩を乱暴に押し付けた。

言い出したのは自分であり、今は良牙とは異なり華奢な女の身体だ。
拒む理由は無いと言っても過言だが、
すんなりと受け入れるのは癪であり抵抗せずにはいられない。

「離せよ!!」
「自分から誘っておいてそれは無いだろう」

腕をバタ付かせ、一応否定の言葉を浴びせるが、
この状況では無意味な事でそれ以上言葉を発せずに
らんまは抗う事を止め、布団の上に両腕を虚しく落とした。
その細い腕を良牙は乱暴に掴み、彼の髪が顎から首筋にかけて擽るように触れた。


410 名前: 良乱 2005/11/09(水) 00:45:24 ID:aVKS7Oyo

「ぁ・・・っ・・・」

良牙の下手な愛撫は快楽の中に淡い痛みを伴う。
恐らく歯を突き立てて愛撫しているのだろう、彼の尖った犬馬が更なる痛みを誘う。

「お前っ・・・さっきから・・・下手なんだよ!もっと優しくやれよ!」
「お前なんぞに優しくしてられるか」

当然のように良牙の低い声に遮られるが、
下手という言葉が突き刺さったのか、先程よりも乱暴に愛撫されている気がした。

順番に衣服のボタンを外し、少しずつ露になるらんまの白い肌。
浮き上がる鎖骨に歯を立て、かじるように貪り付くとらんまの声が一層高くなった。
痛いのか快楽なのかどちらとも付かない声で喘ぐらんまの反応が、
愉快でたまらなく良牙は更に歯を突き立てる。
何時の間にか白い肌には良牙の歯型が赤く刻まれていた。

女を汚していくような、自分の所有物にしていくような妙な感覚が湧き上がり、
脳髄から下腹部まで一気に熱が走ったかのように只々欲だけが滾る。

目障りな衣服を肌蹴ると豊満な胸が露になり、その勢いで下の衣服も引き裂くように一気に脱がせた。
今まで初めて見る女の身体に良牙は息を呑む。
華奢な肩と男には無い豊満な胸、くびれる腰、丸味を帯びた身体。
何より、絹を練ったような白い滑らかな肌。
あくまで女の身体だが、何処か幼さ残るその身体に魅了されるばかりだった。

「じろじろ見てんじゃねーよ!!」

恥辱なのか、頬を紅潮させるらんまにさえ興奮してしまう。
彼女の白い肌が薄っすらと桜色に染まり、
僅かに湿っている事に欲は駆り立てられるなかりで留まる事を知らない。

・・・・・・らんまなんかに興奮するなんて・・・頭どうかしてんじゃないのか・・・・・・。

勿論、媚薬の効果が大半を占めているだろうが、
意識がはっきりしているだけにそう思わずにはいられなかった。
軽く胸を揉みしだき、桜色をした突起を口に含むとまた歯を立てて愛撫した。


411 名前: 良乱 2005/11/09(水) 00:48:04 ID:aVKS7Oyo

「んっ・・・あぁっ・・・ぁっん」

痛みの中で広がる快感に声を上げるらんまは本当に女のようで、
その甘い声が誘っているようにも感じられ、良牙はたどたどしく舌と歯を使い、乳首を刺激した。

ねっとりとした唾液と共に感じられる良牙の熱い体温が肌に伝わり、
欲に溺れてい自分を止める事が出来ない。
良牙は薬の効果であるにしろ、
自分は何の効果も手伝わずに喘いでいる事に酷く嫌悪を感じてしまうが
押し寄せて来る快楽に抗う事は出来ず、ただ良牙に身体を預けるだけだった。

暑さの所為でおかしくなったのかも、と思うがどうでも良い。
今、頭の中には良牙の事も九能の事も男に戻る事も何も無い、
先程まで頭の中にあった抵抗という二文字すら消え失せ、
只貧欲に欲を求めるだけの無様な姿だけを曝け出している。

いつしか、良牙も衣服を剥ぎ取っていたのか、今の自分とは異なる男の身体が瞳に写し出された。
鍛えられたがっしりとした腕に、針金を通したかのように浮き上がる血管。
腹には余分な脂肪は無く、くっきりとまでは行かないが割れており、男を感じずにはいられなかった。
露になった良牙の下半身は予想していた通り、
はちきれんばかりにそそり立ち、先端からは先走りの液が薄っすらと光っていた。

「お、おいっ!」

言った刹那、自身を宛がう良牙。
愛撫も無しでまさかな・・・とは思ったものの相手は良牙だ。

「待てよ!!いきなり射れんじゃねーって!」

必死に言葉を紡ぐも、
良牙は未だ欲の滾るギラ付いた瞳を輝かせ、らんまの方を不思議そうに見つめた。


412 名前: 良乱 2005/11/09(水) 00:49:36 ID:aVKS7Oyo

「・・・・・・なんだよ、望み通り射れてやるってんだろ。何か文句でもあるのか?」
「阿保か!順序ってものがあるだろー!いきなりなんて誰もやんねーぞ!」

同じく経験の乏しいらんまだが、先程の九能との行為でなんとなく分かった。
前程も無しにいきなり挿入されては先程と同じ、否、それ以上の痛みを伴う可能性がある。
良牙は不服そうに顔を歪ませるも、そうか・・・と言ってらんまから身を引いた。

良かったぜ・・・・・・こいつが馬鹿で・・・・・・。
何とかほっと胸を撫で下ろすが、一瞬だった。

「ひゃぁっ・・・!あぁぁ・・・・・・っ」

すぐに良牙の指が体内に侵入したのか、らんまは声をあらげた。
昼間のあの痛みが脳裏に霞む、だが二度目という事もあり昼間よりは幾分ましのような気がする。

「濡れてるぜ」

良牙の言葉もどれを取っても卑猥にしか聞こえない。
ごつごつとした男の骨ばった指が肉壁を押し広げるように奥まで侵入してくる。
身体を捩らせ、言葉にならないらんまの喘ぎ声はどんどんと艶を増し、テント内に響きわたった。

「おいおい、布団まで濡らすなよ」

秘所から流れる液体は指を増やされるごとに量を増していたらしく、
良牙の布団までくっきりと染みが出来るぐらい溢れていた。

「ふ・・・無様な姿だな、らんま」

嘲笑うかのような良牙の声が聞こえた刹那、
鈍い痛みと指よりも遥かに大きい質量が体内を貫いた。





413 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/09(水) 11:05:19 ID:Z+Hu5LgK

GJGJGJ!!!
描写が細かくてエロス


414 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/10(木) 00:25:52 ID:jS1cI0ck

続き楽しみ〜!


415 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/10(木) 00:59:43 ID:iGbceCC7

神光臨してる!
乙です!


416 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/10(木) 01:18:11 ID:2mUXcjvJ

GJ!
良牙マジウラヤマシス


417 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/10(木) 20:12:14 ID:6W5B/fK5

GJ!
本当に上手いなー。
文章力も表現力も素晴らしい!
萌え(*´∀`*)


418 名前: 良乱 2005/11/10(木) 22:51:58 ID:BOyPkmMF

「ああぁぁっ…あっぁあ…っ…」

体内を抉られるような感覚に、只唯声をあらげる事しか出来ない。
昼間の九能と交わった時よりも深く、子宮にまで届きそうな勢いで貫かれる気がし、
欲に飢えた凶暴な良牙を物の見事に表してるかのようだった。

酷く乱暴に犯されている中、二度目の行為という事も有り、
その痛みが何処か快楽へと繋がる気がした。
頭では拒絶している筈なのに、圧迫される体内が悦びを感じているのだろうか、
らんまの秘所から漏れ出る液と、同じように良牙から漏れ出る液が混ざり合い、
それが潤滑油となり、割と滑らかに交じり合っている気がした。

「ぁあっ…ん…はぁん…」

こんな声何処から出て来るんだろう、と不意に思うが
自然に漏れるそれを押し殺す事は出来ず、らんまは欲望に流されるまま声を上げた。

「もっと声出せよ」

十分と言って良い程声を上げているというのに、
良牙はこれ以上何を望んでいると言うのだろうか。
普段やられてばかりのらんま相手に、
形は違うにしろ征服している事に優越感を感じているのだろうか。
薄笑いを浮かべ嘲るような声で言う良牙に、当然のように腹が立つが今の状況では仕方が無い。

くそ…男に戻ってからぼこぼこにしてやる…!

朦朧とした意識の中で強く願わずにはいられなかった。


419 名前: 良乱 2005/11/10(木) 22:57:13 ID:BOyPkmMF

欲だけが迸る中、必死に腰を動かし、快楽を貪る良牙。
初めて味わう女の身体は自慰行為なんかと比べものが無く、
その大きな快感に只溺れて行くだけだった。

腰を上下に動かす度に擦れ付く女の肉壁は、まるで生き物のように自身に絡む。
粘膜が擦れ合うやらしい音も、繋がってる箇所から溢れ出るらんまの液体も何もかもが
良牙の欲を更に掻き立て、初めて経験する行為に瞳を輝かせ興奮するしかなかった。

その感覚をもっと味わいたくて腰を打つのが自然と早まる。
乱暴にぶつかり合った肌と肌は無機質な音を立て、らんまの白い肌は薄っすらと赤く染まっていた。

ただでさえ狭いこのテントはお互いの熱と火照る身体、混じり合う汗で一段と咽返るように暑い。
蕩けてしまいそうな感覚の中、気付くとだらしなく開けられたらんまの口元が目に入った。
甘い声が漏れるその唇は、さくらんぼの様に紅くぷるんと潤っている。
良牙は引き寄せられるようにらんまの唇を塞いだ。
一瞬驚いた顔で目を見開くらんまではあったが、素直に良牙の唇を受け入れる。

まさか良牙とも口付する羽目になるとは…性欲というのは心底恐ろしい。
良牙も同じように思ってるかも、と考えると変な感じがした。

気付けば良牙の口付は交わってるのと同じように乱暴だった。
これもまた初めて味わう感覚、女の唇の柔らかさに感動し、食いつくように凶暴に唇を交わす。
良牙のたどたどしい舌の動きを捉えるかのように、らんまの舌が絡み、
行き場を無くした唾液がつぅーっと彼女の首筋を伝って流れ落ちた。
その唾液の跡を辿るように舌を這わせ、再び貪るような口付けをする。

良牙の荒い口付けに呼吸さえままならず、苦しい。
良牙の犬馬が唇に擦れたのか、微かな痛みと同時に口中に鉄の味が広がった。

口腔内を犯されている中、下半身も同じように良牙に塞がれている。
唇と同じ、否、それ以上に激しく腰を打つ良牙。
隙間無く密着した肌と肌からお互いの鼓動と熱を感じずにはいられなかった。


420 名前: 良乱 2005/11/10(木) 22:59:11 ID:BOyPkmMF

「あああぁっ…もうっ……」

いつしか痛みは消え失せ、快楽だけが広がる中、らんまは限界を迎えたのか、
一段と高い声をあらげると同時に身体を仰け反らせた。
刹那、良牙も苦痛に満ちた顔で眉を歪ませ、腰を何度か痙攣させると
らんまの体内奥深くに欲望を吐き出し、脱力した身を彼女の身体に投げ出した。

未だ荒い吐息が漏れる中、らんまは良牙の重い身体を除け、
繋がった箇所からゆっくりと身を引いた。

「げっ……」

頂点を迎える瞬間感じた、体内に放出される異物感。
その白濁色をした液体は、糸を引くように良牙の自身から伝い厭らしく垂れ落ちた。

やっぱ気持ち悪りー……。

昼間の行為が蘇ると同時に、今の今までの光景がより鮮明に浮かび上がる。
自分の淫らな行為を思い返すと、
急に恥ずかしくなってらんまは頬を赤らめながらさっと衣服を羽織った。

もしや…あの薬…俺にも効果あったんじゃねーか?だって匂い嗅いだんだし…。

良牙程効果が強いわけでは無かったが、何処か身体がおかしかった気がする。
どっちにしろ、薬の所為にしずにはいられなかった。

不図良牙を見据えると未だ肩で荒い呼吸をしている。
顔を合わすのがなんとなく嫌なのと、この妙な匂いが立ち込める狭いテント内にいるのが嫌で
らんまは軽く衣服を羽織っただけで部屋を跡にしようとした。


421 名前: 良乱 2005/11/10(木) 23:04:17 ID:BOyPkmMF

「らんま」

刹那、良牙の声がしたと同時に足首をきつく捕まれる。

「りょ、良牙…、今日の事は忘れてくれ!…誰にも言わないし俺も忘れるから!」

一瞬睨まれるが、良牙は未だ熱の覚めやらぬ瞳をギラ付かせ、
らんまの細い足首を乱暴に引っ張った。

「お、おい!」
「…逃げるなよ、一人だけ満足そうな顔しやがって…」

まるで先程よりも欲が滾っているのでは無いかと思うほど、
良牙の獣のような瞳とすでに張り詰めた自身。
背筋に冷たい汗が流れ、再び感じる危険。
良牙は仰向けになったらんまの背に覆い被さるとそのまま衣服を剥ぎ取り、
前程も無しに後から突き上げた。

「ひゃぁぁんっ…!りょう…がぁ!…やっ…ん…お前っ…いい加減にっ…」
「もうめんどくさい前程なんていらんだろう、なぁ…らんま」

余りに大きな屈辱感に目尻に涙を浮かべるも、良牙は素知らぬ振りで腰を打ち付ける。
後から突かれることによって先程より圧迫され、言いようも無い快感が身体全体を襲う。


422 名前: 良乱 2005/11/10(木) 23:08:17 ID:BOyPkmMF

媚薬の効果は絶大で効果が切れるまで良牙に犯され続けた。
何時間とも思える身体の交わりは、時間が追うごとに苦痛に変わり、
らんまは息も耐え耐えになりながら、その悲痛な時間を我慢した。

こんな事だったら九能の方がマシだったかも…な。

後悔するも後の祭り。
誘ったのは自分の方ではあるが、女の身体の味を覚えた良牙はとてつも無く恐ろしく感じる。
まるで何かが取り憑いたように、只唯貧欲に欲だけを貪り尽くす。

こいつ…犯罪とか犯すんじゃねーか……。

馬鹿げた事を考えるが、今の良牙を見ているとそう思わずにはいられない。
そして、女の姿であろうと抵抗すれば良牙に抗えるのに、
それをしようとしない自分にも酷く嫌悪を感じる。

結局俺も同じか……。

だがお互いに身体だけを重ねる淫らな関係だけには絶対なりたくない、否、ならないだろうが。
――心から祈らずにはいられなかった。


地獄のような夜が明け。
天道家に戻り、速攻で風呂に向かい湯を浴びるとたちまち男の姿に戻った。
もう女の姿にはならん、と心に決めるも昨夜の光景を思い返すと妙な気分になる。

「らんま?何処行ってたのよ?…あれ?ちゃんと男に戻ってるじゃない」
「……うん、だから暫らくすると戻るって言っただろ」

只、今は良牙の顔だけは絶対に見たくなかった。
あの咽返る狭いテントの中での淫らな自分と、
狂ったように自分を求めるあの鋭い瞳が、鮮やかな情景となり俺を苛ませるから。




423 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/10(木) 23:11:17 ID:BOyPkmMF

以上です。
長々とスレ汚しすいません。
お褒めの言葉ありがとうございました。
神職人さん、自分も続き楽しみです。
邪魔になってたらすいません。


424 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/10(木) 23:16:13 ID:FbUEXMO8

アンタが神だよ…エロス!エロス!
良乱サイコー!GJGJGJ!
描写がエロ過ぎる…らんまの心理描写もイイ!
良かったらまた書いて下さい!


425 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/10(木) 23:18:14 ID:2/0cEYB5

GJ!!!
神!
個人的にえれえ気に入った。
キャラ描写もイイ!
終わりといわず続編カモォン


426 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/10(木) 23:20:34 ID:MwtATa8e

本当にGJでした!
また、この後が読みたいです(二人の関係がどうなっていくか)
難しそうですが続編も出来たらお願いします!


427 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/10(木) 23:33:34 ID:utR5rK3L

エロかった!らんまタン可愛かった!最高!!神!!


428 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/11(金) 00:02:55 ID:StlG8Qo6

キター!
GJ!GJ!
表現うまいなー


429 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/11(金) 00:22:21 ID:gsG9S8zW

ギラギラしたPちゃんの目付き


430 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/11(金) 17:57:48 ID:x9HhokLq

萌えた(;´Д`)
今まではらんまが主導権握ってる小説しか見たことなかったから、すげー新鮮だった。
そうだ俺はこういうのが好きなんだ。


431 名前: 良牙×右京 2005/11/12(土) 00:49:57 ID:VvBTIsiQ

(>>405より続きです。)
 
「くっ……。」
 
あまりの痛みに悲鳴をあげることすらできず、右京は顔を歪めた。
大きな涙の粒が、頬より少し上の辺りをまっすぐに耳に向かって流れていく。
様々に変化する右京の苦悶の表情を見下ろしていると、
良牙の中にもわずかばかり、戸惑いが生まれてきた。
 
「痛いのか……?」
「い、痛いに決まってるやろ……。初めてやのに……。」
 
良牙は腰をゆっくりと動かしながらもこっそり指で結合部に触れて確認する。
少々性急にことを進めすぎたが、どうやらあるべき場所には収まっているらしい。
だが、愛液と共にわずかばかり指先にくっついてきたほのかに赤い液体を眺めていると、
良牙の中に更なる加虐心が湧いてきた。
身体を繋げたまま、右京の柔らかな身体を優しく包み込むように抱きしめると、
その耳元で、良牙は囁いてみる。
 
「うっちゃん……。」
 
声質はあまり似ているわけでもないし、良牙の声真似は上手くない。
だが、その呼び方だけで右京を刺激するには十分だったらしい。
右京は痛みから来るものとは違う涙をぽろぽろとこぼし始めた。
浅はかな提案をしたことを後悔し、深く自己嫌悪に陥っていた。
 
「ああ……乱ちゃん……どないしよ……。うち……うち……んんっ!?」
 
自分が誘導したにもかかわらず、聞きたくない言葉を聞いてしまい、
苛立った良牙は、右京の口を唇で塞いで黙らせた。
口を塞がれた右京は声を上げない代わりに、必死に頭を振って呪縛から逃れようとする。
そのあまりの激しさに良牙は一旦は口を離すものの、
しっかり両手で挟み込むようにして右京の顔を押さえると、今度はじっくりと味わうようにキスをした。


432 名前: 良牙×右京 2005/11/12(土) 00:51:16 ID:VvBTIsiQ

「キスはしないって……ゆうたやん……。」
 
ほぼ無呼吸状態だった苦しい時が過ぎ、唇が離れると、右京は顔を背けて愚痴を吐いた。
良牙は、「お前が言っただけだ」などとは言わず、右京の首筋に顔を埋めると、
しぼり出すように声を発した。
 
「あんな奴のどこが良いんだよ……。」
 
右京は答えない。答える必要も無い。
また、良牙だって別にそんな理由を聞きたいわけでもないのだ。
ただ、今この場には居合わせない男が、右京の心を支配しているという事実、
それが悔しくてたまらないだけなのだ。
良牙の方はといえば、片思いの相手のことも、付き合い始めた彼女のことも、
記憶の隅にさえ存在していない。
 
良牙は本能に身を任せ、動きたいように動く。
やがて、良牙の動きが一段と激しく、速くなった直後、
身体のどこかでどくどくと大きな血管が脈打つような感覚に、右京の胸の奥がすうっと冷たくなった。
 
「ちょ、ちょお……まさかあんた……!?」
 
右京が気付いたときには遅かった。
既にそのときには、右京の小さな胎内では貯め切れない分の液体が結合部から漏れ出していた。


433 名前: 良牙×右京 2005/11/12(土) 00:53:09 ID:VvBTIsiQ

出すものを出してしまい、熱くなった身体も冷えてくると、良牙は急に冷静さを取り戻した。
乱れた長い髪、涙の乾いた跡の残る顔、荒い呼吸と共に上下する胸。
それまで見たこともない右京の艶かしい姿態を見下ろしながら、自分のしたことの重大さにおののく。
 
「す、すまん! さ、さっきはかーっとなってなんか自分でもよくわからなくて……。」
 
小さく萎んだものを右京の身体からそっと引き抜くと、部屋の隅の方まで素早く下がり、
冷や汗をかきながら平謝りをする良牙の姿を、起き上がった右京が見下ろしている。
その眼差しは、良牙が未だかつて感じたことのないくらい、冷ややかなものに感じられた。
 
「あっ……謝って済む問題でもねえよな……。で、でもその……、とにかく、すまん!」
 
畳に頭をこすりつけている良牙の傍に、右京が無言で近寄り、寄り添う。
気配を感じて良牙が頭を上げ、身を起こすと、右京はそっと横から胸にもたれかかってきた。
その身にはその辺にあった上着を軽く羽織っているだけで、ほとんど裸も同然のままの姿だ。
 
「今度は……、乱ちゃんの真似なんかせんといて。」
 
その甘えるような声の響きに驚いて良牙は右京の方を向く。怒ってはいないのだろうか? 
心なしか顔に赤みがさしているように見える。
そして、ついつい顔より下に視線を下ろしてしまうと、先ほど散々触れた乳房が目に入る。
まるで花を咲かせる間際のつぼみのように、その先端は赤く、つんと立っている。
その土台は瑞々しい白さで視覚を刺激してくる。
あの柔らかな感触をもう一度味わいたい。だが、ぐっとこらえる。
こらえて右京に言葉の真意を問う。
 
「今度……?」
 
右京は長い睫毛を伏せ、ためらいがちに答える。
 
「う、うちも……良牙のことだけ考えるさかいに。」
 
今度は見間違いではなく、確実にわかった。右京は赤面している。
それも、耳まで赤くなっている。
 
(か……かわいい……。)
 
昂ぶった感情が見せる幻覚ではない。本当に右京を可愛らしく思った。
そして同時に、先ほどまで忘れていた二人の女性の存在も思い出してしまい、複雑な感情になる。
だが、心はどうあれ身体は正直なもので、気付けば良牙は右京を抱きこんでしまっていた。
 
「おれで良かったのか?」
「嫌いな男やったら最初から頼まんわ。」
「そ、それもそうか……。」
 
右京の言葉に、遠慮しがちに抱いていた良牙の腕に力が入る。
それを感じた右京も、良牙の背中にそっと腕を回した。
二人は、それぞれ脳裏に去来する別の異性のことを思いながらも、
お互いに今触れている肌の相手を逃すまいとするかのように抱き締めあった。


                                      (終わり)


434 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/12(土) 00:58:44 ID:VtxmI3oe

すばらしい!!!!!!!!


435 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/12(土) 01:01:45 ID:VvBTIsiQ

良乱の職人様、私も悶えながら読ませて頂きました。
しかも、書きながら参考にさせて頂きました。
というか、途中で邪魔をしてしまって本当に失礼致しました。
 
シャンプー×らんまの方はまた後日投下します♪ 


436 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/12(土) 18:24:42 ID:Wx8kQ7F2

>>453
期待してるよ!
良作が豊作だな〜


437 名前: 良乱 2005/11/13(日) 00:13:56 ID:wRr+dtf7

あの悪夢のような日から幾日か過ぎた頃。
らんまは蒸し暑い家路への道を歩いていた。
正午はとうに過ぎているというのに、この異様とも言える暑さはなんだろうか。
晴れ渡る空には雲一つ無く、
突き抜ける青さが、その蒸し暑さとは裏腹に心地よく感じられた。

あれから良牙とも九能とも顔を合わせてはいない。
九能の場合は男の姿で会う事はあったが女の姿で会う事は一度も無かった。

進んで女になるのがたまらなく嫌で
避けていたというのもあるが、雨にうたれれば仕方が無い。
ましてや、突然水に触れる場面もそう少なくは無い。

こんな暑い日には海にでも行って泳ぎたかったが、 
そうも言ってられず、らんまは溜め息を漏らしながら家へと脚を進めた。

角を曲がり、あの空地を通る瞬間、蘇る情景。
暑さの所為も手伝ってか、急に吐き気がして脚が竦み、
たまらずその場にしゃがみ込んだ。

「はぁ…はぁ…くそっ…」

流れる汗がアスファルトに染みを作るも、熱の所為で瞬く間に乾いて行く。
その光景を見ながらぼーっとしていると、そこに色濃く浮かぶ影が見えた。
反射的に目を上げるらんま。
そこには一番顔を合わせたく無い良牙の姿があった。


438 名前: 良乱 2005/11/13(日) 00:16:31 ID:Om6wQbhT

「ぁ…あ…りょ、良牙…」

どう接して良いのか分からず、らんまはつい言葉を濁してしまう。
良牙の顔を見てみれば、自分とはまるで正反対で
焦る事も無く、いつもと変わらず素の表情のまま突っ立ている。

なんだ…こいつ…こないだの事忘れてんのか……?

「ふっ…こんな暑い日に貴様と会うとはな…胸糞悪いぜ」

あの出来事はまるで夢だったのかと錯覚するほど、良牙は至って普通だった。
そしてあの媚薬、まさか記憶まで奪う代物だったのかも、と思う。
らんまは安堵の溜め息を漏らし、胸を撫で下ろした。

「……時にらんま、どうやら今日白黒がお産らしい…悪いが手伝って欲しいんだが」
「は?お前んとこの犬が?…だってこないだ子供産んだばっかだろ?」
「また孕んでしまってな…我が愛犬ながら困ったもんだぜ…親も迷子で…頼む!」

頭を下げる良牙にらんまはたじろぐ。

こいつが頭を下げるなんて相当だな…仕方ねーか…。

少々嫌な予感がするも
あの可愛らしい犬の事を思い浮かべると素知らぬ振りをするのは心痛い。

記憶も無さそうだし、俺は男だし、戦えば俺の方が強いし、まぁ…いいか。


439 名前: 良乱 2005/11/13(日) 00:17:50 ID:Om6wQbhT

「わーったよ、しょうがねぇ奴だな」
「本当か!らんま、この恩は一生忘れないぜ!」

心底嬉しそうに喜ぶ良牙の顔は、あの夜とはまるで別人のようだった。
否、あの夜の良牙が別人であったのだろうが。

妙な気持ちの中、自分の家さえまともに帰れない方向音痴の良牙を案内した。

良牙の家に付くと、そこには言った通り誰もおらず白黒の姿さえ無い。

「おい…白黒は?何処にいんだよ?」
「……白黒なら―――」

良牙の声がすると同時に腹部に激しい痛みを感じた。
全く予想していなかった出来事が更に痛みを引き立てる。
その痛みに身体が持たず、らんまは腹を抱え床に膝を付いた。

「くっ……お前っ…どういうつもりだっ…」

見上げると同時に、再び腹部に感じる痛み。
良牙は脚でらんまの腹を蹴り上げた。

「………白黒も旅行中だ…
……のこのこ付いて来やがって本当馬鹿な野郎だぜ」

意識が途絶える刹那、朦朧と聞こえる良牙の声。
そして、あの夜の酷く恐ろしい瞳を垣間見た気がした。


440 名前: 良乱 2005/11/13(日) 00:19:48 ID:Om6wQbhT

目覚めると自分のその姿に目を見張る。
女の姿になっているのと同時に、女物の服を着せられているでは無いか。

真っ白なワンピースは胸で切り替えがあり、
そこからたっぷりの生地を使ったギャザーの入った広がるスカート。
裾と襟はレースで縁取ってあり、いかにも女の子というその衣服。

何処でこんな物買ったんだ、と思うがそんな事今はどうでもいい。
あの夜よりも、もっと酷い危険を感じずにはいられない。

「……やっと起きたか」

戸を開くと同時に良牙の声がした。

「良牙!なんだよこれ!いい加減にしろよっ…!頭おかしいんじゃねーのか!」

怒りよりも良牙の異常とも呼べる行動にらんまは黙っていられない。
そして、思う。
あの媚薬は記憶まで奪わないと――良牙のあの発言に物の見事に騙された。

らんまの罵声を無視し、ベッドに近づく良牙。
彼女の身体をまたぐとおさげの髪を強く引っ張った。

「お前だろ…俺をこんな風にしたのは…お前の責任だ…
どうしてくれる?……知りませんじゃ済まされんぞ…
色気が無いから、せめて女物の服を着せたが…なかなか似合ってるじゃないか」

背筋が凍るくらいの低い声と良牙の凍て付いた瞳。
まるで良牙じゃないような別人のようなその姿に、
らんまはただただ目を見開く事しか出来なかった。


441 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/13(日) 00:24:30 ID:Om6wQbhT

お褒めの言葉ありがとうございます。
暇だったので続き書いてみました。

>435
そう言われると嬉しいです。
職人さんの小説全部楽しく読んでます。
面白いし文上手だしとっても読みやすいです。
良牙、右京乙でした。


442 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/13(日) 00:30:56 ID:YW3a4qv8

>>441
(*´Д`)ハァハァ、グッ…ジョーブ!!
続きを想像しただけで悶える!!楽しみにしてます!!!


443 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/13(日) 01:45:03 ID:aBHkdFXi

き、キタ――――(*´Д`)――――!!
良らん待ってました乙!
相変わらず描写ひとつひとつにゾクゾクする(*´Д`)ハァハァ


444 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/13(日) 05:18:21 ID:fc8ndqBk

神が、神が何人いるんだこのスレは!
天国かここは!さいこー!


445 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/14(月) 10:35:08 ID:aCzgi+MM

  ∧_∧  +
 (0゜・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゜∪ ∪ +
 と__)__) +


446 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/14(月) 16:47:59 ID:w/tCieAG

楽しみです。エチーもですが、からだにひきづられる心をどう書いてくれるのか期待。


447 名前: 良乱 2005/11/15(火) 02:21:25 ID:nInUIyl6

掴んでいたらんまのおさげを乱暴に解く良牙。
絹のような細い赤毛が舞う。
らんまの白い肌を引き立てるかのような目が冴える程の美しい赤だった。

艶がある髪に指を通すと、滑らかな感触と共に梳けていく。
その感触に酔い痴れながら、空いている方の手でらんまの首筋をなぞった。
外の気温とは違い、冷房が効いたこの部屋は酷く寒い。
寒さの所為か、恐怖の所為か、僅かに震えるその肌は緊張していた。

「ぁ…」

耳たぶを甘噛みすると、小さな声が漏れた。

良牙の全てがらんまを苛ませる。
拒絶する自分がいながら、
心の奥底でこうなる事を期待していた自分がいるような気がする。

今、声が漏れたのは肌が感じただけでは無い。
あの夜の情事が色濃く滲み出し、
その記憶が余りに強く、酔ってしまったと言えばいいのだろうか。

だが、今のらんまも良牙もあの夜とは状況が違う。
媚薬など使ってい無いのは勿論、らんまはあの夜のように切羽詰った状況でも無い。
一瞬蘇る記憶に絆されそうになったが、らんまは我に返り良牙の腹に蹴りを入れた。

鈍い音と共に良牙が唸る。
どうやら上手く急所に入ったらしい。
だが、その蹴りが良牙の残虐性を更に引き出す羽目になろうとは。


448 名前: 良乱 2005/11/15(火) 02:25:39 ID:nInUIyl6

「…っ…らんま…いい度胸しるじゃないか…」

腹部を抑えながら見下される良牙の瞳は、先程より冷えていた。
まるで氷のような―だが、あの夜の炎が滾るような妖しい色を帯びている。

「良牙っ、俺は男だ!ましてやお前が嫌ってる男じゃねーか!
男を抱いて何が楽しい!?…いい加減目を覚ませ!!」

「……そうだな…確かに俺はお前が嫌いだ…
いつもいつも俺の上を行きやがって…それでいてモテやがって…。
だがな、今のお前は女だ、何処からどう見ても…な」

らんまの罵声は良牙の冷めた声に呆気無く掻き消された。
息を呑むのと同時に引き裂かれる衣服。
可憐なワンピースは物の見事にただの布切れになった。

「暴れられるとうっとおしいからな…」

良牙は頭に巻き付けているバンダナを取ると、
らんまの両手首にしっかりと巻き付けた。

「おい!何しやがるっ…!」

きつく結ばれたバンダナは肌に食い込むぐらいで、
両手首は背で固定され、らんまの自由を奪う。
どれだけ、身を捩っても手首を動かしても無意味だった。

「お前っ…ん……」

良牙を睨み上げた刹那、何の躊躇いも無く交わされる唇。

歯型をなぞり、
柔らかい頬肉の感触を味わうかのような甘い口付けかと思えば
歯がぶつかり合い、唇が切れてしまいそうな凶暴な口付けにもなる。


449 名前: 良乱 2005/11/15(火) 02:28:28 ID:nInUIyl6

交わされる唾液が気持ち悪くて、無理に顔を反らすも
良牙がそれをさせまいとらんまの顎をきつく掴む。

俺はこんなに拒否ってんのに…こいつは…。

自ら進んで唇を求める良牙の意図が分からない。
ただの身体の交わりなら少しは理解できるが、これは一体なんのか。
行為を盛り上げる演出ではあろうが、どうかしている。

やはり、格闘では勝てない良牙の嫉妬のようなものなのだろうか。
こんな形で仇討ちなんて卑怯を通り過ぎて、最低だ。

だが、あの夜よりも上達しているような気がして、
交わる舌から伝わる、蕩けてしまいそうな熱に頭がぼーっとする。
時折漏れる息が酷く熱く感じるのと同時に、
寒いこの部屋でカラカラに乾いた口内が潤っていくようだった。



破れたワンピースはらんまの乳房を剥き出しにし、
その姿が全裸であるのより、遥かに卑猥に感じられた。
陵辱された事を、正確に言えばこれから行為を行おうと言うのだが
物語ってるかのようだった。

部屋の中とはいえ、
あの狭いテントでの鈍い電球なんかよりもらんまの肌が良く見える。
余りに白い肌は鮮やかすぎるくらいで、脈打つ血管さえも透けて見えるくらいだ。


450 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/15(火) 02:31:41 ID:nInUIyl6

あああ!!!書いてた文間違えて消してしまった。
すっげーショック…!
今から書く気力も無いんでまた後日投下します。


451 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/15(火) 03:47:36 ID:mPaNKfPc

ええ残念ー。いい所で寸止め・・
楽しみにしてます!


452 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/15(火) 18:18:05 ID:+jfECDjP

サイコーッス!!続き楽しみにしてます!!


453 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/16(水) 00:36:52 ID:IYP3oH9j

良牙に長期に監禁された乱馬が、ずっと女の姿で居たために初潮
を迎え、やがて良牙の子を身ごもるとゆうのはどうですか?
続き楽しみにしています。



454 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/16(水) 02:18:29 ID:oO9/b5Gy

>>453
うーん、そういうのも読んでみたいけど、そこまでいっちゃうと、
原作のパラレルもどきとしても読みづらくなってくるなあ
二人が次第に相手に本気になっていって、リアリティある心理描写で
納得出来る形で結ばれてハッピーエンドになるならいいけど、
あかね絡みの未練でゴタゴタして堕胎して男に戻って隠しとおすんじゃ重すぎて萎えちゃうし、
だからといって「仕方ねえ!責任とってやらあ」と適当に結婚しましたーチャンチャン☆じゃ軽すぎる。
難しいだろうよ。


455 名前: 良乱 2005/11/16(水) 02:36:40 ID:DWn4sSSG

身体を捩じらす度に揺れるらんまの乳房が
酷く妖艶に感じられたのはその肌の所為だろう。

透き通るような白さに只魅入られるだけでは無く、
汚してしまいたいとさえ思える。
むしろ、残酷なまでにそれを煽っているような気がして、
良牙は当然のようにらんまの肌にきつく爪を立てた。

僅かに顔を歪ませ苦痛に耐えるらんまを無視し、良牙は更に力を込める。

柔らかすぎる肌に綺麗に爪が食い込み、
力を込めれば一瞬跡が白く浮き出、瞬く間に赤く染まる。
良牙は心底愉快そうに、口角を上げながら何度もそれを繰り返した。

時折漏れるらんまの声は勿論、悲痛なもので、
それが更なる狂気を誘うのだ。
らんまが苦痛に喘ぐ姿、苦悶に身体を捩じらせる姿。
どれを取っても背筋がぞくぞくし、湧き出る黒い感情を留める事は出来やし無い。

乳房をきつく揉みしだき、同じように爪跡を残すと歯を立て弄ぶ。
肌よりも柔らかいと思える乳首を口に含み、弧を描くように舐め、
舌先で先端で刺激すると、見る間にそれは硬くなっていった。

「ふぅん…ぁっ…あ…」

乳房を弄んでいるとらんまの声が甘く変わる。
まるで、猫が鳴き縋るような
その甘くいやらしい声に良牙の欲も一気に煽られる。


456 名前: 良乱 2005/11/16(水) 02:38:42 ID:DWn4sSSG

あの白肌はいつしか赤く染め上げられ、
痛々しいまでに良牙の爪跡や歯型が刻み付けられていた。

その、傷跡を辿り再び舌を這わす良牙。

敏感になっている肌は痺れるような痛みと快楽を呼び起こし、
らんまの冷えていた肌は熱を帯び薄っすらと湿っていた。

「嫌がってた割に…身体はそうでも無さそうだな」
「ち、違うっ…これはっ…」

言葉にしようも、喉奥で詰まる。
良牙が言っている事を否定出来ない自分が情けない。

「はっ…本当の事を言われてどうしようも無いらしいなぁ。
らんま…どうせなら楽しんでおいた方がいいぜ?」

楽しいのはお前だけだろーがっ!!俺は苦痛なんだよっ!!

良牙を睨み付けるが、素知らぬ振りで薄笑いを浮かべている。

か弱い女のように虐げられる自分が酷く情けなかったが、
あの夜のただ欲だけを求め淫らに交わっていた自分を思い返すと
やはり、望んでいた事かも…と思ってしまう。
良牙と同じように性に目覚め、あの快楽を忘れなれないのだろうか。
男である筈の自分に、こんなにも酷く女を感じるのは初めてだった。


457 名前: 良乱 2005/11/16(水) 02:40:29 ID:DWn4sSSG

良牙の手がらんまの太腿へと伸びる。
スカートを一気にたくし上げ、閉じられている脚を強引に開と
女独特の香りが良牙の鼻腔を甘く突いた。
あの夜は良く見えなかったが、
この白昼の光の元で晒されるらんまの秘所は、
余りに幼く、穢れを知らない少女のようで。
だが、既に密で濡れているそこは卑猥に男を誘っているかのようにも見える。

「ひゃぁぁっ…!ぁあっ…そこはっ…」

赤く色付く小さな蕾を弄ぶと、今までに無いらんまの高い声が響いた。

そう、中を弄られるよりも酷く敏感なそこは
電流が流れるように激しい快感だけが押し寄せる。
自分の甲高い声に耳を塞ぎたくなる衝動い駆られるが、
そんな余裕は一切無い。

良牙の指は乱暴だがそれが酷く感じるのだ。
身体が少しづつ良牙に侵されていく気がする。
だが、侵食するそれから逃れる事は不可能で、
否、逃げようともしない自分がここにいる。

もう、どうでもいい
――この熱と快楽に溶けて枯れ果てるまで貪り尽くせばいい事だけだ。
それ以外何もいらない。

良牙の指が体内を弄り、指を増やされるごとに快楽だけが襲う。
粘膜を掻き乱すかのような水音が酷くいやらしい。
太腿まで濡れているだろうか、
生暖かいぬるっとした液体の感触が嫌でも感じられた。


458 名前: 良乱 2005/11/16(水) 02:41:49 ID:DWn4sSSG

「あぁっ…んっ…はぁっん…もうっ…」

下半身が疼いて仕方がなく、故に指だけじゃ満足出来ない。
もっと大きな質量で満たされたいのに良牙は焦らすばかりだった。

「…もう?何だ?言ってみろよ」
「…っ…ん…言えるわけっ……ねーだろっ」

息も絶え絶えになりながら否定するが、正直限界だった。
良牙だって限界だろうに。
下半身は衣服を軽く持ち上げるくらい膨張している。

「ああぁぁっ…!いやぁっ…!」

再び一番敏感な部分を弄ばれ、
身体が跳ねるのと同時に意識が飛びそうになる。
このままいってしまっては何だか物足りないような気がして、
それ以上にせつないくらいに良牙を欲しているのだ。
らんまは涙目になりながら、喉奥から言葉を搾り出した。

「…れろ……」
「…聞こえんぞ」
「入れろって…言ってんだろーがっ!」

言った刹那、待ち侘びていたかのように素早く衣服を脱ぐ良牙。
直ぐに満たされると思っていたが、違った。


459 名前: 良乱 2005/11/16(水) 02:43:15 ID:DWn4sSSG

「そんな言い方しか出来ないのか、お前は…可愛げの無い野郎だぜ。
どうせなら、もっとやらしい声でねだれよ」

「は!?何言って――あぁっ…」

良牙は膨張しきった自身の先端を
らんまの秘所に擦り付けるだけでそれ以上行為を進めようとはし無い。
その感触が堪らなく欲を誘い、
下半身から届く疼く快楽に全身が痺れそうになる。
その証拠にらんまの桜色だったそこは、
良牙に弄られた事も手伝って紅く充血していた。

滴る密が自身を擦り付ける度に糸を引くのだ。
その光景だけでも欲を駆り立てるのに、らんまの姿が更に欲を増す。
男である良牙の方が限界だろが、らんまの滑稽な姿をもっと見たいのか。

「ほら、早く言えよ」
「やぁぁっ…!ぁん…」

後少しで入りそうなのに入れない良牙がじれったい。
それに加えて敏感な部分に擦り付けるのだ。

「…っ…入れてぇ…お願い…」

成るべく甘い声でねだるように言ったつもりだが、一瞬良牙の顔が曇る。
その冷めた瞳を見据えた刹那、体内奥深くまで一気に貫かれた。


460 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/16(水) 03:58:00 ID:+huDgwLt

グッジョブ…神様ありがとうっ…


461 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/16(水) 05:06:12 ID:W5WG11NS

エロイヨ…GJ…!!


462 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/16(水) 09:39:07 ID:KZiK29ju

キタ―――(´Д(○三(゚Д゚)三○)Д`)―――!!


463 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/16(水) 18:54:54 ID:HCCxeyK1

エロい、エロ過ぎる
超GJ


464 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/16(水) 21:43:09 ID:UwOhQ3PF

エロ描写上手いねえ


465 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/18(金) 00:59:05 ID:YfHWMYKm

期待アゲ


466 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/18(金) 18:52:56 ID:R++GbvmS

>>433
すべて読みました。素晴らしい良牙×右京です。
繊細な文章とエロ描写に悶えまくってしまいました。
機会があったらまた書いてくれると嬉しいです。



467 名前: 良乱 2005/11/18(金) 23:31:56 ID:B97Xsuh/

指よりも遥かに大きい質量が一気に体内に侵入し、
らんまの華奢な腰は宙に浮いた。
良牙は腰をゆっくりと、しかし深く突き上げる。
腰を上下に動かす度に纏わり付くらんまの肉壁が余りにきつく、
良牙は少し苦悶の表情を見せ眉を歪めた。
だが、その感触が酷く感じるのだ。
らんまの体内で益々膨れ上がる自身は歓喜の声を上げている。
そしてもっと快楽を貪りたいと飢えた悲鳴を伴ないながら。

「あぁぁっ…!ぁんっ…はぁっ…」

らんまには不思議と痛みは無かった。
あの夜の所為か、身体が慣れてしまったのだろうか。
挿入の際、鈍い痛みを僅かに感じたが其れだけだった。
後はもう、快楽しか訪れない。

体内で良牙の自身が膨らんで行くのが分かり、
それに加えて突き上げられる感覚が徐所に速くなる。

らんまのだらしなく開いた口元からは銀の糸がいやらしく光っていた。
その唾液を舌で絡め取り、再び唇を重ねる良牙。
唇を吸い上げ、舌でなぞりらんまの口内を激しく貪る。

唾液さえも甘く感じたのは気の所為だろうか。
下半身から届く熱が全身の血液を巡り、身体のどの場所も敏感になっている気がした。

良牙の耳元で聞こえるらんまの声は女そのもので
良牙が腰を打ち付けるのと同じリズムで発せられるそれは酷く甘く卑猥に聞こえる。
鼻にかかったその声が良牙の欲望を更に掻き出す。

良牙は縛ったらんまの両手首のバンダナを解いた。
きつく縛りすぎた為、微かに紫がかっている手先が酷く痛々しく見える。
だが、その腕が何の戸惑いも無く、背に回される。
行き場のない快楽を吐き出すかのようにらんまは良牙の背にきつく爪を立てた。
その爪は良牙が乱暴に腰を打つ度に食い込んで行く。


468 名前: 良乱 2005/11/18(金) 23:35:33 ID:B97Xsuh/

微かな痛みを感じる中、
良牙はらんまの華奢な腰を持ち上げ、自分の脚の上に座らせた。
未だしっかりと繋がっているらんまの下半身が更に圧迫される。

「ぁあっ…ん…りょ…が…」

もはや、らんまには自我が残っているのかさえ妖しい。
虚ろな瞳で良牙の顔を不思議そうに見つめる様は、普段のらんまの面影さえ伺えない。
良牙よりも酷く快楽に酔い痴れ、本物の女なんかよりも遥かに女らしく感じる。
濡れた肌も、髪も、顔も、声も、四肢も…何もかもに魅了されてしまう。

だが、やはり相手はらんまだ。
一瞬魅せられそうになったその想いを押し殺し、
再び冷めた瞳でらんまを見据えると良牙は下から激しく突き上げた。

「ぁぁっ…あぁんっ…ぁっ!あぁっ!」
「…ふっ…情けないならんまよ…さっきまで嫌がってた癖になんだそのざまは。
女みたいな声出しやがって、まるで淫乱じゃねーか」
「…お前の…所為だろっ…」

良牙の問いに答える術も余裕も無く、
息も絶え絶えになりながららんまは必死に適当な言葉を紡ぐ。
いや、実際良牙の所為であるのは半分だが、最初に事を運んだんだのは自分だ。

だが、もうそんな事今はどうでもいい。考えたくも無い。
僅かに残る理性は、もう消えてしまいそうで。
淫らな自分を曝け出す恥辱よりも、良牙に犯されている嫌悪感よりも、
もっともっと大きな快楽を味わいたかった。

「んっ…ぁあっ…いいっ…ぁっ!ぁんっ…」

良牙の首に腕を回し、自ら腰を振るうらんま。
腰を沈める度に内蔵が潰れてしまいそうな圧迫感が最高に気持ち良いのだ。
それに加えて、交じり合った体液のぬるっとした感触と
繋がる箇所の熱い熱が全てを蕩かしてしまいそうな気がする。

密着する肌と汗、熱く甘い吐息、粘膜の擦れる音。
全てがこの快楽を引き立たせる演出にすぎ無い。
軋むベッドの不快な音さえ、今は心地よく聞こえるのだから――。


469 名前: 良乱 2005/11/18(金) 23:39:15 ID:B97Xsuh/

「ん……」

眠ってしまったのだろうか、
気が付けば窓から見える空は茜色に染まっていた。

あれから、何度交わったのだろう。
まるでただの雌と雄のように快楽をだけを求め合っていた。
未だその余韻が残っているのか、
下半身に不快感を覚え、見てみればその名残が残っていた。
太腿を伝って流れる白濁は膝の方まで垂れており、
足先に向かうほど、薄っすらと白く乾いていた。

良牙は……と目を見張ると直ぐ側で寝息を立て心地よさそうに眠っている。
その様はやはりあの馬鹿な良牙で、先程の行為中の彼とは全く違う人間に見えた。

そのギャップの所為か、苛立ちと共に酷く気分が悪かった。
良牙では無く、自分に吐き気がする。
男でありながら、女に成り下がってしまった無様な自分に。

もう原型を留めていない白いワンピースをさっと脱ぎ、
自分の服に着替えるとらんまは良牙の家を後にした。

重い溜め息を吐くも、もう後戻り出来ない気がする。
一度覚えてしまったあの感覚が身体に焼き付いて離れない。
まるで道徳に背く行いが余計に胸を高ぶらせるのだ。

暗闇に染まり行く太陽がゆらゆらと揺らめき、
遠くで聞こえる蝉の鳴き声が夏の終わりを告げている気がした。


470 名前: 良乱 2005/11/18(金) 23:44:37 ID:B97Xsuh/

それから、らんまは良牙と逢う度に身体を重ねた。
ただ淫らに交わるだけで、会話と言えば
時々良牙が冷めた口調でらんまを嘲るぐらいだった。
その言葉にさえ、全身が焼けるように熱くなり、良牙の牙に呑み込まれて行く。

しかし、こんな事がずっと続いて良い訳が無い。
幾度交わったか分からぬ身体はあの頃のような罪悪感は無く、
その行為が当然のように自然になったいた。
このまま行ったらきっともう戻れない、
良牙とらんまの関係はひたすら捩れて狂って行くだけだ。

良牙の家からの帰り道、らんまは意を決したように猫飯店へと脚を運んだ。
シャンプーがいなかったのがせめてもの救いだった。

「…そうか、そんな事が。すまんかったな」
「別にばあさんの所為じゃないよ」

コロンには複雑な心の心境までは話さず、この数日に起きた良牙との関係を軽く話した。
しかし、勘が良いコロンは気付いていたかも知れない。

らんまの憂いを帯びたその瞳に何処か違和感を覚えたが、
コロンは特に何も尋ねなかった。

「これを使え、このお香を眠ってる相手に嗅がせ、
消し去りたい記憶を耳元で呟くのじゃ。……起きた時、綺麗さっぱり忘れとる」

消し去りたい記憶――?
現実にあった事を最初から無かった事に置き換える記憶の操作、
それを望んでいるのか自分では分からない。
罪を犯している気がするのは、自分が男だから?其れとも良牙だから?
否、好きでも無い相手と交わる事が一番の罪。
心は決して通わないのに刹那の快楽を味わいたいが為だけに、
悪魔に魂を売ったような気がする。
――そうだ、消し去りたい。永遠に蘇らないよう蓋をしよう。


471 名前: 良乱 2005/11/18(金) 23:46:14 ID:B97Xsuh/

「…ばあさん…ありがとな」

らんまはコロンからそのお香を受け取ると、猫飯店を後にする。

「婿殿、あんまり思い詰めるな…おぬしが悪いわけでは無い」

コロンの心からの気遣いに、
らんまは儚げな笑みだけを残すと颯爽と去って行った。



もう、蝉は一匹もいない夏の終わり。
終わりは呆気なかった。
良牙の脳裏からは、この数日間のらんまとの情事だけが綺麗に消えていた。

普段と変わらない良牙の姿を見る度に胸が音を立てて軋んで行くようだ。
望んだ事なのに苛立ちが募るばかりで、
まるで幼い子供のように無い物ねだりな自分がいるのにもまた腹が立つ。

女になると水流が勢いを増したかのように身体全身の血液が騒ぐ。
植え付けられたあの記憶はいつまで経っても消えることは無く、
良牙の顔を見る度にあでやかに色を増す。

それに苛まされながら気付かぬ振りをする。
自然に色褪せる日が来るまで、いつもの自分を演じるだけだ。

その度に疼く身体と火照る肌に嫌気がさす。

狂ってのは良牙では無く、自分である事にやっと気が付いた秋の始まり。


472 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/18(金) 23:48:47 ID:B97Xsuh/

以上です。何からんまらしく無い話しでしたね。
付き合い頂きありがとうございました。
もっとエロくしたかったけどこれが限界でした。
最後の方あんまエロくなかったかも知れませんね。


473 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/19(土) 00:14:18 ID:XeEh1eu4

GJ!
十分エロいと思いますよ


474 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/19(土) 00:41:44 ID:JzlfUE9N

ネ申です
あんたネ申です…
最後の最後までまでどきどきしながら読ませてもらいました


475 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/19(土) 00:52:02 ID:r7tC9fl0

神様GJ!!
話的にも、心理描写とか非常に楽しませて頂きました!
エロイし面白いし最高でした!


476 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/19(土) 02:18:42 ID:0hnYb/cl

切ないラストも余韻があって良かったです。
良牙がらんまに魅かれる心の揺れが少し描かれていたので、ハッキリとしないまま
記憶が無くなったのは彼にとって少し気の毒だけど、このほうがいいんですよね・・


477 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/19(土) 15:42:09 ID:3FIth1aO

>>471
最初から最後まで一気に読み耽ってしまいました。
こんな素晴らしい良乱は始めてです。
ノーマルも書いて欲しいです。(良右かムーシャンとか。)



478 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/20(日) 03:08:22 ID:IPMY19yl

ウオーッ…この良らんの続編激しくキボン
良牙が何かが足りねえんだよなーと言ってらんまに問い尋ねてほしい



479 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/20(日) 06:04:49 ID:Ebav3JzR

すげー…プロの方じゃないかと思うくらいすげー…


480 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/21(月) 02:11:46 ID:uCSi08Iu

あんたすげーよ
上手すぎる

最後も高橋留美子らしさがある


481 名前: シャンプー×らんま 2005/11/21(月) 05:01:52 ID:INUEWnnv

(>>340より続きです)

らんまはシャワーの前に置いてあった腰掛けに座らされ、その後ろからシャンプーが
抱きかかえるように手を回して、らんまの体にシャワーで湯をかけている。
 
「らんま……。ここ。ここをきちんと洗うね。いつも清潔、これ大事よ。」
 
そう言ってシャンプーは脚の間を撫でるように洗うのだが、どうもその指には
変な力が入っているように感じられる。
ただでさえ、月経の最中で敏感になっている状態の体に、媚薬を盛られたのだ。
らんまは腰が砕けて崩れそうなほどの快感を感じていた。
シャンプーの指先はそれほどまでに巧みだった。
 
「な……なあ、シャンプー、お、女同士でこういうのは……。」
 
らんまがシャンプーの手を押さえ、ためらいがちに拒否の意思を示したが、
シャンプーはその手を止めようとはしない。
 
「何言うか? 私らんまの体洗ってるだけね。別に変なことないぞ。」
 
その声には怒気がこもっているように聞こえ、らんまはそれ以上逆らうのをやめた。
ここは風呂場なのだ。
もしここでシャンプーを怒らせたら、自分で水をかぶってしまうかもしれない。
水をかぶったシャンプーはらんまにとっては一番苦手な相手と言っても良い。
 
「そう……大人しくわたしに任せてればいいね。」
 
シャワーの湯は柔肌を滑るように流れていく。
その流れには時折赤いものが交じる。時には、黒ずんだ塊のようなものも交じっている。
自分の体から流れ出しているなどとは、らんまにはにわかに信じられなかったが、
確かにそれらはらんまの体の中から出てきたものだ。
女の体には毎月こんなことが起こっているのか……。
らんまは自分の周囲の女たちのことを思い浮かべた。
あかね、右京、そして、あかねの姉達や同じ高校の女生徒たち……。
彼女たちも月に一度はこのようにわずらわしい思いをしているのか……。
そんな風に思いをめぐらせていたところで、背中に与えられた重い感触に、
思わずらんまは振り返った。


482 名前: シャンプー×らんま 2005/11/21(月) 05:03:11 ID:INUEWnnv

「何考えてる? らんま。」
 
シャンプーがたっぷりと重量感のある乳房を押し付けていた。
その少し硬くなった先端の乳首の感触まで鮮明に感じられるような気がして、
不覚にもらんまは欲情してしまっていた。
だが、女の体では声や表情に出さなければその感情は伝わらない。
男のように欲望の象徴になるものがついていないからだ。
らんまは甘い誘惑にくらくらとしながらも、その気持ちを押し殺し、
シャンプーに悟られないように大人しくしていた。
 
「べ、別に……。何も考えてねーよ。」
「そうか? 他の女のこと考えたりしてないか?」
「な、何も……。ただ、おれがなんで男に戻れないかって気にしてたくらいで……。」
「そか。それは確かに気になるね。」
 
特にシャンプーが怒っているというわけでもないのを感じて、らんまはほっと息をついた。
だが、興奮剤を先に摂取したシャンプーは、実はらんまの何倍も欲情していた。
シャンプーの指は的確にらんまの一番敏感な部分を刺激する。
女だからこそわかる女体の弱点をシャンプーの指先は確実についてくる。
 
「はっ……んくっ……はぁっ……。」
 
押し殺してはいても、押さえ切れる限界以上の快感に、声が漏れ出てしまう。
耐え切れないほどの快感に、思わず体をのけぞらせてしまう。
らんまのそんな痴態をシャンプーは恍惚の表情で眺めていた。
 
「らんま……可愛いね……。わたし、らんまのためなら変態でも構わないね……。」
 
背中から抱き締めた格好のまま、右の手では下腹部を、左の手では胸を愛撫する。
シャンプーは完全に愛欲に溺れていた。
体を洗うという建前など忘れ去り、ただひたすら愛撫を与え続けていた。
そして、そんなにされて、らんまが黙っていられるはずもない。
 
「シャンプー、今言った言葉、本当か? 本当に良いんだな?」
 
少しだけシャンプーの方を向き、視線を合わせ、らんまが尋ねる。
その顔は真っ赤に染まっている。風呂場で温まったからか、それとも……。
 
「もちろんよ。わたし、らんまのこと愛してるね。」
 
満面の笑みでうなずかれては、らんまの抑えていた欲望も制限を超えてしまう。
シャンプーと向かい合わせになるように向き直ると、その体をタイルの床の上へと押し倒した。
シャワーの湯が二人の上に降り注いでいる。


483 名前: シャンプー×らんま 2005/11/21(月) 05:04:24 ID:INUEWnnv

「らんま……らんま……っ! ああんっ……!」
 
乳房に愛撫を受け、シャンプーが悦びの声を上げる。
らんまは、滑らかな肌の感触を楽しむかのように、舌で、指で、
乳房を中心としたあらゆるところに触れている。
 
女の姿であっても、らんまの欲望は男のときと変わらない。
胸に触れたい、柔肌を抱きたい、体の全てで思いをぶつけたい。
だが、女の姿では思い通りにはいかないように思えた。
セックスは所詮、男と女の性器を合わせる行為。
女同士では一体どうしたら良いのだろう……? 
 
「おれが男に戻ってたらな……。」
 
ふと漏らした独り言を、シャンプーは聞き逃さなかった。
らんまの腕を強く引き寄せ、不意をつかれて倒れこんだらんまの体を抱き締め、
その背中を優しく撫でながら諭すように言う。
 
「らんまはらんまよ。男の姿でも女の姿でもわたしはらんまを愛してるね。」
 
らんまが顔を上げると、その唇にふわりとかぶせるようにシャンプーが唇を重ねる。
シャンプーから与えられた口付けは、軽く、優しいものだった。
だが、それを受けてらんまが返した口付けは、荒々しく、深くシャンプーの口内を
蹂躙するものだった。
ぬめるような舌が口の中に侵入する感触に、シャンプーは少し戸惑ったが、
すぐに自分からも舌を絡め、応戦する。
そうして唇を重ねながら、らんまがシャンプーの体に愛撫を加え始めると、
競うかのようにシャンプーもらんまの体に触れ始めた。
 
「しゃ、シャンプー……そこダメだって……はぁんっ……!」
「ら、らんまこそ……っ……やめて欲しければわたしの胸から手離すね……。あいやぁっ……!」
「やめたり……あっ……するわけっ……ねーだろっ……ああっ……。」
「それなら……ここはどうねっ……? あっ……んっ……!」
「やっ……やるなっ……? だったらおれは……。」
 
と、らんまが段々体を下ろしていき、シャンプーの脚の間に顔を埋めそうになったときだった。


484 名前: シャンプー×らんま 2005/11/21(月) 05:05:01 ID:INUEWnnv

「婿殿! 原因がわかったぞぃ。」
 
がらがらーっと勢いよく風呂場の扉が開かれ、杖の上に乗っかったおばばが現れた。
裸で絡み合っていた二人は、体を隠すのも忘れてしばし呆然と固まってしまった。
 
「……若い二人の邪魔をしてしまったか。すまなんだな。」
 
気まずそうに扉を閉め、おばばが二人に背を向けた。
だが、おばばは去り際にとんでもない一言を残していった。
 
「あと80年ほど若かったらおぬしらの遊びに加わっていたのじゃがな。」
 
高笑いと共に風呂場を後にするおばば。
おばばの無粋な乱入によって我にかえったらんまは、
シャンプーの上から起き上がるとシャンプーにも聞こえない声で呟いた。
 
「2000年の間違いじゃねえのか? 妖怪ばばあめ……。」


485 名前: シャンプー×らんま 2005/11/21(月) 05:06:42 ID:INUEWnnv

「一週間は男に戻れないだぁ!?」
 
猫飯店の食堂にらんまの声が響き渡った。
らんまはシャンプーの服を着ている。洗濯が終わっていないので借りたのだ。
 
「左様。月経は一週間ほどは続くでな。終わるまでは男には戻らん。」
 
らんまはおばばに説明を受けていた。
呪泉郷で女になる体質になってしまった男でも、月経が来るのはほとんどいない。
大抵の男はその体質を嫌って、すぐに男に戻れる男溺泉を見つけて、治してしまうからだ。
しかし、何故かすぐに元に戻ろうとしなかったらんまは、その後、何度も女に変身し、
結果、月経が起こるほどにらんまの体が女体として成熟してしまっていたのだ。
月経は必要のなくなったものを体から排出する生理現象だ。
そのため、ひとたび月経が起こってしまうと、体から不必要なものを出し切るまで、
女体を保つ必要がある。そのため、本来の性が男であるとしても、元には戻れないのだ。
 
「それじゃ、一週間はらんまはこのまま女の姿のままね!?」
 
何故か嬉しそうに腕に抱きついているシャンプーに、らんまは呆れ顔だ。
 
「なんでそんな嬉しそうなんだ? シャンプーは。」
「べ、別に嬉しくなんかないね。大変ねー。らんまが男に戻らない、一大事ね。
 女になってる間、他の女にらんまが手出されなくてラッキーね、なんて思ってないね。」
「んなこと考えてたのかよ……。」
「お、思ってないよ。全然思ってないね。今のうちにらんま独り占めしようなんて思ってないね。」
 
(ったく……女って変なこと考えるよな……。)
 
らんまは額に手を当て、くらくらと目眩のしそうな頭を抑えた。
それは、月経からくる貧血のためか、シャンプーに飲まされた媚薬のためか、
はたまた風呂でのぼせたからだろうか? もしくはその全部か。
 
「今度また続きするね。らんま。」
 
小声で囁いたシャンプーがにかっと笑った。
脳裏に先ほどまでの甘美なひとときがよみがえる。
らんまはぽりぽりと頬をかきながら、「ああ」と曖昧な返事だけした。

                                             (終わり)


486 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/21(月) 05:17:01 ID:INUEWnnv

気付けば二ヶ月近く前でした。
長くかかった割にあんまりエロくなかったかも……。すみません。
想像力の限界です……。女同士なんて見たことも体験したこともないですから。
 
>>466
わー。なんか、すみません。ありがとうございます。
繊細な文章だなんて言って頂けると本当に嬉しいです。
良牙×右京はあれで終わりのつもりなので多分もう書きませんけど、
他ので楽しんで頂ければと思います。
 
>>472
本当に書くの早いし凄いですね。
お疲れ様でしたー。
他のカップルでももし良かったら書いて欲しいです。


487 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/21(月) 09:34:49 ID:heQq5j0g

すごい!
台詞回しが上手すぎて、自然に林原ボイス&佐久間ボイスで
脳内音読してしまいました!
かなりGJ(*^ー゚)b


488 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/21(月) 16:43:57 ID:INUEWnnv

あんまり関係ないけど見つけたのでw
../../anime_asong/1129/1129964108.html#22

>487
ありがとうございます♪


489 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/21(月) 17:44:32 ID:ceXYc3GJ

>>486
あれで綺麗に完結しているので別のストーリーで良右書いて頂いて欲しいなぁと
願ってます。貴方様の良右SS大好きです!



490 名前: 良牙×右京 2005/11/22(火) 04:10:42 ID:irCp8KVo

「ここはどこだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
 
その台詞は、良牙にとっては常套句だった。
別に言いたくて言っているわけではない。
常識では考えられないほどの方向音痴である彼にとっては、
この台詞は自然と、必要に迫られて出てくるものだった。
今日もいつものようにこの台詞を吐き、良牙はとんでもないところから勢い良く顔を出した。
 
「あ、あのよー、良牙。ちったぁおめー場所ってものを考えて出て来いよ。」
 
聞き覚えのある声を聞き、良牙が振り向くと、そこには上半身裸状態の乱馬がいた。
良牙が辺りを見回すと、そこは和室のようで、彼の頭の上には畳が一枚乗っかっていた。
よく見れば、乱馬の姿の向こうには右京がいた。
それも、ほとんど体に何もつけていない状態で。
右京は、突然現れた良牙に気付いて、大事な部分を必死で隠そうとしていた。
 
そう、ここは右京の部屋だった。
お好み焼き店舗の裏側にある、普段は食事をするときに使う部屋だった。
一体どこをどうしてたどり着いたのかは不明だが、良牙はそんな部屋の床下から
畳を押し上げて顔を出していたのだ。
 
「いっくらおめーが方向音痴だからって何もこんなときに……。」
 
乱馬が歯噛みしながら文句をつけても、良牙にはほとんど聞こえていなかった。
良牙は悲しい男のさがで、半裸の右京の姿にしばし心を奪われてしまっていたのだ。
男と女が二人、裸になってしていることと言ったら……? 
少し間をおき、状況を把握した良牙は、逆に乱馬に対して激昂した。
 
「ら、乱馬ぁ! 貴様、あかねさんはどうした!? なんで右京なんかと……!」
 
乱馬の肩に掴みかかる良牙に、右京の怒りと恥じらいの混じった声が飛ぶ。
 
「右京なんかとってなんやねん! 人の恋路を邪魔しよってからに!」
 
思わず振り返り、右京の剥き出しになったままの白い肌を目にしてしまう良牙。
慌ててすぐに視線をあさっての方向にそらし、気まずい雰囲気を何とかしようと言葉を探す。
だが、焦っているためか何も思い浮かばず、ただ、あー、うーなどと、
意味のある言葉にならない声を漏らす良牙の首根っこを、乱馬が掴んだ。
そしてそのまま、店の外に引きずり出す。
 
「おれはな、うっちゃんに決めたんだよ。もうあかねも他の女も関係ねえ。
 だから邪魔すんじゃねーーーっ!!」
 
自慢のキック力で乱馬は良牙を遠く彼方へと蹴り出した。
良牙は澄み切った夜空のお星様になった。


491 名前: 良牙×右京 2005/11/22(火) 04:12:02 ID:irCp8KVo

一夜明けたその日は日曜日だった。
良牙は天道家に近い空き地にテントを張っていた。
一晩中ずっと歩き回ってたどり着いたのがそこの場所だった。
だが、良牙にとっては、全く未知の土地にたどり着いたように思えていた。
彼がしょっちゅうテントを張るいつもの空き地だと気付いたのは、
昼間、乱馬がそこを通りかかってからだった。
 
「よっ! 良牙じゃねーか。」
「ら、乱馬!? なんでこんな日本の果てにお前がいるんだ?」
「あのなあ……。ここは近所の空き地だっつーの……。」
 
良牙は、はっと昨日のことを思い出し、乱馬の様子を伺った。
どうやら随分機嫌が良いようだ。鼻歌交じりで、顔がにやけている。
あの後、上手くやったのだろうか? 
 
「そういえばよー、おめー、なんであかねが良いんだ?」
 
唐突にそんなことを尋ねられても、良牙には上手く答えが出ない。
乱馬は良牙の様子をにやにやと眺めて、畳み掛けるように続ける。
 
「お前さあ、ひょっとして、初めて優しくしてくれた女があかねだったから
 あかねにこだわってるだけじゃねーのか?」
 
カップラーメンを食べようと沸かし始めた湯が沸いたようだ。
湯気が辺りにほんのりと立ち込める中、良牙が背に炎のようなオーラを纏って立ち上がる。
 
「断じて違う! おれにとってあかねさんは……」
 
と、良牙があかねに対する切なる思いを打ち明けようとしたときだった。
遠くの方からやけに明るく可愛らしい女の声が響いてきた。
 
「乱ちゃーん! そこで何してんのーん?」
 
右京だった。
その手には何か箱のようなものを下げ、あいている方の手を
大きくこちらに向かって振っていた。
乱馬を見つけた喜びか、満面の笑みをたたえながら走って来る。
しかし、その足元に小さな石ころがあるのに右京は気付かなかった。
 
「うっちゃん、あぶねえっ!」


492 名前: 良牙×右京 2005/11/22(火) 04:13:20 ID:irCp8KVo

乱馬が声をあげるのとほぼ同時だった。
右京は石ころに足を取られ、走ってきた勢いで思いっきり前につんのめってしまった。
 
(うわっ……! 転んでまうっ……!)
 
思わず目を閉じてしまった右京だったが、その目を開ければ、
自分が転倒しなかったことに気付いた。
右京の足元の危険にいち早く気付いた良牙は、右京が自分たちの方に走って来る前に、
右京に猛スピードで駆け寄り、彼女が倒れる前に支えたのだった。
 
「お、おおきに……助かったわ……良牙……。」
 
と、礼を述べた右京だったが、その支えられている部分の感触に気付いて、
態勢を立て直した瞬間、良牙の頬に平手打ちを食らわせた。
 
「どっ、どこ触ってんねん!」
 
良牙はそうされて初めて、自分の手が右京の胸を触っていた事実に気付いた。
ほんの一瞬の出来事だったが、確かに柔らかな触り心地を感じていた。
少しだけまだ温かいような気がする。
 
「りょ、良牙、てめー、うっちゃんに何しやがる!」
 
怒り狂った乱馬に襟元を掴まれ、良牙は焦る。
 
「ご、誤解だ! じ、事故だろっ!? なあっ?」
 
良牙は右京に助けを求めるように視線を送るのだが、右京は目を合わせようとはせず、
顔を赤くしてそっぽを向いていた。
そんな右京を横目に見て、乱馬は良牙の耳元で囁く。
 
「うっちゃんに手出したらぜってー許さねーかんな。」
 
良牙が聞いたこともないくらいに低く、腹の底に響くような声。
今までよりも遥かに、乱馬は右京のことを大事に考えているようだった。
良牙が大人しく言葉にうなずき、凍りついたように動かなくなると、
乱馬は右京の元へ駆け寄り、そのまま彼女と一緒に歩き出した。
 
「うっちゃん、もしかして、これから出前?」
「そ、そうやねん! うちな、お得意様に頼まれてな……。」
「ははっ。そっかー。おれも一緒に行っていい……?」
「勿論や、乱ちゃん、うち嬉しい……。」
 
二人の声がどんどん小さくなっていく。
良牙は放心したままその場にただ立っているだけだった。


493 名前: 良牙×右京 2005/11/22(火) 04:14:22 ID:irCp8KVo

次の日の夜。良牙は少しでも右京や乱馬のいる街から離れようと、
歩けるだけ歩いて、ひたすら歩いていた。
 
「おれの好きなのはあかねさんで! 断じて右京なんかじゃねえっ……!」
 
そう自分に言い聞かせるようにつぶやくのだが、良牙の脳裏には、
先日見た右京の半裸の姿がちらついて離れない。
じっと手のひらを見れば、胸に触れたときの温かさを思い出してしまう。
そのたびに良牙は、頭を振って忘れようとした。
そして、ゆっくり歩き出す。
そして、歩きながら右京のことを思い出してしまう。
この繰り返しがどのくらい続いただろう? 
 
(この辺りで良いか……。)
 
手ごろな感じの街にたどり着き、良牙はテントを張れるような場所はないかと
辺りを見回した。
どこかで見たことのあるような街角だと思いつつも、気のせいだと思い込んだ。
ずっと歩き通したのだ。
見覚えのある街に見えても、ここはきっと知らない街に違いない。
とりあえず道を尋ねようと、良牙はのれんを下ろしたばかりと言った感じの
小粋な雰囲気の店の扉を開けた。
 
「すみませーん! ちょっと道を聞きたいんですけどー。」
「はいはーい?」
 
まだ若い女の声に良牙はどきっとした。
そして、店内をよく見れば、見覚えのある顔がそこにあった。
 
「なんや、良牙やないの。また道に迷ったんか?」
 
右京の姿を確認した良牙は、バナナの皮で足を滑らせたかのように後ろにひっくり返った。


494 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/22(火) 04:17:16 ID:irCp8KVo

>>489
良牙×右京って、あんまり普通のカップリングじゃないのでちょっと気が引けるのですが……。
リクエストにおこたえして書いてみました。
お風呂に入ってる間に思いついたままのストーリーです。
まだ導入部で、全然エロはないんですが、すみません。
続きはまた後日♪ 


495 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/22(火) 04:51:22 ID:9uUpDSaI

こんな時間にキタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
原作の雰囲気がよく出ていて自然に読めます
続き楽しみに待ってます(*´∀`)


496 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/22(火) 10:10:33 ID:btU2CIAe

GJです!
原作風の動き方が読みやすい。
ラブラブな乱馬×右京が微笑ましいのに
良牙×右京になるんですか…
これからの展開が先読めなくて楽しみです(*´∀`)


497 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/22(火) 17:31:29 ID:4yw4BU7p

>>494
ひゃああ!!私のリクにこんなに早く応えてくれたんですかぁ!!
多分無理だろうなぁと駄目もとでも言っていただけにすごく感激です・・!!
確かに普通のカップリングじゃないですよね・・(汗)
あかりちゃんの事もあるし・・。でもらんまの最終回、良牙とあかりが
将来くっつくっていう伏線みたいなのちらつかせてないだけ良右派にとっては救いですね。(^^:
最初乱馬×右京風で、ホントにこれ良右なのかっ!?とハラハラドキドキしましたが
良右がエロくなるのを楽しみにしています!


498 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/22(火) 21:06:48 ID:liMu6Pba

△▲るーみっくで801▲△
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/801/#1132462939/


499 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/23(水) 01:25:44 ID:xfFEAO4I

続きまだかな?

乱馬にヤられてひぃひぃ言う・もしくはしくしく泣く
なびきも見てみたい…。


500 名前: 良牙×右京(別バージョン) 2005/11/23(水) 03:13:08 ID:6+HyQiDY

(>>493より続きです)

最後の客を見送ったばかりの右京は、店の掃除をしようとしていた。
だが、店に来たのが良牙だとわかると、持っていた箒などをとりあえず仕舞い、
カウンターの向こうに回った。
 
「夕飯はもう済ませたん? 特別に焼いたろか?」
 
いつもと変わらない右京の料理人姿。
特に意識する必要もないはずなのに、良牙の瞳にはその姿が眩しく映った。
ここに長居するのは駄目だ。直感がそう判断した。
良牙は右京の申し出を断ろうとしたのだが、昼間から何も入れていない胃袋は収縮し、
右京にまで聞こえるほどに鳴いた。
その音を聞いて、右京はくすりと笑う。
 
「腹の虫は正直やねぇ。よっしゃ、ほな、特別メニューで焼いたるわ。」
 
そう言って、右京は残っていた生地を鉄板に注ぎ、焼き始める。
すぐに香ばしい匂いが漂い出し、良牙の食欲をそそった。
 
「あ、お代はしっかり頂くで。多少はまけてやってもええけどな。」
 
商魂たくましい右京に、良牙は呆れつつも財布を出した。
なんとか払えるほどの余裕はあるようで、少し安心する。
右京はさすがの手捌きでお好み焼きを焼きながら、話しかけてくる。


501 名前: 良牙×右京(別バージョン) 2005/11/23(水) 03:13:57 ID:6+HyQiDY

「せや。あんた、どこか行くつもりやったん?」
「いや、ただ寝る場所を探してただけだ。どこかテントを張れる場所があればと……。」
「せやったら、うちに泊まる?」
 
良牙は心臓の鼓動が激しくなるのを感じた。
右京の部屋に泊まる……? 良牙の頭の中では良からぬ妄想が始まる。
 
「い、良いのか……?」
 
思わずうわずってしまう声で、良牙は恐る恐る尋ねる。
右京は全くそんなことには気付かず、笑顔で厳しい言葉を放った。
 
「ええよ。その隅っこにでもテント張って。そんくらいの余裕はあるやろ。」
 
良牙の描いていた淡い妄想は脆くも崩れ去る。
右京は全くそんなつもりはないのだろうが、その一言は良牙にとっては
氷河のように冷たい一言に感じられた。
 
「乱馬だったら部屋にあげてるんだよな……。」
 
小さな声で呟いた。
お好み焼きを焼く音にかき消され、良牙のその台詞は右京には届かなかった。
 
(まあ良いか。外よりはまだ暖かいし……。)
 
そう自分に言い聞かせてみても、あまり納得はできない良牙だった。


502 名前: 良牙×右京(別バージョン) 2005/11/23(水) 03:14:17 ID:6+HyQiDY

「ほな、焼けたで〜。」
 
お好み焼きが焼きあがり、どんと良牙の前に出される。
どう見ても普通の豚玉だ。特別メニュー……? どこがだろうか? 
豚肉は美味しそうな香りを漂わせているが、良牙にとってはなんだか複雑な思いだ。
 
「遠慮せんでええよ。」
 
カウンターの向こうで無邪気に微笑む右京を見ては、食べないわけに行かない。
丁寧に手を合わせながら「いただきます」と挨拶をしてから、良牙は割り箸を割った。
 
「あ、美味い。」
 
一口食べただけで、良牙は思わず感動してしまった。
右京のお好み焼きは普通のお好み焼きの数倍は美味しかった。
本来の夕食の予定にあったカップラーメンよりも遥かに素晴らしいごちそうだ。
 
幸せそうにお好み焼きを頬張っていく良牙を見て、右京は満足そうに微笑む。
彼女はこういう顔が好きだ。
良牙に限らず、来る客がこういう顔でお好み焼きを口にするのを見たくて、
右京はお好み焼き屋を続けているようなものだ。
 
「なあ……右京。」
 
良牙は箸を置いて右京に問いかける。だが、顔を見ようとはしない。
その皿にはまだ半分ほどお好み焼きが残っている。
 
「ん? 何?」
「乱馬とは……その……いつから……?」
「あ、ああ……。」
 
まだそのことを気にしていたのかと、右京は目を伏せた。
先ほどまでの幸せそうな笑顔に蔭りが出る。


503 名前: 良牙×右京(別バージョン) 2005/11/23(水) 03:14:52 ID:6+HyQiDY

「一ヶ月くらい前やな。乱ちゃんに屋上に呼び出されて、そんで……。」
 
右京が語り始める。
学校での乱馬の突然の呼び出し。告白。そしてその場で初めてのキスをしたこと。
それから、二人は周囲に知らせることなく交際を始めたのだった。
 
「乱ちゃんはまだあんまり公表はしたくないみたいなんやけど、
 この間あんなとこ見られたし、今更やな。まあ、あんた一つの胸にしまっといて。」
 
馴れ初めは大体わかったが、良牙にとって重要なのは、その後だ。
どこまで二人は進んでいるのか。初体験はいつなのだろうか。
だが、それを深く聞こうとするのも、何だか下世話な感じがしてしまい、はばかられる。
良牙は間を繕うかのように、手元にあったグラスの水を一口飲んだ。
 
「せやけど……。」
 
ためらいがちに右京が話し始める。
良牙は彼女の方を向き、どこともなく遠くを見つめる悲しそうな瞳を見つけた。
 
「乱ちゃんとはまだ最後まで行ってへんねん。」
 
再びお好み焼きに箸をつけようとしていた手が止まる。
どくんと一つ大きな鼓動が良牙の胸を叩いた。
 
「え……? なんで? だって、この間……。」
「せやね。裸で一緒に寝たりはするよ。けど、乱ちゃん、途中でやめてまうねん。」
 
その説明だけで、そういった方面に知識の乏しい良牙でも想像がついた。
つまり、右京は完全に処女を失ったわけではないということだ。
良牙は指先にまで緊張が走るのを感じた。まだチャンスがある……? 
 
(な、何を考えているんだ、おれは。別に右京がまだだとか言ったって、
 おれには何の関係もないのに。)
 
良牙は頭の中の煩悩をかき消そうと必死だった。


504 名前: 良牙×右京(別バージョン) 2005/11/23(水) 03:16:05 ID:6+HyQiDY

「最初は嬉しかってん。乱ちゃん、うちが痛がる素振り見せたら、
 『良いよ。うっちゃんの心の準備ができるまで待つから』ってゆうてくれて……。」
 
良牙の脳裏に妄想が膨らむ。
よく知る二人のそういう行為を想像してしまうと、照れくさいような、恥ずかしいような気がして、
そして、とてつもない罪悪感が湧いてくる。
自分にとっての二人はそんな対象ではないと思っていたのに。
あれこれ考えて赤面する良牙をよそに、右京は話を続ける。
 
「せやけど、何度もそんなん続いたら……。不安になるわ……。ちょびっとだけやけど……。」
 
良牙にはなんとなくだが、乱馬の気持ちはわかるような気がした。
自分なら好きな女と裸同士になった状態で、途中でやめることなどできそうにはない。
だが、乱馬は、自分の欲望を抑え切れるほどに、右京のことを思っているのだろう。
良牙は話を聞いて、乱馬に対して尊敬のようなものを感じてしまった。
ただ共に眠るだけで満足できるだなんて、優し過ぎるというのか、馬鹿というのか。
 
「うち……そんな魅力ないんやろか……?」
 
別の男のことを考えている横顔。完全に自分のことは眼中にない横顔。
そんな顔を見ていると、なんだか悔しい思いがするのに、目が離せない。
どうしようもなく色っぽくて、激しく女を感じさせる。
右京の後ろ向きな考えを、『そんなことはない』と否定してやりたいが、
そう言ってしまうと、なんだか乱馬に敗北するような気がして、口には出せない。
 
「その……立たない……ってことか?」
 
言えない言葉の代わりに、そう問いかけることで紛らわす。
右京は目を閉じ、頭を横に振った。
 
「そんなことはなさそうやった。触ってみたし。」
「ふ、ふーん……。」
 
良牙は自分の愚かさを呪った。まったく、変な質問をしてしまったものだ。
それで慌てたためか、誤って側にあったグラスを落としてしまう。
 
ガシャン! 
 
グラスが割れる音に、すぐさま右京がカウンターから出て来る。


505 名前: 良牙×右京(別バージョン) 2005/11/23(水) 03:16:26 ID:6+HyQiDY

「あちゃー。まあ、割と安物やったしな。」
 
素手でガラスの破片を拾い上げようとした右京に、グラスを落とした瞬間に
椅子から立ち上がっていた良牙が駆け寄る。
 
「お、おい、良いよ、おれが落としちまったんだし、おれが片付けを……。」
「へーき、へーき、気にせんでっ……!?」
 
くるりと振り向いた右京の言葉の最後が、何かに遮られた。
右京の眼前にあったのは良牙の瞳。言葉を遮ったのは、良牙の唇だった。
なんという偶然だろうか。良牙が心配のあまりに右京に近づき過ぎていたとはいえ、
まるでお話の中に都合よく出てくるような、あまりにもでき過ぎた偶然。
即座に二人はお互いから離れたが、唇にはまだ感触が残っている。
 
「じ、事故や、な? そうやろ? こんなんキスのうちにも入らんわ、なあ?」
 
唇を手で覆い、右京が苦笑しながら取り繕う。
だが、先日から何度も続くこうした運命のいたずらとでも言うべき出来事の連続に、
良牙の頭の中は右京への良からぬ思いでいっぱいだった。
しばしの逡巡ののち、良牙は右京に近づくと、腕を引き寄せ、自分の胸の中に彼女を抱いた。
戸惑う右京の鼻腔を乱馬とは違う男の匂いがくすぐる。
 
「な、何? 何するん?」
 
右京が顔を上げると、良牙はそのあごをしっかりと捕らえて唇に唇を寄せた。
呼吸ができず、声も上げられない。
辛うじて右京にできたのは、目を閉じて自分の身に起こっている出来事を見ないように
することだけだった。
だが、良牙の唇は荒々しく右京の唇をこじ開けさせ、舌を侵入させて来る。
右京がいくら頭の中で否定しようとしても、それを打ち消すかのように、
確実な感触が彼女を襲う。
 
「これは確実に事故じゃねえよな。」
 
良牙の腕はがっしりと右京の体を捕らえて簡単に離してはくれない。
焦る右京は、自分の胸に異質な触感があるのに気付いた。
良牙が着物の襟口から少しずつ指先を侵入させている。
右京は、一つだけ拾い上げていたガラスの破片を落とし、
再び塞がれた口内や胸に与えられる快楽に身を任せた。


506 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/23(水) 03:18:15 ID:6+HyQiDY

思ったより前提が長くなってしまいました。
まだエロが出てきませんね。続きは後日。


507 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/23(水) 05:20:56 ID:CQT7d9qn

キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!
良牙、積極的だなあ
続きがすげー気になる。読み物としても面白いっす!


508 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/23(水) 15:33:31 ID:lGjF3LWC

すごくワクワクしてきましたー!!!!
右京が誘い受けって・・!!乱馬の恋人の筈なのに
右京から良牙を誘ってるなんて・・!!
なんか奇妙な相思相愛関係ですね・・!!
続きが楽しみです!


509 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/26(土) 23:28:40 ID:eMfCKA4u

続きはまだですかね?
職人さん頑張って。


510 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/28(月) 03:17:22 ID:SODcZRPz

機体age


511 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/11/28(月) 19:38:22 ID:nr6AG4zh

誰か保管庫作ってくれませんかねぇ
昔の作品見てたいなぁ


512 名前: 良牙×右京(別バージョン) 2005/12/02(金) 07:16:26 ID:+Co8wIb1

腕の中から逃れようと右京が身をよじると、更に強い力で良牙が押さえつける。
熱を帯びた真剣な眼差しに、右京の心も揺れる。
 
「あ、あかんよ……。何すんの、いきなり……。」
 
口ではそう言っていても、体では大した抵抗をしてはいなかった。
襟口を広げられ、帯をほどかれても、されるがままだ。
良牙は立ったまま右京を抱き締め、むき出しにさせた肩に吸い付くようにキスをする。
そうしながら、サラシに包まれただけの胸に手を出し始める。
 
「さっき言ってたこと……。」
「へ? んっ……。」
 
布の上からもしっかりとその場所がわかる。
良牙の指先は確実に右京の乳首に触れていて、その形状をなぞる。
右京は痛いような痒いような、そのどちらでもないような不思議な感覚に、
息を漏らしてしまう。
その色っぽい響きが良牙の男としての部分に火をつける。
 
「お前に魅力がないなんて、そんなことねえよ。」
「そ、そないなことこんな状態で言われたって……。」
「説得力がないか?」
「そ、そういう問題ちゃうし……。う、うち……ああんっ……!」
 
サラシ越しに乳首を舐められ、右京はたまらず喘いだ。
最初はつんつんと舌でつつくように、そして、唾液で布が濡れて、
乳首の形がくっきりと浮き出てくると、優しく唇で挟む。
そんな風に丁寧に攻められ、右京は甘い声をあげずにはいられなかった。


513 名前: 良牙×右京(別バージョン) 2005/12/02(金) 07:17:45 ID:+Co8wIb1

良牙は確かに右京に惹かれていた。その姿に興奮していた。
だが、昂ぶる感情の波の中にひとすじ陰がさす。
右京にこうして触れる男は自分が初めてではない。
乱馬に触れられていたからこそ、こんな風に右京は簡単に喘ぎ声を漏らすのだ。
自分の愛撫にこんなに敏感に反応するのは、乱馬がそれまでに開発しているからだ。
 
「も、もう……やめて……。このことは誰にも言わんから……。
 乱ちゃんにも言わんから……。だから、もう……。」
 
右京が哀願する。
切なくなるような泣きそうな声に胸の奥がチクりと痛むが、
良牙は右京から離れようとはしない。
彼女をいつの間にか通常とは逆の向きになっていた椅子に座らせ、
その背中をカウンターのへりに押し付けさせる。
そのまま強引にサラシを剥ぎ取るように下ろすと、形の良い乳房が弾けるように飛び出した。
 
「み、みんといて……。いやぁ……。」
 
か細い声はすぐに甘い鳴き声に変わった。
直接の刺激はやはり、それまでの何倍もの快感となって右京を侵略する。
良牙は、その手の平で舐めるように触れていく。
数日前に一瞬だけ目にしたその白い肌を、今はじっくりと見ることができる。
皮膚の隅々まではっきりと見える。
細かな肌理から、乱馬に数日前につけられたと見える赤い痕まで。
良牙はなんだか悔しくなって、その痕から少しずれたところに唇を押し付ける。
そして、吸い付く。もっと強く、消えにくいようにと痕をつける。


514 名前: 良牙×右京(別バージョン) 2005/12/02(金) 07:18:16 ID:+Co8wIb1

「はあん……。」
 
右京の声が脳に響く。
いくつもそうして痕をつけるたびに、右京が声をあげるので、良牙はますます調子に乗る。
硬く尖った胸の先端を口に含めば、右京は更に熱い吐息を漏らす。
胸のあちこちを隈なく愛撫され続けている右京は、良牙の手が下半身に伸びるのに
気付かず、何の抵抗もしなかった。
気付いてからも、言葉で拒否することすらせず、脱がされるままだった。
 
「凄い……。」
 
だらしなく開かれた股間の眺めに、良牙は思わず息を呑んだ。
初めて目にするそれは、少しグロテスクにも思えたが、同時に魅力的でもあった。
とろとろと流れ出ている粘液が光を反射する。誘惑するかのようにキラキラと光る。
右京は拘束されているわけでもないのに、それを隠そうともしないので、
良牙は引き寄せられるようにそこに顔を近づけた。女の香りが嗅覚を刺す。
 
「はぅっ……。やっ……いやぁ……。」
 
ふうっと息を吹きかけてみただけでこの反応だ。
良牙は鼓動が高く、速くなるのを感じていた。
じっくりと観察しながら、濡れる粘膜を指でなぞっていくと、
面白いように顔を歪めたり、体をよじったり、切ない声をあげたりする右京が見られる。


515 名前: 良牙×右京(別バージョン) 2005/12/02(金) 07:19:06 ID:+Co8wIb1

だが、十数分ほどそんなふうに右京のあられもない姿態を楽しむと、
良牙はそれ以上右京をいじるのをやめてしまった。
そして、おもむろに立ち上がり、右京の側から離れた。
苦しいほどの快感に耐えていた右京も、突然の解放に驚いて良牙を見上げる。
 
「悪かったよ。右京。」
 
それだけ言って良牙は背を向けた。
良牙の中には右京に対する罪悪感があった。
右京は愛撫を受けながらも、何度も「いやだ」と言うので、
次第に良牙の熱も冷めてしまったのだった。
 
(ふっ……。おれも乱馬と同じか……。嫌がる女は抱けないぜ。)
 
心の中で自嘲して立ち去ろうとする良牙の背中に、暖かい感触がまとわりついた。
わざわざ振り向かなくても良牙にはわかった。
この店には二人きりしかいないのだ。抱きついた相手は右京に間違いない。
 
「うちをこのまま放り出す気?」
「い、いやぁ……。やっぱり他人の女には手出したらまずいかなあと……。」
「散々いじり倒したくせにそれかい! それやったら最初から触らんといて。」
 
おずおずと体に回される右京の腕が、少し震えているように良牙には感じられた。
右京の声は背骨を通して良牙の脳に伝わる。
 
「もう、うちはお預け食らうのはイヤや。」
 
服の裾から、右京の手が入り込んで来るのを良牙は感じた。
少し冷たい指先が、遠慮がちに脇腹辺りを撫でている。
良牙はその手をとり、たぐり寄せるように胸の方に引きつけながら、彼女の方に向いた。
 
「良いのか? 本当に。」
 
右京は微笑む。その笑顔に良牙の心臓も高鳴る。
こんなに可愛らしく笑う女に、今までどうして惹かれなかったのかわからないくらいだ。
 
「うん。続きしよ。」
 
そして二人は、布団のある部屋に向かった。


516 名前: 良牙×右京(別バージョン) 2005/12/02(金) 07:20:03 ID:+Co8wIb1

布団の上では、形勢が逆転していた。
右京は自分の体に残っていた布を脱ぎ去ると、良牙を布団の上に押し倒して、
その体に馬乗りになった。
そしてまずは上半身から裸に剥き、鍛え上げられた肉体に指を滑らせた。
 
「ええ体つきやねぇ。乱ちゃんに負けず劣らずやね。」
「なっ……! 乱馬なんかと比べるなよ。」
「あー、はいはい。悪かったなぁ。」
 
裸の右京に愛しそうに触れられて、良牙の男の象徴は最大限に大きくなっていた。
下から仰ぎ見る右京の乳房は、少し重たげにぶら下がっている。
良牙が身を起こし、その胸に触れようとすると、右京はそれを阻止して、
良牙の体の上にゆっくりと倒れ込み、胸を合わせた。
顔は良牙の顔に触れる寸前で止め、至近距離から見下ろしている。
右京の髪が頬にかかり、良牙は少しくすぐったいのだが、笑い出しそうなのは我慢する。
 
「こうして見るとそれなりにええ男やねぇ。」
「それなりに……って何だよ。」
「ふふ。ごめんなぁ。ほな、普通にええ男。」
「普通にっていうのもな……。」
 
良牙は少し顔を持ち上げると、その生意気な唇に軽く唇を当て、すぐに離した。
右京はしばし驚いた顔をしていたが、良牙の顔を両手で挟むと、ふさぐように唇を重ねた。
悔しくなるほどに巧みな舌使いだった。
右京が女だからだろうか? それとも、何度も乱馬と交わしているからだろうか? 
 
「ほな、そろそろ……。」
 
語尾は曖昧に濁して、右京がその両手を下へ下へとおろしてゆく。
裸の体を経由する指先は、じらすようにゆっくりと動いてゆく。
完全に右京にリードされてしまっている。
良牙は心のどこかに何か釈然としないものを感じながらも、期待に胸を躍らせていた。


517 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/12/02(金) 07:23:20 ID:+Co8wIb1

なんか急に忙しくなって、書いている暇がありませんでした。
お待たせしてすみません。しかもまだ続きます。
 
>>511
私も見たいです〜。
このスレから知ったので前スレとか見られませんし。


518 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/12/02(金) 18:05:46 ID:FLSkqkfU

来なすった!!
しかも寸止めですか・・・Σ(´д`*)

なあに、かえって続きが楽しみだ


519 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/12/02(金) 18:36:13 ID:iQvJPPX4

神降臨!!続き楽しみに待っています


520 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/12/03(土) 13:53:12 ID:QpneAR9Q

肉チャンネルで見れるよ


521 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/12/08(木) 02:05:49 ID:bkOokO65

続き気長に待ってます
アゲ


522 名前: 良牙×らんま 2005/12/08(木) 04:16:25 ID:QIqEFefa

肌に刺す風が冷たくなって来た今日この頃。
通い慣れた道に並ぶ木々も、すっかり葉を落とし何処か殺風景で、
寒くなっていくと同時に目に映る全ての物が色を失っていくように見えた。

寂しい季節と言えば誰もが共感してくれるのだろうか。
しかし、この寂しい季節とは裏腹に心に住む蟲は益々大きくなって行くばかりだ。

「寒いわね、今日雪でも降るんじゃない?空も変な感じだし」
「あー、降るかもな。天気予報でも夕方から雪って言ってたぜ」

空はいかにも雪が降りそうな怪しい雲行きで、
らんまとあかねは脚を早めながら家路の道を歩いていた。

「そういや、最近良牙君見ないわね」
「あ〜?良牙?どうせ迷子にでもなってんだろ」

あかねに言われるまでも無く、最近良牙とは顔を合わせていない。
あの蒸し暑い夏の終わりに起きた、今では幻覚とも思える行為は
良牙の名を聞いただけでも鮮明に蘇るのだ。

いっそ、幻だったと思えればどんなに楽だろうか、
良牙自体に記憶が無いという事が、
この靄がかる心を更に掻き乱して行くようで、
自分ばかりがこんな気持ちになるのが苛立たしくて、歯痒くて仕方が無い。

心に住み着く小さな蟲は、苦しいまでに蠢いている。


523 名前: 良牙×らんま 2005/12/08(木) 04:18:17 ID:QIqEFefa

家に着くなり、冷えた身体を温めるべく、らんまは風呂へ向かった。
冷えきった肌に突き刺さるように染みる熱い湯が心地よい。
天道家の広い風呂桶から立ち込める白い湯気を
ぼーっと眺めているとあかねの声がした。

「らんまぁ、Pちゃんも一緒にお風呂に入れてくれない?冷えきってるみたいだから」

一瞬、ずっこけそうになった。
暫らく見ないと思ったらちゃっかりPちゃんの姿で天道家にいるではないか。
しかし、冷静になってみると風呂で良牙と二人というのは何処か気まずい。
以前はこんな事微塵も思わなかったのに、やはりどうかしている。

らんまの返答が余りに遅い為、あかねはそそくさと脱衣所から去ってしまった。
間も無く、自らガラス戸を引いてPちゃんが風呂場に入って来た。

「よう、久しぶりだな、らんま」

「久しぶりだなじゃねーよ、
見ないと思ったらPちゃんの姿であかねに近づきやがって、
どうせあかねと風呂に入る魂胆だったんだろー」

「ふっ……寒い日は人肌が恋しくなるもんだ」

悪びれもし無い良牙の頭を殴り、らんまは風呂から出て行った。
これ以上風呂場にいるのが酷く恐ろしかったというのもある。
水を浴びればたちまち女になってしまい、平素を保てそうになかったからだ。

そんならんまの複雑な心境なんて知る訳も無く、
良牙は花歌を歌いながら湯舟に浸かっている。
益々、苛立ちが募る。


524 名前: 良牙×らんま 2005/12/08(木) 04:20:04 ID:QIqEFefa

「あれ?良牙君じゃない、こんばんわー。暫らく見かけなかったわね」
「あ、あかねさん、お久しぶりです!……これ、お土産です!」

夕食時、いつもと何ら変わり無い、良牙とあかねのやり取り。

「良牙君、今夜泊まって行きなさいよ、雪が積もるだろうから」

あかねが言う通り、外は雪が絶え間なく振り続いている。
地面が薄っすらと白く染まるくらい積もり、このままだと朝にはかなり積もってそうだ。

僅かに頬を染め上げ笑顔で会釈をする良牙に、また蟲が大きくなる。



その晩、ふと目を覚ますと隣りで寝ていた筈の良牙の姿が無い。
どうせあかねの所だろ、と思いらんまは慌ただしく部屋を後にした。

「あ、お前!良牙!」

丁度あかねの部屋の前でPちゃんを発見した。
逃げようとする良牙の頭を押さえ付け、らんまは風呂へと向かった。

「お前いい加減にしろよ!」

「うるせー!たまには良いだろうがっ!
お前なんて毎日あかねさんと一つ屋根の下で過ごしやがって!」

「そういう問題じゃねー!お前に下心があるってのが気に喰わないんだ!!」

「関係ねぇだろう!俺はPちゃんになるっ!!」

どうでも良い口論が続いた後、良牙はシャワーを手にし、
それをらんまが必死に食い止める。
水が飛び出すシャワーはらんまの顔面に勢い良くかかった。




525 名前: 良牙×らんま 2005/12/08(木) 04:21:28 ID:QIqEFefa

「ぶわっ…!冷めてぇ!」

勢い良くかかった水はらんまの顔から上半身をずぶ濡れにし、
下着も付けていない身体のラインが薄いパジャマの下に浮き彫りにされた。

「ぅ…寒!」

ガチガチと歯を音立て、寒さに震えるらんま。
湯舟に脚を入れようとした刹那、
良牙から更に腹立たしい言葉が飛び出した。

「貴様には全く欲情し無いぜ…まぁ、オカマみたいなもんだから仕方無いか」

らんまの身体を一瞥した後、
良牙は鼻で馬鹿にしたようにふっと笑った。

「俺はオカマじゃねー!それに俺を馬鹿みたいに求めてたのは誰だよ!
あんな必死になって、無理矢理抱きやがって!
お前の所為で俺はおかしくなったんだよ!!」

カっとなって、つい出てしまった言葉にはっとするらんま。
勿論、良牙には何の事だか理解出来ないだろう。

「…何馬鹿みたいな事言ってんだ?
気持ち悪い事言い出しやがって……頭おかしくなったんじゃねーのか。」

「……っ…そうかよ…そうだな…忘れたってんなら…思い出させてやるよ…」

良牙の言葉に苛立ちが限界を迎え、心に住む蟲が轟くようにうねっている。
そして、自分から望んだ、
あの忌まわしいとも言える記憶の蓋をこじ開けようとしているのだ。


526 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/12/08(木) 04:24:53 ID:QIqEFefa

前回の続きを書いてみました。
これ以上書くとホモっぽくなる感じがしたのですが…。
あと、三回も良牙らんまでくどいかも知れないです。
次は他カプ書いてみたい。

職人さん、また割り込みすいません。
私も続き楽しみにしてますので。

続きは後日投下します。
エロまで長くて申し訳無い。


527 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/12/08(木) 15:11:39 ID:w4PpaXhe

最高です!!!



528 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/12/08(木) 23:59:52 ID:TfRS7JqC

男の姿で絡むんじゃなかったら、全然ホモじゃないと思う
良らん好きなのですごく楽しみにしてますね。



529 名前: 良牙×右京(別バージョン) 2005/12/09(金) 07:47:23 ID:QoGqev8l

(>>516から続きます)

良牙の下半身に身につけていたものが一気に引きずり下ろされる。
そこにたどり着くまでにはゆっくりだったのに、良牙の腰に到達した後の右京の動きは素早かった。
勢いよく反り上がった男の象徴が右京の視線の下に晒され、良牙は少し気恥ずかしい思いになった。
赤面して顔を背けた直後、その意識していた部分が生ぬるい感触に包まれ、思わず声を荒げた。
 
「うっ……右京っ……! お、お前っ、何して……。」
 
右京は髪をかき上げながら、良牙の股の間で顔を動かしていた。
口がいっぱいになっているため、すぐには返事をしない。
 
「何って……? こうしてやらんとおっきくならんのやろ?」
 
答え終わるが否や、右京は再びそれを口に含んで舌を動かし始める。
ぬるい口の中で、小さな舌がゆっくりと、ときに激しく動く。
ザラザラとした感触は、欲望を掻き立てる刺激としては強過ぎる。
生まれて初めて覚えるその快感に、良牙は必死で耐える。
下半身に意識して力を入れ、ともすれば爆発してしまいそうな気持ちをぐっと堪える。
片方に寄せられた長い髪。覗くうなじ。右京は艶かしく、美しかった。
 
(くそっ……乱馬の野郎……! 右京にこんなこと覚えさせやがって……!)
 
恋敵に対する怒りがわく一方で、敗北感のようなものも覚えていた。
良牙のそれはもう限界いっぱいに隆起しているのに、右京にはそれがわからないらしい。
彼女がそう判断したのは、乱馬のそれと比較した結果というのは容易に想像がついた。
 
だが、認めたくは無い。
その思いは、一心不乱に口全体で奉仕し続けている右京への邪悪な思いに変貌する。
 
「なあ……まだかなあ? うち、もう疲れてしもたわ。」
 
その台詞を言うためだけに右京が口を離した瞬間、白濁した液が彼女の顔面に飛び散った。
顔だけではなく、その髪にも、首にも、容赦なく白い液は降りかかった。
最初は何をされたのかよくわかっていなかった右京も、無意識に顔を拭ったときの感触で気付く。


530 名前: 良牙×右京(別バージョン) 2005/12/09(金) 07:47:49 ID:QoGqev8l

「いやぁっ……! 何するん? こんなん乱ちゃんにもされたことないのに……。」
 
鼻先や頬についた白濁液を手の甲で拭う右京を眺めていると、申し訳ないと思いつつも、
良牙の顔には思わず笑みが浮かんでしまう。
子供っぽいその仕草が可愛らしい。先ほどまでの小悪魔的な魅力とはまた違う右京の一面だ。
 
「あー、もう、なんや、かぴかぴするやん……。」
 
都合よく近くに置いてあったタオルを拾い、右京は顔や手を拭う。
液と共に匂いまでも染み込むような気がしたが、後で洗濯するのだから構わない。
だが、タオルでいくら拭っても、完全に落とし切れるものでもなく、
右京の顔に、髪に、その痕跡は未だに残っていた。
 
「こんなことされるんやったら、やらな良かったなぁ……。」
 
溜め息と共に言葉を吐き出した右京を、いつの間にか起き上がっていた良牙が布団の上に押し倒していた。
再度の形勢逆転。掴んでいたタオルが手から離れていく。
驚く右京の腰の上にまたがり、両腕を押さえて、抵抗のしにくい態勢をとる良牙。
怯えた瞳に見上げられ、少し躊躇する気持ちも生まれるが、構わず良牙は右京の唇を奪っていた。
舌まで入れる濃厚なキスをする。
先ほどまでされていた行為のことはひとまず記憶から排除している。
 
「嘘をつけ。さっきのはどう見ても楽しんでる顔だったぞ。」
 
良牙は適当なでまかせを言ってみただけなのだが、右京は何故か顔を赤らめてそっぽを向いた。
口を尖らせながら言い訳を探す。
 
「で、でも、まさかあんなに早く出すなんて思わへんかったし……。」
 
その言い方がどこか少し馬鹿にしている気がして、良牙は憤ったが、ふとあることに思い至った。
右京は確か、未だ乱馬に愛され切れていないという鬱憤が溜まっていたのではなかったか。
だとすれば、右京の中では、顔にかけられたことに対するよりも、
最後までできないかもしれないという不安の方が大きくて、それが後悔の言葉となっているのだ。
 
「安心しろ。ちゃんと抱いてやるから。」
 
出したばかりで、まだしばらくは交わることはできそうにはなかったが、
良牙は右京の手を握って約束した。腕を押さえつけていた手を伸ばして、右京の手に到達させたのだ。
 
右京は心の中を見透かされた気持ちになって、顔を真っ赤に染めたが、
良牙の目を見ないようにしながら小さく、しかし、確かにうなずいた。


531 名前: 良牙×右京(別バージョン) 2005/12/09(金) 07:48:30 ID:QoGqev8l

(なんでうちこんな姿になってんねやろ……。)
 
お互いに全裸という状態で絡み合いながら、熱い吐息で冷えた空気を白くさせながら、
右京の中には少しずつ冷静さが戻って来ていた。
 
(乱ちゃんに合わす顔がないなあ……。どないしよ。)
 
しかし、もう既に遅い。良牙はがっちりと体を抱き締めていて、離れることなどできそうにないし、
一度乾き切ってしまった自分の股間も、熱くしびれるような快感に燃え、じんわり濡れている。
ここまでは何度も乱馬としてきた。だが、その先は……? 
 
「は……ぁん……。」
 
良牙の手がその濡れる場所に伸びる。
その刹那にあげた甘く切ない声は良牙の聴覚を激しく刺激したらしく、
溢れる分泌液を塗り込むかのように、指先の動く範囲を広げてくる。
そして、その指先が徐々に割れ目の中まで入り込もうとしたときだった。
 
「いたっ……。」
 
快感に漏れる甘いあえぎ声とは明らかに違う。
驚いて思わず引っ込めようとした良牙の手を、右京が止める。
 
「続けて欲しいのか? でも……。」
「ええねん。せやけど、あんま奥まではやめて。」
「わかった。それじゃ、痛くないようにしてやる。」
 
良牙は体を下げていき、右京の両脚の間に顔を埋めた。
次の瞬間、それまでで最も大音量の右京の声が、静かだった部屋に響き渡った。


532 名前: 良牙×右京(別バージョン) 2005/12/09(金) 07:51:11 ID:QoGqev8l

しつこいくらいに良牙が攻め続けた結果、右京には十分に準備ができたように見えた。
目にはうっすらと涙を浮かべ、肩で息をしている右京が誰より愛しく思えてきている。
良牙は、萎んでいたものが再びしっかりと膨らみ、硬くなっているのを指先でも確認すると、
開かれたままの右京の股間にあてがった。
 
穢したい。その全てを。
美しく咲き乱れる花にも似た笑顔を。
なめらかに伸びるその肢体を。
他の男が到達したことのない奥の奥まで自分の色に染め上げたい。
良牙は少しずつ、右京の体内に押し込んでいく。
 
「力を抜けよ。そうすれば楽だからな。」
 
右京は目を閉じたままうなずき、言われた通りに力を抜こうとするのだが、
異物感にどうしても体が拒否反応を示してしまって上手くいかない。
激しい痛みに耐えながら、右京は良牙の背中に腕を回した。
 
右京の体内に侵入しようと奮闘する良牙の脳裏には、乱馬の言葉がよみがえっている。
 
『お前さあ、ひょっとして、初めて優しくしてくれた女があかねだったから
 あかねにこだわってるだけじゃねーのか?』
 
(ああ、その通りだ、乱馬。おれは優しくしてくれた女になら誰にでもなびくような
 そんな優柔不断な男だったんだ……。)
 
頭の中でも鮮明に浮かぶ憎らしい顔。
何もかも自分の上をいっている男の、憎くてたまらない微笑みだ。
 
(だけど……、お前が何を言おうが、何をしようが、右京の初めてはおれだってのは
 変わらないんだからな。)
 
思い出しても嫌になるものは記憶から吹き飛ばして、良牙はただ目の前の右京に専念した。


533 名前: 良牙×右京(別バージョン) 2005/12/09(金) 07:51:43 ID:QoGqev8l

「どうしてくれるのん? うち、乱ちゃんに合わす顔がないわ。」
 
薄い掛け布団で体を包んだ右京が頬を膨らませた。
結局、良牙が再び出すことまではできなかったが、二人ともそれなりに満足していた。
良牙のそれは完全に右京の体に入りきったのは事実なのだ。
あとはおいおい右京が慣れていくだけだろう。誰の体を相手にするのかはわからないが。
 
「ま、いいんじゃねえの? これからは三人でやれば。」
「……は?」
 
良牙の前向き過ぎる意見に、右京が思わず声を荒げた。
 
「えっと……もちろん、乱馬は女の姿でな。」
「あんたが楽しいだけやん!」
 
更なるボケに対して間髪を入れない、的確なツッコミを受けたので、良牙は苦笑した。
可愛らしく膨らませている右京の頬を指でつつきながら、謝罪の言葉を漏らす。
 
「嘘だよ。ごめんな? 穢しちまって。」
 
右京はきょとんとした顔をし、微笑みながら良牙の肩にもたれかかる。
 
「そんなことあらへん。うち、なんか逆に綺麗になった気するもん。」
 
良牙は気のせいだろうと、一蹴しようとしたが、こちらを見上げてくる右京の姿は、
確かに以前よりも大人びて綺麗になったように見えた。
 
「でも、なんでだろうな? 急に変な気分になったんだよ。」
 
苦し紛れに良牙が話題を転換する。
右京は記憶の糸を手繰り寄せ、いつ変化が起きたのか探るような目つきをした。
そして、あることに思い当たった。


534 名前: 良牙×右京(別バージョン) 2005/12/09(金) 07:52:22 ID:QoGqev8l

「ひょ、ひょっとして、特別メニューのせいか!?」
 
店に迎え入れたときに食べさせた豚玉のお好み焼き。
右京は、寒空の下で旅をしてきた良牙に、少しでも栄養をつけさせようと、
秘伝のスタミナ満点ソースを使ってお好み焼きを焼いたはずだった。
 
「乱ちゃんに食べさそうと思たの……。間違えて入れたんかも……。」
 
それはとあるルートから仕入れた怪しげな薬だった。
心の中の欲望を増幅させる作用を持つという薬で、右京は煮え切らない乱馬に対して
使ってみようと購入したのだった。
それが入っていた瓶は、確かソースを入れた瓶の隣に置いてあったはずだ。
 
「そっか。そんじゃ、その薬のせいなんだから、今日のことはお互い水に流そうぜ。」
 
説明を受けた良牙はそう答えた。
右京がひどく申し訳無さそうに謝るので、そう答えざるを得なかった。
 
(薬のせいだけじゃないけどな。この気持ちは。)
 
しかし、右京が乱馬と別れることになるまで、良牙は思ったことを言うつもりは無かった。
それにそうなるのもそう遠い先のことではないだろうと、密かに思ってもいた。
いつの間にか白い朝の光が差し込み始める時間になっていた。
一睡もしていないが、良牙は身支度を始めた。また旅に出るつもりだった。
 
                                               (終わり)


535 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/12/09(金) 08:04:11 ID:QoGqev8l

長らくお待たせしてすみませんでした。
これで一応完結ですが……エロ分少なかったかも。
 
>>526
うわー!! 本当にすみません。
私が遅いばっかりに余計な気を使わせてしまいました。
全然問題ないですよ。
以前よりも更に読みやすくなってますし、本当に良いですね。
濡れたパジャマで透けるなんて……エロすぎですw
私も楽しみにしてます♪ 


536 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/12/09(金) 10:32:59 ID:L9k2qbRR

キタタタタタタタ━━━(((((゚(゚(゚(((゚゚∀∀゚゚)))゚)゚)゚)))))━━━!!!!!!!
朝っぱらからGJです
心理描写が上手いなあ
良牙に共感しながら楽しませていただきました!ごち!


537 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/12/10(土) 18:06:18 ID:ve+IJ1Ts

良右乙でした!
文章がきれいでとても読みやすかったです。

良右といい良らんといい良作ばかりで、まさに良スレですね。


538 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/12/14(水) 07:11:47 ID:qqgCN+3c

保守あげ


539 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/12/14(水) 23:01:50 ID:um6cBeJh

http://1go.it/warawara


540 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/12/14(水) 23:30:46 ID:ZL++u0eV

またしてもネ申が降臨しますた!!

あんたすげぇよ
いやお世辞抜きでさ


541 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/12/18(日) 21:24:35 ID:2jroCgdK

良らんの続きマダー?


542 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/12/19(月) 20:24:18 ID:/B41oFG8

らんまの妊娠とか読みたいな


543 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/12/19(月) 21:24:12 ID:XHZz4eBX

良らんの続きが見れるのはすんごく嬉しいけど
あのまま終わった方がきれいだった気もするな。
まぁ、続きが読めるのなら喜んで読みたい。



544 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/12/21(水) 00:39:02 ID:pkjlDHzn

そろそろ普通に乱あも読みたいw
あと、九能先輩×あかねも読んでみたい


545 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/12/21(水) 01:29:19 ID:7xEVThR9

リクエストしていいなら、ムースが報われる話が見たい
らんまの男キャラの中では珍しい、一途な奴だし


546 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/12/21(水) 01:31:49 ID:XedRlwYW

良らん続きキボン!!ワクテカしながら待ってます(・∀・)


547 名前: らんま×あかね 2005/12/21(水) 05:53:04 ID:0GfTyVfA

昼休み。友人と共に屋上で昼食にしようと向かう天道あかねは、
廊下にあった小さな掲示板にふと目を留めた。
中間試験の成績上位者一覧が貼り出されていた。
掲示板の中央を陣取るA4サイズの紙には、30名の氏名が合計点数の多い方から順に並んでいる。
一学年に約300名の生徒がいる中での上位30名だ。
その一割に入るには、簡単そうでいてとても難しい。
事実、あかねも僅差でその名前一覧には載れなかった。
 
「こんなの、あたしたちには縁のないリストよねぇ……。」
 
女友達の溜め息に、あかねは苦笑しながら同意する素振りを見せる。
30位との点数差はわずかに5点。
残り時間が足りなくて解けなかった英語の和訳問題や、公式を思い出せずに解けなかった
数学の問題、最後まで迷った化学の選択問題のことなどを未練がましく思い起こしてしまう。
だが、結果は結果。
今更悔やんでもどうしようもないことなのだし、次に頑張ればいいだけだ。
 
「ね、もういこ。早くしないと休み時間終わっちゃうよ。」
 
あかねが催促すると、溜め息をついていた友達とは別の子が、悲鳴のような大声をあげた。
 
「えーーー!! うっそーーー!! ちょっとあかね、ここ見てよ。」
 
思わずあかねも、そのほかの友達も声をあげた彼女の元に駆け寄る。
指し示されたのはリストの中間にある一人の男子生徒の名前だった。
上から数えて13番目、つまり、13位にあったのは、あかねのよく知る名前だった。
 
(う、嘘でしょ……? そんな……乱馬が……。)
 
「早乙女乱馬」。明朝体の文字は確かにそう綴っていた。


548 名前: らんま×あかね 2005/12/21(水) 05:56:08 ID:0GfTyVfA

考えてみれば、最近の乱馬はおかしかった。
何か一心不乱に勉学に打ち込んでいた。鬼気迫るほどの勢いでのめり込んでいた。
まるで記憶の中の何かを追い出すかのように、ひたすら知識を頭の中に詰め込んでいるようだった。
たまに体をなまらせないため、稽古などをすることもあったが、以前に比べると
極端にその時間は減っていた。
 
(あの日からだわ……。)
 
あかねは一ヶ月以上前のことを思い出していた。
 
(あの日から……乱馬は変わったのよね……。)
 
ある日、一晩中待っていても乱馬は帰ってこなかった。
急なことだったので心配になり、あかねは眠れない一夜を過ごした。
次の日、ふらふらとした足取りで戻ってきたらんまを、朝のジョギングから帰ったばかりで
ちょうど玄関先にいたあかねが迎えた。
 
ふとあかねがらんまの姿を観察してみると、その喉元には赤いあざがあった。
 
(どこかで怪我したのかしら……?)
 
しかし、らんまはあかねの姿を見てもまるで知らん顔で、そそくさと通り過ぎようとする。
らんまのそんな姿に、あかねは声を荒げた。睡眠不足もあって、少し怒りっぽくなっていた。
 
「何よ!? 心配したのよ? 本当にどこに行って……。」
 
最後まで言葉を言い切れないうちに、あかねは頬に濡れた感触を受け、黙ってしまった。
 
「心配なんかしなくて良いってば。」
 
らんまは軽いキスをした後、呆然としているあかねを尻目に、そそくさと家の中に入ってしまった。
数分はぼうっとしていたあかねだったが、我に返ると、らんまの後を追った。
だが、既にらんまは風呂に入ってしまっていたので、あかねは話しかけることもできなくなった。


549 名前: らんま×あかね 2005/12/21(水) 05:57:25 ID:0GfTyVfA

夕飯を済ませ、自室の机で提出期限の迫っているレポートを前にしながら、
あかねはそんなことを思い返しては、乱馬のことを考えていた。
ただひたすら乱馬のことばかりが気になって、何も手に付かなかった。
ペンは紙の上に一文字も綴ることなく、右手の上でくるくると回されているだけだった。
そんなあかねの思索をノックの音が遮った。
 
「なあ、数学のここ、わかんねーんだけど……。」
 
背中越しに聞こえた声の主はらんまだった。
あかねが椅子に座ったまま振り向くと、らんまは女の姿で、タンクトップとトランクスのみという、
涼し過ぎる格好で、参考書を片手に、ペンでこめかみ辺りをなぞっていた。
 
「な、なんて格好で歩き回ってるのよ! 恥ずかしくないの?」
 
許可を与える前に既にドアを開けられているなんてことは、いつものことなのであえて問わず、
あかねは格好の点についてのみ注意した。
 
「だーって、風呂入ろうと思ったらまだ沸いてねーっつーんだもん。だから、それまで勉強。」
「それにしたって……。」
「ま、いーじゃん。んな細かいことはさ。それより、ここんとこ教えてくれよ。」
 
らんまは遠慮もなく部屋に入ってきて、あかねに参考書を見せた。
学校指定の参考書で、授業でも使っているものだ。
仕方なく、あかねもらんまの指し示す部分に目を走らせる……前に、ページ番号を見る。
 
「ここ、まだ授業でやってないところじゃない。」
「あれ? まだだったのか。道理で全然わかんねーと思った。」
「あんたって人は……。あ、そういえば、中間テスト成績良かったのね。おめでとう。」
 
予想以上にらんまの学習速度が速いことに内心驚きながらも、あかねは話をそらした。
 
「ん? そーいや、そうみてーだな。」
 
らんまは関心が薄そうだ。
あかねはその平然とした態度がなんだか気に入らない。
思わず声に嫌味がこもってしまう。
 
「今まで毎回赤点スレスレだったあんたがねえ。」
「ま、今までのおれは実力を隠してただけってことさ。」
「カンニングしたんじゃないかってくらいよねえ。」
「ぷくくっ。それ、先生とかにも言われた。けど、やってねえよ〜。」
 
終始笑顔で、鼻歌交じり。嫌味に対して気にも留めない。


550 名前: らんま×あかね 2005/12/21(水) 05:59:27 ID:0GfTyVfA

気に食わない。
あかねは、胸の奥底からふつふつと、黒くて嫌な感情がわいてくるのに気付いていた。
悔しい。どうしようもなく悔しいのだ。
きっと、あの一覧を見た他の生徒の中にもこんな思いをしている人間は少なくはないだろう。
 
「どうしたんだよ? 怖い顔して。」
 
絨毯の上であぐらをかいて、無邪気に微笑んでいるらんまがたまらなく憎い。
だが、らんまは何も悪くはないのだ。ただ、今回あかねより少し試験の成績が良かっただけのこと。
 
「別に。」
 
あかねがそっぽを向くと、らんまは少し気にしたようだが、すぐに参考書に視線を戻してしまった。
わからない問題はとりあえず後回しにして、わかる問題から解こうとしているらしい。
 
「あんたいつの間にそんなに勉強家になったのよ。ついこの間までは……。」
 
あかねがそう問いかけると、それまで飄々としていたらんまが、わずかに表情を変えた。
あかねの背筋にすっと冷たいものが走る。何だろう? この嫌な予感は。
 
「別に何もねえよ。気が向いただけだ。」
 
暗く、低調な声で、のどからしぼり出すように出た台詞。
言葉とは裏腹に、何かを隠しているのは明らかだった。
だが、その正体を知るのはとんでもなく恐ろしいことだと、あかねには感じられた。
 
「あんまり根詰めない方が良いわよ。どう考えたって、あんたの勉強量、異常だわ。」
 
かろうじてそれだけ言えた。だが、心の底では震えていた。
こんな表情のらんまを、かつてあかねは見たことがなかった。
否、あったかもしれない。
表情こそ違えど、その眼差しに秘めるものは、「あの日」にも見たような気がした。
 
「うるせえな。おれがどれだけ勉強しようが勝手だろ?」
「な、何よ……。心配して言ってるのに……。」
 
らんまは目を合わせようとしない。
あかねも、らんまの顔をまっすぐに見るようなことはできなかった。
その言い合いを最後に、沈黙が二人のいる空間を包んだ。
あかねは机の前の椅子に座ったまま、らんまは絨毯の上であぐらをかいたまま。


551 名前: らんま×あかね 2005/12/21(水) 06:00:36 ID:0GfTyVfA

しばらくすると、絨毯の毛糸を指先でもてあそんでいたらんまが口を開いた。
 
「なあ。」
 
たったそれだけだったが、思い静寂の空気を壊すには十分だった。
 
「何よ?」
 
あかねは少しだけスカートがつんつんとらんまに引っ張られているのに気付き、
椅子から下りて、その近くに座った。
スカートが見えないように気をつけながら膝を折って。
だが、正座をするのは疲れるので、少しだけ崩して。
 
「キスしていい?」
 
あかねが近くに座ったのを確認したらんまが放ったのはその一言だった。
一瞬、何を言われたのか理解できなかったあかねだったが、数十秒おいてその意味に気付くと、
顔をこれでもかというくらいに真っ赤にした。
 
「な、なんで、きゅ、きゅうに、そんなっ……!? わ、私と……!? へっ……!?」
 
あまりのことに、何を言えば良いのかわからなかった。
また、何を言っているのかもわからなかった。
意味を成さない言葉をいくつか並べながら、あかねは視線を泳がせた。
そんなあかねの肩をとらえて、らんまは思いつめたような眼差しで見つめた。
 
「だめか?」
 
甘えるような切ない声に、あかねは思わずうなずいてしまった。
 
「い、いいわ。やれるものならやってみなさいよ。」
 
言葉が挑戦的なものになってしまうのは、不安な気持ちが裏返しで表れているだけだ。
そういえば、以前も何度かこんな風にキスをしそうな雰囲気になったことがあった。
だが、それらはいずれも未遂に終わったことをあかねは思い起こした。


552 名前: らんま×あかね 2005/12/21(水) 06:02:11 ID:0GfTyVfA

(そ、そうよね。今回だってそのパターンに決まってるわ。)
 
あかねが心の中で半ば諦めのような気持ちでそう呟いた瞬間、唇は柔らかく塞がれていた。
とっさのことで目を閉じる暇もなかったが、眼前に迫る顔のアップは正視に堪えず、
自然とまぶたは閉じられていた。
 
「んっ……んんんーっ!」
 
あかねが抵抗するように声をあげるのも構わず、らんまは更に唇を吸った。
らんまの舌が深くまで入り込もうとするので、あかねはそれを押し出そうと自分の舌を動かすのだが、
結果的に舌同士が絡み合うこととなってしまう。
らんまはあかねの体を優しく抱き締めながら、少しずつあかねの顔を後ろにそらさせ、
自分がその上にかぶさるようにして、更に口付けを深いものにした。
ほのかな甘みを感じる以外、特別何の味もしない唾液が、のどの奥の方に流し込まれる。
あかねは初めて体験する濃厚なキスに、体のどこかが熱く疼くような感覚を得た。
 
(どこで覚えたのよ……。こんなキス……。)
 
初めてだとは考えられなかった。
あかねは軽く嫉妬の心がわいてくるのを感じながらも、らんまの背中に腕を回した。
徐々に押し倒されてきていたあかねの体が、とうとう絨毯につくと、
余韻を楽しむかのように少しだけ唇で唇をなぞった後、らんまは顔を離した。
再び、お互いが顔を正視できなくなった。
らんまは体を起こすと、どこともなく空虚を見つめた。
 
「風呂、そろそろ沸いたよな。それじゃな。」
 
しばしの時が過ぎると、らんまは戸惑うあかねを放り出して、風呂へと向かってしまった。
少しあかねは寂しくなったが、考えてみれば、らんまは女の姿だったのだ。
 
(や、やだ……。私、女の子とキスしちゃったの……?)
 
自分が物凄く変態であるかのように感じられたが、その一方で嫌な気分は全くしないのだった。
唾液の残る唇を指先でなぞってみると、先ほどまでの感覚がよみがえってくる気がした。
 
(らんまとキス……しちゃったのよね……。)
 
今更ながらに恥ずかしさがこみ上げてきて、あかねは耳まで赤く染まっていくのを感じていた。
鼓動が秒針の二倍以上もの速さで胸を打つ。
あかねは絨毯の上に寝転がったまま、ぼんやりと部屋を照らす蛍光灯の光を眺めていた。


553 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/12/21(水) 06:15:26 ID:0GfTyVfA

今更ながら、>>304の続きを書いてみました。
時間が経つ間に良らんルートとかも妄想湧いちゃったんですけど、書けるか微妙ですね。
>>526の職人様ともかぶっちゃうし……。

それから、推敲したのに>>551に間違い発見。
×たったそれだけだったが、思い静寂の空気を壊すには十分だった。
○たったそれだけだったが、重い静寂の空気を壊すには十分だった。

しかもこうして見ると変な文かも……orz
精進します。

>>544
ごめんなさいw 乱あじゃなくてらんあです。


554 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/12/21(水) 06:53:00 ID:RKa738Wr

朝から悶えた!らんあGJ!!
文章の雰囲気がとても好きです。


555 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/12/21(水) 20:30:54 ID:Bxi04Njx

GJ!!らんまエロい


556 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/12/21(水) 20:31:00 ID:LmZjCqkt

おお、来とる!
いいねえ。雰囲気でてる
GJ!


557 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/12/21(水) 22:35:37 ID:UIDo5hPx

>>553
かわいい、何も知らないあかねがちと哀れだなぁ。是非続きを!



558 名前: らんま×あかね 2005/12/22(木) 07:53:05 ID:IeKdv2Lw

次の日。
いつものように学校への道を遅刻を恐れて走りながら、乱馬があかねに話しかけた。
 
「あ、あのよー、昨日のこと……怒ってる?」
 
乱馬に問われ、あかねは顔を赤らめながら、そっぽを向いた。
 
「別に……。怒ってなんかいないわよ。」
 
そう口では言ったが、内心は違っていた。
らんまが風呂へと立った後、あかねはぼんやりと床に寝転がりながら待っていた。
湯を浴びて男の乱馬の姿になり、再びあかねの元へと来るのではないかと、若干期待していたのだ。
だが、乱馬は風呂から上がると、すぐさま父親と一緒に使っている自分の部屋に戻った。
あかねが待ちくたびれて風呂に向かった頃には、既に乱馬の姿はそこにはなく、
部屋に行ってみれば、父親と共に寝入ってしまっていた。
 
(何よ……。これじゃ私が馬鹿みたいじゃない。)
 
あてが外れたのは残念だったが、その気持ちを乱馬にぶつけるのは恥ずかしい。
それで、あかねはどうすることもできず不貞寝したのだった。
 
「そ、そっか。良かった。」
 
乱馬が苦笑しながらも安堵の表情を浮かべている。
あかねはますます複雑な感情がわいてきて、胸の辺りが気持ち悪くなった。
 
「どうしてあんなことしたのよ?」
 
そう問われると、乱馬は少し考えてから、あかねが更に気にするような一言を放った。
 
「忘れたかったから、かな。」
 
それはどういう意味なのかとあかねが問いかけようとしたとき、
二人は学校の近くに着いていた。
周囲には他の生徒も多く、とても込み入った話などできる雰囲気ではない。
 
(家に帰った後ででも聞こ……。)
 
あかねは諦め、すれ違う友達と挨拶を交わすという日課をこなすことにした。


559 名前: らんま×あかね 2005/12/22(木) 07:54:33 ID:IeKdv2Lw

放課後、少し道草を食ってからあかねが家に帰ると、
なびきが何やら大荷物を脇に抱えて、靴をはいているところに出くわした。
 
「え? お姉ちゃん、出かけるの?」
「そ。明日から連休だしね。優しーい友達がちょっと良いところ連れて行ってくれるのよ。」
 
その口ぶりから、なんとなくその友達というのが女友達ではないというのを直感したが、
あかねは深くは聞かないことにした。愛想笑いをしてごまかす。
なびきは靴ひもを結びながら、あかねに割と重要な連絡事項を告げる。
 
「あ、なんかかすみお姉ちゃんも出かけるみたいなこと言ってたわね。
 そうなると、あんた、連休中乱馬君と二人っきりか。」
「そうなの? そういえばお父さんたち、今日から旅行に行くって言ってたっけ。」
 
あかねは朝食のときに父親たちから旅行に行く話を聞いたのを思い出す。
今日の午後に出発すると言っていたので、もう出かけているのだろう。
 
「上手くやりなさいよ。ま、あんたなら大丈夫だろうけど。」
 
肩をぽんと叩きながらなびきが言うと、あかねは赤面した。
 
「う、上手くって何よ……。べ、別にあたしと乱馬は……。」


560 名前: らんま×あかね 2005/12/22(木) 07:55:19 ID:IeKdv2Lw

狼狽の色を見せるあかねに、きょとんとした顔でなびきは説明する。
 
「お父さんたちが電話してきたら、上手くアリバイ作っておいてってことよ?」
 
あかねの表情に、勘が鋭いなびきは薄笑いを浮かべる。
そして、口元に手を当てながら、あかねの耳元でこっそり囁く。
 
「ま、そっちの方も頑張ってね。」
 
あかねはぴくっと体を硬直させ、顔を真っ赤にして口をぱくぱくさせた。
なびきは、荷物を担ぎ上げると、荷物の無い方の手をひらひらさせながら、
あかねが入ったときに開いたままの玄関の扉から出て行く。
 
「じゃ、行って来るわねー。」
「…………行ってらっしゃい。」
 
なびきの後姿を見送りながら、あかねは聞こえるか聞こえないかの声で言った。
 
(乱馬と二人っきり……。)
 
昨日触れられたばかりの唇を指先でなぞりながら、鼓動が速く打つのを感じていた。
ふと足元を見れば、乱馬の靴がある。先に帰っているようだ。
あかねは、いつになく緊張しながら、家に上がった。


561 名前: らんま×あかね 2005/12/22(木) 07:58:16 ID:IeKdv2Lw

「あ、おかえりー。今日かすみさんも皆もいないんだってなー。飯どうする?」
 
乱馬は居間で教科書や参考書を広げていた。
最近ではよく見る光景だったが、未だにあかねは違和感を覚える。
格闘のことしか頭に無かった乱馬の、こんな急激な変化にはついていけない。
あかねは乱馬の近くに座り、つい嫌味を言いたくなるのを堪えて、溜め息をつく。
 
「出前でも頼むか? それとも食べに行くか? うっちゃんかシャンプーの店にでも……。」
 
何の気なしに乱馬が挙げた名前に、あかねは嫉妬する。
思わず声がうわずるのを感じながらも、別の提案をした。
 
「出前も外食もお金が勿体無いじゃない。私が作るわよ。」
 
その言葉に、乱馬の表情が凍りつく。
あかねの肩をしっかりと掴み、諭すようにいう。
 
「い、いや、あかねはレポートあるんだろ? わざわざ飯作るために時間割かなくても良いよ。」
「え? でも……。」
「おれが作るから。お前は部屋でレポートやってろ、な?」
 
乱馬は冷や汗を流しながら引きつった笑顔を浮かべている。
あかねは不満だったが、レポートが終わっていないことを持ち出されては反論のしようがない。
 
「わかったわ。じゃ、あんたに任せる。よろしくね。」
 
そう言って、あかねが部屋に向かうと、乱馬はそっと胸を撫で下ろした。


562 名前: らんま×あかね 2005/12/22(木) 07:59:21 ID:IeKdv2Lw

レポートにもあまり身が入らないので、気分転換にと、あかねは台所へと足を向かわせた。
良い香りが廊下にまで漂っている。乱馬は一体何を作っているのだろう? 
 
「お、あかね、もうすぐできるから待ってろよ。」
 
摩りガラスの扉越しに聞こえるその声が、女のものであることにあかねは気付いた。
台所に入ってみると、エプロンをつけたらんまがガス台の前に立って、鍋をかき混ぜていた。
 
「もしかして、ビーフシチュー?」
「おー。一回作っときゃしばらくこれだけでもいいしな。」
 
要するに、連休中はほとんどそのビーフシチューの献立が続くということだ。
あかねは呆れて溜め息をついた。
 
「手抜き料理ね……。で、どうして女の姿なのよ?」
「んー? なんとなく。女の姿の方が料理が上手く作れるような気ぃすっから。」
「そ、そう……。」
 
気分の問題なのだろう。そうあかねは納得することにした。
それにしても、美味しそうな香りだ。
一口味見させてもらおうと、あかねがらんまに近寄ったときだった。
 
「おー♪ らーんま!」
 
下着泥棒を終えて帰ってきたばかりの八宝斎が、らんまに飛びついていた。
妖怪のようなこの変態爺さんの存在を失念していた。
この三人で連休を過ごすことになるのだろうか。
少し残念な気持ちと、凄まじいほどの不安があかねの胸中を占める。
 
「久しぶりじゃのぉ、らんまの乳ー♪ 元気じゃったか? すりすり。」
 
鍋をかき回すために手がふさがっていて、とっさに対応が取れなかったらんまは、
八宝斎を避けられず、胸への頬擦りを甘んじて受けるしかなかった。
 
「てんめえ、くそじじい! いきなり何しやがる!」
 
鍋の中身をこぼさないように、手に持っていたおたまを丁寧に戻してから、
らんまは八宝斎を引き剥がして台所の外に放り出した。


563 名前: らんま×あかね 2005/12/22(木) 07:59:51 ID:IeKdv2Lw

「ひ、ひどいぃ。師匠であるこのわしに向かってなんたる仕打ち!」
「泣きながら被害者ぶれる立場かよ、てめえは!」
 
そのまま二人のいつもの小競り合いが始まりそうな雰囲気が漂う。
だが、八宝斎には何か思うところがあったのか、発せられていた闘気が薄れていく。
 
「らんま、ひょっとしておぬし……生娘ではなくなったか?」
「なっ……!?」
 
八宝斎は、らんまの胸に触ったときに、微妙な変化に気付いたのだった。
今まではただ嫌がるだけだったらんまが、少しだけ、ほんの少しだけ、甘い声を漏らしていた。
それを八宝斎は聞き逃さなかった。それに、表情にも少し色気が出ている。
 
「へ、変な言いがかりつけてんじゃねえっ! 二度と戻ってくんなーっ!!」
 
らんまは八宝斎を見えなくなるほど遠くまで蹴り出した。
それ以上余計なことを喋られて、あかねに疑問を持たれるのが怖い。
だが、今の二人の会話だけであかねにとっては十分の材料だった。
 
「生娘って……その……まだ初体験してない女の子のこと……よね……?」
 
背中越しに聞こえるあかねの声。らんまの体が硬直する。
返事をしないらんまに、更にあかねが畳み掛ける。
 
「らんまが生娘じゃないって……ことは……。」
 
恐ろしすぎて、それ以上はとても口にできなかった。
ここ最近の乱馬の異常過ぎる言動の数々があかねの脳裏をよぎる。
 
(忘れたいことって……ひょっとして、そのこと……?)


564 名前: らんま×あかね 2005/12/22(木) 08:00:28 ID:IeKdv2Lw

相手は誰なのだろう? どうしてそんなことになったのだろう? 
次々と様々な疑問が浮かぶが、あかねはそれをらんまに尋ねることができない。
それでも、何も訊かずとも、あかねが青ざめた顔で考え込んでいること自体が、
らんまにとっては苦痛のようだった。
がっくりと肩を落とし、去ろうとするらんまに、慌ててあかねが声をかける。
 
「ご、ごめん! らんま! 私、気にしないから。何も訊かないから。」
 
側に駆け寄り、エプロンの裾を引っ張る。
 
「で、でも……ね……。一つ、お願いしてもいい?」
「……なんだよ?」
 
言ってしまってから、あかねは慌てた。
その日一日中頭をよぎって、他のことが頭に入らないほどだった気持ち。
それを今、伝えようとしている。
少しタイミングは悪いかもしれないが、口にしてしまったのだから仕方が無い。
顔を真っ赤にして、あかねは消え入りそうな声で頼んだ。
 
「もう一度、キス……して……。」
 
らんまはあかねを振り返ると、目を見開いた。
そして、優しく微笑むと、一方の手であかねの背中を抱き、もう一方の手であごを上げさせた。
 
「そんなことかよ。」
 
探し出してたどり着く、といった感じで、時間をかけて顔を寄せた。
そして、唇が重なると、どちらともなく舌を絡ませ合った。
らんまは両腕でしっかりとあかねの体を抱き、時々息継ぎをしながらも、
昨日よりも更に甘く、濃厚に唇を押し付けた。
脳髄が痺れそうなほどの感覚に、あかねはしばし酔いしれていた。


565 名前: らんま×あかね 2005/12/22(木) 08:02:29 ID:IeKdv2Lw

「えっと、その……もう一つ、頼んでもいい?」
 
唇が完全に離され、抱き締める腕も緩められたとき、あかねが言った。
お互いに頬が紅潮している。
しかし、二度目でもあったし、もう目をそらすこともなかった。
 
「何だよ?」
「あのね……前から思ってたんだけど……その……触らせて?」
「どこを?」
「胸……。」
 
以前からあかねは気になっていた。
自分より遥かに大きならんまの胸。一体どんな感触なのだろう。
ただ女の胸を触るだけなら、自分のものがあるのだが、やはり気になる。
 
「いいでしょ? 女同士なんだし。」
「良いよ。」
 
らんまはあかねの手をとり、自分の乳房のある辺りに押し付けた。
その瞬間、しっかりと温かさが感じられ、あかねは思わず手を引っ込めそうになったが、
再び恐る恐る触れる。服の上からでもわかる、確かな弾力。なのに、柔らかい。


566 名前: らんま×あかね 2005/12/22(木) 08:03:46 ID:IeKdv2Lw

「へ、へぇ……。こんな感じなのね……。」
 
触っているうちにあかねも無遠慮になっていき、
揉み解したり、撫で回したりといった動作が容赦のないものになっている。
らんまは声をあげたりしないよう、歯を噛み締めているのだが、あかねは気付かない。
 
「気が済んだか?」
 
服ごしではあるが、乳首にあかねの指先が当たり、たまらなくなったらんまは、その手を剥がした。
あかねはちょっと驚いた顔をしていたが、顔を赤らめてうなずいた。
 
「う、うん……。ありがとう。」
 
その言葉と共にあかねが離れようとするのを阻止して、改めてしっかりと抱き直すと、
らんまも頼みごとを口にした。
 
「おれも触ってもいい?」
 
頼まれたあかねは一瞬その言葉の意味を理解できずにいたが、すぐに察すると更に顔を赤くした。
 
「えっ……?」
「女同士だろ?」
「何言ってんのよ、あんた男じゃない。」
「今は女の姿だもーん。」
 
笑顔であかねの言葉を利用して、からかいながらも引かないらんまに、
あかねもしぶしぶながらも応じてしまう。
 
「わかったわよ。良いわ。」
「へへ。そんじゃ、遠慮なく。」
 
らんまは、再びあかねの唇を自分の唇でふさぐと、
事故以外では触れたことのなかったあかねの胸に手を伸ばした。


567 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/12/22(木) 08:07:34 ID:IeKdv2Lw

>>554-557
ありがとうございます。

勿論、>>552までで終わるはずがありませんw
一応続きは考えてありますよー。
でも、エロ以外の部分が長くなり過ぎちゃってますね、ごめんなさい。


568 名前: もっちゃん 2005/12/22(木) 16:42:09 ID:ji92URcf

突然ですがみなさん。
みなさんが好きそうな小説サイトを見つけました。

「ら○まのお部屋」です。
ぜひみてくださいな♪



569 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/12/22(木) 18:59:59 ID:8MjTRO2b

>>567
続くのかよ!
いやーもう気になるわあ
楽しみに待ってます


570 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/12/23(金) 00:13:12 ID:W+A4tUTO

吸い込まれるようなストーリーですなあ
素晴らしい


571 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/12/24(土) 16:32:33 ID:dPPpaqur

続きマダー??


572 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/12/24(土) 19:35:49 ID:982/P2zL

あげ


573 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/12/24(土) 20:32:49 ID:OMdU/6w1

クリスマスプレゼントに素敵なSSを下さい職人様


574 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/12/24(土) 21:30:11 ID:LQ5SeDfh

私が今夜一緒に過ごす相手がいないとでも……? 
ええ、確かにいませんが……orz
まだ書き上がってないのですみません〜。頑張りますw


575 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/12/24(土) 22:23:13 ID:OMdU/6w1

あ、職人さん・・・せかすような事言っちゃってすいません・・・


576 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/12/25(日) 00:28:59 ID:JM07V0m/

職人さんを待てないので、お目汚しさせてください。
ストーリーもへったくれもないですし、携帯からなので見にくい可能性大です。
お暇な方は読んでみて下さい!


577 名前: クリスマス 乱×シャ 2005/12/25(日) 00:31:05 ID:JM07V0m/

「乱馬ぁ、メリークリスマス☆」
「なんだよ。シャンプー…って、その格好…」
「クリスマスだし、この格好で出前行ったら、みんな喜ぶね。 ちょっとサイズが合ってないけど…」

いきなり道場に入ってきたシャンプーは、サンタワンピを着ていた。ただ、サイズがあわないどころではなく、胸ははちきれそうで乳首もくっきり見え、お尻もパンツはかろうじて隠れているが、その下の ちょっぴり納まりきれない肉がはみ出ている様子がはっきりわかる。

「乱馬にプレゼントね…これ…」
と言うと、いきなり口付けされ、飴玉のようなものが送り込まれた。


578 名前: クリスマス 乱×シャ 2005/12/25(日) 00:32:34 ID:JM07V0m/

『ごくっ』

ふいの事におどろいてしまい、飲み込んでしまった…
「何しやがる!何を飲ませたんだ!?」

「怒ったらせっかくのいい男が台無しね。 何を飲ませたかはすぐ解るあるよ☆」

とシャンプーに言われているときから、体が熱くなり体が火照りだしてきた…意識が朦朧とし、股間が膨らむのがわかる…
「くっ……何だこれは………」

「くすっ。興奮してきたね…乱馬ぁ………しよっ?」
擦り寄られ、上目遣いで見つめられると、もうどうにも止まらなくなった。

「シャンプー!!」


579 名前: クリスマス 乱×シャ 2005/12/25(日) 00:35:08 ID:JM07V0m/

目の前にある、かわいい唇に吸い付けられるようにむさぼった。シャンプーの小さな唇は乱馬の舌で、めいっぱい広げられている…… 

それでも足りなくて、サンタワンピの上から、浮き上がっている乳首を爪ではじく……

「…ぁあんっ……乱馬ぁ…もっとメチャクチャにしてぇ………」


シャンプーの体温、吐息を感じながら乱馬の手は形のいいヒップに伸びる。

「シャンプー、パンツ脱がせていいか?」

熱い吐息と共に、シャンプーがコクリと頷く。


580 名前: クリスマス 乱×シャ 2005/12/25(日) 00:37:50 ID:JM07V0m/

パンツを脱がせるとき、何か甘い香が鼻についた。パンツから、シャンプーの股間にひとすじの光が反射して見える……


「…シャンプー、濡れてる……かわいいなぁ…」

乱馬はシャンプーの、甘い蜜に吸い寄せられ、口付けながら蜜をすすってみた……

「…はぁんっ……乱馬っ……そんなしたら…あっ……だめぇ…」

シャンプーの大きな瞳に涙が浮かび、さらにメチャクチャにしたい衝動に駆られる……

乱馬は、さっと服を脱ぎそそり立った股間をシャンプーの唇に近付けた…


581 名前: クリスマス 乱×シャ 2005/12/25(日) 00:39:05 ID:JM07V0m/

シャンプーは、目の前にある大きなものを美味しそうに頬張った……シャンプーの小さな唇が、下品なほど広がり乱馬のそれを迎えている……

乱馬も、シャンプーの甘い蜜に魅せられ、そこから口を離せない………

シャンプーの甘い蜜は際限無く溢れ、全てを味わうのは不可能だ…

「…乱馬ぁ、お願い……これを入れて欲しい………」
「そうだな…蓋しないと神聖な道場だし……シャンプーの中に入れるぞ………」

「ああんっ……乱馬ぁ…いっぱい入ってる……気持ちいいよぉ…あんっ……」


582 名前: クリスマス 乱×シャ 2005/12/25(日) 00:40:24 ID:JM07V0m/

ぐちょ・ぐちょ と卑猥な音が道場に響く……

(なぜ、こんなに可愛い女を今まで見逃していたのだろう…)

そう思える程、乱馬が腰を振り続ける間、シャンプーは可愛らしく鳴いた。

いつまでも鳴き声を聞きたかったが、経験乏しい乱馬は我慢できずに、早々に果ててしまった……

「…ごめん。シャンプー……あんまり気持ち良くて…」

「乱馬、お願いがあるね……愛してるって、言ってほしい」

乱馬がやさしくシャンプーの耳元で囁くころ、外には静かに雪が舞い始めていた。

END


583 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/12/25(日) 00:44:18 ID:JM07V0m/

勢いだけでしたので…失礼しました!
良×乱と、乱×あ の職人様、楽しみに続きをお待ちしております!


584 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/12/25(日) 07:31:56 ID:BCVb4Olk

疾走感溢れてますね。GJ♪ 
携帯からお疲れ様です。
でも、やっぱりパソコンでないのが惜しいかも〜。
文章は綺麗なので、勿体無いです。


585 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/12/27(火) 01:23:18 ID:XzIseqMX

らんあ待ちage…お忙しいなら無理しないで


586 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/02(月) 16:11:56 ID:Oiaj8V/m

age


587 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/02(月) 17:51:21 ID:ybg7882x

ここのスレはレベル高いので何でもいいから神降臨待ち


588 名前: 乱×あ 2006/01/03(火) 04:34:11 ID:jG4yrbKu

美味しそうな匂いが天道家に漂う な「おはよう」 か「あら、なびきおはよう。お父さん、おじさまご飯ですよ〜」 玄「いやぁ、いつもスミマセンなぁ」 乱「へへっ、いっただきまっす」 早「ん・・あかねは?」 


589 名前: 乱×あ 2006/01/03(火) 04:38:07 ID:jG4yrbKu

か「遅いわねぇ」 乱「ったく。しょーがねぇな」ブツブツいいながらあかねの部屋へ バンッ「あかね!おめーいつま・・で・・・」 あかねは起きていた「ら、乱馬」 パジャマのままベッドに座っている。だが何処か違和感がある「お、おめー・・・」


590 名前: 乱×あ 2006/01/03(火) 04:52:01 ID:jG4yrbKu

あ「乱馬・・・う・・ワアァァー」 顔をおさえ泣いてしまう。 パジャマから手足がはみ出て、声も低くなったあかねがそこに居た。 早「これは一体」 乱「あかね・・・さてわおめー・・・拾い食いしたな!」 ボコッ☆


591 名前: 乱×あ 2006/01/03(火) 05:01:37 ID:jG4yrbKu

玄「乱馬、お前はあかね君にそんな事しか言えんのか!」 な「どーしたのよあかね、呪泉郷にでも行ったわけ?」 ぺたぺたとあかねの胸を触る あ「行くわけないでしょ!朝起きたら、こんな・・・」 乱「男らしいあかねには、調度よかったんじゃねーか?」


592 名前: 乱×あ 2006/01/03(火) 19:11:14 ID:jG4yrbKu

妖怪早雲「ら〜んまく〜ん」 焦る乱馬「ワハハッ☆冗談じゃねーか」 な「冗談にしてもねぇ」 か「乱馬くん、あかねも一応女の子なのよ・・」 乱「はは・・・」 玄「しかし、何故あかねくんはこんな身体に」 あかねは大粒の涙を流している。


593 名前: 乱×あ 2006/01/03(火) 19:25:41 ID:jG4yrbKu

泣き止むあかね。「そういえば昨日、おじいさんと乱馬がケンカした時、粉みたいなものをかいだわ」 乱「そーいや、ジジイと格闘したときなんか嗅がされそうに・・」 バシャーン。ら「ぶわっ冷てー!」 ヒョーイ。八宝「らっんま♪」


594 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/03(火) 23:13:09 ID:9bAj/EEV

U384 47


595 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/04(水) 05:28:05 ID:YG4rA2Nm

あぁ、冬休みだなぁ。


596 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/05(木) 02:10:03 ID:xgG80Qhz

しかも中途半端


597 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/05(木) 17:01:47 ID:wn2UCKWp

あかねのいーなずけー♪


598 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/06(金) 10:19:20 ID:U26eWoi2

チャチャチャ♪


599 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/08(日) 23:11:38 ID:5Idk2B2H

おーい>>566からの
続きマダー!!



600 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/08(日) 23:12:39 ID:5Idk2B2H

age


601 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/11(水) 14:46:36 ID:d+cNIjMI

ヒーナーターン


602 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/11(水) 14:52:55 ID:d+cNIjMI

誤爆スマソ


603 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/11(水) 14:53:43 ID:Nhrk2ESA

http://pr2.cgiboy.com/S/2479619/


604 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/11(水) 19:50:00 ID:JtHF1R4m

>>603
関係ないよね。でも一応言わせてもらう…カワエエー!


605 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/11(水) 21:22:30 ID:kwLtdmhr

前スレのなびき×乱馬みたいな話読みたいなー


606 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/12(木) 21:00:01 ID:/bjX4CaN

うん、乱馬がなびきをムリヤリ、んで意外に泣き叫ぶなびきが見たい!


607 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/14(土) 00:55:39 ID:hYXJ30Nb

続きを健気に待っております、、


608 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/15(日) 21:33:36 ID:DlIAuS3g

保守しとく


609 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/17(火) 00:34:34 ID:eiJSl1au




610 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/18(水) 01:12:41 ID:och2Qwko

職人様・・・放置プレイだときついっす。
続きキボンヌ!


611 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/18(水) 02:34:32 ID:E+jJsnV8

職人さんも色々と忙しいんだろうよ。
気長に待とうや。
でも続きキボンヌ。


612 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/18(水) 02:43:18 ID:2vEd/2Jy

俺らに出来る事は
地道にこのスレを保守し続ける事・・・


613 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/18(水) 07:24:27 ID:dhDWJ4On

ほしゅ


614 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/18(水) 17:17:05 ID:sZanZ7VI

うっちゃんとあかねの間には友情ってあるのかな?


615 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/19(木) 01:38:49 ID:xkA2rSBw

そういえば男連中は協力してることはあるが女の子同士はあんまりないな。
右京は女の子にモテるけど女友達は少なそうだし、きっかけさえあれば仲良くなれそうな感じもするけど。
でもやっぱり同じ人を好きになると仲良くは出来ないものかな。


616 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/19(木) 22:55:41 ID:dt7z7eHB

今から、出来てる所までですがカキコしまぁす!
また携帯からなんで読みにくいと思いますが御了承を・・・
エロ前なんで、エロ待ちの方はスルーしてください。


617 名前: 乱馬×なびき 2006/01/19(木) 22:57:45 ID:dt7z7eHB

『その日、夜中に目が覚めてしまったてね・・・
のどが渇いたので台所に水を飲みに行ったのよ。
水を飲んでたら、お風呂場に人影があってね・・・
泥棒だったらこわいじゃない?だけど勇気だして覗いてみたの・・・そしたら・・・・』

がらっ

「なびきっ!!何の話してんだよ!!」

「あぁら、折角いいところだったのにぃ。悪運強いわね、乱馬くん。
あ、そうそう、九能ちゃんがおさげの女とデートしたいんだってぇ。取り次いであげる約束したんだけど・・・行ってくれる?」

「何でんなことしないといけないんだよ!!」

くすっ「お風呂場のぞいたら、乱馬君がいて・・・」

「うわぁっ!わかったよ、行くから、行くから!だからその話だけは!!」

「じゃあ、よろしくね!」


618 名前: 乱馬×なびきA 2006/01/19(木) 22:59:30 ID:dt7z7eHB

なびきの友達が、「えー!?何なの」「つまんなぁい」「教えてよぉ」と、口々に言ってるなか、なびきが

「ごめんねぇ。また今度乱馬君がいないときにでも・・・ね!」

「何がいない時に、ね! だぁ!!二度とその話はするなぁ!!」


結局、なびきに部屋を追い出されたが、いつあの話をまたされるか解らない・・・

嫌な奴に見られたもんだ。

その日、俺はいつもの様に天道家にいる全員が寝静まるのを待って風呂に行った。暗い中で、溜まった欲求を吐き出すために・・・

パンツから欲望で膨らんだものをだし、もうすぐフィニッシュ・・って所をなびきに見られた・・・・

あれから、俺は便利使いをさせられたり、からかわれたり・・・このままでは、次に何を要求されるかわからない!現状打破せねば!!!


619 名前: 乱馬×なびき 2006/01/19(木) 23:00:55 ID:dt7z7eHB

それから数日後・・・

何とも都合のよい日が来てくれた。

あかねは友達の家にお泊り。かすみさんは東風先生とデート。おやじ達は肩を組んで、どこかに行った。あの感じだと帰りは遅いだろう・・・

こういうとき、真っ先に出掛けるなびきが珍しく家にいる・・チャンスだ。

コンコン

「なびきいるか?入るぞ。」

「何?乱馬君 何か用?」

「あのよぅ、こないだの事なんだけど、男なら誰でもやってるモノだしさ・・・取り立てて、おもしろ可笑しく話すものではない・・と思うんだが・・・」」

強気にでるつもりが、なびきの強い視線に圧倒され、だんだんしどろもどろになってしまう・・・


620 名前: 乱馬×なびきC 2006/01/19(木) 23:02:27 ID:dt7z7eHB

「確かに、私もそう思うわ。だけど乱馬君がえらく狼狽するのがおもしろくって・・・まだ、しばらくはこのネタつかえそうね。」

「いやいや、使うなよ!大体、自分がおかずにされてたからって・・・もう十分この事は利用しただろ!」

「・・・・・えっ!?何それ・・・?  私で抜いてたわけ??」

「・・・名前言ってたの、気付いてなかったのか?」

やばい。自滅に向かっている・・・

と、かまえていたが何だか様子がおかしい・・なびきの顔を覗き込むと、なんと、頬を赤らめているではないか!!!


621 名前: 乱馬×なびきD 2006/01/19(木) 23:04:00 ID:dt7z7eHB

予想外の展開にびっくりし、うろたえてしまう。

そして、頬を赤くしうつむいたなびきが、何とも愛らしかった・・・

「・・・乱馬君は、私とヤリたいって思ってくれた訳よね? なんか、ね。  うまく言えないけど、うれしい・・・かな?・・・」

やばいっ!めちゃめちゃ可愛いっ!

「あのね、今日彼氏の所に泊まるつもりだったんだけど、いままで近くに居すぎたのかな? 女として見れないって言われて、振られたのよ・・」

気丈に話してはいるが、すこし、声が震えている・・・

どうしても耐えられず、なびきの頬を撫でながらキスをしてしまった。


622 名前: 乱馬×なびきE 2006/01/19(木) 23:05:19 ID:dt7z7eHB

「なっ・・ちょっ・・・何するのよ!」

驚きの声と共に、乱馬の左頬に衝撃が走る。

「いってー!!何するんだよ!!!」

「こっちの台詞よ! あかねがいなくて寂しいからって、こんなことしないでよ!!」

「あのなぁ・・お前、いつも誘うだけ誘っといて生殺しだよな?」

「・・誘ってなんかないわよ!」

「じゃあなんで、いつもこんなに露出の多い服着てんだよ!!」

乱馬は、潤んだ瞳を睨み付けながら、なびきの滑らかな太ももに触れる・・・


623 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/19(木) 23:10:07 ID:dt7z7eHB

寸止めですみません。

早いうちに完成させるつもりです!

>>584
ありがとうございます。
今回は努力してみましたが、やっぱ読みづらいですか?


624 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/19(木) 23:13:26 ID:KpbzA8ea

GJ!としかいえん。


625 名前: 保守に生きるもの 2006/01/21(土) 02:23:42 ID:03G8OBXb

死ぬっちゃー(;□;)


626 名前: 乱馬×なびきF 2006/01/21(土) 22:50:59 ID:PmBwIq4J

>>622から続きです。

「あ・・・・」

なびきの甘い声が、乱馬の勢いを更に増してしまう・・・

「いつも気が強いくせに、頼みごとがあると可愛らしくなるし・・・」

乱馬の右手がなびきの胸に触れる。

「あ・・・あん・・・」

「彼氏か知んねぇけど、あいつの前じゃ・・・いつも可愛いじゃねぇか」

「・・乱馬君・・ねぇ・・・やめて・・・あん・・・」

「帰り道、後ろから見てて、すげぇ妬けるし・・・俺にもそんな可愛いところ、見せてくれるよな・・・」

乱馬は、ゆっくりとなびきを押し倒した・・・


627 名前: 乱馬×なびきG 2006/01/21(土) 23:11:33 ID:PmBwIq4J

さっきとは違う、深い深い口付けをする。

はじめは、乱馬の舌を受け入れるだけだったなびきも、自ら舌を絡ませていく・・・

「その男はバカだ。こんなにとろけた顔を見る事無く、女として見れないって言ったんだろう?」

乱馬の手が、なびきの 小振りだが形のきれいな胸をもみはじめる・・・

「あっ・・・だめ・・」

「感度もいいしな・・・
それから、このくびれたウエスト・・・俺、これが一番好きだな・・・女としての努力をしてるって感じがする」

乱馬はやさしく囁きながら、なびきの服を脱がしてゆく・・・

気付くと、なびきを覆い隠すものは、もう何もなかった・・・・


628 名前: 乱馬×なびきH 2006/01/21(土) 23:12:53 ID:PmBwIq4J

「乱馬君、恥ずかしいよ・・・」

すべてを曝け出させられたなびきが、弱々しくつぶやく。

「もっと恥ずかしがっていいよ・・・すげぇ萌える! いつも強いのに、俺の前ではこんなに可愛い。」

「・・・やぁ・・」

乱馬がなびきの秘部に口付ける。蜜壺から、蜜がこぼれだしなびきのベッドまで湿らせている・・・

 ぐちょ ぐちょ・・・

卑猥な音と、

「・・・あ・・あん・・やだぁ・・・」

言葉になっていないが、ふだんのなびきからは想像も出来ない甘い声が、静かな部屋に響く・・・


629 名前: 乱馬×なびきI 2006/01/21(土) 23:14:42 ID:PmBwIq4J

「なぁ、なびき これ触ってみて・・・」

乱馬がなびきの手を導き、自分の股間を握らせる・・・

なびきは恥ずかしいらしく、目を逸らしてはいるが、自らの力で乱馬の股間を握っている。

「なびきが、すげぇ可愛いから、こんなになってるんだ・・・」

「・・乱馬・・君・・」

なびきは突然、乱馬の股間を握り締め、

  口付けし

舌を絡め

頬張った・・・


「・・うっ・・・ なびき、そんなにしたら・・で、出る・・・」

勢い良く白濁した液体が飛び出す・・・
口で受けとめられなかったぶんが、なびきの顔に飛び散っている・・・

「すまねぇ、あまりに気持ち良くて・・・吐き出していいんだぞ。」

ごくっ

「飲み込んだのは乱馬君のが初めてよ・・・すごぃ苦いけど・・」


630 名前: 乱馬×なびきJ 2006/01/21(土) 23:16:34 ID:PmBwIq4J

微笑むなびきの顔には、乱馬の精液が飛び散っている・・・

「・・乱馬君、一回イッタ後だけどすぐできる?」

乱馬のイッタばかりの股間を、自分の蜜壺に導く・・・

さっきまでの恥ずかしそうななびきとは打って変わって、積極的で、でも妖艶な雰囲気に乱馬の股間もすぐに膨張しだした・・・

「乱馬君・・・・来て・・」

正常位の状態で、乱馬はなびきの中に一気に入っていった・・・

「・・・あん・・あぁ・・」

リズム良く乱馬が打ち付けると、なびきの可愛い鳴き声と、ぐちゃっ  ぐちゃっ  という、水音が響く。

「なびき・・すげぇ気持ちいい・・・また、すぐイッちまうかも・・・」

「・・ぃやぁ・・もっと・・・乱馬君のでいっぱいに・・・して・・」


631 名前: 乱馬×なびきK 2006/01/21(土) 23:18:04 ID:PmBwIq4J

そういうと、なびきは乱馬の上になり、淫らに腰を振り始めた・・・

下からなびきを見上げながら、程なく乱馬は また果ててしまった・・・

その日は、かすみさんが帰ってくるまでお互いに貪りあったが、皆の前ではいつも通りの二人だった。



数日後・・・

「乱馬君、九能ちゃんが今度の日曜におさげの女とデートしたいって。よろしくね!」

「・・・何だよそれ。なしになったんじゃないのかよ・・」

なびきは微笑むと、乱馬に耳元で

「早漏」

とささやいた。

やっぱりこいつは悪魔だ。

と思い、今後もまたネタにして奴隷化するであろう自分に不安を抱く乱馬であった。

END


632 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/21(土) 23:21:36 ID:PmBwIq4J

以上です。

長かった割りにはエロ少なくてスマソ。おいらにはこれが精一杯です。

また、自己満になるかもしれないけど、出来たら投下します。


633 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/22(日) 01:33:05 ID:BKLgbVlG

>>632
次は挿絵も作ってね


634 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/22(日) 03:17:57 ID:75VAVmqn

おお、きてる!オチがいいなあ


635 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/22(日) 21:31:56 ID:C0SxKWNz

>>624,>>634

ありがとうございます。

>>633

携帯からでも画像UP出来るんですか?


636 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/23(月) 00:35:02 ID:EEH7HNmH

>>635
ピクトというサイトを使えばできますよー


637 名前: らんま×あかね 2006/01/23(月) 01:31:15 ID:qGqSdV6R

(>>566より続きます。)

唇をふさいだのは声を抑えさせるためだったのだと、あかねが気付いたのは、
ついている数の半分ほどブラウスのボタンを外されてからのことだった。
台所の片隅の壁。そこにもたれかかるようにしてあかねは押し付けられていた。
らんまは器用に片手であかねの両手を押さえながら、もう一方ではボタンを外し、差し入れる。
帰宅した後に制服から着替えた、若草色のブラウスと、濃緑のロングスカート。
ブラウスは肌を隠すという機能を半ば失い、スカートはじたばたしている脚に合わせてひるがえり、
太腿までも露わにさせてしまっている。
 
「んんんんーーーっ! んんぅ! んんんんんんんん……。」
(ちょっと! 脱がせて良いとまでは言ってないじゃない! らんまのばかっ!!)
 
あかねが必死に抗議の声をあげようとしたところで、
ふさがれた唇からは、意味のある言葉は発せられない。
らんまの細い指先があかねのはだけられた胸元をたどり、ブラジャーの隙間に入り込む。
心の準備もできないまま、誰にも触られたことのない場所に触れられてしまう。
 
「んんっ……。」
 
ブラジャーがずらされ、胸を覆っていた部分が脇に避けられるのを感じ、
あかねは身を硬くした。
自分では見えてはいないのだが、冷気の混じった風が肌の上を直接通り過ぎる感覚がそれを教えている。
剥き出しの肌は、ほっそりとしたらんまの指に敏感に反応する。
円を描くように周りをなぞられ、周囲に溶け込むように潰れていた乳首が盛り上がってくる。
あかねは体中の血液が沸き立つかのように感じていた。特に胸全体がじんじんと熱い。
 
「あかね……。」
 
あかねの抵抗が弱くなったところで、らんまは顔を離し、あかねを眺めた。
 
(やっぱり……可愛い……かも。)
 
戸惑いと不安に揺れる瞳が、なんとも切ない気持ちにさせる。
あかねをそんな顔に追い込んでしまったのは自分なのだが、
湧き上がって来るのは罪悪感よりもむしろ、恋しい気持ちなのだった。


638 名前: らんま×あかね 2006/01/23(月) 01:32:09 ID:qGqSdV6R

「らんま……。」
 
熱を帯びた瞳で見つめられ、あかねもまた、切ない気持ちになっていた。
激しい動悸を繰り返す胸の奥が、更にきつく締め付けられるようだ。
泣きたいくらいに苦しい気持ちなのだが、涙がこぼれるということはなかった。
どうしたら良いのかわからず、次の言葉を探していたあかねは、
柔らかなものに体が包まれるのを感じた。
 
「好きだ。」
 
らんまは、あかねを抱き締めながら、その耳元で囁いた。
温かな吐息と共に伝わった小さな声は、あかねの脳を直接侵略する。
だが、その瞬間に、あかねはらんまの肩を掴んで自分の体から引き剥がしていた。
 
「な、な、何言ってんのよ。どーせこの場の雰囲気で言ってみただけなんでしょ。
 本当にあんたっていーかげんな男なんだから……。」
 
耳まで赤く染めながら、あかねは視線を逸らした。
抱きかかえるように胸を隠した腕は、小刻みに震えている。
便乗して自分の本心を伝える絶好の機会だったのに。
好きな相手からの言葉を、素直に喜んで受け取れない自分の性格が恨めしい。
 
「なんだよ!? 本気だぞ? おれはお前が……。」
 
照れ隠しだとしたって、あかねの反応は可愛げがなかった。
いつものことだとは思いつつも、らんまは割り切れない。
らんまが腕を掴もうと手を伸ばしたところで、あかねが叫んだ。
 
「あーっ!! そういえば、お鍋は!?」
「やべぇ。」
 
火がつきっぱなしだったことを思い出した二人は、慌ててガス台の元に駆け寄った。
鍋の中ではぐつぐつと激しく泡が発生しては消えてという状態を繰り返していた。
香ばしい匂いが辺りに漂っている。


639 名前: らんま×あかね 2006/01/23(月) 01:32:43 ID:qGqSdV6R

「ん。大丈夫みたいだ。ちょっと底は焦げたみてーだけど。」
 
すぐに火を止め、味見をしたらんまが評した。
 
「食ってみる?」
 
鍋の中身を少しだけ取り分けた小皿を、らんまはあかねに差し出した。
あかねは無言でうなずいて、その皿を受け取った。
恐る恐るなめてみると、とろけるような味わいが口の中に広がっていく。
 
「へへ。うまいだろ?」
「うん……。悔しいけど。」
 
あかねは顔をしかめながら、しぶしぶ認めた。
そんな反応でもらんまは満足した笑顔であかねを眺めた。
すると、はだけたままの胸が目に入った。
あかねは、未だ自分が無理矢理に脱がしたときのままの姿だった。
既にあかねは服を着直してしまっていると思って油断していたらんまは、慌てて目をそらした。
 
だが、すぐに思い直し、再び視線を戻す。
完全に前が開いているブラウス。
その奥のブラジャーは、乳房を覆う部分が脇にずらされているので、
ただその膨らみを強調させるだけの紐状の物と化してしまっている。
あかねのそれは決して大きな膨らみではないが、男の欲望を掻き立てさせるには十分だった。
 
「続き、したいのか? あかね。」
 
あかねの手から、小皿が落ちた。
プラスティック製のその皿は床で割れたりはせず、くるくると円を描きながら転がり、
やがてその回転速度が下がり、止まった。
そこから数十cm離れた場所に、らんまに抱き締められているあかねが立っていた。
 
「おれは大歓迎だけどな。」
 
剥き出しの乳房を撫でながら、らんまはあかねの耳たぶに吸い付いた。
あかねはそこで自分があられもない格好だったことに気がついた。
鍋の元に駆け寄ったとき、慌てていたので、胸のボタンを留めたりはせず、
ただ軽く布を引っ張って隠しただけだった。
きちんと直しておけば良かったなどと、後悔してももう遅い。
しかし、心の底ではこうなることを望んでいたのではないかとも思う。
あかねはそっとらんまの背に手を回した。


640 名前: らんま×あかね 2006/01/23(月) 01:33:43 ID:qGqSdV6R

どちらともなく唇が重ねられた。最初の一線を越えてしまった今、既にためらいなど皆無だ。
喉の奥に流れ落ちていく雫を、あかねは当然のように飲み込んだ。
胸の前は冷気に晒されているのに、なぜか体が火照る。
らんまに直接胸をまさぐられていることが、ひどく心地よく感じてしまうのだ。
それなのに、素直になれないあかねは、もっとして欲しいと頼むどころか、
何も言葉にすることができずにいた。
 
「どうする? 部屋に行くか?」
 
そう問われてやっと、あかねは小さく頷くことができた。
 
「私の部屋に……。」
 
赤くなってうつむくあかねの頭を、らんまは優しく撫でた。
 
「わかった。じゃあ、おれ、シャワー浴びて来るわ。」
 
立ち去るらんまの姿を見送りながら、あかねは心がはずむのを感じていた。
一人になった途端、緊張感が解け、一気に体中の力が抜けてしまった。
思わずにやけそうになったのを隠すように、あかねは両手を顔に当てた。


641 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/23(月) 01:40:50 ID:qGqSdV6R

ごめんなさい、まだ続きます。
 
>長らく健気にお待たせしてしまった方々
申し訳ないです。ちょっとスランプに陥ってました。
スランプというよりスラスラ書ける方が異常な状態で、
普通な状態が続いただけかもしれないんですけど。
続きは近いうちに投下予定です。

あと、個人的に良らんの職人さんの再降臨待ってます。


642 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/23(月) 03:33:29 ID:u1kjxx+I


>>641
待ってました!いいよいいよー
らんまで逝くのですか?乱馬で逝くのですか? ムヒョー!!


643 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/23(月) 22:13:50 ID:NA4jmt/5

GJ!よいじゃないかぁ!


644 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/23(月) 23:03:29 ID:KXxxjg9k

なぜもっと素直に好きだよと言えないの?GJ


645 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/23(月) 23:29:53 ID:rNh7TIEp

>>636 次回頑張ってみます!

らん×あの職人様、待ってました!!

GJ! さすがです!


646 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/24(火) 03:32:51 ID:vc88qr5j

うひょー

素晴らしい

素晴らしいよ


647 名前: らんま×あかね 2006/01/24(火) 06:20:04 ID:CQ2s0oMx

(どんな格好で待てば良いのかしら?)
 
自室に戻ったあかねは、どことなく落ち着かずに、立ったり座ったり歩き回ったりを繰り返していた。
さすがに衣服は一度正したものの、どうせ先ほどの続きをするのだからと、
ブラウスのすそはスカートの内側には入れなかった。
らんまがシャワーを浴びている間、何をして待っていようか。
ふと机の上を見れば、資料やレポート用紙が広げられている。
だが、こんな心境で手につくはずもないので、忘れることにした。
 
胸を激しく叩いていた心音は治まったはずなのに、強張るほどに体中がじんじんと痺れていた。
あかねは先ほど鷲づかみにされた胸の上にそっと手を乗せた。溜め息が漏れる。
昨日の今日で、また雰囲気に流されて女の姿のらんまとあんなことになってしまった。
けれど、あかねが本当に触れ合いたいのは、やはり男の姿の乱馬なのだった。
 
当然のことながら、あかねには男性経験がない。
それゆえ、未知との遭遇への恐怖もないわけではない。
だが、それを上回るほどの期待があかねの心に溢れそうなほどに生まれていた。
長く同居生活をしているだけあって、乱馬の裸があかねの目に入ってしまうことは、一度や二度ではなかったのだが、
恥じらいもあって、鍛え上げられたその肉体をまともに見たことはなかった。
そのため、記憶にあるのは不鮮明な残像でしかないのに、ついつい妄想を巡らせてしまう。
 
(あの胸に抱き締められたら、どんなに気持ち良いんだろう……)


648 名前: らんま×あかね 2006/01/24(火) 06:20:36 ID:CQ2s0oMx

温かな感触に包まれる自分が、夢想の中にいた。
乱馬はいつになく優しくて、決して無茶なことを強いたりせず、あかねを丁重に愛してくれる。
辺りの空気が薔薇色に染まる中で、自分も今度ばかりは素直に愛情を伝えることができて、
広く大きな乱馬の胸はそれを穏やかに包み込んでくれる。
お互いがお互いを気遣いながらも、激しく貪欲に体を求め合う。
官能の高みにのぼりつめた二人は熱い口付けを交わしながら一つになる……。
 
(やだっ。あたしったら、何考えてるの!?)
 
これほどまでに淫欲にまみれた想像ができてしまう自分を、あかねは初めて知った。
頬を押さえると、心なしか熱く感じる。
鏡を見て、赤面していないか確認するのは恥ずかしかった。自分の顔など見られない。
一旦治まっていたはずの心臓がまた激しくその活動を開始していた。
 
(ああっ、もう! 早く来てよ、乱馬……)
 
心の準備などできてはいないが、あまりに待たされすぎては、
自分がどうにかなってしまいそうだった。
時計の秒針が動く速度さえ遅く感じる。
そうこうしているうちに、階段を上がる音が聞こえてきたので、
はやる気持ちを抑えつつ、あかねは扉に駆け寄った。
お待ちかねの相手は、男の姿に戻っているはずだ。
あかねはつとめて冷静なふりを装って、扉を開けた。
 
「は、早かったわね、らん……」
 
視線の先に立っていたのは、バスタオルに身を包んだ女だった。


649 名前: らんま×あかね 2006/01/24(火) 06:21:56 ID:CQ2s0oMx

らんまは一度お湯のシャワーを浴びたものの、わざわざ水をかぶり、
また再び女に戻ってから、ここにやってきたのだった。
あかねは驚かずにはいられない。
 
「な、なんで……?」
「ん? 男のおれの方が良かったか?」
「え、いや、その……。じゃ、じゃあ、なんでわざわざお風呂に行ったのよ」
「なんとなく気分的にな。あかねも、抱かれるならきれいな体の方が良いだろ?」
 
『抱かれる』という言葉に、なぜか胸がざわついてしまう。
下品なほど直接的でもなく、かと言って意味が通じないほど婉曲的なわけでもない。
なんとも言えない淫靡な響きを含む言葉だった。
つまりはそういうことなのだと、あかねは再認識した。
 
(これから抱かれるのね……。らんまに)
 
心のうちで確認をするように呟くと、あかねは更に赤面した。
らんまに投げかけられた言葉が、頭の中で何度も繰り返し響いた。
いつの間にか居場所は扉の側からベッドへと移っていた。
気付けばあかねは毎日眠っている布団に仰向けにされ、その身に乗られていた。
バスタオルをまとっただけのらんまが、服をちゃんと着込んだあかねをしっかりと抱いている。
耳にふうっと息を甘く吹きかけておいてから、鼓膜をくすぐるほど近くでらんまが囁いた。
その声はひどく意地悪なものにあかねには感じられた。
 
「そんなに男のおれに抱かれたかった?」
「そ、そんなんじゃないわよ」
 
爪の先までしびれてしまいそうなほど、全身の血液が脈打っている。
あかねは本心とは逆のことを口にしていた。
抱かれたい相手には違いないのだけれど、本当に抱かれたい姿ではない。
しかし、それを言ってしまえば、自分が本当に淫乱な女になってしまうようで、嫌だった。
そんな自分をらんまにからかわれるのも嫌だった。


650 名前: らんま×あかね 2006/01/24(火) 06:26:22 ID:CQ2s0oMx

「まあ、そのうちな。今日はこのまま。いいだろ?」
「じゃ、じゃあ、私もシャワー浴びて来ないと……」
 
起き上がろうとする体を更に押さえつけ、確かめるかのように
らんまの冷え切っていた指があかねの顔をなぞった。
唇の上を滑る指が若干震えているのに、あかねは気付いた。
らんまも緊張しているのだろうか。
変な話だが、あかねは少し安心していた。
緊張しているのは自分だけではない。
 
「いーよ、お前はそのままで。おれは気にしないし」
「ええ? そんなわけには……」
「良いんだよ。水かぶってさみーから早く温めてくれよ」
「そんなのあんたの都合じゃ……んぅっ……」
 
これ以上の反論は許さないとでもいうように、らんまの唇があかねの唇の上に重くのしかかった。
喉の奥まで届きそうなほどの濃厚なキスをしながら、らんまはあかねのブラウスのボタンを外していく。
一個一個、じらすように。
そして、純白のブラジャーに包まれた胸を影の内側から蛍光灯の白い光の下に晒すと、
らんまは勝ち誇ったようにあかねを見下ろしながら、そっとブラジャーの紐の辺りをなぞった。
 
「どうして欲しい?」
 
わかりやすいほどにあかねが顔を赤くしたのを見て、
らんまの瞳の色が肉食動物の草食動物に対するものに変わった。
あかねにはそう感じられた。
顔面がみるみるうちに羞恥の色に染まる。熱い液体が体中を駆け巡る。
今後の展開について女の口から言わされることに対する屈辱。
そんなものに屈する気はあかねにはなかった。
 
(何よ。全然余裕だってわけ? 見てなさい。)


651 名前: らんま×あかね 2006/01/24(火) 06:29:39 ID:CQ2s0oMx

あかねは素早く起き上がり、逆にらんまを押し倒した。
枕側に足を向ける格好で仰向けになったらんまは、あかねの行動に多少驚いて見上げた。
 
「え? ちょっ……あかね……!?」
 
あかねは無言のまま、荒々しくらんまの肌を包む布を剥ぎ取ると、
ためらうことなく豊満なその胸に顔を埋めた。
既に愛撫をその身に受けたことのあるらんまの体は、あかねの数倍は感じやすく変化していた。
胸の先端を柔らかな唇に包まれて、たまらずらんまは嬌声をあげた。
 
「あっ……あんっ……あかね……駄目……っ!」
 
正確にはあかねの唇に触れられた瞬間にはまだ快感を得ていたわけではなかったが、
近いうちに訪れるであろう官能の波への期待から、その細く高い声は生まれていた。
 
「やっ……いやっ……あ、あかねっ……やめてぇ……ああんっ……」
 
そして徐々に本当の快楽が襲ってきた頃には、らんまは雌猫のように鳴き声をあげ続けるだけだった。
あかねはその羨まし過ぎるほど大きな乳房に舌を這わせながら、
どこか懐かしいような気持ちになっていた。
そうだ。女の子だって生まれたときには母親の乳房を恋しく思っていたのだ。
だから、今、自分が女の状態であるらんまの体をこんなにも愛しく感じているのは、
別段おかしなことでもない。
あかねはそのように無理矢理自分を納得させた。雑念なしにこの淫らな遊戯に興じたい。
冷水で冷やされたらんまの体が、あかねが触れるごとに熱を帯びていく。なんだか楽しい。
 
「可愛らしい声するのねぇ? らんま。女の子みたい」
「やぁん……。だって……あかねが……」
「んっ……ぅ……あたしが……何よ? はしたない声をあげてるのはあんたよ、らんま」
「あっ……はぁっ……ち……ちがっ……」
「んぅ……そう……なんっ……でしょう? 認めなさいよ」
 
ぴちゃぴちゃと淫猥な水音を立てながら、あかねは言葉でもらんまを責め立てていく。
洗い立てのらんまの体は何の味もしないのに、なぜかずっと舐めていたいと思ってしまう。
最大の理由はらんまの反応だ。
身をよじらせ、あかねの愛撫に屈しまいと歪めるらんまの顔に、たまらなく色気を感じる。
そしてその高い鳴き声を聞き続けていると、まるで自分の側が責め苦を受けているような錯覚にも陥る。
あかねの指がらんまの股間へと伸びる。当然、そこを覆っているものは何も無い。


652 名前: らんま×あかね 2006/01/24(火) 06:32:04 ID:CQ2s0oMx

「ふふ。本当に可愛いわね、らんま」
「お、男に可愛いなんて……屈辱だっ……!」
「こんな姿でどこが男だって言えるの?」
 
とめどなく液の溢れ出している部分に何本もの指をこすりつけられ、
強すぎる刺激にらんまは大きく体をのけぞらせた。
ひたいにはうっすらと汗が浮かぶ。
責め立てている側のあかねも息を乱し始め、頬を紅潮させている。
 
「ひぃっ……ああんっ……! やっ……やぁぁ……」
「これが濡れてるってことなんでしょう? いやらしい……」
「はぁんっ……! あっ……あかねの耳年増っ……!」
「なんとでも言いなさいよ。その私に感じてるくせに」
「くっ……」
 
らんまは負けじとあかねの胸に手を伸ばした。
その意図に気付くとあかねは伸ばされた手をとらえ、ベッドの上に押さえ付けた。
そのとき、らんまが一瞬だけ落胆の表情を見せた。
しかし、あかねはらんまの体の上に自分の身を折り重ねると、
一旦は拒絶したその手をブラジャーに包まれた胸へと導いた。


653 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/24(火) 06:38:20 ID:CQ2s0oMx

リンク貼り忘れました。すみません。
なんかめちゃくちゃ長くなっちゃったんですけど……。

いつもレスありがとうございます。
続きはまた後日投下しますね。


654 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/24(火) 11:17:42 ID:U8lqggev

(*´∀`*)GJ


655 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/24(火) 13:12:48 ID:9n45px4+

GJGJGJ

その調子で乱×あもおねがいしますぅ


656 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/25(水) 01:06:52 ID:vyDCb6c+

GJ! ネ申!!!!!!!

引き込まれる


657 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/26(木) 18:45:07 ID:uGG72t5M

GJ!!うっわやべーらんまたんエロすぎるよ(;´Д`)まじで萌える。神!


658 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/27(金) 15:09:08 ID:5v2XHCbx

保守


659 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/28(土) 09:26:22 ID:n5rLCdni

続き期待待ち


660 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/28(土) 13:15:32 ID:/IWwRteM

ゲロ甘 良×右 or 良×あかねが禿しくヨミタイ…


661 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/28(土) 16:58:21 ID:/XbJ5xYk

ピクトのアド教えて


662 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/29(日) 01:26:41 ID:t0QkEzwm

http://www.pic.to/


663 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/29(日) 01:30:01 ID:zLCY+6Ku

らんまのエロさがたまらん



664 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/30(月) 23:49:08 ID:jEcksCct

GJ!
今度誰か良×あ←乱書いてください


665 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/31(火) 13:16:17 ID:welvKGqq

>>664
自分で書けば?


666 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/01/31(火) 14:13:09 ID:oBOmUMAc

>あっ……あかねの耳年増っ……!
なんかワロタ


667 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/02/03(金) 23:14:27 ID:a+eykvQK

何か臭うなぁ…そう思わないか?


668 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/02/03(金) 23:29:42 ID:qt3nxnn4

そういうのには誰も応えないから安心汁
今は職人さんを待とうぜ


669 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/02/04(土) 03:57:16 ID:rXE043ru

結構、昔の作品なのに
厨房率高いのは何故なんだろう。



670 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/02/04(土) 14:35:43 ID:Nr/Qhk9C

犬夜叉

作者の他作品探し
復刻?版らんま1/2が売ってるetc

こんな感じか?


671 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/02/04(土) 15:45:14 ID:RvExnwTE

キッズステーションの再放送が原因なんじゃない?


672 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/02/04(土) 23:18:09 ID:++2631tY

CSでなくても高橋作品は「春夏冬休みこども劇場」とかでよく再放送されとる
さらに全話レンタルDVDの普及率も高いしな、全国的に。幅広い世代に人気
という事は本来はいいことなのだが・・こういうとこではね


673 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/02/05(日) 00:15:37 ID:A6Vsybrz

懐アニのスレも最近香ばしいと思ったら
そういうわけか


674 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/02/05(日) 09:57:19 ID:zN3OmOXB

まぁまぁまったり行こうや


675 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/02/05(日) 10:21:14 ID:95SD9AGW

てか変なサイトがあるからだろ。多分そこの誰かが見つけて大量に上陸してきたと思われ


676 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/02/06(月) 21:14:12 ID:ybDBUdcF

age


677 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/02/06(月) 22:14:40 ID:xE01D8Dz

変なサイトって?!


678 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/02/06(月) 23:02:12 ID:ybDBUdcF

ranma.wsが一番有名だろうな


679 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/02/07(火) 21:46:18 ID:AANGAq6h

数学教師に弱みを握られて性奴隷に成り下がっていくシャンプー

シャンプーが男子生徒にレイプされる

どちらかに票を入れてください。
一番多かった物を小説化します





680 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/02/07(火) 22:21:16 ID:Ph8YypUZ

>>679
下に一票
しかし、シャンプー押し倒せる生徒なんて居ましたかな?


681 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/02/07(火) 22:30:04 ID:JOaD2otg

乱馬が居るじゃないか


682 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/02/08(水) 01:28:06 ID:5OiL7qsS

>>200


683 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/02/11(土) 20:18:05 ID:OZ52wv32

保守


684 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/02/13(月) 21:02:08 ID:OuhFCUPp

保守


685 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/02/13(月) 21:04:56 ID:OuhFCUPp

保守


686 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/02/14(火) 23:01:16 ID:YX/yKA3h

続きマダー


687 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/02/16(木) 20:48:04 ID:qhUJhKy5

保守


688 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/02/19(日) 08:12:25 ID:CB2AFdf5

あぼーんって何?
最近見かけなくなったけど。


689 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/02/19(日) 11:28:22 ID:/SeOhJRw

あぼーんは消されるって意味じゃない?
違ったかな?
まあ当たらずとも遠からずと思うけど


690 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/02/20(月) 07:40:51 ID:z1aQacp7

680さんへしたのは乱馬以外の男子生徒8人です。


691 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/02/20(月) 17:49:25 ID:IGB9hBOj

良牙とシャンプー読んでみたい
かなりマイナーだけど職人さんお願いします


692 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/02/20(月) 23:08:47 ID:ZUiKFgfI

今のが完結するまで待ってよ


693 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/02/22(水) 04:23:14 ID:X9AUcqwB

幸福なムース×シャンプー読みたいよー


694 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/02/22(水) 05:23:00 ID:TiT6ue0G

>>680
五寸釘が妙なアイテムに頼って


695 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/02/22(水) 14:51:05 ID:jQ3LkLUE

>>694
あかねに使おうとして失敗して


696 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/02/22(水) 21:43:14 ID:K7UpkxT7

乱馬の鼻毛真拳を喰らって即死!!


697 名前: ムース×シャンプー 2006/02/24(金) 18:09:01 ID:6nJLZtjI

「シャンプー、何を作っておるのだ?」

ムースが私の隣にある置物に話し掛ける
相変わらずのド近眼あるな…

「乱馬へのプレゼントね。これから寒くなるからセーターを作ってるある」

「シャンプー、おらには「ムースのはないね。邪魔だから向こう行ってるよろし」

いつも通りの会話
この後ムースがまたしつこく詰め寄ってくるのが手にとるように分かるある…
そう思って殴る準備までしてたね

「シャンプー…、どうして乱馬なのじゃ」

「え…」

いつもと様子が違うね…
その動揺を隠すように冷たい視線を送る

「どうしてって、そんなの当たり前ね。
乱馬は私に勝った。お前とは天と地の差があるね」

「乱馬の強さの話をしてるのではない。
このさいハッキリさせておきたいのじゃ。どうしておらでは駄目なのかと」

「それはムースが小さい頃…「小さい頃、確かにおらはシャンプーに負けた。でも今は…」

「おもしろいある。私に、勝つ気あるか?」

ムースなんて、私でも簡単に勝てるある
すぐに返り討ちに――

「やっ!!」

気がついたらムースに押し倒されていた

「ムース!!不意打ちなんて卑怯あるぞ」

「シャンプー…好きじゃ。乱馬なんかよりもおらの方がずっとシャンプーのことを…」

「そんなの…聞き慣れたある」

私が好きなのは乱馬ある
間違ってもムースなんかじゃ…
そう自分の中で言い聞かせた

…でも何あるか?
何か変な気持ちが広がるね…



698 名前: ムース×シャンプー 2006/02/24(金) 18:09:49 ID:6nJLZtjI

「シャンプー…」

ムースが私にふれてくる
普段ならこんなことをした時点で半殺しじゃ済まないあるが…
今はこうして欲しかった
私がムースを求めるなんて…信じられないある

「ムース…何を迷ってるある。
ここまで私にふれておいて、これで終わりとは情けないね」

「おらはシャンプーの嫌がることはしたくない…」

「相変わらず馬鹿あるな。嫌がってるなら、もうとっくに殺してるある。
今日だけは…、ムースにあげるある。感謝するよろし」

乱馬にはいくらでも好きと言えるのに何故かムースには素直になれないあるな…
でもこの気持ちは乱馬に愛していると言うよりも強い気持ちね

「シャンプー、本当におらでいいんじゃな?」

「今さら…何言ってるね?」

長い間、舌を絡めあった
ムースの吐息がすぐ傍にあるね…

「あっ…ぁぁ…」

もうこんなに濡れてるある

「んっ…やぁん…」

ムースが私の胸にふれるたび感じてしまう
いくらムースにでも…
いや、ムースにだからこそこんな声を聞かれるのは…恥ずかしいある

「ム…ムース…もっと…っ」

無意識のうちに態度に出してムースを求めていた

「シャンプーはこんな時でも我侭じゃな…」

「んっ…あぁぁっ!!はぁ…ん…」

ムースのモノが一気に私の体に入る

「あっ…イク…あるっ…!!」

気が遠のきそうなのを堪えながらムースの体温を感じる
今なら少し認めてやってもいいある
ムースのことを…その…

好きだって


END

>>693のリクに答えてみた
駄文ですまん…



699 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/02/26(日) 17:33:34 ID:QeOeia1t

GJ!!!!!!!!!!!!!!!
ムース報われてよかったね。・゚・(ノ∀`)・゚・。


700 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/02/27(月) 00:55:03 ID:FTzD7Dze

ラブザラブじゃん!


701 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/02/27(月) 06:50:05 ID:ofNmMG0k

グー−−ッジョー−−ブ!!!
>>693だったりする!
つぶやきのような書き込みを、拾ってくれた神!
さーんーくーすー!!


702 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/02/28(火) 23:52:47 ID:gUb2cqK2

定期保守


703 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/02(木) 23:31:33 ID:TFP/0Doe

保守


704 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/02(木) 23:32:22 ID:TFP/0Doe

保守


705 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/05(日) 08:53:52 ID:GCTntr7i

保守


706 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/08(水) 22:50:15 ID:AugviL6n

保守


707 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/12(日) 11:25:25 ID:heShMX3J

乱×あかねが激しく読みたいです


708 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/12(日) 18:31:19 ID:XSGwMJbp

その前に
らんま×あかね


709 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/14(火) 00:09:27 ID:5Gk74ORc

#http://secretzone.xxxxxxxx.jp/ranma-gxax.jpg



710 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/14(火) 14:44:13 ID:+OmJelo6

鬼畜良牙を再度キボンヌ
あのダークな空気が堪らない・・・w

・・・・職人さ〜ん・・・・(泣)


711 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/16(木) 23:40:33 ID:Mh6wrhK/

こんな時こそSSを投下して活気付けてくれる救世主様はおらんのかのぅ……


712 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/17(金) 00:53:39 ID:g/ltyKj3

>>711
乱:俺、あかねが好きだ!
あ:らんまぁーーーーー
そして抱き合う2人。

やっと素直な気持ちを出せた2人は幸せな家庭を築きましたとさ。おしまい


713 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/18(土) 00:06:42 ID:Q+N5CFTT

神職人さんいなくなって活気が無くなりつつあるな…
続きは読めないのだろうか?


714 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/18(土) 03:44:17 ID:M9t1O+1J

今、職人さん達は「かしましスレ」で忙しい罠。


715 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/19(日) 06:07:33 ID:F/sjwa8f

ほんっとに遅くなってごめんなさい。
続きできました。


716 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/19(日) 06:08:34 ID:F/sjwa8f

(>>652から続きます)
 
うるんだ瞳で見つめられ、らんまの鼓動が高鳴る。
しかし、あかねは意地悪くも、らんまの手を、胸に触れる寸前で自身の指に絡めてしまった。
そして、痛みを感じない程度に強く握られる。きつくはないが、指先の自由は完全に奪われていた。
 
「そんなに触りたい?」
 
らんまの視線の先には、あかねの口元があった。
一言発するたびに、口の奥で濡れた舌先がうごめいているのが見える。
淫靡な魅力を放つ存在がこんなにも近くにあるのに、触れることすら叶わない。
そんな事実に気が狂いそうだった。
ためらいがちにらんまがうなずくと、あかねはにんまりと嫌な種類の笑顔を浮かべた。
 
「触らせてあげても良いわよ。但し、条件があるわ」
 
そして、どんな無理難題を押し付けてやろうかと思案をめぐらせていたときだった。
 
「ちょっ……! や、やめなさい、らんまっ!」
 
素早い反撃に、あかねは思わず狼狽して大声をあげてしまった。
らんまは身を起こし、あかねの胸に顔を埋めていた。
許可など必要ない。あかねがらんまに愛されたがっているのは明らかだった。
先ほどまであかねがらんまにしていたことは、こんな風にされたいのだという
願望の裏返しなのだということもわかっていた。
あかねの乳房はブラジャーに包まれたままだったが、内側の肌が剥き出しになった部分にだけ、
らんまは唇を押し付けていた。
両手はあかねの背中に回され、腹部の肌には豊満な乳房が密着していた。


717 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/19(日) 06:10:17 ID:F/sjwa8f

「ああ……だめ……だめよ……らんま……。」
 
拒否を示す言葉とは裏腹に、あかねは抵抗を見せたりせず、
むしろ積極的にらんまの体の触れやすい部分を撫で回していた。
あかねの胸にはいくつもの赤いあざができた。
一部分だけでは満足し切れなくなったらんまは、背中に回していた両手で、
ブラジャーのホックを外しにかかった。
 
「いや……見ないで……。私のなんて、ちっちゃいし、形だって良くないし……。」
 
ほどなくブラジャーが外され、素肌があらわれた。
片手で顔を覆い、残りの方の手で肌蹴られた胸を隠そうとするが、
らんまは容赦なくその手を引き剥がし、まじまじと観察する。
 
「そんなことない。綺麗だよ、あかね。」
 
だが、らんまはすぐにそこに飛びついたりはせず、未だまとったままだったスカートの中に手を入れた。
ショーツは既にぐっしょりと濡れていて、湿り気がらんまの指に絡みついた。
 
「すげえ。こんなに濡れてたら下着の意味なんてないだろ?」
 
あかねが反論する間もなく、らんまはそのショーツを引き剥がすように脱がせた。
これであかねが身に着けているのはロングスカート一枚だけとなった。
しかし、らんまの方は全裸なのだから、大した違いはなかった。
下着を脱がされたときの勢いで、あかねは放心したようにベッドに身を投げ出したままになっていた。
 
「お前の感じやすい部分はわかるんだぜ。」
 
らんまは仰向けのあかねの上にかぶさると、花のつぼみのような小さな乳首に自分の唇をかぶせた。
とろけそうなほど熱く湿った感触に、胸の先端を包まれ、思わずあかねはため息を漏らした。
未体験の感覚は想像以上に刺激的で、優しく包まれているのに痺れるようだった。
空いた方の胸もらんまが遊ばせておくはずもなく、指先でころころと転がすようにこねている。
両側から来る刺激に、あかねのあえぐようなため息が止まらない。


718 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/19(日) 06:11:23 ID:F/sjwa8f

「はぁ……やっ……いやぁ……もう……あたし……だめぇ……許して……」
 
すすり泣くような声も無視して、らんまは舌の動きを早めた。
見た目には小さく見えても、女の乳首はやはり男のそれよりは断然大きい。
口に含んでみると、ミントのタブレットほどの大きさかと思っていた乳首は、
少し舐めて小さくなった飴玉ほどの大きさはあることがわかった。
らんまは飴玉を舐めるよりも丁寧に、満遍なく全体に行き届くように舌を動かした。
味などしないはずなのに、なぜか甘く感じられて、いつまででも口にしていたい気分だった。
 
「あっ……はぁっ……!」
 
ひときわ大きくあかねが身体をのけぞらせた。
乳首を甘噛みされて、痛みが走ったのだ。
だが、痛むはずの乳首は、そのあと与えられる舌の動きに対して、
更なる快感を得て盛り上がった。
 
「ねぇっ……これって……いつになったら終わるの?」
 
なおも続く官能の波に耐え切れず、荒い息の下であかねが尋ねる。
その目にはうっすらと涙が浮かんでいる。
 
「おれが飽きるまでだろ。しばらく飽きねえけど」
 
とは言え、らんまもいい加減疲れて来てはいるのだった。
口や舌は痺れているし、身体全体も重く、気を抜けばあかねの身体に倒れ込みそうだった。
だが、気力を振り絞って、あかねの腕を引っ張り、身を起こさせた。
 
「もう疲れたってんなら、これでやめてもいいけど」
 
それを聞いた瞬間、あかねは少し寂しそうな顔をしたが、すぐにこくりとうなずいた。
 
「うん、じゃあ、これで終わり、ね」


719 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/19(日) 06:12:32 ID:F/sjwa8f

だが、身体を離そうとしたあかねに対し、らんまは容赦なくあかねの身体を抱き寄せ、
自分の片方のふとももの上に、あかねがまたがるような形で乗せた。
 
「な、何!?」
「うわ、すげーな、すげーぬるぬるする」
「!? は、離しなさい、らんま! いやっ……!」
「離さねー。誰が離すもんか」
 
らんまは強くあかねの身体を抱き締めると、乳首の辺りにふっと息をかけた。
その瞬間、離れようとらんまの肩を押していたあかねの腕の力が緩んだ。
下着を取り払われたあかねのむき出しの股間が、直接らんまのふとももにこすりつけられているのだ。
離れようとしたり、引き寄せられたりすることで、前後に動いてしまうので、
少なからずそこには刺激が与えられる。
そして、更なる雫があふれ出て来るのだった。
 
「んっ……!」
 
その状態のまま、らんまはあかねの唇を奪った。
らんまのふとももにあかねが乗った部分は、ロングスカートでふわりと隠されてしまっていて見えない。
しかし、見えていたらどんなに卑猥な状態に見えることだろう。
あかねは目を閉じ、らんまの舌が口をこじ開け、滑り込んで来るのも抵抗もせず受け入れた。
そして、徐々に自ら快楽を求めて、濃厚なキスを交わしつつ、腰をゆっくりと動かし始めた。
 
「んふっ……きもちいい?」
「こっ……こんなのきも……ちいいわけっ……ないでしょっ……ふっ……」
「んっ……ふっ……あかねは……素直じゃねーからな……」
「な……何よ……んんぅ……ばかっ……」
 
キスをやめることなく、二人は会話をした。
そして、お互いに遠慮なく相手の身体を触りたいだけ触った。
やがて、あかねは秘部に与えられる刺激に感極まって、背中をのけぞらせながら嬌声をあげた後、
ベッドの上に崩れ落ちるように倒れた。
らんまも後を追うように、その隣にゆっくりと横たわった。


720 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/19(日) 06:14:09 ID:F/sjwa8f

あかねがらんまのおさげ髪を、物珍しそうに指先でもてあそんでいる。
らんまはあかねの首の下から手を回し、短く切り揃えられた髪を撫でていた。
二人とも何も身につけていなかった。
皺がつくのが嫌だからと、あかねは唯一身にまとっていたスカートも脱いで、
ベッドの下に無造作に落としてしまっていた。
 
「普通……明かりは消すもの……よね?」
「あ、そういえば、そうかもな。でも、良いんじゃね?」
 
そのときになって初めて、流されるままに二人とも、明るい蛍光灯の光の下で
交わっていたことに気付いたのだった。
らんまの方は元が男なだけに、裸を見られることに無頓着だったが、
あかねの方も、なぜかさほど自分が恥ずかしいとは感じていないことに気付いた。
相手が女の姿のらんまだからだろうか。
これが男の姿だったら今ほど平静ではいられなかっただろうか。
 
「どうして男の姿になってくれなかったの?」
 
思い出したようにあかねは尋ねた。
 
「なんだよ。やっぱり男のおれの方が良かったのか」
「だって……」
「すんげー痛いよ?」
 
脅すようならんまの口調に、あかねは改めて思い出す。
本当にらんまは男との経験があるのだ。
あれほどまでに女の姿を嫌がっていたらんまが、男の姿で女と交わるよりも先に、
身体を許した相手とは一体誰なのだろう。
 
「よっぽど好きな相手じゃないと耐えられねーよ。それに、後悔するだろ?」
 
今更そんな風に気を使われたって、嬉しくなどない。
そう言うなら最初から襲ってこなければ良いのだ。
胸を触って来なければ良かったのだ。キスしたりしなければ良かったのだ。
ふくれるあかねの頭の中には、自分から誘ったような部分もあるという記憶はすっかり消えている。
 
「い、良いわよ。どうせ、あんたには裸見せちゃったんだし、同じことよ」
 
「あんたのことが好きだから良いのよ」などとは言えない、天邪鬼な自分が悔しくもあり、
逆にありがたくもあった。
自分からそう打ち明けてしまうのは、何か負けたような気がして癪だ。


721 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/19(日) 06:16:59 ID:F/sjwa8f

「それより、相手は誰なの?」
 
唐突な直球の質問に、優しげに髪を撫でていたらんまの手が止まった。
あかねの方も言ってしまってから、らんまの暗い表情に気付いたが、
好奇心に勝つことができず、お構いなく畳み掛けた。
 
「クラスの男子? それとも、良牙くん? うーん……誰だろ……」
 
ついつい、良牙の顔を思い浮かべてしまい、らんまの背筋に悪寒が走る。
そして、実感する。やはり自分は男より女の方が好きなのだと。
九能との忌まわしい記憶がフラッシュバックして、虫唾が走り、鳥肌が立つ。
 
「……おめーの知らないヤツだよ」
 
それだけ言って、あかねから目をそらし、天井を見上げる。
彼女が九能の名を思いつきもしないことが救いだった。
自分が犯される姿を想像なんかされたらたまらない。
 
「え? 嘘。知らない人なわけないじゃない。そうよ、良牙くんよ! 良牙くんよね?」
 
あかねは間違った自分の推理をさも当たっているかのように確信している。
なぜ根拠もないのにそう大きな自信を持てるのだろうか。
らんまは呆れて、あかねの方をじろっと睨みつけた。
 
「違うっつーの! あんま聞くと、ほんとに男に戻ってやっちまうぞ?」
 
あかねははっとして、数日前の乱馬の言葉を思い出した。
「忘れたかった」と彼は言った。
どうやら好き好んでしたことではないらしい。
自分に置き換えて考えてみる。好きな異性と交わる前に、同性と交わってしまう。
それはとても恐ろしくて、屈辱的なこと……
 
かと思ったが、考えてみればあかねの初めての相手は、たった今向き合っている女の姿のらんまだった。
別にそれほど嫌なことでもなかったし、むしろ脳天を突き抜けるほどの快感を十分に味わったのだ。
らんまの気持ちなどわかるはずもない。
様々な思いが交錯する中、あかねはこう答えた。
 
「良いわよ。好きにすれば」
 
割と素直に許可を出されてしまったので、らんまは面食らった。
 
「う、嘘だよ。おれ、もう疲れたし」
 
一転して弱気になったらんまは、あかねに背を向け、寒そうに身を縮める。
実際、もうへとへとに疲れていた。気を抜けばすぐにでも眠りに落ちそうだった。
あかねは、そんならんまの様子を見て、ため息をつくと、布団を引っ張り出して来た。
そして、裸のまま横たわるらんまの上にそれをかけ、同じふとんの中に自分も裸のまま入り込んだ。


722 名前: らんま×あかね(エピローグ) 2006/03/19(日) 06:18:39 ID:F/sjwa8f

「おっ。おはよー、あかね」
 
次の日、日もだいぶ高くなった頃にあかねは目覚めた。
きちんと服を着込んでから、階段を下りたところで、乱馬と出くわした。
乱馬は男の姿に戻っていた。心なしか晴れやかな顔つきをしている。
目が合った瞬間、あかねの脳裏に昨日の出来事が走馬灯のように駆け巡った。
 
「よく眠れたみてーじゃん。もう昼だぜ」
 
無邪気に笑う乱馬に対して、とてつもなく恥ずかしいと思う気持ちが沸き起こってくる。
姿は違っても、昨日裸で抱き合った相手は間違いなく目の前の人物だった。
あかねは乱馬の裸を見たわけではないが、乱馬はあかねのそれをしっかりと見ている。
あかねは乱馬の肌の感触など知らないが、乱馬はあかねのそれをよく知っている。
そんな一方的とも言える事実に気付いたのだ。
あかねは顔から火が出そうなほど恥ずかしくなった。
 
「おれさ、コンビニでなんか買って来ようかと思うけど、何が良い?」
 
玄関で靴をはきながら、乱馬が訊いた。
乱馬は昨日のことについて何も触れないが、覚えていないわけがないだろう。
あかねはなんだか無性に腹が立って仕方がない。しかし、怒るわけにはいかない気がする。
 
「別に。何もないわよ。それより、こっち向きなさいよ」
 
ふくれた顔で、あかねは要求した。
靴を履き終わって立ち上がった乱馬が、怪訝な顔で振り向くと、その頬に暖かいものが触れた。
 
「い、いってらっしゃいっ!」
 
目を合わせないようにしながら、ぶっきらぼうにあかねは言った。
乱馬はしばし呆然としていたが、われに返ると、緩んだ顔に満面の笑みを浮かべた。
 
「行って来る」
 
乱馬が行ってしまい、玄関の扉が閉まると同時に、あかねはその場にへたり込んだ。
そして、唇をそっとなぞりながら、誰に言うともなく呟いた。
 
「……絶対、負けないんだから」
 
暖かい陽射しが玄関の扉のガラスを通じて入り込んでいた。
陽光の中、あかねはしばらくその場から動けなかった。
 
(終わり)


723 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/19(日) 06:20:22 ID:F/sjwa8f

あまりに久しぶり過ぎて名前欄にカップリング入れるのを忘れていました。すみません。
お待たせしただけの価値があれば良いのですが……。
あと、かしましスレとやらは私は見てもいません。一応。


724 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/19(日) 06:31:35 ID:wx1LdDDR

>>723
超乙!!
期待以上だったよ(*´Д`)二人とも可愛いし。毎日張っててよかったw


725 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/19(日) 06:40:35 ID:F/sjwa8f

き、気付くの早すぎですー! 
でも、そうおっしゃって戴けると書いた甲斐があります。
ありがとうございました。これからも頑張りますね。


726 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/19(日) 09:41:14 ID:69WYMmFK

流石天才!


727 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/20(月) 04:28:28 ID:bEw2oxUq

>>724タンと同じく毎日張った甲斐があったw


728 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/20(月) 14:21:39 ID:DD4OdMd+

男に犯された事を忘れたくて女の姿のまま女(あかね)を抱く。
らんまの心中を思うと切ないねえ・・・と思いつつ、
久能との詳細が気になってしかたないw
次回作も期待してます!


729 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/20(月) 23:38:58 ID:O7diMQ29

こんな感じで良牙とやってました

http://ranmahentai.ranma.ws/galleries/ranma/RC_Ryoga_02.jpg


730 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/22(水) 23:08:49 ID:VLG1+i3x

保守


731 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/23(木) 02:37:57 ID:Go047V9H

乱あ結婚
あかね死ぬ
コロンの薬で少し生き返る
あかねを男溺泉で男にする
そーこーしてらんまが身籠って、
死んだ母親(父親か?)の分まで愛してやるからな、
みたいな話きぼん


732 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/23(木) 05:58:01 ID:UeWRacR2

きもっ


733 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/23(木) 09:37:31 ID:r1L/a51Z

死ネタも妊娠ネタも人を選ぶからね……


734 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/23(木) 19:57:06 ID:WCrfueX/

まあ大人なら投下されてもスルーするが吉。

自分も好きくないが。


735 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/23(木) 21:04:40 ID:Go047V9H

まぁ確かに落ち着くときもいかも…
切ないハピーエンドみたいになると
思ってたのにな…


736 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/23(木) 23:42:16 ID:6co2xW2J

女の快感に目覚めたらんまが
その快感を忘れられず淫乱に
なってしまうのが良いね

しかも、男にヤらせるのは嫌だから
シャンプーとかをレズに目覚めさせて
エロエロな日々を送る


737 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/24(金) 20:02:40 ID:O7pyDFgE

そう言う濃いねたは嫌いだ・・・・




738 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/24(金) 20:05:24 ID:O7pyDFgE

ならば。
あらすじ
いきなり、飛び降り自殺をはかろうとしてたシャンプーを止めた乱馬。
わけを聞いてみたところ男子生徒10人に犯されと話した。
こういうやつを書いてくれ


739 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/24(金) 20:31:26 ID:CB/4xt+Q

そっちのが濃い気がするよw
まあ嫌いとか言わないで出されたものは全部食べるのが鉄則
好みじゃないのはスルーすりゃいいし


740 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/24(金) 21:09:34 ID:O7pyDFgE

そんなこといわずに書いてやれよ。
羞恥心を捨てて書いたんだ。


741 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/24(金) 23:06:05 ID:ZWTZE3Gu

で、10人も11人も変わらないあるな

それかきちんとやれば気持ちいいあるよ

もしくはあいやー、わたしも睡眠薬で
眠らせちゃったあるよ。 え゙っ…zzz


742 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/25(土) 00:45:58 ID:buGZ+V+i

らんまとシャンプーはエロい

特にらんまはエロ杉


743 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/25(土) 02:13:56 ID:wexl1ZAE

女らんまとは一生付き合うことになると思う


オナペットとして


744 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/26(日) 20:15:59 ID:f6/PAVD/

あいやー


745 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/27(月) 14:42:01 ID:0H43CiJq

俺は、

下校中何者かに拉致され、
徹底的にメス犬調教されたらんまが、
男に戻ってもその快感が忘れられず、
自ら止水桶(漢字合ってたか不明)で女になって・・・

みたいな話が読んでみたい、と言うだけ言ってみる。

・・・分かってる、自分で書ければ苦労はしないんだ。


746 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/27(月) 18:07:27 ID:J4y3nmqW

わざわざチースイトン使わなくても
とチースイトンで水を差してみる


747 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/28(火) 15:17:32 ID:J18irMX9

私も女の姿のらんまは大好きなので、次のSS書くなら女らんまネタかな〜と思ってますね。
とりあえず、なんだか色々あって忙しいので当分無理ですが。
止水桶で合ってますよ。女の姿のままお風呂に入れるところが良いですよねw


748 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/28(火) 15:19:52 ID:LEysKd+H

止水桶って原作であったものなの?
自分には初めて目にした言葉です・・・


749 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/28(火) 16:52:42 ID:p3iu+o1G

>>747
らんまのまま、風呂に入ったりシャワー浴びたりできるってのは、
確かにシチュエーションの幅が広がっていいなぁw

夜寝ている間にこっそり止水桶を使われて男に戻れなくなって・・・・
うーん、水かけられた時点で目が覚めるか・・・www



750 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/28(火) 19:25:07 ID:RpNQWXru

止水桶ネタは良いね


751 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/28(火) 20:39:45 ID:LPtBaFld

風呂エッチいいね風呂エッチ。


752 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/28(火) 22:19:32 ID:TQtZcNkV

>>748
ハーブの長編の火種
といってわからなかったら原作のみ


753 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/29(水) 06:04:15 ID:Kx0MNM23

らんまと言えば風呂
当然エッチも風呂


754 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/31(金) 01:08:39 ID:dQzK4z9O

止水桶ネタいいですね〜
自分で書いてみたら文才のあまりのひどさにおっきしてたのが萎えてしまったよorz


755 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/31(金) 04:01:16 ID:pGJ2uRdx

                        ト,
                     ノ/_,,.....,,_
                   _/ ´  ー-='=、_
               ,. -‐'"     _-=ニ=、`ー、ヽ、
              /´..          ノ `ヽ、  ::. ヾ、
            ,r'゙. :: :    _,ィ_ト-'゙  r--‐`  :: :: ヽ
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.           ,':.:.:.:.:.:: :. .. :  :: . .   ::. .. :.:.:.:.....:.:.:.:.:.:l                    ,r''7
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             ';:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::リレく|;ノ,!::;ィ'゙f;!,リ;/ィ′         ト‐-ニ= ` ̄`ト'^!ー─- 、
.           l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: :;ィ'゙  fト,゙ ∨ _゙' ヒ!               ``7 ,r''ヽ, |  |    ヽ. ._
           ヽ、_:.:.:.:.:.:: :;ノ   __ゞ'     '゙  }             l /   | .|  l      ∨_ソ
     ,r‐ ''" ̄""''''‐|イ、:.:.l⌒い     r'"ア /'´ ̄``ヽ、       __| l’  / .l   /      |~
.    /     i      `ヾト、`ーぇト、,.....____,. イ       \      ト、 ` ̄`゙./ ,/       リ
    /.    |_       ``(::_;ノ ヽ、      |           \     `ー‐--z // 〉  /   /
    ,'    ./ `` '' ー‐- 、、./:::〉   ヾヽ.  /.!     /"     ヽ   _,.-‐'" ̄トッ‐''‐- 、|   /
   ,' _,._r-く          〉〈ヽ.   `  ′ .|     |      `'ー'"          ぃr'′
  rく´ ,、ト、`i_     r┬r‐、>〈  }      i   !      |ヽ                   ヽ
  | .| .ハ | |_,l.ヽ  r‐‐| i! | |-,}〈. |     |   l      | .l                     ゙、
  `‐゙‐| `'i゙┬''´.--|  |~トェ‐''" L! |.     ゙、  !    |,ノ                        ',
. r-r‐┴.┴r'-‐''"´| ̄|"´/ ./   ゙、     ヽ、_l.    |          〉            !
/ ,|__ |      }二iニコ/    ヾ、._,,..-'^ヽ、}    |__         /           ノ
 /./    ̄ ̄``''ー|_|_,,.!_            l   〈 `フ´ ̄`   /             ,r′
././         |  |    ̄ ̄"""=,=、    l    |/    `‐ァ′            /
../             ` ̄""""ー─--、___|_」.    |    |      ,r'゙            /
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                          / !   .|   /         /、___,.r'´ ̄`ヽ、.__
                             i'゙ _ノ   .l _,....../          ,r‐'"'''''ー- 、、_   `   `'フ"⌒ヽ、
                             ∨     |´  ,'       /´          ̄``''''''''''"´、    ヾ二ヽ-、__,..、
                         /    _ ヽ.__〈       ′                      `   `´_ノ
                      ,...-'゙_,.r-、_ヽ、`ー、ヽ)ヽ、_    _____,,,,,...... ---── '''''''''""'''''''''''ー─'´ ̄
                      `ー'"    ヽ」``ヽ、ソ   ` ̄´


756 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/31(金) 05:01:32 ID:KQ+PpqtD

>>749
八宝斎辺りに夜中にこっそり止水桶の水をかけられて、
お風呂に行ってお湯をかぶっても元に戻らず、そのまま色々エロいことされちゃうとかw


757 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/31(金) 05:38:49 ID:aDGgFy7C

>>756
おっきしたwwww


758 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/31(金) 10:44:26 ID:KQ+PpqtD

ぴたり、ぴたりと足音が板張りの廊下に響く。
天道家の誰もが寝静まった深夜二時。
至極健康的な生活を送るこの一家の大部分の人間は、こんな時間に起きていることは滅多に無い。
ただ一人、最凶最悪の居候老翁、八宝斎を覗いて。
 
彼の手には水の入った桶があった。
一見普通の木製の桶にしか見えないその桶は、ただの桶ではない。
それは中国のジャコウ王朝の秘宝、止水桶だった。
その桶をとある闇ルートで先日入手したばかりの八宝斎は、
更に別のもう一つの秘密兵器を携え、目的の部屋へと辿り着くと、静かにその引き戸を開けた。
 
八宝斎はにやりと不敵な笑みを浮かべた。
これから先の愉しみを考えると顔が緩んで仕方が無い。
そこにいたのは父親と共に熟睡している早乙女乱馬だった。
彼は水をかぶると女になってしまうという悲劇的な体質を持っている。
八宝斎は彼の安心しきっている寝顔をじっくりと確認すると、
おもむろに桶の水をひしゃくで掬い、彼のからだ全体に振りかけた。
 
「ぶわっ! つめてっ! な、何しやがる!?」
 
響いた声は甲高い女のものだった。
すぐさま起き上がった彼女は、未だ寝惚けた顔をしながらも、
自分に水をかけた人物を探した。
心の中で検討はついている。こんなことをするのは一人しかいない。
 
「ひょーっほほほほほ! らーんまっ♪」
「じじい……てめぇ……! つめてーじゃねーかよ!」
「おー、すぃーとぉ〜」
「顔すりよせんじゃねえっ! きもちわりいっ!」
 
胸にしがみついていた八宝斎を引き剥がすと、らんまは立ち上がった。
すっかり下着までぐっしょりと濡れてしまっている。
まだ春先の寒い夜だ。一旦熱いシャワーでも浴びて温まりたい。
らんまは自分に冷水を浴びせかけた憎い相手をきっと睨みつけると、
風呂場へと足を向かわせた。


759 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/31(金) 10:45:34 ID:KQ+PpqtD

>>757
とりあえず即興で冒頭だけ書いてみました。
続きは時間があったらまた。


760 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/31(金) 14:28:04 ID:aDGgFy7C

>>758-759
やるじゃない!早くメインディッシュ頼むねー♪


761 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/31(金) 14:43:00 ID:sdKXefb5

>>758-759
おぉ、最近話題の止水桶ネタが早速!
激しく期待!!


762 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/32(土) 02:31:04 ID:+vE4iAB0

>>758
すーげー!!!あんたすげーよ!!
文も読みやすくて綺麗だし、とても即興とは思えない。
続き、期待しております!


763 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/03/32(土) 21:59:03 ID:gI0yn9E/

>>758
GJ!!裸で期待してまってますよ


764 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/04(火) 01:03:10 ID:CywT171l

保守


765 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/04(火) 13:49:32 ID:6gWImaft

自分が子供の頃に妄想してたネタが投下されてて嬉しすぎるwww
チースイトンで完全に女になって八宝斎にエロイ事される女らんまハァハァ


766 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/04(火) 20:37:14 ID:GI3J0XsR

そんなマニアックなことを子供の頃に…
てゆーか八宝菜じゃやだやだ


767 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/04(火) 22:50:17 ID:6gWImaft

我儘言うなw八宝菜ネタ見てみたい。
今まで過去ログ見たけど、八宝菜が活躍する小説ってほぼ皆無だしな・・・


768 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/05(水) 00:06:15 ID:mih14PQ4

八宝菜は引き金を引くだけでおk。
後はみんなで暴走してくれる。


769 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/05(水) 00:50:05 ID:3rjr73uQ

一度でいいから八宝菜のエロ見てえ
八宝菜が普通に挿入とかはまぁ無理そうだが、
怪しげな道具やクスリやテクニックで何とかしてくれそうw

まぁ職人が何書くか決めるんであって、「アレは嫌コレにしろ」と言うモンでもないけどな


770 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/05(水) 02:15:16 ID:Y0zC8k7E

チースイトンで女固定
一晩中イカせ捲くって淫乱女に仕立て上げる


771 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/05(水) 03:03:26 ID:5lUVVGQV

固定しなくてよくない?


772 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/05(水) 04:03:55 ID:zjseKuqn

チースイトンってなんなの?


773 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/05(水) 10:50:42 ID:nDF0bekC

チースイトンで女固定化することで、男だという後ろ盾を壊しておいて、
調教、淫乱化って流れが個人的にはツボ

快楽を身体が忘れられずに、
夜な夜な自分から水を被って男の元へ・・・も、そそるものがあるけどw


774 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/05(水) 12:57:38 ID:3rjr73uQ

>>772
呪泉卿で溺れた人に掛かった呪いを、お湯を被っても
解けないようにする事が出来る桶。

ていうか激しく今更だけど、子供が溺れた泉に入る→水を被ると子供になる
という効果があるってことは、乱馬って幾つになっても水被れば若い女になれるんじゃ・・・


775 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/05(水) 17:25:34 ID:2+0jXH4i

乱×あ見たい! らん×あじゃないよ! 

あと シャ×ム も見たい。



あぁネ申よ臨場してくれ


776 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/05(水) 18:46:04 ID:oT2102aH

八宝斎のテクニックの虜になって、ペット奴隷となって甘えまくる乱馬が読みたい。


777 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/05(水) 22:18:00 ID:iU1JO+C2

qettttttqwer


778 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/05(水) 23:33:28 ID:Y0zC8k7E

らんまのキャラがエロい
男であることが邪魔なんで、
完全女化でいいじゃないかと


779 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/06(木) 00:10:07 ID:NbNbx3BE

しかし不思議だ。
別に男→女 女→男のTSエロにはまるで興味は無いけど
女乱馬には死ぬほどハァハァする。
元が男なんだけど作品では1番の萌えキャラだ。


780 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/06(木) 00:20:07 ID:X1/M6HLW

>>779
それは・・・他の女性キャラがいまいち印象に残らないせいでない?
当時漫画とアニメ両方見てた時はそう思ってた。初期の頃からヒロイン
のあかねは「らんま」に食われてたし、他のおねーさん方はイマイチ印象
薄いし。


781 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/06(木) 21:34:26 ID:3zYVcecV

らんまは男なら皆好きなんだよ
あのエロさはストレートなエロ漫画以上


782 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/06(木) 22:30:53 ID:DUSfqa2K

>>780
連載当時、原作者自身あかねがいまいちだったんで
ロングの髪をショートにした、、みたいな事を
書いてたからね、、。



783 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/07(金) 12:10:04 ID:nKU1O/Kt

全身猫舌のツボとチースイトン
両方とも結果的に似た効果だけど
エロネタとして違いを出すならどこになるかな?
やっぱお風呂入れる系か


784 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/07(金) 15:12:56 ID:4CjLw5iG

>>783
我慢すればお湯を被れるかも、と、
どうあがいても男に戻れない、が違いだろう
そう考えると、チースイトンの方が幅は広がりそうだな


785 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/07(金) 17:39:56 ID:W0+JHFud

猫舌は風呂に入れないから汚い






行水


786 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/07(金) 23:46:52 ID:gpYGJdg+

むしろ汚い汚いと罵りながら、


787 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/08(土) 01:30:56 ID:yHkv4HHg

チースイトンに女固定されても、気持ちは男のままで
生意気ならんまを「男に戻すこと」をエサに
八宝斎にエロイことをしまくってほしい。。。
らんまの大きいおっぱいを責める話しとか最高!!


788 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/08(土) 01:34:07 ID:JiBX+xcN

>>787
おっきした(;´Д`)ハァハァ


789 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/08(土) 01:42:03 ID:yHkv4HHg

あかね「らんま、どこ行くの?」
らんま「風呂。リョウガに雨のなか、ひきづりまわされたからな」
あかね「この子も一緒に入れてあげて」
らんま「豚と一緒に〜?」

らんま「ったく、しょうがねえな、りょうがのやつどこにいっちまったんだ」
「あれ、この豚、俺が服脱いでるところ、見てやがる ったくいやらしい豚だなあ」
らんまは服を乱暴に脱ぎさり、一匹の豚と一緒に天道家の浴室に入る

らんま「この豚、捕まえてねえと脱げちまいそうだから先に洗うか」
「おっと水しかでねえが、まあいいか」
「あれ、この豚なんか照れてやがる。目つきもいやらしいな、あっオスだな」
「はは〜ん、そうか。そんなに俺が魅力的か?」
豚は大きくうなづく
「まっあかねなんかよりも俺のほうが色っぽい身体してるしな」
そう言いながららんまは自分のたわわに実った胸を持ち上げてみる。
「あれ、この豚、ますます興奮してやがる。ははは」
「ちょっと、あそこもなんか、さっきよりでかい気がするぞ」
「豚に発情されるぐらい、俺が魅力的なわけだ」
「おいっ豚、サービスしてほしいんか?」
豚は大きくうなづく
「俺も男だから、オスの気持ちはよくわかる。サービスしてやるか」
「おいっ豚、俺が特別にサービスしてやるんだから気持ちよくなれよ」
「あらよっ」
らんまのでっかいでっかいパイパイが豚を挟み込む
ぐにぐにっと豚を乳房で挟み揺さぶる
豚は全身でらんまのお乳の柔らかさをうけとめる
「ほ〜っれ、ほれほれ」
らんまが豚をいじめてたときに風呂場の窓がガラガラっと音を立てた。
八宝菜「なにしと〜んじゃ?」
らんま「げっじじい」
八宝菜が窓から小さな身体を利用して風呂場に入ってきた。
らんま「てめえ、なんでそこにいるんだ・・・ははあ、ときどきガスのスイッチが入っていなくて
お湯がでないときがあったがじじいの仕業か。。。ときどき覗いてだろ」
八宝菜「ばれたか?!」
八宝菜「その豚に変態なことをしてたじゃろ、あかねちゃんにいいつけちゃおうかなあ
らんまは変態じゃったって。」
らんま「うっ・・・・」
らんま「秘密にしててもらえるか?」
八宝菜「いやじゃね・・・。」
らんま「どうせ、またエッチな条件なんだろ」
八宝菜「いや、ちょっと向こうを向いていてくれたらええんじゃ」
らんま「おっなんだ、そんなことでいいのか。あらよっ」
らんまは八宝菜と反対の方向を向き、八宝菜の目の前にはらんまの背中が。
らんま「こうか?」
八宝菜「そうじゃそうじゃ・・・・・ほっ」
八宝菜はらんまの背中のつぼを押した



790 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/08(土) 01:47:20 ID:JiBX+xcN

>>789
はっ早く続きを!


791 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/08(土) 01:51:46 ID:yHkv4HHg

789です   790さんへ 良かったらなりきりチャットしませんか?


792 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/08(土) 01:59:00 ID:JiBX+xcN

そんなキャラになりきれないYO!!
むずかしい・・


793 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/08(土) 02:03:08 ID:5Wa6d53b

おっきした


794 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/08(土) 14:25:09 ID:srqiZbUp

ここは天道道場、住人は早雲をはじめとする天道家と居候の早乙女家。
今日は玄馬が福引で当てた日帰り旅行へとらんま、あかね、なびきを連れて行った。
家に残っているのはかすみと早雲。

かすみ「みんな、気をつけてね〜」「・・・さあおせんたく」
早雲 「かすみ・・・」
かすみ「おとーさん?なあに」
早雲 「・・・・いやっ、か、母さんに最近似てきたなあ〜あはっあははは」
かすみ「くすくすっ、誤魔化しちゃって。ここはこんなになってるわよ」
早雲 「じらさないでおくれ、かすみよ」
かすみ「そうね、じゃあ膝にすわらせてもらって」
早雲 「いやっここでか?家の中でしないか?だれか通ったら・・・」
かすみ「気づかれないわよ大丈夫」「んっ・・もう奥まで入っちゃったわ」


795 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/08(土) 14:37:28 ID:1XB1BNkL

>>794
何だかものすごくツボった


796 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/08(土) 16:25:56 ID:5Wa6d53b

わろたw


797 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/08(土) 17:31:54 ID:dshxL3oC

ちょwwwwwなりきりチャットってwww
>>758、>>789よ・・・つ、続きを・・・


798 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/11(火) 21:26:45 ID:xV8YFdKT

保守


799 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/11(火) 22:43:25 ID:JJaVEIRt

「ひきづり」
歳がバレるぜ…


800 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/12(水) 08:55:37 ID:szxc21FQ

そういや思い出したんだが
格闘ディナーだったかの大食いバトルの回でも
女性用鋼鉄のコルセット着せられた為に、体の大きい男に戻ったら体が締め付けられて耐えらないから
結果として男に戻れなくなるってのがあったな。
あれ、鋼鉄の貞操帯とかでエロネタに流用できないものか。
まぁあの大食いの人は自前の舌で擬似触手プレイが出来るお方だからそっちもありだけど


801 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/12(水) 09:10:42 ID:PlbpKZJ2

>>800
よくそんなスケベなこと考えつけるなw


802 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/12(水) 13:56:45 ID:CbonjPwi

俺も同じこと妄想してたw
あとは鏡のコンパクトの中に女の状態で、下着ドロ中の
八宝菜と一緒に閉じ込められて、無理矢理下着を装着される妄想や
弱くなるお灸を据えられている時に女になってしまって、
八宝菜に好き勝手されてしまう妄想や
アニメオリジナルで八宝菜の夢に迷い込んでしまう話で、
八宝菜の妄想通りのエロい目にあってしまうという妄想や、
バストアップした時の話でのどかにシャワーで体のバストを
整えるみたいな店へ連れていかれた時に、シャワーでエロイ目に
あってしまうという妄想とか・・・

なんかどれも女らんまネタばっかだな


803 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/12(水) 15:24:36 ID:nspNl0zI

>>802
>なんかどれも女らんまネタばっかだな

男乱馬でエロ妄想しても面白くないからなぁw

しかし、こうして考えるとエロシチュエーションはいろいろ作り出せそうだ
俺は、化け猫に猫耳猫尻尾を生やされたらんまが、
外して欲しければ言う事を聞けと言われて、
文字通りメス奴隷に堕とされる話を妄想した


804 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/12(水) 20:15:20 ID:ullS92eb

女らんまは
男のエロい深層心理をくすぐる




805 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/12(水) 23:06:56 ID:qXSwG4bg

どのへんが?


806 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/13(木) 02:12:47 ID:mIsZhl+7

女らんま萌えるけど八法菜相手じゃなんだかなぁ…
男キャラも割と重要じゃないかと思う。


807 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/13(木) 07:34:45 ID:Vh175odA

そうか?
八宝菜が相手の話ってほとんど無いから、
一つくらいは読んでみたい。
良牙や久能が相手になる小説は沢山あるしなぁ


808 名前: パンスト五郎 2006/04/13(木) 08:28:15 ID:sdjSg/Ae

久しぶりに書き始めましたので、投下させて下さい。
保守がわりですw

前々スレ、前スレに投下させてもらった話の続きで、なびき×かすみです。
ただ私の書くなびきは、相当なヘタレちゃんです。
女王なびきを御期待の皆様、ゴメンナサイw


809 名前: 姉の体温 2006/04/13(木) 08:29:47 ID:sdjSg/Ae

 それはとある休日だった。
 夕餉の買い物に出かけた天道かすみの帰りが遅いのに気づき、窓から外を覗こうとした時にソレに気づいた。
 二階の自室の窓に挟みこまれていた手紙・・・
 「?」
 その内容に目を通した天道なびきは一分と経たない内に玄関で靴を履いていた。
 「あっ 出かけるのお姉ちゃん?」
 背に掛かる妹の声に、夕飯までには戻るよと簡単に答え、振り返るでもなく庭に出るとちょうど門から入ってきた女性と鉢合わせになった。
 「あら!なびきちゃん、こんにちは・・・」
 「おば様!こんにちは!!」
 あえて必要以上の大きな声を出してやるのは、居候である早乙女親子へのちょっとした心配りである。
 早速、家の中からドタドタと慌しい足音とバシャーンと派手に水をかける音が響いてきた。
 「お出かけ?」
 にっこりと微笑む早乙女のどかの問いに、こちらもにっこりと微笑み返しながらなびきは答えた。
 「ちょっと・・・ヤボ用が」
 「・・・」
 「おば様?」
 「・・・・・・そう、気をつけてね?」
 しばらくなびきの顔をじっと眺めていた早乙女のどかは、何故か心配そうな表情に変わっていた。
 「はい・・・」
 軽く返事をすると、なびきは足早に家を出て行った。


810 名前: 姉の体温 2006/04/13(木) 08:31:02 ID:sdjSg/Ae


 カラカラとやけに引き戸は軽く開いた。
 中華料理屋「猫飯店」。店内は明かりも落ち、一人の客もいない。
 本日は休業日なのだ。
 「・・・」
 無言のままなびきは猫飯店の中に侵入した。
 普段の快活な表情から一転、天道家の次女の顔は今まで誰も見た事の無い険しいものになっていた。
 「来たネ」
 薄闇の奥から中国訛りの強く残る少女の声が響いた。
 「一人アルか?」
 「シャンプー・・・お姉ちゃんはどこ!?」
 「一人で来たアルか?」
 繰り返される問いかけの声と共に、その主の輪郭が闇の中で形づくられていく。
 眼が暗さに慣れてきたのだろう・・・
 「一人よ・・・アンタ、どういうつもり!?」
 静まり返った店内を貫く詰問の声に、この店の看板娘はクスクスと小バカにした笑いを返した。
 「余裕ないネ、なびき。顔色が悪いネ」
 「くだらないおしゃべりをしにきたんじゃないの!かすみお姉ちゃんはどこっ!!?」
 一歩前に踏み出す。
 シャンプーの言う通り、いつもの余裕は一切感じられない。
 「・・・さっき、『どういうつもり』と言ったか? その質問、そっくり返すネ!」


811 名前: 姉の体温 2006/04/13(木) 08:32:12 ID:sdjSg/Ae

 彼女は店の奥の方にある大きなテーブルにチョコンと腰掛けていた。
 「お前達こそ、姉妹で慰め合うなんて『どういうつもり』か?変態アル!天道道場のかすみとなびきは変態姉妹アル!!」
 ピクンとなびきの眉が上がった。
 「アンタには関係ないわ!乱馬君のお尻を追っかけていればいいじゃない・・・ どうしてコッチにまでちょっかいかけるの!?」
 「乱馬が可哀想アル!もっと健全な環境で生活しないと、乱馬が汚れてしまうアル!!」
 シャンプーの声も荒立ってきた。
 バンと派手な音を立ててテーブルから飛び降りる。
 華奢な身体が音もなくなびきに迫ってくる。
 「私の乱馬、汚すワケにはいかないアル・・・」
 挑戦的な瞳でなびきを真正面から見据えるシャンプー。天道かすみを手中に収めているだけあって主導権を完全に我が物にしていた。
 「フッ・・・“ココ”が健全な環境ってワケ?」
 なびきは薄暗い店内をワザとらしく見回した。
 「もちろんアル!」
 自信たっぷりにシャンプーは頷いた。
 「じゃ、イイわ・・・乱馬君は好きにしなさい」
 本人の意向などお構いナシになびきは即断した。素晴らしい決断力と身勝手さだった。
 「だからかすみお姉ちゃんを返して!」
 そもそもシャンプーの想い人はあの変体居候であり、天道かすみには何の関係も無いのだ。
 かすみを人質に取ったのだったら、ターゲットは天道あかねにするのが筋だ。
 多大に行き過ぎの感はあるが、これはシャンプーの“おふざけ”。単なるゲームなのだ。


812 名前: 姉の体温 2006/04/13(木) 08:33:18 ID:sdjSg/Ae

 普段なら即座に看破するだろうが、今のなびきにはそれが分らない。
 クスッと笑いながらシャンプーは小首をかしげた。
 「そんなに姉を取り戻したいカ?そんなに、かすみの事、愛してるカ?」
 「・・・」
 「ワタシ、聞いてるアル」
 「・・・好きよ・・・愛してる」
 「変態!」
 中国娘は目をキラキラさせて寄ってきた。
 「女傑族の中にも女色の女、結構いたネ!でも・・・自分の姉妹相手に腰を振る女、いなかったアル・・・なびきはおもしろい女アル・・・」
 フッとシャンプーが顔を近寄せてきた。
 思わず後ずさろうとするが腕をとられ、逆に引き寄せられてしまった。
 この細い身体の何処にそんな力が隠されているのか?両腕をまわされ、全く身動きが出来ない。
 「っ!」
 必死に顔を背けるなびきの首筋をシャンプーの吐息が擽っていく。
 「お、お姉ちゃんはどこ!?」
 「変態女・・・そんなにかすみに会いたいカ?」
 「決まってるじゃない! うっ」
 シャンプーの腕に力が入り、身体を絞られる。
 「クッ・・・」
 「お願いするアル」


813 名前: 姉の体温 2006/04/13(木) 08:34:57 ID:sdjSg/Ae

 「え?」
 「人に物を頼む時には、お願いするものアル」
 薄い唇がもうなびきの首筋に触れそうだった。
 このニックキ中国娘の髪先が頬をチクチクと刺す感覚が異様に鋭い。
 「どした?会いたくないカ?」
 黙ったままのなびきを優しくせかす。
 年上であろうが関係ない。勝負はもうついているのだ。
 「お願いしてくれないと、愛人には会わせられないアルなぁ」
 「お願い・・・」
 もともと選択肢など無いのだ。
 「お姉ちゃんを返して・・・・・・下さい」
 悔しげに唇を噛む天道家の娘の様に、ニィっと口元を上げるとシャンプーはそっとなびきを解放した。
 お願いします、が聞こえないアル」
 「お、お願いします・・・」
 「続けて言うアル」
 ゆったりと店の壁にもたれながら腕組みをするシャンプー。身体を解放してもこの状況自体を手放してはいない。
 「お姉ちゃんを返して下さい・・・お願いします」
 キャハハハと暗がりの中で笑い声が響いた。もう、楽しくて面白くて堪らないといった笑い声だ。
 「言われた通りしたでしょ!お姉ちゃんを返しなさいよ!!」
 焦るなびきを楽しみながらシャンプーは腕を伸ばした。


814 名前: 姉の体温 2006/04/13(木) 08:36:00 ID:sdjSg/Ae

 その先には店の照明のスイッチが設置されている。
 「そんなにお願いされたなら、仕方ないアル。かすみに会わせてあげるアル!」
 パチンとスイッチの一つを指で弾いた。
 天井の照明が一つだけ点灯し、暗闇に慣れたなびきの眼を焼いた。
 「なっ!!?」
 光りの降りる先に店で一番大きな回転テーブルが置かれていた。
 その上にぐったりと横たわっている女性の姿・・・見間違うハズもない。
 天道かすみだ。愛する姉・・・
 ようやくその姉に巡りあえたというのに、なびきは身体が硬直してしまったかのように棒立ちのままだった。
 「いかがアルか?なびき」
 テーブルの回転台の上の姉のその姿!なびきは言葉を失い、ただ呆然と眺めることしか出来なかった。
 いつの間にか背中に廻ったシャンプーが両肩に手を置き、耳たぶに唇を寄せた。
 「そそる格好ネ!こんなかすみ、見た事ないネ・・・」
 古い蛍光灯の黄みがかった光りに浮かぶ姉の白い肌。
 「シャ、シャンプー あんたが・・・?」
 「当たり前ネ!ワタシが着せたアル。だから、脱がせたのも、ワタシ・・・」


815 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/13(木) 14:53:10 ID:Vh175odA

ハァハア
つ、続きを・・・


816 名前: 姉の体温 2006/04/15(土) 00:51:11 ID:x0bXUh8B


   チャイナドレス

 日の光より月明かりに愛されるナイトドレス
 今、かすみの身を覆っているのは純白の夜着だった。
 華やかさを強調しすぎて品位にかける真紅や群青ではない。
 白地に金糸の刺繍が施されたそのドレスから惜しげもなく、長い脚が零れている。
 普段は長いスカートに隠され、他人の目には触れられる事の無い無垢な肌が露出させられている。
 「お姉ちゃん・・・」
 視線を外せなかった。
 古い人工光の中に安っぽく浮かび上がる艶姿。
 自分の視線が姉の肌を舐めていく。
 形良く整えられた指先から細い足首・・・控えめな踝からなぞり上げる。
 程よく膨らんだふくらはぎ・・・かわいい膝小僧・・・
 あっ、足の絡み具合がイイな・・・色っぽい・・・
 意識なく伸びている脚は膝の辺りで絡み、ドレスの裏地の朱色のスクリーンがソレを一層生々しくなびきの網膜に焼き付けていた。

 ゴクッ

 知らず知らずの内に唾を嚥下する。


817 名前: 姉の体温 2006/04/15(土) 00:52:09 ID:x0bXUh8B

 気づけば口の中はカラカラだ。
 背中にまとわり付いているシャンプーの存在など、とうに忘れている。
 膝から始まる太腿は白いドレスに隠されていたが、その魅惑的な緩やかな曲線までは隠し通せない。
 腰の辺りで大胆に広がる丸み。
 チャイナドレスの代名詞ともなっている大胆なスリット。
 しかしシャンプーが姉に着せたこのドレスの誘惑の裂け目は通常の物より長く、腰の上まで続いていた。

 「え!?」

 気が付いた。気が付いてしまった。
 スリットから顔を覗かせる姉の腰・・・下着のサイドラインが見えない・・・
 また気が付いた。また気が付いてしまった!
 姉の寝かされているテーブルには椅子が一脚だけ置かれている。
 その椅子の座部に姉の服がキチンとたたまれて置かれている。
 しかし、ソレとは対照的に下着は無造作に背もたれに引っ掛けてあったのだ。

 見せ付けるように・・・

 「脱がせたの・・・!?」
 フツフツと胸の中にこみ上げるものがあった。


818 名前: 姉の体温 2006/04/15(土) 00:53:12 ID:x0bXUh8B

 怒りと嫉妬と悔しさ・・・
 「脱がせたネ・・・」
 ねっとりと耳に、身体に、心に絡みつく年下の少女の声・・・
 「当身で・・・気絶させたかすみを寝かせて・・・エプロンの紐を解いたアル」
 シャンプーの指先が肩から首筋に張ってきた。
 「肩紐を外して・・・エプロン取って・・・ブラウスのボタンを外したネ」
 ツツッと指が首を這い回る。
 「ひとつ・・・ふたつ・・・ ボタンを・・・上から・・・下へ・・・胸をちょっと・・・イタズラしたアル」
 パクッとシャンプーは唇でなびきの耳たぶを挟んだ。
 ピクンと震える身体
 「スカートのホックを外してファスナー・・・下ろして」
 「や・・・」
 シャンプーの声を聞きながら視線は姉を犯し続ける・・・
 あのふっくらとした胸の膨らみ・・・金の刺繍を恥じらいがちに押し上げているあの温かい乳房を・・・他人の指が這ったなんて許せない!!
 「ブラのカップをずらして・・・見たネ」
 首筋から頬までをなぞり上げたシャンプーの指は蜘蛛のように肩から腕へ降りていく。
 「やめて・・・」
 「お前にしゃぶられているワリには・・・綺麗なピンク・・・」
 「いや・・・!」
 「とっても可愛かったアル」


819 名前: 姉の体温 2006/04/15(土) 00:54:13 ID:x0bXUh8B

 「くっ・・・」
 「靴下脱がせて・・・脚を撫ぜながら・・・」
 包み込むように前に手を回した中国娘の手は、程よく締まった腹から呼吸の度に軽く上下する膨らみに移りつつあった。
 「指をかけて・・・そして・・・」
 一旦口を閉じるとシャンプーはなびきの頬にチュッと口付けした。
 「お姉・・・ちゃん」
 かすみの顔は変わらず優しかった。母亡き後、その代わりとして恋もせず、自分たちを守ってきてくれたかすみ・・・
 何時からだろう?その優しさを独り占めしたくなったのは?
 何時気が付いたんだろう?姉の困った顔がとっても可愛い事に・・・
 あれは何時だったんだろう?自分がかすみの事を愛している事を知ったのは?
 「んっ」
 いきなり胸を強く掴まれた。乱暴にされて痛みが走る。
 「一気にずりおろしたネ・・・ちょっと匂ったアル」
 クスクスと嘲りながらシャンプーは掴んだなびきの乳房に爪を立てた。
 「痛ぅっ! この・・・!」
 足を後ろに跳ね上げる。
 固い踵で中国の脛を蹴りつけてやろうとしたのだ。
 「遅いネっ」
 女傑族のトップクラスの拳士は、なびきの身体を突き放すとチャチな反撃をラクラクと回避した。
 「かすみのアソコっ!ちょっと濡れてたアルよ!!」


820 名前: 姉の体温 2006/04/15(土) 00:55:17 ID:x0bXUh8B

 吐き捨てるように叫ぶなり、シャンプーは左の拳をなびきの身体にめり込ませた。
 「あヴっ!!」
 「お前はどんな格好がいいカ?なびき・・・」
 「う・・・シャ・・・」
 「姉妹そろって晒し者も面白いアル!そだ!あかねに見せてあげるネ」
 急速に勝ち誇るシャンプーの姿がぼやけ揺らいでいく。
 ミイラ取りがミイラになってしまった。
 「かす・・・お姉ちゃ・・・・・・」

   その時だった。

 耳を劈くような破壊音と共に猫飯店の戸が吹き飛ばされてきた!
 「なっ!?」
 さすがのシャンプーも驚愕して振り返る。
 「何事アルか!?」
 「グっ・・・」
 力なく床に倒れこんだなびきは、残された力を振り絞って頭を上げた。
 薄暗い店内になだれ込む埃と新鮮な外気。
 差し込む光りを背負い、和装の女性が立っていた。


821 名前: 姉の体温 2006/04/15(土) 00:56:14 ID:x0bXUh8B


 〜あ?〜
 意識が抜ける瞬間、なびきはその女性をこう呼んだ。
 〜お母さん?〜

 「誰アルか!!」
 シャンプーの鋭い誰何の声に女性は氷のような冷たい声で答えた。
 「早乙女・・・のどか」
 「な!?乱馬のお母様!」
 その名は、せっかくのお楽しみを邪魔されたシャンプーの怒りを吹き飛ばすのに充分な威力を持って響いた。
 「二人を放しなさい・・・」
 「え?・・・え!?」
 のどかの手にした日本刀はまだ鞘に収まりきっておらず、わずかに顔を覗かせている刀身が陽光を白く鋭く反射させていた。
 そして、それよりも鋭く光る早乙女のどかの眼光。
 「あのっ・・・コレ・・・これは・・・」
 「無差別格闘早乙女流・・・」
 店の中を漂う埃がのどかの周りで渦を巻いている。
 「その名にかけて・・・」
 早乙女のどかが店内に侵入した。
 「二人を連れて、帰ります」


822 名前: 姉の体温 2006/04/15(土) 00:57:03 ID:x0bXUh8B



 「ん・・・」
 「・・・び・・・き・・・」
 誰かが呼んでいる。
 「な・・・き  ・・・びき」
 誰かが自分を呼んでいる。
 頬が何だか温かい!
 ふかふかの毛布に顔を押し付けてるみたい・・・
 気持ちイイな・・・
 「起きて・・・お願い・・・」
 あ、この声・・・お姉ちゃんだ・・・
 「なびき・・・なびき!」
 お姉ちゃん!
 「あ!?」
 「なびき?・・・良かった・・・」
 合っていなかった焦点が精度を取り戻すにつれ、自分を覗き込むかすみの顔がはっきりと見えてきた。
 瞳が濡れてる・・・
 「お姉ちゃん・・・?泣かないで・・・」
 「泣かせないで・・・なびき・・・心配しちゃった・・・」


823 名前: 姉の体温 2006/04/15(土) 00:58:04 ID:x0bXUh8B

 堪え切れなかった涙が一つ・・・なびきの目頭に落ちた・・・
 「このまま・・・もし・・・」
 「大丈夫・・・よ・・・"もし"はない・・・」
 頬が温かかった理由が分った。
 かすみの優しい掌が両頬に添えられている。
 「もう大丈夫・・・お姉ちゃん・・・着替えてないんだ・・・」
 姉は綺麗な刺繍が映えるチャイナドレスに袖を通したままだった。
 「似合うね・・・綺麗・・・」
 「そんな事・・・頭とか痛くない?身体は?」
 「大丈夫・・・大丈夫だよ・・・」
 ホントはちょっと頭が痛かったが、気が付けば姉に膝枕されているこの状況を逃す手はない。
 「でも・・・」
 「何?なびきちゃん・・・」
 「もうちょっと、このままがいい・・・」
 とても静かだった。
 頬から離れた姉の手が額に散らばった前髪をそっと整えてくれている。
 二人きり・・・そう、二人きりなんだ・・・
 「無茶をしないで・・・」
 「無茶・・・しちゃうよ・・・お姉ちゃんの為だもの・・・」
 かすみは潤む瞳のまま困った表情になった。


824 名前: 姉の体温 2006/04/15(土) 00:58:53 ID:x0bXUh8B

 「困らせちゃった?」
 「・・・」
 「私、悪い子かな?」
 かすみは何の答えも返さなかった。でも額を撫でてくれる指の動きは止まらない。
 「私、きっとこれからも無茶すると思うよ」
 「どうして?」
 「これからも、お姉ちゃんといたいから・・・」
 「どうして?」
 「どうしてって・・・」
 今度はなびきが困る番だった。
 「知ってるクセに・・・」
 「どうして、私と一緒に居たいの?」
 下から姉の頬に触れる。
 かすみはそっとその掌に頬ずりしながら自分の手を添えた。
 「それは・・・だって、好きな人とは・・・いつも・・・一緒に・・・」
 かすみは妹に答え切らせなかった。
 スゥっと身をかがめると、なびきも両腕をついて身を起こした。
 物音一つしない空間で、二人の息しか聞こえないその場所で、姉妹の唇は一つに溶け合った。


825 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/15(土) 01:37:55 ID:3k6mhDbc

なんか凄い展開になってる!?


826 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/16(日) 11:34:37 ID:UopT2yq6

のどかSUGEEEEEEEEEEw


827 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/17(月) 20:07:11 ID:55c5Zedt

>>802さんへ

すごいエロイ妄想ですね!!題材にして小説書きたいです。


828 名前: 802 2006/04/17(月) 20:10:00 ID:Q7mg+am+

>>827
是非書いて下さい!!!!!!!!!ハァハァハァア


829 名前: 827 2006/04/17(月) 20:12:15 ID:55c5Zedt

>>802

やっぱり八宝菜vs女らんまがいいですよね?


830 名前: 802 2006/04/17(月) 20:13:49 ID:Q7mg+am+

はい!
八宝菜にエロイ事される女らんまネタ大好きです!!!!!
神様仏様>>827様、どうか小説を・・・!


831 名前: 827 2006/04/17(月) 20:17:57 ID:55c5Zedt

わかりました〜 書いてみます〜
お楽しみに!


832 名前: 827 2006/04/17(月) 20:21:32 ID:55c5Zedt

<らんま1/2 温泉旅館の妖怪退治>
乱馬「おお、ここか噂の旅館は。」
八宝斎「おお、そうじゃそうじゃ、旅館の名前も正しい。
妖怪退治は武戦家の努め。ゆくぞ、乱馬」
乱馬「おう」

旅館の男「というわけでですな、なぜかここのカップル専用浴場のタオルで男子が女子の身体を洗うと
なにやら化け物のようなものが浴場に現われるそうなのですよ」
乱馬「ふむふむ、その化け物とやらを退治してほしいということか・・・」
乱馬「って、カップルって俺とじじいか!!」
旅館の男「???」
八宝斎「今のメンバーで言うと他にはいないのう」
乱馬「なんで、男の俺が女になってじじいと風呂に入って、じじいに身体を洗ってもらわねばならんのか!!」
八宝斎「まあ、そういうことになるじゃろうな」
乱馬「俺は絶対、嫌だね、断る」
旅館の男「断る・・・そんなあ、私たちの旅館はつぶれてしまいますよ。私には妻も息子もいますのに・・・しくしく」
乱馬「おおい、ちょっと待てよ。なにも泣くことはねえだろ」
八宝斎「あ〜あ、乱馬、化け物が怖いんじゃろー」
乱馬「こっこわくなんかねえやい。。。ん〜・・しかたねえ、ひきうけた。」
旅館の男「退治して頂けるんですか。では、こちらです。」

乱馬と八宝菜は旅館の奥に進んだ。
早乙女家の浴場も広いがこの旅館の浴場はその倍くらいの大きさがあり。
二人で入るには十分な大きさがあった。
八宝斎「それでは、わしは先に湯に使っておくかのう。。」
八宝斎は茶色い胴着を脱ぎ去り、浴場の中へとむかった。
乱馬「ちっなんで俺がじじいと・・・」
乱馬も服を脱ぎ去り、その場にフェイスタオルはないので手で下を隠しながら
浴場へと入った。。
がらがらがら、浴場の横開きの扉が開く

八宝斎「おおう」
八宝斎「な〜んじゃ、男の姿のままか。」
乱馬「へへーん。残念でした。」
八宝斎「女子の裸を男子が洗わないと化け物は出ないといったじゃろーかー。」
八宝斎はバケツに汲み取ってあった水をバケツごと、乱馬に投げつけた。
乱馬「てい」
乱馬はバケツを自慢の手とうで叩き割ってよけたつもりだったが
バケツから弾かれた水をかぶり、16歳にしてはメリハリのついたボディの女体へと変身した。
らんま「つめて。っなに、しやがんだ、このくそジジイ」
八宝菜「女体じゃ〜」
調子に乗り、銭湯の中を駆け回る八宝菜を全裸のらんまが追いかけまわす。



833 名前: 827 2006/04/17(月) 20:22:50 ID:55c5Zedt

らんま「くっそー。でも、今、浴場を見るかぎりじゃ化け物とやらはいなそうだな。」
らんまは浴場を見渡すと、身体洗い場に一組の椅子と身体を洗うためのスポンジのようなタオルがあった。
らんま「おっこれが噂のタオルか。んー見たところ普通のタオルみてえだけどな。」
らんまはタオルをじっくりと見た。どこにでも売ってそうなタオルだ。
らんま「しかたねえな、じじい、おいこれで洗ってみてくれ」
らんまは乱暴にタオルを八宝菜に投げつける。
らんま「背中だけだからな、じじいに身体中洗われるなんて気持ち悪い」
八宝菜「わーったわーった。向こうを向いておけ。わしだって洗われるほうがいい」
らんま「そういう問題か?!」
八宝菜はタオルを手にとり、石鹸で泡立てた。
そしてらんまの背中をごしごしと洗い始める。
らんま「ふう。。。いやあ、背中を洗ってもらうなんていい気分だな・・・んっじじい」
らんまが油断をしたスキに背中を洗っていた八宝菜は内側へと周り、らんまの豊満なバストをタオルで洗っていた。
らんまの豊満きわまりないバストが泡に包まれる。
八宝菜「柔らかくて大きなおっぱいじゃ・・・」
らんま「っじじじい変なとこ洗ってるんじゃねー。」
らんまは八宝菜を突き飛ばす
らんま「ったく、油断もスキもあったもんじゃんねえな、まったく。」
らんま「でも、化け物のやろう。でてこねえな。まさか、ほんとに男子が女子の身体を洗ってないと
でてこないんじゃないのか」
らんま「おい、じじい、洗わしてやっから、そのタオル持ってこっちこい」
と、そのとき。
謎のタコツボ「女体じゃ〜」
謎のタコツボはらんまめがけて、突進してきた
らんま「うお、なんだなんだ・・・」
八宝斎「でたな、妖怪めが・・。らんま、ぬかるでないぞ」
らんま「おう」
らんまの拳がタコツボをかする
らんま「ちっすばっしこいやつだ」
八宝菜「食らえ、八宝大華輪!」
八宝斎が八宝大華輪をタコツボに投げつける。爆弾はタコツボには命中しなかったが
爆発した煙がタコツボの中に入る
タコツボ「げほっげほっ」
らんま「なかに誰かいるのか?」
煙まみれのタコツボのなかから、小さい子供が現われた
楽京斎「ち、しくじったか。おっよく見ればハッピーじゃないか」
八宝斎「おお、ラッキーではないか」
楽京斎「相手がハッピーとわかった以上、手加減はせんぞ」
八宝斎「やる気か?ラッキー、ワシら友達なのに・・・、らんま気をつけろこやつは手ごわいぞ」
らんま「わかってる、わかってる。おっとその前にお湯、お湯」
らんまは浴槽のお湯を風呂オケで頭からかぶった
乱馬「ふう、これで準備OKっと」
楽京斎「しまった。男に戻ってしまった。女の子のほうが可愛いのに」
八宝斎「のう、乱馬、ワシに作戦があるんじゃが、ちょいと耳を貸してはくれんかのう?」
乱馬「なんだなんだ。」
八宝斎に耳をかす乱馬。
乱馬「その新技ってのはすげえなあ、えっ?なに?それは時間がかかるのか?」
八宝斎「そうなんじゃ、そこでな時間稼ぎとしてな・・乱馬に・・」
乱馬「なんで男の俺が!それじゃただのおさわりサービスじゃねえか、気色悪い」
楽京斎「なにを話しとるんじゃ?」
八宝斎「しかたがないじゃろ」
乱馬「これっきりだからな、その新技とやらも見たいしな」
乱馬は作戦のために浴場の扉を開け、脱衣所へと向かった
楽京斎「なんじゃなんじゃ、逃げる気か?」
八宝斎「まあ、ラッキー。待つがよい」
ガラガラッ。浴場と脱衣所を開く扉が開く。
そこには男の姿のままだがバスタオルを身体に巻いた乱馬が現われた


834 名前: 827 2006/04/17(月) 20:23:27 ID:55c5Zedt

乱馬「これでどうだ?じじい」
八宝斎「よし、作戦開始じゃ。」
八宝斎は浴場のすみに行き、新技のために気を溜め始めた。
楽京斎「ワシは男のバスタオル姿など見たくない」
乱馬「おいおい、そんなこというなよ」
楽京斎にバスタオル姿で近づいていく乱馬。
乱馬「ほれ、この水の入ったバケツを俺にかければ・・・」
楽京斎「そういうことか・・・では、遠慮なく・・・」
乱馬からバケツを受け取った楽京斎は勢いよく、乱馬の頭の上から水をかぶせた
らんま「うっ冷てえ・・・ほんとに勢いよくかけやがった」
楽京斎「夢にまで見たバスタオル姿じゃ!!」
らんま「ほらっ。水がかかってるからバスタオルもボディに張り付いてるのよ〜」
楽京斎「ちいとばかしでええんじゃが、その大きな乳を触らしてはくれんかのう?」
らんま「きゃ〜楽京斎ちゃんってエッチー」
楽京斎「ダメか?」
らんま「そうねえ、触るよりも、寝っころがって顔全体でグニグニってされるほうがいいんじゃないのー?」
楽京斎「ぐにぐにって・・」
らんま「そう、ぐにぐにっとね。さっねころがってみて」
楽京斎「こうか?」
楽京斎はらんまにいわれたとおり、浴場のタイルの上にのっころがる
そこにらんまがよつんばいに上からかぶさるよう体勢になる
楽京斎「さっぐにぐにっと」
らんま「じじい、まだか?」
八宝斎「まだじゃ、もう少しの辛抱じゃ、そのまま続けておれ」
楽京斎「なにをやっとるんじゃ、はやくグニグニしてくれ」
らんま「さあ、いくわよ〜」
バスタオルごしにらんまの豊満なバストで楽京斎の顔を押しつぶす
楽京斎「おお、柔らかいし、さわりごこちもよい。もっとぐにぐにしてくれ」
らんま「こうかしら?ぐにぐに・・・じじい早くしてくれ、胸を押し付けるなんて気色悪すぎるぜ」
あまりに勢いよくグニグニっとやりすぎたのでらんまの身体に巻きついているバスタオルが
とれかかる
楽京斎「こんなタオルじゃまじゃあ、もっとじかに」
楽京斎が片手でバスタオルをはがし、浴場のわきに投げつける
らんまが裸になる
楽京斎「裸じゃあ!!」
楽京斎が勢いよくらんまのバストを嘗めまわす
らんま「くっじじい、まだか?!」
八宝斎「そのまま、抵抗するでないぞ、もうすこしの辛抱じゃ」
楽京斎がらんまの身体全体を嘗め回す。らんまは八宝斎にいわれたとおり抵抗ぜずに絶える」
らんま「くっ・・・・もうダメだ」
らんまは勢いよく楽京斎から、離れ、お湯をかぶり男の姿に戻る。
乱馬「ははは、これでどうだ?」
楽京斎「おのれ〜女体が楽しめなくなってしもうた・・・・」
乱馬「じじい・・・新技の準備はできたか?」
八宝斎「できたぞ」
楽京斎「新技・・・・ハッピーの新技を食らっては身もふたもない・・・・よし、この勝負おあづけじゃ」
楽京斎は風呂場からすばやく逃げていった。

乱馬「あっ待ちやがれ・・・・行っちまったな」
八宝斎「そうじゃなあ・・・でも、ここで悪さをすることはとうぶんないじゃろう」


835 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/17(月) 21:35:54 ID:1OW8K5Qb




836 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/17(月) 23:06:55 ID:55c5Zedt

らんまのなりきりチャットだれかしませんか?


837 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/18(火) 01:13:51 ID:A7kyr4Bx

乙w

つうかお前>>789かwwwww
そんなにナリキリチャットがやりたいなら、ナリキリ板とかどうよ


838 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/18(火) 12:12:08 ID:WZxgOpKA

ガキは放置しろよ


839 名前: らんま 2006/04/18(火) 12:18:50 ID:7hVNePml

なりきりしてもいいよ。
場所は?


840 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/19(水) 20:11:19 ID:O8EAV323

>>827
乙wwwwwwww


841 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/20(木) 20:13:04 ID:fK01pXIo

まぁ商売でやってるんじゃないんだから好きなところで一時中断や止めたりしてもいいんだが
もそっとカキーンと終わりが見たいな。


842 名前: らんま1/2 凌辱編 2006/04/21(金) 01:35:29 ID:1cO4rsav

すいません。長い文章になります。おんなのこらんま主人公凌辱モノです。
導入が長いです。いきなりエロ希望の皆様ごめんなさいね。




843 名前: らんま1/2 凌辱編 2006/04/21(金) 01:36:23 ID:1cO4rsav

らんま1/2 凌辱編  その1
 

「てやああっ」
「はあっ」
天道家の土曜の朝の庭に、早乙女親子の喧嘩とも特訓ともわからない日課ともいえる光景があった。
「ふっ、弱くなったんじゃねえか、おやじっ!」
「なにおうっ」
「とどめっ」乱馬の突進が玄馬に激突する寸前、玄馬が身をかがめ勢いあまった乱馬は池に飛び込む。
「なにしやがんでえっ!」女体となったらんまの腕が玄馬を捕らえ、池に引きずり込む。
「ふごおおっ、ふゅふっ!」巨大なパンダの爪が交互に激しくらんまに突き出されるが、すんででかわし大きく跳び下がる。
「へっへーんだ。あたるかよっ」あかんべえと空中で舌を出す。
そんな日常の景色。だが、最悪の悲劇はそんな日常の中から突如として始まったのだった。




844 名前: らんま1/2 凌辱編 2006/04/21(金) 01:37:32 ID:1cO4rsav


「らんまくーん。ちょっとお願いがあるんだけうっっ」「うあああっ、ふげっっ」
空中からもろに激突したらんまの下には天道なびきの姿があった。
「いててて・・・なびきっ大丈夫かっ?」
「あたた・・」
めずらしく、豪奢なブランド服を身にまとったなびきがらんまの下からゆっくりと起き上がった。
目を手元に向け硬直する。
「なびき大丈夫?ケガはない?」ととと、とかすみが近寄る。
「らんまっ、あんた何してんのよ!少しは注意しなさいよ」と、あかね。
「らんま君っ、何をしているんだね!」早雲の額に青筋が走る。
「ご、ごめん・・・・」地面に座り込むなびきに目をむけ「けがしなかったか?なびき?・・」
完全に動きが止まったままのなびきの手元には、びりびりと原型を残さない紙切れの束が。
なびきの視線はその紙切れの束に注がれたままだ。
「・・・な、なびき・・?」不安そうにらんまがなびきの顔を覗き込む。
「・・あっ・・それっ・・・・」
「あらっ・・・」
あかねとかすみの表情が凍りつく
「・・・確か大枚はたいて自分のお金で買ったっていう、プレミアムチケット・・」
「・・・え・・・?自分のお金をだして・・・?」
なびきが、命よりも大事であろうお金を出して買ったというプレミアムチケット。その奇跡の産物とも言えるものは
いまや紙くずとなってなびきの手にこぼれていた。
「なびきちゃん・・・・」そっとなだめるようにかすみの手がなびきの肩に触れる
「あらあら・・・お洋服も台無し・・・」瞬間、手を離す。
氷のような冷たいオーラがなびきを取り巻いている。その冷たさが痺れるようにかすみの手を打った。
全員の視線が、どろどろになった無残ななびきの服にとまる。いかにも高そうなブランドの服には、あちこち擦り切れた
ような切れ目が見つけられた。
のろのろと立ち上がるなびきのスカートに、らんまの手がのびる。
「・・・ごっ、ごめん」あやまろうと伸ばした指の先がスカートの切れ目にひっかかり、びりっ、といやな音がした。
レースの白のパンティが覗きだす。
「らんまっ、あんた何やってんのっっ!」
「あ、あわわわ」
あわてて、地面にひれ伏し土下座をするらんま。
「・・・すいませんっ。ごめんなさいっっ!」
冷たすぎる視線が光を放つ。視線だけで永久凍土をつくれそうなほど、痛い。
「・・・このチケット、明日までに知り合いに渡すことになってたの・・・・」
ぼそぼそとなびきの口から低く、くぐもった声が漏れる。
「・・・・それと、この服、初めて自分で買って・・・初めて着てみたのに・・・楽しみにしてたのに・・・」
「な、なびきがっ・・・自分の金でっっ!!」その場に居る全員の声が悲鳴となって庭中に響き渡る。
土下座の格好のまま、恐る恐るらんまは見上げ
「ごめんなさいっ・・・・全部弁償するから・・・」ひとつの単語になびきの表情が動いた。
「・・・弁償・・?」
「必ず弁償しますっっ!!」
「・・・・慰謝料も・・・?」
「・・・なんでもしますっ・・・全部払いますっ・・・だから許してくださいっっ」
土下座したままのらんまを見下ろすなびきの目が緩む。
「・・・ふっ・・・・まあ、いいわ。今日のところは許してあげる」
「ほっ・・・」らんまと全員の声が安堵の音を立てた。
「・・・でも、いいわね、必ず払ってもらうわよ。それと払い終わるまでは私の言うことを聞くのよ」
「はいっ」ぺこぺこと頭を下げるらんま。「約束しますっ!」
「忘れないでね」そういうとなびきは不敵にも見える笑顔でらんまの頭をなでると、自分の部屋に戻り着替えてから
出かけていった。


845 名前: らんま1/2 凌辱編 2006/04/21(金) 01:38:10 ID:1cO4rsav


そんな翌朝の日曜日。
「ごめんねなびきちゃん、前からの約束で・・・」デートでもする格好でかすみが心配そうに言う。
「おねえちゃん、私も友達と出かける約束があって」
「いやあ、われわれも近所の寄り合いでどうしてもなあっ」と玄馬と早雲。
なびきとらんまを除く全員が玄関で出かける準備をしていた。
「いいのよ。私も半年も前から今日という日を楽しみにしていたけど、なぜか突然暇になっちゃったから」
ぴしっっ。小さく座り込んだ乱馬の顔が凍りつく。
「みんな私たちのことは気にせずに、楽しんできてね」明るすぎるなびきの表情が逆に恐ろしい。
「いい、乱馬」たたきで小さくなる乱馬にあかねが耳打ちする。「今のなびきおねえちゃんには逆らわないでおとなしくしてた方が

いいわよ」
「そうよ、乱馬くん。これ以上なびきの神経を逆撫でしないようにね」不安そうにかすみがささやくようにたしなめる。
「あー、それと乱馬君。二人っきりだからといって変なことをせんように。君にはあかねという許婚がおるのだからな」
ジト目で早雲が釘を刺す。
「大丈夫よみんな」なびきが玄関に置いてある花瓶を手に取り、手元の桶に水を移して乱馬に水をかけた
「こうすれば女同士。心配しないで楽しんできて」
「ぶわっ、何しやがるっ」叫ぶらんま「・・・あああっ、しかもそれは止水桶っっ。どっ、どこからそんなもん」
「ふっ・・昨日借りてきたのよ」
「な、なんてことしやがる・・・男に戻れねえじゃねえかっっ」
「お、おねえちゃんっ」
「だって、みんな出かけてしまうじゃない。二人っきりでしょ・・・・一応男と女だし」
「元にもどせっ!」
「大丈夫よ、戻すほうも借りることになってるから」
「・・・まあ、いいか。ではわれわれはでかけるから、留守番をたのんだぞ。」
「じゃあね、なびきちゃん。夜には戻るから・・」
「らんま、おとなしくね」
「いってらっしゃーい。みんな私のことは気にせずに楽しんできてね」
そうして、全員が出かけた家は2人を除いてだれも居なくなった。


846 名前: らんま1/2 凌辱編 2006/04/21(金) 01:38:49 ID:1cO4rsav

「はい、らんまくん」
「・・・え?」
なびきの手から、一枚の紙がらんまに手渡された。
「・・・請求書・・・・」らんまの顔が青ざめる。恐ろしい金額に気が遠くなる。桁を何度も確認する。
「弁償するって約束でしょ。はい、これ明細。」
 恐る恐る見た明細に目をさらに疑う。
  プレミアムチケット 20枚 単価18万円 式 360万円
  ブランド服 式 20万円
  慰謝料 式 400万円
  諸経費、収入印紙  式 220万円
  消費税 50万円
  合計 1050万円
「な・・・なんでこんな高いんだよっ、しかもこの慰謝料むちゃくちゃじゃないかあっ!」
「あら、そうかしら」
「しかも、諸経費って何なんだよ?」
「止水桶とか借りるのに、お金がかかってるのよ」
「とか?・・・・さらに消費税って」
「あら、私に脱税しろっていうの?」
「うー・・・・・・・」頭をかかえるらんま
「いつも家を壊してるのだれ?どうやって直してると思ってるの?誰が家計を支えてると思ってるの?」
しれっとなびきが言う。むろんなびきが払っているわけはない。絶対にありえない。天地が反ってもありえない。
だが、今のらんまにはそれを否定する余裕はなかった。
「で、いくらもってるのかしら。らんまくん」
らんまの財布を取り上げるなびき。
「・・・ひい、ふう、みい・・・・なによこれ」
らんまの財布に入っていたのは5940円。16歳ではごく普通の所持金だ。
「あと、1千49万4千60円足りないわね」
「・・・ぐっ」
「どうやって約束を果たすのかしらね」
「・・・・・」何も言えないらんまは黙り込むしかない。
「言っとくけど、びた一文まけないわよ」
確かに、なびきの性格からしてまけることはありえない。へたり込んだらんまは泣きそうな目でうつむいた。
「しょうがないわね、とりあえず貸しといてあげるわ。・・・はいこれに指を押して」
なびきはらんまの左手の人差し指を手に取ると、すばやく朱肉を塗って別の紙に押し付けた。
「・・・・借用書・・・・」
らんまの眼に入ったのは、1050万円の借用書。しかも、年利30%とある。
なびきはらんまが確認するのを見ると、小さく織り込んでポケットにしまいこんだ。
「私ったらなんで良心的でしょ。普通ならトイチだわ」
「・・どっ、どこがっ・・・」わなわなと震えるらんま。恐るべし、なびき。
「で、返す方法はあるのかしら。らんまくん?」
「・・・うっ・・・」
「昨日なんでもするっていったわよね」
「・・・・はい・・・」
「しょうがないわね。こっちいらっしゃいな」
なびきの口元だけが、かすかに、笑った。



847 名前: らんま1/2 凌辱編 2006/04/21(金) 01:40:19 ID:1cO4rsav


なびきの部屋は、きちんとかたずいていた。ある意味、合理的でさえある。
写真の束を取り出すと、なびきはらんまの前に置いた。その写真には、らんまの上半身裸や寝姿が写っていた。
「はい、これを5枚一組にしてこの封筒に入れて」
言うと封筒の束をらんまに渡す。
「封筒には、このリストからあて先をちゃんと書いてね」
「・・なっ、なんだよこれはっ」
「あら、けっこう地方からも注文が入るのよ」
「全国展開しとるんかいっ!」
「ふっ。・・・・でもね、5枚一組5千円じゃあね」
そそくさとカメラを取り出すなびき。
「脱ぎなさい、らんまくん。もうちょっと高く売れるものつくらなきゃ」
「なっ!」
「売り上げの1割あげるわ。私ってやさしいでしょ」
「だれがっ!」
「あら、いいのかしら」そういうと、なびきは借用書をひらひらと見せ付けた。「返すあて、ないんでしょ」
「くっ、こうなればっ」すばやくらんまはなびきの手から借用書を取ると、丸めて飲み込んだ。
「これで、借用書はなくなったな。はっはっは!」
「それはコピーよ。まだまだいくらでもあるわよ」借用書の束がどん、と投げ出された。
「おのれっ、本物はどこだっ!」
「そんな、わかりやすい場所にあるわけないでしょ。男らしくないわね。昨日の約束を忘れたのかしら」
「・・う」うなだれるらんま、今は従うしかない。
「・・・・6割・・・・」あきらめたように薄くつぶやく。
「2割ね」
「5割っ!」
「3割よ」
「4割っ!」ほとばしる火花。らんまの眼も必死だ。
「・・・しょうがないわね、それで手をうつわ。契約成立ね。・・・・はいこれに指押してね」
証文にらんまの指を押し付ける。へたり、とM字に座り込むらんま。もう契約書の内容に眼を落とす元気もなかった。
「・・・さっ。脱いでこれを着てちょうだい。大丈夫、やさしくしてあげるから」
そういうとなびきは女物の下着とミニスカートの制服をらんまの前に置いた。
一瞬の躊躇のあと、おずおずと、らんまは服を着替え始めた


848 名前: らんま1/2 凌辱編 2006/04/21(金) 01:42:10 ID:1cO4rsav


すんません。
疲れたので、続きはまた明日投下します。



849 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/21(金) 01:43:42 ID:SV2iMuPG

うおおおおおおおおおおおおおお!!!!!
女らんま陵辱ネタキターーーーー!!!!!!!!

>>848

投下を楽しみにしてる


850 名前: らんま1/2 凌辱編 2006/04/21(金) 05:18:54 ID:1cO4rsav

制服に着替えたらんまは、座り込むとキッとにらみつけるようにカメラを見つめた。
ミニスカートの制服は通っている高校のものではない。薄く赤いラインのチェックが
入ったスカートはパンティがぎりぎり見えない程度しか長さがない。ひざまでの長いゆったりめの
白いソックスで足は半分が隠れたが、白く太いももを強調する役割を果たしていた。
すこし大きめの真っ白なシャツは手が隠れるくらいの長さがあり、薄い栗色のベストびは大きめの胸
がくっきりと浮き上がる。首元には赤いリボンが巻きつけられていた。
このあと、全国に写真がさらされることを考えると逃げ出したくなるが、制服が違うということだけで少し
は気がまぎれた気がした。
ファインダー越しにらんまを見ていたなびきは手を落とすと、厳しく言い放った。
「あんたそんな表情じゃだれも買わないわ、それにその髪。もう少しかわいくできないかしら」
「俺は男だっ!・・・あっ・・・」
なびきはらんまの髪を結んでいた竜のひげをほどくと、髪を下ろし丁寧にサイドの髪を編み上げて後ろに
回し白いリボンで止めた。
「うーん、もう少しかしら」
頬にベースゲルと淡いファンデーションを塗り、まつげにブラウンのマスカラをすばやくつける。
少し細めの眉毛はダークブラウンのアイブロウで形が整えられた。
ストロベリーピンクのグロスを取り出してらんまのリップに塗りつける。
うるうるとしたゼリーのような唇がぷるんと震える。
全体としてさっぱりとした淡いメイクだが、16歳らしいいやらしさのないナチュラルさがある。
「うん、できた。あとは・・・・」
らんまの手をとり、爪に桜色のネイルカラーをつけ小さなさくらの花びらのネイルアートを施す。
「よし、これならかわいいかしらね。・・・・ほら、みてごらんなさい」
全体を写せるほどの大きな姿見が、ちょこんと座り込んだらんまを写しだした。



851 名前: らんま1/2 凌辱編 2006/04/21(金) 05:19:31 ID:1cO4rsav

「・・・・あ・・・」
かわいい、と自分でも素直に思った。今までも女装はなんどもしたことはあったものの、メイクまできちんと
してみたことはなかった。男としての意識が、さすがにそこまですることは一線を越える気がしてやらせなかったのもある。
「どう、かわいいでしょ。これなら普通に美少女としても通用するわ」
「でも、俺は男だっ!」
「いいから笑いなさい。撮影してるのよ」ひらひらと証文を振り回す。
「・・・・わかったよ・・」
そういうとらんまは座って左手をベッドに載せ、顔を傾けて笑ってみた。
「表情が硬いっ・・・・もう少し自然にできないの?」
「そんなこといわれても・・・」
「ほら、鏡みて・・・もっとかわいい笑顔を作るのよっ」
言われるままらんまは鏡をみると、笑顔を作ってみる。
そんな自分を見ながら自分で自分じゃない気がして、少し怖くなるとともに、何か気持ちが変化することに
少し気がついた。
もともとナルシスト気味の性格もあったためだろうか。以前とは違うかわいさを自分の中に見つけるとともに
女の子としての気持ちが、かわいくなりたいという気持ちが精神面の変化をもたらしていたのか。
3分ほど、鏡を見つめると眼を閉じ・・・瞳を開けた。
そこには以前はなかった柔らかな笑顔が自然とできていた。
「そうよ、やればできるじゃない」ひとしきりシャッターを切ると
「こんどはそのまま体育座りしなさい」と指示をした。
いわれるままに姿勢を変え、シャッターが3枚ほど切られたところで鏡をみて、白いふくらみが小さく覗いて
いたことに気がつき、あわてて手で隠した。下着は、いつもの男物のトランクスではなく、レースの入った
かわいい女性のものである。
「こらっ隠すな!」
「だって、こんな写真とるなんて聞いてない・・・」
「契約書をよくみなさい。ほらっ」
先ほどの証文を取り出し、らんまに見せ付ける。そこには「どんなことでも従います」とだけ書いてあった。
「なっ・・・なんちゅうことを・・・」
「契約は契約よ。それに昨日自分でなんでもしますっていったこと忘れたのかしら」
「・・う・・・」言葉につまるらんま、確かに言った。でもこんなことをすることは考えてもいなかった。
「ほら、早くっ」うながされるまま姿勢を元に戻す。股間の小さなふくらみが、白くあらわになった。
「かわいいわよ、らんまちゃん」
繰り返しかわいい、かわいいといわれ、シャッターが切られるたびにらんまは気分が変に高揚していることに気がついた。
恥ずかしい写真を撮られているという意識は、いつの間にか薄れていった。
言われるままに、横になり、四つんばいになり、自分でスカートを持ち上げる姿勢までシャッターに収められた
が、らんまは自分でも何をしているのかを考えるのをやめていた。


852 名前: らんま1/2 凌辱編 2006/04/21(金) 05:20:03 ID:1cO4rsav

「さて、じゃあ次は・・・と」
ひとしきり様々なポーズを撮ると、なびきはらんまの両手を取り、後ろ手にピンク色の紐で縛りつけた。
「・・な、何を・・」
両ひざの部分をさらに紐で巻きつけ、両手に縛って固定すると、足を開いたままの姿勢で動きが取れなくなった。
何か身の危険を感じたらんまは、かろうじて自由になっていた足首を交差させ股間の白いふくらみを隠そうとした。
「ほら、力抜いてっ」
「何をするつもりだっ」
「何って、撮影はまだ終わってないのよ」なびきの手がやさしくらんまの内ももをなでる
「次はもう少し色っぽい表情をしてちょうだい」
「そんな恥ずかしいまねできるかっ。俺は男だぞっ」
「あら、さっきまでは女の子そのものの表情をしてたわよ」
「そっ、そんなことしてないっ」
顔を真っ赤にしながら、らんまが叫ぶ。さっきまで自分でしたことが信じられない、といった具合だ。
「だめよ、約束は約束なんだから・・・・ほら、みててごらんなさい」
後ろに回ったなびきの右手が、ももの内側の敏感な部分をやさしくなでまわす。
「あっ、何をする・・・」
左手が、ベストの上かららんまの大きめのバストをゆっくりともみあげる。
「や、やめろおお・・・うんっ」
小さなあえぎ声が、らんまの口から漏れる。なびきの両手は、執拗にらんまの内ももとバストを愛撫する。
なでるように、くすぐるように、なびきの手が生き物ののようにらんまの体を這ってゆく。繰り返し這う
指先に、らんまは思わず吐息をもらした。
10分ほども触ったころ、なびきはらんまの髪を持ち上げ、やさしくなでると耳元でささやいた。
「色っぽいわよ、らんまちゃん、これはご褒美」首筋にキスをする。ビクッとらんまの体が震える。
なびきの舌が、首から頬までヒルのようにたどり、ぷるぷるとした唇を舐めた。
思わず瞳を閉じる。
「ほら、鏡をみてごらんなさい。らんまちゃん」
なびきが促すまま、らんまは自分の姿を薄く瞳を開けて確認してみた。
「ほら、なんていやらしい娘。パンツがぐちゃぐちゃに濡れてるじゃないの。ほら」
鏡越しに見えた自分のパンティが、てらてらと光るように濡れているのがわかる。
おしりの方まで濡れている。
「すごい濡れ方ね」なびきは白いパンティの上から、やさしくらんまのクリトリスの上で右手の人差し指を
円を描くように動かした。
「あっ・・・ああっう」必死に声を飲み込もうとするが、今まで感じたことのない快感が電気のように脳内に
はじけていた。抵抗することが、できなくなってきている。絶頂感が、波のように近づくのが感じられた。
「いやらしい娘ね・・・かわいいわよ。らんまちゃん」
なびきは、らんまが絶頂を迎えようとしているその寸前で手を止めると、らんまの前に移動した。
「あ・・・え・・・?」やめないで、かろうじてでかかった声を飲み込んで、潤んだ瞳がなびきを追う。
なびきは満足げにうなづくとシャッターを切り始めた。
「いやらしい・・・ほんとにいやらしい娘ね」
潤んだ瞳から涙がこぼれる。しかしらんまはなぜ自分が泣いているのかがわからなかった。
シャッターを切る無機質なサウンドだけが、だれも居ない家のなびきの部屋にこだました。


853 名前: らんま1/2 凌辱編 2006/04/21(金) 05:23:40 ID:1cO4rsav

エロなしってのも自分的に酷なので、ちょっとだけ投下しておきます。
つづきはまた今夜かな?投下できるようがんばります。


854 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/21(金) 07:19:35 ID:CUAkpkTC

>>853
ものすごくイイです・・・・
参考になる画像とかないですか?


855 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/21(金) 10:46:44 ID:CyWGpZSr

すげぇ、今後に激しく期待!
話題の止水桶や、個人的ツボな鬼畜なびきも出てきて、
これが期待できずにいられようか!


856 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/21(金) 12:52:58 ID:Qc0R1/kx

陵辱編、そのタイトル通りにどこまで行くのかワクテカですよ!?


857 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/21(金) 17:24:49 ID:5XLxJ6Jf

おお!!GJ!!
やっぱらんまはエロいなぁ。職人さんナイス。


858 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/21(金) 21:17:49 ID:SV2iMuPG

GJ!
続きが早く見たい…楽しみだ


859 名前: らんま1/2 凌辱編 2006/04/22(土) 01:06:53 ID:KGpRG5QX

涙ぐむらんまのらんまの頬をそっと右手でなでると、なびきは耳元でそっと囁いた。
「つらいのかしら・・・さっき途中でやめちゃったから」
らんまの潤んだ大きな瞳がなびきを見あげる。その小さなうるうるとした唇からは返答のかわりに熱い吐息が漏れるだけだ。
「写真撮ってる間中、腰がせつなそうに動いていたわよ・・・」
「ち・・・ちがぅ・・・・」消え入りそうな声でつぶやくと、らんまは視線をそらして自分の足元を見つめた。塗れて光るパンティがいやがおうにも視界に入った。涙が、再びらんまのおおきな瞳にあふれた。
「・・・もう・・・・許して・・くれ・・・・」
値踏みするように見下ろすと、なびきはらんまの背後に廻り、後ろからそっと抱きしめ囁いた。
「だ・・・め」
細い右手が、らんまのパンティの中に差し入れられる。ひっ、と悲鳴にならない声があがる。
「かわいいわ・・らんまくん・・・・・・・でもね・・・・」
右手の中指と親指の爪が、らんまの小さなクリトリスをつねり上げる。
「・・・・痛いっ・・・・・」
「約束を果たすまで、あなたあたしの言うことをきかなくてはならないのよ」
クリトリスにたてられた爪に、さらに力が加わる。
「・・あぐぅ・っ・・・」鈍い痛みと快感が、らんまの神経をたどって全身を刺激し、体が震えた。
「あなたの言葉遣い・・・」中指が左右にゆっくりと動く「気に入らないわ・・・」
愛液で濡れた指先が、らんまの小さな突起のまわりをゆっくりと、ゆっくりとなぞる。刺激が、全神経に電撃のように走り、らんまの体が小さく痙攣しかかった。
「・・・もっと丁寧な口の利き方のほうがかわいいわよ・・」指の動きがとまり、右手がそっと白いふくらみから離れる。
「・・・あ・・・・・・」落胆の色が、おおきな黒い瞳にうかぶ。
壊れ物をさわるように両手でらんまの頬をそっと持ち上げ、左耳の中に舌を入れ、キスをする。
「・・・もっとかわいくしてあげる・・・・そうね」
ふっと息を耳に吹きかけ、なびきの声がやさしくらんまの耳にささやく。
「・・・あたしといるときは・・・あなたの名前は・・・蘭・・・」
恐怖にも似たあきらめの瞳が、なびきの目と合った。
「はかない花のようにかわいい女の子の名前よ・・・・・わかったかしら・・・」
なびきの指先が、らんまの震える唇をつつ、となぞった。
「・・・は・・い・・・・・」
風に揺らされた花びらのように、らんまの唇から承諾の言霊が、流れた。



860 名前: らんま1/2 凌辱編 2006/04/22(土) 01:08:21 ID:KGpRG5QX

と、とりあえずここまで。
つづきはもう少しお待ちください。すんません。




861 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/22(土) 01:43:44 ID:XWdH1dH/

GJ!
女王なびきエロス!


862 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/22(土) 09:33:09 ID:2R6cVrHD

GJ
じわじわとらんまをいたぶる女王なびきエロ萌えす
女の名前を付けられるらんまもいいなあ


863 名前: らんま1/2 凌辱編 2006/04/22(土) 14:26:18 ID:KGpRG5QX

鈍くなった思考が、女の子の体がもたらす声にすこしづつ心が侵食されていることを警告していた。
もう、後に戻れないのかな。鈍く麻痺した心の中でらんまは思った。超えてはならない男と女の精神の一線

を渡りかけていることを、火照る娘の体が伝えてくる。
男に戻ったとき、精神の振り子はどちらに傾くのか。考えただけでも痛くもあり、不安が心の中でじわじわ

と湧き上がった。しかし、その一方で妙な快感が湧き上がるのを不思議と静かに感じてもいた。
鏡の中に映る自分を恐る恐るみてみる。
きちんとメイクされ、丁寧に整えられた髪。紅潮している肌と潤んだ瞳に浮かぶ涙。そして濡れてぬらぬら

と光る小さな白いふくらみはぴったりとデリケートな肌に吸い付きふっくらとしたワレメの形を浮き上がら

せていた。不安そうなその涙が、かわいくも見え、はかなくも見える。
瞳に映るその姿は、乱馬でもなく、ましてらんまでもなく、まるで第三の新しい自分が居るように見えた。

慌てて眼をそらすと、必死にその気持ちを拒否するように首を左右にふった。心のなかで、何かが戦ってい

たが、それが何なのかははっきりとはわからなかった。


864 名前: らんま1/2 凌辱編 2006/04/22(土) 14:26:49 ID:KGpRG5QX

なびきは、背もたれのゆったりとした一人がけの白いソファを部屋の中央に据えると、動けないらんまを、

ブランドショップの店員が大事な商品である一品ものの宝石扱うようにそっと丁寧に抱き上げ、ソファの上

に座らせた。
柔らかいが、ひんやりとした革の感触がらんまを小さく震わせる。不安の色で見上げるらんまの頬にそっと

キスをすると「大丈夫よ」とささやいた。
続いてなびきは、レンズ口径のおおきなビデオカメラを三脚に据えてらんまの正面と左斜め横に設置してい

た。ご丁寧に発砲スチロール製のレフ版とハロゲンライトまで用意されている。
白い発砲スチロールに反射された柔らかな光が、紅潮したらんまの肌をやさしく照らしだす。10インチサ

イズの小さめのモニターが3台らんまに見えるように右斜め側におかれ、2大の固定されたカメラと丈の低

い細めの三脚がついた小さなハンディカメラがモニターにコネクトされる。
大きな鏡がモニターと並べられると、らんまの小さな姿は鏡とモニタに映し出された。


865 名前: らんま1/2 凌辱編 2006/04/22(土) 14:27:21 ID:KGpRG5QX

「な、何をする気・・・?」らんまの潤んだ瞳に動揺が走る。
「あなたのために昨日揃えたのよ。素敵でしょ・・・蘭ちゃん」
花柄のついたメタルボタンがフロントに一列並ぶ胸元が大きく開いた黒いロングのワンピースに着替えると

、なびきはダークブラウンのセミロングウェーブウィッグと薄いブルーのサングラスをかけた。ちらりと覗

いたシルク製の下着は黒とは対照的な濃い色をしたピンク色をしていた。
レーストップのストッパーがついた黒いレッグタイプストッキングを交互に穿きながらなびきは言った。
「出演者はあたしとあなた、蘭ちゃんよ。安心して、もちろん主役はあなたよ・・・ふふ。もちろんあたし

は監督でもあるけど・・・」
ひどく大人っぽい口調と姿で語りかけると、なびきは右手でそっとらんまの左胸の先端をなでた。
「そんなの・・オレ・・怖いよ・・・なびき・・・」かすれた声で、らんまがいうと、なびきは栗色のベス

トの上から思い切り硬くなっていた乳首をつねった。
「痛っ」
「あたしのことはお姉さまと呼びなさい。いいわね、蘭ちゃん」つねる右手に力が加わる。
「・・・はい・・・おねえ・さま・・・・・・。痛い・・・・・やめて」
「ください。でしょ・・・それとオレじゃなくて、わたし・・でしょ?」左乳首に痛みが走る。らんまの瞳

に大粒のなみだがあふれるとともに、戸惑いと拒否の色が浮かぶ。その色を確認すると、少しの間をおいて

なびきは続けた。
「蘭でも・・いいわよ」値踏みするようにらんまの瞳を見つめる。躊躇を見逃さずに確認すると、今度は左

手をらんまのパンティの横から入れて、乳首と同時に小さな突起をつまみあげた。
「さあ、もう一度、ちゃんといってごらんなさい。どうしてほしいの?蘭ちゃん?」


866 名前: らんま1/2 凌辱編 2006/04/22(土) 14:27:56 ID:KGpRG5QX

逡巡がらんまの中で走る。なびきの指先と顔、そしてなびき姿越しに映る自分の姿を交互にみる。
乱馬とらんまのこころが、激しく警告していた。行ってはいけない、帰ってこれなくなる、未知の領域。
しかし、娘の皮膚と神経が伝える感覚とが、鏡とモニターに映し出される少女の姿が、今の自分は誰なのか

を残酷に示しつける。痛みが、自分の中に眠っていた新しい何かを呼び覚ましつつあった。
「さあ・・」なびきは右手を離すと、やさしく首筋をなめて、らんまのストロベリーピンクに光る唇にキス

をした。柔らかななびきの唇の感触が、とどめをさすように、残酷に、らんまの体を震わせた。
「・・・蘭の・・・大事なところをつねるのを・・痛いのを・・・やめてください・・・おねえ・・さま」
かすれた声がついに発せされた。乱馬でもなく、らんまでもない。蘭という新しい自分がそこにいる。
少女が娘に移るときに迎える、遅い第二次性徴期に意識する体の変化と気持ちの変化。それにちかいものが

今のらんまの中に無理やりに与えられたのか。
胡蝶蘭の花びらは、つぼみの内はひどく無邪気な白さとかわいさを持つが、ひとたび咲いた花弁は、白く美

しい蝶のような形をしており、その白い花弁と中央に隠れた黄色のおしべとその奥底のめしべの形は美しい

大人の女性の気品に近い。香りは控えめだがねっとりとあまく、咲いた花がもう私は大人よ、と主張するよ

うである。
そんな蘭のように、らんまは今、蘭になりつつあった。



867 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/22(土) 14:37:49 ID:B0tfteXK

長いな・・
もっと簡潔にまとまらんの?


868 名前: らんま1/2 凌辱編 2006/04/22(土) 14:38:30 ID:KGpRG5QX

どうも改行がおかしくなるなあ。なんでだろう。

みなさまレスどうもありがとうございます。話はまだまだ続きます。
らんまの準備が大体できてきたようなので、いろいろできそうです。
校正がちゃんとされていないので、誤字脱字多くてすいません。
そのうち加筆修正したものをどっかサイトにまとめてUPしてみます。

ちょっとあつかましいお願いなんですが、挿絵をどなたか描いてくれると
とってもうれしいです。あるいは、イメージに合う既存の絵とかでも・・・





869 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/22(土) 14:59:59 ID:CAlDAOlV

次の作品投下の前に次スレ立てかな


870 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/22(土) 15:03:30 ID:B0tfteXK

>>868
俺挿絵かくよ
まずどんなの書こうか?


871 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/22(土) 15:07:02 ID:2R6cVrHD

>>868
いや、これぐらいでも普通に読める長さだよ。俺は。
つうかGJGJ
女らんまネタが見れて嬉しすぎる


872 名前: らんま1/2 凌辱編 2006/04/22(土) 15:33:24 ID:KGpRG5QX

>>870さんありがとう!

>>851 あたりのおんなのこらんまと、 >>859あたりのなみだぐんでいる縛られらんまあたりが
希望です。

このあとエロエロ入ります。書いてる途中なんで、しばらくおまちくださいませ。


873 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/22(土) 15:43:39 ID:B0tfteXK

>>872
これから作業にとりかかる
ちょっとまちなー


874 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/22(土) 16:41:17 ID:B0tfteXK

>なびきはらんまの髪を結んでいた竜のひげをほどくと、髪を下ろし丁寧にサイドの髪を編み上げて後ろに
>回し白いリボンで止めた。

>頬にベースゲルと淡いファンデーションを塗り

>少し細めの眉毛はダークブラウンのアイブロウで形が整えられた。

今かいてるんだけど分からない所が三つ
この三箇所の部分を素人にも分かるように教えて


875 名前: らんま1/2 凌辱編 2006/04/22(土) 17:16:23 ID:KGpRG5QX

髪型は、この写真を参考にして
#http://lib1.store.yahoo.co.jp/lib/kimonoyasan/mdl00958y.jpg
#http://l-heaven.7days.jp/gallery/or/09.jpg


ベースゲルは下地に塗るもので、絵的にはあんまりわかんないかも。
#http://www.suppleshop.com/img2/puchure_fundation/pp.jpg
仕上げのファンデーションはベージュピンク系ですね
#http://www.shiseido.co.jp/elixir/base/bm1.htm


アイブロウっていうのは眉毛かくやつです。
#http://shinseihin-joho.jp/images/photo/03/I031941_eye.jpg
#http://img.epochtimes.com/i6/5100802161469.jpg
こんなイメージかなあ
#http://gb.chinabroadcast.cn/mmsource/images/2005/12/26/el051226052.jpg


よろしくおねがいします


876 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/22(土) 17:32:10 ID:B0tfteXK

>>875
まず勝手なイメージだけでかいたら原作の絵からかけ離れていて
ぜんぜん違っててもう(ry
http://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi32618.jpg.html

さてまたかき直してみようか


877 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/04/22(土) 17:49:22 ID:B0tfteXK

>>875
髪型はこんな感じなのだろうか?オサゲの行方は?これだとまるで餃子さんならんまだ
http://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi32621.jpg.html


878 名前: らんま1/2 凌辱編 2006/04/22(土) 18:16:04 ID:KGpRG5QX

>>877
おお、GJ!GJ!
頭の中ではおさげはなくしてたんですが、やっぱないとらんまらしくないですかね。

ちょっと出かけてきますんで、続きはまた夜に帰ってきてからにします。
とりあえず途中もいいとこですが、エロエロ投下しておきます。


879 名前: らんま1/2 凌辱編 2006/04/22(土) 18:16:35 ID:KGpRG5QX

らんまの言葉に満足したなびきは、ビデオカメラのスイッチを手元のリモコンで入れて、

撮影を開始した。
1枚の写真を、らんまに見せる。
「蘭ちゃん、この間オナニーしてたでしょう?」
見せられた写真には、横になったチャイナ服のらんまが写っていた。一見寝ているように

もみえるが両手はしっかりと、胸元とパンツの中に入っていた。らんまは顔を真っ赤にな

ってうつむいた。いったいいつの間に撮られたのか。
「女の子の体のこと。どのくらい知ってるのかしらね?」
そういうと、なびきはなびきはカッターを取り出し、濡れたらんまのパンティを切り取っ

て外し、床に投げる。
恥骨のあたりにうっすらとしか生えていない生えかけの陰毛と、ぴったりと閉じられてふ

くらんでいる幼い少女のようならんまのわれめが濡れてぬらぬらと光っている。
なびきはらんまの後ろに廻ると、髪の毛を持ち上げ、首筋にそっとキスをした。
隠すものがなくなったらんまのぷっくらとしたおまんこが、鏡とモニターに写る。モニタ

ーのひとつには、アップになってよりはっきりと映るらんまの女の子の部分が見えた。
「なんて恥ずかしい格好してるのかしら。・・・かわいいわよ。蘭ちゃん」
縛られて動けないらんまは、白いソファの上で足を広げたまま、自分のそれを凝視した。
われめだけでなく、アヌスまでがはっきりと見える。
「きれいなおまんこしてるのね。拡げてみたことある?」
そういうと、なびきは後ろから両手を伸ばして、ぷっくらとして濡れているらんまのラビアを大きく拡げた。


880 名前: らんま1/2 凌辱編 2006/04/22(土) 18:17:06 ID:KGpRG5QX

「あっ・・・・」
サーモンピンクの粘膜が、モニターと鏡に映し出される。あそこを拡げられた自分の姿が

恥ずかしくて、らんまは顔を赤くして目をそむけた。
年頃の男の子が突然に女の子になったのだ。当然風呂場とかで確認してみたことはあった

。しかし、ここまではっきりと拡げて、しかも濡れて赤く膨張しているじぶんのそこをま

じまじとみることはなかった。たまにオナニーをするときだって、だれもいないのを確認

して暗い部屋のなかで、こっそりとしていたのだ。
「初めてみたのかしら。・・・ふふ・・・あたしが女の子のことを教えてあげるわ」
そういうとなびきは、らんまのわれめの上側を開いて、クリトリスをむき出しにした。
「ここがクリトリス。女の子の一番敏感なところよ」
左手で拡げたまま、右手の中指でクリトリスを刺激する。
「さわったことあるわよね。オナニーしてたんだから。・・・・イッたことある?」
顔をそむけつつも、瞳で指の動きを追いかけていたらんまが、吐息をあげる。
「直接さわるといたいから・・・・パンツの上からさわってた・・・・イッたかどうかは

・・よく・・わかんない・・・・んっ」
中指が上下左右に小刻みに動くと、らんまの腰があわせてぴくぴくと震える。
「きちんと濡らせば、直接さわったほうが気持ちいいのよ・・・・ほらこうやって・・・」
中指の先を浅く膣にいれ指先をたっぷりと濡らす。愛液はとどまることなくあふれ出ている。
ねっとりと濡れた指先で、再びクリトリスをなで始める。


881 名前: らんま1/2 凌辱編 2006/04/22(土) 18:17:42 ID:KGpRG5QX

「・・・んっ・・・・くぅ・・・」
声を押し殺そうとして閉じた唇から声が、漏れる。
「指を入れてみたことはある?」
やさしく愛撫を続けながら、なびきが訊く。
「・・・・一回入れてみたけど・・・・ものすごく痛かったから・・・・・・」
らんまの答えをきくと、なびきはクリトリスを愛撫するのをやめて、両手でわれめの下側にぐっと指を入れて、両側に大きく拡げた。
充血した膣口が、大きく、はっきりと出現した。ねっとりとした光沢を帯びている舌の口は少女のものではなく、大人の女のそれに近かったがらんまにわかりようはずもない。
「ほら・・・みたことないでしょう・・・・よく見て」
鏡とモニター越しに映る初めてみる自分のそれに、らんまは釘付けになった。
「・・・ぐにゅぐにゅしてて・・・なんか気持ち悪いよ・・・」
なびきはふっと笑うと、さらに大きく拡げた。膣口が痛々しく拡げられ、内側にピンク色のゆがんだ星型のようなひだが現れた。
「きれいな色してるのね、かわいいわよ・・・ちゃんとあったわね・・ほら、ここが処女膜よ」
恥ずかしさのあまり、真っ赤になったらんまの大きな瞳に、涙があふれる。
「・・・いやっ・・・・みないで・・ください・・・」
なびきは、左手で大きく膣口を拡げたまま、右の中指を口の中に入れてなめると、ゆっくりとらんまの中に指を入れた。
「・・・あっ・・・いっ・・」
不思議と殆ど痛くはなかった。初めて女の子になった1ヵ月位あと、初めてさわってみたときの、傷口を軽く裂くような痛みはなく、代わりに奥の方にくすぐったいような、じんとくる快感が感じられた。
「どう、痛い?」
「・・・・い・・・痛くないです・・」
中指が少し深く進入し、膣の上側をこすりあげる。電気のような快感が全身に響き渡った。




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