著者 : 名無しさん ID:mBivbMov 氏

その6 - >>308
開始:07/02/11
最終:07/02/11
その6 - >>309

【 妄想 】



「沐絲!赶快起床!」   (ムース!さっさと起きるよろし!)



反応がない。

「沐絲!如果在做回答!」   (ムース!いるなら返事するね!)
シャンプーはムースの粗末な部屋の戸を荒々しく開ける。

いない。
妙なことに、部屋にはただでさえ少ないムースの持ち物もない。

「?是什?」   (ん、これなにあるか)
1枚の紙切れが目にとまる。

【我返回故?。承蒙?照】   (おらは故郷に帰る。世話になっただな)

?何?
なにも言わず、こんな置き手紙を残して…

「没?藏?出来!沐絲!在?里!」   (隠れてないで出てくるね!ムース!どこいる!)

叫んでみてもやはり返事はない。

不意に涙がこぼれ落ち…






「…はっ」
夢、か。
時計に目をやる。3時47分。
つい居眠りしてしまったようだ。
頬が濡れている。

「?何必?哭!」   (なぜ泣かないといけないね!)


そのとき。

「起床了?、珊璞。那?、我走了」   (起きたか、シャンプー。それじゃ、行ってくるだ)
まさに今、ムースは出かけようとしているところである。

「等候!随意地出去之?不容?!」   (待つよろし!勝手に出ていく、許さない!)
「?着什?。我去送菜!」   (なに言ってるだ。おらは出前に行くだ!)


え、出前?

かあっと赤くなる。
ああ、一体なにを言っているのだ。


「赶…赶快去!」   (さ…さっさと行くよろし!)
わなわなと震えながらムースを罵る。
何も知らず、半端な時間の出前を急ぐムースであった。







Gポイントポイ活 Amazon Yahoo 楽天

無料ホームページ 楽天モバイル[UNLIMITが今なら1円] 海外格安航空券 海外旅行保険が無料!