著者 : 短編タンペー 氏

その2 ー >>881
開始:05/07/07
最終:05/07/07
その2 − >>883

【 無 題


「あーやりてー!」
学校帰りに欲求不満で一人大声でわめく乱馬。
あかねとケンカしてからしばらくご無沙汰だった。
近頃はセフレになった小太刀にほとんど毎日抜いてもらっていたのだが今日はその小太刀も居所がわからなかった。
(小太刀一人じゃ毎日もたねーしな…かといってあかねの機嫌が直るのはいつになるかわからねーし…だれかもう一人ぐらいいつでもやれる相手いねーかな)
あれこれ物思いにふけりながら右京の店の前までやって来た。
(とりあえず腹減ったな…お好み焼きでも食ってそれから考えるか…)
「おーい、うっちゃん」
気を取り直して店に入った乱馬を右京が明るく出迎えた。
「なんや、らんちゃんやないの! 今日は一人?」
いつも一緒のあかねがいないので、あたりを見回しながら嬉しそうに乱馬を椅子に座らせる。
(そうだ…うっちゃんだ!)
うっかりしていた、ここにこれほどの良い女が居る事をすっかり忘れていた乱馬。
「なあ、うっちゃん!頼みがあるんだ!」
がしっと右京の手をカウンターごしに両手でつかみ、その顔をじっとみつめる乱馬。
「な…何やの…いったい…?」
やや頬を赤らめて右京が聞き返す。
乱馬が思いを打ち明けた。
「…そんな…らんちゃんにはあかねちゃんが…それに妊娠とか困るし…」
突然の乱馬の申し出に動揺した右京はしどろもどろで答える。
「だいじょうぶだよ、うっちゃん!」
そう言うなり乱馬が右京に飛びかかった。
「ちょっ!まって…らんちゃん…!」


数時間後、だれもいない店で乱馬と右京が熱く絡み合っていた。
テーブルに手を突いてお尻を突き出した格好の右京を乱馬が後ろから腰を抱え込んで自分の腰を激しく打付けていた。
スパン!スパン!
二人の肌がぶつかり合う音が規則的に繰り返され、それと同時に右京のあえぎ声が発せられている。
「ああっ! ふうっんっ… ひぃ!」
乱馬の怒張は右京の後の穴、肛門を深々と貫いて抜き差しを繰り返している。
すでにそこには何度も乱馬の欲望が注ぎ込まれた後らしく、ピストンの度に肛門と肉棒の結合部分から泡が溢れだしていた。
「うああ!いくよ!うっちゃん!」
乱馬がそう叫んでいっそう腰を激しく突き動かし始めた。
「うあぁっ! らんちゃん許してえ!お願いやから…もう…ひぐぅうっ!」
涙を流しながら訴える右京を無視して乱馬が絶頂をむかえた。
(すっげーケツ穴だぜ!さいこー!)
「いくーぅっ!」
激しく腰を打ちつけ続けていた乱馬が突然叫び声をあげ、硬直して全身を小刻みに震わせた。
ドピューッ!ドプッ!ドクン…ドクン…
熱い液体が右京の直腸に注ぎ込まれていく。


「ああぁー!」
泣き叫ぶ右京の体を背後から抱きしめながら、乱馬は最後まで射精の快感の余韻を味わった。
「うっちゃん、アナルなら何回やっても心配ないよ」
乱馬は慰めるように泣いている右京の髪をなで上げながら優しく声をかけた。
「そ…そうやけど…こんなの…」
言葉もない右京、心の準備もできていないうちに突然結ばれてしまうとは…しかもお尻の穴…
やっとすっきりした乱馬はゆっくり肉棒を右京の体内から引きずり出して服装を整えていく。
「うっちゃん、また犯らせてほしいんだ…毎日来てもいいだろ?」
乱馬の言葉に涙でぐしゃぐしゃの顔をあげた右京。
(毎日…らんちゃんが毎日うちに会いにきてくれるて事…?)
状況がどうあれ、乱馬が自分を求めてくれている、それは今まで自分がずっと望んでいた事だ。
「ええよ、毎日来て…」
恥ずかしそうに目をふせ応えた右京を尻目にガッツポーズを決める乱馬。
(よっし!これで毎日犯れるぞ、うっちゃんと小太刀、二人も居ればあかねが居なくてもいつでも好きな時に犯れるぜ!むふふ…)
乱馬の思惑も知らない右京はその後ろでまだかすかに鈍い痛みの残るお尻の穴をティッシュで始末していた。

  完




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