著者 : 名無しさん@ピンキー ID:He+MHhBb 氏
その2 ー >>345
開始:04/10/29
最終:04/10/29
その2 − >>351
【 右京シャンプー
】
夏のある日、天道家は珍しいことに誰もいない。
家族全員で旅行にいってしまったのだ。もちろん乱馬とあかねも一緒である。
そんなとき、天道家の近くの公園ではシャンプーと右京が決闘をしようとしていた。
真夏日の強い日差しのせいか意外にも出歩いている人はいないに等しかった。
公園にはただ二人だけ。
「乱馬は私のものね」
「何ゆうてんねん。乱ちゃんはうちのもんや」
二人にとってはありきたりの台詞だが、今日は違う。
「乱馬が帰ってくるまでにどちらが乱馬にふさわしいか決める、いいな?」
「もちろんや。負けたほうが乱ちゃんから手をひくんやったな」
「乱馬はわたさないね!」
「うちもや!」
ついに戦いははじまった。
シャンプーは素手で、右京は巨大なヘラで挑む。
シャンプーの蹴りや拳打を巨大なヘラで防いで、右京の攻撃をシャンプーは身軽にかわす。
両者激しくぶつかり合い汗が飛び散り息も荒くなる。
そしてわずかなスキをついて右京の体にシャンプーの蹴りが炸裂する。
蹴り飛ばされた右京の体はジャングルジムの柱に正面から激突した。
「ぐぁ…っ!」
右京は激突したあとしゃがんで倒れるかと思いきや巨大なヘラを持ったまま
そのまま動こうとしない。
様子がおかしいとシャンプーは右京の顔をのぞきこむ。
すると右京は苦しそうな顔ではなく顔を赤くしてニヤけた顔をしていた。
ジャングルジムの縦の柱が右京の股間にめり込んでいたのだ。
「何ふざけてるね。ちゃんと戦うね。」
シャンプーは右京の体を引っ張った。ジャングルジムの縦の柱は
右京の股間からはなれた。
「はぁ…はぁ…」
右京の息づかいが乱れたまま、再び戦いがはじまり両者構えた。
シャンプーは右京の股間を見ると何か白いシミがみえる。
そう、お好み焼きうっちゃんのかっこうでは下着を身に着けないのだ。
「さては右京、今ので感じたのか?」
「あほなことぬかすな!そんなわけあるか!」
「それなら別にいいね」
シャンプーは今の攻撃で右京の様子がおかしいと知りつつ攻撃をくりだした。
シャンプーの攻撃に右京は必死でよける。シャンプーのパンチをかわし、
水飲み場の上へ飛び上がりシャンプーを見下ろす。
そのとき、右京は巨大なヘラの重みでバランスを崩し両足をすらすべらす。
巨大なヘラで体を支えようとするが手が汗で滑り右京の体は水飲み場の
蛇口の上に落下し、右京の股間の前は上を向いた蛇口を飲み込んだ。
「ひぎっ……うあぁぁぁぁぁぁ!!」
右京の身体は水飲み場をまたぐように止まった。
「あああぁっ……いっ痛いいいっ!」
上を向いた顔は左右に振り歯をくいしばり涙を流し苦しんでいた。
しばらくして右京の顔はがくっと下をむいた。
「やる気あるのか…このバカ」
あきれた顔でシャンプーが近づく。
今度は後から回り込み右京の両胸を強くつかむ。
「おい!右京っ」
いたずら半分の気持ちでやったつもりが、右京は
「き…気持ち……気持ち…いい」
この言葉にシャンプーの頭の中はキレた。右京の両肩に手を置き下へ押した。
蛇口がさらに股間にめり込む。
「あ…あううっ」
右京は正気を取り戻し慌てるかのようにシャンプーの手を払い水飲み場からおりた。
「はぁ…はぁ……シャ…シャンプーよくも」
「何いってるか、お前が勝手に感じてるのが悪いね」
確かにそうだ。右京は乱馬とあかねが旅行の道中できっといかがわしいことを
しているに違いないと思い戦いに集中できずにいかがわしいことで頭の中が
いっぱいだったのだ。シャンプーにとってはいい迷惑だ。
「………いくで!シャンプー」
「ふん!何をいまさら」
再び戦いははじまろうとした。しかし、右京は巨大なヘラで体を支えて
立っているのがやっとだった。
そのあと、足がよろめきシャンプーの体によりかかった。
「な…何のつもりね」
シャンプーは右京の体をふりはらった。
右京の体はそのままシーソーの上にうつ伏せに倒れ、結んでいた髪がほどけた。
もはやシャンプーは勝負のやる気はとうに失せていた。
ため息をもらしながら右京の方へむかう。
すると右京は焦点の定まらない目でシーソーの上で
腰を前後にゆすってニヤけていた。
「乱ちゃん…あかねちゃんとじゃ…なく…うちと…してえ…」
「もう頭にきたね」
シャンプーは右京の服の襟をつかみ体を起こして隣のシーソーに
仰向けに寝かした。そして右京の胸元に数本あるヘラのうちの
一本を取り出し柄の部分を前の股間にすべり込ませ往復させた。
「くっ!! あっああああああっっっ……!!」
右京は苦しみもだえるがシャンプーの手をなぜか止めさせようとはしない。
家では一人の右京は普段身につけているヘラで高ぶる気持ちを慰めていたのだ。
右京はシャンプーの顔がしだいに乱馬にみえてきた。
一本だけつかっていたヘラは二本にそして三本いっぺんになり
右京の前の股間を往復させる。白いシミが服に目立ち
ぴちゃぴちゃと音をたてて飛び散り糸を引いていた。
「はぁはぁはぁはぁ…あっ、あうっ…」
そのあと右京は口を大きく開けたまま上下左右に体をゆすっていた。
そして、
「…いっ、いっちゃうっ…乱ちゃん」
ムカッときたシャンプーは三本挿入したへらを足で押し込んだ。
「はうっ!ああああああっ………」
とうとう右京は昇天し、しばらく痙攣したまま白目をむいて気を失った。
「乱馬は私にまかせるね。お前はそのヘラで十分ね」
そう言い残し去っていった。
真夏の暑い公園には汗と汁まみれの右京だけがひとり横たわっていた。
END