著者 : 分岐点 ID:ntVxWz/T 氏

その1 ー >>461
開始:03/09/26
最終:03/09/28
その1 − >>508

【 分岐点 (第1部 1-40)

(どうしていつも喧嘩しちゃうんだろう・・・)
 あかねは制服のまま、どさりとベッドに身を投げる。
誰よりも長く一緒にいるのに、気持ちとは裏腹な言葉が口にでてしまう。
ぼんやりとそのままの格好で天井をみつめている。

「素直じゃねえな。シャンプーの方がよっぽど可愛いぜ」
「へー!あーそう!じゃシャンプーとつきあえば!」
「ああ、そうだな!シャンプーの方が色気もあるしよ!」

学校での口喧嘩で、乱馬の乱暴な言葉を思い出したとき、あかねの頬に血の気が上る。
(なによ!人の気も知らないで!あたしは乱馬の事・・・!)
想いを押し殺して罵り合った後は、必ず後悔の念に疼く。あかねは目を閉じた。
(乱馬の事・・・好きなのに・・・本当に好きなのに・・・!!)
乱馬の程よく締まった腕、頑丈な肩、触れて判る胸板の逞しさ、そしてあの悪戯っ子の様な少年の瞳。
 あかねはいつも乱馬の事を見ていた。だから目を閉じてもはっきりと思い描く事ができる。
(乱馬に抱きしめられるのって、どんなだろう・・・乱馬とのキスって・・・?)

 あかねの頭の中で乱馬が囁く。<あかね、好きだよ>
それだけで、あかねの息は熱くなる。乱馬が力強く自分を掻き抱き、顔が触れ、唇が触れ、息が触れ合う・・・
(乱馬・・・)
 誰もいないベッドの上で、あかねは自分を包み込んだ。乱馬の幻惑が消えないように、しっかりと目を閉じながら、
自分の肩を、腕を、乱馬の手として這わせていく。溜息とは異なる潤いを含んだ吐息が漏れる。
乱馬の手となったあかねの両手は、制服のブラウスの上から形の良い双丘を包み、揉みしだいていく。
(この手が、乱馬の手なら・・・いいのに)
左手は胸を弄びつつ、右手でスカートをたくしあげ、薄い布地の上から、そろりと指でそこを確かめる。
既に布地にはうっすらとぬるみが染み出し、指先が布越しの割れ目に沿って滑る。


<あかね、好きだよ>
現実にはない乱馬の声が、あかねの頭に何度も響く。そのたびに、あかねの息は潤みを増し熱くなっていく。
指は布の下に潜り込み、若草を越えて蜜にあふれた真珠を探す。
あかねの真珠は貝をこじあけたばかりの時のように、潤水に包まれしっかりと息づいていた。指が、触れる。
「あ・・・・」
あかねは堪らず声を漏らした。(これは、乱馬の・・・指・・・)
核(さね)は優しく転がされ、或いは中心を圧されては軽やかに擦られた。真下にある蜜壷からは焦れったそうに
どんどん液が滴ってくる。(乱馬・・・はやく・・・)
<あかね、好きだよ>
妄想の乱馬の声を合図に、指はぬるりと奥深く差し込まれる。掌まで蜜がこぼれてくる。
あかねは縋るような想いで指をもう1本差し込んだ。くちゅ、と淫猥な音が微かに立つ。
「あ・・・・はぅ・・・」
くちゅくちゅと水音をたてながら、指をまた1本挿入する。ブラウスにそそりたった乳首を布越しに擦る左手が勢いを増す。
3本の指を下口に咥えさせながら右手が、温かな壷をゆっくり且つしっかりと掻きまわしていく。
しっかり閉じた目の中に、乱馬の逞しい肩や腕が蘇る。淫らな自分を抱く乱馬。まだ見ぬ乱馬の怒張が自分の中で突き動く・・・
頭の芯に痺れが走ると同時に子宮の奥から、待ち望んだ快感の波がそそり始めた。来る・・・来る・・・!
「あ・・・あ・・・あ・あっ・あっ・あっ!乱馬・・・!乱馬ぁっ!!」
少女の全身が強張ったかとおもうと、大きな吐息とともに体中が弛緩して丸くなる。


(また、やっちゃった・・・)
ほうっと罪悪感めいた溜息をついて天井を見つめる。
(こんなに好きなのに・・・・。乱馬の、バカっ!)
と、突然机の脇でごそりと音がする。あかねは反射的に身をおこした。何かが、いる。
あかねは息をのんだ。バスケットから、のそりと這い出る黒い影。
「ピーちゃん!!・・・」

頬が赤く上気する。(み、見られたかしら・・・?まさかね・・・)
あかねは乱れたスカートを戻した。しかし足の付け根は熱いたぎりの名残があっ
た。何事もなかったかのように,いつものように両腕を広げる。
「おいで、ピーちゃん・・・・」
しかし、いつもなら飛びついて腕に甘えてくるはずのピーちゃんが、あかねの言
葉を無視してあかねの足元を登ってくる。
「わっ!何?!ピーちゃんっ!!」
あかねの足元を伝い、スカートの中にもぞもぞと突進していた。
あかねは狼狽した。
「やめて!・・やめてっピーちゃん!!・・・あっ!」


スカートのなかの小さな塊をどかそうとした拍子に、下から急に力強く飛び掛られ
驚いたあかねは又ベッドの上に仰向けになった。黒い小さな生き物は露になった
パンティーの上に両足をかける。
まるでさっきの続きといわんばかりに、器用に秘所をたしかめていく。
「あっ!やめて!・・・・あぅっ!!」
ピーちゃんは見ていたんだ、と思うと同時に羞恥が走り、且つ熱が残る恥丘を不
意に揉まれ、あかねは思わず嬌声をあげた。と同時に、足の付け根の蜜を、ちろちろと小さな
舌が舐めとっていく。
「ひっ!・・・・・あっ・・・・」
人間のそれとは異なる舌は、徐々に女の匂いを発する壷を目指しつつ、あかねの
足の筋を這う。
ぞくぞくと背筋に味わったことのない震えがあかねを絡めとる。そして遂に薄布
の下に、ピーちゃんは潜り込んだ。
粘度の高い音が、くちゅくちゅと遠慮なく響く。


「・・・ぁあっ!やめて!」
本当に嫌なら払いのけられるはずなのに、あかねは言葉と裏腹にシーツを掴んだ
ままだった。一度去った波が湧き上がる。小さな舌は、蜜壷を掬い上げるように抜き差しを早
めていく。
「はっ!・・んあっ!くぅ!・・あ・ああ・あっ!」
次第に喜びの声にかわる間隔が縮まり、あかねの爪先がぴん!とこわばっていく。
胸の先がブラウスに擦れて痛いほどそそり立っている。
股間で蠢く生き物の容赦のない執拗な動きに、あかねは朦朧として快感の波に身
を任せていた。
「っはぁあああん!・・・・あんっあっあ・あ!」
前足で秘所をまさぐられながら、あかねの真珠は徐々に力強く舐めとられ擦られ
ていく。自分の指では感じなかった部分が粟立ち、頭の芯まで快感が走る。
「あ!いくっ!・・・いくぅう!!」
小さく叫んだと同時に、どっと蜜が決壊する。あかねが達すると、舌の動きは次
第に緩やかになっていった。


息を肩で整えながら、あかねは身をおこし、股間でうずくまるピーちゃんを抱え起こした。
鼻先はあかねの蜜でたっぷり塗りつけられている。一人だと思って興じた艶戯と見られた恥ずかしさ、
そしてそれを忘れさせるほどに再び快感を導いたこの小さな黒豚を見ていると、
あかねはくすっと笑いを漏らした。
「もうピーちゃんたら。汚れちゃったね。おいで。洗ったげる」
その言葉に尻尾を振る腕の中の生き物を大事そうに抱え、あかねはバスルームに向かった。
(あ、やだ・・・)
歩くたびにぬるぬるとした股間が気持ち悪い。
(はやく、洗い流そう・・・お父さんとおじ様はおじいさんとお出かけで帰ってこないし・・・
おねえちゃんたちも今日は出かけてるし・・・・乱馬は)
あかねは、また昼の喧嘩を思い出した。
(・・・どうせ、シャンプーのところでしょ!何さ!
・・・じゃ暫く一人だから、今日はバブルバスにしてゆっくり入ろうかなあ・・・)

ピーちゃんを下ろし、浴槽にお湯を勢いよくひねり出す。水飛沫にバブルバスの錠剤をおとすと、
泡がもこもこと生まれてくる。
「じゃ、ピーちゃん、一緒に入ろうね」
この言葉に子豚が慌てふためいていることを、あかねは気づかない。
スカートのジッパーをおろし、ブラウスを脱ぐ。
可愛いレースのブラをはずすと、白い乳房がこぼれだす。
パンティーに手をかけ引き下げると、布地と股間を透明な糸が伸びてとぎれた。
「やだ・・・こんなに濡れて・・・」
あかねは一人頬を赤らめると子豚を胸に抱きとめた。


子豚はいつもより激しく抵抗する。前足が、あかねの乳房を踏みしだく。
あかねの両胸は暴れる子豚によって、ぷにぷにと形を変える。
「もう!ピーちゃん、暴れちゃだめ!こら! 綺麗にしなくちゃだめよ! 」
一度子豚を浴槽のそばに置き、シャワーで体を軽く湿らせ、
艶戯にふけった濡れそぼつ秘所を洗うと、暴れまわる子豚をしっかりと抱き、
泡の湯船に身を沈めた。

暖かな泡湯に包まれ、あかねは身も心も解れていく。
大きく息を吸い込むとバラの香りが体中を巡った。
「さ、ピーちゃん、体を洗・・・?」
言葉をかけたあかねは眼を見開いた。胸に抱いていたはずの子豚はいない。
ただ、自分のひざの上に、服を着たままずぶぬれの良牙がいた。
あかねは暫く硬直していた。良牙も言葉をなくしていた。
「・・・・な、なんで?」
良牙は観念した様に口を開いた。
「あかねさん、実は俺、あの子豚なんです」
「は?」
「だから、俺がピーちゃんです・・・」
あかねはまだ理解できなかった。兎に角、今湯船に良牙といることは確かなのだ。
慌てて胸を隠すと、身を起こして浴槽を出ようとした。
「ま、待って!あかねさん!」
「!ぃやっ!離して!」
「あかねさん!!」
凄い力で腕を掴まれ、あかねはその勢いに驚いた。


「い、痛い。良牙くん、離して・・・!」
「あかねさん、俺を信じて!嘘じゃない!」
「・・・・」
そういえば思い当たる節がある。ピーちゃんがいなくなると家の中に良牙を見かけることがあった。
良牙を見かけないときはピーちゃんが自分と過ごしていた。
あかねの頭で2つの事実が交錯し、一つに形づいた時、あかねは全身がかっと熱くなるのを感じた。

自分のしどけない姿や秘密の艶戯も、さっきの事も全て良牙くんは・・・!
羞恥の極みが達して、あかねは良牙の腕を振り払おうとした。
「離して!はなしてよ!」
胸を隠すのに精一杯であり、また泡湯で肌が滑り上手く力が入らない。
なのに良牙が掴む手は、ますますあかねの腕にくいこんでいる。
あかねはずりずりと身を起こし、隙あらば振り払って逃げようとしていた。
泡まみれの肢体が徐々にあらわれてくる。
良牙は、逃げようとするあかねを離すまいと手に力をこめた。
今逃すともう2度と話をきいてもらえないかもしれない。
「!!・・痛!!いや!」
腕の痛さを振り払おうと、あかねは渾身で暴れた。湯が波立ち泡が立っては潰れる。

「あかねさん!あかねさんっ!!」
昂ぶったあかねを叱る様な大声と共に良牙は裸身のあかねを抱きすくめた。
あかねは良牙の肩に顔を押し当てられ、いつもと違う良牙の激しい様子に一瞬恐れを感じた。
おとなしくなったあかねを抱きとめる手から力がゆるりと抜ける。
「・・・あかねさん」
良牙は息をのんだ。掻き抱いた体を離し浴槽に腰掛けたあかねの姿の美しさが目を捉えて離さない。
潤んだ瞳、頬にはりついた幾筋かの髪、泡と水滴が首、肩、鎖骨と転がり、形の良い上向きの乳房を撫でていく。
白い双丘に淡い実が恥らうような色をしている。やわらかそうな腰のラインを経てかわいらしい臍の下に、
さっき自分がじっくりと愛した秘密の花園がある。湯船に揺れる若草をみて、良牙はあかねの美味を思い出した。
「・・・綺麗だ。とても綺麗だよ」


あかねの心臓が,どきりと音をたてる。いつもなら気障な言葉に虫唾が走るのに、
良牙の言葉はあかねの心に染み入るように入ってきた。
良牙は、本当は乱暴に扱ったことを詫びようとおもっていたのに、
あかねの姿態に心奪われて本心のまま言葉が出てしまった。
虚飾のない心からの賛辞にあかねはせつなくなった。

良牙は堪らずあかねを再び掻き抱いた。
「あかねさん!・・・あかねさん!!」
苦しいくらいに、だが愛しそうに良牙に抱きしめられ、あかねは面食らった。
男の、匂い。力強い腕の中で、良牙の息が耳にかかる。
 すべすべと滑らかな白い体を良牙は大事そうに、だが更に力を込めて抱きしめる。
あかねの髪に耳に鼻を沿わせると、微かな薔薇の香りがした。
やわらかな耳朶を鼻でつつき、芸術的な湾曲を描くあかねの耳に
そっと言葉の息を送り込んだ。
「好きだよ。ずっと、ずっと好きだった・・・」
「あ・・・」

あかねの心臓が又大きく鳴った。子音で言葉をおくりこまれた耳が熱い。
あかねの返事をまたず、良牙は耳朶をそっと舐めた。
びくり、あかねの体が反応し足元の湯が撥ねる。
構わず良牙は耳に熱い吐息を何度も何度も吹き込んでいく。
「はぁっ!・・・・んっ!・・・や、やめて・・」
「好き、だよ」
言葉と共に良牙の舌が、つ、と耳の穴を穿った。
「ひっ!」
あかねの膝が、がくりと折れる。耳から首筋にかけて良牙の唇が吸い付きながら下降する。
同時に、やわらかな、まるみのある乳房を、大きな手が包みゆっくりと揉みしだく。
掌を心地よく赤い実が押し返しては、くりくりと擦り付けられる。
あかねの胸は意外な程ひんやりとして重みがあった。


その淡い色の乳首を指で挟み転がすと、あかねは良牙の腕の中で細かく震えはじめた。
ぷっくりとした唇から、甘い息が絶え間なく漏れている。良牙はその唇に自分の唇を近づけた。
触れ合う間際、あかねはつい、と顔をそむけた。だが良牙はそのまま耳を弄ぶ。
あかねが何をほしがっているか、良牙は良く心得ていた。再び耳元で囁きかける。
「あかねさん、好きだよ」
「っあ・・・!」
身をすくめたあかねの唇を、良牙の唇が激しく覆う。
「!っんんっ!!・・・・・!!」
我慢していた想いの丈を一気に迸らせて、良牙はあかねの唇を荒々しく貪った。
舌を絡めとられる激しいキスのさなかで、あかねは耳に残る良牙の言葉に全身の力が抜けていた。
「好きだよ・・・」
<あかね、好きだよ・・・>
あかねは目を見開いた。頭の中の乱馬の声と良牙の声が重なった。
途端に全身の力を振り絞って、被さる良牙の体を両手で押し返した。

抱擁に身を任せていたと思ったのに、急に荒々しく体を離され良牙は面食らった。
胸も下も露なままで肩で息をしているあかねの目には涙が滲んでいた。
「・・・ごめんなさい、あたし、乱馬が・・・」
その名を聞いた瞬時、良牙の目に絶望と嫉妬と悲しみの色が閃いた。
温かな浴槽で着衣の少年と裸の少女は、ずぶぬれのまま対峙していた。


「・・・知っているよ。」
「良牙くん」
「・・・俺は、君の側でずっと見ていたから。
君が乱馬を好きなのは、知っている・・・だけど」
声を掛けながら、良牙はあかねの肩に手を置き、浴槽に腰掛けさせた。
あかねは良牙を見上げた。艶戯に息はずませた少女の美しい顔を見て、少年は苦しくなった。
「だけど、あいつは・・・乱馬は、許婚の君を大事にしていないじゃないか」
あかねは、水に打たれた思いがした。自分が常に感じている不安をぴしゃりと鞭で思い知らされた。
重い沈黙が淀みはじめた。

その沈黙を破るように、良牙は水音を立てながら荒々しく服を脱ぎ始めた。
「良牙くん?!」
あかねは良牙を見上げた。浅黒く逞しい胸板、しなやかな腕、盛り上がった肩、
引き締まった腹の下に、初めて見るそそりたつ男の印。あかねは顔を赤くして思わず目をそむけた。
「見て」と咄嗟に良牙が言い放つ。
「俺を、見て。あかねさん」
「・・・・」
そろりと視線を動かすと、やはりそこに力強く脈打つ怒張がある。
(これが、男の人の・・・)
あかねは何故か体の奥の痺れるような熱さを感じた。


「俺は、君が好きだ。」
「・・・・」
「君が幸せなら、俺は諦めきれるよ。でも」
 人知れず乱馬を想って泣いている姿、物憂げな横顔、
報われない自慰にひっそりとわななく様子を、良牙は回想した。
(・・・もう、たくさんだ!俺が、君の側にいるじゃないか!)

「でも君は乱馬のことで、いつも泣いたり寂しがったりしている」
「!」
あかねの脳裏に、いつも乱馬と喧嘩したあと、部屋でこっそり泣いていた自分を
慰めていたピーちゃんを思い出した。側にいるだけでいつしか自分を癒してくれる存在になっていた黒い瞳。
「俺は、君を悲しませたりしないよ。」
「・・・」
「君が誰を好きでもいい。でも俺は・・・
 傷ついた君をいつでも慰めてあげるよ」


あかねの胸がどきりと鳴る。
良牙の体が屈んで、浴槽に腰掛けたあかねの両足に荒々しく手をかける。
(・・・だめ・・・!)
手で良牙の両手を制したが、良牙の強い眼差しに何故だか力が抜けた。

良牙の手があかねの閉じた両足を、果実を裂くように割り拡げる。
しっとりと水気を垂らした若草の下には、アケビがぱっくりと口を開き、
真珠の粒や、珊瑚色の閉じ合わせが見え隠れしていた。良牙は顔を近づける。
「俺にしかできないやり方で」
「・・・!やめて!」
良牙の息と言葉が、あかねの敏感な場所でこだまする。
「君を、慰めてあげるよ・・・」
「ひあぅっ!!」

あかねの口から嬌声が漏れる。良牙はさっきと同じ場所を舌で転がした。
割れ目に沿って丁寧に舌が上下する。上で真珠を音を立てながら剥き身にして、
つつつ、と尖った舌で鍵盤を弾くように弄ぶ。
途端にあかねの背に電気が走り弓なりにのけぞる。
「ああぅっ!・・・・んああっ!!」
良牙があかねを舌で爪弾く度に、あかねは蜜をあふれさせ、
今までにない震えとともに大きな声が漏れる。
暖かい浴室に、あかねの甲高い喘ぎ声がエコーする。


真珠を楽しんだあとは、また割れ目を上下したかと思うと、
割れ目とアヌスの境の肉壁を今度は舌を押し当てて、
流れ落ちる蜜を受け止める。そしてざらりとした舌で上に上に舐め上げる。
途端に、さっきとはまた違う弾け方で、あかねの体が揺れていく。
「っっつああっ!・・・・ふっ!!・・・うううぅぅ!!」
体ごと喘ぐ度に泡と水滴まみれの白い胸が揺れる。
この肉壁は、今日のベッドで見つけたあかねの秘所だった。
(アヌスは、もっとほぐれてから、いや、彼女と繋がってからにしよう)と
良牙はちらりと考えた。
 
自分と愛しいあかねが一つに繋がる・・・そんな長年の妄想が今日、
本当に実現するのか?と思う。
しどけない姿で自分に啜られて淫らな歓声を放つあかねを見ると、
良牙の怒張はますます痛いくらいに屹立してしまう。
 抱きたい・・・抱きたい!・・・抱きたい!!・・・
攻めるポイントは同じだったが、子豚の尖がった小さな舌と違い、
長く熱い男のそれは、たがが外れたように
縦横無尽にあかねの蜜を啜っては舐め、所構わず咥えた。


物凄い震えが腰から背中に走る。
心臓が頭にあるように物凄い音をたてて響く。
体中の血がざわめき、感度の良い場所をめがけて集中していく。
肌が、粟立つ。
(やっぱり、ピーちゃんだったのね・・・こんなとこが感じるなんて、
誰にもわからないもの・・・)

自分と子豚しかしらない秘密の場所に、的確に攻めてくる熱い舌。
喘ぎ声が自分の声なのに遠くで聞こえるような感じだ。
適所を責められ、体が仰け反るたびに胸が重くはずむ。
先の赤い尖りはますます固く上向いていく。
乳房の中心を強く揉んでほしいような、
いやらしい欲望に陥ったあかねの気持ちを見透かしたのか、
良牙の両手があかねの胸をぐっと捉える。
弾む白鞠をぐにぐにと蹂躙し、
赤い実を指で強く摘んでは身を起こして口に含む。
それに呼応してあかねは、思わず喜びの声をあげた。
「はあっ!・・あんっ!・・あっ!!」


 桃色のスリットに差し込まれる舌には蜜がしとどに溢れ、
良牙は女の香りに、むせかえりそうになった。
ちらりと見上げると白い体をくねらせて、あかねが声をあげている。
ほんのりと朱をさした目のふちの色香に、良牙の男根は空をうねっていた。
(あかねさんに、色気がないだと?・・・・ふん、愚かな男だ)
 蜜をごくりとのみくだした良牙は再び体を起こす。

許婚の乱馬との契りの前に、自分が先にあかねを抱いてしまう・・・
本懐を遂げるのは勿論の事、乱馬の歯軋りを想像すると多少は愉快だった。
「っううっ!んああっ・・・・!!」
ひときわ大きく仰け反るあかねの体の中心は、良牙の指を3本深く咥えて、
蜜を手首までとろとろに滴らせていた。それを良牙はゆっくりと回転させる。ぐちゅぐちゅと独特の鈍い音を発している。
と、いきなり指を蜜壷から、ずぶりと勢いよく引き抜いた。
「・・・・ぁん!!」

あかねの体が良牙の両腕にだきかかえられる。
湯船に身を沈めた良牙の中心に湯の中でそそりたつ塔がある。
あかねの支点がそれを目指しながら抱え下ろされていることは、
当然あかねも判っていた。(どうしよう・・・このまま?・・・良牙くんと?・・・)
あかねは、ゆるゆると体を沈められていく。
太腿に良牙の聳え立つ鋼の塔があたった。
触れただけで熱い。そして固く弾き返るそれを肌で感じ、
あかねは女の入り口が疼くのを確かめた。
(乱馬・・・乱馬・・・)目を閉じても乱馬の幻影がかすんでしまう。


そのとき、不意に良牙は身を起こし、あかねを浴槽に残して先に上がってしまった。
あかねは突然の事に面食らってしまう。
「良牙くん?!」
良牙は、黙って振り返った。あかねは体中を潤ませて良牙をみる。
こめかみまで心臓のように、どくんどくんと脈打っている。

「君を、抱きたい。でも。
 ・・・君がそれでいいなら。後悔しないのなら。
 ・・・嫌じゃ、ないなら・・・俺は今夜、君を抱くよ」
「・・・」
「だけど俺に乱馬を重ねないでくれ・・・」
「!」
「・・・部屋に、戻るよ」
「・・・・」

あかねは返事をしなかった。
戸が静かに開いて閉まる。あかねは湯船で自身を抱きしめた。
(あたし・・・あたしは・・・)
乱馬の顔、良牙の顔。交錯する。
先ほどの良牙の告白と舌戯と指使いと黒い瞳を思い出すたび、蜜の溢れがとまらない。
どうしたらいいのか、わからない。けれども・・・。
泡湯の中で、あかねは自分を抱きしめる。
(体の芯が・・・・・あつい、よ・・・)


良牙は濡れた服を乾かす為、あかねの椅子の背にかけた。
熱い名残が引き締まった胸を上下させる。
あかねの艶姿、声、感触、味。思い出しただけで全身の血が駆け巡る。
(あかねさんは、俺に心を開いてくれるのか?・・・体だけなのか?)

よぎっては消える愚問。欲望に任せて風呂場であかねを奪っても良かった。
だが。
(あかねさんを泣かすのは、一人でたくさんだ・・・)
舌打ちと同時に乱馬の顔が思い浮かぶ。そしてひっそりと泣くあかねの姿、
物憂い横顔、報われぬ自慰、今日のなまめかしい姿態。
(俺は、あかねさんから乱馬の面影を消せるのか?・・・体を重ねても、身代わりとして乱馬を重ねられてしまうのか?)
嫉妬と怒りとやるせなさが心を焦がす。

腰にタオルを巻いただけで足を組む良牙は、形の良い背中をぴん、と起こし呼吸を整えた。
嵐のような熱情は息の流れによって鎮静しつつある。
 もし、あかねさんが部屋に戻らないときは、それを返事としよう。
もし戻ってきたら・・・・・・欲望の代償として、
たとえ身代わりでも、構わない・・・!

時間だけが刻一刻と過ぎていく。
良牙は2Fのあかねの部屋の窓から外の階下を見た。
あかねの他に誰もいない居間の明かりが庭に漏れている。
と、庭にこぼれていた明かりは、ふ、と闇色に変わった。
(・・・・そうか。それが返事なんだ・・・)
今夜は、あかねは部屋に戻らない。
失意の良牙は、(いや、これも受け入れる・・・受け入れられる・・・)
と打ちひしがれつつ反芻しながら、身支度を整えようとした。
その時、あかねの部屋の明かりが急に落ちた。


振り向くと、闇の中で階段の明かりを背に佇んでいるあかねの姿が
ぽっかりと浮かんだ。顔の表情は暗くて判らない。
だが、バスタオル一枚でその身をつつむ姿に、良牙の心臓は大きく鳴った。
「・・・あかね、さん・・・」

後ろ手にドアを閉めると鍵がかかる音がする。
目が闇に慣れるに従い、あかねの丸みを帯びた体の線がくっきりとしてくる。
良牙はカーテンを開けた。
ほのかな月明かりが、ふかふかの布に包まれた、
あかねの丸いふくらみをいっそう際立たせた。
「良牙くん・・・」
潤みのある声が次第に近づいてくる。
「さっきの、続き・・・して」
体の線を作っていた布が、足元にはらりと崩れて一枚に戻った。
闇にうかぶ火照った白さは、風呂場で見た体の白さとまた違って見える。
湯上りの香りが女の匂いとなって、良牙の鼻腔をくすぐる。
良牙の腰布の下も鎌首をもたげている。

胡坐を組む良牙の前に、捧げものをする如く膝立てであかねは近づく。
目の前に、あかねの形の良い、掌に丁度良く収まる白い鞠が差し出されている。
あかねは良牙の肩に手をかけた。
「・・・いいのか?あかねさん・・・」

こくりと頷くその目に迷いはなかった。
「・・・あなたと、一つになりたい。」
「・・・乱馬は?」
あかねがぴくりと息をとめたのを、良牙は見逃さなかった。
・・・・まだ、ひきかえせるんだよ。
そう言おうと口を開いたとき、あかねの柔らかな唇が被さってきた。


小鳥のような啄ばみから唇の密着時間が長くなり、
わずかに開いた隙間から舌が、おずおずと歯や歯茎を微かになぞる。
良牙はわざと舌を絡ませなかった。
あかねが唇を離すとそのぷっくりとした桃色から熱い息が甘く漏れる。
「・・・乱馬の代わりなんかじゃ、ないの」
「あかねさん」
「良牙くんだから・・・したいの」
「・・・!」
「あなたじゃなくちゃ、駄目。・・・駄目なの」
潤む目に何故か涙が溢れてくる。
こんなに自分を大事にしてくれ、好きでいてくれた人が身近にいた。
彼も人知れず悲しい想いを堪えてきたのだろう。
あかねの心で燻っていた乱馬の影が次第に薄くなっていく。
(乱馬・・・御免ね・・・)
閉じた目が再び開かれたとき、瞳には良牙が映っていた。


ふるふると睫毛が微かに動いて、黒目がちな濡れた瞳が良牙を捉えると、
合図を得たように遮二無二あかねの肩を抱き寄せ、唇を覆った。
舌を深く深く絡ませながら溢れる唾液を何度も送り、飲み下す。
唇が離れ、糸の橋が引いては途切れた。
さっきたっぷりと弄んだ耳に再度熱い息を吹き入れる。

「・・・は・ぁっ!」
あかねの身がよじれ、二人は抱き合ったまま床に倒れる。
あかねの柔らかな胸が、良牙の厚い胸板に押しつぶされて形を変える。
良牙の腰布も結び目が解け、熱い鋼があかねの肌に密着する。
あかねの臍の上でこすられながら、
亀頭からささやかな露が盛り上がり、あかねの肌に擦り付けられる。
あかねは、良牙のものをじっと見つめ、
首筋に愛撫を続ける良牙にお返しをするように
頭を良牙の下腹にむける。


「う!」
思わず良牙の声が漏れる。
あかねの指が良牙を捉え、舌で亀頭の露を舐めとる。
そして見事に張った熱いベクトルを,
おずおずと嘗め回したかと思うと唇で覆っていった。
口の中いっぱいにびくん、びくんと脈打つそれは、
あかねの軟口蓋まで入っていたが、
良牙はあかねの頭に手を添えると徐々に力を加えて、
さらに奥まで入れようとした。

(え!もっと、入れるの?・・・く、苦しい・・・)
喉の奥までは我慢できる。
しかし更に奥深くに肉棒を咥えさせられ、あかねは呻きを漏らした。
「ううぐ・・・んんううっ!・んううう」
あかねの声が自分の肉棒に低く響くのが判り、
良牙はますます興奮して腰を動かそうとした。

ぐっと更に奥に差し込まれ、あかねは息ができなくなった。
夢中で口から出そうとするが頭を抑えられて自由がきかない。
それどころか、反動をつけて深く深く喉をめがけて差し込まれてしまう。
男根をつかんでいた手が一つ外れて、
茂みの生えた柔らかな巾着に指が食い込む。
不意の痛さに良牙の手が頭から外れると、
あかねは咳き込みながら、太い熱棒を吐き出した。


「はあっ・・・はあっ・・・はぁ・・・・あ?」
肩で息をして涼しい空気を口いっぱい取り入れているうちに、
良牙に足を掴まれ、良牙の腹の上で後ろ向きに跨がされた。
あかねの下腹から男根が生えているようにもみえる。
荒い息の間から良牙が、あかねの白い臀部の上に手を這わせながら話す。
磁器のように滑らかでひんやりとした尻だ。

「さっきの、苦しかった?」
「うん、ごめんなさい。・・・あたしも・・指・たてちゃって・・・う・・」
あかねの言葉が不自然に途切れる。
良牙の両手は親指であかねの尻を、まるで実を割るように押し広げ、
潤うアケビの中身を外にさらす。指までしか受け入れていないそのスリットは、
じゅんさいのようなぬめりを帯び、怪しく鈍く光っていた。
「腰をあげて・・・もっとこっちに来て」
良牙の言葉に素直に従う。良牙は確実に歓楽の極みに連れて行ってくれる。
そんな安心感があかねの抵抗感をなくさせた。ずりずりと露な秘所が良牙の顔に近づいてくる。
左手であかねの背を押すとあかねの顔も良牙のものに接近した。

良牙の指がスリットをなぞる。あかねの指も柔らかく棍棒を握り締める。
良牙の指は周辺を遊んでは壷に隠れ、気まぐれに動く。
差し込まれるたびに襞が指にまとわりつくが、すぐに出て行ってしまうので、
いたずらに水密が溢れるだけだった。気持ちが昂ぶるにつれて、
あかねの両手が露を受けて、滑らかに、擦る速度を増す。
棒は更に青筋を立て、心なしか弓なりとなる。
亀頭は、鋭いもので触れたら瞬時に破裂しそうなくらいはちきれそうだった。
微かな二つの淫音が、二人の熱い息の合間で、にちゃにちゃといやらしげに重なる。


「・・・ぬるぬるだよ」
「あっ・・・良・牙くんも・・あん・・」
「我慢できなくなってから・・・・含んで・・・」
本当は今にもしゃぶりつきたかったが、恥ずかしかったので、あかねは我慢した。
その我慢を嘲笑うかのように良牙の指が数を増やして奥に収められていく。
良牙の長い指は、くぽ、くぽ、と音を立てて温い壷に入り、中で蛇のようにばらばらに蠢いた。
微かな水音が次第に濁った大きな音に変わる。

「ひぁっ!・・・いやぁうううんんんんんん!!」
びくびくと体がのけぞり、声を押さえるように急いで屹立の塔を頬張る。
急すぎてあかねの歯が肉棒を擦り、良牙は痛みの呻きと同時にアケビに顔を埋める。
そして仕返しのように舌を差し入れ、どろどろに濡れた外の襞を指で捻ったり歯で噛みついた。
「ぁんんん!・んんっ!!・・・・んっ・・ん」
ちりり、と陰唇を噛まれた痛みがあかねの脊髄を走る。
あかねは肉を傷つけないように注意を払いながら、柔らかい唇ですっぽりと根元まで含んだ。
良牙の海の味が、舌に伝わる。
良牙も低く呻きを漏らしつつ、舌をペニスのように固くして、Gスポットを舌の裏で擦り続けた。


快楽の応酬が幾度となく繰り返されたが、二人の頭には一つのことしかなかった。
(早く・・・・)
(限界だ・・・)
(入れて・・・)
(入れたい・・・)
はあ、はあ、と熱い息のみの会話。漸くお互いの生々しい性器から口を離し、向かい合う。
どちらからともなく寄り添い、どろどろの口のまま唇が、胸が、腹が、足が重なっていく。
納め場を求める良牙のペニスは、あかねのスリットの上で窮屈そうに擦られていく。
ぬるり、ぬるりと動き続けるそれは、ぬかるみの穴への傾度を、
今か今かとじれったそうに見合わせている。あかねの股間で擦られる熱い棒が前後に動くと、
あかねは腰を浮かせて呼び寄せるが、艦船は入り口を往来するばかりだった。

「ね・・・来て。入って・来て・・・あぁ・・ん」
ねだる表情に堪らず良牙は、あかねの中心に思い切り突き立てたくなるのを堪えて答える。
「つけなきゃ・・・まずいよ」
あかねは入り口で道草をしている悪戯な艦船を戒めるように掴んだ。
そして自分の蜜壷へそっと導いた。
「・・・いい。このままで。」
二人の熱い喘ぎはピークに達した。良牙の額から汗が滴り、
あかねの頬や鎖骨に落ちては溜まる。水気と汗と粘液で肌は一層ぴったりと密着している。
位置をずらすたびに淫水が塗り広がり、既に二人は体全体が性器のようだった。
お互いの瞳の中に自分の淫らな姿が小さく映り、それが合図となった。


「じゃ、いれるよ・・・」
こくりと頷くあかねの上に体の重みをかけていく。
進路を導かれた良牙のペニスは最大級にふくらみ硬さを増して、とろとろの蜜壷にぬるりと進んでいった。
熱した棒はあかねのヴァギナをいっぱいに拡げ溶かしながら、ぬ・ぬ・ぬ、とゆっくり埋まっていく。
「あ」「あ」「あ・あ!」「あああ!」
これが、セックス・・・あかねは、今までとは異なる声の漏れ方に自分で驚いた。
本能のまま出てくる獣の声。良牙も静かに呻き、
あかねの苦痛でもない、喜びでもない不思議な表情にみとれながら、腰をゆっくりと進めていく。
ペニスは温かな寝床を得たように、ぬるりと進むが
奥に行くほど狭く、思うように先にすすめなくなった。

「あ!・・・はぅ・・・・」
少しでも捻ると、あかねが喘ぎながら眉を苦しげに寄せる。
良牙の艦船は、まだ船首しか埋まっていない。
どうしたものか、とたじろぐが下半身の怒涛は収まらない。
意を決してあかねの脇下から手をさしいれ、あかねの薄い肩甲骨を腕に乗せ、
肩を掌でしっかり押さえ掴むとあかねに言った。
「ごめんね、痛いかも、しれない・・・」
あかねは、いいよ、と良牙の背に手を回し、しがみついた。
痛みの範囲を、あかねは軽く考えていた。夢心地の快楽の中では、思考もはっきりしない。
ふう、と息を整え良牙は下腹に力を込めると、意を決したように鋭く突いた。


「っっっ!!!!!っぁあああんんんんんんぐんん!!!」
今まで押しとどめていた引っ掛かりが一突きされ、あかねは予想以上の痛みに現実にひきもどされた。
良牙は痛さに呻くあかねの叫びを飲み込むかのように、あかねの呻き場所を慌てて唇で塞ぐ。
行き場を失ったあかねの声が良牙の口の中でこだまする。

「んっ!んんんっ!んん!ん!ん!・・・・・!!」
唇がしっかり良牙に塞がれてしまい、
食い込んでくる棒の大きさと熱さにひきつるヴァギナからの呻きを、
自由に吐き出せず、あかねは身をよじった。

穿つ勢いがとまらない良牙は、あかねの口を唇で塞いだまま、肩をおさえる手に力を込めてまた一突き、
また一突きとペニスを進める。あかねの体が弓なりに上にずりあがり跳ね上がるのを、
たくましい大きな腕と手で、あかねを下へと引き下げ固定する。同時にまた一突き、あかねの中に撃ち留める。
「っっっん!!! っっう!!  っんん!!」
鼻で息をいっぱいしながら、完全に塞がれた唇からは穿ちの喘ぎが、
ペニスを咥えた花芯からは蜜が垂れては足を伝い、床にこぼれた。
漸くペニスはあかねの奥の奥、そして自身の根元までぎちぎちと収まった。


指では届かない所まで良牙のペニスが埋まっている。
奥の擦れるところが次第に熱をもって疼いてくる。
熱く太い塊を肉襞がひくひくと甘噛みする。
蠢く結合の合わせ目から、相変わらず密が滲み出た。
早く、早く、早く・・・・
わけのわからない焦燥感が快楽の波となって湧き上がる。
深い口付けを一つ交わして、互いに視線を交わしたあとは、
本能のままに動くだけだ。良牙は緩やかな穿ちをはじめた。

ぐじゅ・ぐじゅ・と音を楽しむかのように。
次第にストロークの距離を長くして、亀頭の先までずるずると引き抜いては、
またゆっくりと根元まで押し込めていく。
「あ、ああああっ・・・・はぁあああっ!」
長い引き出しをゆっくり開け閉めするかのように、
淫水に浸ったぬらぬらと照るペニスが、あかねの中で前後する。

やがて穿ちの距離は次第に縮まった。
淫らに響く抜き差しの音が、Larghetto(幅広くゆっくりと)から、
Moderato(中庸の速度)へと徐々に加速する。
ぎちぎちにヴァギナを押しひろげるだけの熱い鋼は、
蜜の助けも借りて快楽の穿ちに専念した。

「あ・・・あ・・・あ・・・あ・あ・あ・あ・あ・・・っ!!!・・痛!!」
良牙は汗も流れるままにして、浅いストロークに縮めた。
かとおもうと、1/10か1/4、或いは1/7の不規則な周期で、
あかねの最奥まで、深いストロークを力任せに打ち込んだ。
不意打ちの剣の突きが、あかねの内なる波をひきだしていく。
と同時に床に激しく背面が擦りあげられ、あかねは痛みに呻いた。


床で傷ついた背中をいたわる様に、良牙はあかねを起こして
繋がったままの姿で抱っこ立ちをした。
重力がかかり肉棒のみで吊り上げられ、初めて擦れる部分の気持ちよさが膣内に加わる。
「あっ!・・・歩くのっ?・・うぁっ!」
良牙がそのまま一足二足と歩を進めると、反動で擦れあい、いてもたってもいられなくなる。
そのままベッドまで行き、あかねを繋がったまま降ろし、
足首を掴んでぐっと脚部をあかねの顔の近くに折り込んだ。

「あ・・っ・・・やっ!・・・いやぁ!」
ぬらぬらした股間に月明かりが反射する。ぱっくり盛り上がった鮑のなかに深々と
猛々しい男根を差し貫いても尚、蜜をひくひくと滴らせている。
丘のふもとの黒い草むらの中に、真珠さながら濡れそぼつクリトリスが顔をだす。
足を顔まで折り畳まれて、そんな淫らな場所を丸見えにさせながらも、
あかねの顔に下卑たいやらしさが、まだ認められなかった。
 良牙は、そんなあかねをもっと貶めたくなる。
(今までは、俺が君を追っていた。今度は君が、俺を追う番だ・・・)


頬をピンクに上気させ、汗に光る綺麗な顔と
いやらしい結合部を丸見えにしつつ、
もっと深く飲み込もうとしている濡れた性器とのアンバランスさが、
良牙のなかの分岐のシグナルを点させた。
 
結合はそのままであかねをベッドの上で四つん這いにさせる。
そして深いストロークを振りかざすまえに、あかねのアヌスを一舐めした。
「っ!!・・・・嫌っ!」
布しかみえない初めての体勢で、何をされるか判らない怖さから逃れようと、
あかねは急に体を捻る。無理な動きに、良牙の弾丸に痛みが走る。
慌ててあかねの腰を掴んだ手に力がこもり、暴れるあかねを離さないようにする。
しかし、あかねは陸上の魚のように、無我夢中で体をばたつかせる。

「っ!・・・あかね、さんっ、じっと、して・・・っ」
「い、いや!!・・・それは、いやっ!・・・あ!」
「判った、から。・・・やめるからっ!・・・う!」
「あっ!!・・・やだぁっ!・・・うう!!」
「ちょ、ちょっと・・・じっとして!・・・じっとして!!」
「いやぁあああああっ!!!」
 昂ぶっていうことをきかないあかねの足を乱暴に掴み、
かっとなった良牙は、繋がる秘部ごと左右に荒々しく割り開いた。
あかねの上体はベッドに波打ち、白い尻だけが高くそびえたつ。
手がベッドシーツを掻き毟り、胸は無残にベッドに押し付けられていた。
落ち着かせようと抱きしめようにも、この激しさではかなわない。


「ききわけが、ないな」
小さい子を叱るような言葉に、あかねはぎくりとする。
良牙はあかねの腰をしっかりと固定すると、
何も塗っていないアヌスの狭穴に左の人差し指を、ずぶりと埋め込んだ。
「ひぃっっ!!!」
「う?・・・うぐっ!!」
あかねの四肢はおろか、アヌスもヴァギナも瞬時に固く締まり、
良牙の咥えられた男根を、きゅうう!と締め付けた。
あかねは快楽とは程遠い、ただの激痛に顔を歪め、
良牙は抜き差しすら困難となった肉棒の窮屈さに声を漏らした。

「お・あ・ああ・ああ・・・やめて・・・やめてぇ・・・」
辛い痛みのせいか、あかねの体中から汗が玉のように滲みでる。
構わず仕置きするように、良牙の指は更にぐぐっと関節を埋めた。
指と男根で両方を責められ、あかねは「ひぃ!」と息を呑むと咽びはじめた。
「ああぅ・・・ごめ・・なさい・・・ごめん、なさい・・・」
何も塗らずにアヌスを埋められて、
ぎりぎりと唇をかみ締めて、泣きながら呻くあかねをみて、良牙は我に返った。
指とペニスで両方の穴をいっぱいにして、
なだらかな肩の向こうで、あかねの頭がうなだれていた。


「歯をくいしばっちゃ駄目だよ。口で息を大きく吐くんだ・・・」
良牙の言葉を背にするや否や、あかねはこの苦痛を逃がすべく、
大きく息を吐き続ける。
「はあっ・はあ・はあっ・はあ」
呼気ですこし緩んだアヌスを指で感じた良牙は、引き抜こうとした指を
思い直して、ずずず、と根元まで入れた。

「!!ぅぐぅっ!!つはっ!・・はぁあっ!はあぁ!はっ!」
終わらない痛みに耐えかねて、泣きながら犬のように呼気を一層早める。
良牙は指を入れたまま、中断していたヴァギナへの律動をゆっくりと始めた。
直腸の指が真下の膣内めがけて傾度を変え、あかねの肉を間にしながら
自分の指で蠢くペニスを触るかのごとく擦りはじめる。

「ああああっ!!あぅうっ!・・・ううっ!・・・んんん、んっ、んあぁ!」
苦痛の叫びにも似たあかねの声が、色を帯びていく。
痛みの極みを超えて、新たな快感がアヌスから背中へと次第にたちのぼる。
反抗をひそめ従順に身を委ねる姿に良牙が声をかける。
「よし、いい子だ。」
すっかりおとなしくなったあかねの狭穴から指が抜かれると、
淫態にふけったあかねの体からぐったりと力が抜け、四肢がベッドに崩れた。
まだ繋がったままの良牙との結合の隙間から、
これまでにない量の水密がどっと溢れてくる。


繋がった尻を差し出したままの格好で、あかねの肩甲骨が上下する。
結合部分から、快楽の証が糸を垂れてシーツに、ぽたり・ぽたりと染みを作る。
良牙は男根を急に思い切りひきぬいた。
ぬぽん、と音を立てて透明な液も溢れた。

埋まっていた熱いものをひきぬかれ、外気にさらされた陰部に
ひんやりとした空気を感じた瞬間、シーツに埋まっていたあかねの視界が
ぐるりと反転した。物凄い力でベッドに仰向けにされたあかねの足の間に、
良牙が割って入ってくる。あかねか良牙か区別の付かない粘液が
ペニスの先から根元までべったりとつき、
透明な雫が糸を引いてぽたりとおちる。
力のこもった良牙の肉体が更に近づいた。


・・・来る!
あかねは、やっと良牙を受け入れるものと腰を浮かせて、
うっとりと目を閉じ期待した。だが。
「ふ・ぁあああっ!!?」
不意に荒々しく入ってきたのは、良牙の右手全部だった。
指を細く束ねて、ずぶりと一気に蜜壷を挿す。手の半ばまで入ると、
ぐりぐりと回転をはじめ、束ねた指が膣内で不規則に踊り始めた。
「くぁ・あっ!・・・あ・あぁあぁんっ!!・・・」
「あかねさん、気持ち、いいっ?・・・」

良牙の低い声があかねの耳に囁く。びくびくっ!と背筋がわななき、
容赦のない良牙の手に膣内を荒く毟られて、あかねは言葉を出そうとするが、
快楽の波に喘ぐ音しか出ない。
「はぁあああぁあっ! ああんっあんっ!!」
「ねえ、気持ち、いい?・・・っ」
今すぐ膣内に入りたい気持ちをかろうじて抑え、
恍惚のあかねに執拗に尋ねる。
びくん、びくん、とペニスがあかねの体の外で力強く脈打ち、
その時を静かに辛抱強く待っている。


「気持ち、いい?・・・あかね、さんっ!・・・」
熱い息が最後の駄目押しで耳に入り込むと、
あかねは体中をぶるぶると震わせ、声を細く長く漏らしながら朦朧と頷いた。
自分の真上で汗を垂らしながら快楽の塊となった良牙を見ながら、
すがるように喘ぐ。
「っく!・・・いぃ・・・きもちいぃよぉ・・・」
か細く喘ぐその声と蕩けた瞳に、良牙の胸が熱くなる。
足の付け根の鋼が、心臓のように脈を打っている。
「・・・ほしい・・・良牙くんのを、いれて、ほしいぃ・・・」

それを合図に、右手が膣内から引き抜かれると、
掌いっぱいの蜜が指の間から滴り落ちた。
良牙は、同じように濡れた怒張を、赤く擦られたアケビにあてがうと、
あてがったままで動こうとしない。密着した部分にじんわりと
蜜がまたぬるついてくる。
「・・・はあっ・・・お願い!・・・もう、まてないよぅ・・・」
あかねは我慢できずに、腰を浮かしてはペニスを飲み込もうと、
じりじりと距離を縮めた。良牙はあかねの懇願を退けては、
悪戯するように腰を引き、誘いにのるまいとする。
「いじわる・・・しないでぇ・・・っあぅうううう!?」


懇願するあかねの口に、蜜にまみれた手が突っ込まれた。
男根はまだ、あかねの膣内に入ろうとしない。
あかねは堪らなくなって、良牙の指に、蜜に、むしゃぶりついた。
暖かな舌が別の生き物のように、ぴちゃぴちゃと行儀悪く音を立てて指をしゃぶる。
「んぐ・ん・・・んんんん・・・」
「あかねさんの、味だよ」
「んんん・・・ん」
「いやらしい顔、してるよ」
「んっんん・・・!」
空いた左手で、股間の蜜を掬い取っては、
あかねの頬に、首に、胸に、腹に擦り付ける。
べとべとの粘液の独特な匂いが、あかねの鼻腔をくすぐる。
口はまだ指から逃れられず、粘液と唾液が大きく開いた唇から垂れてくる。
「んん・・・ん・・・んはぁああっ」

やっと指の呪縛から開放され、あかねはベッドの上で息をつく。朦朧とした感覚の中、
良牙に腰骨を両手でがっしりつかまれたかと思うと、耳元の「いくよ」という合図で、
ぞくり、とした瞬間、一番深い穿ちの一撃がヴァギナに響いた。
「っっっ!!!・・・・っっ!!!」
声にもならないほどの昂ぶりが、あかねを襲う。
良牙のストロークは、allegro vivace(最も快速)に達していた。
そうなると、粘液の音よりも激しくぶつかる肉の乾いた音が、
拍手のように部屋にこだまする。
「っ!っぁ!あ・あ・あ!あっ!あっっ!!あぅっ!!!」
あかねの嬌声も鋭さを帯びると同時に、良牙の腰の動きに遅れまいと、
足を良牙に絡ませ、自らもあわせて腰を振る。
良牙はあかねの上半身をひっぱりあげ座位をとらせた。


「あんっ!あっ!ああっ!あっ・あっ・あ・あ・あ・あ!!」
座ることで更に深く鞘に納まった剣は、良牙の腰の動きによって
容赦なく奥を目指してくる。良牙は穿ちの証を残すかのように、
あかねの肩を掌で押さえ込み、まだ足りぬとばかりに打ち込み続ける。
動きに合わせて白い乳房が、ゴム鞠のように勢い良く弾む。

前後に細かく動くあかねの腰が、更に結合を密着させ、
声は次第に朱を帯びていく。良牙は狂ったように腰をグラインドしながら、
あかねの胸を激しく掴んで揉み、喰らいついては力強く吸った。
白い胸に朱の刻印が次々押されていく。
「はあんっ!あん!ん!んっ!あっ!あ・あ・あ・あ」
あかねの内襞が痙攣するたび、吸盤のようにしっかりと
良牙の棒にまとわりつく。蜜の潤いや抜き差しで何度もはがされても、
別の生き物の口のように良牙を掴み咥え続けた。


さっきしそこねたバックを、と良牙が体を捻った瞬間、
怒涛の快感が押し寄せてきた。
「あう!」
思わず射精しそうになるのを、あかねから慌てて引き抜く事で、
かろうじて回避した。深呼吸で少しだけ息を整えていると、
あかねが自ら四つん這いになった。

頭と肩をベッドに擦りつけ、尻を高く突き出すと
ひくつく花弁がいやらしく光る。あかねは自分の右手を腹からのばし、
細い指で花びらを更に拡げて良牙に見せた。にちゃり、という音と共に、
あかい入り口の襞までが露になった。
「・・・・・・」 
良牙はあかねの腰を両手で掴んだ。あかねは、まだ指でひろげたまま
無言でねだる。
「今、いれると、いきそうだから・・・」
という良牙の言葉をきくと、こんどは指を離し、小休止のそそりたつ肉棒に、
自ら液浸しのスリットを黙ったままゆっくりと擦り付けた。
「!・・・・・っ」
だんだん大きく動く淫らな腰の動きと、声をわざと抑えている口元に、
ささやかな挑発を感じ、良牙の根元が再び熱さを取り戻す。
懇願と挑発を含んだあかねのマーキングは、粘度の高い淫水によって、
ぬちゅぬちゅと音を漏らした。


良牙は降参した。腰を掴んだ手に力を込め、一気に挿し貫いた。
「んあああっ!!あうっ!うっ!んあっ!んっ!」
望みどおり深々と差し込まれ、強いリズムで打たれると、
膣の喜びが声となって迸る。獣の交配の形で後ろから
休みなく打ち付けられて、手足をふんばっても、
あかねの体は前に弾き飛ばされた。良牙の手がつんのめる腰を引き寄せて、
肉棒で突き飛ばす。あかねは、さらにヴァギナを高々と捧げる。
太い熱棒を咥える花びらに、あかねは自分の両手を
股間に差し入れて這わせる。ぐちゅ・ぐちゅ・ぐちゅ、と
鈍く弾ける液体が、押された繋ぎ目から滴るのがわかる。
機械のように激しくピストンする熱いペニスの根元を、
その両手でぎゅっと絡め押さえると、良牙勢い良く自身の鋼を引き抜いた。

急な動きに、あかねはバランスを崩してベッドに仰向けとなる。
はあ、はあ、と熱い息を漏らし、良牙はあかねの細い足首を肩に乗せ、
剣が収まるべき鞘を探す。手で導かなくても、体が覚えこんだかのように、
まっすぐ窪みへ、ゆっくりと差し込んでいく。
ぬめぬめと優しい暖かさを局部にまとう度に、屹立した鋼に
さらに血流が集まる。その感覚に、良牙は甘い眩暈を感じる。

あかねの中で、良牙のベクトルの張りがはっきり判る。
膣は良牙の形にぴったりと馴染み、かさの擦れる感覚が頭の芯を痺れさせる。
熱い息とべたついた音の二重奏も束の間、再び肉が穿つ激しいリズムが加わる。
歯と歯がぶつかるほど激しく唾液を飲み込みあい、
互いの掌が固く組み合わされ、片手をそれぞれの体に巻きつけあった。
唇が名残惜しげに離れると、背筋を駆け上がってくる最後の波に任せて、
一つになった塊の蠢きと淫音は頂点に達しようとしていた。
良牙の鋼剣に力が漲った。・・・・来る!!


「あ・あ・あ・あ・あ・いっ・いくよぅっ!いくぅう!!」
「っっ!!あかね、さ・・・!!っくぅうっ!!」
二人の最後の一突きは、仰け反りに変わり、極みの歓声がこだました。
良牙はあかねの膣内へ思いの丈を込めながら奥壁にぶちまけた。
あかねの膣内で2度3度とペニスをびくつかせては、
注ぎ足すように白濁を壷の中へ撒き散らす。
じんわりと中で暖かい液が広がり沁み込むのを、
あかねは肩で息をしながら確信した。

ぬるり、と陰茎をひきだすと、ぐぼっ、という音と共に
あかねのものと良牙のものが混じりあった粘液が、
膣口から、どろりと流れ落ちた。あかねの尻のスリットまで垂れては、
ゆっくりとシーツを穢していく。部屋にたちこめる残り香が、
情事の激しさを物語る。

あかねの隣に体を投げ出すと、自身の体が鉛のように重く沈み込んだ。
側で横たわるあかねの髪を撫でる。白い鞠となだらかな丘がゆっくりと上下し、
じっとりと汗をかいて髪がへばりついているいるあかねの横顔。
目を開いたあかねは良牙をみて、満足そうに微笑んだ。
絡み合う指と指。情事の残滓もそのままに、
二人は寄り添い温みを与えながら眠りについた。・・・


  第1部 了 (次回なびき編)


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