■ 香 が 誘 う 間 の 抜 け た 夜 ■




 リィィン…リィィン……
 耳を澄ませば涼しげな鈴虫の声が心地よく聴覚を刺激した。
 季節は暑さが和らいだ秋。
 昼間はまだ汗を掻く程暑い日もあるが、夜は涼しく冷たい風が非常に気持ち良い時期となった。
 寒がりな人ならば、そろそろ分厚い布団が恋しくなる季節でもある。
 しかし、そんな涼しい空気の中、生まれてしまった熱に頭を悩ませる少年がいた。

(うぁー……ちょっと、いや、かなりマズい…かも…)
 俄かに眉を潜めながら、雷蔵は身体を横に向け少し背を丸めた。
 身体が疼いて堪らない。己の中心にある男根が褌を持ち上げる勢いで勃ち上がろうとしているのがわかる。
 何故このような事になってしまったのか。それは、彼らが床に入る一刻ほど前まで遡る。

 その時刻、雷蔵と三郎の部屋には八左ヱ門と兵助が来ていた。
 お馴染みの仲良し四人組。彼らは他愛の無い会話に華を咲かせていた。
「でさぁ、兵助ちょっと聞けよ。今日面白い事があってさ」
「おぉ、あの話か」
「え、何だよ?」
 少し勿体ぶるような台詞に、兵助は興味津々に耳を傾ける。
「俺のクラスの奴なんだけどさぁ、なんでもそいつの母親が「そろそろ房中術習うんでしょ?だったらこれ使え」って、南蛮から取り寄せた夜伽用のお香を大量に送りつけてきたらしくてさ!」
「なんだそれ!房中術は確かに習うけど、あれ教科の範囲だろ!」
「そうなんだよ。で、そいつ一人でそんなに持ってても使い道無いからって、クラスの皆に配ってたりしてさぁ!」
「ちょ、それ本気でウケる!そいつ可哀相!!」
 ゲラゲラと、夜であるにも関わらずに笑い合う。
「で、その香お前等も貰ったのか?」
「うん。えーと…これだ」
 と、雷蔵は兵助に小石大の円錐の固形を手渡した。
「へぇ…見た感じタダのお香だな」
「夜伽で使うってぐらいだからもっといやらしい形かと思ったけど、案外普通だった」
「お前何想像してんだよ」
「あははははは」
 もう何度目かの笑い声が上がる。
 その声が収まった時、三郎は思い付いたように提案した。
「なぁ、この香、炊いてみないか?」
「お!やるか!」
「どんな香りか気になるしね」
「やれ!三郎!」
 好奇心と夜のテンションに乗せられ、三郎はロウソクの火に香の先端を向けた。
「付けるぞ」
 その言葉と同時に、火が先端を少し舐めた。
 先が黒く色が変わり、直ぐに灰と共に白い煙が立ち上ぼった。
 小皿に香を立てた瞬間、鼻をつくような強い香りが四人の鼻孔をくすぐる。
 甘く、蠱惑的な…敢えて言うなら、危険な香り。
 匂いだけで『女』を表現するような香りに、四人は思わず感嘆の声を漏らした。
「なんか…凄いな」
「うん。結構キツい香りだね」
「この香、催淫効果とかあるのか?」
「いや、それは無いだろ。ただの香って言ってたし」
「おい竹谷、股間膨らんでるぞ?」
「勃ってねぇよ!」
 話が下ネタに偏ってしまうのは、思春期故致し方ない。
 その後彼らは暫く他愛の無い会話をした後、頃を見て兵助と八左ヱ門は自室へと戻って行った。
「…寝るか」
「うん」
 明かりを消し、おやすみ、と言葉を交わした後、彼らは布団の中へと潜り込んだ。
(…ん?)
 そこで雷蔵は俄かに違和感を感じる。
 布団にまで、香の香りが染み付いていた。
(あー…明日匂いが抜けるまで干すか)
 眠い眼でそう思いながら、彼は目を閉じる。

 しかし、問題はここからだった。
 休めようとした身体は、あまりにも過敏に香りを感じとってしまう。
 眠りへと意識を向けさせてみても悪足掻きに終わる。
 女を連想させる香りと、自分の体温で温まった布団。それだけで自分が誰か他の女の人と寝ているような錯覚まで覚えてしまった。
 ヤバい。そう思った時には既に己の中心は形を変えていいた。
 いくら三禁に色があっても、思春期である以上、卑猥な妄想は仕方無い。
 結果、雷蔵は後戻り出来ないほどにまで追い詰められて今に至るのであった。
(っ…抜きたい……でも三郎がいるしなぁ…)
 ちらりと雷蔵は横目で三郎を見る。
 雷蔵に背を向けていた為、顔を伺う事は出来なかったが、僅かな息遣いでまだ寝入っていない事がわかる。
 寝る前に厠は済ませた。今部屋を出れば間違なくなく不自然に思われるだろう。
 かと言って、三郎が起きてるならば、この場で自慰に及ぶ事も出来ない。
(あぁ、早く眠ってくれよ、三郎…!!)
 苛々と心の中で叫ぶ。その時、
「…よっと!」
「うわぁッ!?」
 突然三郎は、寝返りをうつようにして雷蔵の身体の上に手や足を乗せてきた。
「な、なんだよいきなり!」
「お前がなかなか寝ないから、ちょっと八つ当たり」
 はぁ?そんな事したら余計に眠れないだろう。そう突っ込もうと思ったが、別の疑問が先に口を動かした。
「僕に先に寝て欲しいのか?」
 雷蔵こそ、三郎が寝付くのをずっと待ってたのだ。
 お互い、相手が先に寝る事を望んでいた。その理由は、今の雷蔵には一つしか思い浮かばない。
「三郎…?」
「ちょっと失礼」
「え?ぁ、ちょっ…!」
 三郎の手が布団の中に滑り込む。それは雷蔵の腰を越えて昇ぶりにまで伸びてきた。
 今まで触れるのを我慢していただけに、うっかり上がりそうになる声を必死で殺す。
「うわ、雷蔵勃ち過ぎ」
「…三郎こそ」
「…っ!」
 仕返し、と言わんばかりに雷蔵は三郎の股間に手を伸ばす。
 案の定、三郎のそれも硬く勃ち上がっていた。
 サワサワと撫でてやると、三郎は一瞬息を詰めた。
 つまり、二人とも自慰を行うタイミングを狙っていたのだ。お互い眠れぬ身体であると知らずに。
「あ〜、なんか阿呆らしくなってきた。甘い匂いがプンプンする部屋で男二人が勃起してるってどう言う状況だよ」
「あはは、なんかそう言われると凄い間抜けに思えて来た、私達」
 間抜けだ。間抜け過ぎて逆に笑える。
 三郎につられるように、雷蔵も小さく笑った。
 しかし、その笑い声は急に途絶える。
 寝そべった状態だったからか、雷蔵は床下の気配を敏感に感じとった。
 一方の三郎は天井を見ている。彼もまた、別の気配に気付いたようだ。
 顔を見合わせ一度頷くと、三郎は戸のつっかえ棒を手にし雷蔵は床板に手をかけた。

「せーのっ!」
「せーのっ!」

 ほぼ同時に雷蔵が床板を持ち上げ、三郎が天井を棒で突付く。

「あ…」
「うわッ!」

 床下には級友が潜み、天井からはい組の優等生が落ちて来た。
「八左ヱ門に兵助…」
「何やってんだよお前ら」
 半ば呆れながら問えば、八左ヱ門は取り敢えず床下から出て、兵助は体勢を整えながら気まずそうな顔をした。
「何って…なぁ」
「さっきの香匂いが忘れられなくて…その、なんて言うか……どうしようもなくなったからお前らはどうしてるかなと……」
「匂いがかなり強く染み付いたみたいで…あとは八左ヱ門に同じく」
 つまり、二人も香の薫りに欲情してしまったと言う訳だ。そして腹癒せに雷蔵と三郎の様子観察していたらしい。
 間抜けな男が、更に二人増えてしまった。
「三郎、どうする?」
「盛った男が四人、部屋に集結している。…これは滅多に無い光景だぞ。何か面白い事に使えないか?」
 面白い事と言われても彼らが求めているのは自慰による熱の解放。
 こうしている間にも、褌の中のそれは痛みを発する程にまで余裕をなくしていくのだ。
「このまま四人で自慰に耽るか?」
「それは虚し過ぎるだろう」
「なら一人ずつ順番に自分のを扱いて他の人はそいつを凝視するとか」
「そんな事されたら出る物も出ないよ」
 余裕が無いにも関わらず、良い案が出ない。その時、兵助が小さく手を上げて言った。
「じゃあさ、こう言うのはどうだ?」

 まず始めに兵助が側臥になり、彼の太股辺りを枕にするように雷蔵が寝転がる。
 鍛えられた筋肉で覆われた足は硬くあまり寝心地良いとは言えない。
「兵助、重くない?」
「ん、大丈夫」
「じゃあ次は私が…」
 続いて三郎が雷蔵の腿に頭を預ける。
 そして竹谷も同様に三郎の身体を枕に横になった。
「…八…もうちょっとケツこっち」
「ん…」
 最後に兵助が竹谷の身体に身を預ければ、四人は輪になるように寝そべる形になった。円くなる、と言うより四角になる、の方が正しいかもしれない。
 それぞれ誰かの股間を目の前に寝る格好になる。
 四人での相互自慰。これが彼らの出した結論だった。
「じゃあ早速」
「えっ、待て三郎…ッ!」
 三郎が雷蔵の寝間着を割って褌の下へ手を滑り込ませる。
 窮屈な布の中から解放されたそれは、待ちに待った刺激を迎えて先端を湿らせた。
「ぁっ…く…!」
 予め油が塗られた三郎の手は程よくぬるつき、まだ掴まれただけと言うのに雷蔵は呼吸を乱して悶えた。
「うわー、雷蔵スゲェ気持ち良さそう…」
「雷蔵、兵助のも触ってやれよ」
「…う、ん」
 三郎に促され、雷蔵も兵助の服の中に手を差し入れる。
 ビクリ、と兵助の足が震えた。
「ぁ…すまん」
「大丈夫。…あ、兵助も凄い事になってる…」
「いや、感想とかいいから」
 そして、少し躊躇しながらも兵助が八左ヱ門の自身に触れた。
「っ…ぅあッ!」
「エロい声出すなよ」
「ま、待て!あまり動かすな…!出る…っ」
「早ッ!」
 八左ヱ門の情けない台詞に三人は思わず吹き出す。
 なんとか快楽の波をやり過ごした彼は、最後にと三郎の服の中へ手を進入させた。
「ん…ッ!」
「なぁ三郎、まさかココも変装とか無いだろうな?」
「あるかンな事!」
「第一変装として誰の変装だよ誰の」
「例えば、学園長とか」
「うっわ萎える事言うなよな」
 くだらない話がいちいち可笑しくて笑える。
 しかし、誰からとなく手の中のモノを擦り上げ始めれば、笑い声は直ぐに甘く押し殺した声へと変わった。
「…ん…くッ…!」
「はぁッ…ハァッ…」
「あッ…んぅ…」
「っ…くぅ…!」
 自らも触れているのに、他人から擦り上げられる感覚。
 自分で処理する時と違い、刺激を与える箇所も速度も自分で調整出来ない。
 わかっているのに、脳内で錯覚と少しの混乱が生じる。
 それは自慰とは全く異なった快感となり、ジワジワと四人を浸食していった。
「はっ、なんか…思ったより…イイな…っ」
「うん…気持ち、イィ…」
 動かす手を緩めぬよう、うっとりと快感に絆されるように三郎と兵助が呟く。
 不意に兵助は、八左ヱ門の自身を裏筋中心に手のひら全体で押し付けるように扱きだした。
 急な不意打ちに、八左ヱ門は再び情けない声を上げる。
「ひぅッ!…そ、れ…スゲェ、悦い…何だそれッ?」
「え?こう裏をグリグリって…」
「八左ヱ門、私にもそれやってみろ」
「ぉ、おう!」
 今自分がされてる手付きを思いつつ、八左ヱ門は手を動かす。
 確かに、ビリビリとした強い快感が脳天を突き刺した。
「ッ…うわっ、マジ…っ、ヤバい…!…雷蔵も、してやろうか?」
「ぇ、い、いいよっ…僕、今で、もっ…いっぱいいっぱい、なのに…」
「遠慮、すんなよ」
「してないからッ、…て、何寝間着捲ってるんだよ!」
 三郎は何を思ったか、雷蔵の裾を捲ってその猛る男根を露出させた。
 皆に見られてる。その視線と羞恥心に雷蔵の顔にカァッと赤が差す。
「ちょ、隠せよ、三郎!」
「いやだ」
「雷蔵…結構デカいな」
「あぁ、意外と」
「っ、もーっ!!」
 恥ずかしさに彼は兵助の身体に顔を埋める。
 しかし、雷蔵もやられたままでは引き下がらない。
「八左ヱ門!三郎のもひん剥いてやれ!」
「なっ!?」
「よっしゃ、了解!」
 悪ノリ感覚で八左ヱ門は楽しそうに三郎の帯を解き、寝間着を引き剥がした。
 雷蔵以上に下半身を露出させられ、流石に三郎もこの行動には焦りを隠せない。
「ぉ、おい!服ッ…戻せ!」
「どうする?雷蔵」
「駄目」
「だそうだ。諦めろ三郎」
「ぅっ…あ、あ!」
 三人の視線を浴びながら、自身に強い刺激を受ける。
 容赦ない愛撫に、三郎は急激に快楽の縁へ打ち上げられた。
 しかし皆が見てる中、一番最初に達する事だけは彼のプライドに反した。
「っ…かくなる上は…!」
 もう形振など構ってられない。そんな勢いで三郎は思い切って雷蔵の自身を口に含んだ。
「あぁッ!…ぇ、はあッ!?ちょ、三郎、口!!?」
 これには、雷蔵だけではなく、兵助や八左ヱ門も驚き目を見開いた。
「マジ、かよ…三郎の奴、雷蔵のチンコ咥えやがった…」
「尺八だっけ、あれ…、確かに気持ち良いらしいけど…」
「俺は真似したくないな。三郎、ガッツファイト」
「の、呑気な事っ…はッ、言ってるバヤイか…!!三郎、…マジ、勘弁…ッ!!」
 身を捩って抵抗しようとするが、腰をしっかり腕で固定されているので逃げる事はままならない。
 更に三郎は舌先を使って先端をくすぐったり、吸い上げながら舌を絡ませた。
 ただでさえ余裕が無いのに、そんな事されたら堪ったものではない。
「ッ…ヤバッ!…三郎、口離せ…ぅ、ああッ!!」
 その瞬間、三郎の口内で熱が爆ぜた。
 喉の奥に叩き付けられた熱に、三郎は反射的に顔を離す。
「ッ、ぅぐっ!!…げほっ…はッ、口、入った…ッ!」
「ぁっ…三郎ッ、まだっ…!」
「ぅッ!」
 ずっと堪えていた所為か、雷蔵の射精は直ぐに終わらず、三郎の顔にまで大量に精液を掛けてしまった。
「ッ、はぁ、…ごめッ…さぶろ…ッ!ぅうっ…!」
 謝りながらも強い快感に悶える雷蔵。無意識に手の中にあるモノを握り込んでいるのにも気付かずに。
「っ…!雷蔵ッ!ちょっ、握り過ぎッ…ぁ、はあッ!!!」
 次に限界を迎えたのは兵助。
 ビクンと大きく身体を振るわせた後、雷蔵の手の中にドクリドクリと白濁を吐き出した。
 雷蔵と兵助、二人は緩やかに襲ってきた倦怠感に身体を弛緩させる。
「はあっ…はあっ…」
「…はーっ…疲れた…」
「ッ、おい、兵助。俺、まだなんだけど…っ」
「あぁ、すまん」
 思い出したように兵助は手の動きを再開させる。
 扱く方からも扱かれる方からも解放された雷蔵は、予め用意していた手拭いで念入りにベタベタの手を拭いた。
 そして、三郎の口や顔を自分ので汚してしまったのを思いだし、別の綺麗な手拭いを手にする。
「…ごめんな、三郎」
「いや…自業自得、…はぁ、だよッ…これは…」
「ほら、拭いてやるから…顔上げて?」
 雷蔵の言葉に、三郎はのろのろと顔を上げる。
 白濁で汚れた顔は余裕を全く感じさせず、ふうふうと呼吸を弾ませる姿は普段の彼では絶対に見られないだろう。
 三郎の顔を拭きながら、自分もさっきはこんな感じだったのだろうか、と雷蔵は少し恥ずかしくなる。
「なんか…自分の顔でエロい顔されると、なんか複雑」
「し、仕方無い、だろッ!」
「はいはい。あ、口の中も一応拭くよ」
「ん…」
 開かれた三郎の口に布と指を入れる。あまり奥まで入り込まないように注意しながら、丁寧に口の中を拭き取る。
 舌の裏に指を潜り込ませた瞬間、三郎はビクリと肩を震わせた。
「…んっ…んんぅッ!!」
「え、何?」
 様子が変わったのを知り、雷蔵は三郎の口から指を離す。
「ッはあ!…八左っ…も、もぅ…!」
 その切羽詰まった声に彼もまた限界が近いのを知る。
 そう言えば口内もまた性感帯になるんだったと雷蔵はふと思い出した。
「ぅっ、俺も…限界ッ!!」
 ふるふると身体を震わせながら、八左ヱ門も余裕の無い声を上げる。
 兵助の指が八左ヱ門の先端を少し引っ掻いた瞬間、彼もまた三郎の自身を強く擦り上げた。
「はあ、んあっ!くうぅッ!!」
「ふぅッ、ん、んうぅ!!」
 八左ヱ門が甲高い声を絞り出すのと三郎が低く押し殺した声を出すのとほぼ同時、彼等は絶頂に達した。
 頂点を過ぎれば、後は心地よい疲労感。
「はぁー、スッキリしたぁ…」
「八、親父くさい」
「あ〜、疲れたら眠くなって来た…」
「お疲れ様」
 二人共、あの切羽詰まった顔から一転し、穏やかな表情へ変わっていた。
 乱れた服を整える為、雷蔵はゆっくり膝立ちになる。
 そして、改めて周りを見渡すと、彼は突然吹き出した。
「ぷっ…あは、あはは!」
「な、なんだ雷蔵?いきなり」
「ぉ、おい、改めて自分達を見てみな!絶対笑えるからっ!」
 言われて三郎達も周りを見回した。
 男四人が輪になって精液に塗れている。
 こんな図は、今まで見た中でも一番滑稽だ。これ程馬鹿らしい光景は無いだろう。
 ムズムズと湧き上がる笑いを堪える事が出来ない。
「は、ははは!確かに笑える!何やってんだ俺ら!」
「ヤってる時は真剣だったけど、終わってみたらスゲェ間抜けだな私達!」
「四人で扱き合うって、うわ、凄い恥ずかしい!!誰だよこんな提案した奴!」
「お前だ兵助!」
 冷静な思考が戻った彼らは、暫くそのまま笑い転げた。

 それはとても間の抜けた、秋の夜の出来事だった。

〜fin〜




〜 あ と が き 〜

間抜けで青臭い彼らを書きたかっただけです。そしてオチてない;;;ゴメン五年生;;;
でも元気な下半身をお持ちの彼らならこう言う出来事もあって良いかなと思ってみた。
取り敢えずわかった事は、雷蔵とヘタレで八は声が抑えられない、兵助はマイペースで三郎は積極的だが口が弱いと言う事。
しかし、皆全体的に受くさいですねぇ。

五年生を受に!!
 し〜てしまえ〜!!!




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