■ 時 魔 の 晩 餐 〜 ユ ー リ 対 談 編〜 ■




ユーリ…時元ユーリ   Yuli…甘側ユーリ




管理人:「Yuliいらっしゃいませ」

Yuli:「…?いらっしゃいませ…?これは…招かれているのか…??(きょろきょろ)」

管理人:「ユーリいらっしゃいませ」

ユーリ:「ッ!?(やっぱりビビる) ……ここは、何処だ?(確か部屋でマターリしてた筈なのに〜と思ってみたり)」

Yuli:「Σ!?(迂闊にもびっくり)……だ、誰だ!?(ユーリ凝視)」

ユーリ:「(こっちもビックリで目ぇかっ開き)なっ…私か!?」

Yuli:「『私か』…!? …ということは、私か!?(←わけわからん)」

ユーリ:「……(直ぐれーせーに) …成る程、これがアッシュの言っていた、もう一人の自分に会える部屋か。半信半疑だったが、本当に本当だったとはな…(薄笑い)」

Yuli:「……(←アッシュの話を聞いて、あまり来たくないなぁとか思ってた人/笑) そのようだな…。というかお前は本当にユーリなんだな?」

ユーリ:「ああ、そうだ。私はDeuilのヴォーカル、並びにリーダを務めているユーリだ。 アッシュの話が正しければ貴方も一緒だな?」
(時:↑自分に対して「貴方」(笑))

Yuli:「その通りだ…。(←ちょっと面倒げ)」

ユーリ:「(アッシュに言われた事を色々思い出し) ならば、私が自分の秘密を話せば、ここの扉は開かれるのだな? 単刀直入に言おう。私はアッシュを愛している」
(時:ぶっちゃけ過ぎっスー!!Σ≦3Д3;≧←ぇ)

Yuli:「…ハッ。私とてアッシュを愛している!そんな事秘密でもなんでもないわ!  (アッシュを思い浮かべ、ある点に気付く)……何?待て、どのアッシュを……?」

ユーリ:「 …(はは〜んと含み笑い)…生憎、うちの城には男しかいなくてな……」

Yuli:「…!!?(ごくり、と息を呑みしばし黙ってから平静を装う) ……悪いが、貴方にはこれからユーリを名乗るのはやめてもらおうか……」

ユーリ:「何故だ? 私は私だ。今更名前を変えるつもりは無い。 かと言って、どっちが偽者本者と争うつもりも無いしな。((・∀・)ニヤニヤ)」
(時:↑この強気なユリたんを後でビビらせてくれ/笑)
(宵:難しいな…/笑<ビビらせ)

Yuli:「くっ…(心:確かにそれは不毛で馬鹿馬鹿しい…。)  …まぁいい。まぁいいさ。そうだ…私とアッシュの愛はそんなにぬるくはない!性別ぐらい超えて当然だ!(あれ!?)」
(宵:↑だいぶ冷静でないご様子)

ユーリ:「ほう…。 ならば、お前が愛する「アッシュ」が、もし男だとしても愛せる自信はあるのだな? 私は例え、アッシュが女でも愛していく自信はあるぞ」

Yuli:「 ……(しばし考え、真剣に)…あぁ、『あのアッシュが男になる』のであれば、だが。もちろんそれは前提だ」

ユーリ:「……お前が言う、その「アッシュ」が気になるな。 男のアッシュとどう違う?(こっちのアッシュから知っている事は知り尽くしご様子)」

Yuli:「私のアッシュか? そうだな…まず当然だが外見はだいぶ違うな…小さくて…『全体的に細く』(←強調/笑)て…声も愛らしいな…それから………(考え)……中身はあまり変わらんかもしれんな…(汗)…しかしなんというか…男のアッシュとは違った母性的な部分が…良いのだよ…」
(宵:表情緩みすぎですユリさん…)

ユーリ:「 ……(Yuliの中のアッシュ像を想像して、ついでに至極幸せそうなYuliを見て)…そうか。貴方もいい思いをしているのだな…(やっぱりニヤニヤ)」

Yuli:「あぁ、していなくはないぞ。……というか…そちらこそ一体どんな感じなんだ…?それこそ想像がつかん(汗)。アッシュのどこが好きで…?あ、いやしかし想っているからには『どこが』ではなく『全て』か…?(微笑)」

ユーリ:「当然、全てだな。 毎日美味な料理を作り、何かと苦労を掛けて貰っている。 そして夜には(…ゴメン、自主規制した方が良いかしら?/汗)潤んだ目が私を見つめる度、私は酷く欲情するのだよ。 まったく、あの腰に尻尾が無いのが惜しいぐらいだ…」

Yuli:「…尻尾!?(←Myアッシュで想像してちょっと悦)…それはさぞ良いだろうな…尾か…」
(宵:規制はイラナイ。うん)

ユーリ:「まぁ、願っても獣時以外は尾は生えてこんから、玩具の尾で我慢しているがな」
(時:おいおい、規制外れた途端これかよ)

Yuli:「なるほどな…(笑/←案外こういうのに素で笑う奴) しかし…男同士というのは良いものなのか…?」
(宵:あはは、ユリ様二人きりで猥談ってどうなんだ/笑)

ユーリ:「(心:言っても良いが、ここで言って良い物か…)←許可が下りたら思いっきり濃ゆく語るつもり」

Yuli:「…いや、言いたくないのなら良いぞ…?」

ユーリ:「(いや、言いたい。取り合えず、無難な方から攻めてみる)そうだな、悪くは無いぞ。 あの逞しい筋肉や耳に心地よい低い声は、恐らく女が相手では体験できないだろうな」

Yuli:「ほう…つまりユーリ(←自分の名前呼ぶの慣れてる/笑)は低い声と筋肉が好きなのだな(←ちょっと違う納得な気はするが素直に納得)」

ユーリ:「 まぁ、そう言う事になるな。 だが、あのアッシュ特有の母性も、堪らないものがあ」

Yuli:「あぁ、男のアッシュにも普段からそういう部分はあるな…奴の良いところだ。(微笑)」

ユーリ:「ああ、そうだな……ん?」

管理人:「ベー……(今まで相手されなかった所為か、少し悲しそうな管理人)…チーン(いつの間にか、管理人の下には紙の塊が…/汗)」

Yuli:「なんだ…?(管理人に近付き)」
(宵:ごめんな管理人。この二人はほっといたらアッシュが恋しくなるか腹が減るまでここにいそうだったよ)

ユーリ:「……紙だ。…なんだこれは?読めん。 こっちの紙には「ユーリサイド 条件クリア」と書いてあるが…」

Yuli:「条件…?(眉をひそめ) 何が条件だったというのだ?」

ユーリ:「分からんが…(長い方の紙を見て)ん? 『紙を火に晒せ さすれば己のすべき事が現れるであろう』…?」

Yuli:「何っ!?そんな面倒な事をしてからでなければ解らなかった条件をユーリはクリアしたというのか…!? …何をした?(汗/ユーリ見)」

ユーリ:「…猥談しろと言うのが条件だったのか?(違うだろう) 兎に角、火だな。 出せるか?(自分は魔術は使えるが相手はどうなのか知りたい様子)」

Yuli:「…私は火を出すような術《すべ》はない…そちらのアッシュは使えたと聞いたが、そちらの者は皆そのような魔術が使えるのか?」

ユーリ:「否、火を操る術を使えるのは吸血鬼か、他の高等種族のみだ。透明人間ですら物を手を使わず扱う程度だ。 人狼は基本的に魔術は使えない。 書があれば可能だが………と言う事は、この部屋に書があるという事か?…まぁ、そんな事はどうでも良いか(と言いつつ指マッチ)」

 ポッ(ユーリの指先に火が点く)

Yuli:「(おぉ、と少し声を漏らし火を眺め)……幼き日を思い出す……(小さく呟)  では、その火でこれを…(先程の紙を差し出し)」

ユーリ:「うむ……(間違っても紙を燃やしてしまわないように細心の注意を払いながら)……文字が浮かんできた…(やはり古代語)」

Yuli:「何…?(文字を読み) …フッ、これが条件だったのか…?(笑)」

ユーリ:「(紙には古代語で『ノロケ話をしろ(近代的表現)』と書いてある)ノロケ話、か…成る程、納得がいく。(でも、個人的にちょっと喋り足らんと思っている)」

Yuli:「では私もしなければいけないのだな…?あまり喜ばしくないな、私のアッシュの魅力が他者にも知れてしまうという事は……(とかなんとかほざきつつ超話す気満々)」

ユーリ:「(目の前に居るのは同一人物なので、その気持ちを命一杯察し)……お前が話をしないとここから出られない(らしい)んだ。早くしろ。(ワクワク)」

Yuli:「ではそちらのアッシュと一番違うであろう部分を語ろう。それはやはりあの体なのだよ…(←またそっち系かよ/笑)!私のアッシュは、一般的な女性と比べても控え目な体型なのだよ。…そう…胸はもう少しふくよかにしてやりたいのだが…これがなかなか成果が出なくてな…?(溜息)いや、しかしいいんだ!あの控え目な所が彼女の魅力なんだ!そう……あの小さな体で夜毎懸命に私を受け止めてくれる事が……愛おしくて堪らない……(浸りまくり)」

ユーリ:「ッ!(リアルに女アッシュを想像してしまい、そんなアッシュもいいなと思ったりして、「成果が出なくてな」の台詞で『揉んでるのか!?』とか、「あの小さな体で〜」の所とかで、自分がPってしまわないかちょっと不安になってみる←ぉ)」

Yuli:「あぁ…肌の黒い女は情熱的(微古)というが…あれは本当だな……(帰ってこーい。)
あ、そういえば。私のアッシュは私のことを「ユーリさん」と呼ぶが…そちらはやはり「ユーリ」「アッシュ」か?」

ユーリ:「ああ、私のアッシュは「ユーリ」と呼ぶ。 バンドが結成したばかりの頃は「ユーリさん」だったが…」

Yuli:「そうか…うちはユーリがもう一人いるからな(苦笑)、呼び分けているようなんだが…呼び捨ても良いものだと思うのだがな…(←しかしさん付けも可愛いので変えさせようか迷ってるご様子)」
(宵:てか、ヨイチが迷ってる/笑)

ユーリ:「そうなのか。 私のアッシュは、最初「『さん』はいらん」と言っておいたのに、なかなか治らなくてな……スマイルとは、割と早く打ち解けたみたいだったが…(と言って勝手にプチ落ち込み)」

Yuli:「そうか…。……というかスマイル!?しまった!(この部屋に来る直前の出来事を思い出し一瞬焦る…が、咳払いして話に戻り)こちらの男アッシュも始めはそうだった…が、そのうち私とスマイルに対する態度が兄弟喧嘩を止める母のようになっていってな…(笑)」

ユーリ:「(Yuliの様子にやや首を傾げ) ああ、あいつはいつもそうだな。 まあ、お節介焼きがまた良いのだが」

Yuli:「そうだな…(焦ったくせに何事もなかったかのように微笑み) 少し世話焼きな所がいいんだ。お節介と遠慮のバランスが可愛らしいのだろうな、アッシュは…(←と言ったものの何だか男アッシュをやたらと褒めちぎっている気分になり複雑/笑)」
(宵:↑つーか、Yuliの中でアッ君とアッシュちゃん混じってきてる…/笑)
(時:↑混ざっちまえ/ぉ)
(宵:…混ぜるな危険!)

ユーリ:「ああ。アッシュは可愛い…。 可愛い、私の犬だ…(こーえつ)←マテ」

Yuli:「…お互い、愛犬は大切に可愛いがらねばな…(←すげーイイ笑顔/笑)」

ユーリ:「だな……(*´∀`*)(←ユーリはこんな顔(多分)しません)」

管理人:「ピンポーン!!
ベー……(毎度お馴染み)…チーン!!」

Yuli:「…む、また何か出したぞあやつ…(見に行き)」

ユーリ:「(しかし、毎回毎回、誰が紙を送信しているのだ?と、管理人型FAXが気になってみたり)」

Yuli:「(紙を見)……ではもう行って良いのだろうか? …全く、この部屋は一体なんのためにあるのか…」

ユーリ:「わからん。 だが、悪くは無いな。 他の次元の自分と会話が出来るというのは非常に貴重で興味深い」

Yuli:「…では今度、女の自分というものに会ってみないか?(冗談ぽく笑い) …と言っても私が会わせてやれるわけではないがな(苦笑)」

ユーリ:「……(女の自分と聞き、嫌な位女装が似合ってしまう自分に眉を寄せつつ)…いや、遠慮しておく。…まぁ、私の事だから男でも女でも大して変わってはいないだろうし…」

Yuli:「…その不快感を味わわせてやりたかったんだがな…。残念だよ…(またも冗談めかして、先程より小さく笑い) ちなみに、可愛げのない生意気な女だ。(そう言いつつも表情は和やか。最近友人として認めつつあるらしい。)」

ユーリ:「だろうな。 私からは何処をどう搾り出しても可愛げなど出て来ないからな(←自分は完璧な攻だと自覚しているからこそ出てくる台詞/笑) だが、話だけならしてみたいものだ(あくまでも姿は見ずに/無理)」

Yuli:「そうか?…私は話だけの方が遠慮願いたい…。奴は黙っていると美しく素晴らしい女なのだよ」
(宵:自信の観点が違うんだろうな…/笑)

ユーリ:「(でも自分は女装した自分(違)を見たくない心境らしく) そうか。だが、捻くれ者は捻くれ者同士、会話に花が咲くと言うモノだ…(自他共に捻くれ者と認めてはいる。だが、目の前に居るのが自分と同一人物だという事をもう忘れている)」

Yuli:「(少し可笑しくて笑い)捻くれ者が自ら捻くれ者と言うだろうか?いや、だからこそ捻くれ者なのだろうか…?(笑) まぁ、では奴にも宜しく伝えておくとしよう」

ユーリ:「ああ、そうしてくれ。 私も、こちらの世界の者に今日の事を語ろう」

Yuli:「そうだな…。では、そろそろ失礼するとするか…?」
(宵:↑普段自分から城メンバーに何か話題を持ち掛ける事が少ないので話題ができ
てちょっと嬉しい/話題のないお父さんか!!/笑) 

ユーリ:「ああ。(ドアを開けようとドアに近付き、ノブに手をかける。すんなり開いた)」

Yuli:「では…。…と、私はこちらの扉だろうか…?(←アッシュに扉の話をきいたので、ユーリと違う側の扉へ)」

ユーリ:「(開いた向こうの景色は間違いなくユーリの部屋で、ちょっと安心)」

Yuli:「(こちらの扉の向こうは、自分の城の廊下。…来る前のことを思い出し、微妙な心境になりつつユーリ振り返り)…では、私はこれで…」

ユーリ:「ああ。元気でな…」

Yuli:「そちらこそ…。(言い、踵を返し扉の向こうへ)」

管理人:「Yuliまたお会いしましょう」

ユーリ:「(見送った後、自分も直ぐ扉を出る)」

管理人:「ユーリまたお会いしましょう」

〜fin〜




〜 あ と が き 〜

猥談が…猥談が恥ずかしい!(笑)
うちのユーリは平気でこんな会話します。オヤジなので。




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