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 ふぅ…今日もイッパイしたなぁ…。

ぐったりとする私を見下ろす彼ら…。

身体中に中身入りのゴムを貼り付けられ、股間に再びバナナを突っ込まれたまま息を荒くして横たわる私の姿は

完全に母親としての威厳を失っていました。

 くすくす…みんなの精液そんなにいっぱい抱えちゃって…。

 それじゃ、そのゴムお土産に持って帰ろうか…ママ?

 は…はふぅ…っ。

私がまともに返事が出来ないでいるうちに…彼らは荷物から紐を取り出し、ゴムを一つ一つくくりつけていました。

そしていっぱいゴムのぶら下がったそれを、私の腰に結びつけたのでした。

 あ…あぅ…。これは…?

 このまま家まで帰るよ、ママ。

 ヘンタイなママにはお似合いの格好でね、ふふ…。

そのままの格好で、来た道をしばらく歩かされました。

足を運ぶたびに腰のあたりでぺちゃぺちゃと言う音が聞こえるような…何ともいえない感覚でした。

そしてバス停に近づいたあたりで、ようやくコートが返されましたが…ゴムを外すことは許されませんでした。

結果、行きの時より緊張する帰り道になりました。

 に…臭いでバレない?コレ…。

 今度はコートで隠してるからどうにかなるとか思えないんだけど…。

 誰もこんなもの服の下に隠してるなんて思わないよ。

 ママが自分から言わない限りは…ね。

 それか、僕らが周りにばらさない限りは…だよ。

この言葉は、またも無茶振りをされることへの前振りでした。

今度もバスの中で、このゴムを巻きつけた身体を披露する事を要求され…

しかも、帰りのバスは途中で数人のお客さんが乗ってきたりで緊張を余儀なくされました。

ようやくの思いで帰宅して、玄関のドアに手がかかった時…私は靴箱の前でへたり込んでしまいました。

そして、その日はそのまま寝込んでしまいました…。

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