言うと、由麻ちゃんのお兄さんはどさりと私の身体に覆いかぶさった。
そして、ユウジくんは由麻ちゃんの身体に…。
私は力が入らないまま、ユウジくんではない、初めての男性が身体のあちこちを弄るのを感じていたのだった…。
「これは僕らなりの良心の証…。こっちを使うと浮気になっちゃうから蓋をしておくねっ…!」
そう言うと、私たちのオマ●コに今まで使っていたバイブが挿入された。
この二人がメインで使うのは…お尻だった。
二人の理屈ではこちらなら浮気にならないと言うが…挿入される私たちにとっては、それは単なる詭弁に過ぎなかった。
パートナー以外のオチン●ンを受け入れると言う意味では、前でも後ろでも一緒だからだ。
そんな気持ちを無視して、二人のオチン●ンは私たちのお尻の穴を犯し始めた。
「はっ…いやっ!挿入っちゃうぅぅぅぅぅぅ…っ!!」
ぬりゅん!と侵入してくる初めてのオチン●ン…。
由麻ちゃんのお尻にも、ユウジくんのオチン●ンが深々と突き刺さっていた。
ユウジくんが、私以外の女の子で勃起して…私以外の身体で、その勃起を処理しようとしているのだ。
普通なら悲しくなるはずが…何故か、私はその状況に妙な興奮を覚えた。
男性の、ナマの性欲を目の当たりにしたから?
結果的に犯されてる形になった由麻ちゃんの姿と自分を重ねて感じてしまったから?
それは、いくら考えても分からない…。
でも実際、私の身体はお尻の中のオチン●ンをキュウキュウ締め付けていた。
このオチン●ンで感じちゃいけないはずなのに…。
「ん…。やめ…て…っ!」
「どうして?こんなにキツくなってるのに…?」
「だっ…だって、私は…私はユウジくん以外のオチン●ンは…。」
「大丈夫だよ…。そのユウジくんだって、由麻のお尻であんなに感じている。
理穂ちゃんだって、僕のもので気持ちよくなったって構わないんだよ?」
それは分かってる。
由麻ちゃんは、もうユウジくんのオチン●ンをくわえ込みながらよがっていた。
でも、でも…っ!
「さっきも言ったけど、こう言うのは理屈じゃないんだよ、理穂ちゃん…。
理穂ちゃんだって、お尻は素直に締め付けてるんだ。このままされちゃえば、そんなの気にもならなくなるさ…。
じゃあ、動くからね…。由麻をいつもイかせてるオチン●ンで、理穂ちゃんもイっちゃおうね…っ!」
そして、お兄さんはゆっさゆっさと私の身体を振り始めた。
私はこうして…半ば強制的に与えられる快感に身をよじるのだった。
「あっ、あっ…あひぃっ!!お尻っ…お尻が、犯されてるぅ…っ!!」
よくよく感じると、ユウジくんのオチン●ンとは全く違った。
形そのものは当然だが、お兄さんはユウジくんと感じるポイントが違うのか…突き上げる場所が異なっていた。
それが、私に未知の快楽をもたらしていた。
オマ●コをバイブで犯されながらというのもあったが…この刺激は私の新しい何かを開きにかかっていた。
「うっ、うあぁっ!!そ…そんなところ責めちゃいやぁ…っ!!」
お尻の中をみっちりと開かれる感触が、そのまま感情の扉をも開いているかのようだった。
これが、本当の意味での『堕ちる』…。そうなんだ、と思った。
知らず知らずと、身体の力が抜けていくようで…顎が上を向いたまま、かくん、かくんと振られ続けた。
由麻ちゃんも、ユウジくんの腰の上でただただ、身体を揺さぶられているようだった。
「あ…あぅぅっ…!あうぅぅ…っ…。」
口から漏れるのは、もう喘ぎ声などではなく…嗚咽のような声だった。
天井のライトがぼんやりと目の中を照らしているが、ゆらゆらとしたその光が、また幻想的だった。
身体を犯されながら、どこかへと飛んでいってしまいそうな…そんな心地だった。
お兄さんも、初めて感じる妹以外の女の子にオチン●ンが反応しまくっていた。
私のお尻の中をたっぷりと探検するように探り、探り…色々なところへオチン●ンを押し付ける。
普通のセックスとは違った、お腹の中をニュルニュルと弄られる感じ…。妙な、味わいだった。
「はぁ…はぁ…っ!うぅぅぅ…っ、はふぅぅぅ…っ!!」
お兄さんはそうして私の身体の隅々を弄って…そろそろ、最後のしるしを残そうとしていた。
私に、違う男の精液の味を教え込もうとしていた。
「理穂ちゃん…これが僕の精液だよ、よく…覚えておいてね。」
「はひぃ…いやぁ…、ダメなのぉ…っ!ユウジくん以外の人でイっちゃ…ダメなのぉ…っ!」
「由麻だって、ユウジくんの射精で達するんだ。ソッチもちゃんと、見ておくんだよ…。」
そして、二人は私たちのお尻で射精をするために腰を大きく抱え上げる。
ゆさゆさゆさっ…!!ちゅぶちゅぶちゅぶっ…!!
お尻の穴から恥ずかしい音が漏れまくる。そして最後に…
ぶちゅんっ!!
射精の勢いで、精液がはじけ飛ぶ音が聞こえた。
ぶびゅっ、ぶびゅっ、ぶびゅっ、ぶびゅるるるるるぅぅぅ…っ!!
二人も、初めての女体で射精する興奮もあったのか…思ったよりもたっぷりの精液を放出する。
私たちも、そんな欲情にまみれた精液を浴びせられて…とうとう、達してしまった。
「ひっ…ひぁぁぁぁぁっ!!イっ…イっちゃうぅぅぅぅぅ…っ!!」
「あっ、あっ、あぁぁぁぁぁぁ…っ!!ユウジくんっ、ごめんなさいっ、私も…イっちゃうぅぅぅぅ…っ!!」
私たちはこうして、パートナーの目の前で…違うオチン●ンをくわえ込みながら、イってしまったのだった…。
ユウジくんも、お兄さんも…私たちのそんな表情を見ながら何故か満足げな笑みを浮かべていた…。
これが、私たちが出会って初めての日で全て起こった事だった。
事が済んでしばらくは皆、ぐったりとベッドの上で寝転んでいた。
今まで発散できなかった全ての事が、この交流で全て吐き出せたようだった。
最後の一回も…この様な関係でなかったら、きっとあり得なかっただろう。
変な話だが、ユウジくんとお兄さんの間で似た者同士の信頼関係があったからこそ
私と、由麻ちゃんをああして交換し合えたのだろう。
帰宅の時間が迫り、私たちはこれからもずっと付き合えるんだと言う確信を持ちつつ、別れた。
実際、これが最後ではなく…頻繁に顔を会わせる関係になるまでは、すぐだった。
私たちは同じ境遇を共有する友、と言う意味でも交流を深めて行けたのだった。
身体の交流は、それ以上に激しくなっていったけれど…ね。
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