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そうして何度かの大きな痙攣をしつつ、私達の絶頂は終わった。

が、驚いた事にユウジくんのオチン●ンは…まだ固いまま。

ふらつく身体を起こそうとすると、ユウジくんは繋がったまま私の身体をひっくり返し、抱き寄せた。

 

「あ…ユウジくん…っ。」

 

子供を抱くような格好で私は、ユウジくんの身体に支えられた。

ユウジくんはそのまま下のほうを探ると…再びオモチャを手にした。

 

「ふえ…。それ、どうするの…?」

「うん…。里穂姉ちゃん、もう一つの方…貰っちゃうね。」

 

私の呟きにユウジくんは耳元でそう囁くと、溢れ出る精液をそのオモチャに擦り付けたかと思うと…

お尻にオモチャを付きたてて、にゅるる…っと挿入してしまった。

 

「…!!っ!!」

 

いきなりの事に私は声にならない声を上げたが…抵抗できる状況ではなかった。

 

「ごめん、里穂姉ちゃん…。僕、なんだか収まらないんだ…。里穂姉ちゃんの全てを犯しつくしたくて…。

全部を犯しつくさないと…終わらないみたいなんだ…っ!」

 

そして、私の足を抱え上げて繋がっている部分を再びカメラの方に向ける。

オチン●ンの挿入されたオマ●コと、オモチャをくわえ込んでいるお尻の穴の双方が映し出された。

股間の肉が、二つの男性器の形でみっちりと形作られていた。

そんな卑猥なオマ●コがしっかりと撮られた後、オモチャのスイッチが入れられて…また、ピストンが始まった。

 

今度はさっきのような激しい挿入ではなかったが、深く、ゆったりした挿入は

これはこれで何度も絶頂した身体には効くものがあった。

お尻を犯されている分もあって、身体の中がどちらからも形作られるような挿入感を感じていた。

 

二つの男性が身体の中でうごめく感じ…。

お尻のほうは初めての受け入れなのにもかかわらず、痛みも無く、馴染んでいた。

散々オマ●コの方を犯され続けていたせいで、そっちの感覚が麻痺してしまったからだろうか。

むしろ、このみっちりとした挿入感が気持ちよかった。

 

「はぁぁ、はぁぁぁぁ…っ。なんで…。何でお尻のほうも気持ちよくなっちゃってるんだろう…。

オモチャがうねうね動いてるの…、お尻の中をかき混ぜてるの…気持ち…いいのぉ…っ。」

「里穂姉ちゃん…僕にも、伝わってるよ。姉ちゃんのお尻で動く、オモチャの感覚…。

チン●ンにひびいて…じわじわ…来る…っ。」

 

そう呟きながら、身体をぴったりとくっつけて、私たちは交わっていた。

先ほど出された精液と、垂れ落ち続ける愛液が混ざり合って私達の結合部分はドロドロに溶け合っていた。

激しく腰を動かさなくても、それらの粘液は自らの重さでお尻を伝って地面に染みを作っていたのだった。

「オチン●ンも…オマ●コも、ぐっちゃぐちゃだね…。ここまでした人って…あのサイトの中じゃいなかったね。」

「これ…どんな人に見られるんだろ…ね。やりすぎちゃったり…してないよね…?」

 

この言葉で、急に意識する今の私たちの姿。姉弟で繋がっている事がすでに異常な姿だというのに、

お尻にオモチャまで突っ込んで、中出し済みのオマンコを再び弟に犯されているなんて…。

しかもそれを、誰かに見てもらうためにわざわざ撮影しているのだ。

 

少し落ち着いたはずの胸が再びとくん、と高まった。それはユウジくんも同じだった。

くっついた互いの身体に、その胸の鼓動が伝わりあう。

知らぬうちに、私たちは絶頂するために腰を動かしあっていた。

 

「見てもらお…っ。私たちのイく姿…。みんなに…見てもらお…っ!」

 

何度もの性交でしっとりと濡れた肌をくっつけ合いながら私たちは性器を擦りあう。

先ほどのアングルより露骨に結合部を写した状態で、カメラに向かいながら…。

 

家の中だけのセックスでは得られなかったこの刺激に、私はやられてしまっていた。

ユウジくんが、この話を持ってきた時は不安な気持ちが勝っていたのだったが…

この経験を得てしまった今…もう、戻ることは出来そうに無かった。

このまま、この動画をあのサイトで公開して…そのまだ見ぬ深みに嵌ってゆくしか、なさそうだった。

 

「堕としてっ…ユウジくん、お姉ちゃんを…堕としてぇ…っ!!」

 

きゅっと、ユウジくんの肩をつかみながら、私は言った。

ユウジくんはオモチャのスイッチを大きくして、私のオマ●コを責め立てた。

ぶいぃぃぃ…っと、鈍い音がお尻から響いてくる。

 

「ひっ、ひあぁぁぁぁ…っ!!」

 

立て続けの快楽で焼ききれそうな頭に、その許容量を超えるかのような信号が伝わってくる。

お尻から、オマ●コから…二つの信号が同時に襲ってきた。

身体が過剰に反応して、いつもよりオマ●コをきつく締めているような気がした。

そのきついオマ●コに、お尻からの振動が伝わって…ユウジくんも気持ちよくなっているようだった。

 

「んっ、んはぁっ…!いっ…イきそっ…!!」

「あっ、はぁぁぁぁっ!!いいよっ…イってっ!お姉ちゃんの膣内に、いっぱい射精してぇぇ…っ!!」

 

絶頂の留め金を外すように激しく腰をこすりつけた後…私たちは共に絶頂した。

お尻のオモチャの刺激を加えられながらの絶頂は…格別だった。

膣内で射精されられながらも、オモチャはその振動を止めないので絶頂に絶頂が単純に足し算されていた。

 

「あふ…っ!いぃぃ…っ!!んっ、んんんん〜〜〜…っ!!」

 

身体をいっぱいに突っ張らせて、私たちは互いの性欲を発散した。

再びどくどくと流れ込む精液が、膣内でたっぷりとはじけ飛んでいた。

「ん…んっ。ん…うん…んっ…。」

 

緩い嗚咽を漏らしながら、絶頂の波が過ぎるのを待った。

ユウジくんのオチン●ンが、最後の精液を放ち終えると…ずるりと抜け落ちた。

と、共に私の身体も一切の力が抜け落ちて…お尻からオモチャが潤滑油代わりの精液を纏いながら抜け落ちたのだった。

精液の垂れる膣口、ぽっかりと空いたお尻の穴がぱく、ぱくとうごめいている所までがカメラに収められた。

「あ…あぁ…っ。ぜ…全部見られちゃった…っ。」

 

精液がどろりと流れ出るお尻とオマ●コまでをしっかりと撮影されて、

その最後の画像は、もう一度家へ帰るところで締め、と言う事になった。

もう一度、来た時のようにオモチャがオマ●コに挿入される。

膣口からこぼれ出る精液に蓋をするような形になったので、オモチャと膣口の間から精液がにじみ出ていた。

漏れ出た精液がオモチャの表面を鈍く光らせ、淫靡な事この上ない。

ブブブ…と響く振動音も、何となく湿って聞こえた。

私はべちゃべちゃするお尻を引きずるようにして、帰り道を進んだのだった。

その後意識が暗くなって…どうして家に戻ったかまでを私は覚えていない。

しかし、カメラに残された映像を確認したから…あれは夢ではなかったのだと言う事だけは確かだった。

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