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射精が終わったというのに、ユウジくんのオチン●ンは勃起しっぱなしだった。

止まらない興奮…。それは、私も同じだった。

私たちは自然な流れで…そろそろ、繋がりたいと思った。

ユウジくんの勃起に対して、私は四つん這いのまま…動物が交尾を欲するように、お尻を突き出したのだった。

 

「おっ…弟チ●ポ…。お姉ちゃんのオマ●コに…突っ込んでほしいのぉ…っ!」

 

普段なら口にしないそんなセリフが、自然と出てしまったのは…やはり、カメラを意識しての事だったのだろうか。

ユウジくんは、そんな私の普段とは違う態度に興奮し…繋がっている部分が良く映るようにカメラをセットした後、

ずぶん、とそのいきり立ったものを私の中に挿入したのだった…。

 

とうとう、記録に残る形で私たちは近親相姦を始めてしまったのだった。

今までずっと、何となく続けていた肉体関係だったが…その事を意識すると、とても身体が熱くなってきた。

こっそり隠してきたものを、ばっとさらけ出す、爽快感にも似た感情が襲ってきたのだ。

 

「あっ…あぁっ!!見られちゃう…っ!私たちがセックスする姉弟だって…みんなに見られちゃう…っ!!」

 

下から見上げるレンズに、私たちの結語部がじっと見つめられていた。

生々しく繋がりあった近親性器の様子が、克明に記録されているのだった。

私たちは今まで気にもしなかったが、これはあってはならない光景だった。

禁忌中の禁忌を犯している背徳感と言うものを…もしかしたら初めて感じたのかもしれない。

 

イケナイコト、と言う意識は、私たちの性欲を更に駆り立てていた。

ユウジくんの腰の振りが、いつもより強く私のオマ●コを犯していた。

パンパン、パンパンとお尻に腰がぶつかる音が厭らしく夜の林に響いている。

その振動は身体を伝わって、宙ぶらりんになったおっぱいをぶるん、ぶるんと揺らしていた。

 

「あっ、あぁんっ!!弟チ●ポなんかでセックスしちゃ…ダメなのにぃ…っ!!

気持ちいいっ…!近親セックスっ…なんでこんなに…気持ちいいのぉ…っ!!あっ、あぁぁん…っ!!」

ユウジくんはそんな私の喘ぎ声を聞きながら、オチン●ンを目いっぱいにねじ込んで来る。

結合部から飛び散る愛液がカメラのレンズを汚しそうなほどだった。

あまりの興奮に、足が震えまくる。力を入れても、ガクガク震えて…崩れそうになる。

私の身体がふらつき始めたのを見てユウジくんは、お尻をがっしりとつかんで、みっちりと腰を押し付けてきた。

足先がふわりと浮かんだような気がした。

私の腰から下は、もうユウジくんの思うように振り回されるだけだった。

 

「あっ、あっ、あふぅっ!!」

 

その体勢で続けられる激しいピストン運動…。

膣内から子宮口までぎっしりと押し付けられるユウジくんのオチン●ン。

それが引き抜かれたり、また押し付けられたりするたびに私の身体の奥から深い吐息が漏れ出る。

まるで、大きなオナホールを扱っているかのような腰つきだった。

ユウジくんは、そんな興奮の中再び射精を行おうと、容赦なく腰をぶつけてきた。

私はただ、その動きを受け入れるだけの肉壷と化してしまっていた…。

 

「あっ…うくぅっ!!はっ…はうっ!はっ…はぅぅぅっ!!」

 

どすん、どすんと身体の奥に怒張が突き刺さる。ごりごりと膣壁が何度も亀頭に嬲られていた。

オナニー、オモチャを挿入しながらのフェラチオとずっと絶頂しっぱなしだった私のオマ●コは

今のこの刺激が、どういう感じで、どこに行こうとしているのか…かなり、あやふやになっていた。

私はすでにイってしまっているのか、それともまだこの上があるのか…その所が、判然としなかった。

 

じんじんする下半身を振り回されながらそんな事を考えていると…ユウジくんが、射精した。

びちゃびちゃっと子宮のあたりが熱くなって行くのを感じた。

そして子宮から溢れた精液が膣内にまで遡ってきたのか…オチン●ンの形に、膣内までもが熱くなって行った。

ぶちゃ、っとオマ●コの辺りから音がしたような気がした。カメラは、この溢れ出る射精を捉えたのだろうか…。

それらの感触を感じながら、私も絶頂した。

あぁ…やっぱりまだ上があったんだ、と思いながら、頭にまで駆け上がってくる快楽の痺れを受け止めていた。

 

「うっ、うっ…!くあぁぁぁぁっっ!!いっ、イクうぅぅぅぅぅぅぅ…っ!!」

 

きゅぅぅぅぅ…っと膣壁が無意識のうちにユウジくんのオチン●ンを締め上げる。

どくどく…と精液を吐き出すそのオチン●ンは、その刺激を受けてより多くの精液を吐き出し始めた。

膣が、子宮が精液を飲み込み始める。

お腹の中にたぷたぷと熱いものが拡がってゆく。

弟の精液を子宮で飲み込む姉の姿…。ここに、近親相姦の一つの姿が組みあがっていた。

絶頂を迎えてもなお、私たちの性器は互いにその快楽を与え合っていた。

精液が私の子宮を叩きつけ、私の子宮は、その与えられるものを全て飲み込んでいた。

大きな快楽の波が、何度も何度も私たちの身体の中で寄せては引いていた…。

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