ぬるり、と温かい物にペニスが包み込まれた。真美が俺のモノを咥えたらしい。
 ねっとりとした粘膜が絡み付いてくる中、唾液に濡れた舌が俺の最も敏感な部分を何度も擦る。
 睾丸がキュッと締まり、突如の噴火を起こしそうになるが、いくらなんでも早すぎるだろうと気合で押し留めた。
 俺も、目の前の性器を責め続けなければ。柔らかいお尻を掴んで左右に広げ、秘裂をもっと剥き出しにする。
 「んぐっ…んんんん!」
 泉から出てくる湧き水を、わざと音を立てて啜ると、真美の腰がガクンと揺れた。
 腫れたクリトリスを舌で転がしていると、その泉からは際限なく愛液が溢れ出てくる。
 俺が責め続けるのに負けじと、口内の締め付けがきつくなり、粘膜がぴとっと張り付いてきた。
 裏筋と傘の引っかかりが弱いというのを悟られたのか、裏筋の縫い目を上顎の段々になった部分がゴリゴリを擦る。
 先ほど気合でこらえたはずの射精感が、さっきよりも巨大になって水門の扉を叩いた。
 ガマンしなければ…と思った矢先に、カリ首に引っかかった唇に亀頭を強く吸い上げられ、煮えたぎった欲望が爆発した。
 「あ……出るっ……!」
 「んぐっ!?」
 何も考える事ができずに、ただただ快楽の濁流に意識が押し流されていく。
 尿道を駆け上がって白濁が吹き出る度に、目の前の世界が白くフラッシュした。
 どうにか頭が回るようになったのは、全て吐き出した後だった。
 「ハァハァ…あっ」
 先ほどからの温かい粘膜の感触がまだ残っている。と言う事は、まさか…
 「わ、悪い真美……口の中に……」
 「……あんま美味しくないね、これ……」
 振り向いた真美の唇の端からは、見慣れた白い液体が一筋垂れていた。
 「吐き出してよかったのに」
 「だっていきなり出て来たんだもん。真美も…き、気持ちよくて頭がボーっとしてたし」
 恍惚としたような声色でそう言うと、またその綺麗な唇にペニスを咥え込み、尿道に残った精液を残らず吸い上げた。
 唇が離れた所で、敏感な亀頭をぐにぐにと柔らかい手に揉まれ、ついさっき熱を吐き出したはずのそこはあっという間に元の
硬度を取り戻した。
 「なあ真美、凄く気持ちよかったんだけど……どこで覚えたんだ、そんな事?」
 「……やだなぁ兄ちゃん。そういう教科書なんていくらでも転がってるんだよ? 実践は今日が初めてだけど」
 このままもう一度、真美にしてもらうのも…と思ったが、そろそろ頃合と思い、真美の身体をこちらへ向けさせた。
 仰向けになった真美の背中まで伸ばした栗色の髪が、真っ白なシーツの海に散る。
 本来ペニスを埋め込むべき洞穴は、もう既に溢れんばかりの愛液でぐしょ濡れになっている。
 こうまで派手に濡れているのは、やはり真美自身に自慰の経験があるからなのだろうと思う。
 見詰め合う体勢になって、俺がキスをしようとすると、真美が自らの口を塞いだ。
 「どうした?」
 「だって……まだ、兄ちゃんのが口の中に……」
 キスするのに躊躇するほど不味いという事なのか。
 少々ショックだが、そもそも体液なんて飲んだりするものではないのだ。美味しいわけが無いだろう。
 「いいよ。真美とキスしたいんだ」
 と誘いかけると、真美は嬉しそうに口元を釣り上げ、二、三度瞬きして唇を重ねてきた。
 舌をねちねちと絡み合わせ始めた所で、そういえば俺の口も真美の愛液まみれだったな、と気づく。
 「んんっ……ん、ふ……」
 精液と、愛液と、唾液。お互いの体液を、口の中で混ぜこぜにして交換しあう。
 ……それにしても、やけに真美の舌から伝わってくるモノが、苦いというか、生っぽい匂いがするというか……。
 「……俺が言うのもなんだが、本当にマズいんだな。こんなもの、よく……」
 「兄ちゃんのだもん。いくらでも飲んであげるよ」
 と、明るい真美の笑顔。そんな無邪気な表情で言われると、こっちが照れ臭くなってしまう。


 「さて、そろそろだな。ゴムしないと……」
 俺がコンドームを取り出そうとした所を、真美に手首を取られて制止された。
 「……つけなくていいよ」
 「つけなくていい…って、つけなきゃマズいだろ」
 「今日は大丈夫な日だから、いいよ。兄ちゃんを……直接感じたい」
 そう言う真美の瞳は真剣だ。
 無理も無いかもしれない。今日のこの瞬間を逃したら、きっと同じ機会は二度と訪れないだろうから。
 男としての欲望云々はさておき、ここは素直に真美の希望を聞き入れてあげたいと思った。
 「……分かった。今一度聞くけど…ホントにいいのか?真美、最後までするのは初めてだろ?」
 「うん。初めては兄ちゃんがいい。っていうか、兄ちゃんじゃなきゃヤダ」
 「真美……」
 きっかけは、あの行き過ぎたごっこ遊びだったのだろうか。
 それとも、いずれはこうなっていたのだろうか。考えても意味は無いように思った。
 結局の所、俺のペニスは性感を求めて疼いてしまっているのだから。
 真美がゆっくりと脚を開き、俺を受け入れる体制を整えた。
 結局ゴムはつけないまま、愛液の湧き出る源、膣口へと杭の先端をセットする。
 粘膜同士がくちゅりと音を立てて触れ合い、真美が鼻から声を漏らした。
 「じゃあ行くぞ、真美。痛いと思うけど…」
 「うん……兄ちゃん」
 「なんだ?」
 「真美ね、兄ちゃんのコト………」
 切なそうに眉をひそめて大きな瞳を潤ませ、何か重大な事を言い出しそうな雰囲気。
 俺は黙ってその言葉の続きが出てくるのを待つ。
 「……………」
 「な、なんだよ?」
 「……忘れちった、エヘへ」
 真面目な表情が一転、照れ笑いに変わった。
 その言葉に思わずずっこけそうになりながら、真美の額を軽くコツンと小突く。
 「……なんかシリアスな感じになっちゃいそうだからさ。雰囲気ほぐそうと思って何か言おうとしたんだけど……」
 残念そうな、安心したような、どちらともとれない微妙な表情の真美。
 「……ちょっと出鼻をくじかれたような感じがするけど、今度こそ……」
 狙いは定まったままだ。力抜けよ、と言い、そのまま腰を奥へ押し込んでいく。
 「んっ……ん………んぎゃっ!」
 予想していた通りの抵抗の強さに一呼吸置いてもう一度、と思ったその瞬間、向こうから押し返してくる力が突然消え、支えを失
った腰が急激に押し出された。
 何かを貫くような感触と共にズルッと一気に奥へと滑っていき、最奥の行き止まりに当たった。
 「あたたたた……う〜…効いたあぁ〜……」
 「お、おい真美、大丈夫か!?」
 俺の身体の下になって、額に脂汗を浮かべて目を回している真美に声をかける。
 「力抜けって言ってたから…力抜いたらいきなり…」
 「ご、ごめんな、俺の方こそ力んじゃったみたいで…痛かったろ?」
 「め、めっちゃ痛い……けど」
 歯を食いしばる真美が何かを求めるように右手を差し出してきて、俺は正面から指を絡めてその手を握った。
 手を握った瞬間、痛みをこらえるような呼吸に合わせてヒクヒク動いていた膣壁がキュッと締め付けてきた。
 「これで……兄ちゃんと一つになれたんだよね、真美…」
 本当は男には決して分かりえない激痛が走っているだろうに、真美はいじらしく笑って見せた。
 意外とロマンティックな事を言うんだな、と思った。
 いや、意外と、は余計か。真美だってれっきとした女の子なんだから。


 「ね、動いていいよ兄ちゃん。しよ…」
 何度か深呼吸をしてから、真美がぽつりと言った。
 「平気なのか?」
 「いきなりガンガンやらなければ、多分……」
 「了解だ」
 ぬるぬるして温かい粘膜に包まれる快感に腰が溶けそうになり、そのまま溶けてしまいたい衝動に駆られるが、焦ってはダメだ。
 相手のペースを考えて、前後にゆっくりと抽送する。
 複雑な襞状の組織が巧妙にペニスに絡みつき、押し返し、引き込み、絞り上げてくる。
 動かし始めると、あらゆる方向からの強い圧力に、思わず呻き声が漏れてしまった。
 「あっ…あ……はぁっ……」
 まだ、真美の声にはガマンの色が滲んでいる。初めてなんだから、無理も無い事だ。
 その痛みを表すかのように、侵入者を排除せんばかりの肉の蠢きはギチギチとペニスを締め上げてくる。
 締め付けは痛いぐらいにキツいものだったが、それ以上に温かい肉の感触と真美の表情や吐息が筆舌に尽くし難い快楽を生み出
していた。
 焦るな焦るな焦るな。ゆっくりゆっくりゆっくり。
 そう念じながら、俺は乱暴に腰を打ち付けたい衝動を抑えて少しずつ真美の膣内をかき回す。
 「痛くないか?」
 俺の下にいる真美に尋ねる。
 「あふ……ちょっとだけ…でも、なんか今までに無い感じがする……」
 はぁはぁと、息を荒げながら真美が答えた。
 「あぁ…んっ…ふぁ、あん………」
 段々こなれてきて膣内の潤滑液が十分に行き渡り、痛いほどの圧力は消えて心地よくなってきていた。
 それと同時に、真美の声にも若干甘いものが混じり始めてきていた。
 もっと激しく動きたい。抑えなければ、と思う一方で、グラインドの速度は徐々に上がりつつある。
 何時の間にか、俺は先端から根元まで全てを真美の中に埋め込んで、ずぼずぼと淫らな肉壁と肉欲の塊を擦り合わせていた。
 「んあぁぁっ…あ…に、兄ちゃん…中で大きくなってる……」
 嬌声へと変わり始めた真美の声の中、電撃のような快楽が何度も何度も頭を打ち付ける。
 その電撃が、あたかも機械を動かす電力のように、次の一往復を導き出した。
 「真美…凄く気持ちいいぞ、真美の中……!」
 ぴったりと包み込むような膣壁が、ペニスを引き出す時にカリをゴリゴリ引っかき、腰を振るのが億劫になる程の悦楽を生み出す。
 「兄ちゃん…真美も、真美も……気持ちよくなってきた…はぁっ…んんん…」
 快楽を口に出す事にさほど抵抗が無いのか、真美は性感に対しては正直だ。
 口答えする所をねちねち責めていくのもそれはそれで楽しいだろうが、こういう素直な反応は男心をくすぐるものがある。
 などと考える余裕もそろそろ無くなってきていて、俺は腰の奥で燃え上がる射精感を押さえ込もうと意識を割いていた。
 「兄ちゃんの……」
 「ん?」
 「兄ちゃんの、おっきくて…あの時じゃきっと…ん…きっとムリだったと思う……」
 途切れ途切れに、頭の尻尾を揺らしながら真美が言った。
 「今は、大丈夫なのか?」
 「ん……うん…今は…あ…兄ちゃんの、お…おち……き、気持ちいいよ」
 Hな言葉を言いかけて中途半端に誤魔化した真美の頬が羞恥の色に染まった。
 「え、何が気持いいの?ちゃんと聞きたいなぁ」
 その続きを聞いてみたくて、イタズラ半分に俺が言った。
 「……兄ちゃんの……うぅ…おちんちんが…真美の……お、おまんこ…ゴシゴシするのが……気持いいんだよぅ…」
 ほんの冗談で俺が言ったつもりだったのに、真美は眼の両端に涙を溜めながら、恥ずかしそうに詳細を言った。
 それと同時に膣内がねじれるように締まってグイグイ蠢き、裏筋やカリ首のくびれを一気に絞り上げてきた。
 「うっ…やば…!?」
 突然押し寄せてきた鉄砲水のような怒涛の快楽に、燃え上がっていた射精感が一気に爆発した。
 射精の瞬間を堪えていた意識が一方的に押し流され、尿道を精液が駆け上がっていった。
 止まれと念じることもできず、大きく脈打つ性器がホースいっぱいの白濁液を鈴口から吐き出していく。
 「んぅ…熱い…!」
 注ぎこまれていく精液を受け止める真美が、俺の手をギュッと握り締めた。
 「ハァ…ハァ…」
 意識がクリアになって頭が冷静になると、結合部から赤と白のカクテルが溢れ出てきているのが見えた。
 「真美…」
 「ん…何?」
 「苦しくなかったか?」
 ロストバージンの証―赤い血があまりにも痛々しくて、真美を傷つけてしまったのでは、と心配になった。
 「大丈夫だよ。初めてでも…結構気持ちよくなれるんだね。痛いだけかと思ってた」
 真美の前髪が、額の汗で若干張り付いていた。やっぱり痛かったと知って、胸が痛くなる。


 「んっふっふ…兄ちゃん、真美にエッチな言葉言わせた途端にイッちゃったね。コーフンしちゃった?」
 悪戯っぽい笑みを真美が浮かべる。それは確かに否定できない。
 現に、さっきの余韻が冷めない俺は射精の後でも真美の中でペニスを硬くしたままだ。
 「ね、兄ちゃん、もう一回しよ?たった一回じゃ…足りないよ…」
 繋がったままで、真美が身体を起こそうとした。背中を抱き寄せて、そのまま上下が逆転する。
 「あ……この姿勢…めっちゃ深い……」
 真美が体重を俺に預けてくると、膣内の一番奥の行き止まりにコツンと先端が当たった。
 じゃあ行くよ、と軽く合図して、俺は真美の細い腰を掴んで下から突き上げた。
 「ふあっ!?や…そんな、いきなり…」
 さっき吐き出した精液が重力に引かれて膣内からあふれ出してくる。
 一突きする度に、ぐちょ、ぐちょっとイヤらしい水音が聞えてきた。
 「う〜…ま、真美も負けないよっ……」
 俺が腰を振るのに合わせようと、真美が慣れない腰使いで動こうとする。
 横になっている時と違う、膣壁の蠢き。真美が動く度にうねうねとその形を変えていった。
 それに合わせて、髪留めでまとめた尻尾と、胸元で豊かに実った果実も揺れている。
 真美と俺が同時に押し出す動きをすると、最奥と先端がごちっとぶつかった。


次へ


Gポイントポイ活 Amazon Yahoo 楽天

無料ホームページ 楽天モバイル[UNLIMITが今なら1円] 海外格安航空券 海外旅行保険が無料!