「り、律子?」
 ズズズ、と雷雲がうなると、しがみつく両腕がギュウ、と強く胴を締め付けてきた。
 「うぅ……ホントに駄目なんです、すみません、許して、勘弁して……」
 その言葉が俺に向けてなのか、空の上の雷様に向けてのどちらなのかは分からないが、律子が相当参ってい
るらしいのは確かだった。
 「大丈夫。建物の中にいれば雷が落ちる心配は無いよ」
 「で、でで、でも……」
 「安心しろって」
 ただでさえ大きくは無い律子の体がやけに小さく感じられた。その背中に腕を回して抱き寄せ、左手で子ど
もをあやすように頭を撫でる。背中の、腕の、肩の骨格。背中に回した手には肋骨と肩甲骨の感触がある。性
別は違うが、俺と同じ生物。フカフカの布地越しに感じる温かい体と、胸元に当たる規則的な呼吸に、そう強
く感じた。
 「……うん」
 律子は俺の腕を跳ね除けようと抵抗することは無かった。それどころか、遠慮がちだった距離をぴったりと
詰めてきて、時折唸る雷の音や窓から差し込む紫色の光に身じろぎしながらも、叫び声もあげずに、静かに呼
吸していた。
 雨が窓を叩き、風がガラスを揺らす中、淡々とブラウン管の中で喋り続けるアナウンサーの声を聞きながら
俺たちは過ぎていく時間を、ただ大人しく過ごした。
 俺はというと、気が気でないのを悟られまいと必死だった。常に胸を張って堂々としていて、上司にあたる
俺にも遠慮無しにズケズケと物を言う律子が、俺の腕の中で弱く小さな姿を晒している。これ以上無いほどの
密着度といい、鼻腔をくすぐる風呂上りの肌の匂いといい、足元のおぼつかない台の上で鉄の塊を両手に提げ
て立っているような、横から軽く押されただけで一気に崩れてしまいかねない危険な状態だった。
 そうしてしばらく大人しくしていると、やがて雷の音だけは遠ざかっていき、雨音と風の唸りはそのままで
もだいぶ落ち着いてきたように感じられた。
 「あ……」
 落ち着きを取り戻したのは律子も同じだったようで、この密着した距離を理解したのか、モゾモゾしながら
腕の中で所在無さげに視線を泳がせた。
 「えっと、その……」
 頭の中が、俺を見上げる女の子のことでいっぱいになってしまいそうだった。言葉にすることはおろか、心
に思い描くことすらも避け続けてきた感情がどんどん膨らんで、ぱあんと弾けてしまいそうだった。
 離したくない。このまま抱きしめていたい。そんな本音から、目を逸らすことができなかった。
 「あ、あの、もう大丈夫ですからっ! いきなりすみませんでした!」
 腕の中で律子がもがくが、俺はその身体を離さなかった。
 「もうちょっとだけ……」
 「も、もうちょっと……って」
 律子の言葉には答えず、もっと密着するようにと真正面から小さな身体をきつく抱きしめた。肩甲骨の中間
辺りに掌をあてがうと、律子の鼓動と温もり、呼吸する度に膨張する体の感触が伝わってきた。
 そのままくっつきあっていると、俺の頭にあることが浮かんだ。今、律子に頼めば、また『ダーリン』と呼
んでくれるだろうか。聞きたい。尋ねてみたい。何のつもりであんなに熱の篭った言い方をしたのか、律子の
真意も知りたかった。
 「あの、社長。そろそろ……は、恥ずかしいから……」
 「なぁ律子。社長じゃなくてさ、もう一回、あっちの言い方で呼んでくれないか」
 「あっちのって、アレ……ですか?」
 律子が言い澱む。
 「ダメか?」
 「ダメじゃないけど……どうして?」
 俺が律子の瞳を覗き込むと、その瞳は真っ直ぐ見つめ返してきた。
 「どうしてって、そりゃあ……」
 「い、言ってもいいけど、何となくで言いたくないの。私が納得できる理由……聞かせてよ」
 理由……もう分かりきっていた。もしこの瞬間を逃したら、俺がこの想いを言葉にする機会は訪れないかも
しれない。今後も律子とは長い付き合いになるから、二度と来ないということは無いのかもしれない。しかし
たとえそうであっても、今が最初で最後のチャンスだ、そう俺は感じていた。
 大きく深呼吸する。
 「それは……俺は律子のことが……す──」
 「ま、待って!」
 俺が勇気を振り絞ってその一言を言おうとした瞬間、突然腕の中から律子が逃げるようにすり抜けて、お互
いの身体が離れた。律子の眼には、はっきりと戸惑いの色が浮かんでいた。何を言われるか気付いたのか、頬
がよく熟れた林檎のような色に染まっている。
 「あのね、わ、私なんかより、もっといい子、いると思うの! ほ、ほら、私なんて、いつもキツいこと言
ってばっかりだし、765プロの他のみんなみたいにオシャレでも無いし、素直じゃない捻くれものだし、可愛く
も無いから……一緒にいたってきっと楽しくなんてないですよ……だから、か、考え直した方が……」
 慌てていた律子の声は言葉が進む度に段々と小さくなり、それに釣られるように目蓋も伏せられていった。
諦めのような暗い空気をまとっているように見えて、膝の上に置かれた手は裾をぐっと握り締めていた。
 初めて出会った頃からずっと、律子は悪い意味で自分のビジュアルを気にしていた。俺がルックスを褒めて
もあまりいい顔をしないのは、きっと、自信の無さの表れなのだと思う。アイドルとしての活動を続けていく
内に、やがて律子は自分の性格への不満も漏らすようになった。
 高木社長の目は確かだ。あそこの候補生達のビジュアルは、総じてレベルが高い。初めて見た時はその粒の
揃いぶりにびっくりした。『人数合わせで候補生にされた』とボヤいていた律子だって、他の女の子に引けを
取らないぐらい、輝ける可能性を秘めていたのだ。俺はあの時、レンズの奥にあった瞳に、何か、磨かれてい
ない原石のようなものを確かに見出した。
 「どうせ自分にアイドルは無理だ」と諦めに似た色を浮かばせていた律子の顔を見て、俺は何としてもこの
子を輝く舞台の頂点に立たせてあげたい、って思ったんだっけ。
 そうだ、今こそ踏み出す時だ。勇気を出せ、俺。息を飲み込む。
 「あのな律子。俺は別に、可愛い女の子とかオシャレな女の子が好き、っていうんじゃなくて……」
 「………」
 「律子が好きなんだ。モデルみたいに綺麗な人とか、誰もが羨む魅力を持った人とかじゃなくて、律子がい
いんだ。苦しいことも楽しいことも一緒にやってきた律子じゃなきゃ嫌なんだ」
 「……いいの? 私みたいなカタブツ、付き合っても楽しくないと思うけど……後悔……しない?」
 後悔なんてするもんか、と俺が言うと、律子は顔を赤らめ、少し躊躇してから両腕を広げた。
 「なんか、ジンと来ちゃった。こんなに嬉しいこと……ありがとう……ダーリン」
 あの時は、「顔は見ないで」と言っていた律子が、しっかり俺の目を見つめながらそう言ってくれた。心が
求めるままにそっと体を抱き寄せると、律子は顎を俺の肩に乗せつつ、細い両腕を背中に回してきた。もう一
度、優しく穏やかな声で、ダーリン、と囁かれ、背筋がゾクゾクした。
 ああ、なんて甘い響きなんだ。
 こんな熱い愛情に溢れた言葉があの律子から出てくるなんて、誰が想像できるだろう。いや、誰にも想像さ
せたりなんてするもんか。
 「律子」
 肩を抱いて見つめ合うと、驚くほど自然に律子が瞳を閉じた。
 「ん……」
 顔を近づけて、唇を重ねた。律子の柔らかくしっとりした唇は、甘酸っぱいオレンジの味がした。
 「わ、私……こんな時どんな顔をしたらいいのかしら、頬が緩んじゃって……だらしないような」
 軽いキスから唇を話すと、律子は抑え切れない嬉しさに口元を吊り上げつつも戸惑っているようだった。顔
を赤くしている姿が愛らしい。
 「そのままでいいよ。ニヤけてる律子の顔なんて滅多に見られないし……可愛いよ」
 「…………」
 「あれ、嫌がらないんだな?」
 「どうしてかしら……なんだかいい気分になっちゃう。こういうの、好きじゃないはずなのに」
 頬を染めてはにかむ律子が本当に可愛くてたまらない。否が応にも胸がドキドキしてしまう。さしずめ、憧
れのアイドルと握手会で対面するファンの心境といった所だろうか。そうだ。俺は律子の最初のファンでもあ
るのだ。そして、日本中のどのファンよりも俺が律子を愛している自信がある。
 「………!!」
 ふと目線を下げてみると、ややはだけたバスローブの襟元から、くっきりとした胸の谷間が露になりかけて
いた。水着姿を見ていたからスタイルの良さは既に知っていたが、こう間近で見るとなんともダイナミックだ。
股座に律子の膝が当たっているという状況にかかわらず、急に入ったスイッチから電力が流れてきたかのよう
に、下半身に血液が集まりだした。当然、ズボンの布地を押し上げたそれが、律子の膝に当たる。
 「あっ……こ、これって……」
 「す、すまん律子、これは男性の生理的現象の一つで、その」
 止まれと念じた所で止まるはずも無く、俺の身体の仕事振りは完璧だった。ガソリン満タン。律子にその存
在を知らせるどころかアピールまでしている。何をどう弁解すればいいかも分からないまま、どうにもいたた
まれない気持ちになっていると、
 「わ、私だってそれなりの年齢だし、何も知らないわけじゃないけど……えっと……」
 律子が眉尻を下げて歯切れ悪そうにそう言って、視線を下げてから、上目遣いになって俺を見上げた。
 「私と……そ、そういうことしたい……って思ってる?」
 俺だって若い男だ。すぐ傍に魅力的な女の子がいれば勿論、何も意識しないことの方が少ないと言っていい。
しかし、ついさっき想いを伝えたばかりの相手に対して、このあまりにも正直すぎる反応はいささか短絡的と
いうか、即物的すぎやしないだろうか。失望した、と拒絶されたってごく当たり前だ。だからこそ、律子のそ
の言葉は思いもよらなかった。
 「前からずっと、あなたともっと仲良くなれないかな……って、期待してた。勿論、アイドルとプロデュー
サーでそういう関係って凄く不健全だし、あなたも無責任な人じゃないから、そんなのありえないって気持ち
の方がずっと強かったけど。だ、だから、今のこういう状況、夢か幻か何かじゃないかって……消えてなくな
ってしまうんじゃないかって……怖いんです」
 「律子……」
 「あなたは、魔法使い。デビューが決まったあの日、私に魔法をかけて、アイドルになるっていう夢を見せ
てくれた。とっても素敵な魔法使いの……お兄さんって言ったらちょっと変かしら。も……もう一度、魔法を
かけて欲しいんです。この、不安な気持ちを打ち消して欲しい……こんな地味な私でよければ……だ、抱いて
くれませんか?」
 俺を見上げる律子の、頼りない表情。律子の不安を取り除いてあげることと、俺が男として律子を求めるこ
と。両方を満たすのが同じ行為なのかは分からないが、その一言が俺に火を付けたのは確かだった。
 「アッ……ン」
 顎を引き寄せて、律子の唇をやや強引に奪った。さっきのような触れるだけの微笑ましいキスではなく、も
っと荒々しくて、下品なディープキス。半開きになった隙間を目掛けて舌を割り込ませ、口内へ侵入して律子
の舌を捕まえた。律子もただされるがままになっているわけではなく、蹂躙する俺の舌に対して、遠慮がちで
はあるがねっとりと舌を絡み付かせてくる。
 「んっ、ん……ふ」
 鼻息に混じった色っぽい声がますます俺のボルテージを引き上げていくキスがこんなに気持ちいいなんて。
触れ合っているのは唇と舌だけだと言うのに、こんなにも股間がジンジン疼く。昂る気持ちを我慢できなくな
ってソファーの上に律子を押し倒そうとしたが、視界の端にベッドが佇んでいるのを見て踏みとどまった。
 唇を離して、顎に一筋垂れた唾液も舐め取ると、俺は律子の膝の裏と背中に手をあてがい、横抱きに抱え上
げた。俗に言うお姫様抱っこの体勢でベッドに軽い体を運ぶ間、俺の首に腕を巻きつけたまま、律子はぼんや
りとしていた。
 ベッドの上に律子の身体を下ろして、俺もその上に乗る。二人分の体重を受けたベッドがギシィと重苦しい
悲鳴をあげた。申し訳無いが、しばらく頑張ってくれ。
 「……脱がすよ」
 「うん……」
 はだけかけたバスローブの帯を解こうと、手をかける。とろんと夢心地な顔で、律子は体から力を抜いてく
れた。
 「寒くないか?」
 うん、平気、という代わりに、律子はゆっくりと縦に首を振った。それにしても、律子の髪を下した姿はと
ても新鮮だ。肩にかかった髪がとてもセクシーで、漂う艶やかさ、匂い立つような色気にドキドキしてしまう。
少女の、というよりも『女』の表情が、トランジスタグラマーな体を余計に際立たせている。帯を解いて襟か
らバスローブをめくっていくに連れて、露になっていく素肌。ゴクリと喉が鳴った。襟を下ろしていくと、膨
らみの上を布が滑っていく。脚の方へ引き下げていくと引っかかる感触に、そこが豊かに盛り上がっているの
がよく分かる。
 「う……」
 声にならない声をあげながら、茹で上がったように真っ赤になって律子は腕で胸元を覆い隠した。肩紐が無
かったのでまさかとは思ったが、バスローブの下には何も着けていなかった。
 「や、やっぱ恥ずかしいか?」
 「当たり前じゃない……こんなの初めてなんだから……」
 初めてなんだから。頭の中にエコーがかかる。幼稚なことかもしれないが、俺はその言葉に嬉しくなってし
まうのを抑えられない。「俺でもいい」と思ってくれた証なのだ。こんな行為に及ぶことを許してくれるぐら
い信頼されているという事実に、胸どころか目頭までもが熱くなる思いだった。
 「メガネ、取るよ……」
 「……う、うん」
 素顔が見たかった。
 トレードマークの眼鏡も外してしまうと、そこに現れたのは、正真正銘生まれたままの律子の身体と素顔。
切り揃えた前髪の隙間から見えるつるんとしたおでこと、存在感のある太めの眉とふわっとした長い睫毛。律
子の気性を表すようなキリッと引き締まった瞳は透明な潤いを帯びていて、その美しさに吸い込まれそうだ。
 今まで眼鏡とおさげ髪の律子しか知らなかったことに、悔しさすら覚える。
 「ちょ、ちょっと、そんなに見つめないでよ……恥ずかしいから」
 「あ、いや、その……律子があんまり綺麗だから、見惚れちゃって」
 お世辞でも何でも無い、本心だった。
 「う……何言ってるのよ、もう……」
 「コンタクトにしてもいいかもな。下ろした髪も色っぽくて、オトナの女性って感じだ」
 「……恥ずかしいから、やだ」
 「あ、今の顔可愛い」
 「……ばか」
 言葉とは裏腹に、口元を綻ばせて照れる仕草がたまらなく可愛らしい。ああ、いつも見せる明るい笑顔も可
愛くて仕方が無いっていうのに。こんなの反則だ。
 「律子が初めてで良かったよ」
 なめらかな肩を抱き、その曲線を撫でながら言うと、どうして? と律子が聞き返してきた。
 「もし律子が、俺の知らない男と過去にそういうことしてたって知ったら……凄く嫉妬してたから」
 その一言を聞くと、目を細めて律子がニッコリと笑った。
 「な、なんだよ」
 「ヤキモチかぁ……うふふ、可愛いんだ」
 「か、可愛いとは何だっ」
 「可愛いじゃない……ふふっ」
 「なっ、何言って……! ええい、そんなことを言う奴はこうだっ!」
 眼下の肢体に覆いかぶさって、唇を唇で塞ぎながら、胸元を隠す手を引き剥がしてしまおうと手首を掴んだ。
 「あ、ンッ、ン……」
 わざとらしく音を立てて舌を吸うと、段々と手の力が弱まっていった。腕の隙間に手を滑り込ませて、その
下にある膨らみにそっと這わせた。ふにっ、とした柔らかい膨らみに触れると、律子の身体がビクッと震えた。
 「……柔らかい……」
 すべすべした滑らかな肌の下から瑞々しい弾力が押し返してきて、なんとも不思議な感触だ。乱暴にしては
いけないような気がして、慎重に、撫でるようにして指先から伝わってくる感覚に神経を集中させた。
 「ふ……あ」
 「大きいよな、律子の胸」
 「んっ……そ、そうかしら?」
 「ああ。隠れグラマーなんだよな、律子は。売れてきてからは水着とか見れなくって……残念だったな」
 「……やっぱり、見たいって思ってたんだ」
 やっぱり、という言葉に刺々しさを感じて、後ろめたい。
 「……まぁな。今だって見たいよ、水着」
 「……え、ハダカ……見てるのに?」
 「うん。許されるんなら、際どい格好とかさせてみたい」
 「ちょ、どさくさにまぎれて何てことを」
 「真面目で厳しい律子がさ、ハダカになったらこんなエッチな体してて……」
 息荒くしないでくださいよ、変態っぽい、と言いつつ、律子も僅かに息が荒くなっていた。少しづつ少しづ
つ力を強めて乳房が歪むぐらいにしていると、徐々に律子の肌が汗ばんできた。それにしても、本当に大きい。
掌にはやや収まりきらないサイズのそれは、ずっと触っていても飽きがこない。いつも見ていた青のブラウス
を盛り上げていた物の正体はこんなに柔らかかったのかと思うと、口の中が熱くなった。
 さっきから股間でぐつぐつ煮えた熱の塊が疼いて仕方が無い。今すぐに太腿にでもこすりつけて全部吐き出
してしまいたい……と思っていると、ある考えが閃いた。
 これぐらい大きければ……多分可能だと思った。
 「律子、ちょっと」
 「え、何?」
 「胸、両手でグッと寄せてみてくれるか?」
 「こ、こう?」
 言われるがままに、律子は両手でその豊かな膨らみを寄せてくれた。寄せられた両乳房がひしゃげて、みっ
ちりと詰まった合わせ目が形成される。
 「そのままでいてくれよ……」
 ファスナーを開いて固くなりきったペニスを取り出そうとしたが、手がもつれてちょっとつっかえた。よう
やく外に出すと、それは外気に反応するかのようにビクンと反り返った。見ると、既に先走りが滲んでいる。



次へ


PC用眼鏡【管理人も使ってますがマジで疲れません】 解約手数料0円【あしたでんき】 Yahoo 楽天 NTT-X Store

無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 ふるさと納税 海外旅行保険が無料! 海外ホテル