3-41氏

41 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 14:37:07 ID:naFnlDTI


もう我慢できんから書く
杏里(罪歌)×平和島な
文句なんて受け付けん


……………

発端は何だったのかと言われたらそれはあの雨の日だったんじゃないかなと思う。
仕事の都合で昼から休みになって、やれやれと思いながら会社から出たら雨で、傘をさしてそのまま家へ向かった。
ここまでなんのかわりもなかったというのに、自宅としているアパートの錆びた鉄階段には女の子が座り込んでいた。
茜でもないクルリでもマイルでもない。来良高校の制服をまとった眼鏡の女の子は全身どこか濡れていて、傘も持っていなかったから雨宿りをしていたのだろうなと思った。
たしかにこの辺に雨宿できるような場所はここしかない。どちらにせよ階段からのいてもらわないと自分の住んでいる部屋へはあがれないからできるだけ優しい声音で声を掛けた。

「あのー、そこ、悪いけどちょっとのいてもらって、いいか」
「えッ」

だいぶんぼーっとしていたのだろうか女の子は大げさなぐらい驚いてこちらを見上げた。黒髪にまとわりついた水滴が粒になってはじける。

息を飲んだ。

白い肌と大きな瞳と黒い髪。
そして。
雨濡れたシャツに透ける大きな乳房。

(うわ、)

42 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 14:38:59 ID:naFnlDTI



すげーかわいい。
理解した途端じわと背中に汗がにじむ。
同時にそれはあの子供らの同級生の友達であると認識した。
気づけば濡れたその子に傘を手渡してバスタオルを貸していたが女の子は恐縮していたものの自分のことを知っていたこともあり、素直に受け取ってくれた。
返さなくていいそれ安いヤツだから。不器用に言って自室へ駆け込む。
ありがとうございますとつぶやいた赤い唇がいつまでも瞼の裏に残ってすいませんわたしなんかのためにとささめかれた悩ましげな声がいつまでも耳の奥に残っていた。
年上の女が好きなはずだったのにどうしてかその晩、その娘の淫夢を見た。
自ら性器を広げて可憐なクリトリスを皮の中までこねくりまわす指にまとわりついて糸を引いた淫液。
この中にあなたのをくださいと涙を浮かべておねだりをしたその赤い唇悩ましい声。
目覚めたらもちろんばっちり夢精していたしなによりこんな青臭いマネは数年ぶりであったのでひどく混乱した。



それが数日前である。


43 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 15:03:24 ID:naFnlDTI


日曜日にすることもなくぼーっとしていたらチャイムが鳴ったので弟かなと思って扉をあけてみたらあの女の子が弁当箱を抱えてひどくおどおどした様子で立っていた。
まだ夢をみているのかと思ったがそんなわけはない。
園原杏里は大きな弁当箱を抱えていてそれを自分に向けて突き出している。
なんだこれはという顔をしていたのがばれたのか消え入りそうな声で「お礼です」と言われた。

「お礼?」
「あっあのやっぱりお礼しなくちゃいけないって言われて」
「言われるって…セルティにか?」
「いや罪……は、はい!セルティさんに言われました!」
「お、おお…。ありがとう」

受け取った弁当箱はひどくいい匂いがした。肉じゃが系の匂いである。
鍋を除いて久しく手料理など口にしていなかったからなんだか嬉しくなった。
いまどきなかなかいない律儀な女の子だ。
せめてお茶ぐらいは出そうと思って部屋に招き入れる。
たまに散らかしようの無い殺風景な部屋に嫌気が差すが急な来客時は殺風景もわるくないかなと思う。
ウーロン茶を用意していてふっと小さい方の弁当箱へ目をやって気づく。


44 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 15:03:46 ID:naFnlDTI


来良高校 そのはらあんり

名前が書いてあった。かわいい筆跡だが名前つきということはこれはもしや学校で使っている弁当箱ではないのか。
ウーロン茶のカップを片手に持って弁当箱をもう片手で持つ。園原杏里は今の座布団の上にちょこんと座っていた。

「あっす、すいませんお茶まで…」
「いや、いいんだけどよ、これ学校用の弁当箱じゃねえのか」
「え…?…あ!」

慌てたようにどうしようしようと慌てる園原杏里がなんだか可愛い。
じゃあ今これ食べるわと言った自分の顔が緩んだ。嬉しいし可愛い。久しく和やかな時はなかったからなおさらだ。


45 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 15:18:46 ID:naFnlDTI



小さな弁当箱を開けると握り飯がぎっしりと詰まっていた。
おお、という歓声が喉から漏れる。美味しそうだ。
園原杏里は嬉しいような恥ずかしいような不思議な表情で自分をみている。
今日はサングラスもしていないしバーテン服でもない、ごく普通のスウェットだからだろうか。
のりたまが振りかけられた握り飯を掴んでかじる。うまいと呟くと園原杏里は花のように笑った。
ひとりで食べるのもなんなので一緒に食った方がうまいと言って園原杏里にも握り飯をすすめた。
園原杏里がまたすこし申し訳なさそうに笑って、じゃあ一個だけ、と握り飯に手を伸ばす。一瞬自分の手を園原杏里の手がかすめた。


46 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 16:23:37 ID:naFnlDTI


一瞬何が起きたのかわからなかったが床に引き倒されていた。
園原杏里の片目だけが赤い。
これはなんだと思った。
園原杏里の触れた場所から言葉が流れ込んでくるような変な感覚がある。
アイシテルアイシテルアイシテルアイシテルスキスキスキ……
気分が悪くなった。
園原杏里はわなないたような顔をしていた。その大きな目だけが爛々と赤い。

「おい、なにしてんだ」

しずお、とあの赤い唇が呟く。
途端にその細い体が痙攣し始める。園原杏里は自分自身の体を抑えつけて駄目、出てこないでおねがいやめて、サイカと叫んだ。
なにが起きているのかさっぱりわからない。
横を見ると握り飯は残らず潰れていた。
もったいないなあと思う。脳みそが状況を理解することを拒否しているように思えた。
床に押し倒されたまま横を向いていた顔を園原杏里の白い手がゆっくり掴んでそのままくちずけられた。
白い肌がいやらしい。目が赤く染まっていて、園原杏里の触れた場所からアイシテルという声がしみこんでくる。
しばらく園原杏里は痙攣していたけれどぴたりとおさまった。
ゆっくりとこちらをむいた園原杏里は両目が真っ赤に染まっていた。

「な、」
『愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる』

耳が痛い。園原杏里がワンピースの裾をたくしあげる。白い腹と黒いレースの下着がひどくアンバランスで目の奥が痛くなった。
何度も名前を呼ばれて何度もくちずけられて頭の中が白くなる。

「おっ、おい!馬鹿何しやがる!こういうお礼は望んでねえよ!!」
『…………」
「何とか言えって!」
『黙って』


48 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 16:53:06 ID:naFnlDTI



園原杏里の白い指が自分の唇を弄ぶ。赤い唇が自分の首筋をネットリと舐め上げる。
ワンピースのジッパーを下ろしてブラのホックをもどかしげに外す様は不器用だった。
窮屈そうな下着からこぼれ出た胸で顔を挟まれてぐりぐりと動かされる。谷間の汗の甘い匂いが腰に響く。
何カップあるのかわからないが最近の女子高生の発育事情はどうなっているというのか。
なやましげな杏里の表情のせいで脳裏にあの夜の淫夢がまざまざと蘇ってきた。
クリトリスをこねまわす白い指が脳裏にフラッシュバックする。

『ねえ、私の体で、欲情するのかしら』

しないほうがどうかしてると怒鳴りそうになる。杏里は真っ赤に頬を火照らせて興奮したように何度もくちづけてくる。
たわわな胸の感触が薄いスウェットごしに何度も腹を撫でた。
杏里の下着一枚の性器がスウェットをたくしあげられた自分の腹に擦りつけられる。
位置のずれた騎乗位といえばわかってもらえるかもしれない。杏里は一心不乱に自分のへその上で腰を振った。


49 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 17:03:03 ID:naFnlDTI



クチュクチュと言う卑猥な音が耳に腰に体に響く。
わずかに割れた腹筋に下着越しのクリトリスを擦りつけて自慰にふける杏里を呆然と見つめた。何が起こっているのか飲み込めないが頭の中は真っ白で、自分もまた興奮していた。

(やべえ、勃つ……!)

歯を食いしばっても堪えられるかどうか分からない。ゴリッという嫌な音がした。
力をいれすぎたのか指先が床に食い込んでいる。気にする余裕などなかった。
杏里の腰を降る動きが激しくなる。腹筋越しの薄い皮膚にコリコリと当たるクリトリスの感触があった。

『あ、あふ、ぅ、う、イ、イっちゃ…』

杏里の爪先がきゅっと丸まった。ひどくいやらしい表情のまま腰を降るのをやめてしまった杏里。
腹筋に押し付けられた膣がきゅうきゅうと何度も収縮した。
イったんだなと真っ白になった頭で考えている。こらえようと思ったが流石にこれで勃たないわけなんてなかった。



50 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 17:29:01 ID:naFnlDTI



『はあ…は、はあ…ぅんっ…』

杏里はもどかしげに自信の淫液でぐちょぐちょになった下着を脱ぎ捨てた。
自分はただ淫液でイヤらしく光るおのれの腹を見て思考停止していた。
自分の腹の上から以前動こうとしない杏里は自分の手でまだ絶頂の余韻の残る性器を広げてみせた。

『ねえ、どう…?少しは欲情してくれたのかしら、ふふふ…』

むき出しの胸と目の前で広げられた性器と杏里のせつなげな表情が脳の奥で混じり合ってムチャクチャになる。
しかし、手を出してしまえば犯罪だ。けれどもここまでされて後になど退けない。
本当にどうにかなってしまいそうだった。
自分の中の雄と獣が我慢などしなくて良いと叫ぶ。けれども平和島静雄としての人格は
どう考えてもまともでない彼女を求められるままに抱いてしまうことを強く拒否する。
どうすれば。どうすればいい!?


『ねえ、我慢なんてあなたらしくないわ。………あなたは獣であるべきなの……』

杏里が腰の位置をずらして、勃ったままの自分の性器の上でぐちゃぐちゃになった杏里自信の性器を何度も何度も擦りつけた。

「や、やめ、ろッ…!!」
『我慢してるの?遠慮してるの?ねえ、素直になってよ……』
「ぁ、あ、あぐ、ッアアァ!」

スウェットの隙間へ手を入れられて、先走りでどろどろになった性器をつよく抜かれた。

51 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 18:15:31 ID:naFnlDTI




『ねえ、素直になって……愛してるのに、こんなに!!』
「い、ぁ、やめろ!ぶん殴、っ、るぞ!」
『殴ってどうするの…?それともまた警察ややくざと追いかけっこがしたいのかしら…?』

今殴って、もし杏里を死なせてしまったら傍目にはお礼をしに尋ねてきた少女をレイプした挙句撲殺したとしか映らないだろう。
それに警察ややくざから逃げまわるのももう御免だった。

もういいわかった降参だ。
そう吐き捨てて杏里の華奢な体を押し倒した。
素直になってくれたのね、嬉しいわと赤い目をした杏里が赤い唇で自分に口づけた。
自分の手が触れている杏里の肩から「愛してる」が流れ込んでくる。
汗でイヤらしく光る首筋。赤い目。白い肌。悩ましい表情。

『………きれい。強いとやっぱり美しいわ』
「何言ってんだ。……おまえ、二重人格とかなのかよ」
『二重ですむかしら?少なくとも今は杏里の体を借りてるけど、いずれ屈服させてあげるわ』

あなたとひとつになりたいの……。
杏里はそうつぶやいてゆっくり笑った。
自分はもう堪えられくなっていて、獣のように杏里を貪った……。


52 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 18:23:07 ID:naFnlDTI




ハっと目が覚めた。
窓の外が真っ暗になっている。
自分は寝ていたのか?また園原杏里の淫夢を見たのだろうか?
一瞬混乱しかけたが、自分のスウェットが汗と精液、淫液で濡れているのを見て
夢などではなかったのだと思った。

ぐちゃぐちゃに潰れていた握り飯は片付けられていて、出したカップもきちんと洗われている。
「すいませんでした」と何度も書かれたメモが机の上に置いてあったことと、小さな弁当箱がなくなっていることを除いてはなにも変わっていなかった。

乱れた杏里の姿を思い出してまた熱が高ぶるのを感じながら、24にして脱童貞した喧嘩人形はひとり、枕に顔を埋めて悶えたそうな……。



53 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 18:23:48 ID:naFnlDTI


これで終わり。
何レスも消費してすまんかった。

もう寝る。おやすみ。




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