3-184氏

184 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 23:06:15 ID:Aq3jBVQ+


>>181

都内新宿某所




机に座り、デスクワークをこなしていた矢霧波江は背後に座る雇い主からの問いかけに手を止めた。
「ねぇ、セックスに快楽を感じるのは人間とイルカだけって知ってたかい?」
いきなり何をセクハラ紛いの事を、と振り向いた彼女は、臨也がパソコンから顔も上げていないのを見て溜息をついた。

何をしているのか、キーボードを高速で叩きながら臨也は続ける。
「まぁイルカはおいといてさ、人はどうしてそういう作りなんだろうね?子孫を残す行動には必要ないだろうに。・・・君は愛を感じる為だとか言うのかな?」
「あなたが興味をもっているのは人間の精神的な部分じゃないの?」
「快楽によって心が変わる事もあるだろう?俺はそんな意味のない機能をもっている人間が好きなんだよ」
「絶望的なほど変態ね。」

作業を続けながら、無表情のまま波江は呟いた。
「まぁ、私はそんな経験ないから分からないけど。」

「ん?・・・波江、経験ないの?」
「私が誠二以外の男に抱かれる訳ないでしょ。想像しただけで反吐が出るわ」
「・・・へぇ。」
臨也の手が止まり、口元が不気味に歪んだが背を向けて座っている波江はその変化には気付かない。
「それよりこの書類の束、何とかならないの?整理が大変で、」

そこまで言った時、いつの間にか音もなく背後に忍び寄っていた臨也が波江の両手を掴んだ。

「ちょっと・・・何?」



186 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2010/03/06(土) 23:38:08 ID:Aq3jBVQ+


臨也は無言のまま波江の座っている椅子を回転させ、彼女の両手を後ろ手に回す。
「ちょっとちょっと・・・何盛ってるのよ」

当然力では敵わない。言葉こそ普段通り冷静だが、波江の表情にははっきりと焦りが浮かんでいた。

「いやぁ、こんなに近くに観察対象の人間がいたとはねぇ。」
「はぁ?いいから手を放しなさい!」
「あぁ、俺は別に波江に欲情してる訳じゃないよ。」

会話をする気はないらしく、ある意味非常に屈辱的な事を言いながら臨也は嬉しそうに続ける。
「表情が見たいんだ!君の、愛する弟ではない男に犯される顔がね!!楽しみだなぁ、一体どんな風に歪むんだろうねぇ?」
喋りながら臨也は呆然としている波江の両手を机にあったテープで固定していく。
座ったまま上から抑えつけられている波江はろくな抵抗も出来ず、両手は完全に固定されてしまった。

「さて・・・あ、両手を固定しちゃったら脱がせられないな。」
臨也は波江のセーターを乱暴に捲りあげた。
「やっ・・止めて!!」
我に返った様子の波江が叫ぶが、その時には既に臨也はハサミを手にしていた。

187 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 23:39:40 ID:Aq3jBVQ+


ああああぁぁsage忘れたぁぁ

もうしばらくしてから投下します

191 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 00:36:41 ID:UYrA03YE


自分の服にハサミが入っていくのを信じられないように見ていた波江は、なんとか臨也を説得しようと声をあげる。

「ねぇ、止めてちょうだい・・・ちょっと、これは冗談じゃ済まないわよ・・!」
「本当に、嫌だから、、臨也!!」
















「へぇ、綺麗じゃないか。俺は人間を皆愛してるけど、こういう事をするのはやっぱり美人がいいよねぇ」
尚も気丈に臨也を睨み付ける波江だが、その目は潤み、身に付けているのは短いスカートと肩に残る僅かな布だけという普段の彼女からはとても考えられない様子になっている。
「へぇ、波江さんそういう顔もするんだぁ。やっぱり人間なんだねぇ、あぁ、愛してるよ!!」

無邪気な子供のような顔で狂ったように笑う臨也に、波江の肌が粟立った。
このままじゃ本当に犯される・・・恐怖と絶望で震えるしか出来ない波江を見て臨也は更に嬉しそうに微笑んだ。

「写真は、誠二君に送っておくからね」

192 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 00:43:58 ID:UYrA03YE


その言葉を認識した瞬間、波江の目が見開かれ、ついに彼女は理性を失った。
「嫌ぁっ!嫌だいやだ嫌だ止めて撮らないで撮らないでぇぇっ!!」
涙を流して暴れる波江を臨也は愉快そうな表情で写真に収めていく。
「まだ送らないよ、こんな時間にメールしちゃあ誠二君にも迷惑だ。」



臨也は力を失った波江のスカートのチャックをおろし、手を後ろに回して下着のホックを外した。
「いや・・・誠二・・・・」
「まだそんな顔するには早いよ、面白くないじゃないか。」
完全に全裸となり目の光を失った波江を見下ろし、臨也は自らも余裕がなくなったように性急に波江の体をまさぐり始めた。
胸と秘所を同時に優しく触り、腰を捻って逃げようとする波江を体重をかけて押さえつける。
「やだぁっ・・!んんっ・・!」
目を潤ませ幼くなったような印象の波江は、やはりそれなりに力のある臨也に簡単に押さえられ、目を瞑る事しか出来ない。しかしーー
「駄目だよ、目を瞑るのは許さない。ちゃんと、誰に犯されてるのか見てないとね。じゃあ挿れるよ」

顔と声の優しさは愛を語る男としては十分に相応しいものだったが、それは波江にとっては死刑の宣告でしかなかった。

193 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 00:51:58 ID:UYrA03YE


ズクッっという音と共に、臨也のものが一息に挿入される。
「痛っーーっ!!痛いっっもう、、嫌ぁぁー!」
充分に馴らされたとはとてもいえない状況での挿入。当然のように酷い痛みを伴い、波江はもう涙を流すしかできない。
「あぁっ最高だ!!最高だよ!!その顔が見たかったんだよ僕は!!何て人間らしい・・・綺麗な表情なんだ・・!」

「殺す・・・絶対に、あなただけは許さないわ折原臨也!!っ!!あっ!」
恍惚とした表情で動く臨也と内臓が突き上げられる感覚に呻く波江・・・



ガラス張りの窓から彼の大好きな人間達を見下ろしながら、臨也は波江の中に果てた。殺す、殺すと呟き続ける腕の中の女を愛おしそうに抱きしめ、臨也はあくまでのような笑みを浮かべた。


終わり

194 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/03/07(日) 00:53:19 ID:UYrA03YE


長いのにエロぬるくてごめんね!
あと焦らしてごめんねwww




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