2rdステージ拾五

      〜レイの心の内〜

 

翌日

「あら?目覚めがいいわねアスカ」

「そうかしら?」

「昨日・・・いい事でもあった?」

中途半端に感がいい・・・・・・

「早くご飯食べちゃってくださいよ!」

「はいはい!シンジ様の言う事なら」

「アスカ・・・・何があったの?言いなさい!」

「嫌よ」

うがぁぁ!っと暴れ出したミサトさん。

結局押さえるのは僕だ・・・・・・

今日は久しぶりに学校に行った。

 

通学路

「おはようさんセンセ」

「おはよう、トウジ、ケンスケ」

「おはようシンジ、今日は暗いなぁ・・・って言うか最近来ていなかったけど・・・・どうしたの?」

「あ・・・・・・ちょっと入院していて・・・・・・」

その後は、訳を説明して終えたら学校に着いた。

「・・・・綾波は・・・・来ていないか・・・・・・」

「喧嘩でもしたんか?」

「あ、いや・・・・・」

「鈴原!あんた今日週番でしょう!」

「あ・・・・・・すまんわ!いいんちょ!」

逃げ・・・・・・

トウジの逃げ足は結構速い・・・・

結局綾波は来なかった。

昼休み

「センセ、綾波はこんなぁ」

「うん・・・・」

「シンジ・・・・・帰りに行くの?」

「うん、行くよ・・・・・・どうせテストもあるし・・・・・・」

僕とアスカしか理解でき無い様だ。

 

 

 

ネルフ

「綾波・・・・開けて」

「・・・・・・・・・・」

「レイ!開けなさい!」

「・・・・・・・・・・・」

結局、その日も開く事は無かった。

 

 

 

「シンジ君・・・・落ちているわね・・・・・」

「レイの事が気になるんでしょう・・・・・・」

「・・・・・・・」

アスカが口を開いた。

「レイ・・・・どうしたの?」

「・・・・知らないわ」

「嘘ね・・・・あんたは知っているわ!」

「いいえ・・・・・・」

実際は知っているのだが・・・・言える訳は無い。

 

そして、二人は帰った。

 

「・・・・・私ですね?」

「レイ・・・・・」

「着替えてきます・・・・・・」

レイは、二人が帰った後にテストを受けている。

「・・・・レイが?・・・・起動指数ぎりぎりね・・・・・」

「こんな事今まで無かったのに・・・・・・」

 

そして、戻ってきた。

「レイ、あなた・・・・何で帰ってこないの?」

「・・・・・・・・・言えません・・・・・・」

「あなたの帰る家は、家しかないはずよ」

「・・・・・・・・すみません・・・・・・・」

「シンちゃんなんて泣いているのよ」

「・・・・・・・・・すみません・・・・・・」

「あなたは・・・・それでいいの?」

「・・・・・・・・・・・・」

「どうなの?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・シンちゃんは苦しんでいるのよ」

「・・・・・・・・・・・」

私がいるから・・・・

いなくなれば苦しまない・・・・

泣かない・・・・・

いかりくんには・・・・・アスカがいるわ・・・・

私無しで・・・・・大丈夫・・・・・・・

でも・・・・・寂しい・・・・・・

帰りたい・・・・・

でも・・・・・私はあそこにいたらいけない・・・・・

 

「レイ・・・・帰りたかったら帰って来ていいのよ・・・・誰もあなたを拒絶しないわ・・・・・・」

「無駄よミサト・・・・・」

「・・・・・・・・・・・そうみたいね・・・・・・」

「・・・・・・・すみません・・・ミサトさん・・・・・・すみません・・・・・・」

 

ミサトは、複雑な思いで家路についた。

何が、レイを帰さないのか。

何が、レイを苦しめているのか。

何が、レイを縛っているのか。

結局はわからない。

 

 

 

「ただいまぁ!シンちゃんご飯!」

シンジは、アスカに絡まれていた。

喧嘩とかの絡むではない。

ソファーで、押し倒されていた。

「アスカ!駄目だってば!」

「なんでよ、つまんなぁい!

「夕飯作らなきゃいけないんだから!ちょっと!」

「ハイハイ、お堅いシンジ様ね」

「ったく・・・・ミサトさんに見つかっても僕は知らないよ。アスカが悪いんだ」

います。

「あら?アスカに責任を押し付けるなんてかわいそうじゃない?」

「あ・・・・・・・・・・・僕じゃありませんよ!アスカが・・・・・」

「ええ、私がやりましたよ」

自白・・・・・

「強引ねぇアスカも」

「えへ!」

「僕の気持ちにもなってよ・・・・・」

「(アスカ!シンちゃんを奪う気ね?)」

「(レイがあの状態じゃあ、シンジが腐るわよ!少しでも明るくなってもらわなきゃ!)」

「(本心は・・・・)」

「(えへへへへ・・・・・・)」

「アスカ・・・・涎たれているよ?お腹減ったの?」

「いいえ、何でも無いわ」

でも・・・・・何でも無くも無い・・・

今日で何回目かしら?

シンジとのキス。

まぁ・・・・私が一方的にやっているんだけど・・・・・・

 

「シンちゃん、レイはね、帰って来たいみたいよ・・・・」

「じゃあなんで・・・・・・」

「・・・・なにか・・・あるのよ・・・・自分で整理しきれていないことが・・・・」

・・・・・・綾波自身のことだろう・・・・・

これに関しては・・・・・綾波自身が自分で解決してほしいよ・・・・・・

でも・・・・・・

もし・・・・駄目だったら・・・・・・・

今度の使徒で・・・・綾波が変わらなかったら・・・・・・・

僕がこう1度話してみよう・・・・・

そう言えば・・・・次の使徒は・・・・・・・

母さんが目覚めていないからな・・・・・僕が本気を出しても駄目だろうし・・・・・

僕が死にそうになったら目覚めるかな?

それとも・・・・溶け込むの覚悟で・・・・・・

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