【PART.4】の続き
以下 case『序』
マリ(今日は、姫とファーストちゃんがお出かけしてしまった
なんでも、二人だけでお話があるとか何とか……)
マリ「……」モフモフ
マリ(……出がけに、姫は言っていた
『抜け駆け、するんじゃないわよ』
弱弱しいあの態度は、おそらく本音と諦め五分五分だろう)
マリ(正直、もう私としてはわんこ君にハーレム作ってもらった方が気持ち良いし
抜け駆けなんてする気はサラサラない)
マリ(はず、だった、のに)
夕方
シンジ「マリ? おはよう」
マリ「おはようじゃないよ。 もう夕方っ!
わんこ君、昨日は遅かったね」
シンジ「あはは、そうだったね。晩御飯用意できなくてごめんね」
マリ「そうだよー? わんこ君のご飯に期待してたから、
ギリギリまで我慢して結局カップ麺でした」
シンジ「それは、まぁ、ともかく、」ドギマギ
マリ「?」
シンジ「昨日のお詫びってわけでもないけど、今日休みだし一緒に出かけない?」
マリ「え……」
マリ(ど、どうしよう、でも、姫に悪いような気もするし……)
マリ(えっと、私実は今日……)「行く!」
シンジ「良かった! じゃあ、準備終わったら声かけてね、僕も準備するから」
マリ「あいよー……」
マリ「……ごめん姫。私は素直な女の子なの……」orz
数分後 シンジの部屋
マリ「お ま た せ♪」
シンジ「あ」
マリ「? どしたい?」
シンジ「い、いや、マリの私服。新鮮だなぁって」
マリ「あー、そっか」
シンジ「一昨日とか昨日はマリってば部屋着どころか、結構きわどい格好しかしてないし」
マリ「ありゃぁ? 意識してくれちゃったり?」
シンジ「意識しないわけないだろ」
マリ「わ、正面から言われるとは思わなかった」
シンジ「そう?」
マリ「……で、私服の、感想は?」
シンジ「うん、凄く可愛い。そのスカートも似合ってる」
マリ「うひゃー! ハズカシー! でも嬉しいー!」ガバッ
シンジ「わっ、もう、マリってば……出かけるよ」
マリ「ハーイ♪」
閑散とした町並みを歩きながら
シンジ「昨日は二人で何してたの?」
マリ「えっ、あ、いやまぁ、ゲームとおしゃべり、くらいかな」
シンジ「(……)そっか、アスカもゲーム好きだけど、マリも結構やるの?」
マリ「結構やるよー。やっぱ音ゲーに偏るけど……他にはホラーゲームとか」
シンジ「ホラーゲーム……か、バイオ何とか的な?」
マリ「いや、弟切草的な」
シンジ「へ、へぇ……」
マリ「その反応は知らないなぁ? 昔のゲームの方が変な味があって怖いんだぞぉ?」
シンジ「あんまりホラー系は得意じゃないからなぁ……」
マリ「そいつは良い事を聞いたにゃー」
シンジ「……期待に沿えるほど苦手ってわけでもないんだけどなぁ
ああ、釜井たちの夜ならやったことあるよ」
マリ「アレも結構良いカンジだったにゃー」
シンジ「やったことあるんだ?」
マリ「やったことあるも何もしっかりプレイ済みだよ。
ちゃーんと全エンディング見てやったさ」
シンジ「うわぁ、凄い!
あれって読み直しが面倒くさいんだよね」
マリ「執着心が違うのだよ……
もちろん、ピンクの栞もプレイ済み」
シンジ「ピンク?」
マリ「わんこ君、ゲームはしっかり最後までプレイしようよー」
シンジ「え? 知らないのおかしい?」
マリ「そうだよ。だってねぇ、ピンクの栞は結構エロイことしてるんだよ」
シンジ「エロ……アレってそういうゲームだったんだ」
マリ「あれっ?興味あるぅ?」ニヤニヤ
シンジ「……正直、全然」ハァ
マリ「……じゃ、現実のエロイことには?」
シンジ「……からかってるの?」
マリ「からかってるわけじゃないよん♪」
シンジ「……」
歩道橋
マリ「!」タッタッタ
シンジ「マリ?」
マリ「わんこ君、早く早くっ!」タッタッタ
シンジ「走ると危ないよ……っ!」
ヒラッ
マリ「……」ニヤリ
シンジ「……////// ったく、はしたないよ」テクテク
マリ「周りに、誰も居ないのは確認したよ?」
シンジ「……」
マリ「見てほしいのは、わんこ君だけだから」ドキドキ
シンジ「そうなの?」
マリ「……うん」ギュッ
シンジ「……」
マリ(わんこ君の手、あんまりあったかくない)
マリ「緊張してる?」ニギニギ
シンジ「え? あ、うん」
マリ「気楽に、きらくにいこーよ!」
マリ(そうじゃないと、私の方だって緊張しちゃうし……
意識しちゃったら、我慢できる自信もないし……)
シンジ「ねぇマリ」
マリ「な、何?」
シンジ「……マリも、露出癖あるの?」
マリ「――――――」ポカーン
シンジ「どう、なの?」
マリ「え……そういうの、今聞く?」
シンジ「そうだね、今聞きたい」
マリ(だからって、歩道橋の上で? つかんだ手も離してくれないし……
いや、コレはこれでいいんだけど……)
マリ「うぅ……今更だけど、自分から言うのはちょっと恥ずかしいにゃー」
シンジ「……」
マリ「っ……そうだよ。私も、姫と同じ」
シンジ「……」
マリ「さっきだってわんこ君にチラ見せして、興奮しちゃった」
シンジ「そっか」
マリ「……聞きたい台詞は聞けたかにゃ?」モジモジ
シンジ「ねぇマリ」
マリ「にゃ?」
シンジ「ここで、パンツ脱いで見せてよ」
マリ(えええええええええ!?)//////
シンジ「……」
マリ(顔色変えずに 何言ってるのわんこ君
路上で、しかも歩道橋の上で……
は、はぁ?)//////
シンジ「……」ギュッ
マリ(や、やだもう……手まで汗かいてきたのに……
何で離してくれないの?)//////
シンジ「……」ジーッ
マリ(ジッと見ないでよ!
な、何とか言ってよぉ!)
シンジ「……マリ?」
マリ「……わ、わんこ君! あんまり、女の子からかうもんじゃない!…よ」プルプル
シンジ「『からかってるわけじゃないよ』」
マリ「……え」
シンジ「本気で言ってるよ」
マリ「ちょ、やめて、本気で……」フルフル
シンジ「どうして?」
マリ「どうしてって、おかしいでしょ!? こ、こんなところで……」
シンジ「こんなところで?」
マリ「……パンツ、脱ぐなんて……変態、じゃん」
シンジ「……」グイッ
マリ「きゃんっ」ポフッ
シンジ「変態、なんでしょ?」ボソッ
マリ「あ……」
シンジ「……ねぇ?」
マリ「……」ドキドキ
マリ「……ふ、ふぅん?」
シンジ「?」
マリ「キスも、告白もナシに、プレイに走っちゃうんだ? わんこ君」
シンジ「……異常でしょ?」
マリ「ほんと、変だよ。 普通こういうのってさ……」ギュッ
シンジ「でも、異常だからこそ……ドキドキしてるんじゃないの?」フニッ
マリ「や、ちょ……どこ触ってんの、わんこ君」ドキドキ
シンジ「ほら、ドキドキしてる」フニフニ
マリ「当たり前だよぉ……」
シンジ「マリって、触られるの本当は苦手?」サワッ
マリ「ひゃうっ……背中……」
マリ「わ、かんない……こんな雰囲気で触られるのは、初めてだし……」ピクピク
シンジ「へぇ、初めてなんだ」スーッ
マリ「んっ……そうだよ。初めて……」
マリ「なのに、路上で……歩道橋の上でなんて……」
シンジ「……スカート、捲くるよ?」
マリ「やん……♪ お尻……触っちゃダメぇ」フリフリ
シンジ「マリのおねだりは分かりやすいなぁ」モミモミ
マリ「んっ……そう? でも、人が来たら、やめてよね……」
マリ(ヤバイ……歯止め、きかなくなってる)
マリ(わんこ君の手、今はとってもあったかい……
その手で、背中とかお尻とか撫でてくる……
やだ、癖になっちゃいそう)
マリ「……ね、ねぇ、わんこ君……」
シンジ「何?」ハム
マリ「っ」
マリ(耳!?)
シンジ「どうしたの?」ペロ、ペロ
マリ「ひゃぅ……」
シンジ「マリ?」グチュッ
マリ(中まで、舌……入ってきてる!?
左からヌチヌチグチュグチュ……これ、変……変だよぉ……)
マリ「いや、いやぁ……」
シンジ「……何か、言いたかったの?」フゥ
マリ(熱い、熱い舌の愛撫の後に吐息……冷たい……
もう、この異常な感覚に飲まれつつあるのがわかる
きっと、このままだと私……)
マリ「わんこ君、あのね」ハァハァ
シンジ「何?」
マリ「……ごめんね、わんこ君」グイッ
シンジ「マリ?」
マリ「私から告白みたいなことしておいて、
わんこ君に好きって言わせてみせる、なんて言っておいてさ
今更こう言うのも、ズルイかなって思うんだけど……」
マリ「私……抜け駆けは、したくない……」
シンジ「アスカのこと?」
マリ「……うん……」モジモジ
シンジ「……そっか」
マリ「だから、さ……」クラクラ
マリ「ね?」
マリ「わんこ君が、脱がしてよ……」
マリ「……私に、いいわけ作っちゃえば……ほら……ね?」
シンジ「マリは……素直だね」
マリ(脳みその真ん中から、
じわぁって、何かが溢れるような感覚があった
アドレナリンって奴?
同時に、お腹の下のほうも、キュンキュンしてきた)
シンジ「……マリは、僕が脱がしてあげた方が良いみたいだね」
マリ(わんこ君の手が、お尻を撫でていた手が、あぁ……)
スルスル……
シンジ「半分下ろしたよ……」
マリ「……なんで、そこで止めるのかにゃ?」ドキドキ
シンジ「え? だって、ほら」
シンジ「人が来たからやめようかなって」
マリ「!?」
通行人「っ……」スタタタタタ……
マリ「……」
シンジ「……」
マリ「……」
シンジ「見られた、ね?」
マリ「……」
シンジ「どこまで見られたかな?」
マリ「……わんこ君のバカ……変態」
シンジ「そうだね。でもね……」クチュッ
マリ「んぁっ!」
シンジ「こんなに濡らしておいて、よく言えるね?」クチュッ クチュ……
マリ「やっ……!」
シンジ「あんまり声上げると、さっきの人がもう一度来ちゃうよ?」クチュッ クチュッ……
マリ「だったら、手ぇ止めて……よ」
シンジ「止めてほしいの?」クチュクチュ
マリ「止めて良いよぉっ 恥ずかしくて、死んじゃいそう……」
シンジ「見つかりそうなのはイヤなの?」
マリ「わんこ君以外に見られるのは、嫌……」
シンジ「……ウソだね。それとも、自覚がないのかな?」ツプッ
マリ「っく……指、入れちゃダメ……」
シンジ「大丈夫、優しくするよ」
マリ「……なら、いい……よ……」
シンジ「ねぇ、さっきの人に見られた瞬間さ、マリは急に濡れてきたよね?」ヌプ……
マリ「そ、それは……」
シンジ「ね?」ヌプ、ヌプ……
マリ「ち、が……」
シンジ「……」クリックリッ
マリ「あぅっ……」ビクン
シンジ「さっきのことを思い出す度、マリのここは指を締め付けてくるんだけど?」
マリ「それは、だって……あぁっ、ん……」
シンジ「ねぇ、マリ……手近な相手だから僕でよかったとかなんじゃないの?」
マリ「えぇ!? 何言ってるのわんこ君……」
シンジ「さっきの人相手でも、見られて感じちゃってるんでしょ?」
マリ「うぅ……」
シンジ「下の方が物語っていると思うんだけど」
マリ「バカぁ!」
マリ「見られて気持ちいいのと、シンジの事が好きなのは別!」
シンジ「マリ……」
マリ「結局……私のほうから言うことになったじゃないのさ……わんこ君のイジワル」
シンジ「ごめんね。イジワルで」
チュッ
マリ「ん……」
シンジ「……僕も、マリの事が好きだよ」
マリ「ん……嬉しい」
チュッ
シンジ「マリの全てが、欲しい」
マリ「……ん、あげる。わんこ君に、私の全部あげる」
マリ「だから……私を、わんこ君のモノにして……」
レジャーホテル 室内
マリ「ウケるー! ラブホなのに学割きくんだー」ケラケラ
シンジ「どうかと思うけど、まぁそういうもんなんだろうね」
マリ「ふーん、結構いい部屋じゃん?」ウロウロ
シンジ「そうだね。ベッドの隣の壁が鏡なのは、ちょっと変かもだけど」
マリ「アメニティたくさーん」ガサゴソ
シンジ「マリ?」
マリ「あ、コレもある……あれも……よかった……」
シンジ「……!」//////
マリ「あ、わんこ君。わかってると思うけど、マリさんは今からシャワーを浴びますので」
シンジ「う、うん」
マリ「……十分位したら覗いてもいいんにゃよ?」//////
シンジ(反応に困る……)
マリ(困ってる、可愛いなぁ……)
シャワールーム
マリ(来ちゃったにゃぁ)ザァアアアアアアアアア
マリ(……姫……怒るかな?)
マリ(あの反応から察するに。怒るっていうより……泣きそうだなぁ……)
マリ(……姫のマジ泣き……)ゴクリ
マリ(いやいやいやいや……)
マリ(……これて、完全な、抜け駆け、だよね)
*****
マリ「……よっし、どっちを選んでも恨みっこなし、とは行かないだろうけど」
アスカ「……」
マリ「もしそうなったら、いつか仲直りしようね」サッ
*****
マリ(……いつか仲直り……してくれるかな?)
マリ「あ、あれっ……」
マリ「シャンプー、目にはいっちゃったかにゃ……」グスッ
マリ「もー……いったいなぁ……っく……」グスッ
マリ「……うぅ……」
シンジ『マリ?』
マリ「……わんこ君」
シンジ『大丈夫?』
マリ「……」
ガラッ
シンジ「!?」
ガバッ
マリ「……」
シンジ「……マリ、体拭かないと、風邪ひいちゃうよ」
マリ「わんこ君……」
シンジ「……?」
マリ「……姫……ちゃんと仲直り、してくれるかな」
シンジ「え……」
マリ「抜け駆け……しちゃったんだもん。許してくれないよね……」ギュウッ
シンジ「……どう、かな」
マリ「……」
シンジ「マリ、顔を上げて」
マリ「ん……」
チュッ
チュプ、ヌプ
マリ「……ん」コクン
シンジ「今は、忘れさせてあげるよ」
マリ「うん……」
数分後 ベッドの上
マリ「あ、そういえば……」
シンジ「どうしたの?」
マリ「せっかくわんこ君に褒めてもらったのに、
私服を脱がしてもらうというやり取りができなかったにゃ」
シンジ「脱がしてもらいたかったの?」
マリ「うん、ゆっくりとね」
シンジ「……覚えておくよ」
マリ「えへへ、楽しみだにゃー」
シンジ「……おいで、マリ」
マリ「うん」
シンジ「隣に座るだけでいいの?」
マリ「どうしたいのさ」
シンジ「僕の膝に、座ってごらん」
マリ「へ、へぇ、そういうことさせるんだ」
マリ(それだと……鏡のまん前じゃん)
マリ(ほら、やっぱり、丸見え……)
シンジ「……マリが全裸で、僕の膝の上に座ってるよ?」
マリ「言わなくても、わかるよ……」
シンジ「そうだね、見えているものね」
マリ「うん……」
シンジ「胸を隠さないで、よく見せてよ」
マリ「ん……うん」スッ
シンジ「……やっぱり、大きいね」
マリ「まぁ、同年代の子の中じゃあ、一番自信ある部分だからね」
シンジ「それに、綺麗だよ」
マリ「なんか……わんこ君動じなさすぎでつまんない……」
シンジ「そうかな? でも、マリは攻められて感じちゃうでしょ?」タユン
マリ「ん……そうかも。わんこ君に、いっぱい触ってもらいたい」
シンジ「わかったよ。……痛くない?」モミモミ
マリ「大丈夫……ふふ、でもくすぐったいかも」
シンジ「そっか、揉まれるだけじゃ気持ちいわけじゃないんだね」
マリ「そうだよ。あ、でも、もまれているという事実は、興奮するけどね」
シンジ「そう、じゃあ、ここも?」クリッ
マリ「んっ……乳首……? 変な、カンジ」ピクピク
シンジ「……」クリュッ……クリ
マリ「はぁっ……ぁ……これ、いいかも……でも、時々痛い」
シンジ「痛いの嫌?」カリッ
マリ「んひっ……! そんな、イジワルな声されると……止まんないよぉ」
シンジ「止まらないって、こっちが?」グチュグチュ
マリ「んぁ……ソッチは、お願い。優しく」
シンジ「……そうだね。最初は優しくね」
マリ「わかってんじゃん。……わんこ君ってば」チュッ
シンジ「ん……大丈夫? この体勢きつくない?」
マリ「大丈夫だよ。わんこ君に後ろから好きなようにされるの、興奮するし」
シンジ「うん。僕も」クリッ
マリ「あっ……」
シンジ「僕の一挙手一投足に」グチュリ
マリ「あぁっ……」
シンジ「マリが感じて、声を上げるから」ヌチュッヌチュ
マリ「ひぐっ……!」
シンジ「とても、興奮するよ」
マリ「あ、わんこ君。下は、ゆっくりって……」
シンジ「痛い?」ヌチチャヌチャ
マリ「んぁっ……痛くないけど……中は……」
シンジ「うん、なんとなくわかるよ。これが、気になるんでしょ?」ヌチ……
マリ「あ……」
シンジ「マリって、ススんでるイメージだったから……経験済みかと思ってたよ」ヌチ
マリ「ご期待に添えなくて、ん……悪かったね。
めんどくさくて、ごめんよぉ……」
シンジ「めんどくさいだなんてそんな。
寧ろ、マリが処女でよかったよ」
マリ「なんだいわんこ君ってば、処女厨なの?
それなら、今までとっといた甲斐があるって思うけどね」
シンジ「処女厨って……まぁ、そうかもね……
だって、これからマリは僕の手によって汚されていくんだよ?
他の誰の介入も受け付けない。僕だけのマリになるんだ」
マリ「……わんこ君の独占欲が、垣間見えた気がした」
シンジ「独占……はどうだろう
マリが欲しいとは思うけど、マリは自由でこそマリだと思う」
マリ「どういうこと?」
シンジ「そうだね。僕が欲しいのは飼い犬じゃなくて、飼い猫だって話かな」
マリ「……にゃあ」
シンジ「ふふ、そうだね。飼い犬は僕のほうか」
シンジ「マリ、脚開いて」
マリ「え、でも……鏡」
シンジ「だから、だよ」
マリ「わんこ君のドSっ……」
シンジ「……」
マリ「ん……」スッ
シンジ「……!」
マリ「あ……」ドキッ
シンジ「何?」
マリ「今、わんこ君がドキッとしたのわかるよ。背中越しでも、心臓動いたね」
シンジ「あ」パッ
マリ「離れないでよ。もっと、鼓動聞かせて?」
シンジ「……うん」ピトッ
マリ(汗ばんだ肌と肌が密着してる)
マリ(鏡の前で股開いて、重なり合う男女二人)
マリ(興奮しないわけないよね。わんこ君の心臓、ドッキドキしてる)
マリ(それに……)
マリ「ねぇ……わんこ君」
シンジ「どうしたの?」
マリ「にゃんこの舌ってさ、ザリザリしてて、舐められると痛いって言うよね」
シンジ「?」
マリ「わんこ君の舌は……どうなのかな、って……」ンチュ
チュパ チュプ
レロ ヌチュ
マリ(わんこ君、キス上手なのかにゃ……
頭、蕩けてくる……
口の中かき回されて、
舌も
歯も
歯茎も、
全部わんこ君に舐められてる)
シンジ「ん」プハ
マリ「ハァ ハァ……舌……舌って、凄いね……」
シンジ「ん、うん……」
マリ「もう一回……」
ンチュ
ミチュ ニチュ プハッ
ペロペロ ニュル……
マリ「プハッ これ、病み付きになるね……」
シンジ「うん、凄く、気持ちいい」
マリ「こんなの知っちゃったら……我慢なんてできないにゃー」ンチュ
シンジ「んっ……」
シンジ「ねぇマリ、体勢、変えようか」
マリ「……そうだね。私も、そろそろ……イジメテもらいたくなっちゃった」
シンジ「……脚上げて?」
マリ「こう?」
マリ(仰向けで寝て、わんこ君が見てる前で膝を立てて
モロ見え……)
マリ(何度わんこ君に見てもらうことを想像したことか……
でも、この雰囲気だとただ興奮するばかり
ドキドキして、見られてイクのとは、違うかな)
シンジ「マリ」
マリ「ん……」
シンジ「今更だけど、こうして見てると言いたくなっちゃうから、言うね」
シンジ「凄く綺麗だよ」
マリ「……ん、ありがと……」
シンジ「それに、胸も、アソコも……とても厭らしいよ」サワッ
マリ「んゃっ……それ、褒めてるの?」
シンジ「そうだよ。乳首はもう硬くなってるし」クリクリ
シンジ「アソコは厭らしく濡れて、こんなになっちゃってる」グチュグチュ
マリ「あぁ……気持ちいいよ、わんこ君」
シンジ「……そうだね。僕はわんこ君だったんだ」
マリ「うん……私の、わんこ君」
シンジ「……舐めるよ?」
マリ「え、ちょっと そこは……」
シンジ「……」ペロッ
マリ「!!!!?」
シンジ「……」ヌチュ、チュ。ジュルッ
マリ「あ、そ、そんなところ、舐めるなんてぇっ……」
マリ(凄い……わんこ君が、犬みたいに私のアソコ舐めてくれてる
手でも結構気持ちよかったのに、舌って……
舌って……)
シンジ「一番気持ちいいのは、これ、かな?」ハミッ
マリ「いぃっ!? あ、あぁぁ!」
シンジ「……」チュウウゥ レロレロ
マリ(クリトリスっ、吸われてる!
吸われながら舐められて……もう、だめ……っ!)
マリ「あぁっ! あ あぁぁ……」
クタッ
シンジ「…………マリ?」ムクッ
マリ「ハァ……ッ! はぁ……! はあ、はぁ……」
マリ(イッちゃった……)
シンジ「……イッたんだね?」
マリ「はぁ、はぁ、……う、ん……はぁ、はぁ」
シンジ「ん、大丈夫。ゆっくりで良いよ」ギュッ
マリ(ん、余韻、残ってるのに、抱きしめて、ナデナデされたら……//////)
マリ「んっ!」ビクビク
マリ(また……小さく、イッちゃった……)
……
マリ(落ち着いて、きた……
落ち着いたきたら、気付いてしまった)
マリ「わ、わんこ君……」スッ
シンジ「んっ……」
マリ(さっきから お腹に当たってるの、コレ、わんこ君の、アレだよね?)
マリ「うわ、わぁ……何、コレ……ヤバッ」
シンジ「え、ヤバい?」
マリ(いや、だって、えぇぇ……)
マリ「えっと、絵とか、写真じゃ良く見るけど……実際に目の前にあると……」
マリ(大きい……と、思う
長さは、15センチ、くらい? かな……
こんなのが、入るの……?)
シンジ「……触ってみてよ」
マリ「触……うん、や、やってみる……」
ニギッ
マリ(……ギャアアアアアアア……!?)
シンジ「……どうしたの? 固まっちゃったけど」
マリ「うぅぅぅ……」//////
マリ(ナニコレ 硬すぎでしょ、やばいでしょ
この大きさで、この硬さで……コレがアソコに入って、
何度も出入りなんて……)
マリ「わんこ君……」
シンジ「え?」
マリ「これ、小さくなんないかなぁ?」
シンジ「え、えぇぇぇ……」
マリ(姫ぇぇぇぇぇ! 助けてぇぇぇぇぇぇ! 想像してたより怖いよおおおお!)
ニギニギ
シンジ「……じゃあ、大きさに慣れてみようか?」
マリ「ん、慣れる?」
シンジ「舐めて、みてくれる?」
マリ「……舐める」
マリ(そのくらいなら、まぁ。できるし、なんかで見たこともあるし……)
マリ「やってみるけど……下手でも、知らないよ?」
シンジ「うん、大丈夫。見てるから」
マリ「……」
モゾモゾ
マリ「……」スンスン
マリ(お風呂に入った後なのに……変な、匂い……)
マリ「……」ニギニギ
マリ(カチンコチン、だけど……どこか弾力があって、握ると押し返してくる感覚がある)
シンジ「……マリってば、猫みたい」
マリ「慎重になってるんだにゃー……緊張してるし……」
シンジ「……歯を立てないでくれれば、結構何しても大丈夫だと思うよ」
マリ(んと、舐める……けど……実際、どこを舐めるといいのかにゃ?)
マリ(先っぽなのか、竿なのか、それとも玉なのか……)
マリ(う、うーん、こうして見ているとゲシュタルト崩壊してきた)
マリ(とりあえず……先っぽ、舐めてみようかな? なんか、口っぽいのもあるし)
ペロッ
シンジ「あぅ……」
マリ(わんこ君、気持ち良いのかな?)
ペロペロ
シンジ「……っ いいよ、マリ。気持ち良い」
マリ「そう?」
ペロペロ
シンジ「ん……」
マリ(竿のほうは、悪くなさそうだけど反応は少ないにゃー)
ハム ハム
シンジ「うぐっ……」
マリ(……玉は、あんまり変な刺激をしないほうがよさそう)
マリ(……先っぽ、かな?)
レロ、プチュ
シンジ「……うん、そんな感じで」ナデナデ
マリ(あ……)
ペロペロ
マリ「……」
マリ「んぁ……む」パクッ
シンジ「っ……」
モゴモゴ ジュプッ
マリ「……」
シンジ「ハァ、ハァ」ナデナデ
マリ「……♪」
ジュポォ……ジュプッ……
シンジ「……っ、マリ」
マリ「……」トロン
チュッ……ペロペロ
シンジ「……そろそろ」
マリ「……うん」
マリ(わんこ君が、私の両足の間から、近づいてくる)
シンジ「ん」チュッ
マリ(キスしながら、体を重ねると
当然、アソコとアレが、擦れあう形になっちゃって)
マリ「んっ……」チュパ……
シンジ「……」ピチュ、チュプ
クチュ、グチュッ……
マリ(キスしながら体を揺らしてくる。
こすれあってる場所が、だんだん気持ちよくなっていって……)
マリ「んぁ……わんこ君……」
シンジ「……ふふっ……シンジって呼ばないの?」
マリ「ん……名前で呼ぶのも、良いけど」
グチュグチュ……
マリ「ぁッ♪ わんこ君って呼ぶのは、私だけ、じゃん?」
シンジ「そうだね」
マリ「特別、ってカンジ……しない?」
シンジ「……そうかも。そう言われると、ドキドキする」
マリ「うん、わかるよ、わんこ君のドキドキ。伝わってくる」
グチュッグチュッグチュ……
マリ「わんこ君」
マリ「……挿れても、いいよ」
シンジ「……」ゴクリ
マリ(最初は思いつき程度、つまみ食い程度にちょっかいを出していた。
もちろん、自分でわんこ君が気に入っていたということもある。
けど、すぐにわんこ君の魅力に取り付かれてしまった)
マリ(信じられないことに、惚れてからここに至るまでの日数。僅か三日)
マリ(わんこ君も、アレから意識してくれてたのかな?
それとももっと前から、とか?
……だったら、なんか、イイな)
マリ(でも、それだと姫は……?)
シンジ「マリ……」ヌチュゥ
マリ「わんこ君、大丈夫、だよ。痛いの、嫌いじゃないし……」ドキドキ
シンジ「でも、優しくするよ」
マリ「ん、んー、でも、ね。わんこ君……その……」
シンジ「いいよ、言ってごらん」
マリ「……痛くていいから、激しいのを、ご所望ですにゃ……」モジモジ
マリ(だから、今は、姫のことは忘れさせて……)
シンジ「マリ……っ!」
ズプゥッ
マリ「ぃぎっ……!」ビクビクンッ
ヌチッ クチィ……
トロッ……
マリ(なんか、破れた……
痛い……痛いよ……
でも……)
マリ「ぃ、ぃ……」クネクネ
シンジ「っ!」
マリ「動いてっ……わんこ君っ」
シンジ「……うん、わかった」
シンジ「メチャクチャに、してあげる」ズプゥ
マリ「あ、あぁぁぁぁ!」
ヌチッ ヌチッヌチッ ヌチッヌチッ ヌチッ
マリ(凄い 凄い 凄い!
痛くて 痛くて でも
気持ちよくて
気持ちよくて……)
マリ「わっ、わんこ、君の……おっきいの……ハァハァ おくまで、届いてるよぉ!」
クチュッ グチュッ ヌチュッ パチュッ
シンジ「はぁ、はぁ、マリっ!」
クチュッ グチュッ ヌチュッ パチュッ
マリ「あぁぁあっ!」ビクンビクン
マリ(痛いの、気持ちいい!
もっと、もっとして欲しい!)
マリ「わんこ君っ……ハァハァ……もっと、もっと激しくっ!」
シンジ「っ! っくぅっ!」
パチュン パチュン ヌチュ、ヌチュ、ヌチュ、ヌチュ、ヌチュ、ヌチュ、ヌチュ、ヌチュ、
マリ「あああぁぁぁぁ!」
マリ(んにゃ……あれ、痛く、なくなってきちゃった
あ、でも……今度は、気持ちいいのだけいっぱい……)
マリ(痛いので、いっぱい興奮したから?
気持ちいの、ヤバいくらい、止まんない……!)
シンジ「はぁ、はぁ、マリ……僕、もう持たない……かも」
マリ「あっ! あっ! あ、あぁぁはぁっ!」ヌチュ、グチュ
シンジ「ま、マリ? ハアハァ……んっ!」
マリ「わんこ君! わんこ君! んんぅっ!」
シンジ「マリ……イクよ……! っ!」
パチュンパチュンパチュンパチュン ヌチュヌッチュヌチュヌッチュヌチュヌッチュ……
グチュウゥ
マリ「っ………………………………………………………………」
マリ「……………………………………………………………………………………あ」
マリ( )
マリ(奥で、わんこ君のが、止まってる
いや、止まってなんかない。
ずっとビクビク言ってる
しかも、アッツイ。それもわんこ君のが熱いだけじゃなくて……
アレ、出してるんだ。
私の奥に……
子宮の、中に……)
シンジ「んっ……はっ……ああぁ……」
マリ(わんこ君の汗がポタポタ落ちてくる
冷たい。
でも、それすらも気持ちいい)
シンジ「……フー……ふぅ……」ヨロッ
マリ(わんこ君が覆いかぶさってきた。
汗だくの体……びっちょり
私も、人のこといえないけど……)
シンジ「くぁ、マリ……とまんない、よ……」
マリ(小刻みにわんこ君が腰を打ちつけてくる
びっくりした。
だって、わんこ君まだ射精し続けてるんだもん
このままだと、溢れちゃうんじゃないのってくらい……)
マリ(あ、ヤバい……)
シンジ「マリ?」
マリ「………………………………………………………………っく、ハァッ!!」
マリ「ハァっ……! はぁ・・・・・・ ふぁ…… はぁ・・・・・・」
マリ(やっと……息できた
呼吸できないくらい、イクって……ナニコレ……)
シンジ「大丈夫?」
マリ「ハァハァハァハァ……フー……」コクコク
シンジ「あ、無理して応えなくていいよ……」
マリ「フー……フー……」
マリ(気持ち、良かった)
case『序』 END
you can redo...
以下 case『破』
レイ(今日は二号機のシンクロテスト……コレは、私の差し金
マリは、アスカについて行くと言いながら、ニヤニヤしていた……
おかげで、アスカとマリは当分帰ってこない)
レイ(目的は、一つ)
レイ→シンジ部屋
レイ「……」
シンジ「……綾波?」
レイ「碇君……」
シンジ「来てたんだ。ごめん、さっきまで寝てたから」
レイ「寝不足?」
シンジ「ううん、大丈夫だよ」
レイ「そう……良かった」トッ
シンジ「あや、なみ?」
レイ(碇君の鼓動……感じる
多分、私の鼓動も、碇君に伝わってる)
レイ「待ちきれなかった」
シンジ「……」クスッ
レイ「?」
シンジ「あ、いや。
綾波が自分から喋ってくれるようになって、すごく嬉しいよ」
レイ「私が喋ると、碇君は嬉しい?」
シンジ「うん、綾波の声は綺麗だから」
レイ「ごめんなさい。お喋りするの、得意じゃない」
シンジ「ううん。無理しないでいいんだ。綾波が自然に出した言葉が聞きたいから」
レイ「……エッチな事はわざわざ言わせるのに?」
シンジ「それは別」スッ
レイ「んっ」
シンジ「それは、言わされてるときの綾波の困ったような顔が大好きだから」
レイ「私が困ると、碇君は嬉しいの?」
シンジ「綾波は僕に意地悪されて、どうなの?」
レイ「ただの意地悪なら、悲しい」
レイ「でも、エッチな意地悪は……悲しくはない」
シンジ「……僕はエッチな意地悪で困る綾波が、可愛くて好き」
レイ「……その時だけ?」
シンジ「ううん。ずっと、好きだよ」
レイ「……私も、碇君が好き。だから……」
シンジ「……d(だからどうしたいの?)」
レイ「だから碇君とっ……エッチなこと……したい」
シンジ「……」
レイ「……?」
シンジ「……」
レイ「私、何か間違った?」
シンジ「いや、そんなことない。そんなことないよ
ただ、綾波は……飲み込みが早いなって、思ってね」
シンジ「……そう言ってくれて、嬉しいよ。凄く」クイッ
レイ「ん……」
チュッ
レイ(……キス……
触れるだけの、挨拶みたいな、
軽い、キス)
シンジ「綾波……」ギュッ
レイ(……そんな、優しいだけの感触が、愛おしい)
シンジ「……綾波っ」
レイ「えっ」
トサッ
レイ(そんな甘い感触に酔いしれていたのに
碇君は、突然襲い掛かってきた)
シンジ「そんなびっくりしたような顔しないでよ」
レイ「……っ」
シンジ「期待していた通りの展開なんじゃないの?」
レイ「期待、してた」コクン
シンジ「そうだよね?」スッ
レイ「……脱がすの?」
シンジ「本当は引き裂いてあげても良かったんだけど……綾波ってば制服で来るんだもん」
レイ「服、コレしかない」
シンジ「……引き裂くとかはさておき……今度買いに行こうか」
レイ「……」コクン
シンジ「スカートだけ脱がしてみたけど、どう?」
レイ「……スースー、する
それと、恥ずかしい……」
シンジ「……」
レイ「でも、碇君に見られてるって思うと……気持ち良い」
シンジ「綾波も、見られて興奮するんだ」
レイ「……えぇ」
シンジ「……」スルスル
レイ「!……」
シンジ「……いやがったり、しないんだね」
レイ「理由がないもの」
シンジ「そうだね。綾波は、下だけ脱がされて、
丸見えになってる状態で興奮しちゃう女の子だものね」
レイ「そう教えてくれたのは貴方」
シンジ「綾波……」
シンジ「ねぇ、綾波」
レイ「?」
シンジ「昨日の、続きをしようか」
レイ「続きって……」
シンジ「こういうことだよ」カチッ
レイ「!……手錠……」ジタバタ
シンジ「今度は痛くない手錠だよ」
レイ「……こんなもの、どうして碇君が?」
シンジ「綾波、僕はね正直自分の性癖には、大分前から気付いていたんだ」
シンジ「アスカの高慢な態度を見て、この子を屈服させたら気持ちいいんだろうな、とか」
シンジ「マリの自由な姿を見て、この子を拘束できたら気持ちいいんだろうな、とか」
レイ「……」
シンジ「綾波の寡黙な姿を見て、この子を鳴かせる事ができたら……とか」
レイ「……」
シンジ「いつかその時が来たら、ってね。
でも後から考えてみたら
バカみたいな気がしてきたからしまっておいたんだけど」
レイ「……」モゾモゾ
シンジ「まさか、本当に綾波に使う日が来るなんて、思わなかったよ」
レイ「……碇君、碇君は……」
シンジ「おかしい、かな?」
レイ「ええ。エヴァのディストーションによって性癖が変わったにしても、
短期間でここまでの影響が出るとは思えない」
シンジ「……そうなのかな?」
レイ「赤木博士が言っていたわ。
アスカの性嗜好の歪みよりも、マリの歪みのほうが大きい
エヴァに搭乗している期間は、遥かにアスカのほうが多いのに」
シンジ「……」
レイ「ユーロの特殊な訓練を受けていたためか、
それとも、マリには先天的なマゾヒズムがあったか……」
シンジ「……」
レイ「碇君、貴方は……」
シンジ「……綾波、他にリツコさんから何か聞いてない?」
レイ「……」
シンジ「答えて、くれないの?」
レイ「……わかってて言ってるのだとしたら、イジワル」
シンジ「フフッ……何のことかな?」
レイ「……ここに来るまでにすでに、我慢の限界だって言ったはず」
シンジ「そうだったね。素直に言ってくれて、とても嬉しいよ」
レイ「赤木博士の話が聞きたかったら……碇君は、するべき事があるはず」ドキドキ
シンジ「綾波、顔には出てないけど、目がおかしいよ
そんなに、我慢できそうにないの?」
レイ「お腹の奥が、キュゥって……碇君のことを考えるたび……」ハァハァ
シンジ「……ここ?」サワッ
レイ「んっ……そこ…… でも、触って欲しいのは……」
シンジ「……」
レイ「もっと……下……」モジモジ
シンジ「……ねぇ、リツコさんは、性的嗜好のほかに何か言っていなかった?」
レイ「碇、君……!」モゾモゾ
シンジ「綾波、答えてよ」ゴソゴソ
レイ「……言ってなかった……」フルフル
シンジ「僕はさ。リツコさんに報告したときに聞いたんだ。
綾波が僕に好意を寄せているように思える
マリも、アスカも、その節がある」
レイ「……」
シンジ「でも、オカシイじゃないか
アスカはずっと僕のことを馬鹿にしてたし
綾波は今まで感情の起伏が少なくて、そういうのわからなそうだったし
マリは……まぁ、マリは別か」
レイ「……」
シンジ「マリは、アスカとエッチなことをしているし」ガバッ
レイ「……」
シンジ「綾波には、話したよね?」
レイ「……」
シンジ「上手くやってくれた?」
レイ「……」コクン
シンジ「そうか……」
シンジ「僕がリツコさんに聞いたのは
エヴァは恋愛感情すらも左右するのではないか? ってことさ」
シンジ「だけど、あの後それについて尋ねても、はぐらかされるばかりだった」
レイ「……」
シンジ「綾波、その感情はホンモノ?」
レイ「……」
シンジ「……」
レイ「…………赤木博士は言っていたわ」
シンジ「……」
レイ「『エヴァによって恋愛感情が左右されることはない』
『あなた、人を愛する事ができたのね』
って……」
シンジ「……」
シンジ「リツコさんがはぐらかした理由。実はわかってるんだ」
レイ「……」モゾモゾ
シンジ「きっと、『そのぐらい自分で気付け』ってことだってね」
レイ「じゃあ、どうして、こんな話を……」
シンジ「綾波が、今どこまで限界なのか推し量りたかったから。
まだ我慢できるようだったら、
自分で気付いてほしいって説くだろうなって思ってね」
レイ「……」
シンジ「それとね。もう一つ理由があるんだ」
レイ「?」
シンジ「綾波の意識をそらしたかったんだよ」グイッ
レイ「……何、を。あ、脚、広げないで……」アセアセ
シンジ「綾波」
シンジ「挿れるよ」
レイ「え……っ!?」
――――――っ
レイ(形容しがたい音が聞こえた。
粘性の高い液体の擦れる音、
何か、膜のようなものが千切れる音、
硬いモノが、肉を掻き分けて入っていく音……)
レイ(痛み 苦しみ 衝撃
全部が一度に訪れ、
それらが全て、先ほどまで私が望んでいたものだとわかった瞬間)
レイ「あ―――あああぁぁああああ!!!」
レイ(何かが欠けたような音が聞こえた気がした)
シンジ「……すごいや、綾波……」
レイ「っぁ……あああぁぁ……」ビクッビク……ガクッ、ガクッ……
シンジ「ローションつけて挿れただけなのに、こんなに、深くイッて……っく」
ギュウウウウゥゥゥゥッゥゥ
シンジ「締め、付けてくる……っぅっ…」プルプル
レイ「ひっ!」
ムクムク
シンジ「想像以上の反応だよ、綾波……
おかげで、締め付けられてるのにもっと大きくなりそうだ……」
レイ「や、やめて碇君っ……あ、……抜いて……」ビクビク
シンジ「綾波?」
レイ「お願い……お願い……」ビクン、ビクン
シンジ「……」
レイ「……お願い……します……」プルプル
シンジ「どうしたの?」
レイ「……」ビクン
シンジ「どうして……抜かないといけないのかな?」ヌロォ……
レイ「あっ! ……そのまま、抜いて……」モジモジ
シンジ「……」ヌルゥ……
レイ「ん……」
シンジ「……嫌だね」タチュンッ
レイ「ヒィッ!?」
シンジ「綾波、どうして綾波が抜いて欲しいのかわかっちゃったよ」タチュン タチュン
レイ「ひ、やッ……わかったならッ……お願いだからッ……」
シンジ「でもね、綾波ってばこんなに濡らして悦んでるのに、
今この瞬間を楽しまないと損だよ?」グチュグチュ
レイ「やぁぁっ……ごめんなさいッ……抜いてッ……」
シンジ「綾波……」グチュぅ……ギュッ
レイ「っっっっ!!」
シンジ「漏らしちゃいなよ?」ボソッ
レイ「っ――――――!」
レイ「あ……」チョロッ
プシャァァッ
ジョロロロロ……
レイ「あ……あぁ……っ」
ジョロロロロロ……
グチュグチュ
シンジ「綾波……凄いことになってるよ」タチュンタチュン
レイ「あっ! あぁぁん!……」ビクビクビク
シンジ「汗も、涙も、涎も垂らして……
お漏らしまでして……綾波のこんな姿、初めて見たよ!」グチュニチュ ミヂュウウ
レイ「ふああぁぁぁ!!!」
シンジ「もう、わけがわからなくなってるみたいだね。
いいよ、今、終わらせてあげる」
タンタンタンタン……
レイ(碇君の腰が、何度も打ちつけられる。
諸々の体液でメチャクチャになっていた二人の結合部は、
これ以上ないほどにまで卑猥で下品な音を立てながら、
更にシーツの染みを広げていく)
レイ(薄れ行く意識……だけど、一つだけわかっていた。
わけがわからなくなっていたのは私だけじゃない。
痛いほど満たされていたのは私だけじゃない)
レイ(メチャクチャにかき回される膣の奥に、熱い液体を感じた
碇君は、射精しながら何度も膣内を往復しているのだ
何度も 何度も
壊れたように
そして私も
その激しい劣情を求め、
狂った)
case『破』 END
you can redo…|
you can | redo...
you can n| redo...
you can no| redo...
you can not| redo...
you can| not redo...
you ca| not redo...
you c| not redo...
yo| not redo...
| not redo...
w| not redo...
wa| not redo...
was| not redo...
【PART.6】へ続く