1 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 21:22:35 r8/.F1L2 1/855

放課後 帰り道

シンジ「ごめん、アスカ。先に帰ってて!」

アスカ「何よ! 女の子一人で帰らせる気?」

シンジ「だ、だって、綾波に呼ばれたから……」

アスカ「呼ばれたらすぐ尻尾振って寄っていくの!? だからあんたはワンコって呼ばれてんのよ!ワンコ君ってば超従順!」

シンジ「マリさんの真似? うっわ、ちょっと似てる」

アスカ「な、なにドン引きしてんのよ! もういい! あんたなんかあっちいけぇ!!」ブンッ

元スレ
アスカ(嘘、私変態だったんだ……)クチュ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1355833355/

2 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 21:24:06 r8/.F1L2 2/855

シンジ「わっ! 鞄ブン投げないでよ。乱暴だなぁ」

アスカ「ちゃんと『とって来い』しなさいよね。ご主人様はお家で待ってますからねー」

シンジ「もう、仕方ないなぁ。鞄開いたままじゃんか、もう……ん?」ファサァッ

3 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 21:26:19 r8/.F1L2 3/855

シンジ「ハンカチ、かな? 鞄空けたりしたら怒りそうだし、あとで洗って返そう」

シンジ(でも『人のハンカチ勝手に盗み出すな!気持ち悪い!』って言いそうだな)

シンジ(『人の鞄開けるなんてサイッテー』とどっちがマシかな)

レイ「碇君」

シンジ(気持ち悪いと最低ってどっちが嫌かな、はぁ、……!?)

レイ「碇君?」

4 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 21:27:25 r8/.F1L2 4/855

シンジ「あ、、、、っや、綾波、か。ごめん」

レイ「……」キョロキョロ

シンジ「それで、話って?」

レイ「……弐号機の人は?」

シンジ「先に行っちゃったよ?」

レイ「……あの、碇君。話なんだけど、ちょっと、落ち着いて話したいから」

シンジ「そう、えっと、じゃあ、綾波の家に行って聞こうかな?」

5 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 21:28:23 r8/.F1L2 5/855

レイ「それが適切。でも、今のあなたでは、ちゃんと聞いてくれるかどうか心配」

シンジ「えっ?」

レイ「そわそわしてる」

シンジ「う、うん、実は、アスカに謝ることがいくつかできちゃって」

レイ「そう……がんばって」

シンジ「え……うん。ごめんね綾波。そうだ、明日お弁当いいの作ってあげるから!」

6 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 21:29:02 r8/.F1L2 6/855

レイ「お肉、入ってない?」

シンジ「うん、わかってる。大丈夫だよ。」タッタッタ

レイ「楽しみ」

シンジ「じゃ、ごめんね!」

7 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 21:29:43 r8/.F1L2 7/855

ミサト宅

アスカ「……」

シンジ「……」

アスカ「……何でいきなり、土下座なわけ?」

シンジ「お願いと、謝罪があるからです」

アスカ「?……と、とにかく、言ってみなさいよ」

シンジ「まずは、これから僕が言うことを、最後までちゃんと聞いて信じてください」

8 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 21:30:22 r8/.F1L2 8/855

アスカ「はぁ? それも内容によるわね」

シンジ「お願いだから……僕、あんまり気持ち悪いとか最低とか言われるの嫌なんだよぉ」

アスカ「……わかった、わかったわよ。とりあえず言ってみてよ」

9 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 21:32:22 r8/.F1L2 9/855

シンジ「……アスカが鞄投げたとき、鞄のふた、閉めてた?」

アスカ「閉めてた、と思うけど……っ!」

シンジ「閉まってなかったんだ……!」

アスカ「……」

シンジ「だって、僕が受け取ったときにペンケースとか落ちそうになってたし」

アスカ「ちょっと待って、まさか」

シンジ「それで、そのとき落ちたんだ。こ、これ」スッ

10 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 21:34:17 r8/.F1L2 10/855

アスカ「…っ…なん、なんで、あんたのポケットからそれが出てくるのよ!?」パシッ

シンジ「オネガイシマス サイゴマデキイテクダサイ」ドゲザ

アスカ「……悪かったわよ」

シンジ「最初は本当にハンカチだと思ったんだ」

アスカ「……どうだか」ボソッ

シンジ「で、拾ったら、ちょうどそのとき綾波が来て、びっくりして僕隠しちゃったんだ」

アスカ「……」

11 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 21:36:00 r8/.F1L2 11/855

シンジ「アスカのパンツだって気づいたの、ポケットに入れてからで……」

アスカ「……ハァ」

シンジ「本当だよ、信じてよぉ……」

アスカ「……ゥ」

シンジ「この際、最低でも何でもいいから、下着泥棒扱いだけはやめてほs」

アスカ「ま、まぁ、あんたが下着を盗む度胸なんて無いだろうし、そこは信用してあげる」

アスカ「それに、あんただけじゃなくてエコヒイキにも見られるより、いくらかマシよ……」

12 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 21:37:50 r8/.F1L2 12/855

シンジ「……信じてくれるの?」

アスカ「……それよりも、このこと、誰にも言うんじゃな―――」

アスカ「あ! このことしゃべったらあんたが下着ドロだってことも喋ることにする」

シンジ「え?」

アスカ「いいから! 絶対! 誰にも! しゃべるな!」

シンジ「も、もちろん! アスカが言わないで欲しいって言うなら、絶対言わないよ!」

アスカ「言えるわけないわよねぇ?」

13 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 21:38:49 r8/.F1L2 13/855

シンジ「だから下着泥棒扱いとかはホントヤメテ」

アスカ「わ、分かれば、いいのよ。うん」

シンジ「替えの下着もって歩いてた位で僕は騒がないよ」

アスカ「えっ?」

シンジ「えっ?」






14 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 21:40:25 r8/.F1L2 14/855

アスカ「……っ」ガクッ

シンジ「ちょ、アスカ? 大丈夫? 具合悪いの?」

アスカ「なんでも、ない。 そう、うん、あのねバカシンジ」

シンジ「何?」

アスカ「えっと、気持ち悪いとか、なるべく言わないようにするから」

アスカ「今日のことはもう絶対に、忘れてっ……!」ワナワナ

シンジ「う、うん。分かった。アスカがそういうなら」

15 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 21:41:09 r8/.F1L2 15/855

アスカ「ちょっと、寝るから。起こさないで」

シンジ「……えっと、何か、あったら言ってね」

アスカ「っさい、構うな!」

シンジ「なんだよ、もう……」






16 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 21:43:11 r8/.F1L2 16/855

アスカの部屋

アスカ(一見、主導権は私が握っていたように見えたかもしれない)

アスカ(でもぜんぜん違う。今、事がすんで一番安心しているのは私)

アスカ(なんで、鞄に突っ込んだままだったんだっけ?)

アスカ(バカシンジは替えの下着だって思ったんだ。ホント『バカ』ね)ハァ

アスカ(……ううん、『バカ』なのは私のほう、だって、だって……)

アスカ(『普通』は女子中学生がノーパンで下校するなんてありえないじゃない)

17 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 21:44:35 r8/.F1L2 17/855

アスカ(すっごい、濡れてる)クチュクチュ

アスカ(ていうか、さっきバレたと思ったときも……)

*******
シンジ「アスカのパンツだって気づいたの、ポケットに入れてからで……」

アスカ『……ハァ』

シンジ「本当だよ、信じてよぉ……」

アスカ『……ゥ』
*******

18 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 21:44:58 r8/.F1L2 18/855

アスカ(なんで、バレそうになって……気持ちよくなっちゃうのよ……)クチュクチュ

アスカ(嘘、私変態だったんだ……)クチュ







19 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 21:46:09 r8/.F1L2 19/855

数分後

アスカ「ん……ハァ……ゥ……」クチュクチュ

シンジ『あ、あすか?』コンコン

アスカ「ふぇっ!?」ビクンッ

シンジ『泣いてるの?』スッ

アスカ「ばっ、バカシンジ! 開けちゃだめ!」

シンジ『ご、ごめん』

20 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 21:46:47 r8/.F1L2 20/855

アスカ「ハァ……ッ……! 大丈夫、だから……ンッ……向こう行ってて……」

シンジ『でもアスカ、辛そうだよ。病院とか~~~~~』

アスカ(うわぁ、ヤバイ、やばいってこれマジで……バレルって、絶対)クチュクチュ

アスカ(何で私、手ぇ止めないのよ?)クチュクチュ

シンジ『~~~アスカの事が心配なんだよ』

アスカ(なに情けない声、出してんのよ)ハァハァ

アスカ(やめてよ……マジで、それ……はん、そく……)

21 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 21:47:18 r8/.F1L2 21/855

アスカ「イ……ック……」ビクンッ ビクッ

シンジ『え? な、何だって?』

アスカ(扉越しにシンジが居るのに……イッちゃった……)ピクピク

シンジ『アスカ? アスカぁ……!?』

アスカ(あ、返事、しないと……シンジのやつ、入って来ちゃうじゃん)

アスカ(相手してやんないと着いてくるとか、ガキかっちゅぅの……)

アスカ「ばかしんz……」

22 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 21:48:32 r8/.F1L2 22/855

アスカ(でも、扉越しでも、バレそうになって気持ちよかった……)



アスカ(あー、だめね。これもうだめ。ヤバイ)

アスカ(最低なのは私じゃないの。やばいって、なんで今私……)ムクッ

アスカ(『このまま見つかったら、気持ちいいんだろうなぁ』って、考えてんのよ)

23 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 21:49:10 r8/.F1L2 23/855

シンジ『アスカ、まさか、倒れてるんじゃないよね? 大丈夫?』

アスカ(ごめん、シンジ。あんたホントに心配してくれてるのね)

アスカ(でも、ごめん)

シンジ『アスカ? 入るよ!』スッ

アスカ(……見て……)



ミサト『たっらいまぁー!』ドサァッ

24 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 21:49:59 r8/.F1L2 24/855

シンジ『わっぷ! み、みさとさん!?』

アスカ「ミサト!?」

アスカ(む、無理無理無理無理!)

アスカ(いや、冷静に考えるとバカシンジに見せるとか、バカか!?)

アスカ(落ち着くのよアスカ。あなたはエリート)

アスカ(中学生の溢れんばかりの性欲も制してこそのエリートよ? 自制心、自制心)

25 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 21:50:26 r8/.F1L2 25/855

シンジ『ミサトさん、あの、アスカの様子が変なんです!』

ミサト『ふにゃ~? へんなのはわたひもれ~す!』

シンジ『うっ、お酒臭い……ふざけないでください!さっきから返事がなくて……』

ミサト『っくぅ……え、ご、ごめん。マジ?』

シンジ『マジですよ!!』

ミサト『ちょっと、アスカ? 入るわよ?』

スッ

26 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 21:51:20 r8/.F1L2 26/855

アスカ「何よ?」

ミサト「……シンジ君? なんともなさそうだけど?」

シンジ「あれ? でもさっき、凄く苦しそうで……」

アスカ「バカシンジ、私の演技力にまんまと騙されたみたいね!」

アスカ「こちとらあんたをおちょくって楽しんでただけですよーだ!」

シンジ「は、はぁ!?」

アスカ(バレテナイバレテナイバレテナイバレテナイバレテナイ)

27 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 21:53:25 r8/.F1L2 27/855

ミサト「はぁ、大体事情は察したわ」

シンジ「……」

ミサト「でもね、アスカ? 今回のは、頂けないわね。シンジ君本気で心配してたのよ?」

アスカ「う、うん」

ミサト「あら? 珍しく素直ね。てっきり『バカシンジの心配する顔傑作だったわー』」

ミサト「とか言うかと思ったけど、私が叱るまでもなかったってことかしらね」ポンポン

シンジ「わ、やめてくださいよ。もう、僕、晩御飯作りますから……」タッタッタ

ミサト「アスカも大人しくなっちゃったし、私はせっかくだから飲みなおししよっかなー?」

28 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 21:54:19 r8/.F1L2 28/855

夜 アスカの部屋

アスカ(私のオナニーでシンジを泣かせてしまった)orz

ヴィィィィィン

アスカ(携帯……)ゴソゴソ

29 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 21:54:45 r8/.F1L2 29/855

~~~~~~~~~~~~~~~
差出人:コネ眼鏡
件名:Re
本文:にゃっほい!
   ノーパンプリンセスさん。

~~~~~~~~~~~~~~~

アスカ「……」

30 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 21:55:14 r8/.F1L2 30/855

~~~~~~~~~~~~~~~

アスカ『誰から聞いたの?』

マリ『いやいやいや、え? マジ?』

アスカ『あんた……カマかけやがったわね!?』

マリ『ピンポーン! そして私の予想もピンポーン!』

アスカ『やってないやってないやってないやってない!!!!』

マリ『反射行動は素直だにゃぁ? いやしかし、まさか姫がこっち側だったなんて』

~~~~~~~~~~~~~~~~

32 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:11:47 r8/.F1L2 31/855

アスカ(……)ゴソゴソ

prrrrrr・・・・・・

マリ『おーっす姫ー! 姫のほうから電話してくるなんてねぇ』

アスカ「ちょっと、ね」

マリ『わんこ君に聞かれたりしないのかにゃ?』

33 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:12:37 r8/.F1L2 32/855

アスカ「……コネ眼鏡、あんた今暇?」

マリ『どうだろ。暇って言えば暇だよ?』

アスカ「話がしたいの。できれば、誰も居ないところで」

マリ『にゃー、そっかー。んじゃうち来る?』

アスカ「そうね。それが良いかも」

34 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:13:46 r8/.F1L2 33/855

マリ宅

マリ「あがってー」

アスカ「意外に普通の部屋ね」

マリ「どんなの想像してた?」

アスカ「猫屋敷」

マリ「うひゃー! 住んでみたーい!」






35 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:14:48 r8/.F1L2 34/855

マリ「で、姫はどうしてそんなに元気少ないのかにゃん?」

アスカ「……っ」

マリ「ハヂメテの快感に戸惑ってるのかにゃ?」

アスカ「っ!……//////」ポロッ

マリ「あ、あり?」

36 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:16:02 r8/.F1L2 35/855

アスカ「う、うえぇぇぇぇ……」ポロポロ

アスカ「あ、あんたのっ、せいよぉ……あんたがあんな事教えるからぁ……」ポロポロ

アスカ「あたし、エリートなのにぃ、グスッ……変態になっちゃったじゃないのぉ」

マリ「ちょ、ちょっと、ごめんって、ごめん!」

アスカ「うああぁぁぁぁん!!」

マリ「茶化さないし馬鹿にもしないから、あーもう泣かないでよぉ……」オロオロ

37 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:17:01 r8/.F1L2 36/855

数分後

マリ「ミルクをあっためて~♪」

アスカ「……っ……ヒック」

マリ「お砂糖ちょっとだっけー♪」

アスカ「……グス」

マリ「ほい。落ち着くよー。ぬるめにしてあるから猫舌でも大丈夫ー」

アスカ「アリガト……」コクッ

マリ「まぁアレだねぇ。うん 事情はわかった」

38 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:17:45 r8/.F1L2 37/855

マリ「姫も相当な変態だねぇ」

アスカ「……やっぱり?」

マリ「ノーパンがバレそうになって興奮して」

マリ「扉の向こうのわんこ君オカズにオナニーとは、いや、おみそれしました」

アスカ「やめて……」

マリ「姫ぇ、さっきからファーストの子みたいな口調になってるよー?」フーフー

アスカ「グッ……。もう喋んない」ゴクッ

マリ「ごーめんってぇ! まぁ、落ち込んじゃうのも無理ないかニャー」

39 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:18:23 r8/.F1L2 38/855

アスカ「シンジにも迷惑かけちゃったし、あまつさえ、見られたいとか、そんなことまで……」コクッ

マリ「そうだにゃー、迷惑かけちゃったのは良くないよねぇ」フーフー

アスカ「謝った、けど。でも、すっごいの、この、これ、なんだっけ?」コクッ

マリ「罪悪感?」

アスカ「そう、それ…………よく分かったわね」

マリ「わかるよー! だって、私も最初は色々失敗して……あー、まぁ、うん、その話はいいんだ」

アスカ「何よ、あんただけ秘密にするつもり!? 恥ずかしいのは性癖だけじゃないみたいねぇ!?」

40 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:19:25 r8/.F1L2 39/855

マリ「上手い事言ったようでなんか変だよ姫ぇ。ま、今の話の核はそこじゃないのだよ」

アスカ「それもそうね。いつか聞かせてもらうけどね」

マリ「はにゃー……失敗したニャー」フーフー

マリ「でもね、姫。迷惑かけなければ、別に変態でもいいと思うんだけどにゃー?」

アスカ「ハァ!? 変態は不潔よ! あんな、オナニーだって……本当は……」

マリ「確かに、最初は汚いって思うかもしれないけどにゃー」

マリ「性欲を満たす事も生きてく上で大切な事だよ?」フーフー

41 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:20:49 r8/.F1L2 40/855

アスカ「でも……やっぱりこんなのおかしいわよ」

マリ「ふーん、そうだにゃー。姫、お菓子はすきかにゃ?」

アスカ「結構、好きだけど?」

マリ「でも食べ過ぎると太っちゃうし」
  「着色料とか化学何ナンチャラナントカとかいっぱい入ってるし」
  「食べないほうがいいんじゃないの? 我慢しないと」

アスカ「良いじゃないそのくらい。我慢は体に毒よ!」

マリ「お」

42 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:21:52 r8/.F1L2 41/855

アスカ「えっ?」

マリ「その通りだよ姫」

アスカ「え、あ、いやいや。バカじゃないの!? お菓子と一緒にしないでよ!」

マリ「ま、確かにそれはこじつけすぎだとは思う。
   けどね、私だってお菓子大好き。やめられないとまらない。
   その分脂肪がついちゃって肩もこるし、
   男子の注目の的になるし、
   この脂肪はどうやってやっつけようかと考える毎日。」タプン

アスカ「ウッザ……」ゴクゴク

43 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:30:11 r8/.F1L2 42/855

マリ「でも我慢すると逆に、ご飯たくさん食べちゃってこれもまた大変なんだにゃー」

アスカ「……」

マリ「そりゃ、食べ過ぎないようにする我慢は大事だよ。
   だけど、一切食べないようにする我慢は
   あんまり良くないんじゃないかなぁ?」フーフー アチチ

アスカ「……」

マリ「それと同じでさ、人に迷惑かけない程度に、
   見つかんないよーにパンツ脱いじゃったりして過ごすくらいして、
   欲求満たしていかないとだめなんよ」

マリ「まぁ、その点で厄介なのが私たちの性癖なわけなんだけどにゃー」

44 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:30:56 r8/.F1L2 43/855

アスカ「コネ眼鏡、あんた……」







アスカ「早くミルク飲みなさいよ」

マリ「こっちのが熱過ぎたんだよぉ」フーフー

45 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:31:40 r8/.F1L2 44/855

アスカ「あんたってさ」

マリ「ん?」

アスカ「いっつも、履いてないの?」

マリ「いつもではないけど、でも結構頻繁に、かな」

アスカ「……信じらんない。あんた、学校で私たちと話してる間中、脳みそお花畑だったわけね」

マリ「否定はしないニャー」

46 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:32:06 r8/.F1L2 45/855

アスカ「でも、色々気にしないといけないし、疲れない?」

マリ「そうだにゃー、風が強い日はさすがにやらないかにゃ?」

アスカ「……もし、もしよ? 誰かにばれちゃったりしたら、どうする?」

マリ「誰かって、他人?」

アスカ「他人なんかどうでもいいわよ」

マリ「じゃあ、わんこ君とか?」

アスカ「……」コクン

47 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:32:31 r8/.F1L2 46/855

マリ「んー……わんこ君なら、知らんぷりしてくれるんじゃないかにゃ?」

アスカ「……それも、そうね」

マリ「それか、『不潔だよ』とか言いそう」

アスカ「言う、かな?」

マリ「潔癖症っぽいところあるしねぇ。性欲とかそういうの、姫以上に嫌ってそうなところありそう」

アスカ「そうでもないわよ。一般的男子中学生並みにはエロいわよ」

マリ「お、そうなんだ。意外」

48 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:32:54 r8/.F1L2 47/855

アスカ「あんただって感じるでしょ? 胸とか足とか、結構見てるわよ、あいつ」

マリ「あははー、そういえばそうだったにゃー そうかぁ、わんこ君も人並みにはエロイのかぁ」

アスカ「何でうれしそうなのよ……」

マリ「うん、姫の家族計画は安泰だにゃあ、って思ってさ」

アスカ「は、はぁ? ばっかじゃないの!?//////」

49 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:33:18 r8/.F1L2 48/855

マリ「でもにゃー……」

アスカ「何よっ?」

マリ「いつかは、話さないといけなくなっちゃうかもよ?」

アスカ「っ……」

マリ「私は 人知れず露出するのが趣味の、変態ですって」ジッ

アスカ「……っ」ゾクゾク

50 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:36:17 r8/.F1L2 49/855

マリ「言わなくちゃいけないかもよ?」コショコショ

アスカ「や、何で耳元で……」

マリ「興奮しない? 耳元でさ、優しく言われるの」コショコショ

アスカ「な、なんて?」

マリ「変態 って」

アスカ「……」プルプル

マリ「そうだにゃあ、例えば」

51 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:37:10 r8/.F1L2 50/855

マリ「『弐号機の人、変態だったのね』」

アスカ「は、はぁ!?」

マリ「目ぇ瞑ってみ、似てないけどさ」

マリ「何の事情も知らないファーストの子に耳元でこう言われるの」

アスカ「ん、うん」ドキドキ

マリ「『変態』」コショコショ

アスカ「……」ピクッ

52 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:37:42 r8/.F1L2 51/855

マリ「『見られて感じるなんて、あなた変態だったのね』」コショコショ

アスカ「や、やめ……」

マリ「(これはどうかにゃ?)……『パンツ履いてないとか、どうかしてるよアスカ』」

アスカ「!!?」ビクッ プシャアアア……

マリ「にゃ?」

アスカ「あ……ああ……あ……」ビチャビチャ

マリ「あ……」

53 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:38:25 r8/.F1L2 52/855

数分後

アスカ「……ご、ごめん……なさい」グスッ

マリ「……あ、ううん。こっちこそ、なんか、ごめん」

アスカ「……」

マリ「……」

アスカ「……」

54 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:38:49 r8/.F1L2 53/855

マリ「姫」

アスカ「……」

マリ「気持ち、良かった?」

アスカ「……」

アスカ「……」コクン

55 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:39:34 r8/.F1L2 54/855

翌日 朝

マリ「おはよっ! わんこ君!」

シンジ「あ、マリさん。おはよう。アスカもおはよう」

アスカ「何よあんた。シケたつらして歩いてんじゃないわよ!」ゲシッ

シンジ「わ、蹴らないでよっ 今日はお弁当いっぱい持ってきてるんだから」

アスカ「いっぱい?」

シンジ「うん、僕のも合わせて四人分」

マリ「おっほー! 約束のブツだね?」

56 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:40:02 r8/.F1L2 55/855

シンジ「うん。そんなに、いいものでもないと思うけど」

アスカ「何よ。私の知らないところでそんな約束してたわけ?」

マリ「姫のお泊り代をお世話係に請求したまでさー 妥当じゃにゃい?」

アスカ「何がお世話係よ!」ドン

マリ「キャー! おてんばだニャー姫はぁ!」

アスカ(ん? ……四人分?)

57 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:40:55 r8/.F1L2 56/855

シンジ「それにしても、マリさんはアスカとすぐ仲良くなったね」

マリ「にゃ?」

アスカ「別に普通じゃない? お泊りしに行くのくらいフツーだって」

シンジ「あはは、まぁそうだね。お昼も委員長と一緒にご飯食べてるんでしょ?」

マリ「たまにファーストの子も連れて行ってるから、女子会みたくなってるにゃー」

58 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:41:41 r8/.F1L2 57/855

シンジ「男子の間ではどんな話してるんだろうな、とか結構噂になってるよ」

アスカ「いやね、男子って。デリカシーのないやつらばっか」

シンジ「あー、うん」

マリ「わんこ君のことは多分含まれてないっぽいみたいだぁね」

シンジ「いや、アレは僕も含めて蔑んでる目だよ」

アスカ「何か言った?」ジトォ

シンジ マリ「いやいや、なんでもないよ」

アスカ(あんたらだって大概仲いいじゃないのよ……)

59 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:42:13 r8/.F1L2 58/855

『男子の間ではどんな話してるんだろうなぁ、とか結構噂になってるよ』

61 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:44:40 r8/.F1L2 59/855

昼休み 屋上

トウジ「……盗み聞きしてて、すみませんでした」

アスカ マリ ヒカリ レイ「……」

ケンスケ「みんな気になってることだったし? トウジもそそのかされてやっちゃっただけで」

シンジ(……僕は止めようとしてただけなのに)

62 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:45:51 r8/.F1L2 60/855

ケンスケ「助けてくれよ碇!このままだと女子になぶり殺しにされちゃうよ!」

ツカツカツカツカ グイッ

トウジ「ホンマにふみあへんえひはぁ! 」

ヒカリ「鈴原ってそういうやつだったんだ! サイッテー!!」

トウジ「そうや、最低なのはワイ一人や! せやからセンセとケンスケは関係あらへん!」

ケンスケ「ほら、碇も頭下げて」

63 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:46:32 r8/.F1L2 61/855

シンジ「(トウジたちを止められなくて)すみませんでした」

レイ「碇君」スタスタ

シンジ「?……綾波?」

ケンスケ「!!!!!」

レイ「……興味、あったの?」

シンジ「え、えっと。興味がないといえば嘘になるけど、でも僕本当は……!」

64 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:47:25 r8/.F1L2 62/855

シンジ(マリさんとアスカ……こっち見ながら内緒話してる)

シンジ(きっと言い訳するなんて男らしくないとかそういう話してるんだろうなぁ)

レイ「碇君?」

シンジ「僕達は、綾波たちの会話にとても興味がありました」

トウジ「違う!センセはなぁ!ワイをとめようとしてただけや!

トウジ「ケンスケは一応乗り気やったけど誘ったのはワイや!そこんとこ履き違えんでくれ!」

ヒカリ「男らしいとは思うけど、盗み聞きした事実は変わらないのよ」

トウジ「堪忍やでいいんちょぉー!」

65 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:49:00 r8/.F1L2 63/855

一方 アスカとマリ

アスカ「……」

マリ「ねぇねぇ、姫ぇ」

アスカ「何よ。人間のクズを視線で殺せないかと思って精一杯の蔑みの視線を送っているところなんだけど」

マリ「どうせ『お猿さん』しか睨んでないんでしょ?」

アスカ「まぁそうね。『クソトウジ』が主犯なのは間違いないだろうし」

66 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:49:28 r8/.F1L2 64/855

マリ「『眼鏡君』の顔見てみなよ」

アスカ「はぁ?」

マリ「土下座の姿勢からだと、ファーストの子のパンツ見えちゃってるみたいだね」

アスカ「!?……あんのエロガk」プルプル

マリ「ちょいっと待った」グイッ

アスカ「何で止めるのよ!? あいつぜんぜん反省してないじゃん!」

マリ「もうどうでもいいじゃないのよー。それよりさ」ニヤニヤ

67 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:49:58 r8/.F1L2 65/855

アスカ「な、何よ」

マリ「……見られちゃうんだよ? あそこに立ったら」//// ニヤニヤ

アスカ「はぁ?……あぁ!そういう…………はぁ!?」////







シンジ(二人とも顔真っ赤だ……ど、どんな会話してたんだろう)ゴクリ

68 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:50:29 r8/.F1L2 66/855

アスカ「馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿!ばっかじゃないの!?」

マリ「えー、でも、ちょっと、良くない?」

アスカ「でもそんな、こいつらに見せるなんて……」

マリ「私たちは『見せる』つもりでも、あっちからすれば『見えちゃった』だけじゃん?」

アスカ「そ、そんなこといってあんたはどうなのよ。あの場所に……立つ勇気あるの?」

マリ「……ヤバイね」

69 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:50:59 r8/.F1L2 67/855

アスカ「ほら見なさい」フンッ

マリ「……姫をからかうつもりだったけど、私があそこに立ってもいいんだよねぇ?」////ッハァ

アスカ「ちょ、ちょっと?」

マリ「……」ツカツカツカ

70 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:51:38 r8/.F1L2 68/855

シンジ(マリさんのあんな表情始めてみたなぁ)

マリ(わんこ君が正座しながらこっち見てる……)ドキドキ ツカツカ

クルッ

マリ「まぁまぁ、二人とも。別に私たち聞かれて恥ずかしい会話してたわけでもないじゃん?」ヒラッ

シンジ「マリさん」ホッ

マリ(違うよわんこ君。ここはホッとする所じゃなくてドキッとするところ……)

ヒカリ「そういう問題じゃないわよ。三人が盗み聞きしていたのが問題なの!」

71 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:52:28 r8/.F1L2 69/855

ケンスケ「もう許してくれよぉ。何も聞いてないし、聞いてたとしても誰にも言わな……!?」

マリ(こっちが気づいたか……)フルルッ

ケンスケ「あ、あと、何も見てないし、ね?」ドギマギ

マリ(ホントはわんこ君に見せたかったんだけどにゃー)ゾクゾク

72 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:52:51 r8/.F1L2 70/855

トウジ「委員長、ここはケジメをつけんといかんやろ」

ヒカリ「鈴原あんたねぇ」

トウジ「このままやとみんなの関係にしこりが残る。ここは悪者一人、ワイをみんなで殴って、しまいにはでけへんやろか?」

ケンスケ「うぐ、なんでこういうときは気持ち悪いくらい男らしいんだ、トウジ」

ヒカリ「なんなのよあんたたちってば~~」

73 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:53:44 r8/.F1L2 71/855

マリ(二人は『ヒカにゃん』にお説教くらってて)

マリ(ファーストの子はさておき、今ワンコ君は完全にフリーだよね)

マリ「ねぇ、わんこ君」スッ

シンジ「え、なにかな?」

マリ「……足、痺れてない?」ドキドキ

シンジ「えっと、少し……」

マリ「ホイッ」ドン

シンジ「え、うわぁ!?」ゴロン

74 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:54:15 r8/.F1L2 72/855

マリ「ありゃりゃー、わんこ君ってば正座だめだったのかニャー?」

シンジ「確認した上で押すなんて、酷いなぁ」ムッ

マリ「ごめんごめん、ちゃんと起こしてあげるからさー」ドキドキ

シンジ「そんな、わざわざしゃがんで手差し出さなくても……近いよ」

マリ「それが狙いだとしたら?」ボソ

75 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 22:54:44 r8/.F1L2 73/855

シンジ「?……」

マリ(……)チラリ

シンジ「……っ や、やめてよ、そういう風にからかうの」////// ゴニョゴニョ

マリ「あっ……」

レイ「?」

76 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:01:44 r8/.F1L2 74/855

スタスタスタ

マリ「姫」

アスカ「……なによ?」

マリ「パス」ポン

スタスタスタ

アスカ「ど、どこ行くのよ?」

マリ「お花摘んでくる」

77 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:02:13 r8/.F1L2 75/855

シンジ「なんなんだよ、もう……」

アスカ「バカシンジ!」ツカツカツカ

シンジ「……」フイッ

アスカ「何よ。何でそっぽ向いちゃうわけ?」

シンジ「絶対罵倒してくるって分かってるからだよ」

アスカ「……そうよ。ほんっとバカよね。あんたってば本当に何も考えてないんじゃないの?」フルフル

シンジ(震えるほど怒らなくても……)

78 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:02:35 r8/.F1L2 76/855

アスカ「そんなんだからコネ眼鏡にいいように弄ばれちゃうのよ」ツンツン

シンジ「……もう痺れてないから、足をつつかれたってどうってことないよ」

アスカ「コネ眼鏡のパンツ見てたんでしょ?」ヒソヒソ

シンジ「!? いや、それは……」ヒソヒソ

アスカ「コネ眼鏡ってば見られてるの分かった途端『いっちゃったじゃないのよ』」ヒソヒソ

シンジ「見えちゃっただけだよ……スカート履いてるのにあんなに近寄ってくるから」ヒソヒソ

79 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:02:58 r8/.F1L2 77/855

アスカ「……感想は?」

シンジ「やめてよ、そういうの」

アスカ「男子ってパンツ見えたら嬉しいもんじゃないの? あんたみたいなムッツリは特にね」

シンジ「えぇぇ……僕はむしろ罪悪感のほうが強い……」

アスカ「『の方が』ってことは、少しは嬉しかったのかしら?」

シンジ「……ズルイなぁ」

80 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:03:36 r8/.F1L2 78/855

ケンスケ「こんなときまで夫婦で何ヒソヒソ話してんだよ」

アスカ「だ、誰が夫婦か!?」ババッ



ヒラッ



シンジ「―――っ!」

レイ「……?」

81 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:04:08 r8/.F1L2 79/855

アスカ「大体ねぇ、クソトウジを殴ったくらいで事がすむわけないじゃないの! あんたら全員歯ぁ食いしばりなさい!」

ケンスケ「全員かよぉ!?」

トウジ「……ワイだけにはどうしてもならんか」

アスカ「ならん!」

ヒラッ

シンジ「アスカァ!!!!」スタッ

シンジ以外「!?」ビクッ

82 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:04:32 r8/.F1L2 80/855

レイ「碇君、立てるの?」

シンジ「足はもう大丈夫。ちょっと、アスカに話が。ごめん」グイッ タッタッタ

アスカ「あ、ちょ、ちょっと! シンジっ、そんないきなり……もう!なんなのよー!」タッタッタ

残り「……?」

83 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:13:33 r8/.F1L2 81/855

空き教室

アスカ「ちょ、シンジ…ハァハァ…乱暴すぎ……ハァッ」

シンジ「いつもの……アスカに比べれば……やさしいほうだと思うけど」ゼェハァ

アスカ「……い、いつまで、手握ってるのよ」

シンジ「あ、ごめん」パッ

アスカ「で、いったいどうしたのよ」

シンジ「どうしたの、はこっちの台詞だよアスカ……」スッ

84 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:13:56 r8/.F1L2 82/855

アスカ「っ  なに、顔近づけてきてんのよ」スッ

シンジ「間違って聞かれたらやばい話だからだよ。アスカのためにやってるんだよ」

アスカ「何でって言うのよ、もう」ドキドキ

シンジ「じゃ、耳貸して」

アスカ「えっ……」ドキッ

シンジ「アスカっ」

アスカ「……う、うん」トロン

シンジ(大丈夫かなぁ……)

85 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:18:47 r8/.F1L2 83/855

アスカ(息がかかる距離でシンジの声が聞こえる)

シンジ「さっき僕の近くに来たとき、その、見えちゃったんだ」ヒソヒソ

アスカ(脳みそとろけそう……なにこれ……)

シンジ「スカートの中」ヒソヒソ

アスカ(え……?)

シンジ「アスカ、今……」ヒソヒソ

アスカ(ウソ……)

シンジ「……履いて、ないよね?」ヒソヒソ

86 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:19:46 r8/.F1L2 84/855

アスカ「見たの?」ドキドキ

シンジ「……」

アスカ「見たのよね?」ドックンドックン

シンジ「//////」

アスカ「あ、あはは、そっかぁ……みられた、かぁ……」

シンジ「か、代えのパンツ持ってきてるんでしょ? ほかの人に見られる前に、履いてきてよ」ヒソヒソ

アスカ「……え」

87 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:20:12 r8/.F1L2 85/855

アスカ(代えのパンツなんて持ってきてるわけない……昨日は途中で脱いだだけなのに……)

シンジ「まさか……もって来てないの?」ヒソヒソ

アスカ(いや、どうしよう。ばれちゃう、このままだと……)

シンジ「どうしちゃったんだよアスカ。パンツはき忘れるとか……おかしいよ」ヒソヒソ

アスカ(変態だって、ばれちゃう……)ビクン

88 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:20:38 r8/.F1L2 86/855

**********

マリ「いつかは、話さないといけなくなっちゃうかもよ?」

アスカ「っ……」

マリ「私は 人知れず露出するのが趣味の、変態ですって」ジッ

**********

89 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:21:50 r8/.F1L2 87/855

アスカ(……)

アスカ「バカシンジ……」ギュッ

シンジ「わ、アスカ……具合悪いの?」

アスカ「あんた、ホントバカね……ちょっと、黙って聞いててほしいんだけど……」ハァハァ

シンジ「アスカ……」

アスカ「離れないで……」ギュッ

シンジ「っ……//////」

90 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:22:16 r8/.F1L2 88/855

アスカ「……どう、思った?」

シンジ「えっ」

アスカ「パンツはいてないって分かって、どう思った?」

シンジ「それは、心配したよ。アスカ、それほどまでに悩んでる事があるのかなって……」

アスカ「見たんでしょ? そのとき、その瞬間どう思ったかって聞いてんのよ」

91 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:23:05 r8/.F1L2 89/855

シンジ「な、なんでそういうこと言わせるのさ。あんまり変なこと言わせないでよ」

アスカ「シンジ……お願い。聞かせて」

シンジ「!?」

アスカ「あんた、私に対して失礼なこと考えるのを極力控えようとしてるでしょ」
    気使ってくれるのは、下僕として当然のことだけど……
    今聞きたいのはあんたの率直な意見なのよ」

アスカ「ねぇ、シンジ。本当は、パンツはいてない私のことどう思ったの?」

アスカ「私のスカートの中見て、何を考えたの?」

92 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:23:31 r8/.F1L2 90/855

シンジ「『パンツ履いてないとか、どうかしてるよ』って……」

アスカ(あ)

アスカ(あ、あぁぁああ……)

ピクッピク
ガクガクガク

アスカ「ごめ、シンジ……支えて……」

シンジ「アスカ?!」

アスカ「し、静かにしてよ……誰か来ちゃう」

93 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:23:53 r8/.F1L2 91/855

シンジ「でも……」

アスカ「ああ、もう! ちょっと、顔見なさい!」グイッ

シンジ「っ!?」

アスカ「顔、赤いでしょ? ちょっと、涙目でしょ? 少し汗もかいてる……」

シンジ「……具合悪いんじゃないの?」

アスカ「覚えておきなさい。これが、本気で感じてるメスの顔よ」グイッ

シンジ「わっ……」

94 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:24:24 r8/.F1L2 92/855

アスカ「ねぇ、聞かせてよ。あんた、私のことどう思ったのよ」

シンジ「え、でも」

アスカ「怒んないし殴らない。聞かせてよ……」プルプル

シンジ「……」

シンジ「……」

シンジ「……」

シンジ「……」

シンジ「……」

95 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:25:02 r8/.F1L2 93/855

シンジ「……変態」

アスカ(……っ)ビクンッ

プシュッ

アスカ「い……」

シンジ「アスカ? あすか……」ヒソヒソ

アスカ「イク……」ギュウウウウゥゥ

シンジ「いつっ!……あ、あすか……」

96 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:25:33 r8/.F1L2 94/855

アスカ「……」

アスカ「…………………………っはぁ……! はぁ……!」

ポタポタ

シンジ「え……」キョトン

アスカ「はぁ、はぁ……シンジ……お願い……」

シンジ「な、なに? ほ、保健室、行く? それとも病院」

アスカ「あんた、バカぁ? 病気でもなんでもないわよ……」

アスカ「それよりも、このこと、誰にも言わないで……」

97 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:26:00 r8/.F1L2 95/855

シンジ「でも、だって、そんな。見られて興奮して、こんなになっちゃうなんて……」

シンジ「病気じゃなかったらただの変態じゃないか」

アスカ「っ……そう、よ。それが私なの……」

シンジ「えっ?」

アスカ「変態で、悪かったわね……」

シンジ「そんな……」

98 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:26:23 r8/.F1L2 96/855

アスカ「……良かったわね。あんた、明日から、これをネタに私を脅せるわよ」

シンジ「そ、そんなことしないよ」

アスカ「どうだか……もう、あっち行っていいわよ……後片付けは自分でするから……」

シンジ「……」

99 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:26:55 r8/.F1L2 97/855

一方 女子トイレ

マリ「うわっちゃー……」

マリ(わんこ君に見られただけでこんなんなっちゃったよ)グッチョリ

マリ(濡れやすい体質ってホンット厄介だニャー)

マリ(まぁわかってっからパンツの代えも用意してるんだけどね)サッ

マリ(……一着しかないけど、一回イッてるからもう大丈夫、だよね?)


キーンコーンカーンコーン~~

100 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:27:32 r8/.F1L2 98/855

???「~~~」

マリ(ん? ヒカにゃんたちの声だ)

ヒカリ『もう! あんたたちのせいで授業遅れそうじゃないのー!』

トウジ『盗み聞きは謝るけどそればっかりはワイのせいやあらへん!』

ケンスケ『早くいかなと本当に遅刻だぞ~!』

レイ『……』

102 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:28:25 r8/.F1L2 99/855

数秒後廊下

マリ(今更授業受けるって感じじゃないよにゃー)トボトボ

マリ(どうしよう。本気でこのままフケちゃおうっかな)ピタッ

マリ(そういや、わんこ君も姫もまだ行ってないみたいだし……)

マリ(真面目な二人に、サボり方ってものをレクチャーしてやりますかねー)



シンジ「マリさん?」

103 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:28:57 r8/.F1L2 100/855

マリ「ひゃわぁっ! い、居たのかいわんこ君!」

シンジ「うん、まぁ」

マリ「歯切れ悪いにゃぁ。姫となんかあったのかい?」

シンジ「……マリさんも、知ってたの?」

マリ(アチャー、こりゃ、バレチャッタ系?)

シンジ「……知ってるんだね」トボトボ

104 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:29:26 r8/.F1L2 101/855

マリ「あ、ちょっとまった。わんこ君」

シンジ「なに、かな? 僕ちょっと具合悪いから、早退しようと思うんだけど」

マリ「後の事は私に任せなさい。わんこ君も大変だろうけど、私もついてるし悪いようにはならないと思うから」

シンジ「マリさん……?」クルッ

マリ「あとね、くれぐれも今回の出来事含め色々と他言無用ってことで」

シンジ「言わないよ……誰にも」

マリ「うん、それじゃ大丈夫、かな。それよりもわんこ君のほうは大丈夫かにゃ?」

105 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:30:01 r8/.F1L2 102/855

シンジ「うん。マリさんが理解者なんだって思ったら、なんかちょっと安心したよ」

マリ「理解者、ねぇ……(それどころか先駆者なんだけどにゃー)」

シンジ「僕は、ちょっと頭冷やしてからアスカと向き合うよ」スタスタスタ

マリ(わんこ君は本当に良い子だなぁ)

マリ(姫がうらやましいニャー)トボトボ


※セーブポイント

106 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:31:20 r8/.F1L2 103/855

空き教室

マリ「姫ー」

アスカ「っ!!」ビクン

マリ「授業中なのに拭き掃除?」

アスカ「あ、ああああ、こ、これは、その……」

マリ「大体察してるよ。 ホレ、あっち向いてるからティッシュで拭いちゃいな」ポイッ

アスカ「……」モゾモゾ

107 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:33:10 r8/.F1L2 104/855

マリ「で? どうすることにしたの?」

アスカ「まず、シンジに謝ってくる」

マリ「ふーん」

アスカ「私の性癖に一度でもつき合わせたんだもの。
    相手がバカシンジ『とはいえ』、
    謝っておかないと今後の生活に支障を来たしそうだしね」

マリ「わんこ君『だから』謝らないといけないんじゃないのかにゃ?」ボソッ

アスカ「……」

108 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:34:09 r8/.F1L2 105/855

ミサト宅

シンジ「……シャワーでも浴びよう」トボトボ

シンジ(アスカって、変態だったんだ……)ガラッ バタン

シンジ(あんなに気丈なアスカが見られて感じてあんなになっちゃうなんて)ゴソゴソ

シンジ(……いや、まぁ、興奮はしたけど)ジシュキセイ

シンジ(それはさておき、ショックなものはショックだなぁ)ザーーー

シンジ(あ、でも正直、僕の言葉だけで変になっちゃうアスカは可愛かったかも)

シンジ(……うーん、僕って最低かもしれないな)キュッ

109 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:34:32 r8/.F1L2 106/855

シンジ「あ(着替えもって来てなかったや)」

シンジ(まぁ、今家に誰も居ないし、さっさと部屋に戻ろう)

ガラッ
ガチャッ

シンジ「えっ?」

アスカ「えっ?」

110 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:35:26 r8/.F1L2 107/855

シンジ(落ち着けシンジ 僕は今腰にバスタオルを巻いている)

シンジ(エントリープラグは熱い装甲板に守られているんだ、臆することはない)

シンジ「アスカ、か、帰ってたんだ」サッ

アスカ「……シャワー浴びてたの?」

シンジ「うん、それで着替え持ってきてなかったから、こんな格好で、ごめん」

アスカ「別に……」

シンジ(アスカが綾波みたいな口調になっちゃってる)

111 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:35:48 r8/.F1L2 108/855

アスカ「それよりも、バカシンジ。話があるから、着替えたら私の部屋に来てよ」

シンジ「え?」

アスカ「……来てよ」

シンジ「あ、うん」

112 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:43:18 r8/.F1L2 109/855

シンジの部屋

シンジ(……見られたけど、うん、気持ちいいとは思わないな)

シンジ(寧ろさっきまでちょっと興奮していたのが、萎えちゃった感じだ)

シンジ(アスカは、アレで気持ちよくなっちゃうのか……)

113 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:43:50 r8/.F1L2 110/855

アスカの部屋

アスカ(シンジの裸……)

アスカ(女みたいな顔してるくせに、ああやって見るとやっぱり男の子なんだなぁ)

アスカ(あの様子だと、見られて興奮する性癖はわかってくれないかも)

アスカ(……なんて謝ろう。ていうか、シンジの裸、綺麗だったな……)

アスカ(ラッキー? かも? なんか、うん)

114 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:44:08 r8/.F1L2 111/855

アスカ(ん? 待てよ? てことは)

アスカ(正直、自分でもこの体は結構良いスタイルだと思うし……)

アスカ(それを見たシンジに謝るのはお門違いなんじゃない?)

アスカ(そうよ! 寧ろ感謝すらしてほしいくらいだわ)

アスカ(名案よアスカ……私はシンジに対して露出行為をするだけで良い)

アスカ(シンジはこの完璧なプロポーションの私の体を見れて幸せ)

アスカ(与えるものと与えられるものの関係が成り立つ!)

アスカ(よし、論理武装終わり!)

115 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:44:50 r8/.F1L2 112/855

数分後 アスカの部屋

シンジ「で、話って?」

アスカ「……」

シンジ「黙ってちゃわからないよ、アスカ」

アスカ「……」

シンジ「……」

アスカ「……アンタ、さ」

シンジ「?」

116 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:45:30 r8/.F1L2 113/855

アスカ「女の子の裸って……興味ある?」

シンジ「そっ、そういうこと……」

アスカ「からかってるんじゃなくて!」

シンジ「え? ……あ、いや、でも」

アスカ「興味ないなんて言わせないわよ。
    あんたも人並みにエロガキだってこと、
    一番わかってるのは私なんだから」

シンジ「どういう意味だよ?」

117 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:45:49 r8/.F1L2 114/855

アスカ「上手く隠してるつもりかもしれないけど、たまーに匂ってくるのよねぇ?」

アスカ「青臭い、アレの香りが」

シンジ「っ……」

アスカ「アンタも男子中学生だもの。そりゃ当然性欲の捌け口は必要よね」

アスカ「その点はちゃんとわかってるから? アスカ様は今日まで黙っていたのよ」

118 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:46:43 r8/.F1L2 115/855

シンジ「……何の、においがするって?」

アスカ「……はぁ?」ジロッ

シンジ「何の、におい?」スッ

アスカ「や、なによ。近づいてこないでよ!」

シンジ「気になるなぁ?」

アスカ「ふん、イカ臭いって言ってんのよ!」ドキドキ

シンジ「だからさ、アスカ。言ってみてよ」グイッ

アスカ「あっ……」

119 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:47:04 r8/.F1L2 116/855

シンジ「教えてくれないと、ずっとこのまま耳元で聞き続けるよ?」

アスカ「えっ……?」

シンジ「言ってみてよ、僕の何が気になるの?何のにおいがするの?」

アスカ「何のつもりよ?」ドキドキ

シンジ「アスカこそ何のつもりだよ?」

120 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:47:30 r8/.F1L2 117/855

シンジ「パンツ履いてないのに正座してる僕に接近するし」

シンジ「耳元で罵倒されて変になっちゃうし」

シンジ「そして帰ってくるなり僕の性的事情を暴露しようとする」

シンジ「本当に性欲が溜まってるのはどっちだよ?」

アスカ「っ……生意気っ!」

シンジ「でもさ、アスカ自分の両足見てみなよ」

121 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:47:58 r8/.F1L2 118/855

アスカ「えっ?」ヌルッ

シンジ「それ、何かな?」

アスカ「あ……」

シンジ「アスカって、Sっぽいけど、本当はMだったんだね」

アスカ「そんなこと、ない……」

シンジ「違うの?」

アスカ「違うもん……」

122 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:48:31 r8/.F1L2 119/855










シンジ「……そっか」スッ

124 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:48:51 r8/.F1L2 120/855

アスカ「違……え?」

シンジ「ごめんね、アスカ」クルッ

シンジ「そうだよね。ここ最近ちょっとおかしかっただけだよね」

シンジ「アスカが見られて感じちゃうMの変態なワケないよね」

アスカ「そ、そうよ! あ、あったり前でしょ? あんなの、間違いよ……」

シンジ「アスカが認めないなら、僕も忘れるよ」

アスカ「……」

127 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:49:26 r8/.F1L2 121/855

シンジ「じゃ、僕は部屋に」

アスカ「えっ……」

シンジ「……」クルッ

アスカ「ぁ……っ……」パクパク

シンジ「どうしたの?」

128 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:50:16 r8/.F1L2 122/855

アスカ「……あ、あんたって、Mっぽいくせに、本当はドSなのね」

シンジ「アスカは普段Sなのに、本質はMだったんだね」

アスカ「……バカ……」

シンジ「否定しないの?」

アスカ「……バカぁ……」

シンジ「へぇ、そうなんだ」スッ

アスカ「や、また、耳……」

129 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:50:55 r8/.F1L2 123/855

シンジ「耳元で罵られるの、好きなんだ?」

アスカ「……」

シンジ「ちゃんと認めてくれないとだめだよ。
    僕はアスカの嫌がることはしたくないんだから」

アスカ「でも……」

シンジ「誰にも言わないよ」

アスカ「……わ、私は……」

シンジ「……」

130 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:51:20 r8/.F1L2 124/855

アスカ「私は、シンジに、見られるのが……気持ちいい」

シンジ「で?」

アスカ「耳元で、囁くように罵られて、興奮する……」

シンジ「……で?」

アスカ「も、もうっ……こんな辱め……」

シンジ「でも感じてるんでしょ?」

131 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/18 23:52:00 r8/.F1L2 125/855

アスカ「……アンタ、その何もかも見透かしてるような言い方ムカツク」

シンジ「ごめん」

アスカ「……でも、アンタじゃないとダメなの」

シンジ「……そっか」

アスカ「お願い、シンジ」




アスカ「虐めて……」

133 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:03:47 gqGdRIgQ 126/855

シンジ「言っちゃったね」

アスカ「……」

シンジ「変態」ヒソヒソ

アスカ「っ……」ピクッ

シンジ「見られて興奮して、
    罵られて興奮して、
    アスカって、本当の変態だったんだ」ヒソヒソ

アスカ「ふぁっ……ん……」ゾクゾク

134 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:04:10 gqGdRIgQ 127/855

シンジ「変態でもエリートパイロットになれるんだね?」ヒソヒソ

シンジ「それとも、エリートになるには変態じゃないとダメなのかな?」ヒソヒソ

アスカ「……バカシンジの癖に、言ってくれる、わね」フルフル

シンジ「そうやって罵倒しながらさ。いっつもノーパンだったわけだ」

アスカ「……パンツはいてなかったのは、ここ最近だけよ」

シンジ「じゃあ、ここ最近はノーパンの癖に僕のことこき使ってたんだ」

135 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:04:50 gqGdRIgQ 128/855

アスカ「家に居るときは、履いてたわよ」

シンジ「そうだよね、ホットパンツでノーパンだと擦れて痛いよね? こんな感じに」グリッ

アスカ「いっ!!」ビクビク

シンジ「…………ごめん……痛かった?」

アスカ「……ッハァ……!ハァ、ハァ……イタイ、けど……」

シンジ「気持ちよかった?」

アスカ「……」コクン

136 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:05:20 gqGdRIgQ 129/855

シンジ「ほら、アスカのアソコは、強めにいじられただけで手をこんなに汚しちゃったよ?」ヌチョァ

アスカ「いや、やぁ……見せないでよぉ」//////

シンジ「アスカがこうしたんだよ? ほら、いやらしい匂いがする」

アスカ「近づけないで……」

シンジ「ねぇ」

アスカ「……」ドキッ

シンジ「舐めて綺麗にしてみせてよ」

137 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:05:43 gqGdRIgQ 130/855

アスカ「は、はぁ? そんなの……」ドキドキ

シンジ「アスカのせいで汚れちゃったんだよ?」

アスカ「……わ、わかった、わよ」ペロッ

シンジ「……」

アスカ(変な味)ペロペロ

アスカ(あ、でも、慣れてきたらそんなに嫌でもなくなってきちゃった)ペロペロ

シンジ「アスカ?」

アスカ「?」

138 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:06:31 gqGdRIgQ 131/855

シンジ「人の手を舐めて綺麗にするってどんな気持ち?」

アスカ「!!」

アスカ(そっか私、自分の舐めてると同時に……シンジの手を舐めてるんだった)//////

シンジ「あはは、やっぱり」

シンジ「自分の愛液の事しか考えてなかったんだね。人の手を舐めさせられるのってどう?」

アスカ「ぁ……」ゾクゾク

139 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:08:01 gqGdRIgQ 132/855

シンジ「一つハッキリさせたい事があるんだけど」

アスカ「……なに?」トロン

シンジ「アスカってさ、僕にこういうことされるから気持ちいいの? 
    それとも、誰でもこうなっちゃうの?」

アスカ「……わかんない」トロン

シンジ「じゃあ、もしトウジに同じことされたら?」

アスカ「殺す」キリッ

シンジ「そっか」

140 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:08:38 gqGdRIgQ 133/855

アスカ「……」テレテレ

シンジ「……」ジッ

シンジ「……」ジーッ

アスカ「……ったく、わかったわよ……言わせたいんでしょ?」ギュッ

シンジ「……うん。ごめん」

アスカ「謝るな、バカシンジ!」ギュウウウ

シンジ「いてててて!僕はアスカじゃないんだから、痛くても気持ちよくないよ!」

141 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:09:03 gqGdRIgQ 134/855

アスカ「何よ! 普段からいっつも変態だなんて思わないことね!」パッ

シンジ「あたた……ああ、でも良かったよ」

アスカ「え? あ、アンタもM?」

シンジ「違うよ! アスカが、いつも変態だったら困るなぁって思ってたから」

アスカ「そんなわけないじゃない。日常生活ではいつものアスカ様よ」

シンジ「うん、僕はそんなアスカの事が、その、好きだから。だから嬉しいよ」

142 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:09:33 gqGdRIgQ 135/855

アスカ「は、はぁ!?」

シンジ「アスカは?」

アスカ「……そ、それ、は」

シンジ「……」

アスカ「……好きじゃなかったら、こんなことするわけないじゃない……」

シンジ「うん、そうだと思ってた」

アスカ「っ……! だ、だから、なんでわざわざ言わせたのよ!!」

143 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:10:06 gqGdRIgQ 136/855

シンジ「アスカの口から聞きたかったから」スッ

アスカ「っちょ、今は私が怒ってるのに……」

シンジ「ねぇ?アスカ」

アスカ「な、なによ?」

シンジ「よく言えたね」ナデナデ

アスカ「ば、ばばばばば、バカじゃないの?」/////

144 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:10:35 gqGdRIgQ 137/855

アスカ「何よ、その、上から目線……」トロン

シンジ「……ご褒美」

アスカ「んっ……」

……チュ、チュク…

145 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:10:59 gqGdRIgQ 138/855

シンジ「どうして舌引っ込めるの?」

アスカ「だって、今私……汚い……」

シンジ「アスカのなら汚いなんて思わないよ」

アスカ「汚れたとか言ってたくせに」

シンジ「でも、そう言われた方が悦んじゃうんでしょ?」

アスカ「ぐぅの音も出ないわね……」

146 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:11:37 gqGdRIgQ 139/855

シンジ「ねぇ、アスカ。きっと僕はこれから何度もアスカのことを罵倒することになると思う」

アスカ「……うん」

シンジ「弾みで色んなことを言うかもしれないけど、アスカのこと、嫌いになったりなんてないから」 

アスカ「……」

シンジ「えっと、まぁ、そういうわけで……」

147 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:12:27 gqGdRIgQ 140/855




シンジ「続き、するよ?」



アスカ「え、でも、あんまり遅いとミサト帰ってきちゃうんじゃ」

シンジ「アスカ?」ギュッ

アスカ「っ……ちょ、苦しいわよっ……」ドキドキ

148 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:13:07 gqGdRIgQ 141/855

シンジ「ミサトさんはね、さっき早退の連絡したときに帰れないっていってたよ?」

シンジ「それに、僕はアスカになんていったかな?」

アスカ「続き……するよ って」トロン

シンジ「そう。アスカの意思を聞いたわけじゃないんだよ?」

シンジ「僕がどうしたいのか、わかったよね?」

アスカ「……うん」

149 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:13:35 gqGdRIgQ 142/855

シンジ「おりこうさんだね、アスカは」

アスカ「……」テレテレ

シンジ(……あれ? 褒められるのも満更じゃなさそうだ)

アスカ「……」キョトン

シンジ「アスカ、そろそろさ。脱いでみせてよ」

アスカ「っ……」

シンジ「そのままだと制服に染み付いちゃうかもよ?」

シンジ「そしたら洗濯するの僕なんだから、今ここで、脱いで見せてよ?」

150 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:14:10 gqGdRIgQ 143/855

アスカ「……わかったわよ。脱げばいいんでしょ?……」

シンジ「見ててあげるから」

アスカ「……うん」ドキドキ

ゴソゴソ パサッ

151 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:14:34 gqGdRIgQ 144/855

シンジ「へぇ、スカートってそういう風に脱ぐんだ?」

アスカ「……もっと別に感想あるでしょ?」

シンジ「なんて言ってほしかったの?」

アスカ「そ、それは……ほら、アレよ……」

シンジ「アレって何?」

アスカ「……体のほうを見た感想よ」

シンジ「体のどこを見た感想?」

152 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:14:59 gqGdRIgQ 145/855

アスカ「……アソコ……」

シンジ「アソコって?」

アスカ「―――っ」

シンジ「言いたくないんだ?」

アスカ「……」

153 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:15:57 gqGdRIgQ 146/855

シンジ「ねぇ、アスカ。さっきから濡れそぼっていて、」クチュ

アスカ「ひゃんっ!」

シンジ「触るといやらしく音を立てている、この部分はなんて言うの?」クチュクチュ

アスカ「……アソコ」

シンジ「僕が何を言わせたいか、もうわかってるんでしょ?」クリクリ

アスカ「やぁ、あん……」

シンジ「さぁ、言ってごらん?」

154 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:16:34 gqGdRIgQ 147/855




アスカ「……~~~」



シンジ「へぇ」クチュクチュ

アスカ「あっ……ん……何よ」

シンジ「アスカはココのこと、~~~って言ってるんだ」

アスカ「……し、知らない! 言ったの、初めてだもん!」

155 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:16:55 gqGdRIgQ 148/855

シンジ「アースカっ」グイッ

アスカ「っ……ん、チュッ」

クチュ、チュパッ

シンジ「……プハ……ちゃんと言えたからご褒美だよ」

アスカ「……うん」

シンジ「それともナデナデしたほうが良かった?」

156 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:17:15 gqGdRIgQ 149/855

アスカ「こ、子ども扱いしないでよ……」//////

シンジ「まぁ、確かにここも、もう子供ではないよね」

フニッ

アスカ「やぁ……胸……」

シンジ「どうなの? 女の子って、胸って感じるの?」フニフニ

アスカ「ん……わかんない。自分で触っても、あんまりよくわかんなかった……」

シンジ「へぇ、自分で触ってみたんだ?」

157 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:17:54 gqGdRIgQ 150/855

シンジ「乳首のほうも?」クリッ

アスカ「アッ……! んぅ……!」ビクッ

シンジ「ねぇ、アスカ」

アスカ「……何?」

シンジ「直接見せてよ」

アスカ「……脱げばいいの?」

158 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:18:28 gqGdRIgQ 151/855

シンジ「うん。ちゃんと分かってきたね。偉い偉い」ナデナデ

アスカ「っ……」トロン

シンジ「あれ? 子ども扱いされてるけど?」

159 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:18:48 gqGdRIgQ 152/855

アスカ「……ねぇ、シンジ……」

シンジ「え?」

アスカ「これ、あとで別にやってほしい」

シンジ「え、あ、そう」

アスカ「これはこれで、すごく良いの……」

シンジ「はぁ……」

160 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:19:22 gqGdRIgQ 153/855

モゾモゾ

アスカ「脱いだわよ」

シンジ「……やっぱり、綺麗だよ。アスカ」

アスカ「やっぱりってなによ」

シンジ「ペンペンにびっくりしてお風呂から飛び出してきたじゃないか」

シンジ「あのとき思ったよ。アスカは綺麗だなって」

アスカ「そんなこと覚えてるなんて……このエロシンジっ」

161 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:19:43 gqGdRIgQ 154/855

シンジ「ねぇ? あの時もそんなに濡れてたの?」

アスカ「え?」

シンジ「あの後怒りながら、アスカってばこっちのほうは濡らしちゃってたんだ?」

アスカ「そ、そんなわけないでしょ」

シンジ「そんなわけないって言い切れる? 今そんななのに?」

アスカ「あぅ、これは……」

シンジ「はしたないよ、アスカ……床にまで垂れちゃってるじゃないか」

162 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:20:12 gqGdRIgQ 155/855

アスカ「え、いや、うそっ」

シンジ「ウソだよ」

アスカ「―――っ」

シンジ「内股にしたって変わらないと思うけどなぁ」

シンジ「でもアスカって本当に濡れやすいんだね?」

アスカ「そう、かな?」

シンジ「うん、気づいてるかわかんないけど今内股にしたときすっごい音したよ?」

シンジ「グチュ  って」

163 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:20:53 gqGdRIgQ 156/855

アスカ「ウソ……」

シンジ「今度は本当。アスカの~~~から聞こえちゃったんだよ。卑猥な音がさ」

アスカ「あ……」//////








164 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:21:27 gqGdRIgQ 157/855




シンジ「で、どう?」

アスカ「……」

シンジ「裸になってるわけだけど……」

アスカ「……」

シンジ「それともやっぱりパンツ履いてない学校のほうが興奮した?」

アスカ「……」

165 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:21:58 gqGdRIgQ 158/855

シンジ「……アスカ?」

アスカ「あ、ごめん……」

シンジ「……なに考えてたの?」

アスカ「……あんたの前で、ハダカになって、罵られて、弄ばれて……」

アスカ「こんな状況じゃなかったら、普段なら絶対ありえないって思うのに……」

アスカ「もう、なんか、ヤバイのよ」

166 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:22:28 gqGdRIgQ 159/855

シンジ「……気持ちよくて?」

アスカ「……」フイッ

シンジ「まぁ、言わなくてもわかるよ」

シンジ「だって、アスカってばさっき冗談で言ったのに、本当に愛液床までたらしてるんだもん」

アスカ「えっ!?」ヒョイ

ツー

シンジ「糸引いてるよ」

167 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:22:56 gqGdRIgQ 160/855

アスカ「い、言わなくてもわかるわよ……」

シンジ「ねばりっけの強い愛液って、感じてる時に出やすいんだってね」

アスカ「……ムッツリシンジ」

シンジ「そうだよ。僕はムッツリだ。でもアスカのエロさには負けるよ」

アスカ「フンっ、どうだか……」

シンジ「こんな状況でただ立ってるだけで感じてるなんて、僕には想像つかないよ」

168 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:23:18 gqGdRIgQ 161/855

シンジ「アスカ、そろそろ限界なんじゃないの?」

アスカ「はぁ? なにが?」

シンジ「触ってほしくなってきてるんじゃない?」

アスカ「……」スリスリ

シンジ「おねだりしたいけど素直に言えない姿も可愛いけど、それじゃあ僕が動くわけにはいかないなぁ」

アスカ「うぅぅぅ……」スッ

170 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:23:46 gqGdRIgQ 162/855

シンジ「あれ? 我慢できなくて自分でしちゃうの? そんなに限界だったんだ」

アスカ「もう、限界……」クチュクチュ

シンジ「あーあ、自分でいじっちゃったね」

アスカ「ねぇ、お願い、シンジ。そんなとこで立ってないで、直接虐めて……」

シンジ「そっか、じゃあ僕よりもアスカのほうがエロいって認める?」

アスカ「み、認めるからぁ」クチュクチュ

アスカ「だから、もっと……」クリクリ

171 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:24:34 gqGdRIgQ 163/855

シンジ「でも我慢もできない子にはちょっとお仕置きが必要だよね?」スタスタ

アスカ「えっ?」ビク

シンジ「はい、こっちの手はお預け」ガシッ

アスカ「やっ」

シンジ「左手もー」ガシッ

アスカ「え……触ってくれるんじゃ、ないの?」

シンジ「お仕置きだって言っただろ? 僕を待てなかったから、その分のお仕置きだ」

172 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:25:31 gqGdRIgQ 164/855

アスカ「そんなっ……!」

シンジ「限界だって言ってた矢先に手を止められるのってどう?」

アスカ「お願いシンジ、もう、もうおかしくなっちゃいそうなのよ」スリスリ

シンジ「だめだよ、触ってあげない。触らせてもあげない」

アスカ「いや、いやぁ……」クネクネ

シンジ「我慢するアスカも可愛いよ」

アスカ「や、やだぁ、こっち見んなぁ!」プイッ

173 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:26:15 gqGdRIgQ 165/855

シンジ「見せてよ。お預け食らっていやらしく我慢してるアスカの顔、もっと」

アスカ「……」

シンジ「ほら」

アスカ「……っ」

シンジ「泣きそうな顔でよだれまでたらして、アスカは本当に変態だなぁ」

アスカ「っ、」プイッ

174 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:27:28 gqGdRIgQ 166/855

シンジ「こんな姿、クラスの皆に見せられないよねぇ」

アスカ「そんなの、絶対いや……」

シンジ「委員長に写メとって見せてみようか」

アスカ「いや! それだけはいやぁ!」

シンジ「トウジとケンスケに見せるってのもありかもね」

アスカ「やめてよぉ……私、こんなことするのシンジだけなんだからぁ……」ポロポロ

175 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:28:12 gqGdRIgQ 167/855

シンジ「……アスカ、こっち向いて」

アスカ「ん……」

シンジ「足、開いて」

アスカ「ん、は……うん……」

クチュ……クチュグチュ クリクリッ

シンジ「ちゃんと言えたから今度はご褒美だよ」ナデナデ

アスカ「あっ……アンッ……やぁッ」

177 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:28:51 gqGdRIgQ 168/855

シンジ「後は、どうしてほしい?」

アスカ「キス、キスして……」

シンジ「んっ……」チュ

チュパ、クチュ
グチュグチュ
ナデナデ

アスカ(頭、真っ白になってきた……)

178 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:31:58 gqGdRIgQ 169/855

アスカ(もう、だめかも……私、墜ちちゃった……)

シンジ「アスカ、イキそう?」

アスカ(イキそうとかそんなんじゃない! もう、さっきからイキッぱなし……!)

シンジ「ん、イヤだったら、言ってね」

アスカ(イヤじゃない、イヤじゃないよ。もっと……)

シンジ「……っ」

アスカ(……っ!―――ぁ……)

180 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:43:24 gqGdRIgQ 170/855

数時間後

アスカ「……」ガバッ

シンジ「おはよう、アスカ」

アスカ「え……」

シンジ「……」モジモジ

アスカ(……夢じゃないみたいね)

シンジ「え、えっと、さ。晩御飯できてるから、一緒に食べよう!」

アスカ(ん、でも、なんか、)スンスン

181 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:43:54 gqGdRIgQ 171/855

シンジ「あ、アスカ?」

アスカ「……ねぇ」

シンジ「っ」ビクッ

アスカ「私……寝ちゃった?」

シンジ「う、うん」

アスカ「最後、どうなったの?」

シンジ「アスカが寝ちゃったから、起こさないようにって思って……そのまま寝かせたよ」

182 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:44:15 gqGdRIgQ 172/855

アスカ「じゃ、じゃあ、なんで、なんであんたの部屋なのよ
    なんでアンタも着替えてるの?」

シンジ「それは、そのぉ……」

アスカ「……////// もう、なんとなく、察してるけど、言ってよ」

シンジ「……いいの?」

アスカ「言いなさいよ……」ハァ

183 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:44:58 gqGdRIgQ 173/855






シンジ「……アスカがおしっこ漏らしちゃったから……アスカの部屋が大変なことに」

アスカ「―――っ!!!!」

バフッ

184 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:45:26 gqGdRIgQ 174/855

シンジ「アスカ?」

アスカ『で……アンタは、何もしてないわけ?』

シンジ「えっと、それは……」

シンジ(アスカのお漏らしの際に色々興奮して一発出したのは黙っておこう)

185 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/12/19 00:45:50 gqGdRIgQ 175/855

アスカ『何よコレ! やってる最中はともかく、終わったときのバツの悪さったらないわよ!!』

シンジ「仕方ないよ」

アスカ「仕方ないって、あんたねぇ!」ガバッ

シンジ「でも、気持ちよかったんでしょ?」

アスカ「あう、あぅ///」

シンジ「……また今度、しようか?」

アスカ「……ぅん」

END 1  アスカルート

【PART.2】 へ続く

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