シンジ「タダイマー」
アスカ「おっそぉい! どこほっつき歩いてたのよこんな遅くまで!!」
シンジ「・・・ネルフだよ。悪いけど、今日は疲れたから、お弁当か出前で済ませてくれないかな」
アスカ「怠慢」
シンジ「ごめん、ホントに疲れたんだ・・・。僕、少し寝るから」
パタン
アスカ「・・・・・・何よ、待っててやったのに」
シンジ「・・・・・・・・・結局、流されちゃったな・・・・・・・・・」
マヤ『あ、あん、あ、いぃの、これっスゴぃ、ああっ!!』
じゅぷっじゅぷっじゅぷっ
シンジ『はっ、はっ、はっ』
マヤ『ひぁ、あっン! いぃぃ、またクるっ、ひんじクン、あぁぁいぃぃぃっっ〜〜〜♥♥♥』
シンジ『くぁ、ぁっ、マヤさんっ!』
シンジ(なんでこうなったんだろ。朝、起きてみたらあれが槍になってて・・・・・・それで)
シンジ(あ、そうだ。リツコさんからのメール見ないと)
トントン
シンジ「? はい」
ガラガラ
アスカ「ふん。起きてるんじゃない」
シンジ「どうしたの」
アスカ「あんた、自分は何も食べない気? 出前頼むから、さっさとメニュー選びなさいよ」
シンジ「・・・うん。あ、ちょっと待って、メール見てから行く」
『槍について、引き続き経過観察と原因究明は必要であるけれど、
現時点でこれといった問題も、解決策も見当たらないわ。正直に言えば、現代科学ではお手上げね。
それよりシンジ君。あなたの場合、せっかくだからその身体を活かしてみたら?』
シンジ「?」
『あなたは愛情に飢えて不安定だけど、その槍があれば女性を虜にするのは簡単よ(笑)』
シンジ(いや、笑、って。リツコさん・・・)
『例えば、いつも生意気でシンジ君に突っかかってくるアス
アスカ「まだなの、バカシンジ。もう、そんなの後にしなさいよっ」
シンジ「あ。うん、ごめん」
アスカ「まったく、なにやってもトロいんだから・・・」
シンジ「そんな言い方しなくてもいいだろ。さっきも言ったけど、今日はとにかく色々あって―――」
アスカ「はっ! そんなあんたの都合なんて知らないわよ。
夕食も妥協してあげるんだし、元々私には関係ないんだから、これ以上押しつけないでよね」
シンジ「なんだよ、もう・・・・・・」
『―――生意気でシンジ君に突っかかってくるアスカも、マヤのように』
『―――虜にするのは簡単―――』
シンジ「・・・・・・っ」ゴクッ
アスカ「な、なによ」
シンジ「・・・何でも無い。ケンカしても疲れるだけだし、さっさと注文しよう」
アスカ「そ。じゃあ・・・・・・きゃっ!?」
シンジ「?」
アスカ「あ、ああんたバカァ!? どこ膨らませてんのよっっ」
シンジ「え・・・・・・。ぅあっ!」