ヒカリ「きりーつ。礼」

「「「さようなら」」」

アスカ「シンジ、帰りましょ」

シンジ「うん」

アスカ「今日はヒカリも一緒に帰っていい? 途中で家にカバンだけ置いて、そのまま家に来るから」

シンジ「う、うん。いいよ」

 

ヒカリ「ごめんなさい。遠回りさせちゃって」

シンジ「平気だよ、全然。洞木さんが平日に遊びに来るなんて、珍しいね」

ヒカリ「・・・」

アスカ「今日は、すごく大事な相談があるのよ。それで、シンジにも協力して欲しいの」

シンジ「なに?」

アスカ「んー・・・ホントは家に着いてからと思ってたんだけど。ヒカリ、周りに人いないし、言っていい?」

ヒカリ「う・・・ぅん」

シンジ「?」

アスカ「いい、他の人には絶対言っちゃダメよ?」

シンジ「分かった」

アスカ「ヒカリはね・・・・・・鈴原のことが好きなの」

シンジ「そ、そうなの!? だって、学校で、全然そんな感じに見えなかった・・・」

アスカ「気になるからこそ、余計にちょっかいかけちゃうのよ」

シンジ「あー・・・・・・・。そっか、なるほど」

アスカ「む。何か言いたそうね」

 

シンジ「それで、僕に―――

ヒカリ「え、ええ、そうなの。碇君は鈴原と仲がいいから」

シンジ(真っ赤になってる・・・。やっぱり、ちゃんと見たら可愛いよな、洞木さん)

アスカ「ね。上手く行くように、シンジも一緒に考えてよ」

シンジ「・・・・・・。トウジは、少しは知ってるの? 洞木さんがトウジのこと好きだって」

ヒカリ「ううん。全然気づいてないと思う。私、普段あんな態度だし」

シンジ「そう・・・だよね・・・」

アスカ「?」

 

コンフォート17〜エレベータ

ガーッ

シンジ「アスカ、ちょっと耳貸して」

アスカ「なに?」

シンジ(・・・・・・僕、洞木さんを抱いてみたい)

アスカ「っ!?」

シンジ(僕も二人に協力するから、アスカも僕に『協力』して)

アスカ「んな、なに言って・・・・・・ン、んむっぐ!?」

ヒカリ「えっ・・・・・・ええっ?!」

アスカ「や、あっ! んちゅ、んん・・・ン・・・シ、シン・・・ちゅぷっちゅっ」

シンジ「ちゅぅ、ちゅぷ・・・。ふぅ」

アスカ「あ・・・あぁ、あ・・・

シンジ「いいよね? アスカ」

 

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