シンジ「・・・・・・」
リツコ「これは―――間違いないわね」
シンジ「し、知ってるんですか? こ、この・・・・・・ヘンなの」
リツコ「ええ。ロンギヌスの槍よ。あらゆるATフィールドを無効化し貫く、究極の槍」
シンジ「???」
リツコ「・・・・・・どうしてこんなところに生えたのかしら」
シンジ「そんなの、僕が聞きたいですよっ」
リツコ「・・・・・・」
シンジ「あの・・・」
リツコ「素敵」
シンジ「え?」
リツコ「え? あら、失礼」
リツコ「いいこと、シンジ君。強弱の違いはあれど、生物は全てATフィールドを持っているの」
シンジ「使徒やエヴァだけじゃないんですか!?」
リツコ「ええ。あれらのフィールドが特別強力・・・というだけの違いよ。
ATフィールドは、いわば心の壁。生命が自と他を区別し、自我を保ち形作るための境界線」
シンジ「・・・・・・?」
リツコ「分かりやすく言えば、他者を拒絶すれば強く、受け入れれば弱くなる壁みたいなものよ」
シンジ「はあ」
リツコ「本物のロンギヌスの槍であれば、それこそエヴァのATフィールドでも容易く貫いてしまうわ」
シンジ「じゃあ、危険なモノなんですか・・・?」
リツコ「シンジ君のそれはどうかしら。サイズも違うし―――」
リツコ「とりあえず実験してみましょう」
シンジ「よろしくお願いします」
リツコ「ではシンジ君、槍を大きくしてみて」
シンジ「はい・・・・・・え?」
リツコ「聞こえなかったの? 槍を大きくしてちょうだい」
シンジ「い、いやあの。だって、これ、元はあれなんですよ!?」
リツコ「だからこそよ。大きくできるのでしょ? 現状では・・・縮こまっているようだし」
シンジ「う・・・。で、でも、ここでそんな・・・リツコさんの前で・・・」
リツコ「はぁ。しかたないわね」
ツゥ・・・
シンジ「ぁっ!」
シンジ「リ、リツコさっ、ん、ぁあっ」
リツコ「怯えなくていいわ。必要な刺激を与えて勃起させるだけだから」
シンジ「くぅ、ぁ、やめ、ぁ、ぁ・・・」
リツコ「どんどん大きくなる・・・・・・凄いわね」
シンジ「っ、ふぁ、ぁぁぁっ」ブルブル
リツコ「本当に、凄い・・・・・・」
シンジ「ハァ、ハァ、ハァ」
リツコ「・・・・・・ゴクッ」
シンジ「り・・・リツコさん・・・・・・?」
リツコ「はっ?!」