MIME-Version: 1.0 Content-Location: file:///C:/85899B33/83.htm Content-Transfer-Encoding: quoted-printable Content-Type: text/html; charset="us-ascii"
『三代目=
779;影』VS『伝説の三=
;忍』
師弟同士の=
550;決であったが、その=
;血生臭さは尋常では=
12394;い。
互いは相手=
434;殺す為に術を繰り出=
;し、生命の灯火を消=
12377;為に動く。
残虐非道と#=
328;う言葉が最も似合う=
;伝説の三忍-大蛇丸=
12364;口を開いた。
「中々しぶ=
392;いですねェ、猿飛先=
;生…木ノ葉が=
730;滅するのとどっちが=
;早いでしょうか?」=
span>
自らの両脇=
395;は木ノ葉隠れの里を=
;繁栄させた歴代の火=
24433;が二人。
意思なき傀=
769;の瞳で三代目火影を=
;見つめていた。
「安心せい=
289;大蛇丸。木ノ葉隠れ=
;の里は絶対に落ちは=
12379;ん」
「ふん、世$=
855;言を…老いぼれ=
383;貴方に何ができる?=
;」
大蛇丸の言!=
865;通り、年老いた己に=
;残されたチャクラは=
26997;僅か。
若かりし頃=
399;片手で振り回してい=
;た金剛如意があそこ=
12414;で重く感じるとはz=
90;
せめて自分=
398;手で引導を渡すと意=
;気込んでいたが、如=
20309;せん勝てる見込み{=
64;殆どない。
(四代目が=
368;後に遺した術ならば=
;或いは…しかし、"=
899;の発動にワシの生命=
;が持つか…)
三代目が言=
387;ているのはかつて『=
;金毛白面九尾の妖狐=
12303;を封じ込めた術。
名を『屍鬼=
553;尽』を呼び、死神と=
;契約を交わし相手の=
39746;を抜き取る事がで{=
65;る。
だが発動さ=
379;れば間違いなく、術=
;者は生命を落とす危=
38522;な代物。
「どうした=
414;した、何か考え事で=
;すか?」
「そうじゃ=
290;どうやったらお前を=
;滅する事が出来るか=
32771;えておった」
「面白い事=
434;言いますね。私と貴=
;方の戦力差は明らか=
span>…素直に死=
435;で下さいよ」
「馬鹿を言=
358;な。仮にも『火影』=
;と謳われたワシの生=
21629;…タダでは=
420;れぬ」
「ならば奪=
358;まで…行きます=
424;、猿飛先生ッ!!」=
;
草薙の剣を=
255;手に持ち、大蛇丸は=
;一気に間合いを詰め=
12427;。
そして剣を=
178;薙ぎに払い、三代目=
;の首元に向けて斬り=
12363;かった。
「聞こえん=
363;ったのか?タダでは=
;やれぬと……ッᦀ=
1;?」
金剛如意に=
163;を伸ばすが、すぐに=
;手を引いてクナイを=
20001;手に持って斬撃をƀ=
50;ぐ。
「既に貴方=
399;戦える身体ではない=
;んですよ。その証拠=
12395;武器さえ満足に持{=
88;事ができない」
大蛇丸はこ=
371;ぞとばかりに攻め立=
;て、三代目の全身を=
24464;々に刻む。
「快感です=
397;ェ…師と呼ん=
384;者の肉を切り裂く感=
;触は」
草薙の剣に=
184;着した血を舐め、大=
;蛇丸は恍惚の表情を=
28014;かべる。
情けない事=
395;三代目は遂に金剛如=
;意を持つ事すらでき=
12394;くなっていた。
長期に渡る=
126;闘はただでさえ衰退=
;している体力を削り=
12289;疲労が蓄積してい{=
67;ばかり。
「次は貫い=
390;みましょうかッ!!=
;」
動けなくな=
387;た獲物を弄ぶが如く=
;斬撃を繰り出し、浅=
12356;傷を何度も刻んでŜ=
92;く。
(…腕が重い)=
両手のクナ=
452;で防ぎ続ける三代目=
;だったが、見た目に=
12418;分かるように動き{=
64;鈍い。
強烈な斬撃=
434;何度も捌き、腕の疲=
;労が限界に近くなっ=
12390;いる。
「貰いまし=
383;よッ!!」
三代目火影=
398;腕が下がった瞬間、=
;草薙の剣が右腕の付=
12369;根を貫いた。
「うぐッ!A=
281;」
燃えるよう=
394;激痛が駆け抜け、右=
;手からクナイが落ち=
12427;。
切っ先が貫$=
890;している為、大蛇丸=
;が僅かでも刃を動か=
12379;ば確実に腕が飛ぶ{=
84;ろう。
「痛いです=
363;、痛いですよね…猿飛先生A=
311;」
だが大蛇丸=
399;切っ先をギリギリま=
;で引き抜き、再び前=
12395;突き出す。
「うぐあッA=
281;!」
三代目火影=
398;双眸が見開かれ、悲=
;痛な声で叫んだ。
その光景を=
453;ち侘びたと言わんば=
;かりに嫌らしい笑み=
12434;浮かべる大蛇丸。
「木ノ葉隠=
428;の里で私と対等に戦=
;えるのは『火影』で=
12354;る貴方と……」
右腕の付け=
681;から草薙の剣を引き=
;抜き、付着した血を=
25173;う為に一振り。
「『狐の暗%=
096;』と呼ばれる異形の=
;忍…里の一大=
107;にも出て来ないなん=
;て所詮は噂なのかし=
12425;?」
「お前如き=
398;相手など彼奴が出て=
;来るまでもない」
草薙の剣を=
391;りかざし、三代目火=
;影の首元に狙いを定=
12417;た。
「もう少し=
362;相手しようと思った=
;けど……死ӗ=
5;なさいッ!!」
鋭い斬撃が =
368;り出された瞬間、三=
;代目火影は双眸をギ=
12517;ッと閉じた。
恐怖からで=
399;なく、後悔や無念と=
;言った理由である。=
span>
片腕を貫か=
428;てから既に印は結べ=
;ず、四代目の遺した=
34899;も費えた。
(南無三ッA=
281;!)
三代目が己=
398;死を覚悟した刹那、=
;全方位から凄まじい=
22768;量が響き渡る。
『あいや待=
383;れいッ、主役が登場=
;してないってのに幕=
12434;降ろされたら困る{=
98;うッ!!』
声は聞こえ=
393;姿は見えず。
状況が理解=
391;きていないのか、そ=
;れとも天然なのか不=
26126;だがその場全員がĖ=
80;目。
「その声は!=
258;来也…私の周り=
434;嗅ぎ回っていたお前=
;が姿を現すとはね」=
span>
大蛇丸は気%=
197;を探っていたが少な=
;くとも近くには居な=
12356;ようだ。
『木ノ葉隠=
428;里は三代目を必要と=
;しておるッ、お前の=
30456;手はこの自来也様|=
24;ッ!!』
自来也が威=
218;の良い啖呵を言い放=
;った瞬間、三代目火=
24433;と大蛇丸の間にあ|=
27;屋根瓦が盛り上がっ=
た。
大蛇丸は覚=
360;のあるチャクラを感=
;じて間合いを離し、=
19977;代目は口元に自嘲Ĕ=
71;みな笑みを浮かべる=
。
そして盛り=
978;がった場所から自来=
;也が勢い良く飛び出=
12377;。
「大蛇丸の=
205;向を探り、隙あらば=
;始末する…その任務=
434;命令したのは三代目=
;、アンタだ」
「覚えてお=
427;。だが…里の長と=
375;てのケジメが必要な=
;のだ」
「―んなもんクソ喰ら=
12360;だのう。さっきもš=
28;ったが里の人間には=
まだ三代目が必要だ=
2301;
屋根瓦を突=
365;破る時に付着した土=
;埃を払い、草薙の剣=
12434;持つ大蛇丸と対峙{=
77;る自来也。
普段は風呂=
398;覗きを行い不真面目=
;な態度だが、一度戦=
38360;になれば『伝説のÇ=
77;忍』と謳われるに相=
応しい忍に一変。
「結界術の=
433;響がない真下から現=
;れるなんて…」
「無理に破=
427;と些か面倒なんでな=
;、本来なら『屋台崩=
12375;の術』で問答無用{=
95;打っ壊すんじゃがの=
う」
自来也が言=
387;ているのは口寄せの=
;術の応用であり、相=
25163;の頭上に巨大蝦蟇|=
34;投下する荒業。
三代目達が=
621;るのは桔梗城の天辺=
;、すぐ下には試験会=
22580;が在る為に使えな{=
56;のだ。
もし自来也=
364;問答無用で行使した=
;ら会場の大名や観客=
36948;は圧死であろう。
直撃と言わ=
378;とも余波の影響で瓦=
;礫の下敷きとなって=
span>……
「粋がるの=
399;構わないけど…お前に私=
364;殺せるのかしら?」=
;
嘲笑を浮か=
409;るのを合図に、初代=
;と二代目が大蛇丸の=
21069;に出る。
「『穢土転=
983;』か…相変わら=
378;胸クソ悪い術を使い=
;やがる」
「ふふ…相手を殺す為に最=
12418;効率が良いと言っ{=
90;欲しいわ」
双方とも『=
253;説の三忍』と謳われ=
;、少なくとも互いの=
25163;は知っている間柄z=
90;
忍術・体術=
539;幻術などの個々の能=
;力は違えど、総合的=
12394;実力は殆ど互角。
だが初代と=
108;代目の存在が自来也=
;に不利な状況を作り=
20986;す。
数の問題で=
399;なく、大蛇丸と同等=
;かそれ以上の実力故=
12395;。
「行きなさ=
356;、お前達…奴らを殺=
377;のよ!!」
草薙の剣の=
999;っ先が自来也を示し=
;た瞬間、左右に鎮座=
12375;ていた二人の火影{=
64;動いた。
「ジジイ、=
511;りるぞッ!!」
三代目の返=
107;を待たず、自来也は=
;金剛如意に手を伸ば=
12377;と迎撃の構えを取|=
27;。
左右からの=
178;間差、更には上下に=
;分かれて襲い掛かる=
20808;代の火影達。
(二代目は=
463;ナイによる斬撃ッ!=
;!)
数十年もの&=
291;、己の生命を培って=
;きた直感で相手の動=
12365;を先読み。
血継限界の'=
006;ではなく、幾度も死=
;線を潜り抜けた物が=
25345;つ洞察能力。
自来也の予=
819;通り、二代目のクナ=
;イが金剛如意を切り=
20184;け火花が散った。
(左方向か=
425;初代の気配ッ!!)=
;
二代目の腹%=
096;に蹴りを叩き込んで=
;吹き飛ばし、初代の=
25331;を金剛如意で防ぐz=
90;
(ぐッ、な=
435;ちゅー馬鹿力!!綱=
;手の奴を思い出すの=
12358;ッ!!)
完全に攻撃=
399;防いだ筈だが、自来=
;也の身体は大きく後=
12429;に押されていた。
初代火影が=
345;つ『金剛力』―簡単に言=
360;ば馬鹿力の事である=
;。
そんな悠長=
394;事を考えている最中=
;、初代が鋭い前蹴り=
12434;放つ。
直撃すれば=
823;ダメージは必至、自=
;来也は身体を半歩横=
12395;ずらして回避。
(『穢土転=
983;』は魂を縛る術…まずはコ=
452;ツを何とかせんと!=
;!)
前蹴りを外=
375;た際に発生した隙を=
;突き、金剛如意で思=
12356;っ切り顔面を殴るz=
90;
自来也もか=
394;りの腕力を誇ってお=
;り、初代を遠くに吹=
12365;飛ばす。
その時、先=
411;ど蹴り飛ばした二代=
;目が自来也の背後に=
22238;り込む。
「せいやッA=
281;!」
二代目の気%=
197;に気付き、振り向き=
;様に金剛如意を繰り=
20986;すがしゃんで避け|=
25;れ、逆に足払いを喰=
らう。
足払いと言=
360;ど体術の熟練者が放=
;てば脅威の技、体勢=
12434;崩した自来也は一IJ=
36;だけ地面に手を突い=
て大きく飛び退いた=
2290;
「甘いわよ=
289;自来也ッ」
大蛇丸の声=
392;同時に二代目が間合=
;いを詰め、初代まで=
12418;攻撃に加わる。
しかし自来=
063;は慌てる素振りを見=
;せず、両手で印を結=
12435;で行く。
『忍法 針=
320;蔵の術ッ!!』
異様に長い=
294;のある白髪が自来也=
;の身体を覆い、毛髪=
12364;鋭い針を化して二É=
54;を貫いた。
大量のチャ=
463;ラを毛髪に流し込み=
;、鉄と同等の硬度に=
12394;った針を突き刺すõ=
25;術。
自来也が編=
415;出した攻防一体の妙=
;技である。
次いで自身=
434;回転させ、全身を串=
;刺しにされた二人の=
28779;影を弾き飛ばす。
「やはりの=
358;…大蛇丸、=
968;つ聞きたい事がある=
;」
「…=
230;何かしら?」
「お前が使=
387;た『穢土転生』…完全では=
394;いのう」
自来也は髪=
434;元に戻し、仰向けに=
;倒れている二人の火=
24433;を交互に見る。
「言ってく=
428;るじゃない。私の術=
;は完璧…現に二人=
399;口寄せされているわ=
;」
「ああ、『=
330;土転生』は未練を残=
;した魂を呼び寄せる=
31105;術……」
「だから私=
398;元に現れた」
「しかし、=
381;こからが問題だった=
;のう。幾ら人格を操=
12425;れようと教え子をē=
78;そうとする事に拒否=
反応を起こしとる」
「な、何を=
681;拠に…ッ!!」
「名実共に=
368;強と称された火影=
…その先代$=
948;が何故、ワシを殺す=
;のに手間を取るんだ=
65311;」
初代、二代=
446;と戦っている内に気=
;付いた事実。
「答えは簡=
336;だ。木ノ葉を想う心=
;、教え子を傷付けた=
12367;ない気持ちが動き|=
34;鈍らせる」
「世迷言を…お前達、=
089;く奴を殺しなさいッ=
;!!」
「黙れ、大"=
503;丸ッ!!」
「くッ…さっさと殺せッ!=
65281;」
頭部に埋め$=
796;まれた札を通して命=
;令が送られ、初代と=
20108;代目が動き始めたz=
90;
各々が両手=
395;クナイを持ち、同時=
;に仕掛けた。
(三代目、=
746;いが先代はワシの手=
;で殺す…済まんの=
358;ッ!!)
懐から二枚=
398;護符を取り出すと、=
;自来也は親指の腹を=
22107;み切り術式を描くz=
90;
『我、往く=
399;現世の門也。汝、逝=
;くは常世の門也』
術式が描か=
428;た護符が宙を舞い、=
;初代と二代目を挟む=
29366;態で空中に停止。
そして二人=
434;取り囲むようにして=
;紫電を発し、強固な=
32080;界を作り上げた。
「術の開発=
434;行っていたのは私だ=
;けじゃないようね」=
span>
「当たり前=
384;。全てはお前の禁術=
;に対抗する為ッ!!=
12301;
「私の術に=
550;抗?禁術のイロハも=
;知らぬお前が…」
「ソイツは=
132;の事…今のワシ=
399;大抵の禁術は扱える=
;」
「…=
230;何ですって?」
その独創的=
394;印の結び方を大蛇丸=
;は初めて垣間見る。=
span>
即ち、己自$=
523;が習得しておらず未=
;だ見た事のない術と=
35328;う証拠。
印を結んだ=
366;態で更にチャクラを=
;練り、結界を覆う紫=
38651;が輝きを増す。
『封印秘術=
288;浄土・転生ッ!!』=
;
全てを無に$=
996;元するが如く、白銀=
;の閃光が足元から溢=
12428;出した。
初代と二代=
446;は結界内に閉じ込め=
;られ、身動きが満足=
12395;取れない。
そして白銀=
398;閃光が身体の一部に=
;触れた瞬間、塵あく=
12383;となって分解を始|=
17;る。
「馬鹿な、=
108;人の身体が崩れて行=
;く…自来也の=
900;め、一体何をしたと=
;言うのッ!?」
「お前の禁"=
899;が負するならば、ワ=
;シの封印術は正…文字通り=
289;先代達の魂を浄化し=
;たのよッ!!」
幼い頃から=
977;代目火影の元で修行=
;していた自来也と大=
34503;丸。
当然の如く=
114;いの得手、不得手を=
;知り尽くしている。=
span>
禁術を好ん=
391;扱う大蛇丸を見て、=
;自来也は一つの答え=
12395;辿り付いた。
「お前の始=
411;を里から言い渡され=
;た時、真っ先に禁術=
12434;学んで会得した」
自来也が話=
375;続ける最中も白銀の=
;閃光が更に大きくな=
12387;て行く。
「対禁術用=
398;術を編み出す為には=
;、まず禁術の知識が=
12394;いとダメだからの{=
58;」
「そんな馬(=
575;な…お前如き=
364;禁術を…ッ!!」
「如きとは=
309;だ、如きとは…ワシは一=
230;でもお前より劣って=
;るなんて思った事は=
12397;ェってーのッ!!{=
01;
いつになく!=
258;来也は真剣な表情で=
;言い、大蛇丸は貌を=
27498;めて怒りを露にす|=
27;。
もし、ある=
602;草に対しての解毒薬=
;を精製するにあたっ=
12390;大切な事は何か。
答えは簡単=
384;。毒草の成分を熟知=
;し、それ相応の解毒=
20316;用で相殺させればō=
91;い。
自来也は禁"=
899;を会得し、その構成=
;や効果を覚えて対抗=
25163;段を考えた。
その努力の =
080;果が『封印秘術 浄=
;土・転生』である。=
span>
「お前の禁"=
899;は既に破れた。初代=
;と二代目の身体を見=
12390;みろ」
大蛇丸の視 =
218;の先、結界に閉じ込=
;められた初代と二代=
30446;の身体が殆ど消滅{=
75;ていた。
白銀の閃光=
364;縛られた魂を解き放=
;ち、それに伴っての=
29694;象である。
(初代、二=
195;目…アンタ方=
398;愛した木ノ葉はワシ=
;らが護る。だから安=
24515;して逝ってくれ)
未練を残し=
383;魂を呼び寄せる穢土=
;転生。
木ノ葉隠れ=
398;里を護る為に戦い、=
;生命を落とした先代=
12398;火影達。
やはり、何=
966;かしら心残りは在っ=
;たのだろう。
自来也は胸=
398;内で決意する。
初代と二代=
446;が安心して眠れるよ=
;うに護って行くと。=
span>
≪良い教え子に巡り=
21512;ったようだな…猿飛よ≫<=
/span>
≪左様。我らも安心=
12375;て逝ける…死して尚=
289;会えた事を嬉しく思=
;うぞ≫<=
/span>
殺人の為の=
608;儡と成り果てた二人=
;の火影が、三代目に=
21521;けて笑みを浮かべ{=
83;。
消滅する間&=
555;に正気を取り戻し、=
;最後の別れを口にし=
12383;のだ。
「初代様、=
108;代目様…私も御会=
356;できて嬉しゅう御座=
;いましたッ!!」
その双眸か=
425;は溢れんばかりの涙=
;が流れ、雫となって=
33853;ちて行く。
≪大蛇丸と言ったか=
33509;僧?木ノ葉を崩す{=
98;は容易ではないぞ<=
span
style=3D'font-family:"MS Mincho";mso-bidi-font-family:"MS Mincho"'>≫<=
/span>
≪我らは先に行って=
24453;っておる。貴様もĄ=
89;く来ると良い≫<=
/span>
「黙れッ、$=
942;去の遺物どもが…ッ!!」
己が口寄せ=
375;た火影達に嘲笑され=
;、大蛇丸は喉が張り=
35010;けんばかりに叫ん{=
84;。
そして初代=
392;二代目の身体が完全=
;に消滅し、媒体とな=
12387;た生贄が後に残るz=
90;
中忍選抜試'=
443;で受験生として潜り=
;込んだ『ドス・キヌ=
12479;』に『ザク・アブ}=
11;』
自らの主に=
424;って生贄に、道具と=
;して扱われた何とも=
27531;酷な最期で在ったz=
90;
「残るはお=
069;だけだのう…大蛇丸ッA=
281;!」
「寝言は寝=
390;から言って頂戴、お=
;前達を殺すなんて私=
19968;人で十分よッ!!{=
01;
己の禁術を=
398;辱されたせいか、大=
;蛇丸は力任せに斬撃=
12434;連続で繰り出す。
「その台詞=
289;ソックリ返してやる=
;のうッ!!」
金剛如意を=
255;手に持ち、草薙の剣=
;が放つ斬撃を次々と=
25420;いて行く。
大きさはち=
423;うど手に納まるサイ=
;ズであり、自来也は=
38957;上で高速回転させ|=
27;。
そして遠心=
147;が相乗された一撃を=
;草薙の剣に叩き込む=
12392;、甲高い音を立て{=
90;真ん中から刀が折れ=
た。
「なッ、私=
398;刀が…ッ!?」
「貴様の息=
398;根は今日、此処で止=
;めるッ!!」
刀身を折ら=
428;た大蛇丸は徐々に押=
;されて行き、顔面か=
12425;喉元と続いて水月{=
95;金剛如意が直撃。<=
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lang=3DEN-US>
胃液を撒き=
955;らせながら吹き飛び=
;、顔面の皮膚が無残=
12395;も引き裂かれた。
「まだよ、=
414;だ終わらせないわッ=
;!!」
大蛇丸は皮!=
178;の残滓を剥ぎ取り、=
;再び印を結び始めた=
12290;
「初代と二=
195;目は敗れたけど…火影はも=
358;一人居るのよッ!!=
;」
(あの印は=
302;穢土転生』!? ま=
;さか四代目を呼び出=
12377;つもりかッ!?)
金剛如意を=
569;り締め、大蛇丸に向=
;けて高速で打ち込む=
12290;
しかし大蛇=
024;は印を結びながら回=
;避し、口元に嫌らし=
12356;笑みを浮かべた。
「出て来な=
373;い、四代目火影ッ=
…忍法、穢=
303;てんせ……ッᦀ=
1;?」
印が結び終=
431;り術を発動させた瞬=
;間、三代目火影が空=
39640;く跳躍して一枚のû=
63;裏剣を投擲。
『忍法 手#=
023;剣巨身の術ッ!!』=
;
三代目が投=
370;た手の平サイズの手=
;裏剣が巨大化し、大=
34503;丸に襲い掛かったz=
90;
咄嗟の状況=
028;断で印を結んでいる=
;のにも関わらず、そ=
12398;場を離れようとす|=
27;が何かに腕を掴まれ=
る。
≪逃しゃしねェよ
金剛如意の=
808;の部分から猿魔の両=
;腕が伸び、大蛇丸の=
20001;腕を掴んでいた。
「離しなさ=
356;、この老いぼれ猿が=
;…ッ!!」
二人が揉み=
512;っている最中、猿魔=
;に掴まれて両腕が伸=
12403;た瞬間、巨大化し{=
83;手裏剣が屋根瓦に突=
き刺さる。
大蛇丸はこ=
398;時、自分の身体に途=
;方もない違和感を覚=
12360;た。
両腕を伸ば=
375;た状態で、すぐ眼前=
;に見える巨大な手裏=
21091;。
良く見ると!=
258;分の腕の先が見当た=
;らない。
ポタッ、ポ=
479;ッと流れ落ちる鮮血=
;が大蛇丸を現実に引=
12365;戻す。
「腕が…私の腕がアアァァ=
12449;ッ!!」
そう。大蛇=
024;の肘から先の部分が=
;切断され、屋根瓦に=
28961;造作に転がってい{=
83;。
余程、切り=
475;が鋭利だったのか出=
;血は僅かである。
自来也の手=
398;平に凄まじい量のチ=
;ャクラが渦巻き、肉=
30524;で確認できる程ま{=
91;凝縮されて行く。<=
span
lang=3DEN-US>
そして両腕=
434;失って無防備となっ=
;た胸部に叩き込み、=
12481;ャクラの奔流が大ř=
03;丸を飲み込んだ。<=
span
lang=3DEN-US>
『奥義 元=
062;・螺旋丸ッ!!』=
直撃を受け=
383;大蛇丸の服が破れ、=
;色白の肌を無茶苦茶=
12395;切り刻まれる。
チャクラの=
868;流が乱回転を行い、=
;触れる物全てを傷付=
12369;て行くのだ。
その一撃必=
578;の掌底を喰らった大=
;蛇丸の身体は投げ捨=
12390;られた玩具のよう{=
95;吹き飛ぶ。
『大蛇丸様=
483;!?』
『結界を解=
367;ぜよ!!』
『次郎坊、=
089;く行きな!!』
『応ッ!!=
303;
桔梗城を覆=
387;ていた結界が解かれ=
;、音隠れの四人衆は=
22823;蛇丸の元に駆け寄{=
87;た。
両腕は切断=
373;れて、全身がズタズ=
;タに引き裂かれてい=
12427;状態。
螺旋丸の直=
731;を喰らった胸部が特=
;に酷い。
「これ以上=
399;無理と判断…撤退だ」
大蛇丸の背=
460;にカブトが現れ、簡=
;易的に状態を診断し=
12390;行く。
カブト本人=
418;かなりのダメージを=
;受けたが、持ち前の=
22238;復力で難を乗り切{=
87;た。
「鬼童丸、=
823;蛇丸様の腕をッ!!=
;」
「了解ッ」
腕が六本も=
983;えている少年は口か=
;ら糸を吐き出すと、=
25163;裏剣の近くに落ち{=
90;いる腕を絡め取る。=
そして勢い!=
391;く引き寄せて大蛇丸=
;の腕を回収した。
コクリと無#=
328;で頷き、音隠れの四=
;人衆は瞬く間に姿を=
28040;す。
その場に残=
387;たカブトは溜め息を=
;吐きながら、自来也=
36948;に向き直る。
「一人で残=
427;とは良い度胸だのう=
;?」
「少々甘く#=
211;ていましたよ。まさ=
;か貴方が出て来ると=
12399;思いませんでした{=
01;
「まるでワ=
471;が居らんかったら勝=
;っていたような口振=
12426;だな?」
「ええ、冷&=
745;に分析した結果…三代目は=
823;蛇丸様に敵わない筈=
;だった」
「成る程、=
381;こでワシが颯爽と登=
;場して計算が狂った=
12392;言う訳か」
カブトは唇=
434;噛み締め、忍具ポー=
;チに手を突っ込んだ=
12290;
「今日の所=
399;退きますが、大蛇丸=
;様の傷が癒えたらい=
12378;れ又……」
右手に起爆=
413;の束、左手に煙玉を=
;幾つも連ねた物を取=
12426;出して投げ付けたz=
90;
大量の白煙=
364;辺りを覆い隠し、次=
;いで起爆札の爆発音=
12391;気配を消す。
屋根から飛=
403;降りる瞬間、カブト=
;は空に向かって真っ=
36196;な煙玉を放った。
すると少し=
178;間を置いて煙玉が破=
;裂し、天高く真っ赤=
12394;白煙が立ち昇る。
(作戦は失=
943;しました。速やかに=
;撤退して下さい)
こうして最=
823;の難敵であった大蛇=
;丸が退き、木ノ葉隠=
12428;の里は壊滅を免れ{=
83;。