MIME-Version: 1.0 Content-Location: file:///C:/85899B31/81.htm Content-Transfer-Encoding: quoted-printable Content-Type: text/html; charset="us-ascii" ナルトが我愛羅と= 126;闘を繰り広げている= ;中、瀕死状態のサス&#= 12465;の元にいのとサク}= 21;が辿り付いた

ナルトが= 105;愛羅と戦闘を繰り広= ;げている中、瀕死状&#= 24907;のサスケの元にい{= 98;とサクラが辿り付い= た。

予想以上の%= 325;傷にサクラは忍具ポ= ;ーチから治療道具一&#= 24335;を取り出す。

完全な治療 = 399;出来ないが、応急手= ;当ぐらいなら問題な&#= 12367;こなせる。

そう思い、= 835;療を続けて行くサク= ;ラ達に近付く影が在&#= 12387;た。

「そこで何 = 434;している?」

いのとサク = 521;が向けた視線の先に= ;我愛羅の実姉である&#= 12486;マリの姿が在る。

トレードマ = 540;クとも言える巨大な= ;扇子を背負い、優雅&#= 12395;歩く。

「お前達は = 393;うやら『うちは』を= ;連れて帰るようだがそう簡単 = 395;事が運ぶと思うか?= ;」

…= 230;行かないでしょう&#= 12397;。それだけ敵意をŠ= 11;せられたら戦うしか= ないじゃない」

サスケの看= 149;はサクラに任せ、い= ;のがテマリと対峙。

「サクラアンタは = 469;スケ君を連れて行き= ;なさい」

「ちょ、ち = 423;っといのはどうする= ;のよ!?」

「戦うしか = 394;いでしょ。任務の目= ;的はサスケ君を連れ&#= 25147;す事その為に = 399;相手を倒さないとね= ;」

そう言って = 289;自分で昇華させた体= ;術の構えを取った。

対するテマ = 522;も巨大な扇子を肩に= ;担いで、臨戦体勢を&#= 25972;える。

だったら二人掛か&#= 12426;で戦った方が……

「サスケ君 = 398;怪我は見た目以上に= ;酷いわ早く医者 = 395;見せないと危険よ」= ;

初めての実= 126;だが、いのは意外に= ;落ち着いていた。

近くでナル = 488;が戦っているせいだ= ;ろうか。

今、自分が = 375;なければならない事= ;が明確に分かる。

任務を妨害 = 377;る敵を殲滅する事。= ;

体勢を低く!= 853;とし、いのは左右に= ;フェイントを混ぜて&#= 38291;合いを詰めた。

そして、右 = 398;上段回し蹴りを放つ= ;。

(中忍試験 = 398;予選よりも動きが速= ;いだが、甘 = 356;な)

巨大な扇子 = 434;盾代わりに蹴りを防= ;ごうとするが、不意&#= 12395;蹴りの軌道が変化z= 90;

上段から中= 573;に向けて無防備な腹= ;部に狙いを変える。

(この女生意気な = 483;!!)

テマリも巨= 823;な扇子の起動を変え= ;、中段蹴りを防ぐ。

次いで扇子 = 434;折り畳み、いのの頭= ;部を狙って殴打する&#= 12290;

だが、その= 968;撃をいのは片手で止= ;めた。

「アンタが= 368;後に見たままの私と= ;思わない方が良いわ&#= 12424;死ぬ気で= 462;行したからね」

「良いだろ = 358;。少しは手応えが在= ;りそうだまずはお= 069;から仕留める」

その言葉を= 512;図に二人は離れ、テ= ;マリは巨大な扇子を&#= 19968;気に開いた。

柄の部分を= 001;手で掴み、大きく振= ;り上げて風を起こす&#= 12290;

『風遁 カ = 510;イタチの術ッ!!』= ;

テマリが得= 847;とする攻防一体の風= ;遁忍術。

見えない空= 671;の刃が辺り一面を切= ;り刻んで薙ぎ払う。

シカマルの#= 430;合を見て威力は十分= ;に知っているいのは&#= 12289;大木の陰に隠れるz= 90;

だが、盾代 = 431;りの大木の空気の刃= ;で徐々に刻まれて行&#= 12367;。

(あんなの= 936;らったら乙女の柔肌= ;が傷付くじゃない)

内心で軽口 = 434;叩くが、実際の所で= ;は焦りを見せていた&#= 12290;

相手は巨大 = 394;扇子を用いて近・中= ;・遠のどの間合いで&#= 12418;適応できるのだ。

それに対し = 390;自分は接近戦のみ、= ;手裏剣やクナイを投&#= 25842;しても良いが風でó= 82;き返されるだろう。=

中忍試験本= 126;の予選でテンテンが= ;放った暗器を全て叩&#= 12365;落した事が証明し{= 90;いる。

(『影分身 = 303;で陽動して『八乙女 = 303;を叩き込む)

父親との修"= 892;で扱えるようになっ= ;た『影分身の術』

本来ならば= 979;忍が使用できる術で= ;はないが、長期に渡&#= 12427;鍛錬がそれを可能{= 95;する。

しかし、ナ = 523;トのように多くの分= ;身を実体化させる事&#= 12399;出来ない。

今の実力で = 399;精々5人が限界と言= ;った所か

(失敗した = 425;チャクラは殆ど残ら= ;ない確実に狙 = 431;ないと)

状況を確認 = 375;、相手と自分の戦力= ;差を分析。

上忍レベル = 398;忍術と肉体活性を同= ;時に行うのはリスク&#= 12364;大き過ぎる。

もし避けら = 428;たり、完全に倒せな= ;かったら反撃すら出&#= 26469;ない。

「どうしたA= 311;逃げ回っているだけ= ;じゃ勝てないぞ?」

「分かって = 427;わよ、だからこうし= ;て考えてる」

「逃げる算= 573;をか?」

「アンタを= 171;っ倒す事よッ!!」= ;

大木の陰か = 425;飛び出し、テマリの= ;足元を蹴りで払った&#= 12290;

だが余裕の= 505;みで避けられ、巨大= ;な扇子を振り下ろす&#= 12290;

「何のッ!A= 281;」

迎撃として= 978;段の足刀蹴りを繰り= ;出して受け止めた。

次いで軸足 = 434;跳ね上げ、更なる追= ;い討ちを掛ける。

「遅いッ!A= 281;」

瞬時にして&= 291;合いを離され、いの= ;が放った蹴りは空を&#= 20999;った。

オールレン = 472;攻撃に加えて素早い= ;身のこなし。

非常に厄介 = 394;相手だ。

「どうやら = 473;ピードには自信が在= ;るようだが私に敵う = 363;な?」

口の端を歪 = 417;た瞬間、テマリの姿= ;が掻き消えた。

視界から完= 840;に見えなくなり、い= ;のは辺り一面を見渡&#= 12377;。

(消えた動きが速$= 942;ぎるッ!!)

不意に背後 = 363;ら風切り音が聞こえ= ;、咄嗟にしゃがみ込&#= 12435;だ。

殆ど同時、 = 356;のの頭が在った場所= ;を棒状の何かが薙ぎ&#= 25173;われる。

「良く避け = 383;と言いた = 356;が次はどうだ?」=

「くッ!! = 301;

しゃがんが= 307;勢から下から上に突= ;き上げる蹴りを見舞&#= 12358;が、既にテマリのæ= 39;はない。

いのは奥歯 = 434;噛み締め、再び辺り= ;を見回した。

(相手が見 = 360;なくてもチャクラの= ;動きを追えばッ!!)

双眸を閉じ = 289;全身にチャクラを張= ;り巡らせて肉体活性&#= 12434;行う。

動体視力・= 453;射神経・筋力など一= ;時的に全体の能力を&#= 19978;昇させる術。

普段と比較 = 375;て数倍以上の戦闘力= ;になるが、効果が消&#= 12360;た時は極度の疲労{= 91;動けなくなる。

全身の細胞 = 434;チャクラで無理矢理= ;に動かす際の後遺症&#= 12364;酷いのだ。

(感じる。 = 972;後から凄い速度で近= ;付いて
接近する光 = 364;一際輝いた瞬間、い= ;のは半身を真横に外&#= 12375;て攻撃を回避。

勢い良く振 = 426;下ろされた巨大な扇= ;子は地面を砕き割っ&#= 12383;。

「私の攻撃 = 434;避けたッA= 281;?」

「今度はこ = 387;ちから行くわよ~ッ= ;!!」

先程とは桁$= 949;いの速度で掌底を打= ;ち込むが、やはり巨&#= 22823;な扇子を受け止め|= 25;れる。

だが、テマ = 522;の身体が衝撃で大き= ;く後方へ押された。

(チッ何て重い一撃を放&#= 12385;やがる)

表情は相変 = 431;らず冷静を保ってい= ;るが、腕から伝わる&#= 30202;れに脅威を覚えるz= 90;

テマリも我= 859;羅とカンクロウと同= ;様に並外れた耐久力&#= 12399;有していた。

にも関わら = 378;、扇子越しと言えど= ;片手を痺れさせる威&#= 21147;。

そう思って = 356;る中、いのが次々と= ;連続で攻撃を浴びせ&#= 12427;。

掌底・裏拳 = 539;肘打ち・前蹴り・足= ;刀蹴り・回し蹴りを&#= 28151;ぜ合わせた連続技z= 90;

身体能力が= 375;化されている今、個= ;々の威力はかなり上&#= 26119;しているのだ。

さすがのテ = 510;リと言えど、徐々に= ;捌けなくなって行く&#= 12290;

「なッ、し = 414;ッ……!ᦀ= 1;」

いのの身体 = 364;不意に沈み、高速の= ;下段払いを繰り出し&#= 12390;体勢を崩す。

軸足を刈ら = 428;たテマリは地面に倒= ;れ込んで受け身を取&#= 12429;うを試みる。

しかし、素= 452;に受け身を取らせる= ;いのではない。

腰を深く落 = 392;して相手の正中線に= ;狙いを定め、八箇所&#= 21516;時に掌底を繰り出{= 77;。

『奥義 八= 057;女ッ!!』

人体急所が&= 598;まっている正中線に= ;叩き込み、テマリの&#= 36523;体を衝撃が突き抜{= 69;た。

大抵の相手 = 394;らば瞳は焦点を失い= ;、膝から崩れ落ちる&#= 31243;の威力。

だが、テマ = 522;は上半身を仰け反ら= ;せながらも地面を踏&#= 12415;込んで耐え切ったz= 90;

全くの無傷 = 392;は行かないが、完全= ;に倒せ切れていない&#= 12290;

「これがお= 069;の全力かならば底 = 399;見えたな」

「バカ言わ = 394;いでくれる?手加減= ;してやったのよ」

双方が再び= 083;えを取り、互いを睨= ;み付けた。

(油断した予想以上 = 395;ダメージが大きい。= ;二発目に耐えられる&#= 12363;?)

(全力で撃 = 385;込んだのに効いてな= ;い!?どんな身体し&#= 12390;んのよ、一体
互いに結果 = 364;予想外だった為、内= ;心で焦りを隠せない&#= 20108;人。

偶然にもこ = 398;時、双方はハッタリ= ;をかましているに気&#= 20184;いていない。

テマリは巨= 823;な扇子を大きく広げ= ;、いのは徐々に間合&#= 12356;を詰めて行く。

いのとして = 399;懐に入り込み、接近= ;戦を挑みたい。

一方のテマ = 522;はどうにか間合いを= ;離す事を考える。

『風遁 風= 722;塵の術ッ!!』

扇子を地面 = 395;向けて振り下ろし、= ;辺り一面に砂塵を巻&#= 12365;上がらせた。

少しでも視= 028;を奪い、一定の距離= ;を保つ為に。

凄まじい風= 311;と砂塵がいのに襲い= ;掛かり、咄嗟に頭部&#= 12434;腕で覆う。

その隙を見#= 336;らってテマリは大木= ;を駆け上がり、空高&#= 12367;跳躍。

そして、巨= 823;な扇子を下方に向け= ;て振り放つ。

『風遁 カ = 510;イタチの術・最大出= ;力ッ!!』

荒れ狂う風 = 398;刃が全てを巻き込み= ;、無差別に切り刻む&#= 12290;

大木や地面 = 395;も無数の傷痕が生じ= ;、いのの身体も斬り&#= 20184;けられた。

防御体勢を= 462;っていた為、主なダ= ;メージが殆どが腕。

浅い傷や深 = 356;傷から血を流し、白= ;い肌を真っ赤に彩る&#= 12290;

(一体何がどう…&= #8230;なってる?)

今まで意識 = 434;失っていたサスケが= ;覚醒し、ゆっくりと&#= 21452;眸を開けた。

ぼやけた視= 028;の中で桃色の髪を持= ;つ少女が何かを言っ&#= 12390;いる。

「サスケ君 = 483;、大丈夫助けに来 = 383;わ」

…= 230;サクラ?オレは確&#= 12363;気を失って……

脳裏に浮か = 406;守鶴の放った広範囲= ;を破壊した風遁忍術&#= 12290;

「それで奴 = 399;……痛Ӡ= 3;!!」

「無理しち = 419;ダメよ、サスケ君= 重傷なん = 384;から」

「痛ッ、奴 = 399;何処に行った!?」= ;

満身創痍の$= 523;体に鞭を打ち、起き= ;上がろうとするサス&#= 12465;。

サクラはサ = 473;ケの胸元を押さえ、= ;大人しくするように&#= 35500;得。

「少し離れ = 383;場所でナルトが戦っ= ;てる」

「あのうすらトンカチが&#= 12483;!?」

「だから無= 702;しないでッ、ナルト= ;なら大丈夫よ。何て&#= 35328;ったって
その時、サ = 463;ラとサスケから少し= ;離れた大木が粉々に&#= 39131;び散った。

「どうした = 289;うずまきナルトッ!= ;!臆病風に吹かれて&#= 36867;げるだけかッ!?{= 01;

【寝言は寝 = 390;語れお前こそ= 724;しかったら当てて見= ;せろ】

我愛羅の繰 = 426;出す猛撃が地面を抉= ;り、木っ端微塵に吹&#= 12365;飛ばす。

一方のナル = 488;は攻撃を避け続け、= ;間合いを一気に離し&#= 12390;一枚の手裏剣を投Ă= 42;。

そして、間 = 434;置かずに印を結び始= ;めた。

『忍法 手#= 023;剣影分身の術ッ!!= ;』

『土遁 千= 433;砂手裏剣の術ッ!!= ;』

一枚の手裏= 091;が術の発動と共に無= ;数の影刃と化して襲&#= 12356;掛かった。

対する我愛 = 645;は両腕を振り下ろし= ;、多数の『砂手裏剣&#= 12303;で迎撃。

互いの放っ = 383;手裏剣が相殺される= ;が、ナルトは構わず&#= 19968;気に突っ込む。

「小賢しい = 483;!!」

鋭い刃を思 = 431;せる爪でナルトの腹= ;部を貫くが、先程と&#= 21516;じように白煙を巻{= 65;上げ消滅。

我愛羅はギ = 470;ギザの牙を噛み締め= ;、やり場のない怒り&#= 12434;露にする。

「何処に行 = 387;た!?」

【此処だッA= 281;!】

地面から一= 993;に無数のナルトが飛= ;び出し、我愛羅を取&#= 12426;囲む。

各々の両手 = 399;既に印が結ばれてお= ;り、チャクラを熱量&#= 12395;変換。

燃え盛る火= 814;をナルトは周囲に纏= ;い、眼前に腕を突き&#= 20986;す。

『火遁 火(= 845;炎弾ッ!!』

中心に位置 = 377;る我愛羅に向けて、= ;何体もの火炎龍が牙&#= 12434;剥いて襲い掛かっ{= 83;。

各々が複雑 = 394;軌道を描いて放たれ= ;た為、回避はほぼ不&#= 21487;能。

我愛羅は上= 322;身を両腕で覆い隠し= ;、防御体勢を取る。

そして、無= 968;の火炎龍が喰らい付= ;いて獲物を焼き尽く&#= 12377;。

「ふん砂に『火遁』は効&#= 12363;んッ!!」

大気を震わ = 379;る程の咆哮で灼熱の= ;炎を掻き消した我愛&#= 32645;。

それでも幾 = 425;かダメージを受けた= ;のか、身体を形成し&#= 12390;いる砂が僅かに落{= 85;る。

その時、ナ = 523;トの影分身体が上空= ;から落下。

やはり各々 = 398;両手はしっかりと印= ;が結ばれていた。

『水遁 水(= 845;弾ッ!!』

大気中に含 = 414;れる水分を凝結させ= ;、今度は水の羽衣を&#= 32399;うナルト。

影分身達が= 968;斉に両手を前に突き= ;出し、水龍が凄まじ&#= 12356;速度で特攻。

膨大な熱量 = 434;持ったままの我愛羅= ;の身体に激突して、&#= 22823;量の水蒸気を発生{= 73;せる。

それと同時 = 395;、我愛羅の身体に細= ;かいヒビ割れが見え&#= 22987;めた。

【『熱疲労 = 303;お前の身= 307;は少々硬すぎるんで= ;な』

我愛羅が纏 = 387;ている鉄壁を誇った= ;砂が崩れ落ち、防御&#= 21147;が激減。

生身の身体 = 434;守る砂が剥ぎ取られ= ;、遂に丸裸となった&#= 12290;

【これがお= 069;が戦いたがっていた= ;俺の実力だ満足した = 363;?】

我愛羅に聞 = 371;えるように呟き、ナ= ;ルトは強烈な一撃を&#= 38996;面に叩き込む。

そして、完= 840;に撃ち抜いて大きく= ;吹き飛ばした。

宙に浮いて = 356;た身体に地面に触れ= ;、高速回転を伴って&#= 25237;げ出される。

絶大な耐久= 147;・防御力を誇る我愛= ;羅だったが、受けた&#= 12480;メージは大きいよ{= 58;だ。